JP6313813B2 - 給電装置 - Google Patents

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本発明は、アンテナへの給電を行う給電装置に関する。
近年、無線通信が多用され、通信の高速化及びそれを行う電子機器に対する高性能化が求められている。また、携帯のし易さ等から、電子機器の小型化が急進している。また、近年、無線による通信容量が急激に大容量化し、それに伴う伝送信号の使用周波数の広帯域化、高周波化が急速に進行している。そのため、従来使用されてきたマイクロ波帯(例えば0.3GHz〜30GHz)だけでは対応できず、電子機器の使用周波数帯はミリ波帯(例えば30GHz〜300GHz)まで拡大されつつある。そのような背景から電子機器に搭載されるアンテナヘの高性能化が強く求められている。また、搭載されるアンテナ前段の回路素子、例えば増幅器、フィルタ、スイッチ、電力分配器などに対しても同様に高い特性が求められている。とりわけ、周波数が高くなるにつれて導体損や誘電体損が顕著に素子の特性に影響してくるため、低損失化が強く求められる。そのため、真空中を伝搬する導波管のような伝送媒体が求められることがある。また、ミリ波の場合、ビームに指向性があるためビームの角度ずれが一つの問題になっている。そのような観点から周波数によってビームが変化しない並列給電型のアンテナが検討されている。
例えば非特許文献1では60GHz帯向けに導波管から並列給電型のマイクロストリップアンテナに遷移する構造が報告されている。また、特許文献1に記載されているように、トリプレート線路を用い広帯域かつ低損失な並列給電型のアンテナが報告されている。
特開平4−37204号公報
Wideband 4×8 Array Antennas with Aperture Coupled Patch Antenna Elements on LTCC、Dong Suk Jun、Alexander Bondarik、Hong-Yeol Lee、Han-Cheol Ryu、Mun Cheol Paek、Kwang-Yong Kang、Ik Guen Choi、Journal of the Korean Institute of Electromagnetic Engineering and science, Vol.10, No.3, Sep.2010 JKIEES 2010-10-3-12
マイクロストリップラインは、開放系であることから、外部の電磁結合の影響を受けやすい。しかしながら、特許文献1または非特許文献1に記載の技術では、ミリ波帯のマイクロストリップアンテナで、導波管から給電を行う場合、導波管のフランジ部分とマイクロストリップラインとの間に電磁結合が生じると、特性に大きな影響を及ぼす。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、導波管のフランジ部分の電磁結合等の影響を受けず、良好な特性が得られる給電装置を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る給電装置(2)は、導波管が装着される給電部(20)と、その先端が前記給電部内に延伸されるマイクロストリップラインの給電線(22)と、前記給電部と前記給電線との間に介装されるスペーサ(32)とを備える。
[2]また、本発明の一態様に係る給電装置において、更に、前記マイクロストリップラインの給電線からなる給電回路を覆う導体板を備え、前記給電回路と前記導体板とを空隙を介して配置するようにしてもよい。
[3]また、本発明の一態様に係る前記マイクロストリップラインの給電線の先端は、前記給電部の導電パターンと接続されるようにしてもよい。
[4]また、本発明の一態様に係る前記マイクロストリップラインの給電線の先端と、前記給電部の導電パターンとの間に、ギャップが設けられるようにしてもよい。
本発明によれば、導波管のフランジ部分の電磁結合等の影響を受けず、良好な特性が得ることができる。
第1実施形態に係るアレーアンテナの構成を示す斜視図及び断面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおける第1の誘電体基板及び第2の誘電体基板の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおける地導体板の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナの説明に用いる分解斜視図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおけるスペーサの一例の平面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおいて基板にスペーサを配置したときの説明図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部の付近の構成を示す断面図である。 第1実施形態に係るアレーアンテナの反射特性を示すグラフである。 第1実施形態に係るアレーアンテナの73GHzにおける放射特性を示すグラフである。 異なる3種類の切欠を有するスペーサの説明図である。 切欠の形状の異なる3種類のスペーサ32を使用した場合の反射特性を比較したグラフである。 導体板がある場合とない場合とで、反射特性を比較したグラフである。 第2実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部の構成を示す平面図である。 給電線の先端部と導電パターンとの間にギャップがある場合と、ギャップがない場合とで、反射特性を比較したグラフである。 直列給電の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るアレーアンテナの構成を示す斜視図及び断面図である。図1(A)は第1実施形態に係るアレーアンテナ1の構成を示す斜視図であり、図1(B)はその断面図である。なお、図1において、紙面の縦方向をX方向、横方向をY方向、基板10の面方向に垂直な方向をZ方向とする。
図1(A)に示すように、第1実施形態に係るアレーアンテナ1は、基板10に複数の放射素子21を配設した平面アンテナである。図1(B)に示すように、基板10は、第1の誘電体基板11と、第2の誘電体基板12とを、地導体板13を介して積層して構成される。第1の誘電体基板11及び第2の誘電体基板12としては、例えばLCP(Liquid Crystal Polymer;液晶ポリマー)基板が用いられる。LCP基板の比誘電率は例えば2.9であり、誘電正接は例えば0.0025であり、高い周波数で用いることが可能である。第1の誘電体基板11及び第2の誘電体基板12の厚さは例えば0.1mmである。第1の誘電体基板11及び第2の誘電体基板12には、銅箔の導電パターン14及び15を形成することができる。
図2は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおける第1の誘電体基板及び第2の誘電体基板の構成を示す平面図である。図2(A)は第1の誘電体基板11の構成を示す平面図であり、図2(B)は第2の誘電体基板12の構成を示す平面図である。また、図3は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおける地導体板13の構成を示す平面図である。
図2(A)に示すように、第1の誘電体基板11には、複数の放射素子21が導電パターン14により形成されている。この例では、第1の誘電体基板11には、例えば(1.05mm×1.05mm)の正方形の放射素子21が、(4行×4列)に二次元状に配設されている。各放射素子21の間隔は、例えば2.9mmである。このように、複数の放射素子21が配設された第1の誘電体基板11を地導体板13と対向して配置することにより、放射素子21は、マイクロストリップアンテナ(パッチアンテナとも称される)として機能する。
図2(B)に示すように、第2の誘電体基板12には、給電線22が導電パターン15により形成されている。給電線22が配設された第2の誘電体基板12を地導体板13と対向して配置することにより、給電線22は、マイクロストリップラインとして機能する。給電線22は、給電部20からの電磁波を放射素子21に給電するための給電回路35を形成している。この例では、給電線22は、各放射素子21に対して同一の線路長となるように、並列給電を行っている。
図3に示すように、地導体板13には、放射素子21に対応する位置に、複数のスロット23が形成されている。第1の誘電体基板11と第2の誘電体基板12とを地導体板13を介して積層することで、第1の誘電体基板11の各放射素子21は、それぞれ、地導体板13のスロット23を介して、第2の誘電体基板12の各給電線22の先端と結合される。
このように、第1実施形態に係るアレーアンテナ1では、給電部20からの電磁波を、マイクロストリップラインの給電線22を介して、複数の放射素子21へ並列給電している。並列給電では、各放射素子21への線路長が等距離となるように、給電線22の長さが設定される。このような並列給電では、各放射素子21への給電経路がパワーや周波数によらずに同一となる。このため、各放射素子21からの同一方向にビームが形成され、各放射素子21からの電磁波のビームずれが生じないため、良好な特性が得られる。
次に、第1実施形態に係るアレーアンテナ1における給電部20について説明する。
第1実施形態に係るアレーアンテナ1では、給電部20に、導波管から電磁波を給電している。すなわち、図4は、第1実施形態に係るアレーアンテナ1の説明に用いる分解斜視図である。図4に示すように、第2の誘電体基板12には、給電部20が設けられる。給電部20には、スペーサ32を介して、導波管31が取り付けられる。また、第2の誘電体基板12には、給電回路35を覆うように、導体板34が配置される。また、給電装置2は、基板10上に給電部20、給電線22、スペーサ32、および導体板34を備える。
導波管31としては、例えばWR−12(EIAJ規格)が用いられる。WR−12は、60GHzから90GHzの伝送に用いられる方形導波管で、内径寸法が(3.1mm×1.55mm)のものである。方形の導波管では、基本モードであるTE10モードで電磁波が伝搬される。導波管31は、フランジ部33を有している。フランジ部33の直径は20mmである。
