JP6307482B2 - 施工機械 - Google Patents

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Description

本発明は、施工機械に関する。
従来、スリップフォーム工法において、エンジンの回転速度を下げて省エネ運転を行う道路建設機械が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明では、舗装幅及び舗装厚に対する推奨エンジン回転速度を予め決めておき、かかる推奨エンジン回転速度で道路建設機械を作動させている。
特開2012−162876号公報
しかし、特許文献1に記載の道路建設機械は、エンジン回転速度を決めるにあたって舗装幅及び舗装厚しか考慮しておらず、舗装材の粘性、施工面の傾斜等に基づくバイブレータの作動状況の変化に対応した省エネ運転を行うことはできない。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、バイブレータの作動状況に応じた省エネ運転を支援することが可能な施工機械を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の施工機械は、エンジンと、前記エンジンによって駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの油圧によって駆動するモータを有し、舗装材を締め固める複数のバイブレータと、前記油圧ポンプと前記バイブレータとの間に設けられている複数のバルブと、前記エンジンの回転速度を変更するためにオペレータによって操作されるエンジン操作部と、前記複数のバルブの開量を変更するためにオペレータによって操作されるバルブ操作部と、前記油圧ポンプの押しのけ容積と前記エンジンの回転速度の積に対する前記モータの押しのけ容積と前記モータの回転速度の積の総和の比である油圧使用率を算出する油圧使用率算出部と、算出された前記油圧使用率を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によると、バイブレータの油圧使用率を算出して表示するので、油圧使用率をオペレータに把握させることができ、バイブレータによる振動付与を好適に行いつつ、バイブレータの作動状況に応じたオペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
前記施工機械は、前記油圧使用率が所定値を超えた場合に、前記エンジンの回転速度を大きくするエンジン制御部を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、油圧使用率に基づいてエンジン回転速度を制御するので、施工機械の省エネ運転をより好適に行うことができる。
前記表示部は、エンジン制御装置から取得された前記エンジンの負荷率を表示する構成であってもよい。
かかる構成によると、エンジンの負荷率を表示するので、負荷率をオペレータに把握させることができ、オペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
前記施工機械は、前記負荷率が所定値を超えた場合に、前記エンジンの回転速度を大きくするエンジン制御部を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、負荷率に基づいてエンジン回転速度を制御するので、施工機械1の省エネ運転をより好適に行うことができる。
前記施工機械は、前記エンジンの回転速度と、負荷率と、燃料消費量と、の関係が記憶される記憶部と、前記エンジンの定格回転速度及び実際の前記負荷率と前記記憶部に記憶された関係とに基づいて、定格回転速度における前記燃料消費量を算出する燃料消費量算出部と、を備え、前記表示部は、前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量及び算出された定格回転速度における前記燃料消費量の両方、前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量と算出された定格回転速度における前記燃料消費量との差、並びに、算出された定格回転速度における前記燃料消費量に対する前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量の比の少なくとも一つを表示する構成であってもよい。
かかる構成によると、オペレータによる省エネ運転をより好適に支援することができる。
本発明によると、バイブレータの作動状況に応じた省エネ運転を支援することができる。
本発明の実施形態に係る施工機械を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る施工機械を模式的に示すシステム図である。 本発明の実施形態に係る施工機械を模式的に示すブロック図である。 エンジン回転速度、負荷率及び燃料消費量の関係の例を示すグラフである。 第一の表示部におけるスタート画面の表示例を示す図である。 第一の表示部における工事設定画面の表示例を示す図である。 第一の表示部における機械設定画面の表示例を示す図である。 第一の表示部における数値モニタ画面の表示例を示す図である。 第一の表示部における第一の施工画面の表示例を示す図である。 第一の表示部における第二の施工画面の表示例を示す図である。 第三の表示部における第三の施工画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、本発明の実施形態に係る施工機械1は、施工面Sに供給された舗装材(生コンクリート)を、前進しながら締め固めることで、同一断面の舗装材を連続して構築するスリップフォーム工法に用いられるものである。
施工機械1は、自走式の車両本体10と、施工面Sに供給された舗装材を敷き拡げるとともに、舗装材を敷き均す敷き均し装置20と、舗装材を締め固める複数のバイブレータ30と、舗装材を所定の断面に成型するモールド40と、を備えている。舗装材は、施工機械1に先行して走行する車両(いわゆる、生コン車)から、モールド40間に供給される。
<車両本体>
車両本体10は、フレーム11と、前後左右の4つのクローラ走行体12と、を備えている。各クローラ走行体12の上面には支柱12aが垂直に立設されている。クロ―ラ走行体12を走行させるために走行用モータ13は、クロ―ラ走行体12内に収容されている。フレーム11上には、オペレータが乗って施工機械1を操作するための操縦台(図示せず)が設けられている。操縦台には、クローラ走行体12、敷き均し装置20及びバイブレータ30等の駆動を制御する制御部100(図3参照)等が設けられている。
フレーム11は、前後方向に延在している左右一対の第一フレーム11aと、左右の第一フレーム11aに架け渡された前後一対の第二フレーム11bと、を備えている。第一フレーム11aの前後両端部は、前後のクローラ走行体12の支柱12aに取り付けられている。フレーム11は、前後左右のクローラ走行体12によって所定の高さに支持されている。
<モールド>
モールド40は、施工面S上の舗装材を所定の断面に成型する部材である。モールド40は、左右の第一フレーム11aの間に配置された左右一対のエンドプレート41と、両エンドプレート41の間に配置されたスクリード42と、を備えている。
エンドプレート41は、舗装材の幅を規定する鉛直板である。エンドプレート41は、前後方向に延在しており、上端縁部が前後の第二フレーム11bの下面に取り付けられている。スクリード42は、舗装材の高さを規定するとともに上面が開口となっている溶接構造部材である。スクリード42は、左右方向に延在しており、左右両端部が左右のエンドプレート41の内側面に取り付けられている。スクリード42の下面は施工面Sに対して間隔を空けて平行に配置されている。
<敷き均し装置>
敷き均し装置20は、フレーム11の下方に配置されており、施工面Sに供給された舗装材を左右に敷き拡げる2つのオーガ21によって構成されている。オーガ21は、左右方向に延在しているスクリュー軸21aと、スクリュー軸21aの外周面に取り付けられた螺旋状のスクリュー羽根21bと、を備えている。オーガ21は、スクリード42の前方に配置され、スクリュー軸21aの左右両端部は、モールド40の左右のフレームに回転自在に軸支されている。
オーガ21を回転させるためのオーガ用モータ22(図2参照)は、モールド40のスクリード42内に収容されており、チェーンやベルト等の駆動伝達機構(図示せず)によって、オーガ用モータ22の駆動力がスクリュー軸21aに伝達される。
<バイブレータ>
バイブレータ30は、施工面S上に敷き広げられた舗装材に振動を付与して締め固める装置である。本実施形態では、複数(16基)のバイブレータ30がオーガ21の前方に配置されており、各バイブレータ30は左右方向に間隔を空けて配置されている。バイブレータ30は、舗装材に付与される振動を発生させるための駆動モータ31(図2参照)を備えている。なお、バイブレータ30は、舗装材上で振動し、舗装材の表面を叩いて締め固めるタンパとして作動することもできる。
また、図2に示すように、施工機械1は、駆動源であるエンジン50と、複数(本実施形態では、6基)のポンプ60と、複数(本実施形態では、4つのクロ―ラ走行体に対応して4基)の走行用モータ13と、一以上(本実施形態では、2つのオーガに対応して2基)のオーガ用モータ22と、複数(本実施形態では、16基)の駆動用モータ31と、複数(本実施形態では、駆動用モータ31に対応して16基)のバルブ70と、を備えている。走行用モータ13、オーガ用モータ22及び駆動用モータ31は、油圧モータである。
<エンジン及びポンプ>
エンジン50及び複数のポンプ60は、車両本体10(図1参照)に設けられている。複数のポンプ60は、エンジン50の駆動力によって作動する油圧ポンプであり、タンク(図示せず)に貯蔵された作動油を汲み上げ、回路を介して当該ポンプ60に対応する各モータへ供給する。
