JP6299480B2 - 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法 - Google Patents

光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6299480B2
JP6299480B2 JP2014129107A JP2014129107A JP6299480B2 JP 6299480 B2 JP6299480 B2 JP 6299480B2 JP 2014129107 A JP2014129107 A JP 2014129107A JP 2014129107 A JP2014129107 A JP 2014129107A JP 6299480 B2 JP6299480 B2 JP 6299480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
connector
unit
optical transmission
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014129107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016009058A (ja
Inventor
山本 真也
真也 山本
一彰 鳥羽
一彰 鳥羽
和良 鈴木
和良 鈴木
量資 近藤
量資 近藤
敏 宮崎
敏 宮崎
中嶋 康久
康久 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2014129107A priority Critical patent/JP6299480B2/ja
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to KR1020167035060A priority patent/KR102460190B1/ko
Priority to PCT/JP2015/002432 priority patent/WO2015198517A1/en
Priority to RU2016149622A priority patent/RU2677977C2/ru
Priority to CN201580032350.9A priority patent/CN106461886B/zh
Priority to EP15725900.3A priority patent/EP3161537A1/en
Priority to US15/313,276 priority patent/US9800337B2/en
Priority to SG11201610739QA priority patent/SG11201610739QA/en
Priority to BR112016029663A priority patent/BR112016029663A2/pt
Publication of JP2016009058A publication Critical patent/JP2016009058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6299480B2 publication Critical patent/JP6299480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2589Bidirectional transmission
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • G02B6/4214Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms the intermediate optical element having redirecting reflective means, e.g. mirrors, prisms for deflecting the radiation from horizontal to down- or upward direction toward a device
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4249Packages, e.g. shape, construction, internal or external details comprising arrays of active devices and fibres
    • G02B6/425Optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4256Details of housings
    • G02B6/4257Details of housings having a supporting carrier or a mounting substrate or a mounting plate
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • G02B6/4206Optical features

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

本開示は、光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法に関する。
近時における通信容量の急激な増大に伴い、光によるデータ伝送が用いられつつある。しかしながら、光によるデータ伝送は、主としてデータ伝送量が多いインフラの基幹系におけるデータ伝送や、データサーバー間のデータ伝送に使用され、民生用としてはまだ広く普及していない。このため、機器と光ケーブルとの接続は、接続の確実性だけが優先された構造となっており、一般のユーザーが気軽に使えるような構造にはなっていない。
一方、既に民生機器間の接続で普及している電気的なデータ伝送では、特殊な器具や技能を持ち合わせていなくともユーザー自身が機器間の接続を行うことが可能となっている。更に、ユーザーの使い勝手を考慮し、機器にケーブルを装着する際には、コネクタを上下どちらの向きで挿入しても装着可能な方式の導入が始まっている。
例えば、下記の特許文献1には、光出力端からの光軸方向とは異なる光軸方向を持つ光伝送路に光を導き、光伝送路とは異なる光軸方向の光入力端へ光を導く光コネクタに関する技術が記載されている。
また、下記の特許文献2には、2つの光接続面を有し、一つの光接続面は光ケーブルの光伝送路から直線で接続され、もう一つの光接続面は光伝送路と垂直になっている光コネクタの構成が記載されている。
また、下記の特許文献3には、光コネクタに対して相対する2面で光接続を行っているが、光送信装置と光受信装置共に光コネクタの向きは揃える構成が記載されている。
特開2008−292962号公報 特開2007−240866号公報 特開2000−147333号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された技術は、いずれも、コネクタの上下方向の極性は一義的に決まっており、上下を逆にして接続したり、他の向きにして接続することは不可能であった。このため、ユーザーは、接続の際にコネクタの向きを確認して接続する必要があり、接続の際の利便性が低下する問題が生じていた。
このため、光伝送を行う機器間の接続において、コネクタの向きを変えても接続を可能とすることが望まれていた。
本開示によれば、光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、前記光ケーブルを介して光信号を伝送するために発光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定位置に光信号を照射する第1の発光部と、前記光ケーブルを介して光信号を伝送するため発光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記所定領域に光信号を照射する第2の発光部と、を備える、光送信装置が提供される。
また、本開示によれば、光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定領域から光信号を受光する第1の受光部と、前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記コネクタの前記所定領域から光信号を受光する第2の受光部と、を備える、光受信装置が提供される。
また、本開示によれば、光信号が伝送される光伝送路と、前記光伝送路の末端に装着され、送信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第1のコネクタ部と、前記光伝送路の末端に装着され、受信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第2のコネクタ部と、前記第1のコネクタ部に設けられ、前記第1のコネクタ部が第1の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第1の発光部から照射された光信号を前記光伝送路に向けて屈折させ、前記第1のコネクタ部が第2の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第2の発光部から照射された光信号を前記光伝送路に向けて屈折させる第1の反射面と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記第2のコネクタ部が第1の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記光伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第1の受光部に向けて屈折させ、前記第2のコネクタ部が第2の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記光伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第2の受光部に向けて屈折させる第2の反射面と、を備える、光ケーブルが提供される。
