JP6309970B2 - コロナイグニッションシステムのための事象間制御方法 - Google Patents

コロナイグニッションシステムのための事象間制御方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
この米国実用特許出願は2012年12月21日に出願された米国の仮特許出願第61/740,781号および2012年12月21日に出願された米国仮特許出願第61/740,796号の利益を主張し、その全体を参照することによりその全内容を本明細書に組み込む。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は一般的に、コロナイグニッションシステム、およびコロナイグニッションシステムによって提供されるコロナ放電とアーク形成とを制御する方法に関する。
2.関連技術
コロナ放電イグニッションシステムは、迅速に連続して高電位電極および低電位電極を逆転させる、交流の電圧と電流とを提供する。これらのシステムは、高い高周波電位に帯電された電極を有し、燃焼室内に強い高周波電場を生成するコロナイグナイタを含む。電界は、燃焼室内の燃料と空気の混合物の一部にイオン化を引き起こして絶縁破壊を開始し、混合気の燃焼を促進する。コロナ放電イグニッションシステムの典型的な動作の間、混合気が誘電特性を維持して非熱プラズマとも呼ばれるコロナ放電が発生するように、電界は理想的に制御される。混合気のイオン化された一部は、その後に自律的になり混合気の残りの部分を燃焼する、火炎面を形成する。コロナ放電は低電流を有しており、大きなエネルギー量を必要とすることなく、またイグニッションシステムの物理的な部品に著しい損耗を引き起こすことなく、堅牢な点火を提供することができる。
コロナイグニッションシステムでは、良好なイグニッション特性は多数のフィラメントまたはストリーマで大量に広がるコロナ放電による。多すぎるエネルギーがコロナイグナイタに印加される場合、コロナ放電は高い電圧源から十分に遠くまで届き得て、接地されたエンジン部品に到達し得る。このとき、アークと呼ばれる導電性経路は、接地された部品へと形成される。アーク形成は、比較的高い電流を含み、したがって、非常に限られた体積にイグニッションエネルギーを集中させ、イグニッション効率を低下させる。このような状況を回避することが典型的には望ましい。逆に、コロナ放電の量を求める直接的な方法がないので、コロナイグナイタが十分に大きいコロナを生成するために十分なエネルギーを提供されることを確実にすることは困難である。
発明の概要
本発明の一態様は、事象間基準でコロナ放電の体積および継続時間を制御するためのコロナイグニッションシステムを提供する。システムは、複数のコロナ事象中に、エネルギーを受け、コロナ放電を提供するコロナイグナイタを含む。各コロナ事象は、開始時刻から停止時刻まで連続的におよぶ継続時間を備える。
ドライバ回路は、コロナ事象中にコロナイグナイタにエネルギーを提供し、エネルギーは所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルのうちの少なくとも1つを含む。ドライバ回路はまた、少なくとも1つのコロナ事象のコロナ放電に関する情報を取得する。この情報は、コロナ事象の開始時刻に対するアーク形成の発生のタイミングと、2つの連続するアーク形成の発生の間の継続時間と、コロナ事象中の期間にわたるアーク形成の発生回数とコロナ事象の停止時刻に対するアーク形成の発生タイミングと、コロナ事象中のアーク形成の発生回数の合計と、コロナ事象の停止時刻においてコロナイグナイタに供給される電圧レベルおよび電流レベルの少なくとも1つと、の少なくとも1つを含む。
制御ユニットは、ドライバ回路からのコロナ放電についての情報を受け、コロナ放電に関連した情報に基づいて、記憶された所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルの少なくとも1つを調整する。ドライバ回路は、その後、少なくとも1つの後続のコロナ事象中、コロナイグナイタへ調整された所定の電圧レベルおよび調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを適用する。調整されたレベルは、情報が得られた少なくとも1つのコロナ事象の停止時刻の前に提供されない。
本発明の別の態様は、ドライバ回路がアーク形成の任意の発生を検出し、アーク形成の任意の発生の直後の継続時間にコロナイグナイタへのエネルギーを提供しない、コロナイグニッションシステムを提供する。エネルギーがコロナイグナイタに供給されない継続時間は、所定であり、制御ユニットは、コロナ放電に関する情報に基づいて、この所定の継続時間を調整する。ドライバ回路は、少なくとも1つの後続のコロナ事象に調整された所定の継続時間を適用する。調整された継続時間は、情報が取得された少なくとも1つのコロナ事象の停止時刻の前に適用されない。
本発明のさらに別の態様は、コロナ事象の継続時間が所定であり、制御ユニットがコロナ放電についての情報に基づいて、コロナ事象の所定の継続時間を調整するコロナイグニッションシステムを提供する。コロナ事象の調整された継続時間は、情報が取得された少なくとも1つのコロナ事象の終了時刻の前に適用されない。
本発明の別の態様は、事象間基準でコロナイグニッションシステムを制御する方法を提供する。この方法は、複数のコロナ事象の中コロナイグナイタにエネルギーを提供することを含み、エネルギーは所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルの少なくとも1つを含み、各コロナ事象は開始時刻から停止時刻におよぶ連続する継続時間を含む。この方法はまた、少なくとも1つのコロナ事象のコロナ放電に関する情報を得ることと、コロナ放電に関する情報に基づいて、所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルの少なくとも1つを調整することとを含む。この方法は、次に、少なくとも1つの後続のコロナ事象中にコロナイグナイタに調整された所定の電圧レベルおよび調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを適用し、情報が取得された少なくとも1つのコロナ事象の停止時刻の前には適用しないことを含む。
本発明のさらに別の態様は、事象間基準でコロナイグニッションシステムを制御する方法を提供し、アーク形成の任意の発生を検出し、アーク形成の任意の発生の直後の継続時間にコロナイグナイタにエネルギーを提供しないステップを含む。アーク形成の各発生後にコロナイグナイタにエネルギーが提供されない継続時間は、所定である。この方法はさらに、コロナ放電に関する情報に基づいて、コロナイグナイタにエネルギーが提供されない所定の継続時間を調整することと、少なくとも1つの後続のコロナ事象における持続時間に調整された所定の時間を適用し、情報が取得された少なくとも1つのコロナ事象の停止時刻前には適用しないことと、を含む。
本発明の別の態様は、開始時刻から停止時刻におよぶコロナ事象の継続時間が所定である、事象間基準でコロナイグニッションシステムを制御する方法を提供する。この方法は、コロナ放電についての情報に基づいて、コロナ事象の継続時間を調整することと、少なくとも1つの後続のコロナ事象に調整された継続時間を適用し、情報が取得された少なくとも1つのコロナ事象の停止時刻前には適用しないこととを含む。
図面の簡単な説明
本発明の他の利点は、添付図面と関連して考慮されるときに同じことが以下の詳細な説明を参照することによってよりよく理解されるようになり、容易に理解されるであろう。
本発明の一実施形態による、コロナ放電およびアーク形成を制御するためのコロナイグニッションシステムのハードウェアを示すブロック図である。 コロナ事象を開始および停止するイネーブル信号に対する単一のコロナ事象中の少なくとも1つのアーク形成の発生の有無を示す9つの例示的なフィードバック信号を示すグラフである。 コロナ事象中に1つのみのアーク形成の発生が検出された場合のフィードバック信号とイネーブル信号とコマンド信号とを示すグラフである。 コロナ事象中に複数のアーク形成の発生が検出された場合のフィードバック信号とイネーブル信号とコマンド信号とを示すグラフである。 コロナ事象の終わりに1つのみのアーク形成の発生が検出された理想的な場合のフィードバック信号とイネーブル信号とコマンド信号とを示すグラフである。 コロナ事象中にアーク形成が検出されなかった場合のフィードバック信号とイネーブル信号とコマンド信号とを示すグラフである。 アーク形成の最初の発生のタイミングに対する、電圧レベルを印加するための減少率を示すグラフである。 本発明の一実施形態による、事象間電圧制御方法および事象内制御方法の簡略化した例を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態による、事象間および事象内の遮断制御方法の両方を含む方法の別の簡略化した例を示すフローチャートである。
実施可能な実施形態の説明
本発明の一態様は、内燃機関のためのコロナイグニッションシステムを提供する。システムは、コロナ放電22を提供するコロナイグナイタ20と、エンジン制御システム24と、制御ユニット26と、電源28と、ドライバ回路30とを含む。1つの例示的なシステムは、図1に大まかに示される。すべての動作条件下でコロナ放電22の可能な最大体積を提供する目的で、後続のコロナ事象のエネルギーレベルを調整するために、または、後続のコロナ事象の継続時間を調整するために、システムは1つまたは複数のコロナ事象のコロナ放電22に関する情報を使用する。システムは、コロナ放電22のアーク形成へのブレークダウンが避けられないものを含め、すべての動作条件に対して安定にされることができる。
例示的なシステムでは、エンジン制御システム24は、内燃機関の燃焼室32内の燃料と空気の混合気に点火するためにコロナ事象の開始を惹起する。各コロナ事象は、開始時刻から停止時刻におよぶ単一の連続した継続時間であり、この間、コロナイグナイタ20はエネルギーを受けてコロナ放電22を提供する。制御ユニット26は、例示的に、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に格納されたテーブルまたはマップからコロナ事象の所定の継続時間を読み出す。初期的には、所定の継続時間は燃焼室32内の動作条件またはエンジンパラメータの関数として設定される。例示的にはコロナ事象の期間は、20から3,500マイクロ秒の範囲である。しかし、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に格納されている所定の期間は、コロナ放電22を強化するために、前のコロナ事象のコロナ放電についての情報に基づいて調整されることができ、以下にさらに述べられる。
エンジン制御システム24は、制御ユニット26を起動するイネーブル信号34を制御ユニット26に搬送することにより、開始時刻にコロナ事象を開始する。この例では、エンジン制御システム24はまた、制御ユニット26を停止する信号を制御ユニット26に搬送することにより、停止時刻にコロナ事象を停止させる。これらのステップは各コロナ事象に対して繰り返される。図1の実施形態では、エンジン制御システム24は、制御ユニット26から分離しているが、代替的に、エンジン制御システム24は、単一のハードウェア内で制御ユニット26と組み合わせることができる。さらに、システムの他の部品は、様々な異なる方法で組み合わせることができる。
イネーブル信号34に応答して、制御ユニット26は、ドライバ回路30にコマンド信号36を搬送することにより、ドライバ回路30をオンにする。制御ユニット26は、電源28に電力制御信号38を搬送して、ドライバ回路30にエネルギーを提供するよう電源28に指示し、最終的に所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルでコロナイグナイタ20に到達する。したがって、制御ユニット26はコロナイグナイタ20に提供されるエネルギーを制御する。例示的なシステムでは、所定の電圧レベルは、100〜1500Vの範囲であり、所定の電流レベルは、0.5〜15Aの範囲である。理想的には、コロナイグナイタ20は、高い高周波電圧および電流を受信し、強い高周波電場、すなわちコロナ放電22を燃焼室32内で提供する、図1のシステムでは、コロナイグナイタ20は、コロナ放電22を放出するためのイグニッション先端部40を備える。
制御ユニット26は、例示的には、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に記憶されたテーブルまたはマップから所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルを読み取る。初期的には所定の電圧レベルと所定の電流レベルは、燃焼室32内のエンジンパラメータまたは動作条件に基づく。しかし、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に記憶された所定のレベルは、以前のコロナ事象についての情報に基づいて調整され、そのことについては以下に説明される。
ドライバ回路30は、電源28から所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルのエネルギーを受ける。制御ユニット26からのコマンド信号36に応答して、ドライバ回路30は、コロナイグナイタ20に所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルでエネルギーを提供する。コロナイグナイタ20は、ドライバ回路30からのエネルギーを受けて、コロナ放電22を放出する。理想的な状況では、コロナ放電22は、燃焼室32内で急激に形成し、最大体積に成長するであろう。最大体積は、接地された部品に到達することなく、コロナ事象終了時まで最大体積のままである最大可能体積である。したがって、コロナ放電22は、燃焼室32内の大量の空気と燃料の混合気に点火することによって、高品質のイグニッションを提供する。
