JP6306925B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置における色ずれ補正技術に関する。
画像形成装置として、それぞれが異なる色の画像を形成する複数の画像形成部を設け、複数の画像形成部で形成した画像を、記録材や中間転写体に重ねて転写することで多色の画像を形成するものがある。この様な画像形成装置では、部品の変形や、取り付け誤差等により各色の画像を重ね合わせたときの位置が一致せず色ずれが生じることがある。色ずれを防止するため、画像形成装置は、試験パターンを形成し、この試験パターンを検出して各色の画像の相対的な位置ずれ量を求める。そして、この位置ずれ量を低減する様に画像形成条件を補正している。
なお、光を用いて感光体上に画像を形成する画像形成装置は、複数の走査線毎に原画像を分割し、感光体が主走査方向に走査されると共に感光体が主走査方向と直交する方向へ移動することによって静電潜像が形成される。画像形成装置は静電潜像を現像することによって画像を形成する。ここで、走査線が主走査方向に一致している場合、走査線の書き出し位置を理想的な位置に調整し、走査線の長さを理想的な長さに調整することで色ずれを低減することができる。しかしながら、走査線が主走査方向に対して傾いている場合や湾曲している場合には、走査線の書き出し位置や長さを調整しても色ずれを補正することができない。そこで、特許文献1では、走査線の傾きや湾曲に応じて画像データを補正し、当該補正された画像データに基づいて感光体上に形成される画像の傾きや歪みを修正している。
特開2006−301030号公報
ところで、連続して画像を形成する場合、画像形成装置内の温度の変化によって位置ずれ量が変化してしまう。このため、画像形成装置では、連続した画像形成中に位置ずれ量の取得処理を実行する。しかし、傾き等を補正するための画像データの補正処理には時間がかかるため、新たな位置ずれ量の取得処理を開始した後に補正処理を実行する場合、ダウンタイムが増加してしまう可能性があった。
本発明は、色ずれを抑えつつ、画像形成の生産性の低下を抑える画像形成装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像形成装置は、入力された画像データに基づいて異なる色の画像を形成する複数の画像形成手段と、前記異なる色に含まれる基準色の画像に対する前記基準色以外の色の画像の位置ずれ量を検知するための前記異なる色の検知用画像が転写される中間転写体と、前記中間転写体に転写された前記検知用画像を検知する検知手段と、前記複数の画像形成手段により形成される画像の傾きを補正するための補正データを前記検知手段の検知結果に基づいて生成する生成手段と、前記複数の画像形成手段に前記検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記検知結果に基づいて前記補正データを生成させる制御手段と、前記生成手段により生成された前記補正データに基づいて、前記複数の画像形成手段へ入力するための画像データに画像処理を実行する画像処理手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数の画像形成手段が単色の画像を形成した後に混色の画像を形成する場合、前記複数の画像形成手段が前記混色の画像を形成する前に、前記複数の画像形成手段に第1検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記第1検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記第1検知用画像の検知結果に基づいて第1補正データを生成させ、前記画像処理手段は、当該画像処理手段が前記生成手段により生成された前回の補正データに基づいて前記混色の画像の画像データに画像処理を実行していれば、前記第1補正データに基づいて前記混色の画像の画像データに画像処理を実行し直し、前記制御手段は、前記複数の画像形成手段が複数ページの混色の画像を連続して形成している間に所定条件が満たされた場合、前記複数の画像形成手段に第2検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記第2検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記第2検知用画像の検知結果に基づいて第2補正データを生成させ、前記画像処理手段は、当該画像処理手段が前記生成手段により生成された前回の補正データに基づいて前記第2補正データの生成後に前記複数の画像形成手段が形成を開始するページのうちの一部のページの画像データに画像処理を実行していれば、前記第2補正データに基づいて、前記第2補正データの生成後に前記複数の画像形成手段が形成を開始するページのうちの残りのページの画像データに画像処理を実行し、前記制御手段は、前記一部のページについては、前記前回の補正データに基づいて画像処理された画像データで前記複数の画像形成手段に混色の画像を形成させることを特徴とする。
