JP6302431B2 - 屋根用設置物取付金具 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根上にソーラーパネルや融雪装置などの屋根用設置物を取り付けるために使用する屋根用設置物取付金具に関するものである。
従来から、屋根上にソーラーパネルや融雪装置などの屋根用設置物を設置するための専用取付金具が実施されている。
一般的な屋根用設置物取付金具は、屋根上に固定可能な固定部が備えられた金具本体の上部に取付ボルトが立設された構成とされていて、この取付ボルトに直接あるいは他の金具などを介して間接的に屋根用設置物を取り付けできるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4796680号公報
この種の屋根用設置物取付金具は、前記固定部を介して屋根上に多数固定されるが、この屋根用設置物取付金具に屋根用設置物の取り付けが完了するまでは、屋根上に多数の前記取付ボルトが立設突出しているので、屋根上の作業者がこの取付ボルトにつまづいたり取付ボルトを踏んだりすることがあり、これが原因で足に怪我をしたり転倒を誘発する危険性もあった。
そこで、出願人は、予め取付ボルトが金具本体の上部に立設される構成でなく、取付ボルトを後付けで立設可能な構成、即ち金具本体の上部に取付ボルト螺着用の螺子孔を設ければ、上記のような危険性を回避できて安全に屋根上で作業を行えるようになるのではないかと着眼した。そして、金具本体の上部にナットを付設固定すれば、この構成を簡易に実現可能となるのではないかと考えた。
ところで、従来の金属部品へのナットの付設固定方法としては、例えばクリンチングナットを用いる方法が知られている。
クリンチングナットは、六角ナットの座面側に、外周に多数刻み目が加工された円筒部が垂設状態に一体成形されると共に、この円筒部の下部に側面視で円錐台形をなす末広筒部が垂設状態に一体形成されたもので、このクリンチングナットを金属部品に予め形成されている下孔に装填した後、パンチと下型とが上下対向状態に設けられたクリンチングマシンの下型上にこの金属部品と共にセットし、パンチで上方からクリンチングナットを金属部品に打ち込むと、この時の金属部品の塑性変形により多数の刻み目内と末広筒部の外周部とに金属部品の一部が流入してクリンチングナットが金属部品にカシメられる構成である。
本発明は、取付ボルトを後付けで立設可能な構成にして、取付ボルトを螺着するナットを、クリンチングマシンなどの専用機械を要することなく極めて容易に金具本体に固定可能となる屋根用設置物取付金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
屋根上に取り付け可能な金具本体1の上部に、ソーラーパネルや融雪装置などの屋根用設置物を取り付けする取付ボルト2立設状態に設けられている屋根用設置物取付金具において、前記金具本体1内に、ナット3を回り止め状態で収容支持するナット収容部5設けられ、このナット収容部5に収容したナット3の螺子孔4と連通させるボルト通し孔6前記金具本体1の上部に設けられ、このボルト通し孔6を介して金具本体1の上方から前記ナット3の螺子孔4に前記取付ボルト2を着脱自在に螺着することにより金具本体1の上部に取付ボルト2立設状態に設けられており、前記ナット収容部5の下方の金具本体1内に、このナット収容部5内に金具本体1の下方から前記ナット3を導入するためのナット導入通路7設けられていると共に、このナット導入通路7に、ナット3の径幅寸法より通路幅が小さくナット3の外周面に圧接して導入抵抗を付与する狭小通路部9設けられていて、この狭小通路部9の導入抵抗に抗しナット3を上方へ摺動することにより前記ナット収容部5にナット3が圧入されており、前記ナット導入通路7は、前記ナット3の径幅寸法よりやや大きい通路幅を介在して導入ガイド面8が対向配置する形状に形成され、この導入ガイド面8の途中部に圧接突起10が一体成形により突設され、この圧接突起10により対向配置する導入ガイド面8間の通路幅を前記ナット3の径幅寸法より小さくして、このナット導入通路7の途中部に前記狭小通路部9が設けられ、このナット導入通路7の導入ガイド面8と前記ナット収容部5とに、前記ナット3のナット収容部5への導入をガイドすると共に、ナット収容部5に収容されたナット3の位置ズレを防止するガイド部32が一体成形されていることを特徴とする屋根用設置物取付金具に係るものである。
