JP6309480B2 - 成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成形装置に関する。
従来、パイプ部及びフランジ部を有する金属パイプの成形を行う成形装置として、例えば、以下の特許文献1に記載の成形装置が知られている。この特許文献1に記載の成形装置では、互いに対になる上型及び下型と、上型及び下型の間に保持された金属パイプ材料内に気体である高圧ガスを供給する気体供給部と、を備え、上型及び下型が合わさることによって、上型と下型との間に、パイプ部を成形するためのメインキャビティ部、及び、メインキャビティ部に連通しフランジ部を成形するためのサブキャビティ部が構成される。そして、この成形装置では、上型及び下型を閉じる際に金属パイプ材料内に気体を供給し金属パイプ材料を膨張させることによって、上記パイプ部と上記フランジ部とを同時に成形することができる。
具体的には、上型及び下型の分割面(合わせ面)は、外側から中央へ向かって階段状に形成され、上型と下型を型閉じしたときに、上型及び下型の中央の分割面同士の間に成形空間としてのメインキャビティ部が形成されると共に、上型と下型の分割面同士の間でメインキャビティ部の側方に当該メインキャビティ部に連通する成形空間としてのサブキャビティ部が形成される。このサブキャビティ部は、上型及び下型の階段状の分割面によって閉じられ、型内で閉空間となっている。
特開2012−000654号公報
ここで、上記成形装置にあっては、前述のように、フランジ部の形状(厚み及び長さ)に対応したサブキャビティ部が型内で閉空間になっているため、高圧ガスの供給によるフランジ部の成形に際し当該フランジ部が変形する虞があり、所望の形状のフランジ部を成形できない可能性がある。
そこで、フランジ部の変形を防止すべく、成形空間であるサブキャビティ部を型外へ延ばし外部開放にすることが考えられる。しかしながら、このように外部開放にすると、材料自体の強度が低く高圧ガスにより型内で金属パイプが破裂することを想定した場合、その破片等の異物が型外に飛び出し周囲に飛散する虞がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、型内で生じた破片等の異物が、型外の周囲に飛散することを防止できる成形装置を提供することを目的とする。
本発明による成形装置は、金属パイプ材料を膨張させ金属パイプを成形する成形装置であって、対向する面にて、金属パイプの本体部を成形するメインキャビティ部と金属パイプのフランジ部を成形するサブキャビティ部とを形成する上型及び下型と、メインキャビティ部又はサブキャビティ部から放出される異物の飛散を防ぐシールド部材と、を備え、サブキャビティ部は、金属パイプ材料の延伸方向と交差する方向に型外へ開放されるように延伸して形成され、シールド部材は、金属パイプ材料を膨張させる際に、サブキャビティ部が延伸する線上に設けられることを特徴としている。
このような成形装置によれば、上型と下型との間で金属パイプ材料を膨張成形するにあたって、メインキャビティ部又はサブキャビティ部で破片等の異物が生じた場合、金属パイプ材料の延伸方向と交差するサブキャビティ部の延伸方向外方へ向かう異物は、金属パイプ材料を膨張させる際にサブキャビティ部の延伸線上に設けられたシールド部材により、進行を遮られる。このため、メインキャビティ部又はサブキャビティ部から放出される異物が型外の周囲に飛散することを防止できる。
ここで、シールド部材は、サブキャビティ部をサブキャビティ部が延伸する方向から塞ぐことが好ましい。このような構成を採用した場合、サブキャビティ部が、サブキャビティ部の延伸方向から塞がれるため、異物が型外に出ることはなく、型外の周囲に飛散することを確実に防止できる。
また、シールド部材は、上型又は下型の側面に接して設けられると共に、上型又は下型の移動に伴い移動し、型閉じする際にサブキャビティ部をサブキャビティ部が延伸する方向から塞ぐことが好ましい。このような構成を採用した場合、型を保持する型ホルダをシールド部材として利用でき、別途シールド部材を設ける必要がない。また、シールド部材が上型の側面に接して設けられている場合、離型した状態では、シールド部材は上型と共に下型から上方に離間しているため、例えば、金属パイプ材料を下型へ挿入する場合や成形した金属パイプを下型から取り出す場合に、シールド部材が邪魔になることはない。
