JP6303874B2 - ダイレクトドライブモータ、搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置 - Google Patents

ダイレクトドライブモータ、搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、ダイレクトドライブモータ、搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置に関する。
ダイレクトドライブモータは、減速機構を介さずに、発生した動力を対象物にダイレクトに伝達する。ダイレクトドライブモータは、動力を発生するモータ部と、モータ部の回転を検出する回転検出器と、モータ部及び回転検出器を保持するハウジングと、を備えている。モータ部は、電力を供給するケーブルと接続される。回転検出器は、検出信号を出力するケーブルと接続される。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に開示されているように、ケーブルは、クランプのような固定部材を用いて固定される。特許文献1は、カバーの外面から突出するクランプを用いて、コイルに接続されるパワーケーブルを固定する構造を開示する。特許文献2及び特許文献3は、検出器カバーの外面から突出するクランプを用いて、回転検出器に接続される検出器ケーブルを固定する構造を開示する。
実開平01−105356号公報 特開2003−274597号公報 特開2003−274598号公報
ケーブルを固定するための固定部材がハウジング(カバー)の外面から突出すると、ダイレクトドライブモータの占有空間が大型化する可能性がある。占有空間が大型化したダイレクトドライブモータが、搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置に使用された場合、それら搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置の小型化が困難となる可能性がある。
本発明の態様は、大型化を抑制できるダイレクトドライブモータを提供することを目的とする。また、本発明の態様は、大型化を抑制できる搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータ部と、前記モータ部の回転を検出する回転検出器と、前記モータ部及び前記回転検出器を保持するハウジングと、少なくとも一部が前記ハウジングの外面に設けられた孔に配置されるケーブルと、前記孔の内側に配置され、前記ケーブルを固定する固定機構と、を備えるダイレクトドライブモータを提供する。
本発明の第1の態様によれば、ケーブルが配置されるハウジングの孔の内側に固定機構が設けられるので、固定機構がハウジングの外面から突出することが抑制される。したがって、ダイレクトドライブモータの占有面積の大型化が抑制される。
本発明の第1の態様において、前記固定機構は、前記ケーブルの外面に固定されるクランプ部材と、前記孔の内側に配置され前記クランプ部材が前記孔の端部から前記ハウジングの外側に出ないように前記クランプ部材を支持する支持部と、を含んでもよい。
これにより、固定機構はハウジングの外面から突出することを抑制されつつ、ケーブルを十分に固定できる。
本発明の第1の態様において、前記クランプ部材は、第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間の中間部と、を含み、前記ケーブルの外面の第1部位に前記第1端部が固定され、前記ケーブルの中心軸と平行な方向に関して前記第1部位とは異なる前記ケーブルの外面の第2部位に前記第2端部が固定されるように、前記クランプ部材の前記中間部が曲げられてもよい。
これにより、ケーブルは、クランプ部材の第1端部と第2端部とで十分に固定される。
本発明の第1の態様において、前記ケーブルは、リード線と、前記リード線の周囲に配置され前記リード線よりも軟らかい保護部材と、を含み、前記クランプ部材は、前記保護部材に食い込むように曲げられてもよい。
これにより、リード線の損傷が抑制されつつ、ケーブルは十分に固定される。
本発明の第1の態様において、前記支持部は、前記孔の内面に設けられ塑性変形可能な突起部を含み、前記突起部は、前記孔の内側に配置された前記クランプ部材の下部を支持するように変形されてもよい。
これにより、クランプ部材が孔の外側に出てしまうことが十分に抑制される。
本発明の第1の態様において、前記クランプ部材は、筒状の部材であり、前記クランプ部材の外面に設けられ前記クランプ部材の中心軸と平行なスリット部を有してもよい。
これにより、クランプ部材は変形し易くなり、ケーブルを安定して保持することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様のダイレクトドライブモータと、前記ダイレクトドライブモータの作動により物体を搬送する搬送部と、を備える搬送装置を提供する。
