JP6298392B2 - バン詰め作業計画作成装置及びバン詰め作業計画作成方法 - Google Patents

バン詰め作業計画作成装置及びバン詰め作業計画作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、貨物をコンテナに積載するレイアウトを決定するバン詰め作業計画を作成するバン詰め作業計画作成装置及びバン詰め作業計画作成方法に関する。
貨物の搬送方法として、貨物をコンテナに積載して搬送する方法がある。ここで、1つの出荷場所から貨物を搬送する場合、複数種類の貨物を1つのコンテナに積載することで、効率よく貨物を搬送することができる。複数種類の貨物をコンテナに積載する場合の貨物の積載位置や積載順序を決定する装置が提案されている(特許文献1参照)。また、コンテナ内での貨物と貨物との位置に基づいて、積付け状態を評価する方法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2013−67448号公報 特開2007−314270号公報
ここで、複数のコンテナ分の貨物を出荷する場合があるが、全ての貨物が準備できてからコンテナへの積載を行うと、積載作業を短い時間で行う必要が生じ、コンテナへの積載前の貨物を保管するために必要なスペースが大きくなる。しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の方法で積載レイアウトを決定しても、事前にコンテナへの積載作業ができない場合がある。また、特許文献1や特許文献2に記載の方法で設定した貨物の積載レイアウトの作成方法には改善の余地がある。
本発明は、効率よく積荷を積載することが可能で、作業負担が集中することを抑制できるバン詰め作業計画を作成するバン詰め作業計画作成装置及びバン詰め作業計画作成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のコンテナに積荷を積載する位置を計画するバン詰め作業計画作成装置であって、複数種類の前記コンテナの情報を含むコンテナデータと、前記コンテナに積載する積荷の情報を含む積荷データと、を有する記憶部と、前記積荷データに基づいて、前記積荷の積載順を示す積載順リストを作成する積載順リスト作成部と、前記積荷データと前記コンテナデータに基づいて、前記積荷を積載する前記コンテナの組み合わせを決定し、決定した前記コンテナに前記積荷を前記積載順リストの順番で積載する位置を決定するレイアウト作成部と、前記レイアウト作成部で作成した前記積荷の前記コンテナへの積載位置を評価するレイアウト評価部と、を有し、前記積荷データは、前記積荷の在庫数を示す情報を含み、前記積載順リスト作成部は、積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が高い積荷を、前記積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が低い積荷よりも先に積載する設定とすることを特徴とする。
ここで、前記レイアウト作成部は、前記積荷データに基づいて算出した前記積荷の総容積と、在庫の前記積荷の総容積と、を用いて、複数種類の前記コンテナの組み合わせを決定し、決定した前記コンテナの組み合わせに対して、前記積荷データの全ての前記積荷を積載するレイアウトを作成し、前記レイアウト評価部は、前記積荷データの全ての前記積荷を積載でき、かつ、在庫のある前記積荷だけが積載される前記コンテナの数が最も多くなる前記コンテナの組み合わせを抽出し、前記レイアウト作成部は、抽出した前記コンテナの組み合わせで、前記積載順リストを変更して、前記積荷の積載位置を決定する処理を繰り返し実行することが好ましい。
また、前記レイアウト評価部は、在庫で積載可能な積荷のみが積載される前記コンテナが多いほど評価値を高くすることが好ましい。
また、前記レイアウト作成部で作成された前記コンテナと前記コンテナに積載する前記積荷との関係を示すバン詰め作業計画の画面を作成する画面作成部を有し、前記画面作成部は、前記レイアウト評価部で評価値が最も高いバン詰め作業計画の画面を出力することが好ましい。
また、前記レイアウト評価部は、積載位置を決定した前記積荷が、積載位置に積載可能な位置かを判定することが好ましい。
また、前記レイアウト評価部は、積載位置を決定した前記積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された前記積荷の3つ以上の隅と接しており、かつ、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接している場合、積載可能であると判定し、積載位置を決定した前記積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された前記積荷の3つ以上の隅と接しない、または、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合、積載不可と判定することが好ましい。
また、前記レイアウト評価部は、前記積荷の単位面積当たりの荷重である有効荷重が閾値以下である場合、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合も積載可能と判定することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数種類のコンテナの情報を含むコンテナデータと、前記コンテナに積載する積荷の情報を含む積荷データと、を記憶し、複数のコンテナに積荷を積載する位置を計画するバン詰め作業計画作成方法であって、前記積荷データに基づいて、前記積荷の積載順を示す積載順リストを作成する積載順リスト作成ステップと、前記積荷データと前記コンテナデータに基づいて、前記積荷を積載する前記コンテナの組み合わせを決定するコンテナ決定ステップと、決定した前記コンテナに前記積荷を前記積載順リストの順番で積載する位置を決定するレイアウト作成ステップと、作成した前記積荷の前記コンテナへの積載位置を評価するレイアウト評価ステップと、を有し、前記積荷データは、前記積荷の在庫数を示す情報を含み、前記積載順リスト作成ステップは、積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が高い積荷を、前記積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が低い積荷よりも先に積載する設定とし、積載順を決定することを特徴とする。
本発明は、効率よく積荷を積載することが可能で、作業負担が集中することを抑制できるバン詰め作業計画を作成することができるという効果を奏する。
図1は、バン詰め作業計画作成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、コンテナデータの一例を示す説明図である。 図3は、コンテナデータの入力画面の一例を示す説明図である。 図4は、積荷データの一例を示す説明図である。 図5は、バン詰め作業計画作成装置により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、コンテナの組み合わせの決定処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、コンテナの組み合わせの決定処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、積載順リストの作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、レイアウトの決定処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、レイアウトの評価処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、レイアウトの評価処理を説明するための説明図である。 図12は、レイアウトの評価処理を説明するための説明図である。 図13は、レイアウトの評価処理を説明するための説明図である。 図14は、レイアウトの評価処理を説明するための説明図である。 図15は、レイアウトの評価処理を説明するための説明図である。 図16は、レイアウトの評価処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、バン詰め作業計画を説明するための説明図である。 図18は、バン詰め作業計画を説明するための説明図である。 図19は、バン詰め作業計画に基づいて作成した画面の一例を示す説明図である。 図20は、バン詰め作業計画に基づいて作成した画面の一例を示す説明図である。 図21は、バン詰め作業計画に基づいて作成した画面の一例を示す説明図である。 図22は、バン詰め作業計画に基づいて作成した画面の一例を示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。さらに、この実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、本実施形態では、積荷もコンテナも直方体である。
図1は、バン詰め作業計画作成装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、バン詰め作業計画作成装置100は、表示部110と、入力部120と、通信部130と、媒体読取部140と、制御部150と、記憶部160とを備える。
表示部110は、液晶パネルまたは有機EL(Organic Electro‐Luminescence)パネル等の表示装置を有し、制御部150から送信される制御信号に基づいて、文字、記号、および図形等の各種情報を表示する。入力部120は、キーボードやマウス等の入力装置を有し、利用者が入力装置に対して行った操作に対応する信号(表示部110に表示されるポインタの位置など)を制御部150へ出力する。通信部130は、所定の通信プロトコルに基づいて、他の装置との間での情報の送受信を制御する。媒体読取部140は、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード等の可搬の非一過的(non‐transitory)な記憶媒体からプログラムやデータを読み取る。
制御部150は、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)151と、記憶装置であるメモリ152とを備え、これらのハードウェア資源を用いてプログラムを実行することによって各種の機能を実現する。
具体的には、制御部150は、記憶部160に記憶されているプログラム(例えば、バン詰め作業計画作成プログラム161)を読み出してメモリ152に展開し、メモリ152に展開されたプログラムに含まれる命令をCPU151に実行させる。そして、制御部150は、CPU151による命令の実行結果に応じて、メモリ152および記憶部160に対してデータの読み書きを行ったり、表示部110への情報の出力及び通信部130による通信等の動作を制御したりする。
記憶部160は、磁気記憶装置または半導体記憶装置等の不揮発性を有する記憶装置を備え、各種のプログラムおよびデータを記憶する。記憶部160に記憶されるプログラムには、バン詰め作業計画作成プログラム161が含まれる。記憶部160に記憶されるデータには、コンテナデータ163、積荷データ164、条件データ166及び画面テンプレートデータ167が含まれる。記憶部160は、パラメータ記憶部の一例である。
図1において記憶部160が記憶するプログラム又はデータの全体または一部は、媒体読取部140が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。あるいは、図1において記憶部160が記憶するプログラム又はデータの全体または一部は、通信部130による通信によって他の装置から取得されてもよい。例えば、バン詰め作業計画作成装置100は、コンテナデータ163、積荷データ164、条件データ166及び画面テンプレートデータ167が書き込まれた記憶媒体を、媒体読取部140により読み取って、記憶部160に格納してもよい。あるいは、バン詰め作業計画作成装置100は、通信部130による通信によって、コンテナデータ163、積荷データ164、条件データ166及び画面テンプレートデータ167を他の装置から取得して、記憶部160に格納してもよい。
バン詰め作業計画作成プログラム161は、出荷計画に基づいて、出荷計画に含まれる積荷を積載するコンテナの組み合わせを決定する。また、バン詰め作業計画作成プログラム161は、積荷を積むコンテナを決定し、コンテナ内において積荷を載置する位置を決定する。このように、バン詰め作業計画作成プログラム161は、出荷計画に含まれる積荷とコンテナの積載位置とが対応付けられ、それぞれの積荷をコンテナのどこに積むかを示すバン詰め作業計画を作成する機能を有する。ここで、出荷計画は、発送元の複数の貨物つまりコンテナに積載して搬送する積荷を、1つの目的地に搬送する計画である。ここで、発送元の貨物は、出荷可能な貨物、例えば、在庫として発送元の倉庫に載置されている貨物や、出荷可能になっていない貨物、例えば生産中の貨物、発送元に搬送中の貨物等が含まれる。
