JP6303391B2 - 履歴情報管理装置及びシステム並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、履歴情報管理装置及びシステム並びにプログラムに関する。
従来から、データに対する複数人の作業を記録して管理するシステムが提案されている。
特許文献1には、柔軟性や開放性、非集中性を実現して、種々の機器を用いて共同作業を行うに最適な作業空間を形成することができる組織活動記録装置を提供することを目的として、作業領域内に配置されたワークスペース検出手段と、同一時間帯かつ同一作業空間内に存在すると認識される個人ワークスペースを検索する個人ワークスペース検索手段と、個人ワークスペース検索手段によって検出されたワークスペースを統合して協調作業空間を形成するワークスペース統合手段と、協調作業空間内での活動を時間と場所に対応付けて保存する活動記録手段を備える技術が開示されている。
特許文献2には、ソフトウェアを配布するサーバの負荷を低減することを目的として、端末装置の機器情報を端末リストとして管理サーバが管理し、各端末装置からの要求に応じて管理サーバが端末リストを提供し、端末リストに記載された機器情報に基づいて端末装置間でピアツーピア接続が確立され、各端末装置間でソフトウェアのバージョン情報が交換されて、端末装置から取得した新しいバージョンのソフトウェアで古いバージョンのソフトウェアが更新される技術が開示されている。
特許文献3には、たとえ提供対象ファイルが同一であったとしても、ファイル要求する際にユーザが利用したファイルへアクセスするために必要な情報の元々の提供先を特定することが可能なシステムを提供することを目的として、文書管理サーバが文書へアクセスするために必要な副本IDの取得要求をクライアントから受信し、受信する取得要求毎に異なる副本IDを生成し、生成した副本IDを取得要求の応答としてクライアントに送信すること、及び、文書管理サーバが取得要求に示される正本IDとその正本IDに対して生成した副本IDとの派生関係を示す派生関係情報を管理することが開示されている。
特開2006−92337号公報 特開2010−128512号公報 特開2007−4649号公報
ところで、複数の端末装置間においてその接続状態が動的に変化し得るような状況下で行われる各種データの編集や配布、参照等の履歴情報を管理する必要が生じる場合が少なくない。
このような場合、活動記録を中央的なサーバで管理するようなシステム構成では、サーバに接続していないときの活動は記録・管理することができず、また、特定データに関する非特定のユーザによる活動の記録を効果的に追跡・把握することができない。すなわち、履歴を管理するための特定のサーバに接続することを前提としたのでは、特定のサーバに接続していない状態で行われた編集や配布、参照等の履歴を収集することができず、特定のサーバに接続していない期間の履歴の管理ができない問題がある。
本発明の目的は、特定のサーバに依存せず、つまり、特定のサーバの存在を前提とすることなく、端末装置で特定データに対して行われた操作の履歴を簡易に管理することができる装置及びシステム並びにプログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、データに一意の識別子を付与する付与手段と、前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含む履歴情報を前記識別子に関連付けて順次記憶する記憶手段と、他の端末装置に接続した場合に、前記他の端末装置が記憶している履歴情報を取得して、前記記憶手段に記憶されている同一の識別子を有する履歴情報と合成することで更新する合成手段と、前記合成手段で合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示手段とを備え、前記記憶手段は、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、前記表示手段は、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示することを特徴とする履歴情報管理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記合成手段は、前記他の端末装置から取得したデータ履歴情報と同一識別子を有するデータ履歴情報が前記記憶手段に存在しない場合に、前記他の端末装置から取得したデータ履歴情報をそのまま前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の履歴情報管理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記記憶手段は、さらに日時情報をデータ履歴情報として記憶することを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の履歴情報管理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記操作種別は、さらにデータの閲覧情報、削除情報、印刷情報、コピー情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の履歴情報管理装置である。