また、前記ナット3は、前記ナット導入通路7を撓ませて前記狭小通路部9の通路幅を拡大させることにより、狭小通路部9に対しナット3を上方へ摺動させて前記ナット収容部5に圧入されていることを特徴とする請求項1記載の屋根用設置物取付金具に係るものである。
また、前記金具本体1は、天板部11の両側に側板部12が垂下する断面コ字状に形成され、この天板部11下方の空間部前記ナット収容部5として構成され、前記両側の側板部12、夫々の対向内面が前記ナット3の導入ガイド面8として構成されていると共に、この導入ガイド面8がナット3の径幅寸法よりやや大きい通路幅を介在して対向配置する前記ナット導入通路7として構成され、このナット導入通路7の前記導入ガイド面8、その途中部の通路幅が前記ナット3の径幅寸法より小さくなる形状に形成されていることにより、このナット導入通路7の途中部に前記狭小通路部9設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の屋根用設置物取付金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、取付ボルトを金具本体の上部から取り外しておくことができ、これにより屋根上に多数の取付ボルトが立設突出していることによる作業中の事故等を防止でき、しかも、この取付ボルトを螺着するナットは、従来のクリンチングナット固定構造のような専用機械を用いることなく、例えば手作業によりナット導入通路のナットをナット収容部へと押し込んで圧入するだけでナット収容部内に位置決め収容でき、ナットの取付作業が容易に行われて簡易に設計実現可能となるなど、極めて実用性に優れた屋根用設置物取付金具となる。
また、請求項2記載の発明においては、例えば手作業によりナット導入通路を撓ませ狭小通路部の通路幅を拡大させてナットをナット収容部へと押し込むだけで、ナットをナット収容部内に位置決め収容できる一層ナットの取付作業性・実用性に優れた構成の屋根用設置物取付金具となる。
また、請求項3記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する径小通路部付のナット導入通路を、簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の屋根用設置物取付金具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例の要部(ガイド体)を示す斜視図である。 本実施例の要部(ガイド体)を示すナットを分解した側断面図である。 本実施例のナット収容状態の要部(ガイド体)を示す側断面図である。 本実施例の要部(ガイド体)を示す底面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の屋根上設置物取付金具は、金具本体1内に設けたナット収容部5にナット3を回り止め状態で収容支持しており、このナット3の螺子孔4と連通させて金具本体1の上部に設けたボルト通し孔6を介して、金具本体1の上方からナット3の螺子孔4に取付ボルト2を着脱自在に螺着することにより、金具本体1の上部に取付ボルト2を立設状態に設けた構成としている。
そのため、取付ボルト2は、ナット3から螺脱することによって金具本体1の上部から取り外しておくことが可能であり、本屋根用設置物取付金具を屋根上に取り付けした後、屋根用設置物の取り付け作業を行う時まで取付ボルト2を取り外しておくようにすることで、屋根上に多数の前記取付ボルト2が立設突出していることが原因で発生する作業中の事故等を防止できる。
また、この取付ボルト2を螺着するナット3は、前記ナット収容部5の下方の金具本体1内に設けたナット導入通路7を介して金具本体1の下方からナット収容部5へと導入する構成としているが、この際、ナット導入通路7には、ナット3の径幅寸法より通路幅が小さくナット3の外周面に圧接して導入抵抗を付与する狭小通路部9が設けられているので、この狭小通路部9の導入抵抗に抗しナット3を上方へ摺動させて前記ナット収容部5に圧入収容することにより、ナット収容部5に収容されたナット3は、狭小通路部9によって戻り動(下動)阻止されてナット収容部5に止まることとなる。
即ち、従来のクリンチングナット固定構造のような専用機械を用いることなく、例えば手作業によりナット導入通路7のナット3を上方へと押し込んでナット収容部5に圧入するだけで、ナット3がナット収容部5内に位置決め収容されることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、ハゼ式折板屋根(図示省略)に取り付け可能な屋根用設置物取付金具に適用したもので、金具本体1の上部に、屋根用設置物としてのソーラーパネル(図示省略)の外周縁部を載置可能な載置板部14を設けると共に、この載置板部14に載置したソーラーパネルを取り付けするための取付ボルト2を立設状態に設けている。尚、本発明は、折板屋根用の取付金具に限らず、他の屋根用にも設計変更可能である。また、屋根用設置物はソーラーパネルに限らず、融雪装置や雪止め金具などでも良い。