しかしながら、コロナ事象中のある時点で、コロナイグナイタ20は、典型的には多すぎるエネルギーを受け取り、コロナ放電22が大きくなりすぎて燃焼室32の壁42または燃焼室32内で往復するピストン44のような接地された部品に到達することになる。このとき、アーク形成と称される導電性経路は、コロナイグナイタ20と接地された部品との間で形成する。言い換えると、コロナ放電22は、アーク形成に変わる。より低い電流を有してより大きな体積にわたって広がり、ひいては混合気のより高い品質のイグニッションを提供することができるため、コロナ放電22はアーク形成よりも好ましい。
一実施形態では、燃焼室32内のアーク形成の任意の発生は、即座にドライバ回路30により検出される。しかし、コロナ事象はアーク形成なしに発生することができるため、アーク形成は必ずしも検出されない。任意のアーク形成の開始を検出するために使用される例示的な方法は、米国特許出願番号第13/438,116に記載されている。この方法は、コロナ放電22についての電流、電圧、またはインピーダンスパラメータを測定することに依存しない。むしろ方法は、共振周波数の振動周期の変化を識別することによってアーク形成を検出し、ナノ秒またはマイクロ秒単位で、典型的2μsには未満で明確な検出を提供する。したがって、それは、アーク形成の発生を示す、非常に迅速なフィードバックを可能にする容易な実現方法である。しかし、他の方法で、アーク形成を検出することができる。
ドライバ回路30がアーク形成の発生を検出すると、ドライバ回路30は、制御ユニット26にアーク形成の発生を示すフィードバック信号46を伝える。図2は、コロナ事象を開始し停止するイネーブル信号34に対して、単一のコロナ事象中の1つまたは複数のアーク形成を示す9つの例示的なフィードバック信号46を示すグラフである。一実施形態では、フィードバック信号46に応答して、制御ユニット26は、アーク形成の発生直後の短い継続時間にコロナイグナイタ20に提供されるエネルギーを停止するようにドライバ回路30に指示する他のコマンド信号36をドライバ回路30へ送信する。この継続時間は、例示的には、所定であり、制御ユニット26に記憶されている。したがって一度アーク形成が検出されると、ドライバ回路30は、継続時間の間コロナイグナイタ20へエネルギーを提供せず、このためアーク形成が散逸される。代替として、エンジン運転状態がそのように指示する場合、アーク形成の発生直後の短い継続時間の間コロナイグナイタ20にエネルギーを提供しないステップは省略されてもよく、これによりイネーブル信号の終了までアーク形成が継続されてもよい。
制御ユニット26は、例示的には、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に記憶されたテーブルまたはマップから、エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない所定の継続時間を読み取る。初期的に、所定の継続時間は、燃焼室32内のエンジンパラメータや動作条件に基づく。一実施形態では、この時間は、10から数100マイクロ秒の範囲である。しかし、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に記憶された所定の継続時間は、さらに後述するコロナ放電22を強化するために、前のコロナ事象のコロナ放電に関する情報に基づいて調整されることができる。
短い継続時間の間コロナイグナイタ20に提供されるエネルギーを遮断するために使用される例示的な方法は、米国特許出願番号第13/438,127に記載されている。最初の検出の際、アーク形成の最初の発生を防ぐために何も行われないが、システムは、将来のアーク形成を防止するためのアクションを実行する。例示的な方法では、アーク形成を維持するために必要な電圧がコロナ放電22を維持するために必要な電圧よりもはるかに小さく、このためにコロナイグナイタ20に印加される電圧を減少することはアーク形成を散逸させない可能性が高いため、エネルギーはアーク形成に応じて減少されるのではなく即座に遮断される。
エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されず、アーク形成が散逸する継続時間の後、制御ユニット26は再び、コロナイグナイタ20にエネルギーを提供しコロナ放電22を復元するよう、ドライバ回路30に指示する。アーク形成が再度発生するまでエネルギーがイグナイタに供給される。アーク形成を検出し、エネルギーを遮断し、コロナイグナイタ20にエネルギーを再印加するステップは、各コロナ事象にわたって繰り返されることができる。しかし、上述したように、エンジン状態は、任意のアーク形成の発生の後にエネルギーを遮断するステップが省略されることを指示してもよく、そうでなければ事象間制御システムおよび方法は、記載されたように進行する。
アーク形成を検出すると、ドライバ回路30は、アーク形成についてのコロナ放電22についての情報を取得する。この情報は、コロナ事象中または後のいずれかで得ることができる。この情報は単に”yes(はい)またはno(いいえ)”の結果以上であり、それは、コロナ放電22の体積および時間についての情報を推測するために使用される。コロナ放電22についての情報は、コロナ事象の開始時刻に対するアーク形成の発生タイミング、アーク形成の2つの連続発生の間の時間、コロナ事象中の期間にわたるアーク形成の発生回数、コロナ事象の停止時刻に対するアーク形成の発生のタイミング、コロナ事象中のアーク形成の発生の総数、コロナ事象の停止時刻にコロナイグナイタ20に供給される電圧レベルおよび電流レベルの少なくとも1つ、の特性の少なくとも1つを含む。ドライバ回路30は、好ましくは、各コロナ事象のコロナ放電22についての情報を取得する。アーク形成の検出後にエネルギー供給を遮断するステップが省略される場合には、コロナ放電についての可能な情報は、コロナ事象の開始時刻に対するアーク形成の発生タイミング、コロナ事象の停止時刻に対するアーク形成の発生のタイミング、コロナ事象の停止時刻にコロナイグナイタ20に供給される電圧レベルおよび電流レベルの少なくとも1つ、の特性の少なくとも1つに制限される。
ドライバ回路30は、制御ユニット26へのフィードバック信号46においてコロナ放電22についての情報を搬送する。これは、アーク形成の検出に応答して送信される同一のフィードバック信号46、または別の信号とすることができる。たとえば、アーク形成の発生を示す1つのフィードバック信号46は、コロナ事象中に送信されることができ、コロナ放電22に関する情報を含む別のフィードバック信号46は、コロナ事象後に送信されることができる。少なくとも1つのフィードバック信号46は、例示的には、コロナ事象の最後に送信され、コロナ事象の停止時刻に対するアーク形成の発生のタイミングと、コロナ事象中のアーク形成の発生の総数と、コロナ事象の停止時刻にコロナイグナイタ20に供給される電圧レベルおよび電流レベルと、を含む。
図3は、コロナ事象がアーク形成の1回の発生を含み遮断時間が用いられる場合の、フィードバック信号46と、制御ユニット26にエンジン制御システム24から提供されるイネーブル信号34と、ドライバ回路30に制御ユニット26から提供されるコマンド信号36とを示すグラフである。図4は、単一のコロナ事象中に複数のアーク形成が検出され遮断時間が用いられる場合の、フィードバック信号46とイネーブル信号34とコマンド信号36とを示すグラフである。