第一のポンプ60は、作動油を4個の走行用モータ13へ供給する。走行用モータ13は、供給された作動油によって回転し、作動油の油圧に応じた速度でクロ―ラ走行体12を走行させる。走行用モータ13へ供給された作動油は、図示しない回路を介して前記タンクに戻される。なお、第一のポンプ60と走行用モータ13との間の回路には、図示しない流量制御弁が設けられている。
第二のポンプ60は、作動油をオーガ用モータ22へ供給する。オーガ用モータ22は、供給された作動油によって回転し、作動油の油圧に応じた回転速度(すなわち、単位時間当たりの回転数)でオーガ21を回転させる。オーガ用モータ22へ供給された作動油は、図示しない回路を介して前記タンクに戻される。
なお、走行用モータ13、オーガ用モータ22並びに第一及び第二のポンプ60の制御については、説明を省略する。
第四のポンプ60は、作動油を8基のバイブレータ30の駆動モータ31へ供給する。8基の駆動モータ31は、第四のポンプ60に対して並列に設けられている。第五のポンプ60は、作動油を残りの8基のバイブレータ30の駆動モータ31へ供給する。8基の駆動モータ31は、第五のポンプ60に対して並列に設けられている。駆動モータ31は、供給された作動油によって回転し、作動油の油圧に応じた回転速度でバイブレータ30の振動を発生させる。駆動モータ31へ供給された作動油は、図示しない回路を介して前記タンクに戻される。
なお、図2への記載は省略されているが、第六のポンプ60は、油圧シリンダを稼働させるためのポンプである。
<バルブ>
バルブ70は、ポンプ60と駆動モータ31との間の作動油が流通する回路に設けられており、当該回路の開閉具合を調整する弁である。本実施形態において、バルブ70は、オペレータによる操作に応じて当該バルブ70の開度を変更して駆動モータ31へ供給される作動油の油量を変更する可能な絞り弁である。
また、図3に示すように、施工機械1は、操作部80と、エンジン回転速度検出部91と、負荷率関連パラメータ検出部92と、複数(本実施形態では、駆動用モータ31に対応して16個)のモータ回転速度検出部93と、ロータリーエンコーダ94と、複数(本実施形態では、左、中央、右の3個)の表面距離検出部95と、ECU200と、制御部100と、第一の表示部111と、第二の表示部112と、第三の表示部113と、を備えている。なお、図3では、ECU200が便宜上2つ図示されているが、これらは同一のものである。
<操作部>
操作部80は、操縦台に設けられており、施工機械1を操作するためにオペレータによって操作可能なスイッチ、ボタン、調整ダイヤル等によって構成されている。操作部80は、エンジン操作部81と、複数のバルブ操作部82と、を備えている。
≪エンジン操作部≫
エンジン操作部81は、アクセル開度を変更することによって、エンジン50の回転速度を変更するためのもの(例えば、アクセルペダル)であり、オペレータの操作内容又は後記するエンジン制御部106からの制御信号に応じた回転速度指令信号を、ECU200へ出力する。
≪バルブ操作部≫
バルブ操作部82は、複数のバルブ70の開度をそれぞれ変更するためのもの(例えば、調整ダイヤル)である。
<各種検出部>
≪エンジン回転速度検出部≫
エンジン回転速度検出部91は、エンジン50の回転速度(エンジン回転速度)を検出するセンサであり、検出されたエンジン回転速度をECU200へ出力する。
≪負荷率関連パラメータ検出部≫
負荷率関連パラメータ検出部92は、エンジン50の負荷率を算出するための回転速度以外のパラメータ(例えば、アクセル開度)を検出するセンサであり、検出されたパラメータをECU200へ出力する。
≪モータ回転速度検出部≫
複数(図3には1個のみ図示)のモータ回転速度検出部93は、複数のバイブレータ30の駆動モータ31の回転速度(モータ回転速度)をそれぞれ検出するセンサであり、検出されたモータ回転速度を、第二の表示部112を介して制御部100へ出力する。
≪ロータリーエンコーダ≫
ロータリーエンコーダ94は、クロ―ラ走行体12の車輪の回転速度を検出し、検出された回転速度を制御部100へ出力する。
≪表面距離検出部≫
複数(図3には、1個のみ図示)の表面距離検出部95は、敷き均し装置20によって敷き均された舗装材の表面までの距離(表面距離)を検出する非接触式の距離計(例えば、レーザセンサ)であり、検出された表面距離を制御部100へ出力する。
<ECU>
ECU(Engine Control Unit)200は、CPU(Central Prcessing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力回路等から構成されており、エンジン50を制御するエンジン制御装置としてのコンピュータである。
ECU200は、エンジン操作部81から出力された回転速度指令信号を取得し、取得された回転速度指令信号に基づいて、エンジン50のエンジン回転速度を制御する。
また、本実施形態において、ECU200は、エンジン回転速度検出部91によって検出されたエンジン回転速度及び負荷率関連パラメータ検出部92によって検出されたパラメータを取得し、取得された回転速度及びパラメータに基づいて、エンジン50の負荷率を算出する負荷率算出部として機能する。負荷率の算出手法としては、公知の手法が用いられる。取得されたエンジン回転速度及び算出された負荷率は、CAN(Control Area Network)データとして制御部100へ出力される。