このように本発明によれば、型内で生じた破片等の異物が、型外の周囲に飛散することを抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る成形装置を示す概略構成図である。 図1のII-II線に沿うブロー成形金型及び上型、下型保持部の横断面図である。 電極周辺の拡大図であって、(a)は電極が金属パイプ材料を保持した状態を示す図、(b)は電極にシール部材が当接した状態を示す図、(c)は電極の正面図である。 成形装置による製造工程を示す図であって、(a)は金型内に金属パイプ材料がセットされた状態を示す図、(b)は金属パイプ材料が電極に保持された状態を示す図である。 図4に続く製造行程を示す図である。 ブロー成形金型及び上型ホルダの動作と金属パイプ材料の形状の変化を示す図である。 図6に続く図である。 図7に続く図である。 本発明の第2実施形態に係る成形装置の要部を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る成形装置の要部を示す概略構成図である。
以下、本発明による成形装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
〈成形装置の構成〉
図1は、成形装置の概略構成図、図2は、図1のII-II線に沿うブロー成形金型及び上型、下型保持部の横断面図である。図1に示されるように、金属パイプ100(図5参照)を成形する成形装置10は、互いに対となる下型11及び上型12からなるブロー成形金型13と、下型11を保持するための下型保持部91及び上型12を保持するための上型保持部92と、下型11を保持した下型保持部91及び上型12を保持した上型保持部92の少なくとも一方(ここでは、上型保持部92)を移動させる駆動機構80と、下型11と上型12との間で仮想線で示す金属パイプ材料14を保持するパイプ保持機構30と、パイプ保持機構30で保持されている金属パイプ材料14に通電して加熱する加熱機構50と、下型11及び上型12の間に保持され加熱された金属パイプ材料14内に高圧ガス(気体)を供給するための気体供給部60と、パイプ保持機構30で保持された金属パイプ材料14内に気体供給部60からの気体を供給するための一対の気体供給機構40,40と、ブロー成形金型13を強制的に水冷する水循環機構72とを備えると共に、上記駆動機構80の駆動、上記パイプ保持機構30の駆動、上記加熱機構50の駆動、及び上記気体供給部60の気体供給をそれぞれ制御する制御部70と、を備えて構成されている。
下型11は、下型保持部91を介して大きな基台15に固定されている。下型11は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、その上面(上型12との分割面)に凹部16を備える。図1及び図2に示されるように、下型11を保持する下型保持部91は、上から順に、下型11を保持する下型ホルダ93、下型ホルダ93を保持する下ダイホルダ94、下ダイホルダ94を保持する下ダイベースプレート95を重ねて備え、この下ダイベースプレート95が基台15に固定される。そして、図1に示されるように、下型ホルダ93及び下ダイホルダ94の軸線方向長(図1の左右方向長)は、下型11の軸線方向長とほぼ同程度の長さとなっている。
さらに、下型11の左右端(図1における左右端)近傍には電極収納スペース11aが設けられ、当該電極収納スペース11a内に、アクチュエータ(図示しない)によって上下に進退動可能に構成された第1電極17及び第2電極18を備えている。これら第1電極17、第2電極18の上面には、金属パイプ材料14の下側外周面に対応した半円弧状の凹溝17a,18aが形成されていて(図3(c)参照)、当該凹溝17a,18aの部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。また、第1,第2電極17,18の正面(金型の外側方向の面)は凹溝17a,18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17b,18bが形成されている。また、下型11には冷却水通路19が形成され、略中央に下から差し込まれた熱電対21を備えている。この熱電対21はスプリング22により上下移動自在に支持されている。
なお、下型11側に位置する一対の第1,第2電極17,18はパイプ保持機構30を構成しており、金属パイプ材料14を、上型12と下型11との間で昇降可能に支えることができる。また、熱電対21は測温手段の一例を示したに過ぎず、輻射温度計又は光温度計のような非接触型温度センサであってもよい。なお、通電時間と温度との相関が得られれば、測温手段は省いて構成することも十分可能である。
上型12は、その下面(下型11との分割面)に凹部24を備え、冷却水通路25を内蔵した大きな鋼鉄製ブロックである。図1及び図2に示されるように、上型12を保持する上型保持部92は、下から順に、上型12を保持する上型ホルダ96、上型ホルダ96を保持する上ダイホルダ97、上ダイホルダ97を保持する上ダイベースプレート98を重ねて備え、この上ダイベースプレート98がスライド82に固定される。そして、図1に示されるように、上型ホルダ96及び上ダイホルダ97の軸線方向長(図1の左右方向長)は、上型12の軸線方向長とほぼ同程度の長さとなっている。また、上型保持部92が固定されたスライド82は、加圧シリンダ26によって吊られる構成とされ、ガイドシリンダ27によって横振れしないようにガイドされている。
上型12の左右端(図1における左右端)近傍には、下型11と同様な電極収納スペース12aが設けられ、この電極収納スペース12a内には、下型11と同じく、アクチュエータ(図示しない)で上下に進退動可能に構成された第1電極17と第2電極18を備えている。これら第1、第2電極17,18の下面には、金属パイプ材料14の上側外周面に対応した半円弧状の凹溝17a,18aが形成されていて(図3(c)参照)、当該凹溝17a,18aに丁度金属パイプ材料14が嵌合可能とされている。また、第1,第2電極17,18の正面(金型の外側方向の面)は凹溝17a,18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17b,18bが形成されている。よって、上型12側に位置する一対の第1,第2電極17,18もパイプ保持機構30を構成しており、上下一対の第1,第2電極17,18で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。なお、可動部である第1電極17、第2電極18を上下動させる各アクチュエータの固定部は、下型保持部91、上型保持部92にそれぞれ保持・固定されている。
駆動機構80は、上型12及び下型11同士が合わさるように上型12及び上型保持部92を移動させるスライド82と、上記スライド82を移動させるための駆動力を発生する駆動部81と、上記駆動部81に対する流体量を制御するサーボモータ83とを備えている。駆動部81は、加圧シリンダ26を駆動させる流体(加圧シリンダ26として油圧シリンダを採用する場合は動作油)を当該加圧シリンダ26へ供給する流体供給部によって構成されている。
制御部70は、駆動部81のサーボモータ83を制御することによって、加圧シリンダ26へ供給する流体の量を制御することにより、スライド82の移動を制御することができる。なお、駆動部81は、上述のように加圧シリンダ26を介してスライド82に駆動力を付与するものに限られず、例えば、スライド82に駆動部を機械的に接続させてサーボモータ83が発生する駆動力を直接的に又は間接的にスライド82へ付与するものであってもよい。例えば、偏心軸と、偏心軸を回転させる回転力を付与する駆動源(例えば、サーボモータ及び減速機等)と、偏心軸の回転運動を直線運動に変換してスライドを移動させる変換部(例えば、コネクティングロッド又は偏心スリーブ等)と、を有する駆動機構を採用してもよい。なお、本実施形態では、駆動部81がサーボモータ83を備えていなくともよい。
図2に示されるように、下型11の上端面及び上型12の下端面には、いずれも段差が設けられている。具体的には、下型11の上端面の中央には、断面矩形状の凹部16が形成され、上型12の下端面の中央で、下型11の凹部16に対向する位置には、断面矩形状の凹部24が形成されている。
