JP5627157B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、デジタルカメラ、放送用カメラ、映画撮影用カメラ等の電子カメラに用いられる撮像レンズおよび該撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を記録媒体とするビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像装置に用いられる撮像レンズとして、画角2ωが10度前後のものが過去に複数提案されている。
例えば、特許文献1では、画角12.6度でFNo.が2.8の撮像レンズが提案されている。また、特許文献2では、画角8.4度で、FNo.が2.9の撮像レンズが提案されている。また、特許文献3では、画角13.874度、FNo.が2.96の撮像レンズが提案されている。
特開平5−297271号公報 特開平7−270724号公報 特開平8−5906号公報
特に映画撮影用レンズでは暗所での撮影のために明るいFNo.が要求されるが、上記特許文献1〜3で開示されている撮像レンズは、FNo.が十分に明るくない。
また近年、フォーカシングスピードを速くするために、軽量なレンズ群でフォーカシングをすることが要望されているが、特許文献1では2枚のレンズを、特許文献2では3枚のレンズを、特許文献3では2つのレンズ群を移動してフォーカシングを行うため、移動レンズ群の重量が重く、フォーカシングスピードの点ではまだ十分なものとは言えなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、フォーカシング群が軽量で、FNo.が小さく高性能な撮像レンズおよび該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、フォーカシング時固定で正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、フォーカシング時に移動する正の屈折力を有する第2レンズ群、フォーカシング時固定の第3レンズ群からなる撮像レンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から順に、像面側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ11、両凸の正レンズ12、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ13、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ14を少なくとも有し、第2レンズ群は、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ2からなり、第3レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、下記条件式を満足することを特徴とする。
0.80<f/f2<3.00 …(1)
ただし、f:無限遠物体に合焦時の全系の焦点距離、f2:第2レンズ群の焦点距離とする。
なお、下記条件式を満足することが好ましい。
0.90<f/f2<2.50 …(1)’
また、下記条件式を満足することがさらに好ましい。
1.00<f/f2<2.10 …(1)”
本発明の撮像レンズでは、下記条件式を満足することが好ましい。
80<ν12 …(2)
40<ν13<60 …(3)
80<ν14 …(4)
ただし、ν12:正レンズ12のアッベ数、ν13:負レンズ13のアッベ数、ν14:正レンズ14のアッベ数とする。
また、第1レンズ群は、正レンズ14の像側において、物体側から順に、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ15、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ16、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ17を有することが好ましい。
また、下記条件式を満足することが好ましい。
60<ν15 …(5)
80<ν16 …(6)
ただし、ν15:負レンズ15のアッベ数、ν16:正レンズ16のアッベ数とする。
また、負レンズ15と正レンズ16は接合されていることが好ましい。
また、第3レンズ群は、物体側から順に、像側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ31、両凹の負レンズ32、両凸の正レンズ33、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ34からなることが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、フォーカシング時固定で正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、フォーカシング時に移動する正の屈折力を有する第2レンズ群、フォーカシング時固定の第3レンズ群からなる撮像レンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から順に、像面側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ11、両凸の正レンズ12、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ13、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ14を少なくとも有し、第2レンズ群は、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ2からなり、第3レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、下記条件式を満足するものとしたので、フォーカシングレンズ群(第2レンズ群)を軽量化できるとともに、FNo.が小さく高性能な撮像レンズを実現することが可能となる。
0.80<f/f2<3.00 …(1)
また、本発明の撮像装置は、本発明の撮像レンズを備えているため、高速でフォーカシングを行うことが可能となり、さらに明るく高画質の映像を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図(A〜E) 本発明の実施例1の撮像レンズの横収差図 本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図(A〜E) 本発明の実施例2の撮像レンズの横収差図 本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図(A〜E) 本発明の実施例3の撮像レンズの横収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の撮像レンズの構成と共通である。図1においては、左側が物体側、右側が像側である。
この撮像レンズは、光軸Zに沿って、物体側から順に、フォーカシング時固定で正の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りSt、フォーカシング時に移動する正の屈折力を有する第2レンズ群G2、フォーカシング時固定の第3レンズ群G3からなる。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