本発明の第2の態様によれば、搬送装置の大型化が抑制される。
本発明の第3の態様は、第1の態様のダイレクトドライブモータと、前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を検査する検査部と、を備える検査装置を提供する。
本発明の第3の態様によれば、検査装置の大型化が抑制される。
本発明の第4の態様は、第1の態様のダイレクトドライブモータと、前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を加工する加工部と、を備える工作機械を提供する。
本発明の第4の態様によれば、工作機械の大型化が抑制される。
本発明の第5の態様は、第1の態様のダイレクトドライブモータと、前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を処理する処理部と、を備える半導体製造装置を提供する。
本発明の第5の態様によれば、半導体製造装置の大型化が抑制される。
本発明の態様によれば、大型化を抑制できるダイレクトドライブモータが提供される。また、本発明の態様によれば、大型化を抑制できる搬送装置、検査装置、工作機械、及び半導体製造装置が提供される。
図1は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータの一例を示す断面図である。 図2は、本実施形態に係る固定機構の一例を示す断面図である。 図3は、図2を下方から見た図である。 図4は、変形前のクランプ部材の一例を示す斜視図である。 図5は、変形後のクランプ部材の一例を示す斜視図である。 図6は、クランプ部材を変形させる処理の一例を示す模式図である。 図7は、本実施形態に係るケーブルを孔に固定する方法の一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態に係るケーブルを孔に固定する方法の一例を説明するための模式図である。 図9は、本実施形態に係るケーブルを孔に固定する方法の一例を説明するための模式図である。 図10は、クランプ部材の一例を示す斜視図である。 図11は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータを備える検査装置の一例を示す図である。 図12は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータを備える工作機械の一例を示す図である。 図13は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータを備える半導体製造装置の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する各実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータ1の一例を示す断面図である。ダイレクトドライブモータ1は、減速機構を介さずに、発生した動力を対象物にダイレクトに伝達する。
図1に示すように、ダイレクトドライブモータ1は、対象物を回転させるための動力を発生するモータ部2と、モータ部2の回転を検出する回転検出器3と、モータ部2及び回転検出器3を保持するハウジング4と、モータ部2と接続されるケーブル10Aと、回転検出器3と接続されるケーブル10Bと、ダイレクトドライブモータ1を制御する制御装置9とを備えている。
モータ部2は、ステータ21と、ステータ21に対して回転可能なロータ22とを有する。ロータ22は、回転軸AXを中心に回転する。
本実施形態において、ダイレクトドライブモータ1は、アウターロータ型である。ロータ22は、ステータ21の周囲に配置される。回転軸AXに対して、ロータ22は、ステータ21の外側に配置される。
ステータ21は、ステータコア21Aと、ステータコア21Aに支持されるコイル21Bとを有する。ステータコア21Aは、回転軸AXの周囲において、等間隔で複数配置されるティースを有する。コイル21Bは、複数設けられる。コイル21Bは、ステータコア21Aの複数のティースのそれぞれに支持される。
ロータ22は、回転軸AXの周囲において、等間隔で複数配置された永久磁石を含む。ステータ21とロータ22とは、間隙を介して対向する。
回転検出器3は、モータ部2の回転を検出する。回転検出器3は、レゾルバを含み、モータ部2のロータ22の回転速度、回転方向、及び回転角度の少なくとも一つを検出する。本実施形態において、回転検出器3は、アブソリュートレゾルバ及びインクリメンタルレゾルバの2種類のレゾルバを含む。
ハウジング4は、第1ハウジング41と、回転軸AXに対して第1ハウジング41の外側に配置される第2ハウジング42とを含む。第1ハウジング41は、環状の部材である。第2ハウジング42は、環状の部材である。本実施形態において、第1ハウジング41及び第2ハウジング42はそれぞれ、円筒状の部材である。第1ハウジング41の中心軸と、第2ハウジング42の中心軸と、回転軸AXとは、一致する。
