JP6145045B2 - マルチイベントコロナ放電点火アセンブリ、ならびに制御および操作の方法 - Google Patents

マルチイベントコロナ放電点火アセンブリ、ならびに制御および操作の方法 Download PDF

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Description

関連する出願への相互参照
本願は、2010年12月14日に出願された米国仮出願シリアル番号61/422,824の利益を主張する。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、一般に、コロナ放電点火システム、およびコロナ放電を用いて燃料空気混合気に点火する方法に関する。
2.関連技術
コロナ点火システムの一例は、フリーン(Freen)に対する米国特許第6,883,507に開示されている。コロナ放電点火システムは、高周波数電位に荷電される電極を有するイグナイタを含み、燃焼室内に高周波数を有する電界を提供する。イグナイタは、燃焼ティップに近接するいかなる接地された電極要素も含まない。むしろ、接地は、典型的には、燃焼室の壁部またはピストンによって提供される。コロナイグナイタの一例は、リコウスキら(Lykowski et.al)に対する米国特許出願第2010/0083942号公報に開示されている。
イグナイタによって提供される電界は、燃焼室内の燃料および空気の混合気の一部をイオン化させるとともに誘電破壊を開始して、燃料空気混合気の点火を容易にする。好ましくは、電界は、燃料空気混合気が誘電特性を維持して、非熱的プラズマとも称されるコロナ放電が発生するように制御される。燃料空気混合気のイオン化された部分は、火炎前面を形成して、そして、自立するとともに燃料空気混合気の残りの部分に点火する。好ましくは、電界は、すべての誘電特性を燃料空気混合気が失わないようにも制御され、熱的プラズマおよび電極と接地されたシリンダ壁部またはピストンとの間において電気的アークを生成する。
燃料空気混合気の信頼性のある点火を達成するためには、多くの場合、最小のコロナ放電強度が必要とされる。ある持続期間を有する連続的なコロナ放電点火イベントは、典型的には、非常に希薄なまたは低濃度の燃料空気混合気を用いるときに必要とされる最小の強度を提供する必要がある。しかしながら、長い持続期間は、高いエネルギ使用および関連するエネルギコストを必要とする。さらに、システムは、高いエネルギ負荷を操作可能な高機能な電子機器を必要とする。また、持続期間が長いほど、接地されたピストンまたは燃焼室壁部にコロナ放電が接触して、アーキングを生成し、コロナ放電が任意の他の経路をとることを妨げやすくなる。
発明の1つの局面は、燃料空気混合気に点火するコロナ放電を提供するためのコロナ放電点火システムを含む。システムは、高周波数を有する電気的エネルギを提供する少なくとも1つの電源を含む。イグナイタは、複数の電気的エネルギパルスを受け取るとともに、複数のコロナ放電パルスを提供する。
発明のもう1つの局面は、コロナ放電を用いて燃料空気混合気に点火する方法を提供する。方法は、高周波数を有する複数の電気的エネルギパルスを、イグナイタへ提供するステップと、イグナイタからの複数のコロナ放電パルスを提供するステップとを含む。
パルス状のコロナ放電は、連続的な、非パルス状のコロナ放電を有するシングルイベントを提供する他のコロナ放電点火システムと比較して、低減されたエネルギ使用およびコスト、電子部品の簡素化、低減されたアーキング、ならびにコロナ放電の高電圧および高容量を含む、多くの利点を有する燃料空気混合気のマルチイベント点火を提供する。
付随する図面に関連して考慮される後続の詳細な説明への参照によってより理解されるので、本発明の他の利点は、容易に理解されるだろう。
発明の1つの実施の形態に従うコロナ放電点火システムの燃焼室内に配置されるイグナイタの断面部である。 発明の1つの実施の形態に従うローカル電荷蓄積装置を持たないコロナ放電点火システムの電子部品の図である。 図2Aのシステムの点火イベントおよびコロナ放電のタイミングを説明するグラフを含む。 図2のコロナ放電点火システムの電子部品の図である。 先行技術のシングルイベントコロナ放電点火システムにおいて用いられる電流、電圧、およびタイミングを説明するグラフである。 図2および図3Aの実施の形態において用いられる電流、電圧、およびタイミングを説明するグラフである。 発明のもう1つの実施の形態に従うローカル電荷蓄積装置を持つコロナ放電点火システムの電子部品の図である。 図4Aのシステムの点火イベントおよびコロナ放電のタイミングを説明するグラフを含む。 図4のコロナ放電点火システムの電子部品の図である。 図4および図5Aの実施の形態において用いられる電流、電圧、およびタイミングを説明するグラフである。 ローカル電荷蓄積装置を持つ先行技術のシングルイベントコロナ放電点火システムにおいて用いられる電流、電圧、およびタイミングを説明するグラフである。 発明のコロナ放電点火システムのエネルギ使用を、先行技術のシステムと比較するグラフを含む。 発明のコロナ放電点火システムのエネルギ使用を、先行技術のシステムと比較するグラフを含む。 発明のコロナ放電点火システムのエネルギ使用を、先行技術のシステムと比較するグラフを含む。 発明のコロナ放電点火システムのエネルギ使用を、先行技術のシステムと比較するグラフを含む。
詳細な説明
発明の1つの局面は、各々が高周波数を有する電気的エネルギパルスを受け取るとともに、各々が高周波数を有する電界のパルスを放出するイグナイタ22を含むコロナ放電点火システム20を提供する。電界のパルスは、燃料空気混合気の一部をイオン化するとともに、同一の期間に亘る連続的なコロナ放電というよりも、ある期間に亘ってコロナ放電24のパルスを提供する。連続的で、非パルス状のコロナ放電を用いるシングルイベントの点火を提供する先行技術のシステムと比較して、低減されたエネルギ使用およびコスト、電子部品の単純化、低減されたアーキング、ならびにコロナ放電24の高電圧および高容量を含む、多くの利点を有する燃料空気混合気のマルチイベントの点火を、パルス状のコロナ放電24は提供する。
コロナ放電点火システム20のイグナイタ22は、電極端子エンド28から電極燃焼エンド30へ長手方向に延在する中心軸を有する電極26を含む。電極26は、電極端子エンド28にて電気的エネルギパルスを受け取るとともに、電極燃焼エンド30から電界のパルスを放出する。中心軸に沿って電極端子エンド28から電極燃焼エンド30へ長手方向に延在する、ニッケルのような第1の導電性材料から形成される電極本体部32を、電極26は含む。1つの実施の形態においては、燃料空気混合気の一部をイオン化するとともに、コロナ放電24を提供する電界のパルスを放出するために、電極26は電極燃焼エンド30に燃焼ティップ34を含む。
1つの実施の形態においては、コロナ放電点火システム20は、自動車の内燃機関の一部である。図1に示されるように、内燃機関は、中心軸の周囲に延在するとともに、円筒形状を有する空間を提供する側壁を有するシリンダブロック36を含む。側壁は、上端開口部を囲む上端部を有する。シリンダヘッド38は、側壁の上端部上に配置されるとともに、シリンダブロック36の上端開口部に亘って延在する。ピストン40は、内燃機関の動作中に側壁に沿って摺動するために、円筒空間内において、シリンダブロック36の側壁に沿って配置される。ピストン40は、シリンダヘッド38から離間され、それによって、シリンダブロック36と、シリンダヘッド38と、ピストン40とが合わさって、燃料空気混合気を収容するためのこれらの間の燃焼室42を提供する。燃料空気混合気は、内燃機関の動作中に燃焼室42を通って連続的に移動する。
図1に示されるように、イグナイタ22は、シリンダヘッド38内に配置されるとともに、燃焼室42内に横方向に延在する。上記に示唆されるように、イグナイタ22は、700kHz〜2MHzの高周波数において電気的エネルギを受け取る。イグナイタ22によって受け取られる各電気的エネルギパルスは、計算されたエネルギパラメータと称されるあるパラメータを満足する。計算されたエネルギパラメータは、パルスの周波数、持続期間、インターバル、および電圧を含む。イグナイタ22へ提供される電気的エネルギパルスは、非パルス状の連続的なコロナ放電を用いるシングル点火イベントシステムのイグナイタ22へ提供される電気的エネルギよりも強くてもよい。1つの実施の形態においては、各電気的エネルギパルスは、100〜1,000ボルトの電圧および0.1〜5Aの電流を有する。
イグナイタ22によって受け取られる電気的エネルギパルスは、最小持続期間を持たないが、持続期間は、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、イグナイタ22によって受け取られる電気的エネルギパルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒の持続期間を有する。各電気的エネルギパルスは、電気的エネルギがイグナイタ22によって受け取られない時間のインターバルだけ次のパルスから離間される。パルス間のインターバルは、最小持続期間を持たないが、インターバルの持続期間は、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、各電気的エネルギパルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒のインターバルだけ次のパルスから離間される。パルスの持続期間およびパルス間のインターバルは、典型的には、数十マイクロ秒であるが、パルスの周波数は、非制限的であり得る。1つの実施の形態においては、電気的エネルギパルスは、少なくとも400ヘルツの、または400〜50,000ヘルツの周波数を有する。
上述のように、イグナイタ22の燃焼ティップ34は、700kHz〜2MHzの周波数を有する電界を放出して、燃料空気混合気の一部をイオン化するとともに、コロナ放電24を形成する。また、電界およびコロナ放電24は、パルスとして提供される。イグナイタ22から放出される電界のパルスは、連続的なコロナ放電を有するシングルイベントシステムのイグナイタ22から放出される電界よりも強くてもよい。1つの実施の形態においては、電界の各パルスは、1,000〜100,000ボルトの電圧および最大100mAの電流を有する。
イグナイタ22から放出される電界の各パルスの持続期間は、最小値を持たないが、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、イグナイタ22によって放出される電界のパルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒の持続期間を有する。イグナイタ22によって放出される電界の各パルスは、電界がイグナイタ22によって放出されない時間のインターバルだけ次のパルスから離間される。インターバルの持続期間は、最小値を持たないが、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、電界の各パルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒のインターバルだけ次のパルスから離間される。パルスの持続期間およびパルス間のインターバルは、典型的には、数十マイクロ秒であるが、パルスの周波数は、非制限的であり得る。1つの実施の形態においては、電界のパルスは、少なくとも400ヘルツの、または400〜50,000ヘルツの周波数を有する。
また、燃焼室42内に提供されて燃料空気混合気に点火するコロナ放電24のパルスの持続期間は、最小値を持たないが、持続期間は、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、燃焼室42内に提供されるコロナ放電24のパルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒の持続期間を有する。コロナ放電24の各パルスは、コロナ放電24が提供されない時間のインターバルだけ次の1つのパルスから離間される。インターバルの持続期間は、最小値を持たないが、典型的には、数十マイクロ秒である。1つの実施の形態においては、コロナ放電24の各パルスは、1〜2,500マイクロ秒の、または1〜100マイクロ秒の、または好ましくは、20〜30マイクロ秒のインターバルだけ次のパルスから離間される。パルスの持続期間およびパルス間のインターバルは、典型的には、数十マイクロ秒であるが、パルスの周波数は、非制限的であり得る。1つの実施の形態においては、コロナ放電24のパルスは、少なくとも400ヘルツの、または400〜50,000ヘルツの周波数を有する。
本発明のパルス状のコロナ放電24によって提供される点火の強度は、連続的な、非パルス状のコロナ放電を有するシングルイベントコロナ放電点火システムによって提供される点火と比較できる。燃焼室42内の燃料空気混合気は、連続的に移動する、それによって、コロナ放電24が連続的であったときとおよそ同一のレベルで、パルス状のコロナ放電24に効果的にさらされる。しかしながら、上述のように、本発明のシステム20は、他のシステムによって使用されるエネルギのごく一部を用いる点火を提供する。
パルス状のコロナ放電24を提供するコロナ放電点火システム20の電子部品は、図2Aおよび図4Aに概して示される。また、パルス状のコロナ放電24および燃料空気混合気の点火のタイミングを説明するグラフは、図2Bおよび図4Bに示される。コロナ放電点火システム20は、典型的には、コントローラ44と、調整された回路またはLC回路46と、少なくとも1つの電源48,50と、燃焼エンドアセンブリとを含む。上記に示唆されたように、コロナ放電24点火システム20は、典型的には、自動車の内燃機関に採用されるが、固定産業エンジン、オフハイウェイエンジン、ガスエンジン、および圧縮点火エンジンなどの他のエンジンシステム20に採用され得る。
コロナ放電点火システム20の電源48,50は、主電源48を含み、コロナ駆動回路52へ電気的エネルギを提供する。主電源48は、自動車の12ボルトバッテリであってもよい。1つの実施の形態においては、コロナ放電点火システム20は、可変高電圧電源50を含み、コロナ駆動回路52へ、そして最終的にはイグナイタ22へも電気的エネルギを提供する。可変高電圧電源50は、典型的には、10〜150ボルトの電圧においてエネルギを蓄えるとともに、10〜150ボルトの電圧においてコロナ駆動回路52へ蓄積エネルギを伝達する。しかしながら、可変高電圧電源50は、必要ではなく、すべての電気的エネルギは、主電源48などの単一の電源によって提供されてもよい。電源48,50は、コロナ放電24が生成されている間にコロナ駆動回路52へ電気的エネルギを提供してもよく、それによって、コロナ駆動回路52は、コロナ放電24が衰える前に再度エネルギが与えられる。したがって、システム20を再充電する時間が必要ない。
コロナ駆動回路52は、電源48,50から電気的エネルギを受け取り、電気的エネルギを蓄え、そして、LC回路46へ、そして最終的にはイグナイタ22へ電気的エネルギを伝達する。コロナ駆動回路52は、典型的には、700kHz〜2MHzの周波数で動作する発振回路である。コロナ駆動回路52によってイグナイタ22へ提供される電気的エネルギは、上述の計算されたエネルギパラメータを満足する。計算されたエネルギパラメータは、ECUによって提供されるエンジンデータおよびシステム20の共振周波数を含む様々な技術情報を用いて決定され得る。1つの実施の形態においては、図2Aおよび図4Aに示されるように、エンジンデータは、エンジンデータ信号54においてコロナ駆動回路52へ提供され、コロナ駆動回路52は、エンジンデータを用いて、計算されたエネルギパラメータを決定する。
コントローラ44は、自動車のECUに統合されてもよいし、もしくは分離されたユニットであってもよい。1つの実施の形態においては、コントローラ44は、コロナ点火システム20の計算されたエネルギパラメータを決定するために用いられる。もう1つの実施の形態においては、計算されたエネルギパラメータは、システム20へ提供されるか、またはシステム20にプログラムされる。また、コントローラ44は、ある電圧レベルにおいてコロナ駆動回路52へ電気的エネルギを伝達するように可変高電圧電源50に指示する電圧信号56を、可変高電圧電源50へ伝達し得る。
図2Aおよび図4Aに示されるように、コントローラ44は、コロナ駆動回路52へ駆動制御信号58を伝達して、コロナ駆動回路52を活性化または非活性化し、そして、パルス状のコロナ放電24を提供する。コロナ駆動回路52を活性化するために、持続期間を有するとともに上述の他の計算されたエネルギパラメータに従う電気的エネルギパルスを、イグナイタ22へ伝達するように、駆動制御信号58は、コロナ駆動回路52に指示する。コントローラ44は、コロナ駆動回路52を非活性化するもう1つの駆動制御信号58を伝達する。コロナ駆動回路52を非活性化するために、電気的エネルギを蓄えるとともに時間のインターバルの間にイグナイタ22へ電気的エネルギを伝達しないように、駆動制御信号58は、コロナ駆動回路52に指示する。そして、もう1つの駆動制御信号58は、イグナイタ22へもう1つの電気的エネルギパルスを伝達するようにコロナ駆動回路52に指示することによってコロナ駆動回路52を再活性化する。
コロナ駆動回路52は、主電源48および可変高電圧電源50からの電気的エネルギ、ならびに駆動制御信号58を受け取るための少なくとも1つのコロナドライバ60を含む。コロナドライバ60は、計算されたエネルギパラメータに応じて、LC回路46へ、そして最終的にはイグナイタ22へ電気的エネルギを伝達する。
LC回路46への電気的エネルギの伝達に先立って、コロナ駆動回路52は、電源48,50によって受け取られた電気的エネルギを、計算されたエネルギパラメータを満足するように伝達するまたは操作する。また、駆動制御信号58に加えて、システム20の共振周波数を示すフィードバックループ信号62を、コロナ駆動回路52は、LC回路46から受け取る。上述のように、計算されたエネルギパラメータは、部分的に、システム20の共振周波数に左右される。コロナ駆動回路52は、典型的には、計算されたエネルギパラメータを満足するように電気的エネルギを操作するためのトランス64を含む。コロナ駆動回路52は、AC電圧に電気的エネルギを変換して、LC回路46へAC電圧を伝達する。
LC回路46は、コロナ駆動回路52から電気的エネルギのAC電流を受け取り、さらに、電気的エネルギのイグナイタ22への伝達に先立って、計算されたエネルギパラメータに応じて電気的エネルギを変換する。LC回路46は、共振インダクタ66と、燃焼エンドアセンブリによって提供されるキャパシタンスCと含む。燃焼エンドアセンブリは、燃焼室42内に配置されるイグナイタ22を含む。1つの実施の形態においては、共振インダクタ66は、特定の電圧および共振周波数において動作する金属のコイルである。上述のように、LC回路46は、共振周波数を示すフィードバックループ信号62を、コロナ駆動回路52へ伝達する。1つの実施の形態においては、イグナイタ22へのエネルギの伝達に先立って、LC回路46は、電圧を増幅して電流を低減することによって電気的エネルギを変換する。LC回路46からイグナイタ22へ電気的エネルギを伝達するために、共振インダクタ66とイグナイタ22との間に少なくとも1つの電気的接続68が提供される。
上述のように、イグナイタ22の電極26は、LC回路46から電気的エネルギパルスを受け取る。各電気的エネルギパルスは、典型的には、1〜2,500マイクロ秒の持続期間を有し、1〜2,500マイクロ秒のインターバルだけ次のパルスから離間される。イグナイタ22の電極26によって受け取られる電気的エネルギパルスは、典型的には、0.1〜5Aの電流を有する。パルス状の電気的エネルギの電圧および共振は、燃焼室42内にパルス状の電界を電極26に放出させて、燃料空気混合気の一部をイオン化するとともに、燃焼室42内にパルス状のコロナ放電24を提供する。
上述のように、1つの実施の形態においては、コロナ放電点火システム20は、電気的エネルギを蓄えるとともにコロナ駆動回路52へ電気的エネルギを提供する高電圧電源50を含む。また、この実施の形態においては、図4Aおよび図5Aに示されるように、システム20は、高電圧電源50とコロナ駆動回路52のコロナドライバ60との間のローカル電荷蓄積装置70を含み得る。図2Aおよび図3Aに示されるように、ローカル電荷蓄積装置70は必要ではない。ローカル電荷蓄積装置70は、典型的には、キャパシタンス含み、高電圧電源50から電気的エネルギを連続的に受け取る。高電圧電源50によって受け取られる電気的エネルギは、典型的には、10〜150ボルトである。コロナ駆動回路52に蓄えられたエネルギが枯渇したときに、コロナドライバ60は、ローカル電荷蓄積装置70から電気的エネルギパルスを得る。ローカル電荷蓄積装置70から得られる電気的エネルギパルスは、典型的には、1〜2,500マイクロ秒の持続期間を有し、1〜2,500マイクロ秒のインターバルだけ互いに離間される。ローカル電荷蓄積装置70から伝達される電気的エネルギパルスは、ローカル電荷蓄積装置70によって受け取られる電気的エネルギの連続的な流れよりも大きな電流を有する。
図3Cは、ローカル電荷蓄積装置70を持たない実施の形態について、ある期間に亘る可変高電圧電源50からの電流、コロナドライバ60への電圧、およびコロナ放電24のタイミングを説明するグラフであり、図5Bは、ローカル電荷蓄積装置70を有する実施の形態について、同一の期間に亘る電流、電圧、およびタイミングを説明するグラフである。図3Bおよび図5Cは、ローカル電荷蓄積装置70を持つ場合および持たない場合の各々について、同一の期間に亘って連続的な、非パルス状のコロナ放電を提供する先行技術のシングル点火イベントシステムの電流、電圧、およびタイミングを説明する比較グラフである。コロナ放電24のタイミングは、点線によって示される。
ローカル電荷蓄積装置70を持たない図2および図3Aの実施の形態においては、電気的エネルギの電流は、電気的エネルギが可変高電圧電源50から出るときに計測され、電圧は、電気的エネルギがコロナドライバ60に入るときに計測される。ローカル電荷蓄積装置70を持つ図4Aおよび図5Aの実施の形態においては、電気的エネルギの電流は、ローカル電荷蓄積装置70によって受け取られる前であって可変高電圧電源50から電気的エネルギが伝達されるときに計測され、電圧は、コロナドライバ60によって受け取られる前であってローカル電荷蓄積装置70から電気的エネルギが伝達された後に計測される。
図3Cおよび図5Bのグラフは、双方の発明の実施の形態が、連続的な、非パルス状のコロナ放電を提供する先行技術のシステムよりも低い平均電流および低いエネルギ使用を伴う比較電圧を提供することを説明する。図5Bは、ローカル電荷蓄積装置70が平均電流を平滑化して、ローカル電荷蓄積装置70を持たない図2および図3Aの実施の形態と比較して低い平均電流を提供することを示す。好ましくは、ローカル電荷蓄積装置70は、イグナイタ22によって必要とされる最大可能電流に対して可変高電圧電源50が定格になることを防止するために用いられる。
図6Aから図6Dは、同一の期間に亘って、本発明のコロナ放電24点火システム20のエネルギ使用を、シングル点火イベントを持つコロナ放電点火システム、シングルスパークイベントを持つ火花点火システム、およびマルチスパークイベントを持つ火花点火システムと比較する。図6は、本発明のパルス状のコロナ放電システム20によって使用される電流およびエネルギが先行技術のシステムよりも著しく小さいことを図示する。また、図6は、50%の低いデューティサイクルを、本発明のシステム20が提供することを示す。しかしながら、ある条件下では、10%の低デューティサイクルが点火の質の低下なしに実現可能である。また、コロナ放電点火システム20は、使用される平均電流を90%まで、およびピーク電流を75%まで低減し得る。また、図6は、本発明のシステム20が火花点火システムよりも短時間で点火を提供することを図示する。
上述のように、本発明のコロナ放電点火システム20は、低減されたエネルギ使用および関連するエネルギコストに加えて、多くの利点を提供する。低いピーク電流および平均電流のために、システム20の電子部品は、簡素化されてもよい。たとえば、連続的な、非パルス状のコロナ放電を提供するシングルイベントコロナ放電点火システムに採用されるものに比べて、より小さい電荷蓄積キャパシタおよびより小さいフィルタ要素が採用され得る。
パルス状のコロナ放電24によって提供されるもう1つの利点は、連続的な、非パルス状のコロナ放電と比較して、低減されたアーキングならびにコロナ放電24の高電圧および高容量である。多くの場合、燃焼室42内にコロナ放電24を提供するときに、たとえばピストン40が燃焼ティップ34に近接すると、コロナ放電24の少なくとも1つのストリーマが接地金属部に接触する条件が発生する。この場合、イグナイタ22から接地へ電流が流れて、アーキングと称されるイグナイタ22と接地との間のイオン化された経路を生成するとともに、燃焼ティップ34における電圧が急峻に下降する。さらに、イグナイタ22と接地との間に形成されるイオン化された経路は、コロナ放電24が任意の他の経路をとることを妨げ、コロナ放電24の空間的な広がりは、厳しく制限される。一旦アーキングが発生すると、電流の流れを停止するために十分に電圧供給が低下されなければ、アーク放電は消滅させられない。これは、典型的には、コロナ放電24の形成のための電圧よりも低い。したがって、アーキングから回復するためには、システム20は、イグナイタ22への電気的エネルギの供給を停止しなければならない。
しかしながら、パルス状のコロナ放電24を提供するときに、コロナ放電24が接地要素に接触して、接地へのイオン化された経路が形成されると、これは現在のパルスの長さだけ持続する。パルスが終わると、パルス間のインターバルの間に経路は消滅し、電気的エネルギは、イグナイタ22へ提供されない。次のパルスが始まると、望ましいコロナ放電24が再び形成される。次に、接地されたエンジンの部分に達するために十分に大きく成長するために必要な時間をコロナ放電24が持たないように、パルスの持続期間が選択されてもよい。これは、高電圧のコロナ放電24の使用を可能とし、エンジン動作におけるサイクル変動に対するキャリブレーション、ロバスト性を容易とし、生成されるコロナ放電24の大容量を可能とする。
発明のもう1つの局面は、コロナ放電点火システム20の燃焼室42内の燃料空気混合気に点火する方法を提供する。上記に示唆されたように、方法は、高周波数を有する複数の電気的エネルギパルスを、イグナイタ22へ提供するステップと、イグナイタ22からの複数のコロナ放電24パルスを提供するステップとを含む。
1つの実施の形態においては、方法は、まず、高周波数を有する電気的エネルギを電源48,50の少なくとも1つからコロナ駆動回路52へ提供するステップを含み、複数のコロナ放電24パルスを提供しながらコロナ駆動回路52へ電気的エネルギを提供するステップをさらに含む。好ましくは、方法は、高電圧電源50からローカル電荷蓄積装置70へ、10〜150ボルトの電圧において電気的エネルギを連続的に提供するステップと、各々が10〜150ボルトの電圧を有する電気的エネルギパルスをローカル電荷蓄積装置70からコロナ駆動回路52へ伝達するステップとを含む。
上記に示唆されたように、方法は、コロナ駆動回路52に電気的エネルギを蓄えるステップと、コロナ駆動回路52を活性化するステップと、続いてコロナ駆動回路52を非活性化するステップと、その後、コロナ駆動回路52を再活性化するステップとを含む。活性化するステップは、イグナイタ22へ1つの電気的エネルギパルスを提供するステップを含み、非活性化するステップは、電気的エネルギがイグナイタ22へ提供されないインターバルを提供するステップを含む。活性化するステップおよび非活性化するステップは、パルス状のコロナ放電24を提供するように繰り返される。1つの実施の形態においては、方法は、イグナイタ22へ電気的エネルギを提供する前に、AC電流に電気的エネルギを変換するステップを含む。
方法は、燃料空気混合気をイオン化してコロナ放電24を提供する700kHz〜2MHzの高周波数および1,000〜100,000ボルトの電圧を有する電気的エネルギを放出するために、コロナ駆動回路52からイグナイタ22へ電気的エネルギを提供するステップをさらに含む。イグナイタ22への電気的エネルギの伝達に先立って、方法は、コロナ駆動回路52からLC回路46へ電気的エネルギを伝達するステップと、そして、LC回路46からイグナイタ22へ電気的エネルギを伝達するステップと含む。
また、上記に説明されたように、コロナ放電24を提供するステップは、イグナイタ22によって受け取られる電気的エネルギのエネルギパラメータを決定するステップを含む。イグナイタ22へ電気的エネルギを提供するステップに先立って、方法は、所定のエネルギパラメータを満足するように電気的エネルギを変換するステップを含む。上述のように、イグナイタ22へ電気的エネルギを提供するステップは、イグナイタ22へ複数の電気的エネルギパルスを提供するステップを含む。本発明の方法は、少ないエネルギを用いたロバストな点火とともに、上述の他の利点を提供する。
明らかなように、本発明の多くの修正および変更が上記教示に照らして可能であり、添付された特許請求の範囲の範囲内であるが具体的に記載されているもの以外で実行されてもよい。これらの先行する記述は、発明の新規性がその有用性を発揮する任意の組み合わせをカバーするように解釈されるべきである。さらに、特許請求の範囲における参照番号は、単に便宜的なものであって、いかなる限定もされずに読まれるべきである。

Claims (21)

  1. 燃料空気混合気に点火するコロナ放電(24)を提供するためのコロナ放電点火システム(20)であって、