制御ユニット26は、将来のコロナの事象において、すなわち事象間制御時に形成されるコロナ放電22の体積および継続時間を増加させるために将来のコロナ事象に適用される、テーブルまたはマップに記憶された所定の値を調整するために、アーク形成についての情報を含む、コロナ放電22についての情報を使用する。たとえば、制御ユニット26は、少なくとも1つの後続のコロナ事象でコロナイグナイタ20に提供される所定の電圧および電流レベルを調整するために、少なくとも1つのコロナ事象のコロナ放電22に関する情報を使用することができる。制御ユニット26は、また、エネルギーが少なくとも1つの後続のコロナ事象においてコロナイグナイタ20に提供されていない所定時間を調整するために、少なくとも1つのコロナ事象からの情報を使用することができる。制御ユニット26は、また、少なくとも1つの後続のコロナ事象の開始時間と停止時刻との間の継続時間を調整するために、少なくとも1つのコロナ事象からの情報を使用することができる。エネルギーレベルまたはコロナ事象の継続時間は、後続のコロナ事象でコロナ放電22の最大体積および継続時間を達成するように調整される。
制御ユニット26は、コロナイグナイタ20に供給されるエネルギーが増加されるべきか減少されるべきかを決定するために情報を使用し、制御ユニット26は、ドライバ回路30に供給されるエネルギーを調整するために取得した情報に基づいて電源28に指示し、したがって、少なくともコロナ事象のまさに最後まで、アーク形成の可能性を減少させる。言い換えれば、コロナ放電22の大きさおよび/または継続時間を向上させるために、制御ユニット26は、コロナ放電22に関する情報に基づいて、ドライバ回路30そして最終的にはコロナイグナイタ20に供給されるエネルギーを調整するために電源28に指示する電力制御信号38を電源28へ搬送し、制御ユニット26は、また、ドライバ回路30がコロナイグナイタ20にエネルギーを提供するか、エネルギーを提供しない継続時間を調整するために、ドライバ回路30へのコマンド信号36のタイミングを調整することができる。
制御ユニット26へのフィードバック信号46が、たとえば図2および図4のトレース1−3のように、複数のアーク形成がコロナ事象の早くに発生し、コロナ事象を通して繰り返されたことを示している場合は、その後制御ユニット26は、コロナイグナイタ20に提供される電圧レベルが高すぎて後続のコロナ事象中に減少されるべきであることを推測する。あるいは、コロナ事象の全継続時間またはエネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない継続時間は増加されることができる。制御ユニット26へフィードバック信号46が、たとえば図2のトレース4のように、単一のアーク形成がコロナ事象の開始時に発生したことを示す場合には、制御ユニット26は、再度、コロナイグナイタ20に提供する電圧レベルが高すぎて後続のコロナ事象中に減少されるべきであることを推測する。あるいは、エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない継続時間を増加させることができる。フィードバック信号46は、たとえば図2または図6のトレース9のように、アーク形成が発生していないことを示す場合、制御ユニット26は、コロナイグナイタ20に提供される電圧レベルが低すぎ、後続のコロナ事象中にコロナ放電22の体積を増加させるために増加されるべきであることを推測する。
アーク形成の最初の発生が、たとえば図2と図5のトレース5−8のように、コロナ事象のまさに最後にある場合、制御ユニット26は、コロナイグナイタ20に提供する電圧レベルが正しい範囲内にあることを推測する。好ましい一実施形態では、コロナイグナイタ20に提供されるエネルギーは、コロナイグナイタ20がコロナ事象の開始時刻の後直ちにかつコロナ事象の継続時間の大部分を連続してコロナ放電22を発生させ、コロナイグナイタ20にコロナ事象の停止時刻前にコロナ放電22に続く1つのみのアーク形成の発生を提供させる電圧レベルおよび電流レベルである。この場合には、アーク形成に応答して、コロナイグナイタ20に提供されるエネルギーを遮断するようドライバ回路30に指示するコマンド信号36は、コロナ事象を終了させるイネーブル信号34により遮断されてもよい。つまり、アーク形成は、コロナ事象の所定の停止時刻の直前に発生する。図2と図5のトレース8は、この理想的な状況の間のフィードバック信号46を示す。この場合、制御ユニット26は、コロナ放電22が最大可能体積であるか、または最大可能体積に非常に近く、したがって、コロナイグナイタ20に提供されるエネルギーへの調整が必要とされないことを推測する。
例示的には、電圧レベルおよび電流レベルのうちの少なくとも1つは、コロナ放電22についての情報に依存する係数によって調整される。係数は1つのコロナの事象または複数のコロナの事象からの情報に基づくことができる。たとえば、アーク形成がコロナ事象の開始時刻でまたは近くで検出された場合、またはアーク形成の連続発生間の継続時間が短い場合は、アーク形成がコロナ事象の終わりに向かって検出された場合または1つのアーク形成が検出された場合よりも大きい係数によって電圧レベルが減少される。図7は、アーク形成の最初の発生のタイミングに対して、電圧レベルに適用する減少率を示すグラフである。アーク形成がコロナ事象の前半で検出された場合、係数は、アーク形成がコロナ事象の後半に検出された場合よりも大きい。単一のコロナの事象で複数のアーク形成がある場合には、電圧レベルの変更は累積される。それぞれの場合において、電圧レベルと電流レベルと継続時間とは、特定のシステムおよび動作条件に依存して規定される制限を受ける可能性がある。一実施形態では、電圧レベルおよび電流レベルの両方が係数によって調整され、係数は、電圧レベルおよび電流レベルの対して同一または異なることができる。
コロナ放電22についての情報に応答して、エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない継続時間はまた、コロナ放電22についての情報に基づく係数によって調整されることができる。この係数は、1つのコロナ事象または複数のコロナ事象からの情報に基づくことができ、それは、電圧および電流レベルを調整するために使用される係数と同じでも異なっていてもよい。たとえば、アーク形成の最初の発生が開始時刻に非常に近い場合、または連続的なアーク形成が互いに近接している場合は、エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない継続時間は、より大きな係数によって増加される。
本発明のシステムおよび方法は、必要に応じて事象内基準の制御を含んでもよい。この実施形態では、制御ユニット26は、コロナ事象中の、アーク形成についての情報を含むコロナ放電22に関する情報を取得し、その同じコロナ事象中にコロナ放電22の品質を向上させるために、同じコロナ事象中に、電圧レベル、電流レベルおよび継続時間の少なくとも1つを調整する。たとえば、アーク形成が検出され、エネルギーがコロナイグナイタ20に提供されない継続時間の後に、この方法は、強力なコロナ放電22を形成し、同じコロナ事象中のアーク形成を制限するためにコロナイグナイタ20に調整されたエネルギーレベルを提供することを含む。アーク形成の別の発生が検出された場合、制御ユニット26は、再び、コロナイグナイタ20に供給されるエネルギーを停止し、同じコロナ事象中にコロナイグナイタ20に続いて供給されるエネルギーを調整する。
