JP6313567B2 - 充填袋転倒装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内容物を充填し起立状態で搬入されてきた充填袋を、搬入方向と直角な搬出方向に向けて方向変換させながら、起立状態から搬出方向に向けて後ろ向き又は前向きに転倒させて送り出す充填袋転倒装置に関するものである。
内容物を充填し起立状態で搬入されてきた充填袋を、搬入方向と直角な搬出方向に向けて方向変換させながら、起立状態から搬出方向に向けて転倒させて送り出す装置として、例えば実公昭48−39331の「充填袋の方向変換装置」が一般的に知られている。また、特殊なものとしては例えば実公平7−39851の「包装袋転倒装置」が知られている。
このうち、一般的な構造の上記実公昭48−39331の「充填袋の方向変換装置」は、第1コンベアに対して第2コンベアを直角方向に配設し、第1コンベアの終端と第2コンベアの始端との間に、第1コンベアで搬送されてきた充填袋を第2コンベアに向けて押出しながら倒す転倒台を設けた構造からなっている。
また、特殊な構造の上記実公平7−39851の「包装袋転倒装置」は、第1の袋移送手段の側部にこれと直交する方向に第2の袋移送手段を配設し、前記第1の袋移送手段の上方に長手方向に沿ってシャフトを回動自在に設けると共に、前記シャフトに前記第2の袋移送手段に臨んで、且つ先端が第1の袋移送手段の上面に近接するように複数の回転体を放射状に設け、該回転体の先端からその回転方向に向かって略直角に突出する押圧部材を設けた構造からなっている。
実公昭48−39331 実公平7−39851
しかしながら、前記の一般的な構造の実公昭48−39331の「充填袋の方向変換装置」にあっては、袋の底部を進行方向前方に向けて徐々に転倒させる機構であるが、第1コンベアで搬送されてきた充填袋を第2コンベアに向けて押出しながら倒す転倒開始から転倒終了までの間、袋の転倒時に下面側となる部分は支持されていないため、稀にその転倒中に転倒台或いは第2コンベアの表面で下面側となる部分の充填袋表面を傷つけることがあった。しかも、包装袋の頭部を袋移送手段の進行方向後方に向けて転倒させる機構であるので、包装袋の頭部を袋移送手段の進行方向前方に向けて転倒させたい場合には利用できない不便がある。
また、前記の特殊な構造の実公平7−39851の「包装袋転倒装置」にあっては、袋移送手段の上方で複数の回転体が回転する構造になっているために、回転体の回転直径に相当する空間を袋移送手段の上方に余分に確保することが必要となり、加えて、袋移送手段の上方で複数の回転体が回転するのは、作業中の安全性にも十分な注意喚起が要求される等の不都合が考えられる。さらに、包装袋の頭部を袋移送手段の進行方向後方に向けて転倒させる機構であるので、包装袋の頭部を袋移送手段の進行方向前方に向けて転倒させたい場合には利用できない不便がある。
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、充填袋の方向変換を計ると共に傷つけることなく転倒させ、しかも、可動する転倒移送器のコンベア表面からの突出部分を可能な限り小さくして装置全体のコンパクト化と作業の安全性を高めることのできる充填袋転倒装置を提供することにある。
以上の課題を達成するために、この発明は、内容物を充填し起立状態で搬入されてきた充填袋を受け入れる第1搬送コンベアを配置し、第1搬送コンベアの側部に上記充填袋を搬出方向に向けて送り出す第2搬送コンベアを当該第1搬送コンベアの搬送方向と直角を含む所定角度で配置し、第1搬送コンベア上の充填袋を前後向きに転倒させながら第2搬送コンベア上の転倒移送通路に向けて移送する転倒移送器を設けると共に、当該転倒移送器を、充填袋の底面両側を支える底部支持杆と、充填袋の片方の側面両側を支える側部支持杆とから構成し、当該側部支持杆に非駆動型のフリーローラを回転自在に設置し、当該転倒移送器を第1搬送コンベアと第2搬送コンベアの間で昇降、傾動及び往復移動自在に設けた手段よりなるものである。
課題を解決するための手段よりなるこの発明に係る充填袋転倒装置によれば、充填袋の底面と傾けられる側となる側面とを転倒移送器の支えた状態で、充填袋の移送方向に対して後ろ向き又は前向きに傾けさせてから、充填袋を第1搬送コンベアから側方の第2搬送コンベアに向けて方向転換させて移送し、充填袋を傾けた状態で転倒移送器は第2搬送コンベア表面の下側に降下するので、充填袋のみがコンベア表面に残りながら傾いた状態から徐々に転倒状態に移行するため、充填袋の底面や転倒する側の側面がコンベア表面で傷つけるのを防ぐことができる。しかも、転倒移送器の傾く方向を変えることで、充填袋を移送方向に対して後ろ向き又は前向きの何れの方向にも転倒させることが可能となる。
さらに、充填袋を転倒させる転倒移送器は、コンベア表面からの突出高さを起立状態の充填袋の高さよりも低くすることができるので、作業時の安全性を高めることができると共に、充填袋転倒装置全体のコンベア表面からの突出量を小さくしてコンパクト化を計ることもできる等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の正面図である。 この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の右側面図である。 この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の左側面図である。 この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の平面図である。 この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の他例の左側面図である。 (A)〜(F)この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の充填袋後ろ向き転倒動作説明図である。 (A)〜(F)この発明を実施するための形態を示す充填袋転倒装置の充填袋前向き転倒動作説明図である。
以下、図面に記載の発明を実施するための形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
図において、充填袋転倒装置1は、内容物を充填し起立状態で搬入されてきた充填袋aを、搬入方向と直角な搬出方向に向けて方向変換させながら、起立状態から搬出方向に向けて後ろ向き又は前向きに転倒させて送り出す装置で、第1搬送コンベア2、第2搬送コンベア3、転倒移送器4などから主に構成されている。
充填袋転倒装置1は縦フレーム及び横フレームによって、略箱形状に形成されていて、第1搬送コンベア2、第2搬送コンベア3、及び転倒移送器4の各駆動機構は、コンベア2,3の下部側の充填袋転倒装置1の内部に主に設置されている。充填袋転倒装置1の4つの側面のうち、搬入側と搬出側に連ならない2箇所は閉塞板でふさがれている。充填袋転倒装置1の角部側の4箇所の下部には支柱1aが取り付けられて、この支柱1aによって装置全体が支えられている。
第1搬送コンベア2は、例えば複数のローラコンベア21を充填袋aの搬送方向に向けて配置したものが使用されている。各ローラコンベア21はその両端が充填袋転倒装置1に並設された左右の第1搬送コンベア2用のフレーム間に、回転自在に軸支されている。図面では、各ローラコンベア21は駆動型になっていて、各ローラコンベア21の片側にはそれぞれスプロケット22が取り付けられ、各スプロケット22間には無端ローラチェーン23が回装張設されている。
無端ローラチェーン23は、第1搬送コンベア2の下側に取り付けられたモーター24に減速機を介して連動連結されていて、モーター24の駆動により循環移動して、各スプロケット22を回転させることを通じて、各ローラコンベア21を回転させる構造になっている。
図面では、各ローラコンベア21は駆動型になっているが、非駆動型のフリーローラ型でもよい。このとき、スプロケット22、無端ローラチェーン23、及びモーター24は省略される。またこの場合には、各ローラコンベア21は、第1搬送コンベア2に充填袋aが搬入されてくるときの勢いで回転して、充填袋aを搬送する。
第1搬送コンベア2の側部には、第2搬送コンベア3が第1搬送コンベア2の搬送方向と直角を含む所定角度で配置されている。図面では、第2搬送コンベア3は第1搬送コンベア2の片方の側部の全域にわたって直角方向に配置されている。この第2搬送コンベア3にも、第1搬送コンベア2と同様に、複数のローラコンベア31を充填袋aの搬送方向に向けて配置したものが使用されている。
各ローラコンベア31はその幅方向が、中央側と、その左右両側に3分割されていて、中央側と左右両側との間には、移送する転倒移送器4のための転倒移送通路3aとなる二対の隙間が形成されている。充填袋aを傾けた状態で支持する転倒移送器4は、この転倒移送通路3aを移送して降下する。
3分割された各ローラコンベア31はその両端が充填袋転倒装置1に複数並設された左右の第2搬送コンベア3用の支持フレーム間に、回転自在に軸支されている。この第2搬送コンベア3用の支持フレームは、上記の第1搬送コンベア2用の支持フレームに対して直角向きに取り付けられている。
各図面では、3分割された各ローラコンベア31は駆動型になっていて、その中間位置にそれぞれ平歯車32が取り付けられ、各平歯車32間にはこれと噛み合って動力を伝達する動力伝達平歯車33がそれぞれ連動設置されている。各動力伝達平歯車33は複数の動力伝達部品を通じて図示しないモーターに連動連結されていて、図示しないモーターの駆動により循環移動して、各平歯車32を回転させることを通じて、分割された各ローラコンベア31を回転させる構造になっている。
図面では、分割された各ローラコンベア31は駆動型になっているが、上記のローラコンベア21と同様に非駆動型のフリーローラ型でもよい。このとき、平歯車32、動力伝達平歯車33、及び複数の動力伝達部品やモーターは省略される。またこの場合には、各ローラコンベア31は、転倒移送器4で移送される充填袋aとの接触で回転して、充填袋aを搬出側に向けて搬送する。
第1搬送コンベア2の中間箇所から第2搬送コンベア3の転倒移送通路3aとの間で、充填袋aを移送する転倒移送器4が設けられている。転倒移送器は第1搬送コンベアと第2搬送コンベアの間で昇降、傾動及び往復移動自在に設けられている。
転倒移送器4は、第1搬送コンベア2上の充填袋aを傾けた状態で第2搬送コンベア3上に移送し、そこで降下することにより、充填袋aを第2搬送コンベア3上で傾いた状態から転倒状態にして移行させる。第1搬送コンベア2に搬送されてきた充填袋aは、この転倒移送器4によって移送方向が直角方向に方向変換されて第2搬送コンベア3に移送される。
転倒移送器4は、充填袋aの底面を支える底部支持杆41と、充填袋aの片方の側面を支える側部支持杆42とから構成されている。底部支持杆41は、図面では例えば2基設けられていて、この2基の底部支持杆41により充填袋aの底面をその左右両側から支える構造になっている。各底部支持杆41は棒状のものが使用されている。
また、棒状の底部支持杆41の先端側は水平状態で斜め下向きに曲げられていて、先端側が充填袋aの底面に接触しにくくなっている。又下向きに曲げられて丸みを帯びていて、降下時に充填袋aの一側面や底面などと接触してもその表面を傷つけない構造になっている。
側部支持杆42は、図2〜図4では例えば4基設けられていて、この4基の側部支持杆42により充填袋aの片方の傾く方向側の一側面をその左右両側から支える構造になっている。このため、充填袋aの一側面を支えることができるように、左右の側部支持杆42の間隔は充填袋aの幅広側の袋幅よりも狭い。なお、側部支持杆42は、図5に図示するように例えば2基設けられる場合もあり、その個数は充填袋転倒装置1の大きさや取り扱う充填袋aに応じて種々変更される。
各側部支持杆42は底部支持杆41と同様の棒状のもので先端側に向けて非駆動型のフリーローラ42aが例えば3個設置されている。このうち、棒状の側部支持杆42の最先端に設けられたフリーローラ42aは垂直状態で充填袋aの側面から離れる向きに設置され、充填袋aの搬入時にその先端側が充填袋aの一側面に接触しにくくなっていて、その表面を傷つけないようになっている。又側部支持杆42の先端側に向けて設けられた各フリーローラ42aが自在に回転して、降下時に充填袋aの一側面や底面などと接触してもその表面を傷つけない構造になっている。
底部支持杆41と側部支持杆42とは略直角な状態で取り付けられ、底部支持杆41の基端側と側部支持杆42の基端側とは略直角な状態で一体的に連結されている。又両者の傾きは、底部支持杆41が水平から斜め上向きの間で傾動し、側部支持杆42はこの底部支持杆41と略直角な関係を保ったままで傾く構造になっている。
そして、充填袋aを移送方向に対して後ろ向きに転倒させたい場合には、垂直位置での側部支持杆42に対して移送方向の前方側で水平になるように底部支持杆41は取り付けられている。又充填袋aを移送方向に対して前向きに転倒させたい場合には、垂直位置での側部支持杆42に対して移送方向の後方側で水平になるように底部支持杆41は取り付けられている。
底部支持杆41と側部支持杆42とが略直角に連結された基端側には回動軸43が取り付けられている。この回動軸43は下方に延設された昇降用連結板44aの上部側に正逆回転自在に取り付けられている。底部支持杆41及び側部支持杆42はこの回動軸43を中心に略直角な関係を保ったままで傾動する。
底部支持杆41と側部支持杆42とが回動軸43を介して取り付けられている昇降用連結板44aの下部は、その下方に設けられて上向きに取り付けられた昇降用シリンダ44のピストンロッドの上端に連結されている。この昇降用シリンダ44のピストンロッドが上下に伸縮することで、昇降用連結板44aを介して底部支持杆41及び側部支持杆42は昇降する。
底部支持杆41の中央下部には下部連結板41aが下向きに取り付けられている。この下部連結板41aは回動軸41bを介して、下方に延設された傾動用連結板45aと連動連結されている。傾動用連結板45aはその下部が下方に設けられて上向きに取り付けられた傾動用シリンダ45のピストンロッドの上端に連結されている。この傾動用シリンダ45のピストンロッドが上下に伸縮することで、傾動用連結板45aを介して底部支持杆41及び側部支持杆42は傾動する。
第1搬送コンベア2と第2搬送コンベア3との間で移動する転倒移送器4の下部側には、転倒移送器4をこの間で往復移動させる往復用シリンダ46が設けられている。この往復用シリンダ46が往復移動する範囲には、横長なガイド盤46aが取り付けられている。往復用シリンダ46はこのガイド盤46aに沿って往復移動する。ガイド盤46aは、充填袋転倒装置1の下部に、第1搬送コンベア2の幅方向に向けて取り付けられ、又第2搬送コンベア3の搬送方向に平行に取り付けられている。
往復移動する往復用シリンダ46には、支持盤47が一体的に連結されていて、往復用シリンダ46の移動に連動してこの支持盤47も一体となって移動する。移動する支持盤47の下部側にはこれを案内するためのガイド棒47aが2基配設されている。このガイド棒47aに案内されて移動する支持盤47には、上記の昇降用シリンダ44と傾動用シリンダ45とが一体的に支持されている。
つまり、ガイド盤46aに沿って往復用シリンダ46が移動すると、支持盤47もこれと一体となって移動し、支持盤47の移動に連動して、昇降用シリンダ44及び傾動用シリンダ45も移動し、この移動する昇降用シリンダ44及び傾動用シリンダ45によって、転倒移送器4も一体となって移動する構造になっている。
充填袋転倒装置1には、充填袋aが第1搬送コンベア2内に搬入したか否かを検知するセンサー48が設けられている。センサー48は、例えば光電スイッチと、反射板の組み合わせから構成したものが使用されている。
次に、上記発明を実施するための形態の構成に基づく作用について以下説明する。
内容物を充填した起立状態の充填袋aを充填袋転倒装置1に向けて搬入する。このとき、移動する充填袋aが転倒しにくいように、又、充填袋転倒装置1で方向変換後に前後向きに転倒し易いように、袋の容積の厚みが大きい方が前後向きになるようにして、充填袋転倒装置1の第1搬送コンベア2に搬入する。
この場合、方向転換させた充填袋aをその搬送方向に対して後ろ向きに転倒させたい場合には図6(A)〜(F)に図示するように、搬送方向に対して、底部支持杆41が側部支持杆42の前方側になる向きに予め設定しておく。逆に、方向転換させた充填袋aをその搬送方向に対して前向きに転倒させたい場合には図7(A)〜(F)に図示するように、搬送方向に対して、底部支持杆41が側部支持杆42の後方側になる向きに設定しておく。
第1搬送コンベア2が駆動型のローラコンベア21の場合には、センサー48の検出時間後、モーター24を止めて、第1搬送コンベア2を停止させる。充填袋aを転倒中心位置に待機させる。第1搬送コンベア2がフリーローラ型のローラコンベア21の場合は、図示しない移送装置などで充填袋aを転倒中心位置まで保持させる。
転倒移送器4を第2搬送コンベア3に向けて移動させる。往復用シリンダ46を第2搬送コンベア3に移動させると、往復用シリンダ46の移動に連動して、支持盤47が移動する。移動する支持盤47には昇降用シリンダ44、傾動用シリンダ45などが支持されており、これらのシリンダ44,45も移動する支持盤47と一体となって同じ方向に移動する。
転倒移送器4の底部支持杆41及び側部支持杆42は、昇降用シリンダ44、傾動用シリンダ45に連動連結されているので、昇降用シリンダ44及び傾動用シリンダ45が移動すると一体となって第2搬送コンベア3に向けて移動する。側部支持杆42が充填袋aの片方の側面に到達する位置をタイマー又は往復用シリンダ46のセンサーで検出する。
側部支持杆42が充填袋aの片方の側面に到達すると、傾動用シリンダ45のピストンロッドが上向きに伸長して、傾動用連結板45a及び下部連結板41aを通じて、底部支持杆41を上向きに押し上げる。底部支持杆41及び側部支持杆42は回動軸43を中心に、底部支持杆41が斜め上向きに傾動し、側部支持杆42が垂直状態から後ろ向きに傾く。底面が底部支持杆41で支えられ、片方の側面が側部支持杆42で支えられている充填袋aは後ろ向きに傾き、充填袋aの重心も後ろ側に移動する。
重心移動した充填袋aは傾動した底部支持杆41と側部支持杆42で下側から支えられる。往復用シリンダ46が第2搬送コンベア3側に向けて移動すると、往復用シリンダ46の移動に連動して、支持盤47が移動する。移動する支持盤47には昇降用シリンダ44、傾動用シリンダ45などが支持されており、これらのシリンダ44,45も移動する支持盤47と一体となって同じ方向に移動する。
転倒移送器4の底部支持杆41及び側部支持杆42は、昇降用シリンダ44、傾動用シリンダ45に連動連結されているので、昇降用シリンダ44及び傾動用シリンダ45が移動すると、重心移動した充填袋aを保持したままで、一体となって第2搬送コンベア3に向けて移動する。
移動する往復用シリンダ46により、第2搬送コンベア3上の設定された移送位置へ到達した転倒移送器4は、往復用シリンダ46の停止により、移送は止まる。この後、往復用シリンダ46と共に移動した昇降用シリンダ44が下向きに収縮すると、昇降用連結板44aを通じて連動連結されている転倒移送器4は降下する。
傾動用シリンダ45は昇降用シリンダ44に連動する構造になっているので、昇降用シリンダ44が降下すると、傾動用シリンダ45も一体となって降下し、転倒移送器4は傾動状態を維持したままで第2搬送コンベア3上からその下側に降下する。
転倒移送器4と一体となって降下する傾いた状態の充填袋aは、一側面の底面に近い箇所から順次第2搬送コンベア3のコンベア表面に接触して、コンベア表面によってそれ以上の降下が阻止されるので、充填袋aは斜めに傾いている状態から徐々に完全転倒に近づいて、最後は完全転倒する。
第2搬送コンベア3の下側に傾動状態で降下した転倒移送器4は、往復用シリンダ46が転倒開始原点位置へ復帰するために第1搬送コンベア2側に向けて移動すると、これと連動して第1搬送コンベア2に向けて移動する。
そして、転倒移送器4が次搬入の充填袋aと干渉しない位置まで戻ると、昇降用シリンダ44はピストンロッドが再び上向きに伸長して、コンベアの下側にあった転倒移送器4はコンベア上に上昇する。また、傾動用シリンダ45の伸長していたピストンロッドが収縮することで、傾動していた転倒移送器4の底部支持杆41は斜め上向きの状態から水平状態に復帰し、傾いていた側部支持杆42は垂直状態に復帰する。
以下、同様な動作を繰り返して、充填袋転倒装置1の第1搬送コンベア2に搬入される充填袋aを転倒移送器4で方向変換させると共に第2搬送コンベア3上で転倒させた後に、第2搬送コンベア3から次工程に搬出する作業が続けられることになる。
なお、この発明は上記発明を実施するための形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
1 充填袋転倒装置
1a 支柱
2 第1搬送コンベア
21 ローラコンベア
22 スプロケット
23 無端ローラチェーン
24 モーター
3 第2搬送コンベア
3a 転倒移送通路
31 ローラコンベア
32 平歯車
33 動力伝達平歯車
4 転倒移送器
41 底部支持杆
41a 下部連結板
41b 回動軸
42 側部支持杆
42a フリーローラ
43 回動軸
44 昇降用シリンダ
44a 昇降用連結板
45 傾動用シリンダ
45a 傾動用連結板
46 往復用シリンダ
46a ガイド盤
47 支持盤
47a ガイド棒
48 センサー
a 充填袋

Claims (1)

  1. 内容物を充填し起立状態で搬入されてきた充填袋を受け入れる第1搬送コンベアを配置し、第1搬送コンベアの側部に上記充填袋を搬出方向に向けて送り出す第2搬送コンベアを当該第1搬送コンベアの搬送方向と直角を含む所定角度で配置し、第1搬送コンベア上の充填袋を前後向きに転倒させながら第2搬送コンベア上の転倒移送通路に向けて移送する転倒移送器を設けると共に、当該転倒移送器を、充填袋の底面両側を支える底部支持杆と、充填袋の片方の側面両側を支える側部支持杆とから構成し、当該側部支持杆に非駆動型のフリーローラを回転自在に設置し、当該転倒移送器を第1搬送コンベアと第2搬送コンベアの間で昇降、傾動及び往復移動自在に設けたことを特徴とする充填袋転倒装置。
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