JP6297476B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオカメラや映画撮影用カメラ、デジタルカメラ、監視用カメラ等の電子カメラに好適な撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
近年、映画撮影用カメラやデジタルカメラでは4K化や8K化が進み、これらのカメラに用いられる撮像レンズについてもより高画素に対応して諸収差が良好に補正された高性能なレンズが求められてきている。
このような映画撮影用カメラを初め、デジタルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラ等の電子カメラに用いられる撮像レンズに関して、特許文献1、2が知られている。特許文献1、2では、いずれも3群構成の撮像レンズが開示されている。
特許第5104084号公報 特開昭63―61213号公報
しかしながら、特許文献1,2の撮像レンズは、F値が小さいレンズであるが、画角2ωが約64°とあまり広くない。また諸収差の補正が十分とは言えない。従って、画角が広く、かつ諸収差が良好に補正された撮像レンズが求められている。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画角が広く、諸収差が良好に補正された撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、および、正または負の屈折力を有する第3レンズ群から実質的になり、第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズを有し、この2枚の正レンズの中の1枚の第1正レンズが最も物体側に配置され、第1正レンズの像側に隣接して3枚の負レンズを連続的に有し、第1レンズ群を像面に対して固定し、第2レンズ群と第3レンズ群を移動させることにより、合焦が行われ、第2レンズ群中で最も像側の正レンズを第2正レンズとし、下記条件式(5)を満足することを特徴とするものである。
なお、下記条件式(5−1)を満足することが好ましい。
−1.7<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.8 …(5)
−1.65<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.9 …(5−1)
ただし、
R2f:第2正レンズの物体側の面の曲率半径
R2r:第2正レンズの像側の面の曲率半径
本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(1)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(1−1)を満足することがより好ましい。
−1.2<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<0 …(1)
−0.8<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<−0.1 …(1−1)
ただし、
R1f:第1正レンズの物体側の面の曲率半径
R1r:第1正レンズの像側の面の曲率半径
また、下記条件式(2)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
−2.5<f1/f3<2.5 …(2)
−1.5<f1/f3<1.5 …(2−1)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(3−1)を満足することがより好ましい。
−1.5<f2/f3<1.2 …(3)
−1.2<f2/f3<1 …(3−1)
ただし、
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(4−1)を満足することがより好ましい。
0.1<f/f23<0.6 …(4)
0.2<f/f23<0.5 …(4−1)
ただし、
f:全系の焦点距離
f23:第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離
また、第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと正レンズを物体側からこの順に接合した第1接合レンズ、正レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズを物体側からこの順に接合した第2接合レンズを有し、下記条件式(6)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
40<νp3−νn3 …(6)
50<νp3−νn3 …(6−1)
ただし、
νp3:第2接合レンズ中の正レンズのd線に対するアッベ数
νn3:第2接合レンズ中の負メニスカスレンズのd線に対するアッベ数
また、下記条件式(7)および(8)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(7−1)および(8)を満足することがより好ましい。
−0.005νd1+2.01≦nd1 …(7)
−0.0059νd1+2.061≦nd1 …(7−1)
νd1<53 …(8)
ただし、
νd1:第1正レンズのd線に対するアッベ数
nd1:第1正レンズのd線に対する屈折率
また、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群と第3レンズ群が近づくように移動するようにしてもよいし、合焦の際に、第2レンズ群、絞り、および、第3レンズ群が一体的に移動するようにしてもよい。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記「〜から実質的になる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記のレンズの面形状や曲率半径や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、および、正または負の屈折力を有する第3レンズ群から実質的になり、第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズを有し、この2枚の正レンズの中の1枚の第1正レンズが最も物体側に配置され、第1正レンズの像側に隣接して3枚の負レンズを連続的に有し、第1レンズ群を像面に対して固定し、第2レンズ群と第3レンズ群を移動させることにより、合焦が行われるものとしたので、画角が広く、諸収差が良好に補正された撮像レンズとすることが可能となる。
また、本発明の撮像装置は、本発明の撮像レンズを備えているため、高画角かつ高画質の画像を取得することができる。