さらに別の実施形態では、本発明のシステムおよび方法は、事象内と事象間基準でコロナ放電22を制御する。たとえば、電圧レベルが事象内制御方法を用いコロナ事象中に1回または複数回調整された場合、コロナ事象の終わりの電圧レベルは、例示的には、強いコロナ放電22を提供する。したがって制御ユニット26は、コロナ事象の終わりの電圧レベルを取得し、それに合わせて、マップまたはテーブルレベルに格納された所定の電圧レベルを調整する。調整された所定の電圧レベルは、その後、強力なコロナ放電22を提供するために、少なくとも1つの後続のコロナ事象中にコロナイグナイタ20に印加される。所定の電流レベルまたはコロナイグナイタ20にエネルギーを提供しない継続時間を調整するために同じステップを実施することができる。
図8は、事象間制御および任意の事象内の制御を含む、本発明のコロナイグニッションシステムの簡略化された例を示すフローチャートである。コロナ事象が開始すると、所定の電圧レベルが設定される。この電圧レベルは、通常、制御ユニット26またはエンジン制御システム24に記憶された値のテーブルまたはマップから読み出される。所定の電圧レベルは、燃焼室32内の動作条件に依存する。加えて、電圧減少係数は、ゼロに設定されており、すなわち電圧レベルはまだ減少されていない。
制御ユニット26は、コロナ放電22をイネーブルにするために、ドライバ回路30にコマンド信号36を送信し、タイマがスタートされる。タイマは、アーク形成が検出される前にアクティブなコロナ放電22の継続時間を測定する。タイマは、コロナ放電22が終了しエンジン制御システム24からのイネーブル信号34がコロナ事象を終了させるとき、またはアーク形成が検出されフィードバック信号46が制御ユニット26に送信されるとき、停止する。
図8のシステムでは、アーク形成の検出は、遮断時間と呼ばれる制御時間の間、コロナイグナイタ20に提供されるエネルギーの中断を引き起こし、またアーク形成前のコロナ放電22の継続時間に応じて印加される電圧レベルの減少を引き起こす。加えて、コロナ事象中の任意のアーク形成の数および接近度についての情報は、制御ユニット26に提供される。
タイマは、アーク形成の検出時に停止し、これによりアーク形成の前のコロナ放電22の継続時間を提供する。ドライバ回路30は、コロナイグナイタ20に印加されるエネルギーをオフにするようにコマンド信号36を使用してオフになってもよく、タイマ遮断と呼ばれるこの遮断のタイミングが開始する。遮断時間は固定されていてもよく、運転状態に依存してマップから取得されてもよく、または以前に検出されたアーク形成に応じて適合させてもよい。アーク形成は、フィードバックおよび診断目的のために記録され、たとえば図7に示すように、係数は、たとえば、適切な関数に応じて変更される。この関数は、しかし、図7に示されたものから変えることができ、同じコロナ事象における異なるアーク形成のために異なる関数を使用することができる。また、時間に対して係数を制御するために使用される関数は、電圧に対してまたは電流に対して係数を制御するために使用されるものと異なってもよい。
電源28への制御信号は、外部設定された最小値と最大値の下で係数に応じて減少された電圧レベルを提供するよう、電源28に指示する。これは、コロナイグナイタ20に印加される電圧レベルを減少させ、したがって、ドライバ回路30が再びエネルギーを与えられるときにイグナイタ先端部40で得られる電圧を低下させる。遮断タイマが完了すると、コロナイグナイタ20が再びイネーブルにされコロナイグナイタ20の動作が継続する。図8の左側の図に示すようにイネーブル信号34は、最終的にコロナ放電22を遮断させ、事象間の処理が発生する。
図9は、事象間と任意の事象内制御を含む本発明のコロナイグニッションシステムの別の簡略的な例を示すフローチャートである。図9は、アーク形成を散逸させてコロナ放電22を再開することを可能にするために、アーク形成が一旦検出されるとコロナイグナイタ20を遮断するために使用される遮断時間を最適化するために同様の制御方法がどのように適用され得るかを示す。システムのロジックは、電圧制御に対する図8のシステムと同じであるが、この場合、係数は遮断時間を増加させるために使用される。遮断時間、印加電圧、またはその両方の同時の制御は、事象内の時間スケールにおいてコロナ放電22を最適化するために適用されてもよい。
コロナ事象の後、電圧レベル、電流レベル、および/または遮断時間の最終的な値と、さらにアーク形成の記録数とタイミングとが検出され、フィードバック信号46を介して制御ユニット26に提供され、フィードバックインターフェース48を介してエンジン制御システム24に提供される。このデータは、必要に応じて、図8および図9の左側の図に示すように、次のコロナ事象で使用される初期値を変更するために処理され使用される。したがって、制御ユニット26またはエンジン制御システム24は、図5に示すパターンのような、コロナ放電22とアーク形成の最適なパターンを生成するよう試みることができる。電圧レベルおよび継続時間がコロナ事象中に減少されない場合、これはアーク形成が検出されなかったことを意味する。したがって、次のコロナ事象で電圧は理想的なパターンの実現を有利にするために増加されるべきである。電圧レベルおよび/または継続時間が大幅に減少されている場合、次のコロナ事象の電圧レベルは、アーク形成の量を減少するために減少されるべきである。電圧レベルと電流レベルと継続時間のすべての変更は、エンジンおよびイグナイタの形状とエンジン運転状態に応じて設定される外部定義された最小値と最大値によって制限されるべきである。
明らかに、上記の教示に照らして本発明の多くの修正および変形が可能であり、具体的に添付の特許請求の範囲内に記載された以外の方法で実施し得る。

Claims (32)

  1. コロナイグニッションシステムであって、
    複数のコロナ事象中、エネルギーを受け、コロナ放電を提供するコロナイグナイタであって、各コロナ事象は、開始時刻から停止時刻までおよぶ連続する第1の継続時間であり
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタへ前記エネルギーを提供するドライバ回路を含み、前記エネルギーは所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ドライバ回路は、前記コロナ事象の少なくとも1つの前記コロナ放電に関連する情報を取得し、前記情報は、前記コロナ事象の前記開始時刻に対するアーク形成の任意の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルと、の少なくとも1つを含み、