また、本開示によれば、第1及び第2の発光部を有する送信側の機器の光コネクタ接続部に対して、第1の発光部から光信号を受光する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の発光部から光信号を受光する前記第2の向きで接続される光ケーブルの第1のコネクタが、複数の光伝送路を介して接続されることと、第1及び第2の受光部を有する受信側の機器の光コネクタ接続部に対して、前記第1の受光部へ光信号を照射する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の受光部へ光信号を照射する前記第2の向きで接続される前記光ケーブルの第2のコネクタが、複数の光伝送路を介して接続されることと、前記受信側の機器が、送信側の装置における前記複数の光伝送路のいずれかを特定するための識別情報を受信することと、前記受信側の機器が、前記識別情報に基づいて、前記送信側の機器の前記複数の光伝送路のそれぞれと前記受信側の機器の前記複数の光伝送路のそれぞれとを対応付けすることと、前記受信側の機器が、前記対応付けの結果に基づいて、前記送信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれと前記受信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれとの接続状態を切り換えることと、を備える、伝送方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、光伝送を行う機器間の接続において、コネクタの向きを変えても接続が可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係るシステムの構成を示す模式図である。 光送信装置の光コネクタ接続部と光ケーブルの光コネクタ部との接続状態、及び、光受信装置の光コネクタ接続部と光ケーブルの光コネクタ部との接続状態を具体的に示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面へ発光端から光が照射される様子を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面へ発光端から光が照射される様子を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面へ発光端から光が出射される様子を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面へ発光端から光が出射される様子を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面で屈折した光が受光端へ入射する様子を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部の反射面で屈折した光が受光端へ入射する様子を示す模式図である。 受光部で受信した信号の順序情報に基づいて、受光部が受信した信号を並び替える様子の一例を示す模式図である。 スイッチ部による信号順序を切り換える処理の一例を示すフローチャートである。 全ての伝送路のデータに識別信号を重畳した例を示す模式図である。 伝送データがパケットデータの場合のスイッチの動作を示す模式図である。 光送信装置において、2つの発光端に対応して2つの発光部を設けた例を示す模式図である。 光ケーブルの光コネクタ部に光遮光部を設けた例を示す模式図である。 光送信装置の一例として、ディスクプレーヤの構成例を示す模式図である。 光受信装置の一例として、テレビ受信機の構成例を示す模式図である。 光受信装置の一例として、電子機器(スマートフォン)を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態に係るシステムの構成
2.受信した信号の並び替えについて
3.本実施形態の変形例
4.光送信装置の一例であるディスクプレーヤの構成例
5.光受信装置の一例であるテレビ受信機、電子機器(スマートフォン)の構成例
[1.本開示の一実施形態に係るシステムの構成]
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係るシステムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、光送信装置100、光受信装置200、及び光送信装置100と光受信装置200とを接続する光ケーブル300を有して構成されている。
光送信装置100は、光データの発光部110、2つのレンズ120,122、2つの発光端130,132、光コネクタ接続部140を有している。光受信装置200は、2つの受光端210,212、2つのレンズ220,222、受光部230、識別信号検知部240、スイッチ250、光コネクタ接続部260を有している。識別信号検知部240は、光送信装置100から光ケーブル300を通して送られてきた識別信号から、光伝送路の並び順番を検知する。スイッチ250は、識別信号検知部240により光伝送信号の並びが反転していることが検知された場合には、光伝送路の並び順番を入れ替える。
光ケーブル300は、光信号を伝送する為の光伝送路310と、光伝送路310の両端に設けられた光コネクタ部320,330を有している。光コネクタ部320には、発光端130,132からの光を光伝送路310へ導くための反射面322と、反射面322からの光を集光するレンズ324とが設けられている。光コネクタ部330には、光伝送路310からの光が通過するレンズ332と、レンズ332からの光を光受信装置200の受光端210,212へ導くための反射面334とが設けられている。
光送信装置100から光受信装置200へ伝送する映像データ、音声データ及びその他のデータは、光送信装置100の発光部110より光信号S1として出力される。発光部110が光信号として発光した光は、レンズ120,122へ入射する。入射した光はレンズ120,122を通って例えば平行光となり、光コネクタ接続部140に設けられた発光端130,132から光コネクタ部320の反射面322へ出射される。なお、レンズ120と発光端130は一体であっても良く、レンズ122と発光端132は一体であっても良い。
発光端130,132から出射された光信号は、光コネクタ部320の側面から入射し、反射面322によって光伝送路310の光軸方向に屈折させられる。図1に示す光ケーブル300の接続状態では、発光端132から出射された光が反射面322によって光伝送路310の光軸方向へ屈折される。反射面322で反射した光信号は、レンズ324を通って光伝送路310に集光され、光伝送路310を伝送される。光伝送路310から出射した光信号は、レンズ332により例えば平行光とされ、その後、反射面334によって屈折され、光コネクタ部330の側面から出射される。
光コネクタ部330の側面から出射された光信号は、光受信装置200の光コネクタ接続部260内にある受光端210,212へ入射する。図1に示す光ケーブル300の接続状態では、反射面324によって屈折された光は受光端212へ入射する。受光端212へ入射した光は、レンズ222を通って集光され、受光部230で受光される。
図1に示すように、光送信装置100の光コネクタ接続部140には、図面上で上下相対する箇所に2つの発光端130,132が設けられている。従って、光ケーブル300の反射面322が図面上で上下逆向きとされた状態で光ケーブル300と光送信装置100とが接続された場合であっても、発光端130から出射された光が反射面322で屈折して光伝送路310へ導かれる。これにより、ユーザーは、光ケーブル300の向きを考慮することなく、光ケーブル300を光送信装置100へ接続することが可能である。
同様に、光受信装置200の光コネクタ接続部260においても、図面上で上下相対する箇所に2つの受光端210,212が設けられている。従って、光ケーブル300の反射面334が図面上で上下逆向きとされた状態で光ケーブル300と光受信装置200とが接続された場合であっても、レンズ332で屈折された光が反射面334で屈折して受光端210へ導かれる。これにより、ユーザーは、光ケーブル300の向きを考慮することなく、光ケーブル300を光受信装置200へ接続することが可能である。
また、光コネクタ部320と光コネクタ部330は共に同一の構造であるため、光コネクタ部320を光受信装置200の光コネクタ接続部260に接続し、光コネクタ部330を光送信装置100の光コネクタ接続部140に接続したとしても、光送信装置100から光受信装置200へ光信号を伝送することができる。
なお、図1においては、1つの光伝送路310を有する光ケーブル300に対応して、光送信装置100が1つの発光部110、1組の発光端130,132、1組のレンズ120,122を備える構成を示したが、光ケーブル300が複数の光伝送路を備えている場合は、光送信装置100の発光部を複数設け、発光端及びレンズを複数組設けても良い。同様に、図1においては、1つの光伝送路を有する光ケーブル300に対応して、光受信装置200が1つの受光部230、1組の受光端210,212、1組のレンズ220,222を備える構成を示したが、光ケーブル300が複数の光伝送路を備えている場合は、光受信装置200の受光部を複数設け、受光端及びレンズを複数組設けても良い。また、図1では光送信装置100から光受信装置200への単一方向通信を例示しているが、双方向通信であっても良い。また、レンズ120,122は各々発光端130,132の位置に配置されていても良く、レンズ220,222は受光端210,212の位置に配置されていても良い。
図2は、光送信装置100の光コネクタ接続部140と光ケーブル300の光コネクタ部320との接続状態、及び、光受信装置200の光コネクタ接続部260と光ケーブル300の光コネクタ部330との接続状態を具体的に示す模式図である。図2は、光送信装置100から光受信装置200へ複数の光伝送路を介して伝送データが送られる場合の構成を示しており、光伝送路が3つの場合を示している。図2に示す構成において、光ケーブル300は、3つの光伝送路310を備えている。図2に示すように、光送信装置100は基板150を備え、基板150上に光コネクタ接続部140が設けられている。また、基板150上には、基板150の表面に沿って3つの発光端132が配列されている。3つの発光端132は3つの光伝送路310に対応して設けられている。図2では図示を省略するが、図1と同様に、光コネクタ部320を間に介して3つの発光端132と対向する位置には、3つの発光端130が設けられている。