下型保持部91を構成し下型11を保持する下型ホルダ93は、直方体の上端面93eの中央に、断面矩形状の凹部93aを備えるものであり、この凹部93aの底面93dの中央に設けられた断面矩形状の凹部93c内に、下型11の略下半分を嵌入するようにして保持する。下型ホルダ93の凹部93aを形成する両脇の各凸部93b,93bと、下型ホルダ93の底面93dより上方に突出する下型11の略上半分の側面との間には空間S1,S2がそれぞれ設けられ、この空間S1,S2が、ブロー成形金型13を型閉じした際に、上型ホルダ96の後述する凸部96bが進入する空間とされる。
上型保持部92を構成し上型12を保持する上型ホルダ96は、直方体の両側において上側から下側に向けて階段状の段差を2段形成することにより、下方に向けて直方体が段階的に小さくなる段付きブロック状に構成される。この上型ホルダ96の下端面96dの中央には、断面矩形状の凹部96aが形成され、この凹部96a内に、上型12を収容するようにして保持する。従って、上型ホルダ96の凹部96aを形成する両脇の各凸部96b,96bは、その内側面が、上型12の側面に接するようになっている。また、凸部96b,96bは、上型12の下端面より下方に所定長突出し、ブロー成形金型13を型閉じした際に、下型ホルダ93の空間S1,S2にそれぞれ進入する部分となっている。また、ブロー成形金型13を型閉じした際に、上型ホルダ96の凸部96bの下端面(先端面)96dが、下型ホルダ93の凹部93aの底面93dに当接し、上型ホルダ96の凸部96bの両脇で凸部96bを形成し当該凸部96bの上方に位置する段差面96eが、下型ホルダ93の凸部93bの上端面93eに当接するようになっている。
図1に示されるように、加熱機構50は、電源51と、この電源51からそれぞれ延びて第1電極17及び第2電極18に接続している導線52と、この導線52に介設したスイッチ53とを有してなる。制御部70は、上記加熱機構50を制御することによって、金属パイプ材料14を焼入れ温度(AC3変態点温度以上)まで加熱することができる。
一対の気体供給機構40の各々は、シリンダユニット42と、シリンダユニット42の作動に合わせて進退動するシリンダロッド43と、シリンダロッド43におけるパイプ保持機構30側の先端に連結されたシール部材44とを有する。シリンダユニット42はブロック41を介して基台15上に載置固定されている。シール部材44の先端には先細となるようにテーパー面45が形成されており、第1,第2電極17,18のテーパー凹面17b,18bに丁度嵌合当接することができる形状に構成されている(図3参照)。シール部材44には、シリンダユニット42側から先端に向かって延在し、詳しくは図3(a),(b)に示されるように、気体供給部60から供給された高圧ガスが流れるガス通路46が設けられている。
図1に示されるように、気体供給部60は、高圧ガス源61と、この高圧ガス源61によって供給されたガスを溜めるアキュムレータ62と、このアキュムレータ62から気体供給機構40のシリンダユニット42まで延びている第1チューブ63と、この第1チューブ63に介設されている圧力制御弁64及び切替弁65と、アキュムレータ62からシール部材44内に形成されたガス通路46まで延びている第2チューブ67と、この第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68及び逆止弁69とからなる。圧力制御弁64は、シール部材44の金属パイプ材料14に対する押力に適応した作動圧力のガスをシリンダユニット42に供給する役割を果たす。逆止弁69は、第2チューブ67内で高圧ガスが逆流することを防止する役割を果たす。
制御部70は、気体供給部60の圧力制御弁68を制御することにより、金属パイプ材料14内に所望の作動圧力のガスを供給することができる。また、制御部70は、図1に示す(A)から情報が伝達されることによって、熱電対21から温度情報を取得し、加圧シリンダ26及びスイッチ53等を制御する。
水循環機構72は、水を溜める水槽73と、この水槽73に溜まっている水を汲み上げ、加圧して下型11の冷却水通路19及び上型12の冷却水通路25へ送る水ポンプ74と、配管75とからなる。省略したが、水温を下げるクーリングタワーや水を浄化する濾過器を配管75に介在させることは差し支えない。
〈成形装置を用いた金属パイプの成形方法〉