バン詰め作業計画作成プログラム161は、実行されることで積載順リスト作成部161aと、レイアウト作成部161bと、レイアウト評価部161cと、画面作成部161dと、の機能を実現する。積載順リスト作成部161aは、出荷計画の複数の積荷のコンテナ積載位置を検討する順番を決定し、積荷と当該積荷の積載順が対応付けられたリストを作成する。レイアウト作成部161bは、積載順リストに基づいて順番に積荷を積載するコンテナの位置を決定し、コンテナのどの位置にどの積荷を積載するかを決定し、コンテナ内の積荷のレイアウトを作成する。レイアウト評価部161cは、レイアウト作成部161bで決定したコンテナ内における積荷の位置に積荷が積載可能かを評価する。また、レイアウト評価部161cは、レイアウト作成部161bで作成した全ての積荷をコンテナに積載したレイアウトを評価する。画面作成部161dは、各種情報を入力するための画面や、作成したバン詰め作業計画の各情報に対応した画面を作成する。バン詰め作業計画作成プログラム161の各部については、バン詰め作業計画作成装置100の動作の説明とともにより詳細に説明する。
コンテナデータ163は、積荷を積載可能なコンテナの各種情報が記憶されている。図2は、コンテナデータの一例を示す説明図である。図3は、コンテナデータの入力画面の一例を示す説明図である。コンテナデータ163は、図2に示すコンテナデータリスト200のようにコンテナID、コンテナの種類、高さ、幅、長さを含む。コンテナデータ163は、全てのコンテナの各種情報がコンテナIDに対応付けられて記憶される。また、コンテナデータ163は、各コンテナが使用可能であるかの情報をさらに含めてもよいし、使用可能なコンテナのみ含めるようにしてもよい。これにより、それぞれの種類、大きさ(容積)のコンテナの個数がわかる。また、コンテナデータ163は、図3に示す画面210を表示した状態で各種項目が入力される。制御部150は、入力された情報に基づいてコンテナデータ163を作成する。利用者は、ウインドウ212の各欄に情報を入力することでコンテナの名称(種類)や形状の情報を入力することができる。また、ウインドウ214は、コンテナの内部に積載することができる補用品箱の情報を入力する欄である。
積荷データ164は、出荷計画の積荷のデータが記憶されている。つまり、積荷データ164には、出荷計画に含まれる全ての積荷の情報が含まれる。図4は、積荷データの一例を示す説明図である。積荷データ164は、図4に示す積荷データリスト220を記憶している。積荷データリスト220は、積荷の種類毎に、出荷計画番号、図番、箱の大きさの種類(単品)、箱の大きさの種類(ロット)、積載種フラグ(補用品フラグ、製品の場合0、補用品箱の場合1)、積載数量(積載する数量)、在庫数量、L(長さ寸法、mm)、W(幅寸法、mm)、H(高さ寸法、mm)、単品重量(kg)、ロット積みの場合の各種寸法であるロットのL、ロットのW、ロットのH(mm)、ロット積みの場合の単位数量であるロットに含まれる数量、ロット積みの場合の重量であるロットの重量(kg)、回転可否のフラグである箱の回転可否(回転不可の場合0、回転可能な場合1)、利用者が積荷の種類同士を特別に対応付ける場合に同じ数値を入力する項目である最適化フラグが含まれる。なお、積荷データリスト220に含める情報はこれに限定されない。また、積荷データ164は、積荷または積荷の種類ごとに、大きさ(高さ、長さ、幅)と出荷する数量、在庫の数量の情報を含んでいればよい。
条件データ166は、バン詰め作業計画作成プログラム161を実行する際に使用する各種条件が記憶されている。条件データ166は、バン詰め作業計画を作成する際に使用する制約条件や評価基準が記憶されている。制約条件としては、コンテナ内で積荷の積載位置を決める際の条件(例えば、コンテナの所定の方向、扉から遠い奥側の一方の隅に寄せて積荷を配置する)、積荷の上に積荷を積載する場合に積載の可否を判定する条件が含まれる。また評価基準は、評価関数や、評価関数の係数の値が記憶されている。
画面テンプレートデータ167は、各種入力画面、出力画面の画面テンプレート、画面のフレームが記憶されている。つまり、画面テンプレートデータ167は、コンテナのデータや積荷データを入力する際の画面情報や、バン詰め作業計画作成プログラム161を実行して作成されたバン詰め作業計画を表示部110に表示させたり、紙面に出力したりする画面のテンプレート、フレームが記憶されている。
図5から図16を用いて、バン詰め作業計画作成装置100により実行される処理について説明する。図5は、バン詰め作業計画作成装置により実行される処理の流れを示すフローチャートである。まず図5を用いて、処理全体の流れを説明する。ここで、図5に示す処理は、制御部150が、例えば、利用者の操作に応じて、記憶部160からバン詰め作業計画作成プログラム161を読み込み、バン詰め作業計画作成プログラム161を起動することにより実行される。
制御部150は、まず、コンテナデータ163と積荷データ164とから、出荷積荷データ(出荷計画に対応する積荷データ)とコンテナデータ(対応する出荷計画で使用可能なコンテナデータ)を取得する(ステップS12)。
次に、制御部150は、コンテナの組み合わせを設定し(ステップS14)、積載順リストを作成する(ステップS16)。コンテナの組み合わせとは、各種類のコンテナの使用個数の情報である。また、積載順リストは、出荷計画の積荷にコンテナに積載する順番を設定した情報である。なお、コンテナの組み合わせの決定と、積載順リストの作成は、並行して行っても、図5とは逆の順序で行ってもよい。
制御部150は、コンテナの組み合わせを決定し、積載順リストを作成した場合、レイアウトを作成し(ステップS18)、レイアウトを評価する(ステップS20)。つまり、各積荷をコンテナのどこに積載するかを示す情報であるレイアウトを決定し、決定したレイアウトを評価する。ここで、レイアウトの評価は、コンテナに積荷が積載できたか、在庫の積荷が積載されたコンテナが何本あるか等が基準となる。
制御部150は、レイアウトを評価したら、演算終了かを判定する(ステップS22)、つまり収束条件を満たすかを判定する。収束条件としては、評価値が閾値以上の高い評価の値になったか、繰り返し計算が規定の回数を超えたか、演算時間が規定の時間を超えたか、全ての組み合わせを評価したか、評価の結果が変わらない結果が一定回数繰り返されたか等で判定する。
制御部150は、演算終了ではない(ステップS22でNo)と判定した場合、ステップS14に戻り、ステップS14からステップS20の処理を行う。この時、制御部150は、コンテナの組み合わせ、積載順リスト、レイアウト作成の条件の少なくとも1つを変更して計算を行う。制御部150は、このように条件を変更して繰り返しレイアウトを作成し、評価を行うことで、評価が高いレイアウトを抽出する。
制御部150は、演算終了である(ステップS22でYes)と判定した場合、評価が最も高かった、または予め設定した基準を満たすレイアウトをバン詰め作業計画として出力する(ステップS24)。
次に、図6及び図7を用いて、ステップS14のコンテナの組み合わせの決定処理について説明する。ここで、図6及び図7は、コンテナの組み合わせの決定処理の流れを示すフローチャートである。制御部150は、ステップS14のコンテナの組み合わせで図6の処理を実行する。
制御部150は、コンテナの組み合わせが設定済みかを判定する(ステップS30)。コンテナの組み合わせの設定とは、採用する可能性のあるコンテナの組み合わせと、その組み合わせの優先順位の設定である。コンテナの組み合わせの設定は、最初のコンテナの組み合わせの設定処理時に実行される。
制御部150は、コンテナの組み合わせを設定していない(ステップS30でNo)と判定した場合、コンテナ組み合わせ決定処理を行う(ステップS32)。
次に、図7を用いて、コンテナ組み合わせ決定処理について説明する。また、以下のコンテナの組み合わせの決定処理については、具体的な一例として、容積の異なる3種類のコンテナの組み合わせを決定する場合の処理を合わせて説明する。ここで、第1コンテナの容積をU、本数をL、第2コンテナの容積をV、本数をM、第3コンテナの容積をW、本数をNとする。3種類のコンテナは、例えば、40FtHCコンテナ、40Ftコンテナ、20Ftコンテナの3種類である。
制御部150は、出荷計画の積荷の総容積(計画総容積)V及び在庫がある積荷の総容積(在庫総容積)Vsを算出する(ステップS40)。積荷の総容積(在庫総容積)Vsは、各積荷の種類について、在庫数量か積載数量のどちらか小さい方にその単体容積を乗じた値を算出し、全積荷の種類の算出結果の和で算出することができる。
次に、制御部150は、計画総容積Vと、組み合わせたコンテナのコンテナ総容積Vcと、使用可能なコンテナと、極小性の条件とに基づいて、コンテナの組み合わせを算出する(ステップS42)。制御部150は、仮に組み合わせたコンテナの本数に基づいて、コンテナ総容積Vcを算出し、そのコンテナ総容積Vcと、計画総容積Vと、極小性の条件とに基づいて組み合わせを決定する。具体的には、コンテナ総容積VcをVc=L×U+M×V+N×Wとし、全コンテナの平均充填率の最大値に対する制限値をRとし、全コンテナの平均充填率の最小値に対する制限値をrとしたとき、Vc×R≧V、Vc×r<Vとなり、かつ極小性の条件を満たすL、M、Nの組み合わせを全て算出する。極小性の条件とは、(L,M,N)について、L,M,Nのいずれか1以上であるようなものについて、その値よりさらに−1するとVc×R≧Vを満たさなくなる条件である。ここで、全コンテナの平均充填率とは、コンテナ総容積Vcと計画総容積Vの比であるVc/Vである。
次に、制御部150は、組み合わせたコンテナ総容積Vcと、在庫総容積Vsと極小性の条件とに基づいてコンテナの組み合わせを算出する(ステップS44)。具体的には、Vc×R≧Vsを満たし、(L,M,N)について、L,M,Nのいずれか1以上であるようなものについて、その値よりさらに−1するとVc×R≧Vを満たさなくなる(L´、M´、N´)を全て算出する。
次に、制御部150は、ペナルティ値が最も大きいコンテナの組み合わせとそのペナルティ値を算出する(ステップS46)。(L、M、N)の組み合わせについて、L≦L、L≦L´であり、M≦M、M≦M´であり、N≦N、N≦N´であるL、M、Nを求め、L+M+N=Psが最大となるL、M、Nを求める。
次に、制御部150は、コンテナの各組み合わせについて評価値を算出し、組み合わせに順序を設定する(ステップS48)。評価値は、評価関数Hで求めることができる。評価関数Hは、例えば、平均的な充填率が高く、在庫だけで詰められると期待されるコンテナが多いものほど,小さい値をもつ関数を用いることができる。
H=(Vc/V)×(a×L+b×M+c×N)+ρ×Ps
(a,b,c,ρは、非負の定数)
ここで、a、b、cとしては、第1コンテナの使用本数1本あたりのペナルティ値p_u、第2コンテナの使用本数1本あたりのペナルティ値p_v、第3コンテナの使用本数1本あたりのペナルティ値p_wを用いることができる。この場合、評価値の値が小さいほど評価が高くなる。また、制御部150は、評価が高い順に順序を設定すればよい。
次に、制御部150は、順序に基づいてコンテナの組み合わせについて決定する(ステップS50)。具体的には、制御部150は、優先順位が最も高い、評価値が最もよい評価であるコンテナの組み合わせを、最初の評価対象のコンテナの組み合わせに決定する。
制御部150は、コンテナの組み合わせが設定済みである(ステップS30でYes)と判定した場合、積荷を積載できたかを判定する(ステップS34)。ここで、コンテナの組み合わせが設定済みである場合、決定したコンテナの組み合わせでレイアウト作成を少なくとも1回行っている。制御部150は、コンテナの組み合わせで行ったレイアウト作成で積荷を全て積載できたか、つまり積荷を全て積載できるレイアウトを作成できたかを判定する。
制御部150は、積荷を積載できた(ステップS34でYes)と判定した場合、そのまま本処理を終了する。つまり、コンテナの組み合わせをそのままとする。制御部150は、積荷を積載できていない(ステップS34でNo)と判定した場合、順序に基づいて次のコンテナの組み合わせに決定する(ステップS36)。つまり、現状のコンテナの組み合わせの次の優先度に設定されているコンテナの組み合わせを、レイアウトを作成する対象のコンテナの組み合わせとする。
次に、図8を用いて、積載順リストの作成処理について説明する。図8は、積載順リストの作成処理の流れを示すフローチャートである。
制御部150は、積載順リストが作成済みかを判定する(ステップS60)。制御部150は、積載順リストを作成していない(ステップS60でNo)と判定した場合、積荷データ164を用いて、積載順リストの作成を開始する。制御部150は、まず、積荷データ164の積荷(全ての積荷)を、積荷の製品ごと(積荷の種類ごと)に計画数に対する在庫の割合を算出し記憶する。記憶した情報は、積載順リストの作成の際の並び替えに用いる。
次に、制御部150は、記憶した情報に基づいて製品順に並び替え、優先順位に基づいて、同じサイズの製品の順番を並び替えて、積載順リストを作成する(ステップS64)。ここで、優先順位は、積荷のパラメータとパラメータに対して設定した各種条件に基づいて、設定する。制御部150は、以上のようにして、積載順リストを作成し、またパラメータと優先順位との関係を決定する。ここで、積荷のパラメータには、積荷の製品ごとの計画数に対する在庫の割合や、在庫の割合を整数化した値を含むことができる。また、在庫の割合を整数化した値の場合、割合が1未満の場合(つまり、在庫より計画数の方が多い場合)0、割合が1以上の場合(つまり、計画数より在庫の方が多い場合)1とする。
また、制御部150は、積載順リストが作成済みである(ステップS60でYes)と判定した場合、積載順リストを変更するかを判定する(ステップS66)。制御部150は、積載順リストを変更しない(ステップS66でNo)と判定した場合、本処理を終了する。制御部150は、例えば、現状の積載順リストで再度計算するフラグが発生している場合、積載順リストを変更しないと判定する。
制御部150は、積載順リストを変更する(ステップS66でYes)と判定した場合、評価値があるかを判定する(ステップS68)。制御部150は、評価値があるか否かで、全ての積荷を積載できるレイアウトを作成しているかを判定する。つまり、全ての積荷を積載できるコンテナの組み合わせを探索している段階か、全ての積荷を積載できるコンテナの組み合わせを検出し、積荷の積載位置を最適化している段階かを判定する。
制御部150は、評価値がある(ステップS68でYes)と判定した場合、評価値が悪化しているかを判定する(ステップS70)。直近の評価値が、その前の評価値よりも悪い評価になっているかを判定する。
制御部150は、評価値が悪化している(ステップS70でYes)と判定した場合、積載順リストを直近のリストに戻す(ステップS72)。つまり、評価値が悪化する前の積載順リストを評価対象のリストとする。
制御部150は、評価値がない(ステップS68でNo)または評価値が悪化していない(ステップS70でNo)と判定した場合、パラメータの優先順位を変更し、変更した優先順位に基づいて製品間の並び順を変更し、新たな積載順リストとする(ステップS74)。優先順位の対象のパラメータとしては、例えば、体積、底面積、高さ、奥行、幅、重さ、回転可否等がある。体積は、大きいほど順位を高くする。底面積は、大きいほど順位を高くする。高さは、高いほど順位を高くする。奥行は、長いほど順位を高くする。幅は、長いほど順位を高くする。重さは、重いほど順位を高くする。回転可否は、回転不可のものの優先順位を高くする。
次に、図9を用いて、レイアウトの決定処理について説明する。図9は、レイアウトの決定処理の流れを示すフローチャートである。制御部150は、積載対象の積荷を特定する(ステップS80)。具体的には、積載順リストに基づいて、積載位置が決定しておらず、かつ、リストの順位が最も高い積荷を積載対象の積荷とする。
制御部150は、積荷を特定したら、積載するコンテナを決定し、そのコンテナのレイアウトを取得する(ステップS82)。コンテナは、優先度が設定されている。制御部150は、積載するコンテナとして積載位置の判定を行っていないコンテナの中で優先度が最も高いコンテナを積載するコンテナとする。また、コンテナのレイアウトは、積載対象の積荷より前にコンテナに対する積載位置が決定された積荷の積載位置の情報を含む。
次に、制御部150は、積載位置を決定する処理を行う(ステップS84)。ここで、制御部150には、例えば、コンテナ内で積載候補位置を列挙する方法が与えられている。制御部150は、レイアウト、つまり積載位置が決定した他の積荷が配置されたコンテナ内の空間で、与えられた方法に従い、前記積荷を積載できる位置を探索し、検出した位置を積載位置とする。制御部150は、回転可能な積荷の場合、向きを回転させて積載位置の探索も行う。制御部150は、積荷の上も積載位置として決定することができる。
制御部150は、積載位置を決定する処理を行ったら、積載位置があったかを判定する(ステップS86)。つまり、コンテナ内に積荷を積載することができたかを判定する。制御部150は、積載位置がない(ステップS86でNo)、つまりコンテナ内に積荷を積載できる空間が検出できなかった場合、コンテナ変更可能かを判定する(ステップS88)。つまり、制御部150は、積載するコンテナとして積載位置の判定を行っていないコンテナがあるかを判定する。
制御部150は、コンテナを変更可能である(ステップS88でYes)と判定した場合、ステップS82に戻り、積載するコンテナを変更し、ステップS82以降の処理を行う。制御部150は、コンテナを変更可能ではない(ステップS88でNo)と判定した場合、新たなコンテナが追加可能かを判定する(ステップS90)。また、制御部150は、追加した新しいコンテナでも積荷を積載できない場合、追加した新しいコンテナとは別の種類のコンテナを追加可能か判定する。制御部150は、別の種類のコンテナを追加可能と判定した場合、その前に追加した新しいコンテナは削除する。制御部150は、新たなコンテナを追加できる(ステップS90でYes)と判定した場合、ステップS82に戻り、新たなコンテナを追加して、ステップS82以降の処理を行う。ここで、制御部150は、新たなコンテナに対して、例えば容積に基づいて優先順位を設定する。制御部150は、新たなコンテナを追加できない(ステップS90でNo)と判定した場合、全ての積荷を積載できない条件であるとし、本処理を終了する。
また、制御部150は、積載位置あり(ステップS86でYes)と判定した場合、積載可否判定を行う(ステップS92)。積載可否判定とは、決定した積載位置が制約条件を満たしているかを判定する処理である。積載可否判定については後述する。制御部150は、積載可否判定を行ったら、積載可否判定の結果が積載可能であるかを判定する(ステップS94)。
制御部150は、積載可否判定の結果が積載不可である(ステップS94でNo)と判定した場合、ステップS84に戻り、積載位置を再度決定する。制御部150は、積載可否判定の結果が積載可能である(ステップSS94でYes)と判定した場合、レイアウトデータを上書きし(ステップS96)、積荷と決定した積載位置とを対応付けた情報を含むレイアウトを作成する。
制御部150は、レイアウトのデータを上書きしたら、次の積荷があるかを判定する(ステップS98)。つまり制御部150は、出荷計画の全ての積荷の積載位置を決定したかを判定する。制御部150は、次の積荷がある(ステップS98でYes)と判定した場合、ステップS80に戻り、次の積載対象の積荷の積載位置を決定する。制御部150は、次の積荷がない(ステップS98でNo)、つまり全ての積荷の積載位置を決定したと判定した場合、本処理を終了する。
次に、図10から図15を用いて、図9のステップS92の積載可否判定について説明する。図10は、レイアウトの評価処理の流れを示すフローチャートである。図11から図15は、それぞれレイアウトの評価処理を説明するための説明図である。
制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さ以下であるかを判定する(ステップS102)。制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さより重い(ステップS102でNo)と判定した場合、ステップS109に進む。制御部150は、重さを判定することで、軽い積荷の上に重い積荷が積載されることを抑制できる。
制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さ以下である(ステップS102でYes)と判定した場合、積荷の底面の接触面積(下層に配置された積荷と接触している面積)が閾値以上か判定する(ステップS104)。つまり、積荷の底面の浮いている領域が100%−閾値であるかを判定する。ここで、閾値としては、積荷の底面の総面積の70%が例示される。なお、70%は一例であり、異なる割合でもよい。制御部150は、積荷の底面の接触面積が閾値以上かを判定することで、落下しやすい状態で支持されているか否かを判定する。また、積荷の底面の接触面積が閾値以上かを判定することに代えて、積荷の支持状態によって働くモーメントの釣り合いを計算し、モーメントの釣り合いに基づいて判定してもよい。制御部150は、積荷の底面の接触面積が閾値未満である(ステップS104でNo)と判定した場合、ステップS109に進む。