この撮像レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPを第3レンズ群G3と像面Simとの間に配置した例を示している。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像面側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズL11、両凸の正レンズL12、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズL13、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズL14、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズL15、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズL16、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズL17からなる。
ここで、正レンズL11は、遠距離と近距離での球面収差の変動を小さくする効果を有する。また、正レンズ12と負レンズ13と正レンズ14の3枚の組み合わせで、球面収差および軸上色収差を補正し、FNo.を小さくしても耐えられる収差量とする効果を有する。また、負レンズ15と正レンズ16の2枚の組み合わせで、2次色収差を補正する効果を有する。また、負レンズ17は、全長を短くする効果を有する。
なお、負レンズ15と正レンズ16は接合されており、これにより製造時のレンズ間隔のばらつきによる2次色収差の発生を抑えることが出来る。
また、第2レンズ群G2は、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズL2からなる。この正レンズL2は、フォーカシング時の球面収差の変動を小さくする効果を有する。また、フォーカシングレンズ群を1枚のレンズのみとすることで、フォーカシングレンズ群を軽量にすることができる。
また、第2レンズ群G2を移動してフォーカシングを行うことにより第1レンズ群G1が正の屈折力を有し、第1レンズ群G1から射出する軸上光線が集束光線となるため、フォーカシングレンズの径を小さくすることができる。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズL31、両凹の負レンズL32、両凸の正レンズL33、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズL34からなる。この構成により倍率色収差および非点収差を補正することが可能となる。また、両凸の正レンズL33により全体の屈折力を増すため、小さいFNo.を得ることが出来る。なお、正レンズL33と負レンズL34はそれぞれ物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズとすることも可能である。
また、本発明の実施形態にかかる撮像レンズは、下記条件式(1)を満たすように構成されている。なお、下記条件式(1)’、さらには条件式(1)”を満足することで、より高速なフォーカシングとフォーカシング時の収差変動の少ない撮像レンズとすることができる。
0.80<f/f2<3.00 …(1)
0.90<f/f2<2.50 …(1)’
1.00<f/f2<2.10 …(1)”
ただし、f:無限遠物体に合焦時の全系の焦点距離、f2:第2レンズ群G2の焦点距離とする。
この条件式(1)の下限を下回るとフォーカシングの移動量が大きくなって、フォーカシングに時間がかかる。また、条件式(1)の上限を上回ると屈折力が強くなり過ぎ、フォーカシング時の球面収差の変動が大きくなる。
また、本発明の実施形態にかかる撮像レンズは、下記条件式(2)〜(4)を満たすように構成されている。
80<ν12 …(2)
40<ν13<60 …(3)
80<ν14 …(4)
ただし、ν12:正レンズL12のアッベ数、ν13:負レンズL13のアッベ数、ν14:正レンズL14のアッベ数とする。
この条件式(2)および(4)の下限を下回ると、軸上色収差の補正が困難となる。また、条件式(3)の下限を下回ると2次色収差の補正が困難となり、上限を上回ると軸上色収差の補正が困難となる。
また、本発明の実施形態にかかる撮像レンズは、下記条件式(5)、(6)を満たすように構成されている。
60<ν15 …(5)
80<ν16 …(6)
ただし、ν15:負レンズL15のアッベ数、ν16:正レンズL16のアッベ数とする。
この条件式(5)、(6)の下限を下回ると、2次色収差の補正が困難となる。
本撮像レンズにおいて、最も物体側に配置される材料としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。
また、本撮像レンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
また、図1に示す例では、レンズ系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。なお、以下の表1〜7に示す数値および図4〜9の収差図は、無限遠物体に合焦時の全系の焦点距離が1.0となるように規格化されたものである。
実施例1の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図1に、実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図2に、実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図3に示す。なお、図1〜図3においては、光学部材PPも合わせて示しており、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
実施例1の撮像レンズの基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に示す。また、実施例2の撮像レンズの基本レンズデータを表3に、諸元に関するデータを表4に示す。また、実施例3の撮像レンズの基本レンズデータを表5に、諸元に関するデータを表6に示す。
以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2、3についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。また、Ndiの欄にはi番目の面とi+1番目の面との間の媒質のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄には最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。
なお、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PP、像面も含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載しており、同様に、像面に相当する面の面番号の欄には面番号とともに(像面)という語句を記載している。
表2の諸元に関するデータに、焦点距離f’、FナンバーFno.および全画角2ωの値を示す。
基本レンズデータおよび諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用いているが、その他については規格化をしているため単位はない。
Figure 0005627157
Figure 0005627157