また、本実施形態において、ECU200は、エンジン回転速度検出部91によって検出されたエンジン回転速度及び算出された負荷率に基づいて、実際の燃料消費量を算出する燃料消費量算出部として機能する。算出された実際の燃料消費量は、前記したエンジン回転速度及び負荷率とともにCAN(Control Area Network)データとして制御部100へ出力される。
ECU200は、エンジン回転速度及び負荷率等を用いた公知の手法によって、実際の燃料消費量を算出する。なお、以下の説明において、定格回転速度における燃料消費量と区別するために、ECU200によって算出されたエンジン回転速度に基づく燃料消費量を、実際の燃料消費量と称することがある。
<制御部>
制御部100は、CPU(Central Prcessing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力回路等から構成されており、機能部として、記憶部101と、油圧使用率算出部102と、燃料消費量算出部103と、施工距離算出部104と、走行速度算出部105と、エンジン制御部106と、表示データ出力部107と、を備えている。
≪記憶部≫
記憶部101には、エンジン50のエンジン回転速度と、負荷率と、燃料消費量と、の関係を表すテーブル101aが記憶されている。かかるテーブル101aにおいて、エンジン回転速度、負荷率及び燃料消費量は、以下に示す関係性を有している(図4のグラフ参照)。
・エンジン回転速度が同一であるとき、負荷率が増加すると燃料消費量も増加する。
・負荷率が同一であるとき、エンジン回転速度が増加すると燃料消費量も増加する。
かかるテーブル101aは、エンジン50を作動させた状態でエンジン回転速度、負荷率及び燃料消費量を実際に測定した結果に基づいて作成されている。また、記憶部101には、エンジン50の定格回転速度が記憶されているとともに、油圧使用率、施工距離及び走行速度を算出するために必要な定数が記憶されている。
≪油圧使用率算出部≫
油圧使用率算出部102は、エンジン回転速度検出部91によって検出されたエンジン回転速度をECU200を介して取得するとともにモータ回転速度検出部93によって検出されたモータ回転速度を第二の表示部112を介して取得し、取得されたエンジン回転速度及びモータ回転速度に基づいて、油圧使用率を算出する。ここで、バイブレータ30の駆動モータ31に接続されたポンプ60の押しのけ容積をA、駆動モータ31の押しのけ容積をB、エンジンの回転速度をV、駆動モータの回転速度をVとすると、油圧使用率Cは、下記式によって算出される。
C=Σ(B・V)/Σ(A・V
すなわち、油圧使用率Cは、ポンプ60の押しのけ容積Aとエンジン50の回転速度Vの積の総和(分母)に対する駆動モータ31の押しのけ容積Bと駆動モータ31の回転速度Vの積の総和(分子)の比である。
本実施形態において、油圧使用率算出部102は、第四及び第五のポンプ60のそれぞれに関して、油圧使用率を算出する。なお、押しのけ容積A,Bは、記憶部101に記憶されている。また、バイブレータ30がタンパとして使用されている場合には、油圧使用率算出部102は、当該バイブレータ30の回転速度を最大値として油圧使用率を算出する。また、バイブレータ30が未使用である場合には、油圧使用率算出部102は、当該バイブレータ30の回転速度を0として油圧使用率を算出する。また、バイブレータ30に対応するモータ回転速度検出部93が故障中である場合には、油圧使用率算出部102は、他のバイブレータ30の回転速度の平均値(すなわち、故障していない全てのバイブレータ30の回転速度の平均値)を当該バイブレータ30の回転速度として油圧使用率を算出する。算出された油圧使用率は、エンジン制御部106及び表示データ出力部107へ出力される。
≪燃料消費量算出部≫
燃料消費量算出部103は、ECU200によって算出された負荷率を取得するとともに記憶部101に記憶された定格回転速度を読み出し、取得された負荷率及び読み出された定格回転速度に基づいて、エンジン50の定格回転速度における燃料消費量を算出する。本実施形態では、燃料消費量算出部103は、取得された負荷率及び読み出された定格回転速度に基づいてテーブル101aを参照し、負荷率及び定格回転速度に対応する燃料消費量を読み出す。算出された定格回転速度における燃料消費量は、表示データ出力部107へ出力される。
また、燃料消費量算出部103は、燃料消費量改善率(燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量に対するECU200から取得された実際の燃料消費量の比)、及び、ECU200から取得された実際の燃料消費量と燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量との差を算出して表示データ出力部107へ出力することもできる。
≪施工距離算出部≫