光受信装置200は基板260を備え、基板260上に光コネクタ接続部240が設けられている。また、基板260上には、基板260の表面に沿って3つの受光端212が配列されている。3つの受光端212は3つの光伝送路310に対応して設けられている。図2では図示を省略するが、図1と同様に、光コネクタ接続部240を間に介して3つの受光端212と対向する位置には、3つの受光端210が設けられている。
図2に示す構成によれば、光送信装置100には、3つの光伝送路310に対応して3つの発光端132と3つの発光端130が設けられている。従って、光ケーブル300の光コネクタ部320を上下逆向きにして(180°回転させて)接続したとしても、3つの発光端130から出射された光を光ケーブル300の光伝送路310を介して光受信装置300へ送信することができる。また、光受信装置200には、3つの光伝送路310に対応して3つの受光端212と3つの受光端210が設けられている。従って、光ケーブル300の光コネクタ部330を上下逆向きにして接続したとしても、光ケーブル300の3つの光伝送路310から出射された光を3つの受光端210で受光することができる。
また、上述した構成では、3つの発光端130と3つの発光端132は、基板150に対して上下方向に対向する位置に設けているが、発光端130と発光端132を基板150に対して水平方向に対向する位置に設けても良い。この場合、例えば基板150に対して垂直方向に延在する2つの補助基板を設け、各補助基板の表面に沿って発光端130と発光端132を配列することで、発光端130と発光端132を基板150に対して水平方向に対向する位置に配置することができる。同様に、受光端212と受光端210が基板260に対して水平方向に対向する位置に設けられていても良い。
図3及び図4は、光ケーブル300の光コネクタ部320の反射面322へ発光端132から光が照射される様子を示す模式図である。図3及び図4は、図1に示す状態で光ケーブル300を光送信装置100へ接続した場合を示している。図3に示すように、発光端132から照射された光は、反射面322によって光伝送路310の光軸方向へ屈折される。図4に示すように、反射面322で反射した光信号は、レンズ324を通って光伝送路310に集光され、光伝送路310を伝送される。
また、図5及び図6は、光ケーブル300の光コネクタ部320の反射面322へ発光端130から光が出射される様子を示す模式図である。図5及び図6は、図1に示す状態に対して光ケーブル300を図面上で上下逆向きにして光送信装置100へ接続した場合を示している。図5に示すように、発光端130から出射された光は、反射面322によって光伝送路310の光軸方向へ屈折される。図6に示すように、反射面322で反射した光信号は、レンズ324を通って光伝送路310に集光され、光伝送路310を伝送される。
図7は、光ケーブル300の光コネクタ部330の反射面334で屈折した光が受光端212へ入射する様子を示す模式図である。図7は、図1に示す状態で光ケーブル300を光受信装置200へ接続した場合を示している。図7に示すように、光伝送路310から出射した光信号は、レンズ332により例えば平行光とされ、その後、反射面334によって屈折され、光コネクタ部330の側面から出射され、受光端212へ入射する。
図8は、光ケーブル300の光コネクタ部330の反射面334で屈折した光が受光端210へ入射する様子を示す模式図である。図8は、図1に示す状態に対して光ケーブル300を図面上で上下逆向きにして光受信装置200へ接続した場合を示している。図8に示すように、光伝送路310から出射した光信号は、レンズ332により例えば平行光とされ、その後、反射面334によって屈折され、光コネクタ部330の側面から出射され、受光端210へ入射する。
図3〜図8に示したように、光コネクタ部320,330は、上下逆にして光コネクタ接続部140、光コネクタ接続部260に接続したとしても光信号が伝送される構造を有している。従って、本実施形態によれば、ユーザは光コネクタ部320,330の上下の向きを考慮することなく光送信装置100、光受信装置200へ接続することができるため、ユーザの利便性を大幅に高めることができる。
[2.受信した信号の並び替えについて]
一方、信号を伝送する信号線の本数(光伝送路310の数)が複数の場合、光コネクタ部320,330を逆向きにして接続すると、光送信装置100と光受信装置200との間で、信号線の接続が入れ替わってしまうことが考えられる。例えば、4本の信号線(1)〜(4)が設けられている場合、光送信装置100から出力された、(1),(2),(3),(4)の順に並んでいる信号が、光受信装置200で受信した際に、(4),(3),(2),(1)の順となってしまう場合がある。このような場合、光送信装置100から送られたデータを正しく伝送するため、光受信装置200では、受光部230が受信した信号に基づいて、識別信号検知部240が伝送信号の並び順を検知する。識別信号検知部240は、検知した伝送信号の並び順に基づいてスイッチ切換制御信号をスイッチ250へ出力する。スイッチ250は、スイッチ切換制御信号に基づいて受光部230が受信した信号を並び替える。上述した例では、(4),(3),(2),(1)の順で受信した信号を正しく(1),(2),(3),(4)の順に並べ替える。
図9は、受光部230で受信した信号の順序情報に基づいて、受光部230が受信した信号を並び替える様子の一例を示す模式図である。受光部230が受信した信号が、光送信装置100側で定義した信号の並び順序(順方向)であるか、あるいは逆方向になっているかを検知するため、光送信装置100の第1光伝送路(1)に第1伝送路識別信号を重畳させて光受信装置200側へ送る。図9に示すように、第1光伝送路(1)のみ発光させて第1伝送路識別信号を送り、他の第2〜第5光伝送路は消灯することで信号は送信しない。光受信装置200は、光送信装置100から送信された信号を受光部230にて受光し、識別信号検知部240で第1伝送路識別信号を検知する。識別信号検知部240が第1伝送路識別信号を検知したことを光送信装置100側にフィードバックする機能を有している場合、光受信装置200からの受信フィードバックが光送信装置100側で確認された後、光送信装置100による第1伝送路識別信号を重畳した信号の送信を終了させることができる。つまり、第1伝送路識別信号は、通信開始時に伝送データに重畳して送信するのみで良い。
図9に示す例では、光ケーブル部320に対して光ケーブル部330が上下逆向きとなっているため、識別信号検知部240では、光受信装置200の第5光伝送路(5)で第1伝送路識別信号が検知される。このため、識別信号検知部240は、スイッチ250に対し、第1光伝送路(1)〜第5光伝送路(5)の接続を逆転させるようスイッチ切換制御信号を送る。スイッチ部250は、スイッチ切換信号に基づいて伝送路を切り換える。これにより、図9に示すように、スイッチ部250において入力側の端子(5)が出力側の第1光伝送路(1)へ接続され、入力側の端子(4)が出力側の第2光伝送路(2)へ接続され、入力側の端子(3)が出力側の第3光伝送路(3)へ接続され、入力側の端子(2)が出力側の第4光伝送路(4)へ接続され、入力側の端子(1)が出力側の第5光伝送路(5)へ接続される。これにより、光送信装置100と光受信装置200との間で、第1光伝送路(1)〜第5光伝送路(5)のそれぞれを一致させることができる。
図9に示したように、光送信装置100、光受信装置200、光ケーブル300において、第1光伝送路(1)〜第5光伝送路(5)が一方向に順に並んでいる場合、光ケーブル300を光送信装置100又は光受信装置200へ逆向きに接続すると、光送信装置100と光受信装置200との間で第1光伝送路(1)〜第5光伝送路(5)が逆向きに接続される。この場合、上述のように第1光伝送路(1)のみに第1伝送路識別信号を送ることで、光受信装置200側では光ケーブル300が逆向きに接続されたか否かを検知することが可能である。また、伝送路識別信号は、伝送路の順番が判れば必ずしも第1伝送路(1)から送らなくても良く、第2光伝送路(2)、又は第4光伝送路(4)のみに伝送路識別信号を送ることによっても、光ケーブル300が逆向きに接続されたか否かを検知することが可能である。
図10は、スイッチ部250による信号順序を切り換える処理の一例を示すフローチャートである。先ず、ステップS10では、光送信装置100において、複数の伝送信号路のうちの1番目(第1光伝送路(1))から第1伝送路識別信号を出力する。ステップS12では、ステップ10で第1光伝送路(1)から出力された第1伝送路識別信号を光受信装置200で受信し、識別信号検知部240で検知する。ステップS14では、ステップS12で第1伝送路識別信号を受信した光伝送路と、光受信装置200で予め定義されている第1光伝送路(1)とを比較し、第1伝送路識別信号を受信した伝送路を確認する。
ステップS16では、ステップS12で第1伝送路識別信号を受信した伝送路が、光受信装置200で予め定義されている第1光伝送路(1)と合致するか否かを判定し、合致した場合はステップS18へ進み、合致しない場合はステップS20へ進む。ステップS18では、光受信装置200側でスイッチ部250による伝送路の切り換えを行うことなく、予め定義された光伝送経路の並びを保持する。一方、ステップS20では、図9に示したように、伝送されてくる信号の並びが逆転するようにスイッチ部250で切り替える。ステップS18,S20の後は処理を終了する。