請求項に記載の発明は、複数の端末装置を備え、前記複数の端末装置の各端末装置は、 データに一意の識別子を付与するID付与手段と、前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含むデータ履歴情報を前記識別子に関連付けて順次記憶する記憶手段と、他の端末装置に接続した場合に、前記他の端末装置が記憶しているデータ履歴情報を取得して、前記記憶手段に記憶されている同一の識別子を有するデータ履歴情報と合成することで更新する合成手段と、前記合成手段で合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示手段とを備え、前記記憶手段は、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、前記表示手段は、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示することを特徴とする履歴情報管理システムである。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、データに一意の識別子を付与する識別子付与ステップと、前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含むデータ履歴情報を前記識別子に関連付けて記憶装置に順次記憶する記憶ステップと、他のコンピュータに接続した場合に、前記他のコンピュータが記憶しているデータ履歴情報を取得して、前記記憶装置に記憶されている同一の識別子を有するデータ履歴情報と合成することで更新する合成ステップと、前記合成ステップで合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示ステップとを実行させるプログラムであり、前記記憶ステップでは、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、前記表示ステップでは、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示することを特徴とするプログラムである。
請求項1,に記載の発明によれば、特定のサーバに依存することなく、データの履歴を管理し得る。また、データの履歴を視認容易な形態で管理し得る。
請求項2に記載の発明によれば、さらに、データの履歴を確実に蓄積して管理し得る。
請求項3,4に記載の発明によれば、さらに、データの履歴を詳細に管理し得る。
実施形態のシステム構成図である。 データ履歴情報のデータ構造図である。 実施形態の処理フローチャートである。 データ履歴情報を示す図である。 図4のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 他のデータ履歴情報を示す図である。 図6のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 さらに他のデータ履歴情報を示す図である。 図8のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 さらに他のデータ履歴情報を示す図である。 図10のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 さらに他のデータ履歴情報を示す図である。 図12のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 さらに他のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。 さらに他のデータ履歴情報のグラフ表示説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態における履歴管理システムの構成図を示す。履歴管理システムは、端末装置としてのコンピュータ10(コンピュータA),12(コンピュータB),14(コンピュータC)がネットワーク100を介して接続されている。ここで、「端末装置」とは、いわゆるサーバクライアントシステムにおけるクライアントに相当する装置を意味し、サーバ装置を意味しない。コンピュータ10,12,14は、常時ネットワーク100に接続されている必要はなく、かつ、コンピュータ10,12,14の全てがネットワーク100に接続されている必要もない。例えば、あるタイミングでコンピュータ10とコンピュータ12がネットワーク100を介して接続され、別のタイミングでコンピュータ10とコンピュータ14がネットワーク100を介して接続され、さらに別のタイミングでコンピュータ12とコンピュータ14がネットワーク100を介して接続される。この意味で、コンピュータ10,12,14は互いに動的に接続される。ネットワーク100には、文書サーバ等のサーバ装置が接続されている必要もない。もちろん、本実施形態においてネットワーク100にサーバ装置が接続される態様を排除するものではないが、サーバ装置の存在を前提としない点に留意されたい。