本発明によれば、色ずれを抑えつつ、画像形成の生産性の低下を抑えることができる。
画像形成装置の概略的な構成図。 画像形成装置の制御構成図。 画像形成装置に格納しておく補正データの説明図。 位置ずれ量を取得するための試験パターンを示す図。 主走査方向に対する傾き又は湾曲の補正の説明図。 画像形成処理時の信号の出力タイミングを示した図。 位置ずれ量の取得処理の実行タイミングを示す図。 単色画像から多色画像に切り替わった際の信号の出力タイミングを示した図。 多色画像の連続印刷中に取得処理を行う際の信号の出力タイミングを示した図。 画像形成処理部の画像形成処理を示したフローチャート図。 制御部の画像形成処理を示したフローチャート図。 第一実施形態の判定処理のフローチャート。 第二実施形態の判定処理のフローチャート。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態は例示であり本発明の範囲を実施形態で示す内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置の概略的な構成図である。画像形成装置は、各色のトナー像を形成するための画像形成部1Y、1M、1C、1K、露光部13Y、13M,13C、13K及び一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kを備えている。なお、以下の説明において参照符号の末尾のアルファベットY、M、C、Kは、それぞれ、トナー像の色を表している。画像形成部1Y、1M、1C、1K、及び露光部13Y、13M,13C、13Kはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を形成する。なお、使用するトナーの色を除き、各画像形成部、各露光部及び各一次転写ローラの構成は同じであり、以下の説明において色を区別する必要がない場合には、末尾のY、M、C、Kを除いた参照符号を使用する。帯電ローラ12は、像担持体である感光体11の表面を一様な電位に帯電させる。露光部13は、形成する画像の画像データに基づき感光体11を走査・露光して感光体11に静電潜像を形成する。現像部14は、対応する色のトナーを有し、感光体11上の静電潜像を、トナーを用いて現像する。これによって感光体11上にトナー像が形成される。一次転写ローラ35は、感光体11上のトナー像を、像担持体(あるいは中間転写体)である中間転写ベルト31に転写する。クリーニング部15は、中間転写ベルト31に転写されず、感光体11に残留したトナーを除去する。なお、各感光体11のトナー像を中間転写ベルト31に重ねて転写することで、中間転写ベルト31上にフルカラーの画像が形成される。
中間転写ベルト31は、3つのローラにより張架されて回転駆動される。よって、その表面に転写されたトナー像は、二次転写ローラ41の対向位置へと搬送される。また、カセット61のシートSは、複数のローラによりカセット61から給紙される。シートSは不図示のローラ等によって搬送される。二次転写ローラ41は、中間転写ベルト31のトナー像を、搬送路81を通って搬送されたシートSに転写する。その後、シートSは、定着部5へと搬送され、定着部5は、シートSに熱及び圧力を加えて、シートSに転写されたトナー像をシートSに定着させる。シートSの片面のみに画像形成を行う場合、定着処理後のシートSは、搬送路82経由で排紙トレイ65に排出される。一方、シートSの両面に画像形成を行う場合、定着処理後のシートSは、搬送路83に送り出され、その後、搬送路85経由で、搬送路81に戻される。搬送路83はシートSの表裏を反転させるスイッチバック部である。検出センサ101は中間転写ベルト31上に形成された試験パターンを測定する。検出センサ101は、中間転写ベルト31に向けて光を照射する発光部と、中間転写ベルト31の表面や、中間転写ベルト31上に形成された試験パターンからの反射光を受光する受光部とを有し、受光部に受光された反射光の強度に応じた信号を出力する。中間転写ベルト31の表面の反射率はトナーの反射率よりも低い。CPU621(図2)は、中間転写ベルト31からの反射光が受光されたタイミングと、試験パターンからの反射光が受光されたタイミングとを検出センサ101の出力信号に基づいて検出する。なお、図4に示す様に、検出センサ101は、中間転写ベルト31が移動する方向(搬送方向)に直交する方向において2つ設けられている。以降の説明において、2つの検出センサ101の各々を検出センサ1010及び1011と呼ぶ。
図2は、画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。画像処理部610は、外部インタフェース(IF)614を介して外部装置、例えば、コンピュータに接続される。ROM612には画像処理部610が実行する各種プログラムが記憶されている。RAM613はデータ等を保持するメモリである。外部装置から受信した画像データは、画像メモリ615に格納され、CPU611は、画像メモリに格納された画像データに対して各種の画像処理を行う。また、CPU611は、通信IF616を介して制御部620に処理後の画像データを送信し、かつ、制御部620との間で各種コマンドを送受信する。制御部620のCPU621は、RAM623をワークエリアとして使用し、ROM622に記憶されているプログラムを実行して各処理を行う。CPU621は、画像処理部610から通信IF624を介してコマンドや、画像データを受信し、図1に示す各ユニットを制御して画像を形成する。なお、図2に示す様に、図1の各露光部13は、不揮発性メモリ(NVRAM)628を有する。