また、本実施例の金具本体1は、図1,図2に示すように、折板屋根のハゼ部を左右から挟持固定する左右一対の挟持体15と、一対の挟持体15間に配設して一対の挟持体15同士の接離スライド移動をガイドするガイド体16とから成る三パーツ構成とし、前記一対の挟持体15に前記載置板部14を一体に形成している。
先ず、挟持体15について説明すると、図2に示すように、板材を折曲して構成する一対の板材折曲体15で構成し、この板材折曲体15同士を左右に対向配設し、この板材折曲体15間にボルト挿通孔17を介して締付ボルト18を水平貫通配設し、この締付ボルト18に締付ナット19を螺着して、例えばこの締付ナット19を締め付け回動することで各板材折曲体15に形成した挟持対向部20を締め付け接近して前記ハゼ部を締め付け挟持し、この挟持作用により本屋根用設置物取付金具を折板屋根上に固定できるように構成している。
また、この板材折曲体15は、一枚の金属製板材を折曲して底板部21上に開口側を外側に向けた平面視コ字状のコ字板部22を立上げ折曲形成し、このコ字板部22の中板部23から外方に折曲突出する前板部24と後板部25の先端部を折曲して折り返し補強板部26を設けた構成とし、このコ字板部22の前記中板部23を向い合せて一対の板材折曲体15(挟持体15)を左右に対向配置している。
また、この中板部23のボルト挿通孔17より下側には、前板部24と後板部25の途中に至る範囲まで開口部27を貫通形成して、このハゼ部の逃げ口ともなる開口部27の下側に、中板部23の板幅で上下幅をも有する帯板状の前記挟持対向部20を形成している。
また、一対の板材折曲体15の夫々の上部に、前後方向に帯板状に延出する帯板部を一体に形成し、この上部帯板部を一対の板材挟持体15の対向外側に折曲することによりその面方向が水平方向となるようにして、この上部帯板部の上面を前記載置板部14としている。
また、この載置板部14を構成する帯板部には、その側部を下方へ略直角に折曲することによる折曲補強板部28を設けて、帯状でありながらもソーラーパネルの荷重を支持可能な強度を具備するようにしている。
また、この載置板部14の前後端部を略直角に上方へ折曲して、この前後端部の折曲片をズレ止め突部33とし、この載置板部14にソーラーパネル外周縁部の金属フレーム部を載置すると、この金属フレーム部内周の段差部近傍に前記ズレ止め突部33が配設する構成としている。従って、この載置板部14に載置したソーラーパネルが載置板部14の面方向に位置ズレしようとすると、このズレ止め突部33に前記段差部が当たってズレ止めされる構成としている。
また、一対の板材折曲体15には、夫々の前板部24と後板部25とに、ソーラーパネルの配線をストラップや紐などの束ね具で束ねるために使用する束ね具通し孔29を複数貫通形成している。
また、この一対の板材折曲体15には、夫々の前記中板部23の前後位置に、縦長スリット状のガイド孔部30を貫通形成している。
次に、前記ガイド体16について説明すると、図2,図3に示すように、一枚の金属製板材を折曲した板材折曲体16で構成したもので、天板部11とこの天板部11の前後両側に側板部12が垂下する側面視転コ字状の板材折曲体16に形成している。
また、図面は、一方の側板部12の下部左端に連結片部34を一体的に延長突設すると共に、他方の側板部12の下部右端にも連結片部34を一体的に延長突設し、一方の側板部12の連結片部34を他方の側板部12に向けて直角に折曲してその折曲先端を他方の側板部12の下部左端縁に連結すると共に、他方の側板部12の連結片部34を一方の側板部12に向けて直角に折曲してその折曲先端を一方の側板部12の下部右端縁に連結して、底面視略方形枠状をなすガイド体16(板材折曲体16)を構成した場合を示している(図3,図6参照)。
また、この板材折曲体16の天板部11と前後の側板部12の左右両端に、外方へ帯状に延出する帯板部を形成して、この各帯板部をスライド用板部31とし、このうち、前後の側板部12から突出する各スライド用板部31を前記一対の挟持体15(板材折曲体15)に形成したガイド孔部30にスライド自在に挿入支持する構成とし、この際、前後の側板部12が前記締付ボルト18の前後を覆うように配設すると共に、前記天板部11から突出するスライド用板部31が前記載置板部5の上面部中間位置にスライド自在に重合沿設するように、前後の側板部12の垂下長,各スライド用板部31の形成位置並びにガイド孔部30の形成位置を設定構成している。