本実施形態において、第1ハウジング41は、回転軸AXと平行に配置された2つの円筒状の部材を含む。第2ハウジング42は、回転軸AXと平行に配置された2つの円筒状の部材を含む。なお、第1ハウジング41は、1つの円筒状の部材でもよいし、3つ以上の円筒状の部材でもよい。第2ハウジング42についても同様である。
ステータ21及びロータ22を含むモータ部2は、第1ハウジング41と第2ハウジング42との間に配置される。ステータ21は、第1ハウジング41と接続される。ステータ21は、第1ハウジング41の外面に固定される。ロータ22は、第2ハウジング42と接続される。ロータ22は、第2ハウジング42の内面に固定される。
第1ハウジング41と第2ハウジング42との間に軸受5が配置される。軸受5は、内輪5Aと、外輪5Bと、内輪5Aと外輪5Bとの間に配置される転動体5Cとを有する。内輪5Aは、第1ハウジング41と接続される。外輪5Bは、第2ハウジング42と接続される。軸受5により、第2ハウジング42は、第1ハウジング41に対して、回転軸AXを中心に回転可能に支持される。
本実施形態においては、モータ部2、軸受5、及び回転検出器3は、回転軸AXと平行な方向に配置される。これにより、回転軸AXに対する放射方向に関するダイレクトドライブモータ1の寸法の増大が抑制され、ハウジング4の設置面積(フットプリント)の増大が抑制される。
ステータ21に対してロータ22が回転することにより、第1ハウジング41に対して第2ハウジング42が回転軸AXを中心に回転する。
以下の説明において、第1ハウジング41を適宜、ハウジングインナ41、と称し、第2ハウジング42を適宜、ロータフランジ42、と称する。
ダイレクトドライブモータ1は、回転軸AXと平行な方向に関してハウジング4の一端部(下端部)に配置された第1カバー部材6と、回転軸AXと平行な方向に関してハウジング4の他端部(上端部)に配置された第2カバー部材8とを有する。
モータ部2は、ハウジング4と第1カバー部材6との間に配置される。回転検出器3は、ハウジング4と第2カバー部材8との間に配置される。第1カバー部材6は、モータ部2を保護する。第2カバー部材8は、回転検出器3を保護する。
ステータ21は、ケーブル10Aと接続される。ケーブル10Aを介して、ステータ21のコイル21Bに電力が供給される。コイル21Bに電力が供給されると、フレミングの左手の法則に従って、ロータ22及びロータ22と接続されたロータフランジ42が回転する。
回転検出器3は、ケーブル10Bと接続される。回転検出器3の検出信号は、ケーブル10Bを介して制御装置9に出力される。
以下の説明において、ケーブル10A及びケーブル10Bを合わせて適宜、ケーブル10、と総称する。ケーブル10は、ハウジング4に保持されたダイレクトドライブモータ1の機器と接続される。本実施形態において、ダイレクトドライブモータ1の機器は、モータ部2及び回転検出器3の少なくとも一方を含む。
ロータフランジ42にワーク(不図示)が接続される。モータ部2の作動によりロータフランジ42が回転すると、ロータフランジ42と一緒にワークが回転する。ロータフランジ42は、モータ部2の作動により回転軸AXを中心に回転する出力軸として機能する。
制御装置9は、ステータ21のコイル21Bに供給する電力を調整する。回転検出器3の検出信号は、ケーブル10(10B)を介して、制御装置9に出力される。制御装置9は、回転検出器3の検出信号に基づいて、コイル21Bに供給する電力を調整する。制御装置9により調整された電力は、ケーブル10(10A)を介して、モータ部2のコイル21Bに供給される。これにより、ロータフランジ42に接続されたワークは、目標角度で回転可能であり、目標位置に位置決めされる。
ハウジング4は、孔11を有する。孔11の端部は、ハウジング4の外面に設けられる。ケーブル10の少なくとも一部は、孔11に配置される。本実施形態において、孔11の端部(下端部)は、ハウジング4のハウジングインナ41の外面(下面)12に設けられる。
孔11は、ハウジング4の内部空間とハウジング4の外部空間とを結ぶように、ハウジング4(ハウジングインナ41)に設けられる。ハウジング4の内部空間に、モータ部2及び回転検出器3が配置される。ハウジング4の内部空間は、ハウジング4と第1カバー部材6との間の空間を含む。ハウジング4の内部空間は、ハウジング4と第2カバー部材8との間の空間を含む。ハウジング4と第1カバー部材6との間の空間にモータ部2が配置される。ハウジング4と第2カバー部材8との間の空間に回転検出器3が配置される。
ケーブル10の一部は、ハウジング4の内部空間に配置される。ケーブル10の一部は、ハウジング4の外部空間に配置される。ケーブル10の一部は、ハウジングインナ41の下面12から外側に出ている。
ダイレクトドライブモータ1は、ケーブル10を固定する固定機構50を備えている。固定機構50の少なくとも一部は、孔11の内側に配置される。