制御部150は、積荷の底面の接触面積が閾値以上である(ステップS104でYes)と判定した場合、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あり、かつ、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅があるかを判定する(ステップS106)。具体的には、図11に示すように、積荷240の底面の縁から距離L1の点線242と、底面の縁とで囲まれる範囲244を判定の基準とする。ここで、距離L1としては、50mmが例示される。なお、50mmは一例であり、異なる値でもよい。
制御部150は、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あり、かつ、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅がある(ステップS106でYes)と判定した場合、積載可能と判定する(ステップS108)。例えば、図12に示すように積荷240は、底面が、コンテナの1つ下の層に積載された、下層積荷250、252、254、256の上面と接する位置が積載位置に決定されている。下層積荷250は、積荷240の底面の長手方向に下層積荷252が並んでおり、積荷240の底面の短手方向に下層積荷254、256が並んでいる。図12の積載位置では、積荷240の底面の範囲が、下層積荷250の隅260、262と、下層積荷254の隅264と、下層積荷256の隅266と接している。また、範囲244は、一辺に隅260があり、隅260がある辺と対向する辺に隅264、266がある。制御部150は、図12に示す積載位置の場合、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あり、かつ、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅があると判定する。
制御部150は、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ未満である、または、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅がない(ステップS106でNo)と判定した場合、また、ステップS102、ステップS104でNoと判定した場合、対象の積載位置に積載不可と判定する(ステップS109)。例えば、図13に示すように積荷240は、底面が、コンテナの1つ下の層に積載された、下層積荷250a、250b、250cの上面と接する位置が積載位置に決定されている。下層積荷250a、250b、250cは、積荷240の底面の長手方向に並んでいる。図13の積載位置では、積荷240の底面の範囲244が、下層積荷250bの隅260a、262aと、下層積荷250cの隅264aと接している。また、範囲244は、一辺に隅260a、262a、264aがある。制御部150は、図13に示す積載位置の場合、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あるが、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅がないと判定する。
制御部150は、図10の処理を行うことで、図14に示すように、底面280に積荷270が積載され、積荷270の上に積荷272が配置される積載位置に決定した場合でも図10に示す処理の条件を満たさない場合、積載不可となり、図15に示すように、底面280に積荷270と積荷272を水平方向に並んで配置する積載位置とする。図14、図15は、コンテナの側面282と側面284とが接しているコンテナ隅290が形成される。本実施形態の制御部150は、例えば、積荷が側面284側で、かつ、コンテナ隅290側となる位置となるように積載位置を決定する。
次に、図16を用いて、レイアウトの評価処理の他の例について説明する。図16は、レイアウトの評価処理の流れを示すフローチャートである。図16に示す処理のうち、図10に示す処理と同様の処理については、詳細な説明を省略する。
制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さ以下であるかを判定する(ステップS102)。制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さより重い(ステップS102でNo)と判定した場合、ステップS109に進む。
制御部150は、積荷の重さが底面に接する積荷の重さ以下である(ステップS102でYes)と判定した場合、積荷の底面の接触面積が閾値以上であるか判定する(ステップS104)。制御部150は、積荷の底面の接触面積が閾値未満である(ステップS104でNo)と判定した場合、ステップS109に進む。
制御部150は、積荷の底面の接触面積が閾値以上である(ステップS104でYes)と判定した場合、有効荷重が閾値以下であるかを判定する(ステップS120)。ここで、有効荷重は、積荷の重量を、積荷を支持する面積(底面のうちコンテナまたは下層の積荷と接している部分の面積)で割った値である。有効荷重の閾値としては、15kg/mが例示される。制御部150は、有効荷重が閾値以下である(ステップS120でYes)つまり積荷の比重が低いと判定した場合、ステップS108に進む。
制御部150は、有効荷重が閾値よりも大きい(ステップS120でNo)つまり積荷の比重が高いと判定した場合、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あり、かつ、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅があるかを判定する(ステップS106)。
制御部150は、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ以上あり、かつ、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅がある(ステップS106でYes)と判定した場合、また、ステップS120でYesと判定した場合、積載可能と判定する(ステップS108)。
制御部150は、底面の縁から閾値距離以内の範囲に接している積荷の隅が3つ未満である、または、範囲の内、対向する2辺にそれぞれ隅がない(ステップS106でNo)と判定した場合、また、ステップS102、ステップS104でNoと判定した場合、対象の積載位置に積載不可と判定する(ステップS109)。