施工距離算出部104は、ロータリーエンコーダ94によって検出された回転速度を取得し、取得された回転速度及び記憶部101に記憶された車輪径に基づいて、施工機械1の走行距離すなわち施工距離を算出する。算出された施工距離は、表示データ出力部107へ出力される。
≪走行速度算出部≫
走行速度算出部105は、ロータリーエンコーダ94によって検出された回転速度を取得し、取得された回転速度及び記憶部101に記憶された車輪径に基づいて、施工機械1の走行速度を算出する。算出された走行速度は、表示データ出力部107へ出力される。
≪エンジン制御部≫
エンジン制御部106は、施工機械1がオペレータによるエンジン操作部81の操作によらずにエンジン50の回転速度を自動的に調整制御する場合に作動する機能部である。本実施形態において、エンジン制御部106は、油圧使用率が所定値を超えないようにエンジン50の回転速度を自動的に制御するための制御信号をエンジン操作部81(又は、図示しない別の操作スイッチ)へ出力することができる。また、エンジン制御部106は、負荷率が所定値を超えないようにエンジン50の回転速度を自動的に制御するための制御信号をエンジン操作部81(又は、図示しない別の操作スイッチ)へ出力することもできる。エンジン操作部81(又は、図示しない別の操作スイッチ)は、かかる制御信号に応じて作動し、ECU200を介してエンジン50の所望の回転速度を実現する。
≪表示データ出力部≫
表示データ出力部107は、検出されたエンジン回転速度、モータ回転速度及び表面距離、ECU200によって算出された負荷率及び実際の燃料消費量、並びに、算出された油圧使用率、定格回転速度における燃料消費量、施工距離及び走行速度を取得し、取得された各データに基づいて表示データを生成し、生成された表示データを各表示部111,113へ出力する。
<表示部>
≪第一の表示部≫
第一の表示部111は、操縦台に設けられており、表示データ出力部107から出力された表示データに基づいて画面表示を行うタッチパネル式のモニタ装置である。
≪第二の表示部≫
第二の表示部112は、操縦台に設けられており、モータ回転速度検出部93によって検出されたモータ回転速度を取得し、取得されたモータ回転速度を表示するモニタ装置である。また、第二の表示部112は、取得されたモータ回転速度を制御部100へ出力する。
≪第三の表示部≫
第三の表示部113は、施工機械1の第一フレーム11aに設けられており、表示データ出力部107から出力された表示データに基づいて画面表示を行うタッチパネル式のモニタ装置である。
第一の表示部111及び第二の表示部112は、操縦台に乗ったオペレータが監視するモニタ装置であり、第三の表示部113は、施工機械1の走行に沿って移動する作業員が監視するモニタ装置である。
<動作例>
続いて、施工機械1による舗装材の施工時におけるエンジン50の回転速度及びバルブ70の開度の調整例について説明する。
<施工開始前>
まず、表示データ出力部107は、スタート画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、スタート画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図5に示すスタート画面を表示する。
≪工事設定≫
スタート画面においてオペレータが「工事設定」を選択すると、第一の表示部111は、かかる選択結果を表示データ出力部107へ出力する。表示データ出力部107は、選択結果を取得し、取得された選択結果に基づいて、工事設定画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、工事設定画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図6に示す工事設定画面を表示する。オペレータは、工事設定画面が表示された第一の表示部111を操作することによって、「工事名称」「施工厚」「施工幅」「測点間隔(例えば、一般道路の場合は20[m]、高速道路の場合は100[m]」「測点名称(側点のナンバリング等)」を入力する。
≪機械設定≫
また、スタート画面においてオペレータが「機械設定」を選択すると、第一の表示部111は、かかる選択結果を表示データ出力部107へ出力する。表示データ出力部107は、選択結果を取得し、取得された選択結果に基づいて、機械設定画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、機械設定画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図7に示す機械設定画面を表示する。オペレータは、機械設定画面が表示された第一の表示部111を操作することによって、施工機器1の号機設定を行うとともに、16基のバイブレータ30の作動手法を「バイブレータ」「タンパ」「未使用」の3つから選択して設定する。
≪数値モニタ≫