本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例7の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例8の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1の撮像レンズの光路図 本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例4の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例5の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例6の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例7の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例8の撮像レンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図、図9は上記撮像レンズの光路図である。図1、9に示す構成例は、後述の実施例1の撮像レンズの構成と共通である。図1、9は、無限遠物体合焦時のレンズ配置状態を示しており、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の絞りの位置を示すものである。また、図9では軸上光束waおよび最大画角の光束wbも合わせて示している。
図1、9に示すように、この撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、開口絞りSt、および、正または負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなるものである。
この撮像レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1、9では、これらを想定した平行平面板状の光学部材PPをレンズ系と像面Simとの間に配置した例を示している。
第1レンズ群G1は、少なくとも2枚の正レンズを有し、この2枚の正レンズの中の1枚の第1正レンズL11が最も物体側に配置され、第1正レンズL11の像側に隣接して3枚の負レンズL12〜L14を連続的に有する。
また、第1レンズ群G1を像面に対して固定し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3を移動させることにより、合焦が行われるように構成されている。
このように、第1レンズ群G1に負の屈折力を持たせることにより、広角化に有利となる。また、第2レンズ群G2に正の屈折力を持たせることにより、第1レンズ群G1で発生した非点収差の補正に有利となる。また、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間に開口絞りStを配置することにより、合焦時の球面収差の変動を抑えることができる。
また、第1レンズ群G1について、最も物体側に第1正レンズL11を配置することにより、歪曲収差、倍率色収差を補正することができる。その後、連続して3枚の負レンズL12〜L14を配置することにより、収差を抑えながら更に広角化を図ることができる。また、第1正レンズL11の他にさらに1枚の正レンズを配置することにより、第1正レンズL11とあわせて歪曲収差と球面収差のバランス、および倍率色収差と軸上色収差のバランスを取るのが容易になる。
また、合焦時に、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3を移動させることにより、球面収差、非点収差を補正することができる。
本実施形態の撮像レンズにおいては、下記条件式(1)を満足することが好ましい。この条件式(1)は、第1正レンズL11の形を規定するものであり、条件式(1)の下限以下とならないようにすることで、球面収差を抑えることができる。また、条件式(1)の上限以上とならないようにすることで、歪曲収差、倍率色収差の補正を容易にすることができる。なお、下記条件式(1−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−1.2<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<0 …(1)
−0.8<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<−0.1 …(1−1)
ただし、
R1f:第1正レンズの物体側の面の曲率半径
R1r:第1正レンズの像側の面の曲率半径
また、下記条件式(2)を満足することが好ましい。この条件式(2)は、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3の屈折力の比を規定するものであり、条件式(2)の下限以下とならないようにすることで、像面湾曲や倍率色収差を抑えることができる。また、条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、第1レンズ群G1の負の屈折力が弱くなりすぎるのを防ぐことができるため非点収差を抑えることができる、もしくは、第3レンズ群G3の屈折力が強くなりすぎるのを防ぐことができるためレンズ全長を抑えることができる。なお、下記条件式(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−2.5<f1/f3<2.5 …(2)
−1.5<f1/f3<1.5 …(2−1)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。この条件式(3)は、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の屈折力の比を規定するものであり、条件式(3)の下限以下とならないようにすることで、第2レンズ群G2の屈折力が弱くなりすぎるのを防ぐことができるため、非点収差を抑えることができる。また、条件式(3)の上限以上とならないようにすることで、第3レンズ群G3の屈折力が強くなりすぎるのを防ぐことができるため、レンズ全長を抑えることができる、もしくは、第3レンズ群G3で生じる球面収差を抑えることができる。なお、下記条件式(3−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−1.5<f2/f3<1.2 …(3)
−1.2<f2/f3<1 …(3−1)
ただし、