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記ドライバ回路から前記コロナ放電に関連する前記情報を受ける制御ユニットをさらに備え、前記制御ユニットは、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルの少なくとも1つを調整し、
    前記ドライバ回路は、少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタへ前記調整された所定の電圧レベルおよび前記調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを印加し、前記情報が取得された少なくとも1つの前記コロナ事象の前記停止時刻の前には印加しない、コロナイグニッションシステム。
  2. 前記ドライバ回路は、前記コロナイグナイタからのアーク形成の任意の発生を検出し、前記アーク形成の任意の発生の直後の第2の継続時間、前記コロナイグナイタへエネルギーを提供しない、請求項1に記載のコロナイグニッションシステム。
  3. 前記コロナ事象の少なくとも1つの間に前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルで、前記コロナイグナイタにエネルギーを供給し、
    前記制御ユニットから前記調整された所定の電圧レベルおよび前記調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを含む電力制御信号を受け、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタへ前記調整された所定の電圧レベルおよび前記調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを印加する、電源を含む、請求項1に記載のコロナイグニッションシステム。
  4. コロナイグニッションシステムであって、
    複数のコロナ事象中に、エネルギーを受信し、電界を放射するコロナイグナイタを備え、各コロナ事象は開始時刻から停止時刻に連続的に及ぶ第1の継続時間であり
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタに前記エネルギーを供給するドライバ回路をさらに備え、
    前記ドライバ回路は、前記コロナイグナイタからのアーク形成の任意の発生を検出し、前記アーク形成の任意の発生の直後に第2の継続時間に前記コロナイグナイタにエネルギーを提供せず、
    前記ドライバ回路は、前記コロナ事象の少なくとも1つの間、アーク形成の任意の発生についての情報を取得し、前記情報は前記コロナ事象の前記開始時刻に対する前記アーク形成の任意の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルと、の少なくとも1つを含み、
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記ドライバ回路から前記1つのコロナ事象中の前記アーク形成の任意の発生に関連する前記情報を受ける制御ユニットをさらに備え、前記制御ユニットは、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しない前記第2の継続時間を調整し、
    前記ドライバ回路は、前記調整された前記第2の継続時間を、少なくとも1つの後続のコロナ事象において前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しない時間に適用し、前記情報が取得された前記少なくとも1つのコロナ事象の前記停止時刻前には適用しない、コロナイグニッションシステム。
  5. コロナイグニッションシステムであって、
    複数のコロナ事象中に、エネルギーを受信し、電界を放射するコロナイグナイタを備え、各コロナ事象は開始時刻から停止時刻に連続的に及ぶ第1の継続時間であり
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタに前記エネルギーを供給するドライバ回路をさらに備え、
    前記ドライバ回路は、前記コロナ事象の少なくとも1つの間、アーク形成の任意の発生に関連する情報を取得し、前記情報は前記コロナ事象の前記開始時刻に対する前記アーク形成の任意の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルと、の少なくとも1つを含み、
    前記コロナイグニッションシステムは、
    前記ドライバ回路から前記1つのコロナ事象中の前記アーク形成の任意の発生に関連する前記情報を受け、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、前記第1の継続時間を調整し少なくとも1つの後続のコロナ事象において前記調整された前記第1の継続時間を適用し、前記情報が取得された前記少なくとも1つのコロナ事象の前記停止時刻前には適用しない、制御ユニットをさらに備える、コロナイグニッションシステム。
  6. 前記ドライバ回路は、前記コロナイグナイタからのアーク形成の任意の発生を検出し、前記アーク形成の各発生の直後の第2の継続時間、前記コロナイグナイタへのエネルギーを提供しない、請求項5に記載のコロナイグニッションシステム。
  7. 前記制御ユニットは、前記開始時刻に前記コロナ事象を開始し、前記停止時刻に前記コロナ事象を停止し、前記コロナ放電に関連する情報に基づいて、前記少なくとも1つの後続のコロナ事象の前記停止時刻間を調整する、請求項5に記載のコロナイグニッションシステム。
  8. コロナイグニッションシステムの制御方法であって、
    複数のコロナ事象中にコロナイグナイタにエネルギーを提供するステップを備え、前記エネルギーは、所定の電圧レベルおよび所定の電流レベルの少なくとも1つを有し、各コロナ事象は開始時刻から停止時刻間におよぶ第1の継続時間であり
    前記方法は、
    前記コロナ事象の少なくとも1つの前記コロナ放電に関連する情報を取得するステップをさらに備え、前記情報は、前記コロナ事象の前記開始時刻に対するアーク形成の任意の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルと、の少なくとも1つを含み、
    前記方法は、
    前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルの少なくとも1つを調整するステップと、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタへ前記調整された所定の電圧レベルおよび前記調整された所定の電流レベルの少なくとも1つを印加し、前記情報が取得された少なくとも1つの前記コロナ事象の前記停止時刻間の前には印加しない、ステップとをさらに備える、コロナイグニッションシステムの制御方法。
  9. 前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタからのアーク形成の任意の発生を検出するステップを含み、前記アーク形成の各発生直後の第2の継続時間に前記コロナイグナイタへエネルギーを提供しない、請求項8に記載の方法。