また、スタート画面においてオペレータが「数値モニタ」を選択すると、第一の表示部111は、かかる選択結果を表示データ出力部107へ出力する。表示データ出力部107は、選択結果を取得し、取得された選択結果に基づいて、数値モニタ画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、数値モニタ画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図8に示す数値モニタ画面を表示する。数値モニタ画面には、複数のバイブレータ30の駆動モータ31の回転速度を電圧に変換した値、エンジン50のエンジン回転速度、負荷率、燃料消費量、表面距離検出部(距離計)95に印加されている電圧等の実測値又は実測値に基づく算出値が表示されている。
<施工実施中>
続いて、施工機械1は、スリップフォーム施工方法によって舗装材の施工を行う。すなわち、エンジン50が駆動して各種モータを回転させることによって、クロ―ラ走行体12が走行し、オーガ21が回転してモールド40間に舗装材を敷き均し、バイブレータ30が振動して舗装材を締め固める。本実施形態において、ECU200は、初期設定として、定格回転速度(例えば、2000[rpm])よりも小さいエンジン回転速度(例えば、1500[rpm]でエンジン50を駆動する。
また、施工開始直前に、スタート画面においてオペレータが「施工」を選択すると、第一の表示部111は、かかる選択結果を表示データ出力部107へ出力する。表示データ出力部107は、選択結果を取得し、取得された選択結果に基づいて、第一の施工画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、第一の施工画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図9に示す第一の施工画面を表示する。第一の施工画面には、測点、施工距離、走行速度、エンジン回転速度、負荷率、バイブレータ30用の第四及び第五のポンプ60の油圧使用率、実際の燃料消費量、定格回転速度での燃料消費量、燃料消費量改善率(燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量に対するECU200から取得された実際の燃料消費量の比)、及び、吹きあがり量が表示されている。
ここで、施工距離は、オペレータが施工開始時に0セットを操作したときに、そのときの値を0とする。また、測点は、オペレータが施工開始前にタップして施工開始時の測点の位置を決め、算出された施工距離が設定済みの測点間隔に達する度にカウントされる。
また、吹きあがり量は、表面距離検出部95によって検出された表面距離であり、オペレータが0セットを操作したときに、そのときの値を0とし、「検出値−0セット時の値」として表示される。
また、バイブレータ30の回転速度が下限値(例えば、3000[rpm])を下回った場合、モータ回転速度検出部91が故障した(駆動モータ31が作動している状態において検出値が500[rpm]以下である)場合、エンジン50の負荷率が所定値(例えば、90%)を超えた場合、第三及び第四のポンプ60の油圧使用率が所定値(例えば、90%)を超えた場合、吹きあがり量が所定値(例えば、20[mm])を超えた場合、後記する呼び出しボタンが操作された場合、等には、対応する警告メッセージが第一の表示部111に表示される。
第一の施工画面において、オペレータが「次ページ」を選択すると、第一の表示部111は、かかる選択結果を表示データ出力部107へ出力する。表示データ出力部107は、選択結果を取得し、取得された選択結果に基づいて、第二の施工画面用の表示データを生成して第一の表示部111へ出力する。第一の表示部111は、第二の施工画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図10に示す第二の施工画面を表示する。第二の施工画面には、複数のバイブレータ30の駆動モータ31のモータ回転速度が、それぞれ棒グラフとして表示される。
また、表示データ出力部107は、第三の施工画面用の表示データを生成して第三の表示部113へ出力する。第三の表示部113は、第三の施工画面用の表示データを取得し、取得された表示データに基づいて、図11に示す第三の施工画面を表示する。第三の施工画面には、測点、施工距離、走行速度及び吹きあがり量が表示されているとともに、複数のバイブレータ30の駆動モータ31のモータ回転速度が、それぞれ棒グラフとして表示される。第三の施工画面においてオペレータが呼び出しボタンを操作すると、第一の施工画面(図9参照)において警告メッセージが表示される。
操縦台のオペレータは、第一の施工画面が表示された第一の表示111部及び第二の表示部112を主に監視し、表示内容に基づいてエンジン操作部81及びバルブ操作部82を操作する。
<モータ回転速度の調整>
オペレータは、主に、施工面Sに供給された舗装材の状態、第一の表示部111に表示された吹きあがり量、及び、第二の表示部112に表示された複数のバイブレータ30の駆動モータ31のモータ回転速度を監視し、バルブ操作部82を操作することによって、バイブレータとして作動中の駆動モータ31のモータ回転速度を、ほぼ同じ回転速度に設定する。
