JP6302032B2 - 切削加工用ダイ及び切削加工方法 - Google Patents

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本発明は、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした切削加工用ダイ及び切削加工方法に関する。
従来より、例えば特許第4471248号公報に開示されているように、切削チップ33(同公報の図1、以下[背景技術]〜[発明が解決しようとする課題]においては図番のみを記し、「同公報」を省略する)を備えた金型装置がある。
上記公報によれば、例えばタレットパンチプレス(図8)の上部タレット6と下部タレット7に取り付けたパンチPとダイDで金型装置を構成し、ダイDに切削チップ33が組み込まれている。
この構成によれば、タレットパンチプレスによる工程内でバリ取りが行われるので(図7(B))、工程は増えず、また通常のパンチ加工を行うことによりバリBが形成されたワークWを(図7(A))そのままバリ取り工程に移行させるだけでバリ取りが行われるので(図7(B))、従来の別個の専用機のように(図9)ワークWの大きさを考慮する必要がなく、更にパンチPで押圧したワークWをクランプ13で(図1、図8)把持した状態でバリ取りチップ33上で移動させるので人手を介すことなく自動的にバリ取りが行われ、従来の面取り金型のように(図10)バリを押し潰すのではなく、バリ取りチップ33でバリBが除去されることから、明らかに精度が向上する。
従って、上記特許第4471248号公報に開示されている発明によれば、工程を増やすことなく、またワークの大きさに制限を設けず、人手を介すことなく自動的に、更に精度を向上させた状態でバリ取りを行うことが可能となるという作用・効果を達成することができる。
ところが、同公報に開示されている前記切削チップは、本来は切削加工全般に用いられるにも拘わらず、専らバリ取り加工だけに用いられている。
即ち、上記切削チップは、よく知られているように、本来はバリ取り加工だけではなく、V溝加工、フィルムカット加工、ドロス取り加工、面取り加工等もっと広い範囲の切削加工全般に用いられる。
このため、従来より、上記切削チップを既述したように切削加工全般に用いられることが望まれていた。
特許第4471248号公報
しかしながら、上記切削チップは、切削加工全般に用いた場合には、以下に述べるような課題が発生する。
即ち、切削チップには、従来より冷却手段が設けられていず、従って、長時間使用すると、発熱し、該切削チップを構成している金属が溶融する等し、該切削チップが磨耗する。
また、上記切削チップを用いて、ワークに対していきなりV溝加工を施すと、該切削チップは、ワーク側から大きな抵抗を受ける場合が多く、このために、切削チップは同様に磨耗する。
この結果、切削チップは、磨耗により、寿命が短くなり、何度も交換する必要があり、その都度加工を中断せざるを得ず、効率が低下する。
本発明の目的は、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした切削加工用ダイ及び切削加工方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、請求項1に記載されているように、
切削チップ50を有し、パンチプレスに適用され、切削加工用パンチPと協働してワークWを切削加工する切削加工用ダイDにおいて、
上記切削チップ50を冷却する冷却機構51を設け、該冷却機構51は、ダイ本体41の外周に設けられて外部からエアーAを供給する周溝54と、該周溝54に連通し前記切削チップ50に向かってエアーAを噴射するエアー孔55により構成されていることを特徴とする切削加工用ダイD(図1、図4〜図5)と、
請求項7〜9に記載されているように、
切削チップ50を用いた切削加工によりV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
加工開始から終了まで同じ切削チップ50を用い、加工開始時には、徐々に深くなるV溝g1を加工し、その後、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L1だけ加工し、加工終了時には、徐々に浅くなるV溝g2を加工することを特徴とする切削加工方法(図9(A))と、
切削チップ50を用いた切削加工によりV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、徐々に浅くなるV溝g3と徐々に深くなるV溝g4をそれぞれ加工し、その後、同じ切削チップ50を用い、上記徐々に浅くなるV溝g3と徐々に深くなるV溝g4を両端とする全ワークW部分E(図12(A))に、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L2だけ加工することを特徴とする切削加工方法(図9(B))と、