図3は感光体11上の走査線と、この走査線の副走査方向の変位量を示すデータである。以下では、説明を簡略するため、例として感光体11Y上に形成される静電潜像の傾きや歪みを矯正する方法について述べる。図3(A)に示す様に、感光体11上の走査線902は、露光部13に設けられた光学部品(反射ミラーやレンズ等)の個体差によって、理想的な走査線901(主走査方向)に対して湾曲したり傾いたりしている。この湾曲や傾きを補正するため、主走査方向において走査線902を複数の区間に分割し、分割した各区間での、副走査方向へのずれ量(変位量)を測定する。変位量は、例えば実験によって予め測定されている。図3(B)は、主走査方向を10個の区間に分割した場合の例である。なお、副走査方向への変位量としては、区間毎の中心位置での測定値や、区間毎の両端での測定値の平均値等を使用する。そして、各露光部13について測定された副走査方向の変位量のデータが、対応する露光部13のNVRAM628に格納される。図3(C)は、NVRAM628に格納された副走査方向の変位量のデータである。なお、図3(C)においては、副走査方向の変位量を走査線の本数(1ラインは副走査方向において1画素分の幅に相当する)に換算している。
例えば、図3(D)に示すライン903を描こうとする場合、画像処理部610は、区間1については4ライン分だけ副走査方向の負側に遅らせた画像データとなる様に、画像データを変更する。同様に、画像処理部610は、区間2については、9ライン分だけ副走査方向の負側に遅らせた画像データとなる様に、画像データを変更する。その他の区間についても同様に処理する。これにより、図3(D)のライン904を描くようなデータに画像データが変換される。露光部13の走査線は、図3(A)に示す様な主走査方向901に対して副走査方向の正側に湾曲した形状である。よって、図3(D)に示す様に、副走査方向の負側に同程度だけ湾曲した形状の画像データとすることで、実際に形成される画像は、ライン903の様な略直線状の画像となり、位置ずれが補正される。
図4に、位置ずれ量の取得のために中間転写ベルト31に形成する試験パターンの模式図を示す。図4に示す様に、試験パターンは、イエローのパターン100Ya、100Ybと、シアンのパターン100Ca、100Cbと、ブラックのパターン100Ka、100Kbと、マゼンタのパターン100M〜107Mと、を有する。なお、本実施形態では、位置ずれ量の基準をマゼンタのトナー像が形成された位置とし、マゼンタのパターンの間に他の色のパターンを配置した試験パターンが形成される。ここで、マゼンタの走査線を基準とした、イエローの走査線の傾きSyは、Sy=(Ya−Yb)/Dsで求められる。なお、Yaは、検出センサ1010が検出するパターン100Mとパターン100Yaとの距離であり、Ybは、検出センサ1011が検出するパターン100Mとパターン100Yaとの距離である。また、Dsは、2つの検出センサ1010と1011の検出位置間の距離である。なお、主走査方向の位置ずれ量や、副走査方向の位置ずれ量の具体的な計算方法については、公知の技術であるのでここでの説明を省略する。制御部620は、検出センサ1010と1011の検出結果から、主走査方向及び副走査方向における書き出し位置のずれ量と、走査線の長さの基準長からのずれ量を求める。そして、画像形成条件、例えば、露光部13による潜像の形成タイミングや、クロック速度を調整することで、主走査方向及び副走査方向の色ずれを補正する。
一方、主走査方向の各区間での副走査方向への変位量について、画像処理部610は、副走査方向の変位量、及び、主走査方向における走査線の傾きから主走査方向の各区間における副走査方向の補正量を求める。図5(A)は、画像形成装置が理想的な環境条件で静電潜像を形成した際の感光体11上の走査線を示した図である。走査線902は、湾曲しており、且つ、理想的な走査線901に対して傾いている。図5(B)は、図4の試験パターンを検出して取得した走査線902の傾きSを示している。この傾きSは、連続印刷等により画像形成装置内の温度や湿度(環境条件)に起因して変化する。走査線の傾きは、露光部13内の光学部品(反射ミラーやレンズ等)が変形したり、光学部品の姿勢が僅かに傾いてしまうことによって生じてしまう。図5(C)は、画像形成装置の環境条件がある条件となった際の感光体11上の走査線903を示した図である。図5(C)に示すように、走査線903の総変位量は、図5(A)及び図5(B)に示す主走査方向に対する走査線の傾きと、副走査方向の変位量を合計したものであり、色ずれ補正制御において補正すべき変位量となる。従って、画像処理部610は、主走査方向の各区間における副走査方向への総変位量に基づき、画像データを補正する。
続いて、本実施形態による画像形成処理について図6を用いて説明する。図6では、2ページ分の片面印刷を行う場合を例として説明している。画像処理部610は、S10で、制御部620に印刷開始コマンドを送信する。制御部620は、印刷開始コマンドを受信すると、S11で画像形成のための準備動作を開始する。画像形成の準備動作が実行された場合、制御部620は、取得処理で取得した位置ずれ量を低減する様に、主走査方向の書き出し位置等の画像形成条件を設定する。また、画像処理部610は、S12で、ページ情報コマンドを制御部620に送信する。ページ情報コマンドは、1ページ目のシートSのサイズ等の情報と、単色画像であるか多色画像であるかの情報と、補正識別情報(以降、補正IDと称す。)を含んでいる。補正IDは、位置ずれ量の取得処理がどのタイミングにて実行されたかを識別するための情報である。つまり、画像処理部610は、画像データを補正するために用いる位置ずれ量が、どのタイミングにおいて取得されたものであるかを制御部620に通知する。なお、補正IDにより、繰り返し取得される位置ずれ量のいずれの位置ずれ量であるかも特定される。ここでは、画像処理部610が画像データを補正するために用いた位置ずれ量と、制御部620がS11での準備動作において用いた位置ずれ量とは同じタイミングにおいて取得された位置ずれ量と仮定する。画像処理部610は、ページ情報コマンドの送信と共に、S13で、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量を補正するために補正された画像データを生成する。なお、このとき、S12で送信した補正IDで特定される位置ずれ量(変位量)を使用する。
画像処理部610は、画像データの生成が完了すると、S14で、生成完了コマンドを制御部620に送信する。制御部620は、準備動作が完了し、かつ、画像処理部610から生成完了コマンドを受信すると、S15で、画像処理部610にデータ要求コマンドを送信し、S16で画像処理部610から画像データを受信する。その後、制御部620は、受信した画像データに基づきS17で画像形成処理を行い、画像形成処理が完了すると、画像処理部610にページ終了コマンドをS18で送信する。これにより、最初のページへの印刷が完了する。
その後、画像処理部610は、S19で2ページ目についてのページ情報コマンドを制御部620に送信すると共に、S20で、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量を補正するために補正された画像データの生成を開始する。また、制御部620は、S19でページ情報コマンドを受信すると、S21で準備動作を開始する。なお、ここでは、1ページ目と同様に、S20及びS21の処理の基礎となる位置ずれ量は、共に、同じ取得処理で取得したものとする。S22からS26の処理は、S14からS18の処理と同様である。
続いて、図7(A)に示す様に、連続印刷中、形成する画像が、単色画像(例えば、モノクロ画像)から多色画像(カラー画像)に切り替わった場合の処理について図8を用いて説明する。S30は、単色画像から切り替わった最初の多色画像について、画像処理部610が制御部620に送信するページ情報コマンドである。S30において、画像処理部610は、補正IDとして#1を通知している。画像処理部610は、ページ情報コマンドの送信と共に、#1で特定される位置ずれ量に基づき補正された画像データの生成をS31で行う。画像処理部610は画像データの生成完了後、S33で生成完了コマンドを制御部620に送信する。一方、本実施形態において、制御部620は、形成する画像が単色から多色に切り替わると、取得処理をS32で行う。画像データの生成と取得処理とはどちらが先に実施されてもよい。制御部620は、取得処理により位置ずれ量を取得すると、この取得処理及びこの取得処理で取得した位置ずれ量を示す新たな補正IDを割り当てる。ここでは、補正IDとして#2を割り当てたものとする。そして、制御部620は、位置ずれ量のうち、主走査方向及び副走査方向の、つまり、走査線の書き出し位置と走査線の長さのずれ量については制御部620のRAM623に補正IDに関連づけて格納する。一方、位置ずれ量のうち、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量については画像処理部610のRAM613に格納させるため、制御部620は、S34で補正量更新コマンドを画像処理部610に送信する。補正量更新コマンドは、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量と、補正ID(本実施形態では#2)を含む。
また、制御部620は、S33で生成完了コマンドを受信している。ここで、S31において生成された画像データは、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量が更新される前に生成された画像データであり、S32で取得した位置ずれ量に基づいて補正された画像データではない。したがって、制御部620は、S35で画像処理部610に画像データキャンセルコマンドを送信し、S34で通知した新たな位置ずれ量に基づき画像処理部610に画像データを再生成させる。その後、S36〜S43の処理で、多色画像への切り替わり後の最初のページの印刷が行われる。なお、S38における画像形成の準備動作において、制御部620はS32で取得した位置ずれ量を使用する。この様に、本実施形態では、形成する画像が単色から多色に変更される場合、多色画像の形成前に取得処理を実行する。そして、取得処理後の最初の画像形成処理から、当該取得処理で取得した位置ずれ量を使用する。つまり、取得処理後の最初の画像形成前に、当該取得処理で取得した位置ずれ量を、画像処理部610が行う画像データの処理と、制御部620が行う画像形成条件の設定に反映させる。
続いて、図7(B)に示す様に、多色画像の連続印刷中に所定の実行条件が満たされることにより取得処理を行う場合の画像形成について図9を用いて説明する。なお、本実施形態においては、前回の取得処理を実行した際の画像形成装置内の温度を基準とし、この基準値に対する画像形成装置内の温度変化が閾値を超えると、実行条件が満たされたものとする。また、前回の取得処理が実行されてから印刷されたページ数が所定のページ数、例えば、2000ページを超えると、実行条件が満たされたものとしてもよい。S50で画像処理部610は、制御部620にページ情報コマンドを送信する。なお、使用する補正IDとしては#1が示されている。画像処理部610は、ページ情報コマンドの送信と共に、#1で特定される位置ずれ量に基づき画像データの生成をS51で行い、画像データの生成完了後、S53で生成完了コマンドを制御部620に送信する。一方、本実施形態において、制御部620は、実行条件を満たしたことによりS52で取得処理を行う。制御部620は、位置ずれ量を取得すると、新たな補正IDを割り当てる。ここでは、補正IDとして#2を割り当てたものとする。そして、制御部620は、主走査方向及び副走査方向の位置ずれ量を補正IDに関連づけてRAM623に格納する。一方、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量については画像処理部610のRAM613に格納させるため、制御部620は、S54で補正量更新コマンドを画像処理部610に送信する。補正量更新コマンドは、主走査方向の各区間における副走査方向の変位量と、補正ID(本実施形態では#2)を含む。
一方、制御部620は、S53で補正ID#1の変位量に基づき生成された画像データの生成完了コマンドを受信している。したがって、制御部620は、S55で補正ID#1の位置ずれ量に基づき準備動作を開始し、準備が完了すると、S56でデータ要求コマンドを画像処理部610に送信する。画像処理部610は、データ要求コマンドの受信に応答して、S57で画像データを制御部620に送信する。つまり、制御部620は、前回の変位量に基づいて補正された画像データを受信する。制御部620は、画像データを受信すると、S58で画像形成を行い、画像形成が完了すると、S59で画像処理部610にページ終了コマンドを送信する。したがって、取得処理後の最初のページは、当該取得処理で取得した位置ずれ量ではなく、その1つ前に行われた取得処理で取得した位置ずれ量に基づいて補正された画像データを用いて画像形成処理が行われる。その後、S60からS67の処理により次のページの印刷が行われるが、S60及びS62に示す様に、このページからは、S52で取得した位置ずれ量に基づき画像形成が行われる。
なお、本実施形態では、S52で位置ずれ量を取得した時点では、次に印刷するページの画像データの展開処理が終了している場合、展開された画像データを補正ID#1の位置ずれ量に基づいて補正する構成とした。しかしながら、例えば、S52で位置ずれ量を取得した時点において、その後に印刷するNページ分の画像データの展開処理が画像処理部610で完了している場合には、展開された画像データを補正ID#1の位置ずれ量に基づいて補正する構成としてもよい。つまり、取得処理の実行後、少なくとも1つの画像を形成した後に、当該取得処理で取得した位置ずれ量に基づいて画像データを補正する構成とすればよい。なお、例えば、S52で位置ずれ量を取得した時点において、画像処理部610が、次に印刷する画像データの展開処理を開始又は完了していない場合、次に形成する画像からS52で取得した位置ずれ量を反映させる構成であってもよい。
図10は、本実施形態による画像処理部610での画像形成処理のフローチャートである。画像形成処理の開始により、画像処理部610は、S70で、印刷開始コマンドを制御部620に送信する。そして、画像処理部610は、S71で、画像データに使用する位置ずれ量、つまり主走査方向の各区間における副走査方向の変位量を取得し、S72で、この位置ずれ量に対応する補正IDを含むページ情報コマンドを制御部620に送信する。そして、画像処理部610は、S73で、S71で取得した位置ずれ量に基づき画像データを補正し、補正された画像データの生成が完了すると、S74で生成完了コマンドを制御部620に送信する。その後、画像処理部610は、S75で、制御部620から補正量更新コマンドを受信したかを判定する。補正量更新コマンドを受信した場合、画像処理部610は、S76で、補正量更新コマンドで通知される位置ずれ量を更新し、補正量更新コマンドで通知される補正IDと関連づけて格納する。一方、補正量更新コマンドを受信していない場合、位置ずれ量の更新は行わない。画像処理部610は、S77又はS78において、画像キャンセルコマンドか、データ要求コマンドを受信するまで、S75からの処理を繰り返す。そして、S77で画像キャンセルコマンドを受信すると、画像処理部610は、S71からの処理を繰り返す。一方、S78でデータ要求コマンドを受信すると、画像処理部610は、S79で画像データを制御部620に送信する。その後、画像処理部610は、S80で総てのページを印刷したかを判定し、総てのページを印刷していれば処理を終了する。一方、総てのページを印刷していなければ、画像処理部610は、S71から処理を繰り返す。
図11は、本実施形態による制御部620での画像形成処理のフローチャートである。制御部620は、S90又はS101で、ページ情報コマンド又は印刷終了コマンドを受信するまで待機する。ここで、S101で印刷終了コマンドを受信すると、制御部620は処理を終了する。一方、S90でページ情報コマンドを受信すると、制御部620は、S91で取得処理を行う必要があるか否かを判定する。なお、S90での判定については後述する。S91で取得処理を行う必要がないと判定すると、制御部620は、S96で画像形成動作の準備を行う。一方、S91で取得処理を行う必要があると判定すると、制御部620は、S92で、位置ずれ量の取得と、その際の画像形成装置の温度を取得し、S93で、取得した位置ずれ量及び温度を、補正IDに関連付けて格納する。また、制御部620は、S94で、取得した位置ずれ量と補正IDを含む補正量更新コマンドを画像処理部610に送信する。さらに、制御部620は、画像処理部610が生成した画像データのキャンセルが必要であるか否かをS95で判定する。なお、S95での判定については後述する。S95で画像データのキャンセルが必要であると判定すると、制御部620は、S97で画像データキャンセルコマンドを画像処理部610に送信し、S90からの処理を繰り返す。一方、S95で画像データのキャンセルが必要ではないと判定すると、S96で画像形成動作の準備を行う。なお、S96の画像形成動作の準備において使用する位置ずれ量の決定についても後述する。制御部620は、画像形成動作の準備が完了すると、S98で、データ要求コマンドを画像処理部610に送信し、S99で、画像処理部610から取得した画像データに基づき画像を形成する。画像形成動作が完了すると、制御部620は、S100でページ終了コマンドを画像処理部610に送信して、S90の処理を行う。
続いて、図11のフローチャートに関し、S91における取得処理の要否判定と、取得処理で新たに取得した位置ずれ量を画像形成に反映させるタイミングの考え方について説明する。なお、新たに取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させる場合、S95では画像データのキャンセルが必要と判定され、S96では新たに取得した位置ずれ量により画像形成の準備を行う。一方、新たに取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させない場合、S95では画像データのキャンセルが不要と判定され、S96では、1つ古い位置ずれ量により画像形成の準備を行う。
本実施形態においては、温度等の環境条件の変化による色ずれを抑制するため、前回の取得処理での温度からの温度変化量が所定量(閾値)以上となると、取得処理を実行する。しかしながら、単色画像の形成においては、各画像形成部1Y、1M、1C、及び1Kの相対的な位置ずれがそもそも発生しない。よって、単色画像を形成する場合には、環境条件の変化量に拘らず取得処理を実行しない。そうすると、形成する画像が単色から多色に変更されたときには、前回の取得処理での位置ずれ量から実際の位置ずれ量が大きく変化している可能性がある。したがって、形成する画像が単色から多色に切り替えられると、画像形成前に取得処理を実行し、この取得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させる。これは、当該取得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させないと、色ずれ画像が形成される可能性があるからである。このため、既に画像処理部610で生成された前回の位置ずれ量に基づいて補正した画像データを廃棄する。一方、多色画像を形成している場合において、前回の取得処理を行った際の温度からの温度変化量が閾値以上になった場合にも取得処理を行う。なお、閾値は色ずれ画像が形成されない程度に設定される。この場合、画像形成処理の生産性を低下させないために、前回の取得処理で所得した位置ずれ量を用いて補正した画像データに基づいて画像を形成した後、これよりも後に形成される画像データを新たに取得した位置ずれ量を用いて補正する。