次に、成形装置1を用いた金属パイプの成形方法について説明する。図4は、材料としての金属パイプ材料14を投入するパイプ投入工程から、金属パイプ材料14に通電して加熱する通電加熱工程までを示す。より具体的には、図4(a)は、金型内に金属パイプ材料がセットされた状態を示す図、(b)は金属パイプ材料が電極に保持された状態を示す図である。また、図5は、図4に続く製造行程を示す図である。
先ず、焼入れ可能な鋼種の金属パイプ材料14を準備する。図4(a)に示すように、この金属パイプ材料14を、例えばロボットアーム等を用いて、下型11側に備わる第1,第2電極17,18上に載置(投入)する。第1,第2電極17,18には凹溝17a,18aが形成されているので、当該凹溝17a,18aによって金属パイプ材料14が位置決めされる。次に、制御部70(図1参照)は、パイプ保持機構30を制御することによって、当該パイプ保持機構30に金属パイプ材料14を保持させる。具体的には、図4(b)のように、第1電極17、第2電極18を進退動可能としているアクチュエータ(図示しない)を作動させ、各上下に位置する第1,第2電極17,18を接近・当接させる。この当接によって、金属パイプ材料14の両方の端部は、上下から第1,第2電極17,18によって挟持される。また、この挟持は、第1,第2電極17,18に形成される凹溝17a,18aの存在によって、金属パイプ材料14の全周に渡って密着するような態様で挟持されることとなる。
続いて、図1に示されるように、制御部70は、加熱機構50を制御することによって、金属パイプ材料14を加熱する。具体的には、制御部70は、加熱機構50のスイッチ53をONにする。そうすると、電源51から電力が金属パイプ材料14に供給され、金属パイプ材料14に存在する抵抗により、金属パイプ材料14自体が発熱する(ジュール熱)。このとき、熱電対21の測定値が常に監視され、この結果に基づいて通電が制御され、気体供給機構40のシリンダユニット42を作動させることによって、シール部材44で金属パイプ材料14の両端をシールする(図3も併せて参照)。
図6は、ブロー成形金型及び上型ホルダの動作と金属パイプ材料の形状の変化を示す図、図7は、図6に続く図、図8は、図7に続く図である。
図6に示されるように、加熱後の金属パイプ材料14に対してブロー成形金型13が型閉じされていく。このとき、下型ホルダ93の空間S1,S2に上型ホルダ96の凸部96b,96bが進入し、下型11の凹部16と上型12の凹部24との間に、パイプ部(本体部)100aを形成するための隙間である略断面矩形状のメインキャビティ部MCが形成されると共に、下型11の上端面と上型12の下端面との間でメインキャビティ部MCの両脇に、メインキャビティ部MCに連通しフランジ部100b,100cを形成するための隙間であるサブキャビティ部SC1,SC2がそれぞれ形成される。
ここで、下型11の上端面と上型12の下端面との間のサブキャビティ部SC1,SC2は、型外へ開放されるように延びている一方で、このサブキャビティ部SC1,SC2は、上型ホルダ96の凸部96b,96bの内側面96fにより外側から塞がれた状態となっている。この上型ホルダ96のサブキャビティ部SC1,SC2を型外から塞ぐ凸部96b,96bは、型内で例えば金属パイプが破裂したときに生じる破片等の異物が、サブキャビティ部SC1,SC2を通り型外へ進行することを遮り放出されないように働く。従って、凸部96b,96bを有する上型ホルダ96は、シールド部材としての機能も兼ねる。
そして、この状態、すなわちブロー成形金型が完全に型閉じする前の状態で、金属パイプ材料14が、メインキャビティ部MC内に収まり、概ね、下型11の凹部16の底面及び上型12の凹部24の底面に接触した状態から、金属パイプ材料14内に気体供給部60によって高圧ガスを供給し、ブロー成形を開始する。
ここで、金属パイプ材料14は高温(950℃前後)に加熱されて軟化しているので、金属パイプ材料14内に供給されたガスは、熱膨張する。このため、例えば供給するガスを圧縮空気とし、950℃の金属パイプ材料14を熱膨張した圧縮空気によって容易に膨張させることができる。
これと並行してブロー成形金型13がさらに型閉じしていき、図7に示されるように、メインキャビティ部MC及びサブキャビティ部SC1,SC2が下型11と上型12との間でさらに狭められていく。