切削チップ50を用いた切削加工によりV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、徐々に幅が狭くなる切り込みC1と徐々に幅が広くなる切り込みC2をそれぞれ加工し、その後、同じ切削チップ50を用い、2つの切り込みC1、C2の間のワークW部分F(図13)に、一定の深さのV溝を所定の長さ寸法L3だけ加工することを特徴とする切削加工方法(図9(C))、
及び請求項11〜14に記載されているように、
同じ切削チップ50を用い、同じ長さ寸法Lだけ、複数回の切削加工により重ねてV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、1工程ごとに切り込み深さh1、h2、h3を深くして行くことを特徴とする切削加工方法(図14(A))と、
同じ切削チップ50を用い、同じ長さ寸法Lだけ、複数回の切削加工により重ねてV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
(1) 得ようとするV溝センタVCに対してチップセンタCCを左右方向のいずれかにオフセットさせて、切り込みを行い、
(2) 次いで、チップセンタCCを前記(1)のオフセットした位置とはV溝センタVCに関して反対方向の位置にオフセットし、前記(1)のV溝V1と連続して並列し対となるV溝V2が形成されるように切り込みを行い、
(3) 最後に、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行うこと特徴とする切削加工方法(図14(B))と、
同じ切削チップ50を用い、同じ長さ寸法Lだけ、複数回の切削加工により重ねてV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
(1) 得ようとするV溝センタVCに対してチップセンタCCを左右方向のいずれかにオフセットさせて、切り込みを行い、
(2) 次いで、チップセンタCCを前記(1)のオフセットした位置とはV溝センタVCに関して反対方向の位置にオフセットし、前記(1)のV溝V1のいずれか一方の斜辺と一致する斜辺を有するV溝V2が形成されるように、前記(1)より深く切り込みを行い、
(3) 最後に、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行うこと特徴とする切削加工方法(図14(C))と、
同じ切削チップ50を用い、同じ長さ寸法Lだけ、複数回の切削加工により重ねてV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
(1) 得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、切り込みを行い、
(2) 次いで、チップセンタCCをV溝センタVCに関して左右方向の位置にオフセットし、前記(1)のV溝V1のいずれか一方の斜辺と一致する斜辺を有するV溝V2が形成されるように、前記(1)より深く切り込みを行い、
(3) 最後に、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行うこと特徴とする切削加工方法(図14(D)、図18)という技術的手段を講じている。
上記本発明の構成によれば(請求項1(独立項))、切削チップ50の冷却機構51(図1、図4〜図5)を設けたことにより、該切削チップ50を長時間使用しても発熱することがなく、従って、該切削チップ50を構成する金属が溶融する等して、切削チップ50を磨耗することがなくなり、これにより、寿命が長くなり、また、本発明の構成によれば(請求項7〜9(独立項)と請求項11〜14(独立項))、切削チップ50をワークWに対して徐々に食い込ませるようにした(図9と図14)ことにより、同様に、切削チップ50を磨耗することがなくなり、これにより、寿命が長くなた。
そして、上記請求項1(独立項)に記載した本発明に係る切削加工用ダイD(図1〜図7)と請求項7〜9(独立項)、請求項11〜14(独立項)に記載された本発明に係る切削加工方法(図9〜図20)は、同一の又は対応する特別な技術的特徴(特許法第37条(特許法施行規則第25条の8))を有し、即ち、前者は冷却機構51(図1、図4〜図5)を備えることにより、後者は切削チップ50をワークWに対して徐々に食い込ませることにより(図9と図14)、いずれも切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くすることができる。