  10. 前記アーク形成の前記発生を検出するステップは、前記コロナイグナイタの共振周波数の振動周期の変化を識別することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルのうちの少なくとも1つを記憶するステップを含み、前記調整ステップは、前記記憶されたレベルの少なくとも1つを調整するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記複数のコロナ事象から得られた前記情報に基づいて、前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルの少なくとも1つを調整するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記コロナ放電についての前記情報に基づいて係数によって前記1つのコロナ事象後に前記所定の電圧レベルおよび前記所定の電流レベルの少なくとも1つを減少させるステップ含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記調整ステップの結果として体積および前記少なくとも1つの後続のコロナ事象中の前記コロナ放電の前記第1の継続時間の少なくとも1つを増加させるステップを含む、請求項8に記載の方法。
  15. 方法であって、各コロナ事象は、
    ドライバ回路を起動するために前記ドライバ回路に制御ユニットからのコマンド信号を伝えるステップと、
    ネーブル信号に応じて電源に前記制御ユニットから電力制御信号を伝えるステップと、
    前記電力制御信号に応じて前記ドライバ回路に前記電源からエネルギーを伝えるステップとを含み、
    前記コマンド信号に応答して前記コロナイグナイタがコロナ放電を提供するように、前記ドライバ回路からのエネルギーを前記コロナイグナイタに提供することを含む前記コロナイグナイタへ前記エネルギーを伝えるステップと、
    前記ドライバ回路を使用してアーク形成の任意の発生を検出するステップと、
    前記ドライバ回路によって行われる前記コロナ放電に関連する前記情報を取得するステップと、
    前記コロナ事象中に前記制御ユニットに前記ドライバ回路からフィードバック信号を伝えるステップとを備え、前記フィードバック信号は、アーク形成の任意の発生を示し、
    前記各コロナ事象は、
    前記フィードバック信号に応答して、前記第2の継続時間に前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しないように前記ドライバ回路に指示するコマンド信号を前記制御ユニットから前記ドライバ回路へ伝えるステップと、
    前記少なくとも1つのコロナ事象の前記コロナ放電に関連する前記情報とともにフィードバック信号を前記ドライバ回路から前記制御ユニットへ伝えるステップと、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタにエネルギーを供給するステップとをさらに含み、前記少なくとも1つの後続のコロナ事象中に提供される前記エネルギーは、前記調整された電圧レベルおよび前記調整された電流レベルの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
  16. 前記コロナ放電に対する前記情報を取得するステップと、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、前記電圧レベルと、前記電流レベルと、エネルギーが前記コロナイグナイタに提供されない前記第2の継続時間と、少なくとも1つの前記コロナ事象中の前記コロナ事象の前記第3の継続時間、のうちの少なくとも1つを調整するステップと、を含む、請求項8に記載の方法。
  17. 1つのコロナ事象中の前記電圧レベルを調整するステップと、前記1つのコロナ事象の前記停止時刻に前記調整された電圧レベルを取得するステップと、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、後続のコロナ事象に印加する前記所定の電圧レベルを調整するステップとを含み、前記情報は、前記1つのコロナ事象の前記停止時刻の前記電圧レベルを含む、請求項16に記載の方法。
  18. コロナイグニッションシステムの制御方法であって、
    複数のコロナ事象中にコロナイグナイタにエネルギーを提供するステップを備え、各コロナ事象は、開始時刻から停止時刻におよぶ連続する第1の継続時間であり
    前記方法は、
    前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタからアーク形成の任意の発生を検出するステップと、
    前記アーク形成の任意の発生の直後の第2の継続時間に前記コロナイグナイタへのエネルギーを提供しないステップと、
    前記コロナ事象の少なくとも1つの前記コロナ放電に関連する情報を取得するステップとをさらに備え、前記情報は、前記コロナ事象の前記開始時刻に対するアーク形成の任意の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルと、の少なくとも1つを含み、
    前記方法は、
    前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、エネルギーが前記コロナイグナイタに提供されない前記第2の継続時間を調整するステップと、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタにエネルギーが提供されない前記調整された前記第2の継続時間を適用し、前記情報が取得された前記少なくとも1つのコロナ事象の前記停止時刻前には適用しないステップをさらに備える、コロナイグニッションシステムの制御方法。
  19. 前記コロナイグナイタは、前記アーク形成の最初の発生前にコロナ放電を放射し、
    前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しないステップは、前記アーク形成を散逸させるステップを含み、前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しない前記第2の継続時間の直後に前記コロナ放電を再開するためにエネルギーを前記コロナイグナイタに提供するステップを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記コロナイグナイタにエネルギーが供給されない前記第2の継続時間を記憶するステップを含み、前記調整ステップは、前記記憶された前記第2の継続時間を調整するステップを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記複数のコロナ事象から得られた前記情報に基づいて、前記第2の継続時間を調整するステップを含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記コロナ放電についての情報に基づいて係数によってコロナイグナイタにエネルギーが供給されない前記第2の継続時間を増加させるステップを含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記調整ステップの結果として、体積および前記少なくとも1つの後続のコロナ事象中の前記コロナ放電の前記第2の継続時間の少なくとも1つを増加させるステップを含む、請求項18に記載の方法。