コンピュータ10(コンピュータA)は、入力部、CPU、通信インタフェース(I/F)、表示部、メモリ、及びデータストレージを備える。
入力部は、キーボードやマウス、タッチパネル等で構成され、ユーザが各種コマンドを入力して、データに対して編集等の操作を実行する。
CPUは、メモリを構成するROM等のプログラムメモリに格納された履歴情報管理プログラムを読み出して実行することで、後述する各種機能を実行する。CPUにおける主な機能は、データに対して一意にIDを付与する機能、データ履歴情報をデータストレージに記憶する機能、他のコンピュータに接続した場合に、他のコンピュータが記憶するデータ履歴情報を取得して、自分のデータストレージで記憶するデータ履歴情報と合成して更新する機能、合成したデータ履歴情報を表示部に特定形式で表示する機能である。
通信I/Fは、ネットワーク100を介して接続された他のコンピュータとの間でデータを送受する。データには、文書ファイル等のデータ自体の他、そのデータの履歴情報が含まれる。通信I/Fには、IEEE802.3で規定される有線接続や、IEEE802.11で規定される無線LAN、IMT-2000(3G)、IEEE802.16(WiMAX)で規定される移動体通信システム、IEEE802.15.1(Bluetooth(登録商標))などの近距離無線通信が含まれる。また、「接続」には、物理的な接続に加え、論理的な接続も含まれる。例えば、移動体通信システムであれば物理的な接続は(電波が届かない場合を除いて)常時行われているが、論理的な接続、例えばIP(Internet Protocol)で言うサブネットで、同一のサブネットに接続されている端末が検知された場合に接続されたものとする。Bluetooth(登録商標)であれば、ペアリングできた端末を検知した場合に接続されたものとする。
表示部は、液晶ディスプレイ等で構成され、各種データや履歴情報を表示する。
メモリは、ROM等のプログラムメモリ及びRAM等のワーキングメモリから構成され、履歴情報管理プログラムを記憶するとともに、CPUが各種機能を実行する際に必要なデータ等を一時記憶する。
データストレージは、文書ファイル等の各種データを記憶するとともに、そのデータの履歴情報を記憶する。履歴情報は、操作元、データに対して実行された編集、送信(配布)、閲覧(参照)、削除等の操作種別、操作時間を含む。本実施形態では、データ毎に一意に特定IDを付与し、付与されたID毎に履歴情報を記憶する。
図1に、コンピュータ10(コンピュータA)の機能ブロック図も併せて示す。他のコンピュータ12,14も同様である。コンピュータ10は、機能ブロックないし機能モジュールとして、データ送信部、データ一覧送信部、データ履歴情報送信部、データ履歴情報記憶部、データ履歴情報合成部、及びデータID付与部を備える。
データ送信部及びデータ一覧送信部は、CPU及び通信I/Fで実行され、ネットワーク100を介して接続された他のコンピュータに対してデータストレージに記憶されているデータ及びデータ一覧を送信する。ここで、データ一覧とは、コンピュータ10が他のコンピュータに対して公開しているデータの一覧をいう。例えば、複数の文書ファイルのうち、文書ファイルa,b,c,dを公開している場合には、これらの一覧データを他のコンピュータに送信する。
データ履歴情報送信部は、CPU及び通信I/Fで実行され、ネットワーク100を介して接続された他のコンピュータに対してデータストレージに記憶されているデータ履歴情報を送信する。
データ履歴情報記憶部は、データストレージで構成され、データ履歴情報を記憶する。データ履歴情報は、CPUで作成され、データに対して一意に設定されたIDに関連付けられた時系列の操作(あるいはイベント)から構成される。
データ履歴情報合成部は、CPUで実行され、自身がデータ履歴情報記憶部に記憶しているデータ履歴情報と、ネットワーク100を介して接続されている他のコンピュータから受信したデータ履歴情報とを合成することでデータ履歴情報を更新し、再びデータ履歴情報記憶部に記憶する。
ここで、「合成」とは、2つのデータ履歴情報を加算して一つのデータ履歴情報を生成することをいう。例えば、コンピュータ10がID=101のデータについてデータ履歴情報aを有し、コンピュータ12が同一ID=101のデータについてデータ履歴情報bを有している場合、ID=101のデータについて、データ履歴情報としてa+bを生成することをいう。データ履歴情報aが複数の操作a1,a2,a3からなり、データ履歴情報bが複数の操作b1,b2,b3からなる場合、合成して得られるデータ履歴情報a+bは、a1,a2,a3,b1,b2,b3からなる。各操作a1〜b3は、操作時間を有しているから、合成して得られるデータ履歴情報を操作時間でソートして時系列順に再構成してもよい。
データ識別子(ID)付与部は、CPUで実行され、特定のデータに対して一意に特定の識別子(ID)を付与する。