図12は、S91における取得処理の要否と、S95における画像データのキャンセルの要否と、S96で使用する位置ずれ量の判定処理のフローチャートである。制御部620は、S111で、形成する画像が多色画像であるか否かを判定する。形成する画像が単色画像であると、制御部620は、S116で、取得処理が不要であると判定する。この場合、S95での画像データのキャンセルは不要であり、S96で使用する位置ずれ量にも変更はないと判定される。一方、制御部620は、形成する画像が多色画像であると、S112で、既に形成された画像が単色画像であり、且つ、次に形成すべき画像が多色画像であるか否かを判定する。既に形成された画像が単色画像であり、且つ、次に形成すべき画像が多色画像であれば、制御部620は、S113で、取得処理が必要であり、かつ、所得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させるべきと判定する。よって、S95での画像データのキャンセルは必要であり、S96で使用する位置ずれ量は最新のものに変更される。一方、連続して多色画像を形成している場合、制御部620は、S114で、現在の画像形成装置の温度が、前回の取得処理の際の温度からの閾値以上変化しているか否かを判定する。変化量が閾値以上であると、制御部620は、S115で、取得処理が必要であると判定する。但し、制御部620は、S115において、当該取得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させる必要はないと判定する。なお、この場合、S95での画像データのキャンセルは不要であり、S96で使用する位置ずれ量は、最新のものには変更されない。
なお、図12では、単色画像から多色画像に切り替わると取得処理を行っているが、所定枚数より多い単色画像の印刷を連続して行った後に、多色画像に切り替わったことを、取得処理の実行条件としても良い。これにより、例えば、連続した多色画像の印刷中において、1枚だけ単色画像を印刷する様な場合においても、画像形成を中断して取得処理を実行してしまうことを防ぐことができる。
<第二実施形態>
続いて、本実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態において、取得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させるか否かは、取得処理を実行するトリガが、単色画像から多色画像への切り替えであるのか、温度変化量によるのかで決定していた。これは、連続して単色画像を形成した後に、多色画像に切り替えられた場合、画像形成装置の温度が、前回の取得処理での温度から大きく変化している可能性が高いからである。本実施形態においては、取得処理で取得した位置ずれ量を直ちに画像形成に反映させるか否かを、前回の取得処理での温度からの変化量の大小により決定する。
図13は、本実施形態による取得処理の要否と、取得処理で取得した位置ずれ量を画像形成に反映されるタイミングの決定処理のフローチャートである。なお、図13のフローチャートでは、図12のフローチャートと同じ処理ステップには、同じステップ番号を付与してその説明は省略する。図13のフローチャートは、図12のフローチャートのS112とS114が、それぞれ、S122とS124の処理に置き換えられた点で相違する。S122においては、画像形成装置の温度が、前回の取得処理での温度から第1閾値以上変化しているかを判定し、第1閾値以上変化していると、S113の処理を実行することとしている。また、第1閾値以上変化していない場合には、S124において画像形成装置の温度が、前回の取得処理での温度から第2閾値以上変化しているかを判定する。なお、第2閾値は第1閾値より小さい値とする。本実施形態では、第2閾値以上変化していると、S115の処理を実行し、第2閾値以上変化していないと、S116の処理を実行する。
第一実施形態では、単色画像から多色画像に切り替わると、取得処理を実行して直ちに画像形成に反映させていた。これは、上述した様に、連続して単色画像を形成した後に、多色画像に切り替えられた場合、前回の取得処理からの温度変化量が大きくなっている可能性が高いからである。本実施形態では、画像の切り替えではなく、直接的に、温度の変化量で、取得した位置ずれ量を画像形成に直ちに反映させるかを決定する。つまり、温度変化量が大きい(第1閾値以上)場合には、最新の取得処理での位置ずれ量を使用して画像形成を行う。一方、温度変化量が第1閾値未満ではあるが、第2閾値以上である場合には、最新の取得処理での位置ずれ量は、既に生成された画像データによる画像形成を行ってから反映させることとしている。よって、第2閾値は、その温度変化量で生じる色ずれが許容範囲内に収まる値に設定し、第1閾値は、その温度変化量以上となると色ずれが許容範囲を超える値となる様に設定することができる。