  24. 前記アーク形成の発生を検出する前記ステップは、前記コロナイグナイタの共振周波数の振動周期の変化を識別するステップを含む、請求項18に記載の方法。
  25. 方法であって、各コロナ事象は、
    ドライバ回路を起動するためにコマンド信号を制御ユニットから前記ドライバ回路に伝えるステップと、
    ネーブル信号に応じて電力制御信号を前記制御ユニットから電源に伝えるステップと、
    前記電力制御信号に応じてエネルギーを前記電源から前記ドライバ回路に伝えるステップとを含み、
    前記コロナイグナイタに前記エネルギーを伝えるステップは、前記コロナイグナイタがコロナ放電を提供するように、前記コマンド信号に応答して前記ドライバ回路からのエネルギーを前記コロナイグナイタに提供するステップを含み、
    前記ドライバ回路を使用してアーク形成の任意の発生を検出するステップと、前記ドライバ回路によって行われる前記アーク形成についての前記情報を取得するステップと、
    前記コロナ事象中に前記制御ユニットに前記ドライバ回路からのフィードバック信号を伝えるステップとを備え、前記フィードバック信号は、アーク形成の任意の発生を示し、
    前記各コロナ事象は、
    前記フィードバック信号に応答して、前記第2の継続時間に前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しないように前記ドライバ回路に指示するコマンド信号を前記制御ユニットから前記ドライバ回路へ伝えるステップと、
    前記コロナ放電についての前記情報とともに前記制御ユニットへ前記ドライバ回路からのフィードバック信号を伝えるステップと、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタに前記エネルギーを提供するステップと、前記少なくとも1つの後続のコロナ事象中に前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しない前記調整された前記第2の継続時間を適用するステップとを含む、請求項18に記載の方法。
  26. 前記コロナ放電に関連する前記情報を取得するステップと、前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、前記電圧レベルと、前記電流レベルと、エネルギーが前記コロナイグナイタに提供されない前記第2の継続時間と、少なくとも1つの前記コロナ事象中の1つの前記コロナ事象の前記第3の継続時間、のうちの少なくとも1つを調整するステップと、を含む、請求項18に記載の方法。
  27. コロナイグニッションシステムの制御方法であって、
    複数のコロナ事象中にコロナイグナイタにエネルギーを提供するステップを備え、各コロナ事象は、所定の開始時刻から停止時刻間におよぶ連続する第1の継続時間であり
    前記方法は、
    前記コロナ事象の少なくとも1つの前記コロナ放電に関連する情報を取得するステップとをさらに備え、前記情報は、前記コロナ事象の前記開始時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、2つの連続する前記アーク形成の発生の間の第3の継続時間と、前記コロナ事象中の期間にわたる前記アーク形成の発生回数と、前記コロナ事象の前記停止時刻に対する前記アーク形成の発生タイミングと、前記コロナ事象中の前記アーク形成の発生回数の合計と、前記コロナ事象の前記停止時刻において前記コロナイグナイタに供給される前記電圧レベルおよび前記電圧レベルの少なくとも1つと、の少なくとも1つを含み、
    前記方法は、
    前記コロナ放電に関連する前記情報に基づいて、前記第1の継続時間を調整するステップと、
    少なくとも1つの後続のコロナ事象中に、前記調整された前記第1の継続時間を適用し、前記情報が取得された前記少なくとも1つのコロナ事象の前記停止時刻前には適用しない、ステップをさらに備える、コロナイグニッションシステムの制御方法。
  28. 前記コロナ事象中に前記コロナイグナイタからのアーク形成の任意の発生を検出するステップと、前記アーク形成の任意の発生の直後の第2の継続時間に前記コロナイグナイタへエネルギーを提供しないステップとを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記アーク形成の発生を検出する前記ステップは、前記コロナイグナイタの共振周波数の振動周期の変化を識別するステップを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 複数の前記コロナ事象から得られた前記情報に基づいて、前記第1の継続時間を調整することを含む、請求項27に記載の方法。
  31. 各コロナ事象は、
    ドライバ回路をアクティベートするためにコマンド信号を制御ユニットから前記ドライバ回路に伝えるステップと、
    ネーブル信号に応じて電力制御信号を前記制御ユニットから電源に伝えるステップと、
    前記電力制御信号に応じてエネルギーを前記電源から前記ドライバ回路に伝えるステップとを含み、
    前記コロナイグナイタに前記エネルギーを伝えるステップは、前記コロナイグナイタがコロナ放電を提供するように、前記コマンド信号に応答して前記ドライバ回路からのエネルギーを前記コロナイグナイタに提供するステップを含み、
    各コロナ事象は、
    前記ドライバ回路を使用してアーク形成の任意の発生を検出するステップと、
    前記ドライバ回路によって行われる前記コロナ放電に関連する前記情報を取得するステップと、
    前記コロナ事象中にフィードバック信号を前記ドライバ回路から前記制御ユニットに伝えるステップとをさらに備え、前記フィードバック信号は、アーク形成の任意の発生を示し、
    前記各コロナ事象は、
    前記フィードバック信号に応答して、前記第2の継続時間に前記コロナイグナイタにエネルギーを提供しないように前記ドライバ回路に指示するコマンド信号を前記制御ユニットから前記ドライバ回路へ伝えるステップと、
    前記コロナ放電に関連する前記情報とともにフィードバック信号を前記ドライバ回路から前記制御ユニットへ伝えるステップとを含む、請求項27に記載の方法。
  32. 前記コロナ放電に関連する前記情報を取得するステップと、前記コロナ放電についての前記情報に基づいて、前記電圧レベルと、前記電流レベルと、エネルギーが前記コロナイグナイタに提供されない前記第2の継続時間と、少なくとも1つの前記コロナ事象中の1つの前記コロナ事象の前記第3の継続時間、のうちの少なくとも1つを調整するステップと、を含む、請求項27に記載の方法。
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