従って、金属パイプ材料14は、メインキャビティ部MC内で凹部16,24に倣うように膨張すると共に、金属パイプ材料14の一部(両側部)14a,14bが、サブキャビティ部SC1,SC2内にそれぞれ入り込むように膨張する。
そして、図8に示されるように、ブロー成形金型13がさらに型閉じしていき、下型ホルダ93の凹部93aの底面93dに、上型ホルダ96の凸部96bの下端面96dが当接すると共に、下型ホルダ93の凸部93bの上端面93eに、上型ホルダ96の段差面96eが当接し、且つ、下型ホルダ93の凸部93bの内側面と上型ホルダ96の凸部96bの外側面が当接し、下型ホルダ93と上型ホルダ96が密着した状態で、ブロー成形金型13の型閉じが完了する。
このとき、メインキャビティ部MC及びサブキャビティ部SC1,SC2は、図7に示す状態よりさらに狭められた状態とされ、この状態で、前述したように、サブキャビティ部SC1,SC2は、上型ホルダ96の凸部96b,96bの内側面96fにより外側から塞がれた状態となっている。
従って、加熱により軟化し高圧ガスが供給された金属パイプ材料14は、メインキャビティ部MCにおいて、当該メインキャビティ部MCの断面矩形状に合わせた断面矩形状のパイプ部100aとして成形されると共に、サブキャビティ部SC1,SC2において、金属パイプ材料14の一部が折り畳まれた断面長方形状のフランジ部100b,100cとして形成される。
このブロー成形時にあっては、ブロー成形されて膨らんだ金属パイプ材料14の外周面が下型11の凹部16に接触して急冷されると同時に、上型12の凹部24に接触して急冷(上型12と下型11は熱容量が大きく且つ低温に管理されているため、金属パイプ材料14が接触すればパイプ表面の熱が一気に金型側へと奪われる。)されて焼き入れが行われる。このような冷却法は、金型接触冷却又は金型冷却と呼ばれる。急冷された直後はオーステナイトがマルテンサイトに変態する(以下、オーステナイトがマルテンサイトに変態することをマルテンサイト変態とする)。冷却の後半は冷却速度が小さくなったので、復熱によりマルテンサイトが別の組織(トルースタイト、ソルバイトなど)に変態する。従って、別途焼戻し処理を行う必要がない。また、本実施形態においては、金型冷却に代えて、あるいは金型冷却に加えて、冷却媒体を金属パイプ100に供給することによって冷却が行われてもよい。例えば、マルテンサイト変態が始まる温度までは金型(上型12及び下型11)に金属パイプ材料14を接触させて冷却を行い、その後型開きすると共に冷却媒体(冷却用気体)を金属パイプ材料14へ吹き付けることにより、マルテンサイト変態を発生させてもよい。
そして、以上のような成形方法により、図5に示されるように、パイプ部100a及びフランジ部100b,100cを有する金属パイプ100を成形品として得ることができる。なお、本実施形態では、メインキャビティ部MCは断面矩形状に構成されているため、金属パイプ材料14は当該形状に合わせてブロー成形されることにより、パイプ部100aは矩形筒状に成形される。ただし、メインキャビティ部MCの形状は特に限定されず、所望の形状に合わせて断面円形、断面楕円形、断面多角形等あらゆる形状を採用しても良い。
そして、本実施形態によれば、ブロー成形金型13内のメインキャビティ部MC及び当該メインキャビティ部MCに連通するサブキャビティ部SC1,SC2において金属パイプ材料14を膨張成形するにあたって、材料自体の強度が低く高圧ガスによりブロー成形金型13内(メインキャビティ部SC又はサブキャビティ部SC1,SC2)で金属パイプが破裂し破片等の異物が生じた場合、金属パイプ材料14の延伸方向と交差するサブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向(図8の左右方向)外方へ向かう異物は、金属パイプ材料14を膨張させる際のサブキャビティ部SC1,SC2の延伸線上に設けられ上型12の側面に接するシールド部材である上型ホルダ96の凸部96bによって、進行を遮られる。このため、メインキャビティ部MC又はサブキャビティ部SC1,SC2から放出される異物が型外に出ることはなく、型外の周囲に飛散することを確実に防止できる。
また、上型ホルダ96の凸部96bは、上型12の側面に接して設けられると共に、上型12の移動に伴い移動しブロー成形金型13を型閉じする際に、下型11と上型12との間に形成されるサブキャビティ部SC1,SC2を、サブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向から塞ぐため、上型ホルダ96がシールド部材として機能し、別途シールド部材を設ける必要がない。また、上型ホルダ96がシールド部材とされ、離型した状態では、上型ホルダ96は上型12と共に下型11から上方に離間しているため、例えば、金属パイプ材料14を下型11へ挿入する場合や成形した金属パイプ100を下型11から取り出す場合に、上型ホルダ96の凸部96bが邪魔にならないという利点を有する。なお、このように特に効果的であるとして、凸部96bを有する上型ホルダ96をシールド部材としているが、上型ホルダ96の凸部96bをなくし、下型ホルダ93に、下型11の側面に接し上方に凸になる凸部を設け、型閉じの際に下型11と上型12との間に形成されるサブキャビティ部SC1,SC2を、サブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向から塞ぐシールド部材としても良い。
図9は、本発明の第2実施形態に係る成形装置の要部を示す概略構成図である。この第2実施形態が第1実施形態と違う点は、上型ホルダ96に代えて、凸部96bのない上型ホルダ196を用いると共に、下型ホルダ93に代えて、凸部93bのない下型ホルダ193を用いることにより、ブロー成形金型13を型閉じする際に、型ホルダ193,196によりサブキャビティ部SC1,SC2をサブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向から塞がない構成にする一方で、サブキャビティ部SC1,SC2の延伸線上の位置で型側面から離間する位置に、シールド部材を構成する遮蔽板200を設けた点である。
遮蔽板200は、その軸線方向長(図9の紙面垂直方向長)が、ブロー成形金型13の軸線方向長とほぼ同程度の長さを有し、下ダイホルダ94に立設されて上方に延びる下側遮蔽板201と、上ダイホルダ97に立設されて下方に延びる上側遮蔽板202と、を備える。
ブロー成形を開始する前の状態では、上型12は下型11から上方に大きく離間し(図2参照)、下側遮蔽板201の上部と上側遮蔽板202の下部とは、金属パイプ材料14を横断する図示左右方向にラップしていないが、ブロー成形を開始すべく上型12が下方に移動した図示の状態では、下側遮蔽板201の上部と上側遮蔽板202の下部とは、金属パイプ材料14を横断する図示左右方向にラップして側面同士が当接し、この当接した状態で、上型12が下方にさらに移動すると、上側遮蔽板202の下部が、下側遮蔽板201の上部にラップしたままさらに下方に移動するようになっている。
このような第2実施形態によれば、ブロー成形金型13内のメインキャビティ部MC及び当該メインキャビティ部MCに連通するサブキャビティ部SC1,SC2において金属パイプ材料14を膨張成形するにあたって、破片等の異物が生じた場合、サブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向(図9の左右方向)外方へ向かう異物は、金属パイプ材料14を膨張させる際のサブキャビティ部SC1,SC2の延伸線上に設けられ型側面から離間した遮蔽板200により進行を遮られる。このため、メインキャビティ部MC又はサブキャビティ部SC1,SC2から放出される異物が型外の周囲、具体的には、遮蔽板200より外側の領域に飛散することを防止でき、遮蔽板200より内側の領域(運転時に作業者が進入しない領域)内での飛散に留めることができる。
図10は、本発明の第3実施形態に係る成形装置の要部を示す概略構成図である。この第3実施形態が第2実施形態と違う点は、遮蔽板同士がラップする下側遮蔽板201及び上側遮蔽板202を有する遮蔽板200に代えて、遮蔽板の端部同士が当接する下側遮蔽板301及び上側遮蔽板302を有する遮蔽板(シールド部材)300を用いた点である。
下側遮蔽板301は、圧縮コイルバネ303により上方に付勢されるようにして下ダイホルダ94に上下動可能に支持され、上側遮蔽板302は、圧縮コイルバネ304により下方に付勢されるようにして上ダイホルダ97に上下動可能に支持されている。