次に、図17から図22を用いて、バン詰め作業計画作成装置100が作成したバン詰め作業計画の出力の一例について説明する。図17及び図18は、バン詰め作業計画を説明するための説明図である。図19から図22は、それぞれバン詰め作業計画に基づいて作成した画面の一例を示す説明図である。
制御部150は、バン詰め作業計画として、図17に示す作業計画リスト300や、図18に示す作業計画リスト310を作成する。作業計画リスト300は、1つの出荷計画の積荷のリストであり、情報として、積載するコンテナ、在庫だけで詰められる積荷であるか、積荷を識別する図番、ロットか否かのフラグ、積載数量等が含まれる。作業計画リスト310も、1つの出荷計画の積荷のリストであり、出荷位計画番号、箱の大きさの種類(単品)、コンテナ内での積載位置(X座標、Y座標、Z座標)、積荷の大きさ(L、W、H)、ロットか否かのフラグ、Z方向に何段積み上げられるかを示す積み上げ数、何層目に積まれているかを示す層番号の情報が積荷ごとに対応づけられている。
制御部150は、作業計画リスト300、310のデータに基づいて、図19に示す画面320を作成し、表示または出力する。画面320は、出荷計画の積荷の種類毎の情報と、それぞれの種類の積荷をどのコンテナに何個積載するかを示している。項目322は、積荷の種類毎の情報、図番、箱の大きさの種類、数量、形状の情報が記載されている。項目324は、コンテナ毎の積載数量が記載されている。
制御部150は、作業計画リスト300、310のデータに基づいて、図20に示す画面330を作成し、表示または出力する。画面330は、バン詰め作業計画の1つのコンテナ332に積載する積荷334のレイアウトを三次元で表示している。画面330は、同じ種類の積荷は、同じ色で示している。また、表示欄336は、表示する積荷の種類を選択する欄である。制御部150は、表示欄336で表示する積荷の種類を選択することで、一部の種類の積荷の積載位置のみを示すこともできる。
制御部150は、作業計画リスト300、310のデータに基づいて、図21に示す画面350を作成し、表示または出力する。画面350は、バン詰め作業計画の1つのコンテナ332に積載する積荷334のレイアウトを制御部150で設定した層毎に表示している。画面350は、第1層352の積荷のレイアウト、第2層354の積荷のレイアウト、第3層356の積荷のレイアウトを示している。
制御部150は、作業計画リスト300、310のデータに基づいて、図22に示す画面360を作成し、表示または出力する。画面360は、1つのコンテナに積載する積荷の情報、いわゆるパッキングリストを示している。画面360は、積荷の種類毎の情報と、積載個数を示している。
バン詰め作業計画作成装置100は、以上のように処理を行い、バン詰め作業計画を作成する。バン詰め作業計画作成装置100は、積荷の在庫の情報を含み、在庫の情報に基づいて、積載順を設定し、積載する積荷の数に対して在庫の数の割合が高い積荷を、積載する積荷の数に対して在庫の数の割合が低い積荷よりも先に積載することで、在庫で詰められるコンテナをより多くすることができる。これにより、積荷が在庫としてそろう前にバン詰め作業計画を作成することができ、さらに在庫で詰められるコンテナを作成することで、バン詰め作業をより早く始めることができる。
バン詰め作業計画作成装置100は、在庫で詰められるコンテナがより多くなる作業計画の評価を高い評価とすることで、在庫で詰められるコンテナをより多くすることができる。バン詰め作業計画作成装置100は、コンテナの輸送に関わるコストも評価値の基準とすることで、積載容量が異なる複数のコンテナを使い分けて、在庫があるものだけで詰められるコンテナ数をなるべく多くすることができ、かつ、コストの増加も抑制できる。これにより、出荷計画にかかるトータルコスト(コンテナ輸送費と在庫削減)の増加を抑制しつつ、在庫が早く払い出せるようなバン詰め作業計画を作成することができる。
また、バン詰め作業計画作成装置100は、制約条件を設定することでより確実に実施できるバン詰め作業計画を作成することができる。また、荷崩れしにくく、積荷が変形しにくいレイアウトにすることができる。これにより、有効なバン詰め作業計画を作成することができる。
バン詰め作業計画作成装置100は、積載位置を決定した積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された積荷の3つ以上の隅と接しており、かつ、底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接している場合、積載可能であると判定し、積載位置を決定した積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された積荷の3つ以上の隅と接しない、または、底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合、積載不可と判定することで、積荷が変形しにくいレイアウトにすることができる。また、バン詰め作業計画作成装置100は、積荷の有効荷重が閾値以下である場合、底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合も積載可能と判定することで、積荷の変形を抑制しつつ、積載可能な位置をより多くすることができる。
また、制約条件としては、図10、図16に示すように、軽いものの上に重いものを置かない、天面面積が小さいものの上に、それより大きいものを置かない等である。また、積載順リストの設定により、ロットで積む指定があった場合は、そのロットで積載する、積荷に指定がある場合、同一のコンテナに入れるようにする等も制約条件とすることができる。また、コンテナの扉付近では、積荷の長辺がコンテナの長辺に平行になるようにしてもよい。
バン詰め作業計画作成装置100は、同じ大きさの積荷をグループ化することで、同一サイズの積荷をまとめて積載のブロックとして積載可能とする。同じ形状の積荷をブロック化、例えば、20個の場合、5行4列1段、また、5行2列2段とすることで、コンテナに隙間なく積むことが可能となる。また、コンテナに対する断面の充填率が、目標充填率以下であった場合、ブロックでの積載を実行しないように設定することもできる。また、ブロックの容積が、コンテナの総容積の閾値割合(例えば30%)を超えるブロック、また、所定に3つ以上配置されたブロック、が複数ある場合、(回転して)互い違いに並べるようにしてもよい。
また、バン詰め作業計画作成装置100は、回転できるかを積荷のデータで記憶することで、レイアウトをより適切に設定することができる。