Figure 0005627157
Figure 0005627157
Figure 0005627157
Figure 0005627157
実施例1〜3の撮像レンズの条件式(1)〜(6)に対応する値を表7に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表7に示す値はこの基準波長におけるものである。
Figure 0005627157
実施例1の撮像レンズの各収差図を図4(A)〜(E)に示す。図4(A)〜(E)はそれぞれ球面収差、正弦条件違反量、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。
球面収差、非点収差、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図および倍率色収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)、g線(波長435.8nm)についての収差をそれぞれ実線、長破線、短破線、灰色線で示す。非点収差図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と破線で示す。球面収差図のFno.はFナンバー、その他の収差図のωは半画角を意味する。
また、実施例1の撮像レンズの横収差図を図5に示す。
横収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ実線、短破線、長破線で示す。
同様に、実施例2の撮像レンズの各収差図を図6(A)〜(E)に示し、横収差図を図7に示す。
また、実施例3の撮像レンズの各収差図を図8(A)〜(E)に示し、横収差図を図9に示す。
以上のデータから、実施例1〜3の撮像レンズは全て、条件式(1)〜(6)を満たしており、フォーカシングレンズ群(第2レンズ群G2)が軽量でありながら、FNo.が小さく高性能な撮像レンズであることが分かる。
次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図10に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態の撮像レンズを用いた撮像装置の概略構成図を示す。撮像装置としては、例えば、CCDやCMOS等の固体撮像素子を記録媒体とするビデオカメラや電子スチルカメラ等を挙げることができる。
図10に示す撮像装置10は、撮像レンズ1と、撮像レンズ1の像側に配置されたフィルタ2と、撮像レンズによって結像される被写体の像を撮像する撮像素子3と、撮像素子3からの出力信号を演算処理する信号処理部4と、撮像レンズ1のフォーカス調整を行うためのフォーカス制御部5とを備える。
撮像レンズ1は、物体側から順に、フォーカシング時固定で正の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りSt、フォーカシング時に移動する正の屈折力を有する第2レンズ群G2、フォーカシング時固定の第3レンズ群G3からなる。
図10では各レンズ群を概略的に示している。撮像素子3は、撮像レンズ1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、その撮像面は撮像レンズの像面に一致するように配置される。撮像素子3としては例えばCCDやCMOS等を用いることができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。

Claims (9)

  1. 物体側から順に、フォーカシング時固定で正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、フォーカシング時に移動する正の屈折力を有する第2レンズ群、フォーカシング時固定の第3レンズ群からなる撮像レンズにおいて、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、像面側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ11、両凸の正レンズ12、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ13、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ14を少なくとも有し、
    前記第2レンズ群は、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ2からなり、
    前記第3レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、
    下記条件式を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    0.80<f/f2<3.00 …(1)
    ただし、
    f:無限遠物体に合焦時の全系の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
    とする。
  2. 下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
    0.90<f/f2<2.50 …(1)’
  3. 下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像レンズ。
    1.00<f/f2<2.10 …(1)”
  4. 下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    80<ν12 …(2)
    40<ν13<60 …(3)
    80<ν14 …(4)
    ただし
    ν12:前記正レンズ12のアッベ数
    ν13:前記負レンズ13のアッベ数
    ν14:前記正レンズ14のアッベ数
    とする。
  5. 前記第1レンズ群は、前記正レンズ14の像側において、物体側から順に、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ15、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ16、像側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ17を有する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  6. 下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    60<ν15 …(5)
    80<ν16 …(6)
    ただし、
    ν15:前記負レンズ15のアッベ数
    ν16:前記正レンズ16のアッベ数
    とする。
  7. 前記負レンズ15と前記正レンズ16は接合されている
    ことを特徴とする請求項5または6記載の望遠レンズ。
  8. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、像側に曲率半径の絶対値の小さい凸面を向けた正レンズ31、両凹の負レンズ32、両凸の正レンズ33、物体側に曲率半径の絶対値の小さい凹面を向けた負レンズ34からなる
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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