<エンジン回転速度の調整>
前記したように、ECU200は、初期設定として、定格回転速度(例えば、2000[rpm])よりも小さいエンジン回転速度(例えば、1500[rpm]でエンジン50を駆動する。
例えば、舗装材が硬くて締め固めにくいのでバルブ70が全開に制御された場合、施工幅が広くてバイブレータ30の使用数が増えた場合、等には、油圧使用率が大きくなる。ここで、油圧使用率が所定値(例えば、90%)を超えた場合には、オペレータは、エンジン回転速度を上げる(例えば、所定値又は所定割合だけエンジン回転速度を上げる)ようにエンジン操作部81を操作する。
その後、油圧使用率が前記所定値以下となった場合には、オペレータは、エンジン回転速度を下げる(例えば、初期設定のエンジン回転速度とする)ようにエンジン操作部81を操作する。ECU200は、かかる操作内容に応じてエンジン回転速度を制御する。このように、エンジン回転速度の初期設定を定格回転速度よりも小さくすることで省エネ運転を実現するとともに、油圧使用率が大きくなった場合にエンジン回転速度を大きくすることによって、油圧使用率を下げてバイブレータ30の駆動モータ31へ作動油を安定的に供給することができる。
また、上り坂を施工する場合、舗装材が硬くてオーガ21に高い負荷がかかる場合、等には、エンジン30の負荷率が大きくなる。ここで、負荷率が所定値(例えば、90%)を超えた場合には、オペレータは、エンジン回転速度を上げる(例えば、所定値又は所定割合だけエンジン回転速度を上げる)ようにエンジン操作部81を操作する。
その後、負荷率が前記所定値以下となった場合(例えば、施工機械1が平地又は下り坂に移動した場合)には、オペレータは、エンジン回転速度を下げる(例えば、初期設定のエンジン回転速度とする)ようにエンジン操作部81を操作する。ECU200は、かかる操作内容に応じてエンジン回転速度を制御する。このように、エンジン回転速度の初期設定を定格回転速度よりも小さくすることで省エネ運転を実現するとともに、負荷率が大きくなった場合にエンジン回転速度を大きくすることによって、エンジン50の負荷率を下げてエンジン50の故障等を防止することができる。
また、施工開始初期等、エンジン50が不安定な挙動を行う場合にも、オペレータは、エンジン回転速度を上げるようにエンジン操作部81を操作することができる。ECU200は、かかる操作内容に応じてエンジン回転速度を制御する。
前記したエンジン回転速度の調整手法は、オペレータのエンジン操作部81の手動操作によるものだったが、エンジン操作部81の手動操作によらずにエンジン制御部106がエンジン操作部81及びECU200を介して自動的にエンジン回転速度を調整制御する構成であってもよい。
すなわち、エンジン制御部106が、オペレータのエンジン操作部81の手動操作によらずに、油圧使用率が所定値を超えた場合にエンジン回転速度を大きくするとともに、その後、油圧使用率が前記所定値以下となった場合にエンジン回転速度を小さくする(元の値に戻す)ようにECU200を介してエンジン50を自動的に制御する構成であってもよい。
また、エンジン制御部106が、オペレータのエンジン操作部81の手動操作によらずに、負荷率が所定値を超えた場合にエンジン回転速度を大きくするとともに、その後、負荷率が前記所定値以下となった場合にエンジン回転速度を小さくする(元の値に戻す)ようにECU200を介してエンジン50を自動的に制御する構成であってもよい。
本発明の実施形態に係る施工機械1は、バイブレータ30の油圧使用率を算出して表示するので、油圧使用率をオペレータに把握させることができ、バイブレータ30による振動付与を好適に行いつつ、バイブレータ30の作動状況に応じたオペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
また、施工機械1は、エンジン50の負荷率を表示するので、負荷率をオペレータに把握させることができ、オペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
また、施工機械1は、ECU200においてエンジン50のエンジン回転速度及び負荷率に基づいて算出された実際の燃料消費量を表示するので、負荷率を考慮せずにエンジン50の能力表に基づいて得られた燃料消費量を表示する場合と比較して、より正確な燃料消費量をオペレータに把握させることができ、オペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
また、施工機械1は、定格回転速度よりも小さい回転速度でエンジン50を駆動するとともに、実際のエンジン回転速度における燃料消費量と定格回転速度における燃料消費量とを比較表示するので、オペレータによる省エネ運転を好適に支援することができる。