なお、上記の実施形態で示した本発明の態様は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、図1に示すバン詰め作業計画作成装置100は、必ずしも物理的及び機能的に図示のごとく構成されていることを要しない。例えば、バン詰め作業計画作成プログラム161は、複数のモジュールに分割されていてもよい。このように、バン詰め作業計画作成装置100の各構成要素の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で物理的又は機能的に分散・統合して構成することができる。
100 バン詰め作業計画作成装置
110 表示部
120 入力部
130 通信部
140 媒体読取部
150 制御部
151 CPU
152 メモリ
160 記憶部
161 バン詰め作業計画作成プログラム
161a 積載順リスト作成部
161b レイアウト作成部
161c レイアウト評価部
161d 画面作成部
163 コンテナデータ
164 積荷データ
166 条件データ
167 画面テンプレートデータ
200 コンテナデータリスト
210 画面
212、214 ウインドウ
220 積荷データリスト
240、270、272、334 積荷
242 点線
244 範囲
250、252、254、256 下層積荷
260、262、264、266 隅
280 底面
282、284、側面
290 コンテナ隅
300、310 作業計画リスト
320、330、350、360 画面
322、324 項目
332 コンテナ
352 第1層
354 第2層
356 第3層
L1 閾値距離

Claims (8)

  1. 複数のコンテナに積荷を積載する位置を計画するバン詰め作業計画作成装置であって、
    複数種類の前記コンテナの情報を含むコンテナデータと、前記コンテナに積載する積荷の情報を含む積荷データと、を有する記憶部と、
    前記積荷データに基づいて、前記積荷の積載順を示す積載順リストを作成する積載順リスト作成部と、
    前記積荷データと前記コンテナデータに基づいて、前記積荷を積載する前記コンテナの組み合わせを決定し、決定した前記コンテナに前記積荷を前記積載順リストの順番で積載する位置を決定するレイアウト作成部と、
    前記レイアウト作成部で作成した前記積荷の前記コンテナへの積載位置を評価するレイアウト評価部と、を有し、
    前記積荷データは、前記積荷の在庫数を示す情報を含み、
    前記積載順リスト作成部は、積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が高い積荷を、前記積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が低い積荷よりも先に積載する設定とすることを特徴とするバン詰め作業計画作成装置。
  2. 前記レイアウト作成部は、前記積荷データに基づいて算出した前記積荷の総容積と、在庫の前記積荷の総容積と、を用いて、複数種類の前記コンテナの組み合わせを決定し、決定した前記コンテナの組み合わせに対して、前記積荷データの全ての前記積荷を積載するレイアウトを作成し、
    前記レイアウト評価部は、前記積荷データの全ての前記積荷を積載でき、かつ、在庫のある前記積荷だけが積載される前記コンテナの数が最も多くなる前記コンテナの組み合わせを抽出し、
    前記レイアウト作成部は、抽出した前記コンテナの組み合わせで、前記積載順リストを変更して、前記積荷の積載位置を決定する処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項1に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  3. 前記レイアウト評価部は、在庫で積載可能な積荷のみが積載される前記コンテナが多いほど評価値を高くすることを特徴とする請求項1または2に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  4. 前記レイアウト作成部で作成された前記コンテナと前記コンテナに積載する前記積荷との関係を示すバン詰め作業計画の画面を作成する画面作成部を有し、
    前記画面作成部は、前記レイアウト評価部で評価値が最も高いバン詰め作業計画の画面を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  5. 前記レイアウト評価部は、積載位置を決定した前記積荷が、積載位置に積載可能な位置かを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  6. 前記レイアウト評価部は、積載位置を決定した前記積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された前記積荷の3つ以上の隅と接しており、かつ、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接している場合、積載可能であると判定し、
    積載位置を決定した前記積荷の底面の縁から閾値以下の距離の範囲が、下方に配置された前記積荷の3つ以上の隅と接しない、または、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合、積載不可と判定することを特徴とする請求項5に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  7. 前記レイアウト評価部は、前記積荷の有効荷重が閾値以下である場合、前記底面の縁の対向する2辺のそれぞれが少なくとも1つの隅と接していない場合も積載可能と判定することを特徴とする請求項6に記載のバン詰め作業計画作成装置。
  8. 複数種類のコンテナの情報を含むコンテナデータと、前記コンテナに積載する積荷の情報を含む積荷データと、を記憶し、複数のコンテナに積荷を積載する位置を計画するバン詰め作業計画作成方法であって、
    前記積荷データに基づいて、前記積荷の積載順を示す積載順リストを作成する積載順リスト作成ステップと、
    前記積荷データと前記コンテナデータに基づいて、前記積荷を積載する前記コンテナの組み合わせを決定するコンテナ決定ステップと、
    決定した前記コンテナに前記積荷を前記積載順リストの順番で積載する位置を決定するレイアウト作成ステップと、
    作成した前記積荷の前記コンテナへの積載位置を評価するレイアウト評価ステップと、を有し、
    前記積荷データは、前記積荷の在庫数を示す情報を含み、
    前記積載順リスト作成ステップは、積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が高い積荷を、前記積載する前記積荷の数に対して前記在庫の数の割合が低い積荷よりも先に積載する設定とし、積載順を決定することを特徴とするバン詰め作業計画作成方法。
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