図2は、図1の固定機構50の近傍を拡大した図である。図3は、図2を下面12側から見た図である。図1、図2、及び図3に示すように、固定機構50は、ケーブル10の外面に固定されるクランプ部材51と、孔11の内側に配置され、クランプ部材51を支持する支持部52とを有する。
図2に示すように、ケーブル10は、リード線101と、リード線101の周囲に配置された保護部材102とを有する。リード線101は、導体であり、電気信号及び電気エネルギーを伝達可能である。ケーブル10Aのリード線101を介して、コイル21Bに電力が供給される。ケーブル10Bのリード線101を介して、回転検出器3の検出信号が出力される。
保護部材102は、リード線101を保護する。保護部材102は、チューブ状の部材であり、リード線101の周囲に配置される。保護部材102を、保護チューブ102、と称してもよい。保護部材102は、リード線101よりも軟らかい。本実施形態において、リード線101は、金属製である。保護部材102は、リード線101の金属よりも軟らかい合成樹脂製である。
クランプ部材51は、ケーブル10の周囲に配置される。クランプ部材51は、筒状(スリーブ状)の部材である。クランプ部材51は、塑性変形可能である。クランプ部材51は、合成樹脂製でもよいし、アルミニウムのような軟らかい軽金属製でもよい。クランプ部材51は、外力の作用により、曲がることができる。
クランプ部材51は、曲げられている。クランプ部材51は、上端部(第1端部)51Aと、下端部(第2端部)51Bと、上端部51Aと下端部51Bとの間の中間部51Cとを含む。クランプ部材51の中間部51Cが曲げられている。クランプ部材51がケーブル10の周囲に配置された状態で、中間部51Cが曲げられることによって、クランプ部材51の少なくとも一部とケーブル10とが接触する。これにより、ケーブル10の外面にクランプ部材51が固定される。
本実施形態において、クランプ部材51は、ケーブル10の保護部材102の外面に固定される。クランプ部材51が保護部材102の周囲に配置された状態で、中間部51Cが曲げられることによって、クランプ部材51の少なくとも一部と保護部材102とが接触する。これにより、保護部材102の外面にクランプ部材51が固定される。
上述したように、保護部材102は、合成樹脂製であり、軟らかい。クランプ部材51は、保護部材102に食い込むことができる。本実施形態において、クランプ部材51は、保護部材102に食い込むように曲げられる。
本実施形態においては、ケーブル10の保護部材102の外面の第1部位102Aにクランプ部材51の上端部51Aが固定され、ケーブル10の中心軸BXと平行な方向に関して第1部位102Aとは異なるケーブル10の保護部材102の外面の第2部位102Bにクランプ部材51の下端部51Bが固定されるように、クランプ部材51の中間部51Cが曲げられる。
すなわち、本実施形態においては、クランプ部材51の上端部51A及び下端部51Bが保護部材102に食い込む。本実施形態においては、クランプ部材51が保護部材102に食い込むものの、保護部材102の破損の抑制、及び保護部材102の内側に配置されているリード線101の損傷の抑制のために、上端部51A及び下端部51Bは、面取り(C面取り)されている。なお、上端部51A及び下端部51Bが、丸み面取り(R面取り)されてもよい。
支持部52は、クランプ部材51の下部を支持する。支持部52は、孔11の下端部において、孔11の内面に設けられる。支持部52は、孔11の内面から孔11の中心に向かって突出する突起部を含む。本実施形態において、支持部52は、孔11の中心軸を囲む円筒状の部材である。
支持部52は、クランプ部材51が孔11の下端部からハウジング4の外側に出ないようにクランプ部材51を支持する。換言すれば、支持部52は、クランプ部材51がハウジングインナ41の下面12よりも下方に配置されないように、クランプ部材51を保持する。
本実施形態において、支持部52は、孔11の内面に設けられ塑性変形可能な突起部を含む。支持部(突起部)52は、孔11の内側に配置されたクランプ部材51の下部を支持するように塑性変形される。支持部52が曲げ加工され、塑性変形されることによって、クランプ部材51の下方に支持部52が配置される。
図4は、本実施形態に係るクランプ部材51の一例を示す斜視図である。図4は、変形前のクランプ部材51を示す。図4に示すように、クランプ部材51は、円筒状の部材である。クランプ部材51の上端部51A及び下端部51Bはそれぞれ、面取りされている。
クランプ部材51の内径は、ケーブル10(保護部材102)の外径よりも大きい。保護部材102は、変形前のクランプ部材51の内側に円滑に配置可能である。保護部材102が変形前のクランプ部材51の内側に配置された状態で、保護部材102とクランプ部材51とは相対移動可能である。
図5は、本実施形態に係るクランプ部材51の一例を示す斜視図である。図5は、変形後のクランプ部材51を示す。保護部材102が変形前のクランプ部材51の内側に配置された状態で、クランプ部材51の中間部51Cが曲げられるようにクランプ部材51が変形されることにより、図5に示すように、保護部材102の外面の第1部位102Aにクランプ部材51の上端部51Aが固定され、保護部材102の外面の第2部位102Bにクランプ部材51の下端部51Bが固定される。クランプ部材51の上端部51Aは、保護部材102に食い込む。クランプ部材51の下端部51Bは、保護部材102に食い込む。クランプ部材51が曲げ加工されることにより、保護部材102に固定され、保護部材102とクランプ部材51とは相対移動不可能になる。
図6は、工具14を使ってクランプ部材51を変形させる処理の一例を示す図である。工具14は、クランプ部材51の曲げ加工を実施可能である。クランプ部材51の曲げ加工は、加締め加工を含む。工具14を、加締め工具14、と称してもよい。クランプ部材51は、工具14によって曲げ変形される。
クランプ部材51は、円筒状の部材である。図4を参照して説明したように、保護部材102は、変形前のクランプ部材51の内側に円滑に配置可能である。保護部材102が変形前のクランプ部材51の内側に配置された状態で、保護部材102とクランプ部材51とは相対移動可能である。クランプ部材51の加締め加工において、変形前のクランプ部材51が保護部材102の周囲に配置される。
工具14は、円筒状の部材である。変形前のクランプ部材51が保護部材102の周囲に配置された状態で、そのクランプ部材51の周囲に工具14が配置される。工具14の内側に保護部材102及び変形前のクランプ部材51が挿入されることによって、クランプ部材51の周囲に工具14が配置される。
クランプ部材51が保護部材102の周囲に配置された状態で、そのクランプ部材51が工具14とクランプねじ部材15との間に配置される。工具14を介してクランプ部材51に外力が作用することにより、クランプ部材51が曲げられ、保護部材102に固定される。
工具14は、クランプ部材51よりも硬く、強度が高い材料で形成される。クランプ部材51と接触する工具14の内面は、斜面を含み、工具14の内径は徐々に細くなるテーパ状である。これにより、工具14は、クランプ部材51を所期の形状に変形可能である。また、工具14の内面に、十字状又は一字状の溝が設けられている。これにより、工具14はクランプ部材51を円滑にねじ込むことができる。
次に、ケーブル10を孔11に固定する方法の一例について、図7のフローチャート、及び図8、図9の模式図を参照して説明する。
ケーブル10の保護部材102にクランプ部材51が固定される(ステップS1)。図5及び図6等を参照して説明したように、保護部材102の周囲にクランプ部材51が配置された状態で、クランプ部材51の曲げ加工が実施されることによって、ケーブル10の保護部材102にクランプ部材51が固定される。
次に、図8に示すように、ケーブル10及びクランプ部材51が孔11に配置される(ステップS2)。すなわち、クランプ部材51が固定されたケーブル10が孔11に挿入される。ケーブル10及びクランプ部材51は、孔11に圧入されてもよい。なお、ケーブル10及びクランプ部材51と孔11との間に間隙が設けられてもよい。
ケーブル10及びクランプ部材51を孔11に配置する処理において、支持部52は未だ変形されていない。支持部52が変形前において、孔11の内径は、クランプ部材51の外径よりも大きい。したがって、孔11の内側にケーブル10及びクランプ部材51を配置することができる。
また、図8に示すように、孔11は、クランプ部材51と接触可能な面16を有する。面16は、下方を向く。面16とクランプ部材51とが接触することにより、クランプ部材51及びそのクランプ部材51に固定されている保護部材102が位置決めされる。
ケーブル10及びクランプ部材51が孔11に配置された後、図9に示すように、支持部52の曲げ加工が実施される(ステップS3)。本実施形態においては、加締め工具により、支持部52の加締め加工が実施される。支持部52の先端部(下端部)が孔11の内側を向き、支持部52の内面が上方を向くように、支持部52の加締め加工が実施される。これにより、支持部52が変形(塑性変形)される。支持部52により、クランプ部材51が固定される。以上の処理により、ケーブル10が孔11に固定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ケーブル10が配置されるハウジング4の孔11の内側に固定機構50が設けられるので、固定機構50がハウジング4(ハウジングインナ41)の下面12から突出することが抑制される。したがって、ダイレクトドライブモータ1の占有面積の大型化が抑制される。特に、回転軸AXと平行な方向に関するダイレクトドライブモータ1の寸法の大型化が抑制される。
ダイレクトドライブモータ1の下面12が、構造物の支持面に支持される場合が多い。すなわち、下面12が、構造物の支持面に取り付けられる取付け面として機能する場合が多い。ケーブル10を固定するための固定部材が下面12から突出すると、その固定部材を配置するための空間を構造物に設ける必要が生じ、構造物に対して煩雑な加工を強いることとなる。本実施形態によれば、固定機構50が下面12から突出することが抑制されているため、構造物に対して実施する加工は最小限の加工で済む。
また、本実施形態によれば、固定機構50は、ケーブル10の外面に固定されるクランプ部材51と、孔11の内側に配置されクランプ部材51が孔11の下端部からハウジング4の外側に出ないようにクランプ部材51を支持する支持部52と、を含む。
これにより、固定機構50はハウジング4の下面12から突出することを抑制されつつ、ケーブル11を十分に固定できる。クランプ部材51とケーブル10とは、工具14を使った簡単な加工で実施できる。
また、本実施形態によれば、クランプ部材51は、上端部51Aと、下端部51Bと、中間部51Cと、を含み、ケーブル10の外面の第1部位102Aに上端部51Aが固定され、ケーブル10の外面の第2部位102Bに下端部51Bが固定されるように、中間部51Cが曲げられる。
これにより、ケーブル10とクランプ部材10とは、上端部51Aと下端部51Bとで十分に固定される。
また、本実施形態によれば、ケーブル10は、リード線101と、リード線101の周囲に配置されリード線101よりも軟らかい保護部材102と、を含み、クランプ部材51は、保護部材102に食い込むように変形される。
これにより、リード線101の損傷が抑制されつつ、ケーブル10とクランプ部材51とは十分に固定される。
また、本実施形態によれば、支持部52は、孔11の内面に設けられ塑性変形可能な突起部を含み、支持部(突起部)52は、孔11の内側に配置されたクランプ部材51の下部を支持するように変形される。
これにより、ケーブル10の外面よりも外側に突出するクランプ部材51を支持部52で支持して、クランプ部材51が孔11の外側に出てしまうことが十分に抑制される。
図10は、クランプ部材51の変形例である。図10に示すように、クランプ部材51の外面に、スリット部13が設けられてもよい。スリット部13は、クランプ部材51の中心軸と平行に設けられる。スリット部13は、クランプ部材51の中心軸の周囲に複数設けられる。スリット部13が設けられることにより、クランプ部材51は変形し易くなり、保護部材102と十分に固定される。なお、スリット部13を、すり割り部13、と称してもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図11は、上述の実施形態で説明したダイレクトドライブモータ1を備える検査装置300の一例を示す図である。検査装置300は、検査対象の物体W1を搬送する搬送装置200と、物体W1を検査する検査部301とを備えている。搬送装置200は、ダイレクトドライブモータ1と、ダイレクトドライブモータ1の作動により物体W1を搬送する搬送部201とを備えている。ダイレクトドライブモータ1の下面12は、検査装置300のベース部材302に接続される。
搬送部201は、ダイレクトドライブモータ1のロータフランジ42と接続されたテーブルを含む。テーブル201は、検査対象の物体W1を支持する。テーブル201は、ダイレクトドライブモータ1の作動により回転する。テーブル201が回転することにより、そのテーブル201に支持されている物体W1は移動する。
検査部301は、ダイレクトドライブモータ1の作動により移動する物体W1を検査する。本実施形態において、検査部301は、テーブル201に支持された物体W1の画像を取得するカメラを含む。カメラ301で撮影された物体W1の画像に基づいて、物体W1の検査が実施される。
搬送装置200は、カメラ301の視野領域に物体W1を移動する。カメラ301は、搬送装置200により視野領域に配置された物体W1の画像を取得する。
本実施形態によれば、搬送装置200は、物体W1をカメラ301の視野領域に高い位置決め精度で移動可能である。そのため、検査装置300の検査精度の低下が抑制される。また、検査装置300の小型化が実現される。また、下面12から固定機構50が突出していないため、下面12を支持するベース部材302に煩雑な加工を施さなくて済む。
<第3実施形態>
第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図12は、上述の実施形態で説明したダイレクトドライブモータ1を備える工作機械400の一例を示す図である。工作機械400は、加工対象の物体W2を搬送する搬送装置200と、物体W2を加工する加工部401とを備えている。搬送装置200は、ダイレクトドライブモータ1と、ダイレクトドライブモータ1の作動により物体W2を搬送する搬送部(テーブル)201とを備えている。ダイレクトドライブモータ1の下面12は、工作機械400のベース部材402に接続される。
テーブル201は、ダイレクトドライブモータ1のロータフランジ42と接続される。物体W2は、テーブル201に支持される。テーブル201は、ダイレクトドライブモータ1の作動により回転する。テーブル201が回転することにより、そのテーブル201に支持されている物体W2は移動する。
加工部401は、ダイレクトドライブモータ1の作動により移動する物体W2を加工する。本実施形態において、加工部401は、テーブル201に支持された物体W2に部品Bを搭載するロボットアームを含む。
搬送装置200は、ロボットアーム401の可動範囲に物体W2を移動する。ロボットアーム401は、搬送装置200により可動範囲に配置された物体W2に部品Bを搭載する。
本実施形態によれば、搬送装置200は、物体W2をロボットアーム401の可動範囲に高い位置決め精度で移動可能である。そのため、工作機械400の加工精度の低下が抑制される。また、工作機械400の小型化が実現される。また、下面12を支持するベース部材402に煩雑な加工を施さなくて済む。
<第4実施形態>
第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図13は、上述の実施形態で説明したダイレクトドライブモータ1を備える半導体製造装置500の一例を示す図である。半導体製造装置500は、処理対象の物体W3を搬送する搬送装置200と、物体W3を処理する処理部501とを備えている。搬送装置200は、ダイレクトドライブモータ1と、物体W3を搬送する搬送部(テーブル)201とを備えている。ダイレクトドライブモータ1の下面12は、半導体製造装置500のベース部材502に接続される。
半導体製造装置500は、半導体デバイスを製造可能な半導体デバイス製造装置である。半導体製造装置500は、半導体デバイスの製造工程の少なくとも一部において使用される。物体W3は、半導体デバイスを製造するための物体である。
本実施形態において、物体W3は、半導体デバイスを製造するための基板である。物体W3から半導体デバイスが製造される。物体W3は、半導体ウエハを含んでもよいし、ガラス板を含んでもよい。物体W3にデバイスパターン(配線パターン)が形成されることによって、半導体デバイスが製造される。
半導体製造装置500は、搬送装置200により処理位置に配置された物体W3に対して、処理部501を用いて、デバイスパターンを形成するための処理を行う。
例えば、半導体製造装置500が、投影光学系を介してデバイスパターンの像を物体W3に投影する露光装置を含む場合、処理部501は、投影光学系を含み、処理位置は、投影光学系501から射出される露光光の照射位置を含む。
本実施形態によれば、搬送装置200は、物体W3を処理部501の処理位置に高い位置決め精度で移動可能である。そのため、半導体製造装置500の処理精度の低下が抑制される。また、半導体製造装置500の小型化が実現される。また、下面12を支持するベース部材502に煩雑な加工を施さなくて済む。
なお、上述の各実施形態においては、クランプ部材51が円筒状の部材であることとした。クランプ部材51が、ケーブル10の周囲に複数配置されてもよい。複数のクランプ部材51が変形されることによって、クランプ部材51とケーブル10とが固定される。
なお、上述の各実施形態においては、支持部52が孔11の内面から突出し、変形されることによってクランプ部材51の下部を支持することとした。支持部52が、ハウジング4とは別の部材であり、孔11に挿入され、孔11の内面に固定されることによって、クランプ部材51の下部を支持してもよい。
なお、上述の各実施形態においては、ケーブル10が保護部材102を有することとした。ケーブル10は保護部材102を有しなくてもよい。クランプ部材51がリード線101に固定されてもよい。
なお、上述の各実施形態においては、ダイレクトドライブモータ1がアウターロータ型であることとした。ダイレクトドライブモータ1は、インナーロータ型でもよい。
1 ダイレクトドライブモータ
2 モータ部
3 回転検出器
4 ハウジング
5 軸受
5A 内輪
5B 外輪
5C 転動体
6 第1カバー部材
8 第2カバー部材
9 制御装置
10 ケーブル
11 孔
12 下面(外面)
13 スリット部
14 工具
21 ステータ
21A ステータコア
21B コイル
22 ロータ
41 第1ハウジング(ハウジングインナ)
42 第2ハウジング(ロータフランジ)
50 固定機構
51 クランプ部材
51A 上端部
51B 下端部
51C 中間部
52 支持部
101 リード線
102 保護部材(保護チューブ)
200 搬送装置
300 検査装置
301 検査部
400 工作機械
401 加工部
500 半導体製造装置
501 処理部
AX 回転軸

Claims (8)

  1. ステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータ部と、
    前記モータ部の回転を検出する回転検出器と、
    前記モータ部及び前記回転検出器を保持するハウジングと、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外面に設けられた孔に配置されるケーブルと、
    前記孔の内側に配置され、前記ケーブルを固定する固定機構と、を備え
    前記固定機構は、前記ケーブルの外面に固定されるクランプ部材と、前記孔の内側に配置され前記クランプ部材が前記孔の端部から前記ハウジングの外側に出ないように前記クランプ部材を支持する支持部と、を含み、
    前記クランプ部材は、第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間の中間部と、を含み、
    前記ケーブルの外面の第1部位に前記第1端部が固定され、前記ケーブルの中心軸と平行な方向に関して前記第1部位とは異なる前記ケーブルの外面の第2部位に前記第2端部が固定されるように、前記クランプ部材の前記中間部が曲げられるダイレクトドライブモータ。
  2. ステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータ部と、
    前記モータ部の回転を検出する回転検出器と、
    前記モータ部及び前記回転検出器を保持するハウジングと、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外面に設けられた孔に配置されるケーブルと、
    前記孔の内側に配置され、前記ケーブルを固定する固定機構と、を備え
    前記固定機構は、前記ケーブルの外面に固定されるクランプ部材と、前記孔の内側に配置され前記クランプ部材が前記孔の端部から前記ハウジングの外側に出ないように前記クランプ部材を支持する支持部と、を含み、
    前記ケーブルは、リード線と、前記リード線の周囲に配置され前記リード線よりも軟らかい保護部材と、を含み、
    前記クランプ部材は、前記保護部材に食い込むように曲げられるダイレクトドライブモータ。
  3. ステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータ部と、
    前記モータ部の回転を検出する回転検出器と、
    前記モータ部及び前記回転検出器を保持するハウジングと、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外面に設けられた孔に配置されるケーブルと、
    前記孔の内側に配置され、前記ケーブルを固定する固定機構と、を備え
    前記固定機構は、前記ケーブルの外面に固定されるクランプ部材と、前記孔の内側に配置され前記クランプ部材が前記孔の端部から前記ハウジングの外側に出ないように前記クランプ部材を支持する支持部と、を含み、
    前記支持部は、前記孔の内面に設けられ塑性変形可能な突起部を含み、
    前記突起部は、前記孔の内側に配置された前記クランプ部材の下部を支持するように変形されるダイレクトドライブモータ。
  4. ステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータ部と、
    前記モータ部の回転を検出する回転検出器と、
    前記モータ部及び前記回転検出器を保持するハウジングと、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外面に設けられた孔に配置されるケーブルと、
    前記孔の内側に配置され、前記ケーブルを固定する固定機構と、を備え
    前記固定機構は、前記ケーブルの外面に固定されるクランプ部材と、前記孔の内側に配置され前記クランプ部材が前記孔の端部から前記ハウジングの外側に出ないように前記クランプ部材を支持する支持部と、を含み、
    前記クランプ部材は、筒状の部材であり、
    前記クランプ部材の外面に設けられ前記クランプ部材の中心軸と平行なスリット部を有するダイレクトドライブモータ。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のダイレクトドライブモータと、
    前記ダイレクトドライブモータの作動により物体を搬送する搬送部と、
    を備える搬送装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のダイレクトドライブモータと、
    前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を検査する検査部と、
    を備える検査装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のダイレクトドライブモータと、
    前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を加工する加工部と、
    を備える工作機械。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のダイレクトドライブモータと、
    前記ダイレクトドライブモータの作動により移動する物体を処理する処理部と、
    を備える半導体製造装置。
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