上記のとおり、本発明によれば、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした切削加工用ダイ及び切削加工方法を提供するという効果がある。
本発明に係る切削加工用ダイDとそれと協働する切削加工用パンチPから成る金型の全体図である。 本発明に係る切削加工用ダイDと切削チップ50との関係を示す図である。 図2の分解斜視図である。 本発明に係る切削加工用ダイDの全体斜視図である。 本発明が構成する冷却機構51と排出機構52を示す図である。 本発明が上下動装置を持たない場合の実施形態を示す図である。 図6の場合の他の実施形態を示す図である。 本発明の適用例を示す図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を1回行う場合)の比較説明図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を1回行う場合)の第1方法(図9(A))の詳細図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を1回行う場合)の第1方法(図9(A))の他の実施形態の詳細図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を1回行う場合)の第2方法(図9(B))の詳細図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を1回行う場合)の第3方法(図9(C))の詳細図である。 本発明に係る切削加工方法(V溝加工を複数回重ねて行う場合)の比較説明図である。 図14に示す本発明に係る切削加工方法(V溝加工を複数回重ねて行う場合)に用いられる切削チップ50を示す図である。 図14に示す本発明に係る切削加工方法(V溝加工を複数回重ねて行う場合)に用いられる切削チップ50の他の実施形態を示す図である。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明に係る切削加工用ダイDとそれと協働する切削加工用パンチPから成る金型の全体図である。
図1の金型は、例えばタレットパンチプレス(図8)に適用され、上部フレーム1にはラムストライカー2が、上部タレット6には切削加工用パンチPが、下部タレット7には該切削加工用パンチPと協働する本発明に係る切削加工用ダイDがそれぞれ取り付けられている。
上部タレット6(図1)には、貫通孔40が形成され、該貫通孔40の上縁にはリフトスプリング31を介して前記切削加工用パンチPが支持されている。
また、下部タレット7には、前記本発明に係る切削加工用ダイDが固定され、該切削加工用ダイDには、切削チップ50が組み込まれている。
上記切削チップ50は、その上にワークWを載置して移動させることにより、既述したように、バリ取り加工だけではなく、V溝加工、フィルムカット加工、ドロス取り加工、面取り加工等極めて広い範囲の切削加工全般に用いられ、その先端にバイト状の刃先50A(図3)、50B、50C、50Dが形成されている。
この切削チップ50は(図2)、例えば片面タイプであって逃げ角θを有し、固定手段であるボルト37を介して筐体(チップホルダ)36に取り付けられ、該筐体36は同様に固定手段であるボルト38を介してダイ本体41に取り付けられている。
この場合、筐体36(図3)には凹部36Aが形成され、該凹部36Aには切削チップ50がそれを貫通する前記ボルト37を介して固定されている。
上記切削チップ50(図2)の近傍であって、ダイ本体41には、排出孔39が形成され、前記切削チップ50を介してワークWを切削したときに発生した切粉W1が外部に排出されるようになっている。
そして、ダイ本体41には、筐体36に対して前記切削チップ50を固定する固定手段37を取り扱う工具59、例えば固定手段がボルト37の場合には、該ボルト37を締め付け又は緩める六角レンチが挿入される工具挿入孔53が設けられている。
この工具挿入孔53は、固定手段37の頭部37A側及び軸部37B側、又は頭部37A側のみ若しくは軸部37B側のみに設けられている。
この構成により、切削チップ50が磨耗した場合にも、ボルト38(図2)を緩めて筐体36をダイ本体41から取り出すこなく、前記工具挿入孔53から挿入した工具59を介してボルト37だけを緩め、筐体36の凹部36A(図3)から古いものを取り出し、新しいものに取り替えた後該工具59を介してボルト37だけを締め付けることにより、チップ交換を容易且つ迅速に行うことができる。