本実施例は、この金具本体1内に、ナット3を回り止め状態で収容支持するナット収容部5を設け、このナット収容部5に収容したナット3の螺子孔4と連通させるボルト通し孔6を前記金具本体1の上部に設け、このボルト通し孔6を介して金具本体1の上方から前記ナット3の螺子孔4に前記取付ボルト2を着脱自在に螺着することにより金具本体1の上部に取付ボルト2を立設状態に設けた構成としている。
具体的には、図3,図4に示すように、金具本体1を構成する前記ガイド体16(板材折曲体16)内の、前記天板部11下方の空間部を前記ナット収容部5とし、このナット収容部5に収容して上面を天板部11の下面と近接若しくは当接させたナット3の螺子孔4と連通させるボルト通し孔6を、この前記天板部11に貫通形成している。
また、このガイド体16の前記前後の側板部12は、前記ナット収容部5に収容したナット3の外周面の対向二面が各側板部12の対向内面8に近接若しくは当接してナット3が回り止めされる前後対向間隔を有するように構成し(図6参照)、これによりこのナット3の螺子孔4に、前記ボルト通し孔6を介して金具本体1の上方から前記取付ボルト2(図面は六角ボルトを採用している。)を着脱自在に螺着する際の回動締緩操作を容易に行えるようにしている。
また、本実施例では、前記ナット収容部5の下方の金具本体1内に、このナット収容部5内に金具本体1の下方から前記ナット3を導入するためのナット導入通路7を設けると共に、このナット導入通路7に、ナット3の径幅寸法より通路幅が小さくナット3の外周面に圧接して導入抵抗を付与する狭小通路部9を設けている。
具体的には、前記前後の側板部12を、夫々の対向内面8が前記ナット3の導入ガイド面8となり、この導入ガイド面8がナット3の回り止め機能を発揮しつつもナット3の対向二面間の径幅寸法よりやや大きい通路幅を介在して対向配置する前記ナット導入通路7とすると共に、このナット導入通路7は、各側板部12の中央寄り二箇所を外方からプレスすることによって各側板部12の内面に上下方向に長さを有するガイド部32(ガイド凸条32を内方へ向けて突設した構成とし、この前後四箇所のガイド凸条32がナット3の角縁部四箇所に近接若しくは当接することによりナット3の導入をガイドする構成として、この前後の側板部12の下端間からナット3をガイド凸条32に沿って上方の前記ナット収容部5に向けて容易に導入し得るように構成している。また、ガイド凸条32は、ナット収容部5にまで延設して、このガイド凸条32がナット収容部5に収容されたナット3の位置ズレ防止機能も発揮する構成としている。
また、前後の側板部12は、その上下方向の中ほどより下方側の対向幅(通路幅)が、中ほどより上方側の対向幅(通路幅)より幅広となる形状に折曲形成し、これにより幅広な前後の側板部12の下端間からナット導入通路7へナット3を導入し易くしている。
また、このナット導入通路7の前記導入ガイド面8を、その途中部の通路幅が前記ナット3の径幅寸法より小さくなる形状に形成することにより、このナット導入通路7の途中部に前記狭小通路部9を設けている。
更に詳しくは、図4,図5に示すように、前記導入ガイド面8の夫々の中ほどよりやや上側寄り途中部に対向内側に向けて突出する圧接突起10を一体的に突設し、この圧接突起10により対向配置する導入ガイド面8間の通路幅を前記ナット3の径幅寸法より小さくして前記ナット導入通路7の途中部に前記狭小通路部9を設け、この狭小通路部9より上方側であって前記天板部11より下方の空間部を前記ナット収容部5としている。
また、この圧接突起10は、前記前後の側板部12の対向外側面の途中部を外方から押圧することで、この側板部12の対向内面8(導入ガイド面8)の途中部をこの対向内面8より内向きに膨出するように変形させた、この対向内面8の膨出変形部分で構成している。この圧接突起10の形成方法は、本実施例に限定されるものではない。
また、この圧接突起10は、略四角形に膨出する形状とし、その膨出先端部を垂直方向(対向内面8の面方向と平行な方向)に面方向を有する平坦面形状に形成している。
また、この圧接突起10の上部に、前記ナット収容部5に収容された前記ナット3の下部に当接係止可能なナット係止部13を設けている。