また、施工機械1は、油圧使用率及び負荷率の少なくとも一方に基づいてエンジン回転速度を制御するので、施工機械1の省エネ運転をより好適に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。例えば、バイブレータ30の数及び配列の態様は、前記したものに限定されず、舗装材の材質や施工面Sの幅員に応じて適宜に設定される。また、燃料消費量算出部103が実際の燃料消費量と定格回転速度における燃料消費量との差を算出して第一の表示部111に表示させる構成であってもよい。すなわち、第一の表示部111は、ECU200から取得された実際の燃料消費量及び燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量の両方、ECU200から取得された実際の燃料消費量と燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量との差、並びに、燃料消費量算出部103によって算出された定格回転速度における燃料消費量に対するECU200から取得された実際の燃料消費量の比の少なくとも一つを表示する構成であってもよい。
また、エンジン制御部106及びECU200は、油圧使用率が大きいほどエンジン回転速度が大きくなるようにエンジン50を自動的に制御してもよく、エンジン50の負荷率が大きいほどエンジン回転速度が大きくなるようにエンジン50を自動的に制御してもよい。すなわち、エンジン制御部106及びECU200は、協働して本発明のエンジン制御部としての機能を実現することができればよく、制御部100のエンジン制御部106は、ECU200において具現化されていてもよい。また、バルブ70が電磁弁、ボール弁等である場合には、制御部100は、バルブ操作部82の操作内容に基づいてバルブ70の開量を制御するバルブ制御部を備える構成であってもよい。また、参考形態として、油圧使用率算出部102が、エンジン回転速度に代えてポンプ60の回転速度に基づいて油圧使用率を算出する構成であってもよい。また、本発明の施工機械は、スリップフォーム工法以外の各種工法にも適用可能である。
1 施工機械
10 車両本体
12 クローラ走行体
20 敷き均し装置
21 オーガ
30 バイブレータ
31 駆動モータ
50 エンジン
60 ポンプ
70 バルブ
81 エンジン操作部
82 バルブ操作部
101 記憶部
102 油圧使用率算出部
103 燃料消費量算出部
106 エンジン制御部
111 第一の表示部
200 ECU(エンジン制御装置)

Claims (5)

  1. エンジンと、
    前記エンジンによって駆動される油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプからの油圧によって駆動するモータを有し、舗装材を締め固める複数のバイブレータと、
    前記油圧ポンプと前記バイブレータとの間に設けられている複数のバルブと、
    前記エンジンの回転速度を変更するためにオペレータによって操作されるエンジン操作部と、
    前記複数のバルブの開量を変更するためにオペレータによって操作されるバルブ操作部と、
    前記油圧ポンプの押しのけ容積と前記エンジンの回転速度の積に対する前記モータの押しのけ容積と前記モータの回転速度の積の総和の比である油圧使用率を算出する油圧使用率算出部と、
    算出された前記油圧使用率を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする施工機械。
  2. 前記油圧使用率が所定値を超えた場合に、前記エンジンの回転速度を大きくするエンジン制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の施工機械。
  3. 前記表示部は、エンジン制御装置から取得された前記エンジンの負荷率を表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の施工機械。
  4. 前記負荷率が所定値を超えた場合に、前記エンジンの回転速度を大きくするエンジン制御部を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の施工機械。
  5. 前記エンジンの回転速度と、負荷率と、燃料消費量と、の関係が記憶される記憶部と、
    前記エンジンの定格回転速度及び実際の前記負荷率と前記記憶部に記憶された関係とに基づいて、定格回転速度における前記燃料消費量を算出する燃料消費量算出部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量及び算出された定格回転速度における前記燃料消費量の両方、前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量と算出された定格回転速度における前記燃料消費量との差、並びに、算出された定格回転速度における前記燃料消費量に対する前記エンジン制御装置から取得された実際の前記燃料消費量の比の少なくとも一つを表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の施工機械。
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