図1において、スイッチ部250は、光スイッチとして受光部230の前段に配置しても良い。また、データ自体に予め信号の内容を定義する識別子(ID)を割り振り、その識別子を認識してスイッチ部250がデータを割り振るようにしても良い。図11は、全ての伝送路のデータに識別信号を重畳した例を示す模式図である。図11に示す例では、光送信装置100側において、第1光伝送路(1)に識別信号(Data a)が重畳され、第2光伝送路(2)に識別信号(Data b)が重畳され、第3光伝送路(3)に識別信号(Data c)が重畳され、第4光伝送路(4)に識別信号(Data d)が重畳され、第5光伝送路(5)に識別信号(Data e)が重畳されている。光受信装置200は、光送信装置100から送信された信号を受光部230にて受光し、識別信号検知部240で各識別信号(Data a,Data b,Data c,Data d,Data e)を検知する。識別信号検知部240では、第1光伝送路(1)で識別信号(Data e)を検知し、第2光伝送路(2)で識別信号(Data d)を検知し、第3光伝送路(3)で識別信号(Data c)を検知し、第4光伝送路(4)で識別信号(Data b)を検知し、第5光伝送路(5)で識別信号(Data a)を検知する。このため、識別信号検知部240は、スイッチ250に対し、第1光伝送路(1)〜第5光伝送路(5)の接続を逆転させるようスイッチ切換制御信号を送る。これにより、図11に示すように、スイッチ部250において入力側の端子(5)が出力側の第1光伝送路(1)へ接続され、入力側の端子(4)が出力側の第2光伝送路(2)へ接続され、入力側の端子(3)が出力側の第3光伝送路(3)へ接続され、入力側の端子(2)が出力側の第4光伝送路(4)へ接続され、入力側の端子(1)が出力側の第5光伝送路(5)へ接続される。これにより、光送信装置100と光受信装置200との間で、第1伝送路(1)〜第5伝送路(5)のそれぞれを一致させることができる。
図12は、伝送データがパケットデータの場合のスイッチ250の動作を示す模式図である。図12に示す例では、光送信装置100側において、第1光伝送路(1)に識別信号(パケットデータa,e,c)が重畳され、第2光伝送路(2)に識別信号(パケットデータb,a,e)が重畳され、第3光伝送路(3)に識別信号(パケットデータb,c,d)が重畳され、第4光伝送路(4)に識別信号(パケットデータe,b,a)が重畳され、第5光伝送路(5)に識別信号(パケットデータc,d,b)が重畳されている。光受信装置200は、光送信装置100から送信された信号を受光部230にて受光し、識別信号検知部240で各識別信号(パケットデータa,b,c,d,e)を検知する。識別信号検知部240は、スイッチ250に対し、パケットデータaを第1光伝送路(1)へ、パケットデータbを第2光伝送路(2)へ、パケットデータcを第3光伝送路(3)へ、パケットデータdを第4光伝送路(4)へ、パケットデータeを第5光伝送路(5)へ送るようスイッチ切替制御信号を送る。これにより、図12に示すように、パケット毎にスイッチの切り換えが行われ、第1光伝送路(1)にはパケットデータaが伝送され、第2光伝送路(2)にはパケットデータbが伝送され、第3光伝送路(3)にはパケットデータcが伝送され、第4光伝送路(4)にはパケットデータdが伝送され、第5光伝送路(5)にはパケットデータeが伝送される。以上のように、伝送データ自体に予め信号の内容を定義する識別子(パケットデータa〜e)を割り振り、その識別子を認識してスイッチ部250がデータを割り振るようにしても良い。
[3.本実施形態の変形例]
図13は、光送信装置100において、2つの発光端130,132に対応して2つの発光部110a,110bを設けた例を示す模式図である。また、光受信装置200においても、2つの受光端210,212に対応して2つの受光部230a,230bを設けている。このように、発光部110及び受光部230は、1つの光伝送路310に対して各々複数設けても良い。また、光送信装置100及び光受信装置200のいずれか一方を図1の構成とし、光送信装置100及び光受信装置200のいずれか他方を図13の構成とすることもできる。
また、図13に示す構成において、光ケーブル300の光コネクタ部320の向きを検知し、使われていない発光部110aの発光を停止させても良い。これにより、光送信装置100内での不要な光反射を防止することができ、且つ消費電力を低減することができる。同様に、光受信装置200においても、光ケーブル300の光コネクタ部330の向きを検知し、使われていない受光部230aの駆動を停止させても良い。
図14は、光ケーブル300の光コネクタ部320に光遮光部340を設けた例を示す模式図である。光遮光部340は、反射面322へ入射する光が通過する領域の反対側に設けられ、発光端130からの光を遮光する。発光端130から出射された光は光ケーブル300へ入射しないため、発光端130からの光を遮光することで、光送信装置100内での不要な光反射を抑止することができる。また、光コネクタ部330においても遮光部350が設けられている。遮光部350は、反射面334で屈折された光が出射されない側に設けられている。これにより、光コネクタ部330における不要な光反射を抑止することができる。
[4.光送信装置の一例であるディスクプレーヤの構成例]
図15は、光送信装置100の一例として、ディスクプレーヤ1011の構成例を示している。このディスクプレーヤ1011は、光コネクタ接続部1011aと、光信号送信部1011bと、を有している。また、このディスクプレーヤ1011は、CPU(Central Processing Unit)1104と、内部バス1105と、フラッシュROM(Read Only Memory)1106と、SDRAM(Synchronous Random Access Memory)1107と、リモコン受信部1108と、リモコン送信機1109を有している。
また、ディスクプレーヤ1011は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)インタフェース1110と、BD(Blu-Ray Disc)ドライブ1111と、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)1112と、ネットワーク端子1113を有している。また、ディスクプレーヤ1011は、MPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダ1115と、グラフィック生成回路1116と、映像出力端子1117と、音声出力端子1118と、HDR処理回路1114を有している。
また、ディスクプレーヤ1011は、表示制御部1121と、パネル駆動回路1122と、表示パネル1123と、電源部1124を有していてもよい。なお、「イーサネット」および「Ethernet」は登録商標である。CPU1104、フラッシュROM1106、SDRAM1107、リモコン受信部1108、SATAインタフェース1110、イーサネットインタフェース1112およびMPEGデコーダ1115は、内部バス1105に接続されている。
CPU1104は、ディスクプレーヤ1011の各部の動作を制御する。フラッシュROM1106は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。SDRAM1107は、CPU1104のワークエリアを構成する。CPU1104は、フラッシュROM1106から読み出したソフトウェアやデータをSDRAM1107上に展開してソフトウェアを起動させ、ディスクプレーヤ1011の各部を制御する。
リモコン受信部1108は、リモコン送信機1109から送信されたリモーコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU1104に供給する。CPU1104は、リモコンコードに従ってディスクプレーヤ1011の各部を制御する。なお、この実施の形態では、ユーザ指示入力部としてリモートコントロール部を示しているが、ユーザ指示入力部は、その他の構成、例えば、スイッチ、ホイール、近接/タッチにより指示入力を行うタッチパネル部、マウス、キーボード、カメラで指示入力を検出するジェスチャ入力部、音声により指示入力を行う音声入力部などであってもよい。
BDドライブ1101は、ディスク状記録メディアとしてのBDディスク(図示せず)に対して、コンテンツデータを記録し、あるいは、このBDからコンテンツデータを再生する。このBDドライブ1111は、SATAインタフェース1110を介して内部バス1105に接続されている。MPEGデコーダ1115は、BDドライブ1111で再生されたMPEG2ストリームに対してデコード処理を行って画像および音声のデータを得る。
グラフィック生成回路1116は、MPEGデコーダ1115で得られた画像データに対して、必要に応じてグラフィックスデータの重畳処理等を行う。映像出力端子1117は、グラフィック生成回路1116から出力される画像データを出力する。音声出力端子1118は、MPEGデコーダ1115で得られた音声データを出力する。
パネル駆動回路1122は、グラフィック生成回路1260から出力される映像(画像)データに基づいて、表示パネル1123を駆動する。表示制御部1121は、グラフィクス生成回路1116やパネル駆動回路1122を制御して、表示パネル1123における表示を制御する。表示パネル1123は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display
Panel)有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成されている。
なお、この実施の形態では、CPU1104の他に表示制御部1121を有する例を示しているが、表示パネル1123における表示をCPU1104が直接制御するようにしてもよい。また、CPU1104と表示制御部1121は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。電源部1124は、ディスクプレーヤ11の各部に電源を供給する。この電源部1124は、AC電源であっても、電池(蓄電池、乾電池)であってもよい。
光信号送信部1011bは、図1の発光部1110に相当し、ベースバンドの画像(映像)と音声のデータを、光コネクタ接続部1011aから送出する。
HDR処理回路1114は、MPEGデコーダ1115で得られた画像データのうち、HDR画像を表示するためのHDR画像データを送信する際に、このHDR画像データを伝送方式に応じた状態に加工処理する。ここで、HDR画像データは、例えば、ディープカラー(Deep Color)の画像フォーマットに準じて構成されるか、あるいは立体画像データフォーマットに準じて構成されるか、あるいはハイフレームレート画像フォーマットに準じて構成される。HDR処理回路1114と光信号送信部1011bは、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。HDR画像データの伝送方式の種類、伝送方式の選択、各方式のパッキングフォーマット等の詳細は後述する。