    高周波数を有する電気的エネルギを受け取るとともに、コロナ放電(24)を提供するためのイグナイタ(22)と、
    前記電気的エネルギを提供する少なくとも1つの電源(48,50)とを備え、
    前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギは、複数の電気的エネルギパルスを含み、
    前記コロナ放電(24)は、複数のコロナ放電(24)パルスを含み、
    前記電気的エネルギパルスの各々は、前記イグナイタ(22)によって電気的エネルギが受け取られないインターバルだけ次の1つの前記パルスから離間され、
    前記インターバルは、前記電気的エネルギの前記パルスの持続時間より長く、前記システムは、
    前記少なくとも1つの電源(48,50)から前記電気的エネルギを受け取り、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するコロナ駆動回路(52)をさらに備え、
    前記少なくとも1つの電源(48,50)は、前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギを供給する高電圧電源(50)を含み、前記システムは、
    第1の電圧にて前記高電圧電源(50)から電気的エネルギを連続的に受け取り、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧にて前記電気的エネルギを蓄えるとともに前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギパルスを伝達するローカル電荷蓄積装置(70)をさらに備える、コロナ放電点火システム。
  2. 前記イグナイタ(22)は、高周波数を有し、燃料空気混合気をイオン化し、前記コロナ放電(24)を提供する複数の電界パルスを放出する、請求項1に記載のシステム(20)。
  3. 前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギパルスは、各々が1〜2,500マイクロ秒の持続期間を有する、請求項1に記載のシステム(20)。
  4. 前記電気的エネルギパルスは、少なくとも400ヘルツの周波数を有する、請求項1に記載のシステム(20)。
  5. 前記電気的エネルギパルスの各々は、少なくとも10ボルトの電圧を有する、請求項1に記載のシステム(20)。
  6. 前記インターバルの範囲は、1〜2,500マイクロ秒である、請求項1に記載のシステム(20)。
  7. 前記少なくとも1つの電源(48,50)から前記電気的エネルギを受け取り、AC電圧に前記電気的エネルギを変換し、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供する前記コロナ駆動回路(52)を備える、請求項1に記載のシステム(20)。
  8. 前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギパルスの1つを提供するように前記コロナ駆動回路(52)に指示し、前記イグナイタ(22)へ電気的エネルギが提供されない前記パルスと前記次のパルスとの間のインターバルを提供するように前記コロナ駆動回路(52)に指示し、前記インターバルの後に前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギパルスのもう1つを提供するように前記コロナ駆動回路(52)に指示する駆動制御信号(58)を提供するコントローラ(44)をさらに備える、請求項7に記載のシステム(20)。
  9. 前記少なくとも1つの電源(48,50)は、前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギをそれぞれ供給する主電源(48)および前記高電圧電源(50)を含み、
    前記高電圧電源(50)によって前記コロナ駆動回路(52)へ供給される前記電気的エネルギは、少なくとも10ボルトの電圧を有する、請求項7に記載のシステム(20)。
  10. 燃料空気混合気に点火するコロナ放電(24)を提供するためのコロナ放電点火システム(20)であって、
    高周波数を有する電気的エネルギを受け取るとともに、コロナ放電(24)を提供するためのイグナイタ(22)と、
    前記電気的エネルギを提供する少なくとも1つの電源(48,50)とを備え、
    前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギは、複数の電気的エネルギパルスを含み、
    前記コロナ放電(24)は、複数のコロナ放電(24)パルスを含み、前記システムは、
    前記少なくとも1つの電源(48,50)から前記電気的エネルギを受け取り、AC電圧に前記電気的エネルギを変換し、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するコロナ駆動回路(52)をさらに備え、
    前記少なくとも1つの電源(48,50)は、前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギをそれぞれ供給する主電源(48)および高電圧電源(50)を含み、
    前記高電圧電源(50)によって前記コロナ駆動回路(52)へ供給される前記電気的エネルギは、少なくとも10ボルトの電圧を有し、前記システムは、
    第1の電圧にて前記高電圧電源(50)から電気的エネルギを連続的に受け取り、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧にて前記電気的エネルギを蓄えるとともに前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギパルスを伝達するローカル電荷蓄積装置(70)をさらに備える、システム(20)。