図5は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部20の構成を示す平面図である。図5に示すように、給電部20の部分には、開口領域41と、開口領域41を囲むポスト壁42が設けられる。すなわち、給電部20の部分には、導電パターン40が一体に設けられており、この導電パターン40の中に、導電パターンが除かれた部分が形成されている。この導電パターンが除かれた部分が開口領域41とされている。そして、開口領域41を囲むように、複数のスルーホールのポスト43を並べて、ポスト壁42が形成されている。ポスト43は、導電パターン40と地導体板13とを電気的に接続している。また、給電線22の先端部22aは開口領域41内に延伸され、導電パターン40に接続されている。
図4における導波管31の先端の開口は、開口領域41に対応した位置に装着され、導波管31から伝搬されてきた電磁波は、開口領域41に送られる。ここで、開口領域41の周囲には、ポスト壁42が設けられ、ポスト壁導波路50が形成されている。このため、導波管31からの電界は、ポスト壁42により反射される。これにより、電磁波の漏洩が防止される。そして、導波管31からのTE10モードの電磁波は、準TEMモードに変換されて、開口領域41内に延出された給電線22の先端部22aから、マイクロストリップラインの給電線22を介して導出される。
このように、第1実施形態に係るアレーアンテナ1では、開口領域41を囲むように、ポスト壁42が設けられ、ポスト壁導波路50が形成される。そして、給電線22の先端部22aを開口領域41内に延出させることで、導波管31からポスト壁導波路50を介して伝搬されてきたTE10モードの電磁波は、準TEMモードに変換され、マイクロストリップラインの給電線22に伝送される。
ここで、マイクロストリップラインの給電線22からなる給電回路35は、開放系の線路であり、電磁結合による影響を受けやすい。導波管31にはフランジ部33が設けられており、導波管31を給電部20に装着すると、フランジ部33が給電回路35と電磁結合し、影響をおよぼす。
そこで、本実施形態では、導波管31と、第2の誘電体基板12の給電部20との間に、金属製のスペーサ32を介装させ、給電部20と導波管31のフランジ部33とを分離させている。また、本実施形態では、第2の誘電体基板12の給電回路35全体を、導体板34で覆うようにしている。
図6は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおけるスペーサ32の一例の平面図である。図6に示すように、スペーサ32には、切欠51が形成されている。切欠51は、導波管31の中心の開口と対応する形状とされている。また、この例では、切欠51は、縁側の長さL1が内側の長さL2より狭くなるような、逆T字の形状となっている。
図7は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおいて基板にスペーサを配置したときの説明図である。図7において、領域A1で示す位置に、導波管31の中心の開口が位置する。図7に示すように、切欠51を有するスペーサ32を用いることで、給電部20のポスト壁導波路50の付近は、スペーサ32で遮蔽されることになる。
図8は、第1実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部20の付近の構成を示す断面図である。図8に示すように、給電部20の開口領域41の位置には、スペーサ32を介して、導波管31が取り付けられる。このように、基板10にスペーサ32を介して導波管31を取り付けると、導波管31のフランジ部33と給電部20との間がスペーサ32により遮蔽される。また、基板10には、例えば0.5mmの間隙を介して、給電回路35を覆うように、導体板34が配置される。これにより、導波管31のフランジ部33による給電回路35への影響が軽減される。
第1実施形態に係るアレーアンテナ1の効果を検証するために、反射特性及び放射特性を計測した。この計測結果について以下に説明する。
図9は、第1実施形態に係るアレーアンテナ1の反射特性を示すグラフである。ここでは、放射素子21として、(1.05mm×1.05mm)の正方形のものを用い、放射素子21を2.9mmの間隔で、(8×8=16)個だけ配設したものを用いた。また、給電部20と導波管31との間には、図9(A)に示すような逆T字形のスペーサ32を配置した。また、給電回路35は、例えば0.5mmの空隙を介して、導体板34で覆った。
図9において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラメータの反射特性|S11|を示している。図9に示すように、周波数帯70GHzから76.5GHzにおいて、定在波比VSWRが2.5に相当する(S11=−7.5dB)以下の特性が得られていることが確認できる。
また、図10は、第1実施形態に係るアレーアンテナ1の73GHzにおける放射特性を示すグラフである。図10において、横軸は角度を示し、縦軸は利得を示す。ここでは、ZX平面での放射特性と、YZ平面での放射特性が示されている。図10に示すように、第1実施形態に係るアレーアンテナ1では、天頂方向に8dBi程度の利得が得られることが確認できる。
次に、スペーサ32の切欠51の形状の違いによる特性の変化を確認するために、図11(A)から図11(C)に示すように、切欠51の形状の異なる3種類のスペーサを使って、反射特性の比較を行った。図11は、異なる3種類の切欠を有するスペーサの説明図である。