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。この条件式(4)は、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の合成焦点距離を規定するものであり、条件式(4)の下限以下とならないようにすることで、レンズ全長を抑えることができるとともに、前玉径の拡大を抑えることができる。また、条件式(4)の上限以上とならないようにすることで、バックフォーカスの確保が容易になり、さらに球面収差の補正も容易になる。なお、下記条件式(4−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.1<f/f23<0.6 …(4)
0.2<f/f23<0.5 …(4−1)
ただし、
f:全系の焦点距離
f23:第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離
また、第2レンズ群G2中で最も像側の正レンズを第2正レンズ(図1中のレンズL21)とし、下記条件式(5)を満足することが好ましい。この条件式(5)は、第2レンズ群G2の正の屈折力に主に貢献する第2正レンズの形を規定するものであり、条件式(5)の下限以下とならないようにすることで、第2レンズ群G2の屈折力が強くなりすぎるのを防ぐことができ、これにより第1レンズ群G1によって発散された光束の急激な収束を抑えることができるため、球面収差を抑えることができる。また、条件式(5)の上限以上とならないようにすることで、第2レンズ群G2の屈折力が弱くなりすぎるのを防ぐことができるため、非点収差と像面湾曲を抑えることができる。なお、下記条件式(5−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−1.7<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.8 …(5)
−1.65<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.9 …(5−1)
ただし、
R2f:第2正レンズの物体側の面の曲率半径
R2r:第2正レンズの像側の面の曲率半径
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と正レンズL32を物体側からこの順に接合した第1接合レンズ(図1中接合レンズC31)、正レンズL33と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL34を物体側からこの順に接合した第2接合レンズ(図1中接合レンズC32)を有し、下記条件式(6)を満足することが好ましい。第3レンズ群G3に上記のような2組の接合レンズを配置することにより、軸上色収差の補正に有利になる。特に、像側の第2接合レンズについて条件式(6)を満足すれば、各収差の発生量を抑えることができ、特に軸上色収差の良好な補正に有利となる。なお、下記条件式(6−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
40<νp3−νn3 …(6)
50<νp3−νn3 …(6−1)
ただし、
νp3:第2接合レンズ中の正レンズのd線に対するアッベ数
νn3:第2接合レンズ中の負メニスカスレンズのd線に対するアッベ数
また、下記条件式(7)および(8)を満足することが好ましい。この条件式(7)は、像面湾曲および倍率色収差を補正するための条件式であり、第1レンズ群G1の最も物体側に配置される第1正レンズL11について、条件式(7)を満足するような、高屈折率で比較的分散の大きな材料を選択することで、像面湾曲および倍率色収差を補正することができる。また、条件式(8)を満足することで、倍率色収差を抑えることができる。なお、下記条件式(7−1)および(8)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−0.005νd1+2.01≦nd1 …(7)
−0.0059νd1+2.061≦nd1 …(7−1)
νd1<53 …(8)
ただし、
νd1:第1正レンズのd線に対するアッベ数
nd1:第1正レンズのd線に対する屈折率
また、無限遠物体から近距離物体への合焦の際は、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3が近づくように移動するようにしてもよく、これにより、合焦時の収差変動、特に非点収差を補正することができる。また、合焦の際は、第2レンズ群G2、開口絞りSt、および、第3レンズ群G3が一体的に移動するようにしてもよく、これにより、合焦用の機構が簡単になるため、合焦精度を向上させることができる。
また、本撮像レンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
また、図1に示す例では、レンズ系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等をレンズ系と像面Simとの間に配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、もしくは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。
まず、実施例1の撮像レンズについて説明する。実施例1の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図1に示す。なお、図1および後述の実施例2〜8に対応した図2〜8においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の絞りの位置を示すものである。
実施例1の撮像レンズにおいて、第1レンズ群G1は、レンズL11〜L17の7枚のレンズで構成されており、合焦の際に像面に対して固定されるように構成されている。最も物体側に正レンズL11(第1正レンズ)を配置することにより、歪曲収差、倍率色収差を補正することができる。続いて3枚の負レンズL12〜L14を連続して配置することにより、第1レンズ群G1の負の屈折力を物体側に集中させつつ各負レンズの屈折力を抑制できるので、歪曲収差を抑えながら広角化することができる。続いて物体側から2枚目の正レンズL15が配置される。正レンズL11と比較すると軸上マージナル光線の高さが高く、最大画角の主光線の高さが低い。このため、歪曲収差、倍率色収差については正レンズL11のほうが補正効果が高く、球面収差、軸上色収差については正レンズL15の方が補正効果が高い。このような配置とすることで、歪曲収差と球面収差のバランス、および倍率色収差と軸上色収差のバランスを取るのが容易となっている。続いてアッベ数の小さい正レンズL16とアッベ数の大きい負レンズL17からなる接合レンズを配置することにより、負レンズL12〜L14で発生する軸上色収差、倍率色収差を補正している。