  11. 前記イグナイタ(22)が前記コロナ放電(24)を提供している間に、前記少なくとも1つの電源(48,50)は、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供する、請求項1に記載のシステム(20)。
  12. 前記イグナイタ(22)へ提供される前記電気的エネルギは、0.1〜5Aである、請求項1に記載のシステム(20)。
  13. 高周波数電界を提供して、燃料空気混合気の一部をイオン化するとともに、燃焼室内の前記燃料空気混合気に点火するためのコロナ放電(24)を提供するコロナ放電点火システム(20)であって、
    シリンダブロック(36)と、
    シリンダヘッド(38)と、
    ピストン(40)とを備え、
    これらの間には、燃焼室(42)が提供され、
    前記コロナ放電点火システムは、
    前記シリンダヘッド(38)内に配置されるとともに前記燃焼室(42)内に延在する、高周波数および所定のエネルギパラメータを有する電気的エネルギを受け取るためのイグナイタ(22)をさらに備え、
    前記エネルギパラメータは、電圧および周波数を含み、
    高周波数および1,000〜100,000ボルトの電圧を有し、燃料空気混合気の一部をイオン化し、コロナ放電(24)を提供する電界を、前記イグナイタ(22)は放出し、
    前記イグナイタ(22)は、前記電気的エネルギを受け取るとともに、前記電界を放出する電極(26)を含み、
    前記コロナ放電点火システムは、
    電気的エネルギを蓄えるとともに、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するコロナ駆動回路(52)と、
    前記イグナイタ(22)が前記コロナ放電(24)を提供している間に前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギを供給する主電源(48)と、
    前記主電源(48)から分離されるとともに、前記イグナイタ(22)が前記コロナ放電(24)を提供している間に前記コロナ駆動回路(52)へ少なくとも10ボルトの電圧にて電気的エネルギを供給する可変高電圧電源(50)と、
    前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを伝達するように前記コロナ駆動回路(52)に指示する駆動制御信号(58)を、前記コロナ駆動回路(52)へ伝達するコントローラ(44)と、
    前記コロナ駆動回路(52)から前記電気的エネルギを受け取るとともに、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するLC回路(46)とをさらに備え、
    前記コロナ駆動回路(52)および前記LC回路(46)は、前記所定のエネルギパラメータを満足するように前記電源(48,50)によって提供される前記電気的エネルギを変換し、
    前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギは、複数の電気的エネルギパルスであり、
    前記パルスの各々は、1〜2,500マイクロ秒の持続期間を有し、電気的エネルギが前記イグナイタ(22)へ提供されない1〜2,500マイクロ秒のインターバルだけ前記パルスの次の1つから離間され、前記インターバルは前記持続時間より長く、かつ、前記パルスの各々が少なくとも10ボルトの電圧を有し、前記システムはさらに、
    第1の電圧にて前記可変高電圧電源(50)から電気的エネルギを連続的に受け取り、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧にて前記電気的エネルギを蓄えるとともに前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギパルスを伝達するローカル電荷蓄積装置(70)をさらに備える、コロナ放電点火システム。
  14. コロナ放電(24)を用いて燃料空気混合気に点火する方法であって、
    源(48,50)の少なくとも1つが、高周波数を有する複数の電気的エネルギパルスを、イグナイタ(22)へ提供するステップと、
    前記イグナイタ(22)が、複数のコロナ放電(24)パルスを提供するステップとを含み、
    前記電気的エネルギパルスの各々は、前記イグナイタ(22)によって電気的エネルギが受け取られないインターバルだけ次の1つの前記パルスから離間され、
    前記インターバルは、前記電気的エネルギの前記パルスの持続時間より長く、
    前記少なくとも1つの電源(48,50)は、コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギを供給する高電圧電源(50)を含み、前記方法は、
    前記高電圧電源(50)がローカル電荷蓄積装置(70)へ第1の電圧にて前記電気的エネルギを連続的に提供するステップと、
    各々が第2の電圧を有する前記電気的エネルギパルスを、前記ローカル電荷蓄積装置(70)が前記コロナ駆動回路(52)へ伝達するステップと、
    前記コロナ駆動回路(52)が、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギパルスの1つを提供するステップをさらに含む、方法。
  15. 前記コロナ駆動回路(52)が、前記電気的エネルギを蓄えるステップと、
    コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を活性化するステップと、
    それに続いて前記コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を非活性化するステップと、
    それに続いて前記コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を再活性化するステップとをさらに含み、