ブロー成形を開始する前の状態では、上型12は下型11から上方に大きく離間し(図2参照)、下側遮蔽板301の上端部と上側遮蔽板302の下端部とは離間しているが、ブロー成形を開始すべく上型12が下方に移動した図示の状態では、下側遮蔽板301の上端部の凸部305が、上側遮蔽板302の下端部の凹部306に進入し密着した状態となっている。従って、ブロー成形金型13を型閉じすべく、図示の状態から上型12及び上側遮蔽板302が下方に移動しても、圧縮コイルバネ303,304が軸線方向に縮み、下側遮蔽板301の上端部の凸部305が、上側遮蔽板302の下端部の凹部306に進入し密着した状態を維持するようになっている。
このような第3実施形態によれば、ブロー成形金型13内のメインキャビティ部MC及び当該メインキャビティ部MCに連通するサブキャビティ部SC1,SC2において金属パイプ材料14を膨張成形するにあたって、破片等の異物が生じた場合、サブキャビティ部SC1,SC2の延伸方向(図10の左右方向)外方へ向かう異物は、金属パイプ材料14を膨張させる際のサブキャビティ部SC1,SC2の延伸線上に設けられ型側面から離間した遮蔽板300により進行を遮られる。このため、メインキャビティ部MC又はサブキャビティ部SC1,SC2から放出される異物が型外の周囲、具体的には、遮蔽板300より外側の領域に飛散することを防止でき、遮蔽板300より内側の領域(運転時に作業者が進入しない領域)内での飛散に留めることができる。
なお、第2、第3実施形態の遮蔽板200,300に代えて遮蔽ブロック等のシールド部材を、ブロー成形金型13を型閉じする際に、サブキャビティ部SC1,SC2を型外(金属パイプ材料14の延伸方向と交差する方向)から塞ぐように配置してもよい。遮蔽ブロック等のシールド部材は、型閉じする前はサブキャビティ部SC1,SC2を塞がずに、金型11,12から離れた位置に設けられ、型閉じする際にサブキャビティ部SC1,SC2を塞ぐ位置に移動させられる。また、遮蔽ブロック等のシールド部材の一部又は全部を、サブキャビティ部SC1,SC2に進入させて塞ぐようにしてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、成形装置は加熱機構50を必ずしも有していなくてもよく、金属パイプ材料14はすでに加熱されていてもよい。
また、上記実施形態においては、上型12を移動させているが、上型12に加えて、又は、上型12に代えて、下型11が移動するものであってもよい。下型11が移動する場合、当該下型11及び下型保持部91は基台15に固定されず、駆動機構に取り付けられることになる。
1…成形装置、11…下型、12…上型、13…ブロー成形金型、14…金属パイプ材料、40…気体供給機構、80…駆動機構、96…上型ホルダ(シールド部材)、96b…凸部、100…金属パイプ、100a…パイプ部、100b,100c…フランジ部、200,300…遮蔽板(シールド部材)、MC…メインキャビティ部、SC1,SC2…サブキャビティ部(隙間)。

Claims (3)

  1. 金属パイプ材料を膨張させ金属パイプを成形する成形装置であって、
    対向する面にて、前記金属パイプの本体部を成形するメインキャビティ部と前記金属パイプのフランジ部を成形するサブキャビティ部とを形成する上型及び下型と、
    前記メインキャビティ部又は前記サブキャビティ部から放出される異物の飛散を防ぐシールド部材と、を備え、
    前記サブキャビティ部は、前記金属パイプ材料の延伸方向と交差する方向に型外へ開放されるように延伸して形成され、
    前記シールド部材は、前記金属パイプ材料を膨張させる際に、前記サブキャビティ部が延伸する線上に設けられることを特徴とする成形装置。
  2. 前記シールド部材は、前記サブキャビティ部を前記サブキャビティ部が延伸する方向から塞ぐことを特徴とする請求項1記載の成形装置。
  3. 前記シールド部材は、前記上型又は前記下型の側面に接して設けられると共に、前記上型又は前記下型の移動に伴い移動し、型閉じする際に前記サブキャビティ部を前記サブキャビティ部が延伸する方向から塞ぐことを特徴とする請求項2記載の成形装置。
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