図15に示すディスクプレーヤ1011の動作を簡単に説明する。記録時には、図示されないデジタルチューナを介して、あるいはネットワーク端子1113からイーサネットインタフェース1112を介して、記録すべきコンテンツデータが取得される。このコンテンツデータは、SATAインタフェース1110に入力され、BDドライブ1111によりBDに記録される。場合によっては、このコンテンツデータは、SATAインタフェース1110に接続された、図示されないHDD(ハードディスクドライブ)に記録されてもよい。
再生時には、BDドライブ1111によりBDから再生されたコンテンツデータ(MPEGストリーム)は、SATAインタフェース1110を介してMPEGデコーダ1115に供給される。MPEGデコーダ1115では、再生されたコンテンツデータに対してデコード処理が行われ、ベースバンドの画像および音声のデータが得られる。画像データは、グラフィック生成回路1116を通じて映像出力端子1117に出力される。また、音声データは、音声出力端子1118に出力される。
また、再生時には、MPEGデコーダ1115で得られた画像データが、ユーザ操作に応じて、グラフィック生成回路1116を通じてパネル駆動回路1122に供給され、表示パネル1123に再生画像が表示される。また、MPEGデコーダ1115で得られた音声データが、ユーザ操作に応じて、図示しないスピーカに供給され、再生画像に対応した音声が出力される。
また、この再生時に、MPEGデコーダ1115で得られた画像および音声のデータを送信する場合には、これら画像および音声のデータは、光信号送信部1011bに供給されてパッキングされ、この光信号送信部1011bから光コネクタ接続部1011aに出力される。
なお、画像データがHDR画像データである場合には、このHDR画像データは、HDR処理回路1114により、選択された伝送方式に応じた状態に加工処理された後に、光信号送信部1011bに供給される。また、再生時に、BDドライブ1111で再生されたコンテンツデータをネットワークに送出する際には、このコンテンツデータは、イーサネットインタフェース1112を介して、ネットワーク端子1113に出力される。ここで、画像データを出力する前に、著作権保護技術、例えばHDCP、DTCP、DTCP+などを用いて暗号化してから伝送してもよい。
[5.光受信装置の一例であるテレビ受信機、電子機器(スマートフォン)の構成例]
図16は、光受信装置100の一例として、テレビ受信機1012の構成例を示している。このテレビ受信機1012は、光コネクタ接続部1012aと、光信号受信部1012bと、HDR処理回路1204とを有している。また、テレビ受信機1012は、アンテナ端子1205と、デジタルチューナ1206と、MPEGデコーダ1207と、映像信号処理回路1208と、グラフィック生成回路1209と、パネル駆動回路1210と、表示パネル1211とを有している。
また、テレビ受信機1012は、音声信号処理回路1212と、音声増幅回路1213と、スピーカ1214と、内部バス1220と、CPU1221と、フラッシュROM1222と、SDRAM(Synchronous Random Access Memory)1223とを有している。また、テレビ受信機1012は、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)1224と、ネットワーク端子1225と、リモコン受信部1226と、リモコン送信機1227とを有している。また、テレビ受信機1012は、表示制御部1231と、電源部1232を有している。なお、「イーサネット」および「Ethernet」は登録商標である。
アンテナ端子1205は、受信アンテナ(図示せず)で受信されたテレビ放送信号を入力する端子である。デジタルチューナ1206は、アンテナ端子1205に入力されたテレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームから、パーシャルTS(Transport Stream)(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)を抽出する。
また、デジタルチューナ1206は、得られたトランスポートストリームから、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を取り出し、CPU1221に出力する。デジタルチューナ1206で得られた複数のトランスポートストリームから任意のチャネルのパーシャルTSを抽出する処理は、PSI/SI(PAT/PMT)から当該任意のチャネルのパケットID(PID)の情報を得ることで可能となる。
MPEGデコーダ1207は、デジタルチューナ1206で得られる映像データのTSパケットにより構成される映像PES(Packetized Elementary Stream)パケットに対してデコード処理を行って画像データを得る。また、MPEGデコーダ1207は、デジタルチューナ1206で得られる音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理を行って音声データを得る。
映像信号処理回路1208およびグラフィック生成回路1209は、MPEGデコーダ1207で得られた画像データ、あるいは光信号受信部1012bで受信された画像データに対して、必要に応じてスケーリング処理(解像度変換処理)、グラフィックスデータの重畳処理、HDR画像データのガンマ補正等を行う。
パネル駆動回路1210は、グラフィック生成回路1209から出力される映像(画像)データに基づいて、表示パネル1211を駆動する。表示制御部1231は、グラフィクス生成回路1209やパネル駆動回路1210を制御して、表示パネル1211における表示を制御する。表示パネル1211は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display
Panel)、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成されている。
なお、この実施の形態では、CPU1221の他に表示制御部1231を有する例を示しているが、表示パネル1211における表示をCPU1221が直接制御するようにしてもよい。また、CPU1221と表示制御部1231は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。電源部1232は、テレビ受信機12の各部に電源を供給する。この電源部1232は、AC電源であっても、電池(蓄電池、乾電池)であってもよい。
音声信号処理回路1212はMPEGデコーダ1207で得られた音声データに対してD/A変換等の必要な処理を行う。音声増幅回路1213は、音声信号処理回路1212から出力される音声信号を増幅してスピーカ1214に供給する。なお、スピーカ1214は、モノラルでもステレオでもよい。また、スピーカ1214は、1つでもよく、2つ以上でもよい。また、スピーカ1214は、イヤホン、ヘッドホンでもよい。また、スピーカ1214は、2.1チャネルや、5.1チャネルなどに対応するものであってもよい。また、スピーカ1214は、テレビ受信機12と無線で接続してもよい。また、スピーカ1214は、他機器であってもよい。
CPU1221は、テレビ受信機1012の各部の動作を制御する。フラッシュROM1222は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。DRAM1223は、CPU1221のワークエリアを構成する。CPU1221は、フラッシュROM1222から読み出したソフトウェアやデータをSDRAM1223上に展開してソフトウェアを起動させ、テレビ受信機1012の各部を制御する。
リモコン受信部1226は、リモコン送信機1227から送信されたリモーコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU1221に供給する。CPU1221は、このリモコンコードに基づいて、テレビ受信機1012の各部を制御する。なお、この実施の形態では、ユーザ指示入力部としてリモートコントロール部を示しているが、ユーザ指示入力部は、その他の構成、例えば、近接/タッチにより指示入力を行うタッチパネル部、マウス、キーボード、カメラで指示入力を検出するジェスチャ入力部、音声により指示入力を行う音声入力部などであってもよい。
ネットワーク端子1225は、ネットワークに接続する端子であり、イーサネットインタフェース1224に接続される。CPU1221、フラッシュROM1222、SDRAM1223、イーサネットインタフェース1224、MPEGデコーダ1207および表示制御部1231は、内部バス1220に接続されている。
光信号受信部1012bは、光ケーブル1300を介して光コネクタ接続部1012aに供給されるベースバンドの画像(映像)と音声のデータを受信する。
HDR処理回路1204は、光信号受信部1012bで受信された画像データが、HDR画像データである場合には、そのHDR画像データに対して、伝送方式に対応した処理(デコード処理)を行って、HDR画像データを生成する。すなわち、このHDR処理回路1204は、上述したディスクプレーヤ1011のHDR処理回路1114とは逆の処理を行って、HDR画像データを構成するデータを取得する。HDR処理回路1204と光信号受信部1012b、またはHDR処理回路1204と映像信号処理回路1208は、1つのチップになっていても、複数コアであってもよい。
また、このHDR処理回路1204は、HDR画像の下位8ビットの画像データで構成される第1のデータおよびHDR画像の上位ビットの画像データで構成される第2のデータから、あるいはHDR画像の上位8ビットの画像データで構成される第1のデータおよびHDR画像の下位ビットの画像データで構成される第2のデータから、HDR画像データを生成する演算を行う。
なお、例えば、受信されたコンテンツデータをネットワークに送出する際には、このコンテンツデータは、イーサネットインタフェース1224を介して、ネットワーク端子1225に出力される。ここで、画像データを出力する前に、著作権保護技術、例えばHDCP、DTCP、DTCP+などを用いて暗号化してから伝送してもよい。
図16に示すテレビ受信機1012の動作を簡単に説明する。アンテナ端子1205に入力されたテレビ放送信号はデジタルチューナ206に供給される。このデジタルチューナ1206では、テレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームが出力され、トランスポートストリームから、パーシャルTS(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)が抽出され、当該パーシャルTSはMPEGデコーダ1207に供給される。
MPEGデコーダ1207では、映像データのTSパケットにより構成される映像PESパケットに対してデコード処理が行われて映像データが得られる。この映像データは、映像信号処理回路1208およびグラフィック生成回路1209において、必要に応じて、スケーリング処理(解像度変換処理)、グラフィックスデータの重畳処理等が行われた後に、パネル駆動回路1210に供給される。そのため、表示パネル1211には、ユーザの選択チャネルに対応した画像が表示される。
また、MPEGデコーダ1207では、音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理が行われて音声データが得られる。この音声データは、音声信号処理回路1212でD/A変換等の必要な処理が行われ、さらに、音声増幅回路1213で増幅された後に、スピーカ1214に供給される。そのため、スピーカ1214から、ユーザの選択チャネルに対応した音声が出力される。
また、ネットワーク端子1225からイーサネットインタフェース1224に供給されるコンテンツデータ(画像データ、音声データ)は、MPEGデコーダ1207に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル1211に画像が表示され、スピーカ1214から音声が出力される。
また、光信号受信部1012bでは、光コネクタ接続部1012aに光ケーブル300を介して接続されているディスクプレーヤ1011から送信されてくる、画像データおよび音声データが取得される。画像データは、HDR処理回路1204を介して映像信号処理回路1208に供給される。また、音声データは、直接、音声信号処理回路1212に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル1211に画像が表示され、スピーカ1214から音声が出力される。
なお、光信号受信部1012bで受信された画像データがHDR画像データである場合には、HDR処理回路1204において、当該HDR画像データに対して伝送方式に対応した処理(デコード処理)が行われ、HDR画像データが生成される。そして、HDR処理回路1204から映像信号処理部1208には、HDR画像データが供給される。また、映像信号処理回路1208では、HDR画像データが供給される場合には、HDR画像データに基づいて、HDR画像を表示するための画像データが生成され、光信号受信部1012bで受信したガンマ補正情報に基づきガンマ補正が行われる。そのため、表示パネル1211には、HDR画像が表示される。
なお、図16に示すテレビ受信機1012は光受信装置200の一例であって、光受信装置200は、図17に示すような電子機器2000(スマートフォン)であっても良い。電子機器2000は、光コネクタ接続部260と、画像を表示する表示パネル1211と、音声を出力するスピーカ1214と、操作ボタン2100を備えている。表示パネル1211、及びスピーカ1214に関連する構成要素は、図16と同様に構成することができる。また、図2に示した基板260は、電子機器2000の内部において、表示パネル1211の表示面と平行に配置される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1) 光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、
前記光ケーブルを介して光信号を伝送するために発光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定位置に光信号を照射する第1の発光部と、
前記光ケーブルを介して光信号を伝送するため発光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記所定領域に光信号を照射する第2の発光部と、
を備える、光送信装置。
(2) 前記第2の発光部は、前記第1の発光部に対して、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、前記(1)に記載の光送信装置。
(3) 複数の伝送路を用いて光信号を伝送し、
前記第1及び第2の発光部は、前記複数の伝送路に対応して複数設けられる、前記(1)に記載の光送信装置。
(4) 前記複数の第1の発光部のそれぞれと、前記複数の第2の発光部のそれぞれとが、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、前記(3)に記載の光送信装置。
(5) 前記第2の向きは、前記コネクタの着脱方向を回転軸とした場合に、前記コネクタが前記第1の向きに対して180°回転された向きである、前記(1)に記載の光送信装置。
(6) 電子部品が実装される基板を備え、前記複数の第1の発光部又は前記複数の第2の発光部は、前記基板の表面に沿って配列される、前記(3)に記載の光送信装置。
(7) 前記第1の発光部及び前記第2の発光部は、前記コネクタの着脱方向と直交する方向から前記所定領域に向けて光信号を照射する、前記(1)に記載の光送信装置。
(8) 前記所定領域は、前記発光部から照射された光信号を前記光ケーブルの光伝送路に向けて屈折させる反射面である、前記(1)に記載の光送信装置。
(9) 前記複数の第1の発光部の少なくとも1つ又は前記複数の第2の発光部の少なくとも1つは、発光により前記複数の伝送路のいずれかを特定するための識別信号を伝送させる、前記(3)に記載の光通信装置。
(10) 光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、
前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定領域から光信号を受光する第1の受光部と、
前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記コネクタの前記所定領域から光信号を受光する第2の受光部と、
を備える、光受信装置。
(11) 前記第2の受光部は、前記第1の受光部に対して、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、前記(10)に記載の光受信装置。
(12) 複数の伝送路を用いて光信号が伝送され、
前記第1及び第2の受光部は、前記複数の伝送路に対応して複数設けられる、前記(10)に記載の光送信装置。
(13) 前記複数の第1の受光部のそれぞれと、前記複数の第2の受光部のそれぞれとが、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられ、前記第2の向きは、前記コネクタの着脱方向を回転軸として前記コネクタが前記第1の向きに対して180°回転された向きである、前記(10)に記載の光受信装置。
(14) 電子部品が実装される基板を備え、前記複数の第1の受光部又は前記複数の第2の受光部は、前記基板の表面に沿って配列される、前記(12)に記載の光受信装置。
(15) 前記第1の受光部及び前記第2の受光部は、前記コネクタの着脱方向と直交する方向から光を受光する、前記(10)に記載の光受信装置。
(16) 前記所定領域は、前記光ケーブルの光伝送路から伝送された光信号を前記受光部に向けて屈折させる反射面である、前記(10)に記載の光信装置。
(17) 受信した前記光信号に基づいて画像を表示する表示部、又は、受信した前記光信号に基づいて音声を出力する音声出力部を備える、前記(10)に記載の光受信装置。
(18) 前記複数の第1の受光部の少なくとも1つ又は前記複数の第2の受光部の少なくとも1つは、送信側の装置における前記複数の伝送路のいずれかを特定するための識別信号を受光し、
前記識別信号を検知して前記送信側の装置の前記複数の伝送路のそれぞれと自装置の前記複数の伝送路のそれぞれとを対応付けする識別信号検知部と、
前記識別信号検知部における前記対応付けの結果に基づいて、前記送信側の装置の前記複数の伝送路のそれぞれと自装置の前記複数の伝送路のそれぞれとの接続状態を切り換えるスイッチ部を備える、前記(12)に記載の光受信装置。
(19) 光信号が伝送される光伝送路と、
前記伝送路の末端に装着され、送信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第1のコネクタ部と、
前記伝送路の末端に装着され、受信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第2のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部に設けられ、前記第1のコネクタ部が第1の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第1の発光部から照射された光信号を前記伝送路に向けて屈折させ、前記第1のコネクタ部が第2の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第2の発光部から照射された光信号を前記伝送路に向けて屈折させる第1の反射面と、
前記第2のコネクタ部に設けられ、前記第2のコネクタ部が第1の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第1の受光部に向けて屈折させ、前記第2のコネクタ部が第2の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第2の受光部に向けて屈折させる第2の反射面と、
を備える、光ケーブル。
(20) 第1及び第2の発光部を有する送信側の機器の光コネクタ接続部に対して、第1の発光部から光信号を受光する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の発光部から光信号を受光する前記第2の向きで接続される光ケーブルの第1のコネクタが、複数の伝送路を介して接続されることと、
第1及び第2の受光部を有する受信側の機器の光コネクタ接続部に対して、前記第1の受光部へ光信号を照射する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の受光部へ光信号を照射する前記第2の向きで接続される前記光ケーブルの第2のコネクタが、複数の伝送路を介して接続されることと、
前記受信側の機器が、送信側の装置における前記複数の伝送路のいずれかを特定するための識別情報を受信することと、
前記受信側の機器が、前記識別情報に基づいて、前記送信側の機器の前記複数の伝送路のそれぞれと前記受信側の機器の前記複数の伝送路のそれぞれとを対応付けすることと、
前記受信側の機器が、前記対応付けの結果に基づいて、前記送信側の装置の前記複数の伝送路のそれぞれと前記受信側の装置の前記複数の伝送路のそれぞれとの接続状態を切り換えることと、
を備える、光伝送方法。
100 光通信装置
130,132 発光端
140 光コネクタ接続部
200 光受信装置
210,212 受光端
240 識別信号検知部
250 スイッチ
260 光コネクタ接続部
300 光ケーブル
310 光伝送路
320.330 光コネクタ部
322,334 反射面
1211 表示パネル
1214 スピーカ
2000 電子機器

Claims (20)

  1. 光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、
    前記光ケーブルを介して光信号を伝送するために発光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定領域に光信号を照射する第1の発光部と、
    前記光ケーブルを介して光信号を伝送するため発光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記所定領域に光信号を照射する第2の発光部と、
    を備える、光送信装置。
  2. 前記第2の発光部は、前記第1の発光部に対して、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、請求項1に記載の光送信装置。
  3. 複数の光伝送路を用いて光信号を伝送し、
    前記第1及び第2の発光部は、前記複数の光伝送路に対応して複数設けられる、請求項1に記載の光送信装置。
  4. 前記複数の第1の発光部のそれぞれと、前記複数の第2の発光部のそれぞれとが、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、請求項3に記載の光送信装置。
  5. 前記第2の向きは、前記コネクタの着脱方向を回転軸とした場合に、前記コネクタが前記第1の向きに対して180°回転された向きである、請求項1に記載の光送信装置。
  6. 電子部品が実装される基板を備え、前記複数の第1の発光部又は前記複数の第2の発光部は、前記基板の表面に沿って配列される、請求項3に記載の光送信装置。
  7. 前記第1の発光部及び前記第2の発光部は、前記コネクタの着脱方向と直交する方向から前記所定領域に向けて光信号を照射する、請求項1に記載の光送信装置。
  8. 前記所定領域は、前記発光部から照射された光信号を前記光ケーブルの光伝送路に向けて屈折させる反射面である、請求項1に記載の光送信装置。
  9. 前記複数の第1の発光部の少なくとも1つ又は前記複数の第2の発光部の少なくとも1つは、発光により前記複数の光伝送路のいずれかを特定するための識別信号を伝送させる、請求項3に記載の光送信装置。
  10. 光ケーブルのコネクタが装着される光コネクタ接続部と、
    前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが第1の向きで装着された場合に、前記コネクタの所定領域から光信号を受光する第1の受光部と、
    前記光ケーブルを介して伝送された光信号を受光し、前記コネクタが前記第1の向きとは異なる第2の向きで接続された場合に、前記コネクタの前記所定領域から光信号を受光する第2の受光部と、
    を備える、光受信装置。
  11. 前記第2の受光部は、前記第1の受光部に対して、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられる、請求項10に記載の光受信装置。
  12. 複数の光伝送路を用いて光信号が伝送され、
    前記第1及び第2の受光部は、前記複数の光伝送路に対応して複数設けられる、請求項10に記載の光受信装置。
  13. 前記複数の第1の受光部のそれぞれと、前記複数の第2の受光部のそれぞれとが、前記光コネクタ接続部を間に介して対称となる位置に設けられ、前記第2の向きは、前記コネクタの着脱方向を回転軸として前記コネクタが前記第1の向きに対して180°回転された向きである、請求項12に記載の光受信装置。
  14. 電子部品が実装される基板を備え、前記複数の第1の受光部又は前記複数の第2の受光部は、前記基板の表面に沿って配列される、請求項12に記載の光受信装置。
  15. 前記第1の受光部及び前記第2の受光部は、前記コネクタの着脱方向と直交する方向から光を受光する、請求項10に記載の光受信装置。
  16. 前記所定領域は、前記光ケーブルの光伝送路から伝送された光信号を前記受光部に向けて屈折させる反射面である、請求項10に記載の光受信装置。
  17. 受信した前記光信号に基づいて画像を表示する表示部、又は、受信した前記光信号に基づいて音声を出力する音声出力部を備える、請求項10に記載の光受信装置。
  18. 前記複数の第1の受光部の少なくとも1つ又は前記複数の第2の受光部の少なくとも1つは、送信側の装置における前記複数の光伝送路のいずれかを特定するための識別信号を受光し、
    前記識別信号を検知して前記送信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれと自装置の前記複数の光伝送路のそれぞれとを対応付けする識別信号検知部と、
    前記識別信号検知部における前記対応付けの結果に基づいて、前記送信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれと自装置の前記複数の光伝送路のそれぞれとの接続状態を切り換えるスイッチ部を備える、請求項12に記載の光受信装置。
  19. 光信号が伝送される光伝送路と、
    前記光伝送路の末端に装着され、送信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第1のコネクタ部と、
    前記光伝送路の末端に装着され、受信側の機器の光コネクタ接続部と装着される第2のコネクタ部と、
    前記第1のコネクタ部に設けられ、前記第1のコネクタ部が第1の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第1の発光部から照射された光信号を前記光伝送路に向けて屈折させ、前記第1のコネクタ部が第2の向きで前記送信側の機器に装着された場合に、前記送信側の機器の第2の発光部から照射された光信号を前記光伝送路に向けて屈折させる第1の反射面と、
    前記第2のコネクタ部に設けられ、前記第2のコネクタ部が第1の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記光伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第1の受光部に向けて屈折させ、前記第2のコネクタ部が第2の向きで前記受信側の機器に装着された場合に、前記光伝送路から伝送された光信号を前記受信側の機器の第2の受光部に向けて屈折させる第2の反射面と、
    を備える、光ケーブル。
  20. 第1及び第2の発光部を有する送信側の機器の光コネクタ接続部に対して、第1の発光部から光信号を受光する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の発光部から光信号を受光する前記第2の向きで接続される光ケーブルの第1のコネクタが、複数の光伝送路を介して接続されることと、
    第1及び第2の受光部を有する受信側の機器の光コネクタ接続部に対して、前記第1の受光部へ光信号を照射する第1の向き又は前記第1の向きとは異なる第2の向きであって前記第2の受光部へ光信号を照射する前記第2の向きで接続される前記光ケーブルの第2のコネクタが、複数の光伝送路を介して接続されることと、
    前記受信側の機器が、送信側の装置における前記複数の光伝送路のいずれかを特定するための識別情報を受信することと、
    前記受信側の機器が、前記識別情報に基づいて、前記送信側の機器の前記複数の光伝送路のそれぞれと前記受信側の機器の前記複数の光伝送路のそれぞれとを対応付けすることと、
    前記受信側の機器が、前記対応付けの結果に基づいて、前記送信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれと前記受信側の装置の前記複数の光伝送路のそれぞれとの接続状態を切り換えることと、
    を備える、光伝送方法。
JP2014129107A 2014-06-24 2014-06-24 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法 Active JP6299480B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014129107A JP6299480B2 (ja) 2014-06-24 2014-06-24 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法
PCT/JP2015/002432 WO2015198517A1 (en) 2014-06-24 2015-05-13 Optical transmitter, optical receiver, optical cable and light transmission method
RU2016149622A RU2677977C2 (ru) 2014-06-24 2015-05-13 Оптическое устройство передачи, оптическое устройство приема, оптический кабель и способ передачи света
CN201580032350.9A CN106461886B (zh) 2014-06-24 2015-05-13 光学发送机、光学接收机、光学线缆以及光传输方法
KR1020167035060A KR102460190B1 (ko) 2014-06-24 2015-05-13 광 전송기, 광 수신기, 광 케이블 및 광 전송 방법
EP15725900.3A EP3161537A1 (en) 2014-06-24 2015-05-13 Optical transmitter, optical receiver, optical cable and light transmission method
US15/313,276 US9800337B2 (en) 2014-06-24 2015-05-13 Optical transmitter, optical receiver, optical cable and light transmission method
SG11201610739QA SG11201610739QA (en) 2014-06-24 2015-05-13 Optical transmitter, optical receiver, optical cable and light transmission method
BR112016029663A BR112016029663A2 (pt) 2014-06-24 2015-05-13 ?transmissor óptico, receptor óptico, cabo óptico, e, método para transmissão de luz?

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014129107A JP6299480B2 (ja) 2014-06-24 2014-06-24 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016009058A JP2016009058A (ja) 2016-01-18
JP6299480B2 true JP6299480B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=53274780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014129107A Active JP6299480B2 (ja) 2014-06-24 2014-06-24 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9800337B2 (ja)
EP (1) EP3161537A1 (ja)
JP (1) JP6299480B2 (ja)
KR (1) KR102460190B1 (ja)
CN (1) CN106461886B (ja)
BR (1) BR112016029663A2 (ja)
RU (1) RU2677977C2 (ja)
SG (1) SG11201610739QA (ja)
WO (1) WO2015198517A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018204864A1 (en) 2017-05-04 2018-11-08 Go!Foton Holding, Inc. Cable termination assembly
US11703651B2 (en) 2018-11-02 2023-07-18 Go!Foton Holdings, Inc. Cable termination assembly with disengagement prevention structures
US11531170B2 (en) * 2018-11-28 2022-12-20 Go!Foton Holdings, Inc. Intelligent patch panel
WO2021164027A1 (zh) * 2020-02-21 2021-08-26 Oppo广东移动通信有限公司 一种mimo通信方法及系统、接收节点
EP4118476A4 (en) * 2020-03-09 2024-04-17 Go Foton Holdings Inc SMART PANEL SYSTEM

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4953929A (en) * 1989-07-21 1990-09-04 International Business Machines Fiber optic connector assembly and adapter for use therewith
US5420954A (en) 1993-05-24 1995-05-30 Photonics Research Incorporated Parallel optical interconnect
JP2000147333A (ja) 1998-11-18 2000-05-26 Sony Corp 光ファイバ用コネクタとこれを利用した光送受信装置
US6280100B1 (en) * 1998-12-30 2001-08-28 Mcdonnell Douglas Corporation Fiber optic connector with micro-alignable sensing fiber and associated fabrication method
WO2001043195A1 (en) * 1999-12-10 2001-06-14 Teraconnect, Inc. Security mapping and auto reconfiguration
JP2001324649A (ja) * 2000-03-09 2001-11-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 大口径光ファイバ用のアクティブ光コネクタ
JP3925134B2 (ja) * 2001-09-28 2007-06-06 ソニー株式会社 光送受信器
JP2005195804A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Fuji Xerox Co Ltd 光接続構造
JP2007240866A (ja) 2006-03-08 2007-09-20 Fuji Xerox Co Ltd 光コネクタ
JP2008292962A (ja) 2007-05-28 2008-12-04 Fujikura Ltd 光コネクタ固定構造および光コネクタ
US7726885B2 (en) * 2007-10-29 2010-06-01 Fujikura Ltd. Optical connector having a fitting protrusion or fitting recess used for positioning
JP2009134262A (ja) * 2007-10-29 2009-06-18 Fujikura Ltd 光コネクタ
JP2010276688A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Olympus Corp 光源装置
JP5158039B2 (ja) 2009-08-31 2013-03-06 日立電線株式会社 レンズ付き光路変換光ブロックを用いた光トランシーバ並びに光アクティブケーブル
US9239440B2 (en) * 2010-11-09 2016-01-19 Corning Incorporated Receptacle ferrules with monolithic lens system and fiber optic connectors using same
CN102436434A (zh) * 2011-10-13 2012-05-02 深圳桑菲消费通信有限公司 一种i/o接口设计方法

Also Published As

Publication number Publication date
BR112016029663A2 (pt) 2017-08-22
CN106461886B (zh) 2019-03-15
RU2016149622A3 (ja) 2018-11-16
KR102460190B1 (ko) 2022-10-31
RU2677977C2 (ru) 2019-01-22
US9800337B2 (en) 2017-10-24
JP2016009058A (ja) 2016-01-18
US20170195051A1 (en) 2017-07-06
RU2016149622A (ru) 2018-06-21
CN106461886A (zh) 2017-02-22
SG11201610739QA (en) 2017-01-27
EP3161537A1 (en) 2017-05-03
KR20170021244A (ko) 2017-02-27
WO2015198517A1 (en) 2015-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6299480B2 (ja) 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法
US11716189B2 (en) Interface circuit and information processing system
US9358459B2 (en) Information processing device, display device, and information processing system
JP6589875B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
JP6299481B2 (ja) 光送信装置、光受信装置、光ケーブル及び光伝送方法
WO2017179600A1 (ja) コネクタ、電子機器および電子機器の制御方法
JP6927201B2 (ja) 電子機器および電子機器の電力供給方法
CN103797785A (zh) 电视装置和遥控器
US10477269B2 (en) Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, and reception method
WO2016052185A1 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
JPWO2019135353A1 (ja) コネクタ、電子機器および電子機器の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6299480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151