図2に、CPUで作成されるデータ履歴情報の一例を示す。特定のデータに対して一意に識別子(ID)が付与され、このIDに関連付けて操作データ(イベントデータ)が付加される。イベントデータには、少なくとも操作元、操作時間、操作種別が含まれ、本実施形態では、さらに操作先も含まれる。すなわち、操作元としての実行元ユーザID、操作時間としての日時、操作種別としてのイベントタイプ、操作先としての実行対象ユーザIDから構成される。
実行元ユーザIDは、データに対して操作を行ったユーザを特定するためのIDであり、例えばユーザが使用するコンピュータのIDとすることができる。ユーザがコンピュータ10を用いてデータを編集した場合、コンピュータ10のIDが実行元ユーザIDとして記憶される。日時は、データを操作した日時である。イベントタイプは、データに対して実行された操作の種別であり、作成、編集、送信、閲覧、削除等である。実行対象ユーザIDは、データを送信したときの送信先のユーザを特定するためのIDであり、例えば送信先のコンピュータのIDとすることができる。コンピュータ10からコンピュータ12にデータを送信した場合、コンピュータ12のIDが実行対象ユーザIDとして記憶される。
図2に示すように、特定のデータに対して付与されたID(以下、これをデータIDという)に関連してイベントが時系列に関連付けられる。コンピュータ10においてデータ、例えば文書ファイルが新たに作成され、これに対して編集され、コンピュータ12に送信される場合、これらのイベントはコンピュータ10において実行されるため、コンピュータ10のCPUはこれらのイベントを漏らさずデータIDに関連付けて作成し記憶することができる。しかしながら、同じ文書ファイルがコンピュータ12においてさらに編集されてコンピュータ14に送信され、コンピュータ14においてさらに編集される等した場合、コンピュータ12やコンピュータ14において実行された編集等のイベントはコンピュータ10のCPUでは管理できない。
そこで、本実施形態では、コンピュータ10,12,14の少なくともいずれか2つのコンピュータがネットワーク100を介して接続されたときに、データIDに基づいて履歴情報を送受し、履歴情報を自動的に更新することで、履歴情報を管理する。
図3に、本実施形態の処理フローチャートを示す。コンピュータ10とコンピュータ12がネットワーク100を介して互いに接続されている場合の、コンピュータ10における処理である。
まず、コンピュータ10のCPUは、全ての通信中の相手との処理が完了したか否かを判定する(S101)。コンピュータ10がコンピュータ12と接続されている場合、コンピュータ12との間で処理が完了したか否かを判定する。
処理が完了していない場合(S101でNO)、CPUは、通信相手のIDデータ一覧を取得する(S102)。すなわち、CPUは、コンピュータ12から送信されたIDデータ一覧を受信する。IDデータ一覧は、既述したように、他のコンピュータに対して公開中のデータの一覧であり、コンピュータ12がコンピュータ10に対して公開中の全てのデータの一覧である。
データ一覧を取得した後、CPUは、全てのデータIDについて処理が完了しているか否かを判定する(S103)。取得したデータ一覧の各データには一意のデータIDが付与されており、CPUは、全てのデータIDについて処理が完了しているか否かを判定する。
処理が完了していない場合(S103でNO)、CPUは、完了していないデータIDのデータ履歴情報を自分のデータストレージに保持しているか否かを判定する(S104)。同一IDのデータ履歴情報を保持している場合、通信相手のデータ履歴情報と自分のデータ履歴情報とを合成して更新し、更新後のデータ履歴情報をデータストレージに記憶する(S105)。すなわち、CPUは、コンピュータ12から送信された当該データIDのデータ履歴情報と、自分のデータストレージから読み出した当該データIDのデータ履歴情報を合成することで更新する。
他方、同一IDのデータ履歴情報を保持していない場合、すなわち当該データIDのデータ履歴情報が自分のデータストレージに記憶されていない場合、CPUは、コンピュータ12から送信されたデータ履歴情報をそのままデータストレージに記憶する(S106)。
CPUは、以上の処理を、全てのデータIDについて繰り返し実行する。これにより、コンピュータ10では、コンピュータ12が保持していたデータ履歴情報を加味して自分のデータ履歴情報を更新することができ、コンピュータ12においてコンピュータ10と接続されていない期間において実行されたイベントもデータ履歴情報に反映させることができる。CPUは、更新されてデータストレージに記憶されたデータ履歴情報を、ユーザによる入力部からの操作に応じて表示部に表示する。データ履歴情報の表示形態は任意であるが、図2に示されたデータ履歴情報のデータ構造に基づき、視認容易なようにグラフ形式で表示するのが好適である。
以下、複数のユーザA,B,C,Dがそれぞれのコンピュータを用いてある文書ファイルに対して操作を行った場合のデータ履歴情報について具体的に説明する。