更に具体的には、前記圧接突起10の上部を、前記ナット3の下面に対して当接係止可能な略水平な平坦上面に形成して、この上面を前記ナット係止部13としている。
本実施例のナット収容部5へのナット3の取付構造は、ガイド体16の下方に開口する前記側板部12の下端間から前記ナット導入通路7にナット3を導入して上動させ、このナット導入通路7途中の前記狭小通路部9にナット3が至ると、ナット3の外周面が前記圧接突起10に圧接してそれ以上は上動できなくなるが、ここで例えば手動によりナット導入通路7を前後の側板部12を対向外方向に開くように撓ませるなどして狭小通路部9の通路幅を拡大させると、狭小通路部9に対しナット3を上方へ摺動させて前記ナット収容部5へと収容して取り付けできる取付構造としている(図4,図5参照)。そして、このようにしてナット収容部5に収容されたナット3は、側板部12の形状復帰によりその下面が前記圧接突起10の上部のナット係止部13に当接係止して戻り動(下動)阻止されることになる構成としている(図5参照)。
以上のように構成した本実施例によれば、取付ボルト2は、ナット3から螺脱することによって金具本体1の上部から取り外しておくことが可能であり、本屋根用設置物取付金具を屋根上に取り付けした後、屋根用設置物の取り付け作業を行う時まで取付ボルト2を取り外しておくようにすることで、屋根上に多数の前記取付ボルト2が立設突出していることが原因で発生する作業中の事故等を防止できる。
図中符号35は座金である。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 金具本体
2 取付ボルト
3 ナット
4 螺子孔
5 ナット収容部
6 ボルト通し孔
7 ナット導入通路
8 導入ガイド面
9 狭小通路部
10 圧接突起
11 天板部
12 側板部
32 ガイド部

Claims (3)

  1. 屋根上に取り付け可能な金具本体の上部に、ソーラーパネルや融雪装置などの屋根用設置物を取り付けする取付ボルト立設状態に設けられている屋根用設置物取付金具において、前記金具本体内に、ナットを回り止め状態で収容支持するナット収容部設けられ、このナット収容部に収容したナットの螺子孔と連通させるボルト通し孔前記金具本体の上部に設けられ、このボルト通し孔を介して金具本体の上方から前記ナットの螺子孔に前記取付ボルトを着脱自在に螺着することにより金具本体の上部に取付ボルト立設状態に設けられており、前記ナット収容部の下方の金具本体内に、このナット収容部内に金具本体の下方から前記ナットを導入するためのナット導入通路設けられていると共に、このナット導入通路に、ナットの径幅寸法より通路幅が小さくナットの外周面に圧接して導入抵抗を付与する狭小通路部設けられていて、この狭小通路部の導入抵抗に抗しナットを上方へ摺動することにより前記ナット収容部にナットが圧入されており、前記ナット導入通路は、前記ナットの径幅寸法よりやや大きい通路幅を介在して導入ガイド面が対向配置する形状に形成され、この導入ガイド面の途中部に圧接突起が一体成形により突設され、この圧接突起により対向配置する導入ガイド面間の通路幅を前記ナットの径幅寸法より小さくして、このナット導入通路の途中部に前記狭小通路部が設けられ、このナット導入通路の導入ガイド面と前記ナット収容部とに、前記ナットのナット収容部への導入をガイドすると共に、ナット収容部に収容されたナットの位置ズレを防止するガイド部が一体成形されていることを特徴とする屋根用設置物取付金具。
  2. 前記ナットは、前記ナット導入通路を撓ませて前記狭小通路部の通路幅を拡大させることにより、狭小通路部に対しナットを上方へ摺動させて前記ナット収容部に圧入されていることを特徴とする請求項1記載の屋根用設置物取付金具。
  3. 前記金具本体は、天板部の両側に側板部が垂下する断面コ字状に形成され、この天板部下方の空間部前記ナット収容部として構成され、前記両側の側板部、夫々の対向内面が前記ナットの導入ガイド面として構成されていると共に、この導入ガイド面がナットの径幅寸法よりやや大きい通路幅を介在して対向配置する前記ナット導入通路として構成され、このナット導入通路の前記導入ガイド面、その途中部の通路幅が前記ナットの径幅寸法より小さくなる形状に形成されていることにより、このナット導入通路の途中部に前記狭小通路部設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の屋根用設置物取付金具。
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