一方、前記本発明に係る切削加工用ダイDが有するダイ本体41(図4)には、その外周に周溝54が設けられ、該周溝54には外部の装置、例えばパワーバキューム装置から冷却用のエアー(油が混入)Aが供給されるようになっている。
そして、この周溝54に連通し、前記切削チップ50に向かって噴射するエアーAを通すエアー孔55が設けられている。
このエアー孔55は、図5に示すように、前記周溝54から出発してダイ本体41を通過し、切削チップ50と対向する位置で終わっている。
図示するように、上記エアー孔55は、例えば2本設置され、切削チップ50の両側からエアーAが噴射され、これにより、該切削チップ50が冷却され、磨耗が防止されると共に、切削チップ50と筐体36との境界である凹部36A(図3)に入り込んだ切粉W1を強制的に排出するようになっている。
また、上記周溝54(図4)には別のエアー孔56が連通しており、該エアー孔56は、前記排出孔39に向かって噴射するエアーAを通すようになっている。
このエアー孔56は、同様に図5に示すように、前記周溝54から出発してダイ本体41を通過し、排出孔39と対向する位置で終わっている。
上記エアー孔56は、同様に例えば2本設置され、これによりエアーAが排出孔39に向かって放射状に噴射され(図5(B))、加工時に発生した切粉W1を強制的に排出することにより、切粉W1詰まりを防止している。
図6と図7は、本発明に係る切削加工用ダイDが、上下動機構を持たない場合の手段である。
即ち、本発明に係る切削加工用ダイD(図1)は、通常はその下方にシリンダのような上下動機構を設け、ワークW移動時には下降することにより、切削チップ50がワークWから離れその裏面に傷を付けないようにし、ワークW加工時には上昇することにより、切削チップ50により該ワークWを切削加工するようになっている。
図6と図7は、かかる上下動機構の代わりの簡便な上下動手段であり、前者はエジェクタプレート60を利用したもの、後者は排出機構52(図5(B))のエアーAを利用したものである。
図6において、切削チップ50(図6(B))の両側であってエジェクタプレート60上には、ローラー57、58が回転自在に設けられ、該ローラー57、58上にはワークWが載置されている。
そして、ワークW移動時には、切削加工用パンチPが例えば上限位置にあるので、該ワークWは押圧されずパスラインPLに沿って移動し、エジェクタプレート60はボルト42が貫通しているばね43により上方に付勢されており、切削チップ50はワークWとは接触せずその裏面には傷が付かない。
しかし、ワークW加工時には、前記切削加工用パンチPが下降してワークWを押圧するので、ワークWはエジェクタプレート60と共に下降し、切削チップ50と接触しながら移動してV溝加工等の切削加工が行われる。
また、図7において、切削チップ50(図7(A))が固定されている筐体36は、排出孔39内に回転自在に設けられていて、切削チップ50の重みで後方に全体が傾斜することにより、ワークW移動時には、該切削チップ50を含む全体が排出孔39内に没入している。
そして、上限位置にある切削加工用パンチPによりワークWは押圧されず、パスラインPLに沿って移動し、その裏面には傷が付かない。
しかし、ワークW加工時には、前記図5に示す排出機構52を構成するエアー孔56を筐体36の後方位置に設け、該エアー孔56から排出孔39へ向かって噴射されたエアーAが、筐体36(図7(B))の下部に当たるので、該筐体36は時計方向に回転することにより直立し、切削チップ50がワークWに接触する。
このとき、下降してきた切削加工用パンチPにワークWが押圧されるので、切削チップ50がワークWに食い込むことにより、該ワークWは移動しながらV溝加工等の切削加工が行われる。
図8は、本発明(既述した(図1〜図7)本発明に係る切削加工用ダイDの場合も、後述する(図9〜図20)本発明に係る切削加工方法の場合も)が適用されるパンチプレスのうちのタレットパンチプレスを示す図であり、該タレットパンチプレスは、既述したように(図1)、上部タレット6と下部タレット7を有している。
この上部タレット6と下部タレット7には、本発明に係る切削加工用ダイD(図1)とそれと協働する切削加工用パンチPから成る金型、及びその他打ち抜き加工用、成型加工用等種々のパンチPとダイDから成る金型がそれぞれ同心円状に配置されている。
この場合、公知のオートインデックス装置(金型回転機構)を設置すれば、本発明に係る切削加工方法(例えば図14)を実施する際には、使用する片面タイプの切削チップ50(図1に相当)の方向を自動的に変えることができるので、ワークWを行ったり帰ったりさせて往復状態で加工が可能となり、加工時間を短縮できる。