図4は、ユーザAが文書ファイルを作成してユーザBに送信し、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくそのままユーザDに送信した場合の、ユーザDのコンピュータのデータストレージに記憶されるデータ履歴情報50である。
文書ファイルのIDに関連付けて複数のイベントが時系列に記憶される。イベント501は、実行元ユーザIDとしてユーザAのIDが記憶され、日時として2013/3/28 10:00が記憶され、イベントタイプとして「作成」が記憶され、実行対象ユーザIDとしてN/A(非実行あるいはヌルデータ)が記憶される。このイベントデータは、ユーザAのコンピュータのCPUにより作成され、ユーザAが2013年3月28日10時に文書ファイルを作成したことを示している。
イベント502は、実行元ユーザIDとしてユーザAのIDが記憶され、日時として2013/3/28 10:30が記憶され、イベントタイプとして「送信」が記憶され、実行対象ユーザIDとしてユーザBのIDが記憶される。このイベントデータは、ユーザAのコンピュータのCPUにより作成され、ユーザAが2013年3月28日10:30に文書ファイルをユーザBに送信したことを示している。
イベント503は、実行元ユーザIDとしてユーザBのIDが記憶され、日時として2013/3/29 15:12が記憶され、イベントタイプとして「送信」が記憶され、実行対象ユーザとしてユーザDのIDが記憶される。このイベントデータは、ユーザBのコンピュータのCPUにより作成され、ユーザBが2013年3月29日15:12に文書ファイルをユーザDに送信したことを示している。ユーザBのコンピュータのCPUは、ユーザAのコンピュータからデータ履歴情報を取得し、自分のデータストレージに当該データIDのデータ履歴情報が存在しないためそのままデータ履歴情報を保持する。そして、ユーザDに対して文書ファイルを送信する際に、データ履歴情報にイベント503を付加してユーザDのコンピュータに送信する。
図5に、ユーザDのコンピュータのCPUが、表示部11にデータ履歴情報50を表示する場合の表示例を示す。CPUは、データ履歴情報をグラフ形式で表示部11に表示する。ここで、「グラフ形式」とは、点や線、あるいは矢印等で図形表示することを意味する。
データ履歴情報50のイベント501は、ユーザAにおいて文書ファイルの作成を示すから、ユーザAにおいて点あるいはノードを表示するとともに、当該点に関連して「作成」を表示する。データ履歴情報50のイベント502は、ユーザAからユーザBに対して文書ファイルを送信したことを示すから、ユーザAの点からユーザBの点に向かう矢印を表示するとともに、矢印に関連して「送信」を表示する。データ履歴情報50のイベント503は、ユーザBからユーザDに対して文書ファイルを送信したことを意味するから、ユーザBの点からユーザDの点に向かう矢印を表示するとともに、矢印に関連して「送信」を表示する。
ユーザDは、表示部11に表示されたこのようなグラフを視認することで、文書ファイルの履歴を容易に把握することが可能である。
図6は、ユーザAが文書ファイルを作成してユーザBに送信し、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくそのままユーザDに送信し、ユーザDが文書ファイルを編集し、ユーザCが編集済みのその文書ファイルを閲覧した場合の、ユーザC及びユーザDのコンピュータのデータストレージに記憶されるデータ履歴情報50である。
図4に示すデータ履歴情報に加え、イベント504及びイベント505が付加される。イベント504は、実行元ユーザIDとしてユーザDのIDが記憶され、日時として2013/3/30 11:03が記憶され、イベントタイプとして「編集」が記憶され、実行対象ユーザとしてN/Aが記憶される。イベント504は、ユーザDのコンピュータのCPUにより作成され、データ履歴情報50に追加される。
イベント505は、実行元ユーザIDとしてユーザCのIDが記憶され、日時として2013/3/30 16:50が記憶され、イベントタイプとして「閲覧」が記憶され、実行対象ユーザとしてユーザDのIDが記憶される。イベント505は、ユーザDのコンピュータのCPUにより作成され、データ履歴情報50に追加される。また、ユーザCのコンピュータのCPUもデータ履歴情報50を取得して自分のデータストレージに記憶する。すなわち、ユーザCのコンピュータのCPUは、ユーザDのコンピュータからデータ履歴情報を受信し、当該データIDのデータ履歴情報を保持しているか否かを判定し、保持していなければそのままデータ履歴情報を保持する(図3のS104、S105を参照)。従って、ユーザC及びユーザDのコンピュータは、それぞれ同一のデータ履歴情報50を保持することとなり、ユーザCのコンピュータから見れば、ユーザAやユーザBのコンピュータに接続していなくても、ユーザDのコンピュータに接続して文書ファイルを閲覧するだけで、その文書ファイルのデータ履歴情報を取得することができる。
図7に、ユーザDのコンピュータのCPUが、表示部11にデータ履歴情報50を表示する場合の表示例を示す。図5に示す表示に対し、さらにイベント504及びイベント505が追加される。イベント504は、ユーザDにおける編集を示すから、ユーザD内において矢印を表示するとともに、矢印に関連して「編集」を表示する。イベント505が、ユーザCが閲覧したことを示すから、ユーザCからユーザDに向かう矢印を表示するとともに、矢印に関連して「閲覧」を表示する。このように、送信の場合には送信元から送信先に向かう矢印を表示し、閲覧の場合には閲覧元から閲覧先に向かう矢印を表示することで、文書ファイルの履歴を効果的に視覚表示できる。
なお、ユーザCのコンピュータの表示部に表示されるデータ履歴情報50も、図7に示す表示と同様である。
図8は、ユーザAが文書ファイルを作成してユーザBに送信し、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくそのままユーザDに送信し、さらに、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくユーザEに送信した場合の、ユーザD及びユーザEのコンピュータのデータストレージに記憶されるデータ履歴情報50である。
図4に示すデータ履歴情報50に加え、さらにイベント506が追加される。イベント506は、実行元ユーザIDとしてユーザBのIDが記憶され、日時として2013/3/29 18:15が記憶され、イベントタイプとして「送信」が記憶され、実行先ユーザIDとしてユーザEのIDが記憶される。イベント506は、ユーザEのコンピュータのCPUにより作成される。
図9に、ユーザEのコンピュータのCPUが、表示部11にデータ履歴情報50を表示する場合の表示例を示す。図5に示す表示に対し、さらにイベント506が追加される。イベント506は、ユーザBからユーザEへの送信を示すから、ユーザBからユーザEに向かう矢印が表示され、矢印に関連して「送信」が表示される。
図10は、ユーザAが文書ファイルを作成してユーザBに送信し、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくそのままユーザDに送信し、さらに、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくユーザEに送信し、ユーザDが文書ファイルを編集し、ユーザCが編集済みの文書ファイルを閲覧した場合のデータ履歴情報50である。
イベント501〜イベント503、イベント506は図8の場合と同様である。そして、これに加えて、イベント504及びイベント505が追加される。イベント504及びイベント505は、ユーザDのコンピュータのCPUにより作成されて追加される。
図11に、ユーザDのコンピュータのCPUが、表示部11にデータ履歴情報50を表示する場合の表示例を示す。図7と図9を合わせたグラフとなる。従って、ユーザDは、このグラフを視認することで、文書ファイルがユーザBから送信されただけでなく、ユーザEに対して送信されたことを把握することができる。
図12は、ユーザAが文書ファイルを作成してユーザBに送信し、ユーザBがその文書ファイルを編集することなくそのままユーザDに送信し、さらに、ユーザDがその文書ファイルを削除した場合のデータ履歴情報50である。
イベント501〜イベント503は、図4の場合と同様である。そして、これに加えて、イベント507が追加される。イベント507は、実行元ユーザのIDとしてユーザDのIDが記憶され、日時として2013/3/30 10:03が記憶され、イベントタイプとして「削除」が記憶され、実行先ユーザのIDとしてN/Aが記憶される。イベント507は、ユーザDのコンピュータのCPUにより作成される。
図13に、ユーザDのコンピュータのCPUが、表示部11にデータ履歴情報50を表示する場合の表示例を示す。図5の表示に加え、ユーザDにおいて矢印が表示され、その先にX印が表示されて削除されたことを示す。
なお、文書ファイルが削除されても、ユーザDのコンピュータのCPUは、データストレージに記憶されたデータ履歴情報は削除せずにそのまま保持する。従って、文書ファイルが削除された後に、ユーザAのコンピュータがユーザDのコンピュータにアクセスすると、ユーザAのコンピュータはユーザDのコンピュータからデータ履歴情報50を取得し、文書ファイルはユーザBを経てユーザDに送信され、ユーザDにおいて削除されたという履歴を容易に把握することができる。
以上のように、本実施形態では、端末装置としてのコンピュータ内で特定データに対して実行された作成や編集、送信、閲覧等の履歴を各コンピュータ内で記録・保持し、動的に接続されたコンピュータ間でデータ履歴情報を交換し合成することで、特定のデータに対して複数のコンピュータにわたって実行された履歴を各コンピュータで把握することが可能であり、動的な接続時のデータ履歴情報の交換及び合成を繰り返すことにより、特定サーバとのデータ送受や、関連する全てのコンピュータとのデータ送受をすることなく、特定データの総合的な履歴を得ることができる。また、取得した総合的な履歴を図5等に示すように矢印による表示、あるいはグラフ理論におけるノードとエッジにより表示することで、履歴を視覚的に容易に把握し得る。
本実施形態の効果は、特に図11の場合において顕著に見出し得る。図11の場合、ユーザAのコンピュータがユーザCのコンピュータと接続することで、ユーザAのコンピュータはある文書ファイルのデータ履歴情報を取得することができ、そのデータ履歴情報によれば、文書ファイルはユーザBからユーザDに送信され、ユーザDにおいて編集され、さらにユーザCにより閲覧された履歴を知ることができる。この場合、ユーザAのコンピュータは、ユーザDのコンピュータに直接接続することなく、ユーザBからユーザDに送信され、ユーザDで編集された履歴を知ることができる。また、同様に、ユーザAのコンピュータは、ユーザEのコンピュータに直接接続することなく、文書ファイルがユーザBからユーザEに送信されたことを知ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、文書ファイル等のデータを削除した場合でもそのデータ履歴情報はデータストレージに保持しているが、データを削除した場合に併せてそのデータ履歴情報を削除してもよい。
また、本実施形態では、あるコンピュータで特定データを編集した場合に、図7に示すようにそのユーザを示す領域の中で2つのノードを結ぶ矢印と、その矢印に関連した「編集」表示によって表現しているが、ノードの色を変化させることで編集を表現してもよい。例えば、開始ノードを黒、終端ノードを赤等である。あるユーザにおいて複数回の編集が行われた場合、その編集の回数だけノード及び矢印が表示される。この場合、編集毎にノードの色を変化させてもよい。
また、本実施形態において、特定データに対して実行される操作あるいはイベントとして、
(1)作成
(2)編集
(3)送信(あるいは配布)
(4)閲覧
(5)削除
を例示したが、本発明はこれらの操作あるいはイベントに限定されるものではなく、特定データに対してなされ得る任意の加工ないし処理が含まれ得る。例えば、文書ファイルを印刷した場合、当該印刷もデータ履歴情報に追加され得る。あるいは、文書ファイルをUSBメモリ等の可搬性記憶媒体にコピーした場合、当該コピーもデータ履歴情報に追加され得る。
図14に、図5においてユーザDが文書ファイルを印刷するとともに、USBメモリにコピーした場合の表示例を示す。
また、本実施形態において、データ履歴情報をグラフ表示する際に、ユーザが操作種別に応じて表示されるグラフ形状をカスタマイズしてもよい。例えば、コンピュータ10のユーザは「送信」に対して実線矢印を表示するようにカスタマイズし、コンピュータ12のユーザは同じ「送信」に対して破線矢印を表示するようにカスタマイズする等である。ユーザは、予め操作種別と表示されるグラフ形式との対応関係を選択してメモリに記憶させておけばよい。この場合においても、コンピュータ10,12間で送受されるデータ履歴情報50は図2に示すフォーマットで統一されているため問題ない。
また、本実施形態において、データに識別子(ID)を付与する際に、当該データが文書ファイルの場合に文書ファイル単位でIDを付与する他に、その文書ファイルを構成するページ単位でIDを付与してもよい。これにより、ページ単位でデータ履歴情報を管理することができ、文書ファイルのばらし(分割)やその逆の文書ファイルのたばね(統合)もデータ履歴情報で管理することが可能となる。
図15に、文書ファイルの分割及び統合の一例を示す。ユーザAからユーザBに文書ファイルPが送信され、ユーザBが文書ファイルPを構成する1つのページP1をユーザEに送信するとともに、文書ファイルPを構成する別のページP2をユーザDに送信し、ユーザEが文書ファイルPのページP1を編集してユーザDに送信する場合である。ユーザDは、データ履歴情報として、文書ファイルPの1つのページP1のデータ履歴情報と、同じ文書ファイルPの別のページP2のデータ履歴情報を有する。ユーザAがユーザDに接続すると、これらのデータ履歴情報を取得することとなり、文書ファイルPがユーザBにおいて分割されてそれぞれユーザEとユーザDに送信されたこと、ページP1はユーザEにおいて編集されたこと、2つのページP1,P2はユーザDにおいて統合されたことを把握できる。
また、本実施形態において、データ履歴情報として操作先(実行対象のユーザID)を記憶しているので、データが文書ファイルの場合には、当該文書ファイルを誰が保有しているか、また、何人が保有しているかを把握することができ、文書ファイルのやりとり回数も把握することができる。従って、CPUは、データ履歴情報から文書ファイルの保有人数、やり取り回数を算出し、これに応じて当該文書ファイルの重要度を評価することもできる。あるいは、CPUは、ユーザ間のやりとり回数、やり取りした文書ファイル数を算出し、これに応じてユーザ間の近さを評価することも可能である。