第2レンズ群G2は、正レンズL21のみからなる。第2レンズ群G2は第1レンズ群G1による発散光束を収束光束とする主な作用を有する。開口絞りStより物体側に正の屈折力を配することで開口絞りStの有効径を小さく抑えることができるため、絞り機構の小型化に寄与する。
第3レンズ群G3は、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32を接合した接合レンズC31(第1接合レンズ)、両凸形状の正レンズL33と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL34を接合した接合レンズC32(第2接合レンズ)からなる。接合レンズC31は接合面が像側に凹面を向けており、接合面への軸上マージナル光線の入射角が小さいため、高次の球面収差、波長による球面収差の差が発生しにくい。接合レンズC32は接合面が物体側に凹面を向けており、接合面への軸外主光線の入射角が小さいため、非点収差の発生や高い像高で生じることがある倍率色収差の反転(補正過剰)が起きにくい。2つの接合レンズのうち、物体側の接合レンズC31の方が軸上マージナル光線の高さが高く、像側の接合レンズC32の方が最大画角の主光線の高さが高いため、前述の接合面の作用を有効に使うことができる。第3レンズ群G3は全体として正の屈折力を有しており、正の屈折力を第2レンズ群G2と分担することにより、球面収差の補正に有利となる。
実施例1の撮像レンズは、合焦の際に、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3が一体となって物体側に移動する。これにより、合焦用の機構の簡素化を図ることができる。また、全体繰り出しの場合と較べ、収差補正上の利点の他に、合焦用レンズの軽量化が図れるため、オートフォーカス化が容易となる。
実施例1の撮像レンズの基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に、移動面の間隔に関するデータを表3に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜8についても基本的に同様である。なお、以下の表1〜25に示す数値および図10〜17の収差図は、無限遠物体合焦時の全系の焦点距離が1.0となるように規格化されたものである。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、ndの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
ここで、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PPも含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(開口絞り)という語句を記載している。また、表1のレンズデータにおいて、変倍時に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれDD[i]と記載している。このDD[i]に対応する数値は表3に示している。
表2の諸元に関するデータに、無限遠物体合焦時、中間位置物体合焦時、最至近物体合焦時の各々の、角倍率β、バックフォーカスBf´、F値FNo.、全画角2ωの値を示す。
基本レンズデータおよび諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用いているが、その他については規格化をしているため単位はない。
実施例1の撮像レンズの各収差図を図10に示す。なお、図10中の上段左側から順に無限遠物体合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図10中の中段左側から順に中間位置物体合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図10中の下段左側から順に最至近物体合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。球面収差、非点収差、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ実線、長破線、点線で示す。非点収差図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と点線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm) 、g線(波長435.8nm)についての収差をそれぞれ長破線、点線、一点鎖線で示す。球面収差の収差図のFNo.はF値、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
次に、実施例2の撮像レンズについて説明する。実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図2に示す。また、実施例2の撮像レンズの基本レンズデータを表4に、諸元に関するデータを表5に、移動面の間隔に関するデータを表6に、各収差図を図11に示す。実施例2の撮像レンズの各レンズの作用は、実施例1と同様である。実施例2の撮像レンズは、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3が異なる軌跡で物体側に移動する。この際に、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3は近づくように移動する。これにより、フォーカシング時の非点収差の変動を抑えることができる。
次に、実施例3の撮像レンズについて説明する。実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図3に示す。また、実施例3の撮像レンズの基本レンズデータを表7に、諸元に関するデータを表8に、移動面の間隔に関するデータを表9に、各収差図を図12に示す。実施例3の撮像レンズは、正レンズL16と負レンズL17が接合レンズではなく互いに分離している以外は、実施例1と同様である。正レンズL16と負レンズL17を分離することで収差補正の自由度を増やすことができる。
次に、実施例4の撮像レンズについて説明する。実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図4に示す。また、実施例4の撮像レンズの基本レンズデータを表10に、諸元に関するデータを表11に、移動面の間隔に関するデータを表12に、各収差図を図13に示す。実施例4の撮像レンズは、正レンズL16と負レンズL17が接合レンズではなく互いに分離している以外は、実施例2と同様である。正レンズL16と負レンズL17の間隔を大きく取ることにより、正レンズL15の軸外主光線の高さを高くできるため、歪曲収差、倍率色収差の補正に有利となる。