図12は、切欠51の形状の異なる3種類のスペーサ32を使用した場合の反射特性を比較したグラフである。なお、基本的な形状や大きさ等のパラメータは、前述と同様である。図10において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラメータの反射特性|S11|を示している。また、実線で示す特性が逆T字形(図11(A))、破線で示す特性がI字形(図11(B))、点線で示す特性がT字形(図11(B))である。図12に示す特性から、スペーサ32としては、逆T字形(図11(A))の切欠51を有するものを用いると、最も広帯域の特性が得られることが確認できる。
次に、給電回路35を覆う導体板34の効果を確認するために、導体板34がある場合と導体板34がない場合とで、反射特性の比較を行った。
図13は、導体板34がある場合と導体板34がない場合とで、反射特性を比較したグラフである。なお、基本的な形状や大きさ等のパラメータは、前述と同様である。図13において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラメータの反射特性|S11|を示している。また、実線で示す特性が導体板34がある場合であり、破線で示す特性が導体板34がない場合である。図13に示す特性から、給電回路35を覆う導体板34を設けることで、広帯域動作を行えることが確認できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図14は、第2実施形態に係るアレーアンテナにおける給電部の構成を示す平面図である。なお、図14において、第1実施形態と同様の部分については、同一符号を付して、説明を省略する。
前述の第1実施形態では、開口領域41を囲むようにポスト壁42を形成し、給電線22の先端部22aを導電パターン40に接続させている。これに対して、この第2実施形態では、給電線22の先端部22aと導電パターン40との間にギャップを設けている。
図15は、給電線22の先端部22aと導電パターン40との間にギャップがある場合と、ギャップがない場合とで、反射特性を比較したグラフである。ギャップは、0.1mmとしている。図15において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラメータの反射特性|S11|を示している。また、実線で示す特性がギャップがない場合であり、破線で示す特性がギャップがある場合である。図15に示す特性から、ギャップがある場合、反射量が増加し、帯域が低周波側にシフトするとともに、わずかに帯域が縮小する。Sパラメータの反射特性|S11|が−7.5dB以下の帯域で比較すると、ギャップがある場合には7.6%であるのに対して、ギャップがない場合には9.0%となり、帯域が広くなる。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
まず、上述の実施形態では、給電部20から各放射素子21に、マイクロストリップラインの給電線22により並列給電を行っているが、本発明は、図16に示すように、直列給電を行う場合にも、適用できる。図16は、直列給電の例を示す図である。この例では、給電線が、各放射素子に対して直列給電を行っている。この直列のアンテナは、例えば図2(A)の並列アンテナの代わりに給電線22を介して給電部20に接続される。
また、上述の実施形態では、スペーサ32の切欠51の形状を逆T字形としてるが、切欠51の形状は、これに限定されるものではない。上述したように、スペーサ32の切欠51の形状は、I字形やT字形であってもよい。
以上のように実施形態によれば、給電部と給電線との間にスペーサを介装させることで、給電部における導波管のフランジ部分の電磁結合の影響を軽減できる。
また、実施形態によれば、給電回路と前記導体板とを空隙を介して配置することで、給電回路における導波管のフランジ部分の電磁結合の影響を軽減できる。
また、実施形態によれば、マイクロストリップラインの給電線の先端を給電部の導電パターンと接続させることで、広帯域の特性が得られる。
1…アレーアンテナ、2…給電装置、10…基板、20…給電部、21…放射素子、22…給電線、31…導波管、32…スペーサ、33…フランジ部、34…導体板、35…給電回路、40…導電パターン、41…開口領域、42…ポスト壁、51…切欠

Claims (5)

  1. 電部と導波管と、
    を備え
    その先端が前記給電部内に延伸されるマイクロストリップラインの給電線と、
    前記給電部と前記導波管との間に介装されるスペーサと、
    前記マイクロストリップラインの給電線からなる給電回路を覆い、前記給電線が設けられている面に対して前記スペーサと同じ側に配置される導体板と、
    更に備え
    前記給電部は、前記スペーサを介して前記導波管が装着される給電装置。
  2. 前記スペーサは、前記給電部側の縁側の長さが前記給電部側の内側の長さより狭くなる逆T字の形状の切欠が形成されている、請求項1に記載の給電装置。
  3. 記給電回路と前記導体板とを空隙を介して配置する、請求項1または請求項2に記載の給電装置。
  4. 前記マイクロストリップラインの給電線の先端は、前記給電部の導電パターンと接続される、請求項1または請求項2に記載の給電装置。
  5. 前記マイクロストリップラインの給電線の先端と、前記給電部の導電パターンとの間に、ギャップが設けられた、請求項1または請求項2に記載の給電装置。
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