なお、本実施形態では、画像形成装置の温度変化量により取得処理の要否と、取得した位置ずれ量を画像形成に反映させるタイミングを決定したが、画像形成を開始してからの経過時間により判定することもできる。それは、画像形成を開始し、露光部13に通電を行うと、経過時間と共に画像形成装置の温度が上昇するからである。つまり、温度を直接測定するのではなく、温度に関連して変化する値を測定して取得処理の実行要否を判定することができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
31:中間転写ベルト、610:画像処理部、620:制御部

Claims (6)

  1. 入力された画像データに基づいて異なる色の画像を形成する複数の画像形成手段と、
    前記異なる色に含まれる基準色の画像に対する前記基準色以外の色の画像の位置ずれ量を検知するための前記異なる色の検知用画像が転写される中間転写体と、
    前記中間転写体に転写された前記検知用画像を検知する検知手段と、
    前記複数の画像形成手段により形成される画像の傾きを補正するための補正データを前記検知手段の検知結果に基づいて生成する生成手段と、
    前記複数の画像形成手段に前記検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記検知結果に基づいて前記補正データを生成させる制御手段と、
    前記生成手段により生成された前記補正データに基づいて、前記複数の画像形成手段へ入力するための画像データに画像処理を実行する画像処理手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記複数の画像形成手段が単色の画像を形成した後に混色の画像を形成する場合、前記複数の画像形成手段が前記混色の画像を形成する前に、前記複数の画像形成手段に第1検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記第1検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記第1検知用画像の検知結果に基づいて第1補正データを生成させ、
    前記画像処理手段は、当該画像処理手段が前記生成手段により生成された前回の補正データに基づいて前記混色の画像の画像データに画像処理を実行していれば、前記第1補正データに基づいて前記混色の画像の画像データに画像処理を実行し直し、
    前記制御手段は、前記複数の画像形成手段が複数ページの混色の画像を連続して形成している間に所定条件が満たされた場合、前記複数の画像形成手段に第2検知用画像を形成させ、前記検知手段に前記第2検知用画像を検知させ、前記生成手段に前記第2検知用画像の検知結果に基づいて第2補正データを生成させ、
    前記画像処理手段は、当該画像処理手段が前記生成手段により生成された前回の補正データに基づいて前記第2補正データの生成後に前記複数の画像形成手段が形成を開始するページのうちの一部のページの画像データに画像処理を実行していれば、前記第2補正データに基づいて、前記第2補正データの生成後に前記複数の画像形成手段が形成を開始するページのうちの残りのページの画像データに画像処理を実行し、
    前記制御手段は、前記一部のページについては、前記前回の補正データに基づいて画像処理された画像データで前記複数の画像形成手段に混色の画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の画像形成手段による画像書き出し位置を、前記位置ずれ量に基づいて補正する補正手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正手段は、前記画像処理手段が前記生成手段により生成された前回の補正データに基づいて前記第2補正データの生成後に前記複数の画像形成手段が形成を開始するページのうちの前記一部のページの画像データに画像処理を実行していれば、前記一部のページの画像データに基づく画像形成処理においては前回の位置ずれ量に基づいて前記画像書き出し位置を補正することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知用画像が前回形成されてから前記画像形成装置内の温度変化が閾値を越えると、前記所定条件が満たされたと判定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知用画像が前回形成されてから前記画像形成装置により画像が印刷されたページ数が所定のページ数を越えると、前記所定条件が満たされたと判定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知用画像が前回形成されてから経過した時間が所定時間を越えると、前記所定条件が満たされたと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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