次に、実施例5の撮像レンズについて説明する。実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図5に示す。また、実施例5の撮像レンズの基本レンズデータを表13に、諸元に関するデータを表14に、移動面の間隔に関するデータを表15に、各収差図を図14に示す。実施例5の撮像レンズは、実施例1と比較して、レンズL16を像側に凸面を向けた負メニスカスレンズにしたことで、正レンズを一枚減らすことができるため、レンズ全長を短くするのに有利となる。
次に、実施例6の撮像レンズについて説明する。実施例6の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図6に示す。また、実施例6の撮像レンズの基本レンズデータを表16に、諸元に関するデータを表17に、移動面の間隔に関するデータを表18に、各収差図を図15に示す。実施例6の撮像レンズは、第3レンズ群G3が負の屈折力を有する点、負メニスカスレンズL34の像側に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL35を配した点以外は、実施例1と同様である。第3レンズ群G3を負の屈折力とすることで、開口絞りStに対して第1レンズ群G1と対称に近いパワー配置になるため、歪曲収差、倍率色収差の補正に有利となる。また、正メニスカスレンズL35を追加することで球面収差の補正に有利になる他、レンズ全長も短くすることができる。
次に、実施例7の撮像レンズについて説明する。実施例7の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図7に示す。また、実施例7の撮像レンズの基本レンズデータを表19に、諸元に関するデータを表20に、移動面の間隔に関するデータを表21に、各収差図を図16に示す。実施例7の撮像レンズは、第1レンズ群G1において負レンズL14の像側に隣接して両凹レンズL15と両凸レンズL16による接合レンズを挿入した点、第2レンズ群G2を3枚のレンズから構成した点以外は、実施例1と同様である。第1レンズ群G1に両凹レンズL15と両凸レンズL16による接合レンズを挿入したことにより、倍率色収差の補正に有利となる。また、第2レンズ群G2に両凸レンズL21と両凹レンズL22による接合レンズを配置することにより、フォーカシングによる軸上色収差の変動を抑えるのに有利となる。
次に、実施例8の撮像レンズについて説明する。実施例8の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図8に示す。また、実施例8の撮像レンズの基本レンズデータを表22に、諸元に関するデータを表23に、移動面の間隔に関するデータを表24に、各収差図を図17に示す。実施例8の撮像レンズのレンズ構成は実施例3と同様であるが、最も物体側に配置される正レンズL11と、最も像側に配置された負メニスカスレンズL34の材料を変更したものである。
実施例1〜8の撮像レンズの条件式(1)〜(8)に対応する値を表25に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表25に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上のデータから、実施例1〜8の撮像レンズは全て、条件式(1)〜(8)を満たしており、無限遠物体合焦時の全画角が95°程度以上と画角が広く、諸収差が良好に補正された撮像レンズであることが分かる。
次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図18に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態の撮像レンズを用いた撮像装置の概略構成図を示す。なお、図18では各レンズ群を概略的に示している。この撮像装置としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を記録媒体とするビデオカメラや電子スチルカメラ等を挙げることができる。
図18に示す撮像装置10は、撮像レンズ1と、撮像レンズ1の像側に配置されたローパスフィルタ等の機能を有するフィルタ6と、フィルタ6の像側に配置された撮像素子7と、信号処理回路8とを備えている。撮像素子7は撮像レンズ1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えば、撮像素子7としては、CCDやCMOS等を用いることができる。撮像素子7は、その撮像面が撮像レンズ1の像面に一致するように配置される。
撮像レンズ1により撮像された像は撮像素子7の撮像面上に結像し、その像に関する撮像素子7からの出力信号が信号処理回路8にて演算処理され、表示装置9に像が表示される。
この撮像装置10は、本発明の実施形態の撮像レンズ1を備えているため、高画角かつ高画質の画像を取得することができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
1 撮像レンズ
6 フィルタ
7 撮像素子
8 信号処理回路
9 表示装置
10 撮像装置
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
PP 光学部材
L11〜L35 レンズ
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (17)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、および、正または負の屈折力を有する第3レンズ群から実質的になり、
    前記第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズを有し、該2枚の正レンズの中の1枚の第1正レンズが最も物体側に配置され、該第1正レンズの像側に隣接して3枚の負レンズを連続的に有し、
    前記第1レンズ群を像面に対して固定し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群を移動させることにより、合焦が行われ
    前記第2レンズ群中で最も像側の正レンズを第2正レンズとし、
    下記条件式(5)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    −1.7<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.8 …(5)
    ただし、
    R2f:前記第2正レンズの物体側の面の曲率半径
    R2r:前記第2正レンズの像側の面の曲率半径
  2. 下記条件式(1)を満足する
    請求項1記載の撮像レンズ。
    −1.2<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<0 …(1)
    ただし、
    R1f:前記第1正レンズの物体側の面の曲率半径
    R1r:前記第1正レンズの像側の面の曲率半径
  3. 下記条件式(2)を満足する
    請求項1または2記載の撮像レンズ。
    −2.5<f1/f3<2.5 …(2)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  4. 下記条件式(3)を満足する
    請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.5<f2/f3<1.2 …(3)
    ただし、
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  5. 下記条件式(4)を満足する
    請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.1<f/f23<0.6 …(4)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f23:前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成焦点距離
  6. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと正レンズを物体側からこの順に接合した第1接合レンズ、正レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズを物体側からこの順に接合した第2接合レンズを有し、
    下記条件式(6)を満足する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    40<νp3−νn3 …(6)
    ただし、
    νp3:前記第2接合レンズ中の正レンズのd線に対するアッベ数
    νn3:前記第2接合レンズ中の負メニスカスレンズのd線に対するアッベ数
  7. 下記条件式(7)および(8)を満足する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −0.005νd1+2.01≦nd1 …(7)
    νd1<53 …(8)
    ただし、
    νd1:前記第1正レンズのd線に対するアッベ数
    nd1:前記第1正レンズのd線に対する屈折率
  8. 無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が近づくように移動する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  9. 合焦の際に、前記第2レンズ群、前記絞り、および、前記第3レンズ群が一体的に移動する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  10. 下記条件式(1−1)を満足する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −0.8<(R1f−R1r)/(R1f+R1r)<−0.1 …(1−1)
    ただし、
    R1f:前記第1正レンズの物体側の面の曲率半径
    R1r:前記第1正レンズの像側の面の曲率半径
  11. 下記条件式(2−1)を満足する
    請求項1から10のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.5<f1/f3<1.5 …(2−1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  12. 下記条件式(3−1)を満足する
    請求項1から11のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.2<f2/f3<1 …(3−1)
    ただし、
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  13. 下記条件式(4−1)を満足する
    請求項1から12のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.2<f/f23<0.5 …(4−1)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f23:前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成焦点距離
  14. 前記第2レンズ群中で最も像側の正レンズを第2正レンズとし、
    下記条件式(5−1)を満足する
    請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.65<(R2f−R2r)/(R2f+R2r)<−0.9 …(5−1)
  15. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと正レンズを物体側からこの順に接合した第1接合レンズ、正レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズを物体側からこの順に接合した第2接合レンズを有し、
    下記条件式(6−1)を満足する
    請求項1から14のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    50<νp3−νn3 …(6−1)
    ただし、
    νp3:前記第2接合レンズ中の正レンズのd線に対するアッベ数
    νn3:前記第2接合レンズ中の負メニスカスレンズのd線に対するアッベ数
  16. 下記条件式(7−1)および(8)を満足する
    請求項1から15のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −0.0059νd1+2.061≦nd1 …(7−1)
    νd1<53 …(8)
    ただし、
    νd1:前記第1正レンズのd線に対するアッベ数
    nd1:前記第1正レンズのd線に対する屈折率
  17. 請求項1から16のいずれか1項記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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