さらに、本実施形態では、他の端末装置からデータ履歴情報を取得して合成し更新するので、データが文書ファイルであればその最新バージョンを容易に取得し得る効果も奏する。例えば、図11において、ユーザAがユーザCに接続した場合、CPUは、データ履歴情報からユーザDで編集された文書ファイルが存在することを把握できるため、ユーザDにアクセスして最新バージョンの文書ファイルを取得することができる。なお、この状況において、ユーザAがユーザEに接続した場合、最新バージョンがどこに存在するかは不明であるが、仮にユーザEとユーザDないしユーザCが一度でも接続していれば、ユーザEにはユーザDで編集されたことを示すデータ履歴情報が存在するから、ユーザAは最新バージョンがユーザDに存在することを把握し得る。本実施形態では、複数の端末装置間における動的な接続の頻度が増大する程、データ履歴情報が蓄積され、その精度が向上することは明らかである。
10,12,14 コンピュータ(端末装置)、50 データ履歴情報、100 ネットワーク。

Claims (6)

  1. データに一意の識別子を付与する付与手段と、
    前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含む履歴情報を前記識別子に関連付けて順次記憶する記憶手段と、
    他の端末装置に接続した場合に、前記他の端末装置が記憶している履歴情報を取得して、前記記憶手段に記憶されている同一の識別子を有する履歴情報と合成することで更新する合成手段と、
    前記合成手段で合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、
    前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、
    前記表示手段は、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示する
    ことを特徴とする履歴情報管理装置。
  2. 前記合成手段は、前記他の端末装置から取得したデータ履歴情報と同一の識別子を有するデータ履歴情報が前記記憶手段に存在しない場合に、前記他の端末装置から取得したデータ履歴情報をそのまま前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴情報管理装置。
  3. 前記記憶手段は、さらに日時情報をデータ履歴情報として記憶する
    ことを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の履歴情報管理装置。
  4. 前記操作種別は、さらにデータの閲覧情報、削除情報、印刷情報、コピー情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の履歴情報管理装置。
  5. 複数の端末装置を備え、
    前記複数の端末装置の各端末装置は、
    データに一意の識別子を付与するID付与手段と、
    前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含むデータ履歴情報を前記識別子に関連付けて順次記憶する記憶手段と、
    他の端末装置に接続した場合に、前記他の端末装置が記憶しているデータ履歴情報を取得して、前記記憶手段に記憶されている同一の識別子を有するデータ履歴情報と合成することで更新する合成手段と、
    前記合成手段で合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、
    前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、
    前記表示手段は、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示する
    ことを特徴とする履歴情報管理システム。
  6. コンピュータに、
    データに一意の識別子を付与する識別子付与ステップと、
    前記データに対して実行された操作の少なくとも操作元、日時及び操作種別を含むデータ履歴情報を前記識別子に関連付けて記憶装置に順次記憶する記憶ステップと、
    他のコンピュータに接続した場合に、前記他のコンピュータが記憶しているデータ履歴情報を取得して、前記記憶装置に記憶されている同一の識別子を有するデータ履歴情報と合成することで更新する合成ステップと、
    前記合成ステップで合成されたデータ履歴情報をノード及びエッジを含むグラフ形式で表示する表示ステップと、
    を実行させるプログラムであり、
    前記記憶ステップでは、操作元、操作種別、及び操作先をデータ履歴情報として記憶し、
    前記操作種別には、データの送信情報及び、データの作成情報又は編集情報が含まれ、
    前記表示ステップでは、前記操作元及び前記操作先を前記ノードに関連付けて表示するとともに前記作成情報又は編集情報を前記ノードに関連付けて表示し、前記送信情報を前記ノード間を結ぶエッジに関連付けて表示する
    ことを特徴とするプログラム。
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