    前記活性化するステップは、前記コロナ駆動回路(52)が、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギパルスの1つを提供するステップを含み、
    前記非活性化するステップは、前記コロナ駆動回路(52)が、電気的エネルギが前記イグナイタ(22)へ提供されないインターバルを提供するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. コロナ放電(24)を用いて燃料空気混合気に点火する方法であって、
    源(48,50)の少なくとも1つが、高周波数を有する複数の電気的エネルギパルスを、イグナイタ(22)へ提供するステップと、
    前記イグナイタ(22)が、複数のコロナ放電(24)パルスを提供するステップとを含み、前記方法は、
    コロナ駆動回路(52)が、前記電気的エネルギを蓄えるステップと、
    コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を活性化するステップと、
    それに続いて前記コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を非活性化するステップと、
    それに続いて前記コントローラ(44)が、前記コロナ駆動回路(52)を再活性化するステップとをさらに含み、
    前記活性化するステップは、前記コロナ駆動回路(52)が、前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギパルスの1つを提供するステップを含み、
    前記非活性化するステップは、前記コロナ駆動回路(52)が、電気的エネルギが前記イグナイタ(22)へ提供されないインターバルを提供するステップを含み、前記方法は、
    高電圧電源(50)がローカル電荷蓄積装置(70)へ10〜150ボルトの電圧にて前記電気的エネルギを連続的に提供するステップと、
    各々が10〜150ボルトの電圧を有する前記電気的エネルギパルスを、前記ローカル電荷蓄積装置(70)が前記コロナ駆動回路(52)へ伝達するステップとをさらに含む、方法。
  17. 前記イグナイタ(22)が前記複数のコロナ放電(24)パルスを提供しながら、前記電源(48,50)の少なくとも1つが前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギを提供するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供する前に、前記コロナ駆動回路(52)が前記電気的エネルギをAC電圧に変換するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. コロナ放電(24)を用いて燃焼室(42)内の燃料空気混合気に点火する方法であって、
    高周波数を有する電気的エネルギを、少なくとも1つの電源(48,50)がコロナ駆動回路(52)へ提供するステップと、
    700kHz〜2MHzの高周波数および1,000〜100,000ボルトの電圧を有し、燃料空気混合気をイオン化し、イグナイタ(22)がコロナ放電(24)を提供するための電界を放出するために、前記コロナ駆動回路(52)が前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するステップと、
    前記イグナイタ(22)が前記コロナ放電(24)を提供しながら、前記少なくとも1つの電源が前記コロナ駆動回路(52)へ前記電気的エネルギを提供するステップと、
    前記コロナ駆動回路(52)がLC回路(46)へ前記電気的エネルギを伝達するステップと、
    前記LC回路(46)が前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを伝達するステップと、
    コントローラ(44)が前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギのエネルギパラメータを決定するステップとを含み、
    前記エネルギパラメータは、前記エネルギの電圧および周波数を含み、
    前記方法は、
    前記コロナ駆動回路(52)および前記LC回路(46)が前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するステップに先立って、前記コロナ駆動回路(52)が前記所定のエネルギパラメータを満足するように前記電気的エネルギを変換するステップをさらに含み、
    前記イグナイタ(22)へ前記電気的エネルギを提供するステップは、前記コロナ駆動回路(52)が前記イグナイタ(22)へ複数の電気的エネルギパルスを提供するステップを含み、
    前記電気的エネルギパルスの各々は、前記イグナイタ(22)によって電気的エネルギが受け取られないインターバルだけ次の1つの前記パルスから離間され、
    前記インターバルは、前記電気的エネルギの前記パルスの持続時間より長く、前記方法はさらに、
    高電圧電源(50)がローカル電荷蓄積装置(70)へ第1の電圧にて前記電気的エネルギを連続的に提供するステップと、
    各々が第2の電圧を有する前記電気的エネルギパルスを、前記ローカル電荷蓄積装置(70)が前記コロナ駆動回路(52)へ伝達するステップとをさらに含む、方法。
  20. 前記パルスの各々の間に前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギ(22)は、700kHz〜2MHzの周波数を有する、請求項1に記載のシステム(20)。
  21. 前記パルスの各々の間に前記イグナイタ(22)によって受け取られる前記電気的エネルギ(22)は、700kHz〜2MHzの周波数を有する、請求項14に記載の方法。
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