JP6308122B2 - データ収集装置 - Google Patents
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Description
図5(a)〜(c)は、従来一般的である、積算処理を行うデータ収集回路の概略構成を示す図である。
DDR系SDRAMはコマンドによる制御が必要であるため、FPGA50にDDRコントローラ53が内蔵されており、このDDRコントローラ53を介してDDR系SDRAM61へのデータの読み書きが行われる。DDR系SDRAMはQDR系SRAMに比べて格段に安価であるから、図5(b)に示した構成の利点はコストの圧倒的な低さである。その反面、DDR系SDRAMでは読み出し動作と書き込み動作とを並行して実行できないために、加算処理とデータの取込みとをパイプライン処理で行うことができない。また、アクセスも低速であるために、加算処理と次の加算処理との間にアイドル時間が必要となり、そのために測定の繰り返し速度を上げることが難しい。
a)積算途中のデータを一時的に格納するための、SRAMである第1のメモリと、
b)前記第1のメモリに格納されている積算途中のデータを読み出して該データと1回の測定に対して新たに得られたデータとを加算し、それにより得られたデータを前記第1のメモリに書き込む、という動作を繰り返すことで、N回(Nは2以上の整数)積算されたデータを取得する第1の加算部と、
c)前記第1のメモリ及び前記第1の加算部によってN回積算されたあとのデータを格納するための、DDR系SDRAMである第2のメモリと、
d)前記第2のメモリに格納されているN回積算済みであるデータと、その直前に格納されたN回積算済みであるデータ又はN回積算済みデータをさらにM−1回(Mは2以上の整数)積算したデータとを読み出してそれらデータ同士を加算し、その加算されたデータを前記第2のメモリに書き込む、という動作をM回(Mは2以上の整数)繰り返すことで、N×M回積算されたデータを取得する第2の加算部と、
e)前記第2のメモリに格納されているN×M回積算済みであるデータを読み出して外部へと転送するデータ転送部と、
を備え、SRAMである前記第1のメモリ、前記第1の加算部、前記第2の加算部、及び前記データ転送部は1チップの集積回路に含まれることを特徴としている。
図1は本実施例によるデータ収集装置のブロック構成図、図2は本実施例のデータ収集装置における積算処理の概念図、図3は本実施例のデータ収集装置における処理のタイミング図、図4は図1中のDDR3−SDRAMのメモリ領域を示す概念図、である。
図示しないLC−IT−TOFMSでは、1回の測定(イオントラップからの1回のイオン射出に対するTOFMSでの所定飛行時間範囲のイオン強度の測定)によって、図2に示すような飛行時間スペクトルを構成するデータが得られる。測定の繰り返しによって、所定時間範囲の飛行時間スペクトルデータが次々に得られ、こうしたデータがFPGA1のADC値取込部10に順次入力される。
TOFMSにおいて高い質量分解能を実現するには、ADC43におけるサンプリング周波数を高くする必要がある。そこで、ADC43としては、ビット数が10ビット、サンプリング周波数が5GHzである素子を使用する。また、FPGA1のシステムクロック周波数を250MHzとする。DDR3−SDRAM2としては、800MHz対応で記憶容量が1GbitsであるDDR3−SDRAMを4個用い、データビット幅が64ビット、バースト長(BL)が128(1024アドレス)、1回の測定の所要時間が100μsecであるとする。また、上述したように、FPGA1内部でのメモリアクセスによる積算回数Nは32回、DDR3−SDRAM2のアクセスによる積算回数Mは2回とし、全積算回数を32×2=64回とする。FPGA1内部でのメモリアクセスによる積算回数が32回であることを考慮して、1サンプル当たり5ビットのビット長の余裕を確保すると、積算に必要なFPGA1内部のメモリ、つまり内部SRAM121の記憶容量は、[サンプリング周波数]×[測定の所要時間]×[ビット長]=(5×109)×(100×10-6)×(10+5)=7.5×106=7.5[Mbits]と計算できる。
10…ADC値取込部
11…32回積算部
12…I/Fバッファ部
13…並列積算部
14…DDRコントローラ
2…DDR3−SDRAM
43…アナログ/デジタル変換器
Claims (2)
- 所定回数の繰り返し測定でそれぞれ得られたデータを積算して一つの測定データを取得するという動作を繰り返し実施することにより、測定データを収集するデータ収集装置において、
a)積算途中のデータを一時的に格納するための、SRAMである第1のメモリと、
b)前記第1のメモリに格納されている積算途中のデータを読み出して該データと1回の測定に対して新たに得られたデータとを加算し、それにより得られたデータを前記第1のメモリに書き込む、という動作を繰り返すことで、N回(Nは2以上の整数)積算されたデータを取得する第1の加算部と、
c)前記第1のメモリ及び前記第1の加算部によってN回積算されたあとのデータを格納するための、DDR系SDRAMである第2のメモリと、
d)前記第2のメモリに格納されているN回積算済みであるデータと、その直前に格納されたN回積算済みであるデータ又はN回積算済みデータをさらにM−1回(Mは2以上の整数)積算したデータとを読み出してそれらデータ同士を加算し、その加算されたデータを前記第2のメモリに書き込む、という動作をM回(Mは2以上の整数)繰り返すことで、N×M回積算されたデータを取得する第2の加算部と、
e)前記第2のメモリに格納されているN×M回積算済みであるデータを読み出して外部へと転送するデータ転送部と、
を備え、SRAMである前記第1のメモリ、前記第1の加算部、前記第2の加算部、及び前記データ転送部は1チップの集積回路に含まれることを特徴とするデータ収集装置。
- 請求項1に記載のデータ収集装置であって、
前記1チップの集積回路はフィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)であることを特徴とするデータ収集装置。
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JP2014253807A JP6308122B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | データ収集装置 |
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JP2016114490A JP2016114490A (ja) | 2016-06-23 |
JP6308122B2 true JP6308122B2 (ja) | 2018-04-11 |
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Family Applications (1)
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JP2014253807A Active JP6308122B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | データ収集装置 |
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