上部タレット6の回転軸8と下部タレット7の回転軸9には、チェーン4と5がそれぞれ巻回されていると共に、該チェーン4と5は、駆動軸3に巻回されており、また、加工位置KにおけるパンチPの直上方であっで、上部フレーム1には、既述したように(図1)、例えば切削加工用パンチPを打圧して該パンチP全体を押し下げるラムストライカー2が設けられている。
この構成により、モータMにより駆動軸3を回転させることにより、チェーン4と5を循環させれば、上部タレット6と下部タレット7が同期回転し、所定のパンチPとダイDからなる金型、例えば本発明に係る切削加工用ダイD(図1)とそれと協働する切削加工用パンチPから成る金型などを加工位置Kにおいて選択することができる。
タレットパンチプレスの下部フレーム21(図8(B))上には、Y軸LMガイドレール17が敷設され、該Y軸LMガイドレール17には、サポートブラケット16が滑り結合しており、該サポートブラケット16上には、キャリッジベース11が戴置されていると共に、該キャリッジベース11には、上部フレーム1に設けられたY軸モータMyのボールねじ14が螺合しており、また、キャリッジベース11には、クランプ13が取り付けられているキャリッジ12が、X軸LMガイドレール(図示省略)に滑り結合しており、該キャリッジ12には、X軸モータMx(図8(A))のボールねじ15が螺合している。
更に、タレットパンチプレスの中央には、センタテーブル10が固定され、該固定テーブル10の両側には、サイドテーブル10A、10Bが配置され、該サイドテーブル10A、10Bは、前記サポートブラケット16に取り付けられている。
この構成により、X軸モータMxを回転させると、キャリッジ12が、キャリッジベース11上をX軸方向に移動し、またY軸モータMyを回転させると、サポートブラケット16に支持されたキャリッジベース11が、サイドテーブル10A、10Bと共にY軸方向に移動する(図8(A))。
従って、本発明に係る切削加工用ダイD(図1)とそれと協働する切削加工用パンチPから成る金型を加工位置Kにおいて選択した状態で、キャリッジ12(図8)に搭載されたクランプ13(図1)に把持されたワークWを加工位置Kに位置決めし、そのままワークWを切削チップ50上で移動させれば、本発明に係る切削加工用ダイDによりV溝加工等の切削加工を行うことができる。
以下、本発明に係る切削加工方法を、図9〜図16に基づいて説明する。
既述したように、図1〜図7に示す本発明に係る切削加工用ダイDが、冷却機構51を設け、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くしたのに対して、本発明に係る切削加工方法(図9〜図16)は、切削チップ50の使い方を工夫することにより(例えばいきなりV溝加工を行わずに(図9(A))、加工開始時には、徐々に深くなるV溝g1を加工し、その後、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L1だけ加工し、加工終了時には、徐々に浅くなるV溝g2を加工することにより、切削チップ50がワークWから受ける抵抗を和らげ、同様に、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした。
図9は、切削チップ50を用い、1回だけV溝加工を行う切削加工方法である。
このうちの図9(A)は、第1方法であって、加工開始から終了まで同じ切削チップ50を用い、加工開始時には、徐々に深くなるV溝g1を加工し、その後、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L1だけ加工し、加工終了時には、徐々に浅くなるV溝g2を加工する。
この切削加工方法によれば、切削チップ50が、いきなりV溝加工する場合に較べて、切削チップ50がワークWから受ける抵抗が少なくなり、これにより、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした(図9(B)〜図9(C)も同じ)。
この場合、加工開始と同時に、例えばワークWを左側に移動すると共に(図10(A))、切削加工用パンチPを徐々に下降させることによりワークWに接触させ、切削加工用ダイD側の切削チップ50が徐々にワークWに食い込むようにする。
これにより、加工開始時には、徐々に深くなるV溝g1が加工される。
その後、切削加工用パンチPにより押圧されたワークWを同方向に移動させながら、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L1だけ加工する。
そして、加工終了が近づくにつれて、切削加工用パンチPを徐々に上昇させてワークWから離せば、これにより、加工終了時には、徐々に浅くなるV溝g2が加工される。
この結果、前記徐々に深くなるV溝g1(図9(A)、図10(B))と、徐々に浅くなるV溝g2を含むワークW部分AとBは、製品としての価値は無いので切断し、上記一定の深さHのV溝Gが形成された所定の長さ寸法L1のワークW部分のみを製品として残す。
図11は、前記図9(A)の他の実施形態を示す図であり、図10(A)と異なるのは、加工開始時には、切削加工用ダイDを徐々に上昇ざせ、加工終了時には、切削加工用ダイDを徐々に下降させる点にある
しかし、この図11の方法によっても、徐々に深くなるV溝g1(図9(A)、図10(B))と、徐々に浅くなるV溝g2が得られるのは、前記図10(A)と同じである。
図9(B)は、第2方法であって、予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、徐々に浅くなるV溝g3と徐々に深くなるV溝g4をそれぞれ加工し、その後、同じ切削チップ50を用い、上記徐々に浅くなるV溝g3と徐々に深くなるV溝g4を両端とする全ワークW部分E(図12(A))に、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L2だけ加工する。
この場合、予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、例えば図12(B)の上向き成型ダイD´を用いて、その刃先d3で前記徐々に浅くなるV溝g3を、その刃先d4で徐々に深くなるV溝g4をそれぞれ加工する。
この状態をワークW(図12(A))の裏面から見れば、前記V溝g3は、徐々に幅が狭くなり、前記V溝g4は、徐々に幅が広くなる。
その後、同じ切削チップ50を用い、上記徐々に浅くなるV溝g3と徐々に深くなるV溝g4を両端とする全ワークW部分E(図12(A))に、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L2だけ加工する。
即ち、図9(B)に示すように、予め加工された徐々に浅くなるV溝g3に重ねて切削チップ50を食い込ませて、そのままワークWを左側に移動させれば、一定の深さHのV溝Gが加工されるので、同様に予め加工された徐々に深くなるV溝g4から該切削チップ50が抜かれることにより、加工が終了する。
これにより、前記V溝g3(図12(A))とV溝g4を両端とする全ワークW部分Eに、一定の深さHのV溝Gが所定の長さ寸法L2だけ加工される。
この結果、前記徐々に浅くなるV溝g3(図9(B))と、徐々に深くなるV溝g4は、いずれも一定の深さHのV溝Gの一部となったので、所定の長さ寸法L2部分は全てが製品としての価値があり、そのまま製品として残す。
図9(C)は、第3方法であって、予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、徐々に幅が狭くなる切り込みC1と徐々に幅が広くなる切り込みC2をそれぞれ加工し、その後、同じ切削チップ50を用い、2つの切り込みC1、C2の間のワークW部分F(図13)に、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L3だけ加工する。
この場合、予め加工開始時と加工終了時に、切削チップ50とは別の手段を用いて、例えばレーザ加工や打ち抜き金型等を用いて、徐々に幅が狭くなる切り込みC1(図13)と徐々に幅が広くなる切り込みC2をそれぞれ加工する。
その後、同じ切削チップ50を用い、2つの切り込みC1、C2の間のワークW部分F(図13)に、一定の深さHのV溝Gを所定の長さ寸法L3だけ加工する。
この結果、前記2つの切り込みC1、C2を含むワークW部分CとDは、製品としての価値は無いので切断し、上記一定の深さHのV溝Gが形成された所定の長さ寸法L3のワークW部分のみを製品として残す。
図14は、V溝加工を複数回重ねて行う本発明に係る切削加工方法であり、図14(A)は第1方法、図14(B)は第2方法、図14(C)は第3方法、図14(D)は第4方法をそれぞれ示す。
(A) 図14(A)の第1方法につい
図14(A)の第1方法は、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、1工程ごとに切り込み深さh1、h2、h3を深くして行く。
この切削加工方法によれば、切削チップ50が、いきなり所望のV溝を一度に加工する場合に較べて、切削チップ50がワークWから受ける抵抗が少なくなり、同様に、これにより、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした(図14(B)〜図14(D)も同じ)。
図14(A)において、斜線部分は、当該工程で加工された部分、V溝センタVCは、目標とするV溝V3のセンタ、チップセンタCCは、用いる切削チップ50のセンタをそれぞれ示す((図14(B)〜図14(D)も同じ)。
また、図14(A)において、(1)、(2)、(3)は、第1工程、第2工程、第3工程をそれぞれ示す((図14(B)〜図14(D)も同じ)。
更に、図14(A)においては、同じ切削チップ50が用いられ、同じ長さ寸法Lだけ(例えば図16(B))複数回の切削加工により重ねてV溝加工が行われ、パンチプレス(例えばタレットパンチプレス(図8))における切削加工方法が行われる。
(B) 図14(B)の第2方法につい
図14(B)の第2方法は、先ず、得ようとするV溝センタVCに対してチップセンタCCを左右方向のいずれかにオフセットさせて、切り込みを行う。
図14(B)の(1)から明らかなように、チップセンタCCをV溝センタVCに対して、例えば左方にオフセットし、切削チップ50で切り込みを行うことにより、最初のV溝V1が加工される。
次いで、図14(B)の(2)から明らかなように、チップセンタCCを前記(1)のオフセットした位置とはV溝センタVCに関して反対方向の位置に、即ち、右方の位置にオフセットする。
そして、前記(1)のV溝V1と連続して並列し対となるV溝V2が形成されるように切り込みが行われる。
最後に、図14(B)の(3)に示すように、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行い、所望のV溝V3が形成される。
(C) 図14(C)の第3方法につい
図14(C)の第3方法は、先ず、得ようとするV溝センタVCに対してチップセンタCCを左右方向のいずれかにオフセットさせて、切り込みを行う。
図14(C)の(1)から明らかなように、チップセンタCCをV溝センタVCに対して、例えば左方にオフセットし、切削チップ50で切り込みを行うことにより、最初のV溝V1が加工される。
次いで、図14(C)の(2)に示すように、チップセンタCCを前記(1)のオフセットした位置とはV溝センタVCに関して反対方向の位置に、即ち、右方の位置にオフセットし、前記(1)のV溝V1のいずれか一方の斜辺、例えば左方の斜辺と一致する斜辺を有するV溝V2が形成されるように、前記(1)より深く切り込みを行う。
そして、最後に、図14(C)の(3)に示すように、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行い、所望のV溝V3を形成する。
(D) 図14(D)の第4方法につい
図14(D)の第4方法は、先ず、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、切り込みを行う。
図14(D)の(1)から明らかなように、チップセンタCCをV溝センタVCに対して、あわせた状態で、切削チップ50で切り込みを行うことにより、最初のV溝V1が加工される。
次いで、図14(D)の(2)から明らかなように、チップセンタCCをV溝センタVCに関して左右方向の位置に、即ち、右方の位置にオフセットし、前記(1)のV溝V1のいずれか一方の斜辺、例えば左方の斜辺と一致する斜辺を有するV溝V2が形成されるように、前記(1)より深く切り込みを行う。
最後に、図14(D)の(3)から明らかなように、得ようとするV溝センタVCにチップセンタCCを合わせて、前記(1)、(2)より深く切り込みを行い、所望のV溝V3を形成する。
図15と図16は、前記図14で説明した本発明に係る切削加工方法に用いられる切削チップ50を示す。
この切削チップ50は、逃げ角θ(図2)が無い両面タイプの切削チップであり、これを切れない方向である逆方向に寝かせて(例えば図15の1°〜8°)切削加工用ダイDに取り付け、該ダイDを用いて前記図14に示す本発明に係る切削加工方法を行う。
即ち、図14に示す切削加工方法は、切削チップ50を用い、長時間且つ長距離の切削加工を行うので、切粉W1が大量に発生し、従って、切粉W1詰まりが起こり易い。
そこで、前記のように、両面タイプの切削チップ50(図15)を逆方向に寝かせて使用することにより、切粉W1を細かく分断でき、切粉W1詰まりを防止することができる。
尚、この場合の工具挿入孔53は、固定手段37である6角穴付きボルトの軸部37B側に設けられている。
図16は、回転自在に取り付けられた両面タイプの切削チップ50が、それに接触したワークWの移動方向に従って切れない方向である逆方向に寝るように切り替わる切削加工用ダイDを用いることにより、ワークWが行って帰ることを繰り返して切削加工を行う場合である。
これは、前記図14に示す本発明に係る切削加工方法は、同じ長さ寸法を重ねてV溝加工するので、どうしても加工時間が長くなる傾向がある。
そこで、ワークWが行って帰ることを繰り返すことにより、往復運動を行いながら切削加工を行えば、片道だけV溝加工する場合に比べて、はるかに加工時間を短縮できる。
図16(A)に示すように、両面タイプの切削チップ50が取り付けられた筐体36は、切削加工用ダイDに対して回転自在に設けられ、該筐体36の下部近傍には、ストッパー61が設けられている。
そして、図16(B)に示すように、加工時には、ワークWと切削チップ50とが接触して該ワークWが例えば右方に移動すれば、切削チップ50は、ワークWの移動方向に従い、切れない方向である逆方向に寝るように切り替わる。
このことは、ワークWが例えば左方に移動する場合も、同様である。
このとき、ストッパー61に当たって停止するので、それ以上には寝ないようになっている。
上記図16は、両面タイプの切削チップ50を取り付けた切削加工用ダイDを用いて、本発明に係る切削加工方法の加工時間を短縮しようとするものである。
しかし、このことは、両面タイプの切削チップ50だけではなく、片面タイプの切削チップ50を取り付けた切削加工用ダイDによっても可能である。
即ち、既述したように、例えばタレットパンチプレス(図8)にオートインデックス装置(金型回転機構)を設ければ可能であり、片面タイプの切削チップ50の逃げ角θ(図2)がオートインデックス装置によりワークWの移動方向を向く切削加工用ダイDを用いることにより、ワークWが行って帰ることを繰り返して切削加工(図14)を行うことができる。
本発明は、切削チップの磨耗を防止することにより、寿命を長くした切削加工用ダイ及び切削加工方法に利用され、しかもこの切断チップは、V溝加工、バリ取り等切削加工全般に利用され、更に、一対の金型が配置されたシングルパンチプレスのみならず複数対の金型が配置された上部タレットと下部タレットを有するタレットパンチプレスにも適用され、極めて有用である。
1 上部フレーム
2 ラムストライカー
6 上部タレット
7 下部タレット
13 クランプ
21 下部フレーム
31 リフトスプリング
36 筐体
37、38 ボルト
39 排出孔
40 貫通孔
41 ダイ本体
50 切削チップ
51 冷却機構
52 排出機構
53 工具挿入孔
54 周溝
55、56 エアー孔
57、58 ローラー
59 工具
60 エジェクタプレート
A エアー
D 切削加工用ダイ
P 切削加工用パンチ
W ワーク
W1 切粉

Claims (4)

  1. 切削加工用パンチと切削チップ及び上方に付勢されたエジェクタプレートを有する切削加工用ダイとの協働によってワークにV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
    加工開始から終了まで同じ前記切削チップを用い、前記切削加工用パンチが前記ワーク相対的に押圧して前記ワークと共に前記エジェクタプレートを下降させて前記ワークを前記切削チップに接触させ、
    加工開始時、前記切削加工用パンチを徐々に下降させて前記ワークに接触させて前記切削加工用ダイの前記切削チップが徐々にワークに食い込むようにし、徐々に深くなるV溝を加工し、
    その後、一定の深さのV溝を所定の長さ寸法だけ加工し、
    加工終了時、前記切削加工用パンチを徐々に上昇させて前記ワークから離し、徐々に浅くなるV溝を加工する
    ことを特徴とする切削加工方法。
  2. 切削加工パンチと切削チップを有する切削加工用ダイとの協働によってワークにV溝加工を行うパンチプレスにおける切削加工方法において、
    加工開始から終了まで同じ前記切削チップを用い、
    前記切削加工用パンチを前記ワークに接触させておき、
    加工開始時、前記切削加工用ダイを徐々に上昇させて前記切削加工用ダイの前記切削チップが徐々にワークに食い込むようにし、徐々に深くなるV溝を加工し、
    その後、一定の深さのV溝を所定の長さ寸法だけ加工し、
    加工終了時、前記切削加工用ダイを徐々に下降させて前記ワークから離し、徐々に浅くなるV溝を加工する
    ことを特徴とする切削加工方法。
  3. 前記V溝加工終了後、前記徐々に深くなるV溝と前記徐々に浅くなるV溝を含むワーク部分切断する
    請求項1又は記載の切削加工方法。
  4. 前記切削チップの両側であって前記エジェクタプレート上には、前記V溝の延伸方向に回転自在に設けられ、
    前記加工開始から加工終了まで前記ローラーに前記ワークが載置される
    請求項1記載の切削加工方法。
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