JP6312510B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
パンツ型吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6312510B2 JP6312510B2 JP2014086634A JP2014086634A JP6312510B2 JP 6312510 B2 JP6312510 B2 JP 6312510B2 JP 2014086634 A JP2014086634 A JP 2014086634A JP 2014086634 A JP2014086634 A JP 2014086634A JP 6312510 B2 JP6312510 B2 JP 6312510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent article
- type absorbent
- less
- pants
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
(1)本発明のパンツ型吸収性物品は、パンツ型吸収性物品であって、トップシートと、バックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に吸収体とを備える内装体と、前記内装体の非肌当接面側に位置し、腹側部、股下部及び背側部に区分される外装体と、を備え、前記腹側部及び前記背側部は、複数の不織布と、前記不織布の間に伸縮性フィルムとを熱融着又は超音波接着により一体化された複合シートで構成され、前記複合シートは、前記腹側部の少なくとも非肌当接面側において、600μm以上、1200μm以下の算術平均粗さRaと、60μm以上、250μm以下の粗さ曲線の最大断面高さRtと、600μm以上、8500μm以下の粗さ曲線要素の平均長さRSmと、を有することを特徴とする。
本実施形態の内装体20は、肌当接面側に配置され、液透過性のトップシート21と、トップシート21に対向して配置された液不透過性のバックシート22と、トップシート21とバックシート22との間に配置された吸収体23と、立体ギャザー24とを含む内装体20とを備えている。これにより、吸収体23は、トップシート21とバックシート22の間に挟まれた構造となっている。内装体20は、外装体10の腹側部から背側部の内側にかけて配置されており、ホットメルト等の接着剤、熱融着、あるいは超音波接着等により、外装体10と接着している。
パンツ型吸収性物品1は、上述した内装体20の非肌当接面側に位置し、着用者の腹側(図2ではA側)に位置する腹側部11、背側(図2ではB側)に位置する背側部12及びその間に位置する股下部13に区分される外装体10を備えている。
パンツ型吸収性物品として、使い捨ておむつを用いた。トップシートとして30g/m2のエアスルー不織布、バックシートとして32g/m2の通気性ポリエチレンフィルムを使用し、トップシートとバックシートの間に、フラッフパルプ12g、ポリアクリル酸系樹脂からなる吸水性ポリマー11gの混合物からなる吸収体を配置して内装体とした。内装体の短辺側両側に長手方向に延びる940デシテックスのウレタン系糸ゴムを200%に伸長したものをそれぞれ2本ずつ配置し、足回りギャザーとした。2層の20g/m2ポリプロピレンスパンボンド不織布の間に開口率14%で開口を設けた厚み20μmのウレタンフィルムを250%伸長状態で積層し、伸縮方向と直行する方向に線状に延びるパターンで全領域にわたって超音波接着することで伸縮性及び通気性を持ち、表面粗さが異なる積層体(複合シート)を形成して外装体とした。外装体の腰回り端部に17g/m2ポリプロピレンスパンボンドに1240デシテックスのウレタン系糸ゴムを200%伸長したもの6本を配した複合体を配置し、腰回りギャザーとした。また、比較例1〜3について、不織布間に糸ゴムを接着した部材で腹側部及び背側部を構成した市販品を使用した。
実施例1〜3及び比較例1〜3に示されている、算術平均粗さRa、粗さ曲線の最大断面高さRt及び粗さ曲線要素の平均長さRSmは、以下の測定法によって行った。
実施例1〜3または比較例1〜3のパンツ型吸収性物品の外観及び肌触りを目視及び感触にて判定し、優れているものを◎、良好なものを○、不良なものを×として3段階で評価した。結果を表1に示す。
10 外装体
11 腹側部
12 背側部
13 股下部
14 不織布
15 伸縮性フィルム
16 レッグギャザー
20 内装体
21 トップシート
22 バックシート
23 吸収体
24 立体ギャザー
Claims (5)
- パンツ型吸収性物品であって、
トップシートと、バックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に吸収体とを備える内装体と、
前記内装体の非肌当接面側に位置し、腹側部、股下部及び背側部に区分される外装体と、を備え、
前記腹側部及び前記背側部は、複数の不織布と、前記不織布の間に伸縮性フィルムとを、伸縮性フィルムを伸長した状態で熱融着又は超音波接着により一体化した複合シートで構成され、
前記伸縮性フィルムは、平面視において千鳥状に配置される複数の開口部を備え、開口部よりも小さい面積を有する副開口部をさらに備える、
前記複合シートは、非伸長状態において、前記腹側部の少なくとも非肌当接面側において、
600μm以上、1200μm以下の算術平均粗さRaと、
60μm以上、250μm以下の粗さ曲線の最大断面高さRtと、
600μm以上、8500μm以下の粗さ曲線要素の平均長さRSmと、を有することを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 着用した際の左右方向を伸縮方向とするとき、
前記開口部は、伸縮方向に対して0.1mm以上0.3mm以下の短辺と、伸縮方向と垂直に交差する方向に対して0.3mm以上0.7mm以下の長辺とを有し、
隣接する開口部どうしは、伸縮方向に0.5mm以上1.0mm以下の距離離間すると共に、伸縮方向と垂直に交差する方向に0.3mm以上0.7mm以下の距離離間している、請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。 - 着用した際の左右方向を伸縮方向とするとき、
前記複合シートは、伸縮方向に150%伸長したときに、
400μm以上、1000μm以下の算術平均粗さRaと、
50μm以上、200μm以下の粗さ曲線の最大断面高さRtと、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。 - 着用した際の左右方向を伸縮方向とするとき、
前記複合シートは、200%以上270%以下の伸縮方向の伸び率を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品。 - 前記腹側部から前記股下部を経て前記背側部に渡って、さらに弾性部材を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086634A JP6312510B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | パンツ型吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086634A JP6312510B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | パンツ型吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015204981A JP2015204981A (ja) | 2015-11-19 |
JP6312510B2 true JP6312510B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=54602386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014086634A Active JP6312510B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | パンツ型吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6312510B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2097630A1 (en) * | 1992-12-29 | 1994-06-30 | Ann Louise Mccormack | Stretch-pillowed, bulked laminate |
JPH1043235A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-17 | Oji Paper Co Ltd | 使いすておむつ |
CN101035494A (zh) * | 2004-10-04 | 2007-09-12 | Sca卫生产品股份公司 | 包括弹性织物材料的吸收制品 |
BRPI0622118B1 (pt) * | 2006-11-13 | 2017-12-12 | Sca Hygiene Products Ab | Elastic laminate and absorbent article understanding the laminate. |
JP5511860B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2014-06-04 | 花王株式会社 | 伸縮性不織布 |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014086634A patent/JP6312510B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015204981A (ja) | 2015-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6311872B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
TWI710366B (zh) | 吸收性物品 | |
JP2010284418A (ja) | 吸収性物品 | |
RU2721980C1 (ru) | Одноразовое впитывающее изделие типа трусов со множеством эластичных областей | |
JP7059360B2 (ja) | 性別による使い捨てパンツ式吸収性物品の配列 | |
JP4772973B2 (ja) | 使い捨てパンツ | |
JP5632521B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP2016154654A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2012070868A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP2016158799A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2013070820A5 (ja) | ||
JP5967689B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP2018033733A (ja) | パンツタイプ吸収性物品 | |
JP6547150B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6316077B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2014147506A (ja) | 使い捨てのおむつ | |
JP6312510B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6450103B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5777499B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP5632184B2 (ja) | パンツタイプおむつ | |
JP2016202802A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7470604B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7382239B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7406400B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7538627B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171017 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180313 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6312510 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |