JP6300128B2 - 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 - Google Patents
光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6300128B2 JP6300128B2 JP2016221682A JP2016221682A JP6300128B2 JP 6300128 B2 JP6300128 B2 JP 6300128B2 JP 2016221682 A JP2016221682 A JP 2016221682A JP 2016221682 A JP2016221682 A JP 2016221682A JP 6300128 B2 JP6300128 B2 JP 6300128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- light
- solvent
- parts
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
まず、図1(A)に示されるように、光透過性樹脂基材1を用意する。光透過性樹脂基材1は、厚さ15μm以上70μm以下、好ましくは20μm以上60μm以下、より好ましくは20μm以上40μm以下のものである。このような厚さの光透過性樹脂基材1を用いることにより、光学フィルムの薄膜化を達成することができる。
光透過性樹脂としては、光透過性を有する樹脂であれば特に限定されない。具体的には、光透過性樹脂としては、セルロースアシレート、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、またはアクリレート系ポリマーが挙げられる。
上記溶液には、光透過性樹脂の他、可塑剤が含まれている。可塑剤としては、例えば、リン酸エステルまたはカルボン酸エステルが挙げられる。リン酸エステルとしては、トリフェニルホスフェート(TPP)およびトリクレジルホスフェート(TCP)、クレジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、ジフェニルビフェニルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブチルホスフェートが挙げられる。カルボン酸エステルとしては、フタル酸エステルおよびクエン酸エステルが代表的である。フタル酸エステルとしては、ジメチルフタレート(DMP)、ジエチルフタレート(DEP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジオクチルフタレート(DOP)、ジフェニルフタレート(DPP)およびジエチルヘキシルフタレート(DEHP)が含まれる。クエン酸エステルの例には、O−アセチルクエン酸トリエチル(OACTE)およびO−アセチルクエン酸トリブチル(OACTB)、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチルが挙げられる。
上記溶液に紫外線吸収剤を含有させる場合、紫外線吸収剤としては、例えばオキシベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物、トリアジン系化合物、ニッケル錯塩系化合物等が挙げられる。
上記溶液は、光透過性樹脂および可塑剤を溶剤に溶解させたものであるが、この溶液を形成するための溶剤としては、光透過性樹脂を溶解するものであれば特に限定されない。溶剤としては、例えば、塩化メチレン等の塩素系有機溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸アミル、アセトン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサノン、ギ酸エチル、2,2,2−トリフルオロエタノール、2,2,3,3−ヘキサフルオロ−1−プロパノール、1,3−ジフルオロ−2−プロパノール、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−メチル−2−プロパノール、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロパノール、ニトロエタン、乳酸エチル、乳酸、ジアセトンアルコール等の非塩素系有機溶剤が挙げられる。これらの中でも、塩化メチレン、酢酸メチル、酢酸エチル、アセトン、乳酸エチル等が好ましい。
光硬化性樹脂組成物は、少なくとも、重量平均分子量が1000以下の光重合性モノマーと、溶剤とを含んでいる。また、光硬化性樹脂組成物には、その他、ハードコート層の硬度や耐擦傷性を向上させる観点から光重合性オリゴマーや光重合性ポリマーを添加することが好ましい。さらに、必要に応じて、帯電防止剤、重合開始剤、分散剤、易滑剤、微粒子等を添加してもよい。
光重合性モノマーは、光重合性官能基を少なくとも1つ有するものである。本発明における「光重合性官能基」とは、光照射により重合反応し得る官能基である。光重合性官能基としては、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基等のエチレン性二重結合が挙げられる。なお、「(メタ)アクリロイル基」とは、「アクリロイル基」および「メタクリロイル基」の少なくともいずれかを意味するものである。また、光重合性モノマー等を重合する際に照射される光としては、可視光線、並びに紫外線、X線、電子線、α線、β線、およびγ線のような電離放射線が挙げられる。
溶剤は、(1)光透過性樹脂基材に対して浸透性を有する沸点が85℃未満の第1の溶剤と、(2)沸点が85℃以上125℃以下のエステル類および沸点が100℃以上150℃以下のエーテル類からなる群から選択される少なくとも1種の第2の溶剤とを含むものである。
光重合性オリゴマーおよび光重合性ポリマーは、光重合性官能基を少なくとも1つ有するものである。
帯電防止剤としては、第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、第1〜第3アミノ基等のカチオン性基を有する各種のカチオン性化合物;スルホン酸塩基、硫酸エステル塩基、リン酸エステル塩基、ホスホン酸塩基などのアニオン性基を有するアニオン性化合物、アミノ酸系、アミノ硫酸エステル系などの両性化合物;アミノアルコール系、グリセリン系、ポリエチレングリコール系などのノニオン性化合物;スズ及びチタンのアルコキシドのような有機金属化合物;それらのアセチルアセトナート塩のような金属キレート化合物等が挙げられる。
重合開始剤は、光照射により分解されて、ラジカルを発生して光重合性モノマー等の重合を開始または進行させる成分である。本発明においては、光硬化性樹脂組成物に重合開始剤が含まれている場合には、重合開始剤は固形分として換算しないものとする。
易滑剤(アンチブロッキング剤)は、ロール状態にするなどハードコート層と光透過性樹脂基材とを重ね合わせた際の貼り付きを防止する成分である。易滑剤としては、従来公知の易滑剤を使用することができ、例えば、平均一次粒径100nm以上1000nm以下の特開2004−284126号公報に記載のシリカ等の無機化合物の微粒子及び高密度ポリエチレンや、ポリスチレン、ポリスチレンアクリル等の有機化合物の微粒子を用いることができる。易滑剤の含有量は、光硬化性樹脂組成物の全固形分の合計質量に対して、0.1質量%以上5質量%以下であることが好ましい。
硬度付与微粒子は、ハードコート層の硬度を向上させる成分である。微粒子としてはハードコート層に用いることができる公知のものを要求性能に応じて適宜採用すればよい。
低屈折率層用組成物としては、例えば、シリカやフッ化マグネシウム等の屈折率の低い成分と硬化後樹脂となる光重合性モノマー、光重合性オリゴマー、あるいは光重合性ポリマーとを含む組成物が挙げられる。なお、低屈折率層用組成物中に重合開始剤等を添加してもよい。光重合性モノマー、光重合性オリゴマー、あるいは光重合性ポリマーとしては、上記光硬化性樹脂組成物で挙げられた光重合性モノマー等と同様のものを使用することができる。他にも、有機フッ素化合物のモノマー、オリゴマー、およびポリマーの少なくともいずれかを用いてもよい。有機フッ素化合物は硬度が弱いため、紫外線硬化型のものが好ましい。
本実施形態に係る光学フィルムは、上記製造方法により得られるものである。すなわち、図3に示されるように、光学フィルム10は、光透過性樹脂基材1と、光透過性樹脂基材1の支持体面1A上に形成されたハードコート層4とを備えている。なお、図3に示される光学フィルム10は、低屈折率層5をさらに備えているが、光学フィルム10は低屈折率層5を備えていなくともよい。光学フィルム10は、反射防止フィルムとして機能するものである。
これにより、良好な干渉縞防止性を有している。
光学フィルム10は、例えば、光学機能部材に組み込んで使用することができる。図4は本実施形態に係る光学フィルムを組み込んだ光学機能部材の概略構成図である。図4に示されるように光学機能部材20は、前面板21と、前面板21の一方の面上に形成された光学フィルム10と、前面板21における光学フィルム10が形成されている面とは反対側の面に、紫外線硬化性接着剤の硬化物からなる接着層22を介して貼り付けられた偏光板23とを備えている。
光学フィルム10や光学機能部材20は、画像表示装置に組み込んで使用することができる。画像表示装置としては、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管表示装置(CRT)、プラズマディスプレイ(PDP)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、タッチパネル、タブレットPC、電子ペーパー等が挙げられる。図5は本実施形態に係る光学フィルムを組み込んだ画像表示装置の概略構成図である。
下記に示す組成となるように各成分を配合して、光硬化性樹脂組成物を得た。
(光硬化性樹脂組成物1)
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):95質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):75質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):25質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):95質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):75質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):25質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):95質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(第2の溶剤):5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):75質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(第2の溶剤):25質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・アセトン(第1の溶剤):75質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):25質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):85質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):85質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):95質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(第2の溶剤):5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):85質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):85質量部
・炭酸エチルメチル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):85質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、DPHA40H、日本化薬株式会社製、10官能、重量平均分子量2000):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、UN904、根上工業株式会社製、10官能、重量平均分子量5000):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸イソプロピル(第2の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):100質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):100質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):100質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・アセトン(第1の溶剤):100質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):95質量部
・酢酸ブチル:5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸ブチル:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):95質量部
・イソプロピルアルコール:5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・イソプロピルアルコール:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン:95質量部
・酢酸エチル:5質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・メチルエチルケトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):85質量部
・酢酸ブチル:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸メチル(第1の溶剤):85質量部
・イソプロピルアルコール:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):85質量部
・酢酸ブチル:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・酢酸エチル(第1の溶剤):85質量部
・イソプロピルアルコール:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・アセトン(第1の溶剤):85質量部
・酢酸ブチル:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
・4級アンモニウム塩およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレート含有溶液(帯電防止剤および光重合性モノマー、UV-ASHC-01、日本化成株式会社製、溶剤:ブタノール、メチルエチルケトン(第1の溶剤)):25質量部(固形分50質量%(固形分における4級アンモニウム塩の割合15質量%、固形分におけるジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの割合85質量%)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(光重合性モノマー、DPHA、日本化薬株式会社製、重量平均分子量578):50質量部
・ウレタンアクリレート(光重合性オリゴマー、U15HA、新中村化学工業株式会社製、15官能、重量平均分子量2300):25質量部
・アセトン(第1の溶剤):85質量部
・イソプロピルアルコール:15質量部
・重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製):4質量部
まず、可塑剤を含み、かつ紫外線吸収剤を含まない厚さ60μmのトリアセチルセルロース基材(TACBright社製)を用意した。このトリアセチルセルロース基材は、ベルト状の支持体に可塑剤を含み、かつ紫外線吸収剤を含まないトリアセチルセルロース溶液を流延し、乾燥することにより得られたものであった。
実施例2〜19および比較例1〜16においては、光硬化性樹脂組成物として表1および表2に示すものを用いた以外は、実施例1と同様の方法により光学フィルムを作製した。
比較例17においては、光硬化性樹脂組成物として光硬化性樹脂組成物2を用い、かつ光硬化性樹脂組成物2をトリアセチルセルロース基材における支持体に接触していた面とは反対側の面(エアー面)に塗布した以外は、実施例1と同様の方法により光学フィルムを作製した。
上記実施例1において作製された光学フィルムの断面を、走査電子顕微鏡(S−400、日立協和エンジニアリング株式会社製)を用いて撮影し、得られた断面写真を観察したところ、トリアセチルセルロール基材とハードコート層との間に界面が観察されなかった。
上記実施例および比較例において作製された光学フィルムについて、それぞれ以下に示す試験を行って、評価した。
上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムについて、表面抵抗値測定器(ハイレスターHT−210、三菱油化株式会社製)を用いて表面抵抗値を測定した。
まず、上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムについて、ヘイズメーター(HM−150、村上色彩技術研究所製)を用いて、JIS K−7136に従ってヘイズ(全体ヘイズ)を測定した。また、上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムの表面に、粘着層テープ(高透明性接着剤転写テープ OCAテープ 製品番号8146−1 3M社製)を介して光透過性樹脂基材を貼り付けることによって凹凸形状をつぶして平坦にし、表面形状起因のヘイズの影響をなくした状態で、ヘイズメーター(HM−150、村上色彩技術研究所製)を用いて、JIS K−7136に従ってヘイズを測定した。次いで、先の粘着テープだけのヘイズを測定し、表面形状起因のヘイズの影響をなくした光学フィルムのヘイズから粘着テープのヘイズを差し引き、内部ヘイズを求めた。そして、全体ヘイズ値から内部ヘイズ値を差し引いて、外部ヘイズを求めた。
上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムについて、表面粗さ測定器(SE3400、株式会社小坂研究所社製)を用いて、JIS−B0601:1994に従って10点平均粗さRzを測定した。
上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムのトリアセチルセルロース基材におけるハードコート層が形成されている面とは逆側の光透過性樹脂基材の面から三波長管の光を当ててハードコート層側の面から透過した光を光学フィルムの角度を適宜変えながら目視により観察して、白化が生じているか否か評価した。評価基準は以下の通りとした。
◎:透明であった。
○:ほぼ透明であった。
△:若干、白化していた。
×:白化し、かつ表面がぶつぶつしていた。
また、この評価において、「◎」、「○」、「△」、「×」であったハードコート層の表面を光学顕微鏡により観察したところ、図6〜9のような写真が得られた。図6は「◎」の状態のハードコート層の表面の光学顕微鏡写真であり、図7は「○」の状態のハードコート層の表面の光学顕微鏡写真であり、図8は「△」の状態のハードコート層の表面の電子顕微鏡写真であり、図9は「×」の状態のハードコート層の表面の光学顕微鏡写真である。なお、図6〜9に示される写真は、倍率500倍で撮影したものである。
上記実施例および比較例で作製したそれぞれの光学フィルムのトリアセチルセルロース基材におけるハードコート層が形成されている面とは反対側の面に黒いテープを貼り、干渉縞の有無を評価した。評価基準は以下の通りとした。
○:干渉縞が確認されなかった。
△:干渉縞が若干確認された。
×:干渉縞が明確に確認された。
1A…支持体面
1B…エアー面
1C…浸透領域
1D…混在領域
1E…非混在領域
2…光硬化性樹脂組成物
3…塗膜
4…ハードコート層
5…低屈折率層
10…光学フィルム
20…光学機能部材
21…前面板
22…接着層
23…偏光板
30…画像表示装置
Claims (3)
- 光学フィルムを備える画像表示装置において白化および干渉縞の発生を防止する方法であって、前記光学フィルムとして、
光透過性樹脂基材と、前記光透過性樹脂基材上に形成されたハードコート層とを備える光学フィルムであって、
前記光透過性樹脂基材が、光透過性樹脂および可塑剤を含み、かつ波長325nm以上380nm以下の波長域における紫外線透過率が80%以上である厚さ15μm以上70μm以下のものであり、
前記ハードコート層が、重量平均分子量が1000以下の光重合性モノマーをモノマー単位として含む樹脂を含み、かつ前記光透過性樹脂基材における一方の面であって、前記光透過性樹脂基材における他方の面よりも前記可塑剤の量が多い前記一方の面に形成され、
前記光透過性樹脂基材が、前記ハードコート層との界面付近に、前記光透過性樹脂基材と、前記光重合性モノマーをモノマー単位として含む樹脂とが混在した混在領域を有し、
前記ハードコート層の表面における外部ヘイズ値が0%以上0.2%未満であり、
前記光透過性樹脂が、セルロースアシレートであり、
前記光透過性樹脂基材が、紫外線吸収剤を含有しないことを特徴とする、光学フィルムを使用する、方法。 - 前記画像表示装置が、光学機能部材を備え、
前記光学機能部材が、
光透過性を有する前面板と、
前記前面板の一方の面上に形成された前記光学フィルムと、
前記前面板における前記光学フィルムが形成されている面とは反対側の面に、紫外線硬化性接着剤の硬化物からなる接着層を介して貼り付けられた偏光板と
を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 光透過性樹脂基材を用意する工程と、
前記光透過性樹脂基材における支持体に接触していた面に、少なくとも、重量平均分子量が1000以下の光重合性モノマーと、溶剤とを含む光硬化性樹脂組成物を塗布することによって、前記光透過性樹脂基材上に塗膜を形成するとともに、一部の前記光重合性モノマーおよび一部の前記溶剤とを前記光透過性樹脂基材に浸透させる工程と、
前記光硬化性樹脂組成物を乾燥させ、光照射により硬化させることによって、前記光透過性樹脂基材上にハードコート層を形成するとともに、前記光透過性樹脂基材における前記ハードコート層との界面付近に前記光透過性樹脂基材と前記光透過性樹脂基材に浸透した前記光重合性モノマーをモノマー単位として含む樹脂とが混在した混在領域を形成する工程とを備える製造方法により光学フィルムを製造する際、前記光学フィルムにおける白化および干渉縞の発生を防止する方法であって、
前記光透過性樹脂基材として、前記支持体上に光透過性樹脂および可塑剤を含む溶液を流延し、乾燥することにより得られた、前記可塑剤を含み、かつ波長325nm以上380nm以下の波長域における紫外線透過率が80%以上である厚さ15μm以上70μm以下の光透過性樹脂基材を使用し、
前記溶剤として、少なくとも、(1)前記光透過性樹脂基材に対して浸透性を有する沸点が85℃未満の第1の溶剤、および(2)沸点が85℃以上125℃以下のエステル類および沸点が100℃以上150℃以下のエーテル類からなる群から選択される少なくとも1種の第2の溶剤を含む溶剤を使用し、
前記光透過性樹脂として、セルロースアシレートを使用し、
前記光透過性樹脂基材が、紫外線吸収剤を含有しないことを特徴とする、方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221682A JP6300128B2 (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221682A JP6300128B2 (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012094575A Division JP2013222125A (ja) | 2012-04-18 | 2012-04-18 | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017097346A JP2017097346A (ja) | 2017-06-01 |
JP6300128B2 true JP6300128B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=58816748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016221682A Active JP6300128B2 (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6300128B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107791632A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-03-13 | 惠州市摩码菱丽光电材料有限公司 | 一种tac基材的低反射率无彩虹纹硬化保护膜及其制备方法 |
JP7159375B2 (ja) * | 2021-03-10 | 2022-10-24 | 住友化学株式会社 | 光学積層体及び表示装置、並びに光学積層体の製造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158515A (ja) * | 1999-07-08 | 2008-07-10 | Konica Minolta Holdings Inc | 光学フィルムの製造方法 |
JP2005054100A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム、ハードコートフィルム及び反射防止フィルム |
JP2006297914A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | ポリマーフィルム |
KR101242294B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2013-03-13 | 코니카 미놀타 어드밴스드 레이어즈 인코포레이티드 | 셀룰로오스에스테르 필름, 편광판 및 표시 장치 |
JP4561936B1 (ja) * | 2009-09-04 | 2010-10-13 | 東洋インキ製造株式会社 | 偏光板及び偏光板形成用光硬化性接着剤 |
JP5510198B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-06-04 | コニカミノルタ株式会社 | 前面板付き液晶表示装置の製造方法、前面板付き液晶表示装置 |
JPWO2012039279A1 (ja) * | 2010-09-21 | 2014-02-03 | 大日本印刷株式会社 | 帯電防止性ハードコートフィルム、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 |
-
2016
- 2016-11-14 JP JP2016221682A patent/JP6300128B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017097346A (ja) | 2017-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013222125A (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 | |
JP2017182080A (ja) | 光学フィルム、偏光板および画像表示装置 | |
KR101381530B1 (ko) | 광학 필름의 제조 방법, 광학 필름, 편광판 및 디스플레이 | |
JP5359137B2 (ja) | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5271575B2 (ja) | 反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 | |
TWI448738B (zh) | 反眩光膜,其製造方法,以及顯示裝置 | |
JP5933353B2 (ja) | 反射防止フィルム、その製造方法、偏光板、及び画像表示装置 | |
TWI531810B (zh) | An antistatic hard coat film, a method for manufacturing the same, a polarizing plate, and an image display device | |
JP5262032B2 (ja) | 光学積層体の製造方法、光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
KR101350372B1 (ko) | 광학 적층체 | |
JP2003004903A (ja) | 防眩フィルム、偏光板用保護フィルム、偏光板、および画像表示装置 | |
JP5598308B2 (ja) | 反射防止フィルムの製造方法 | |
KR20130122964A (ko) | 방현성 필름, 방현성 필름의 제조 방법, 방현성 반사 방지 필름, 편광판 및 화상 표시 장치 | |
JP5076763B2 (ja) | 光学積層体の製造方法、光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP6689564B2 (ja) | 反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 | |
JP6300128B2 (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、これを備えた光学機能部材および画像表示装置 | |
JP2010085501A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2015108862A (ja) | タッチパネル付き表示装置 | |
JP2002277602A (ja) | 防眩フィルム、その製造方法および偏光板 | |
JP5211087B2 (ja) | セルロースアシレートフィルム、それを用いた偏光板、及びそれらを用いた画像表示装置 | |
JP5359652B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2006251043A (ja) | 光学機能フィルム、その製造方法、並びにそれを用いた偏光板及び画像表示装置 | |
JP2007272214A (ja) | 防眩フィルム、反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置、及び防眩フィルムの製造方法 | |
JP2016173492A (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
JP2015122060A (ja) | タッチパネル付き表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6300128 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |