JP6297301B2 - 細長い領域のモニタリングを用いるインシトゥモニタシステム - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2012年11月8日に出願した米国仮出願第61/724,218号の優先権を主張するものであり、その全開示は参照により組み込まれる。
本開示は、基板の化学機械研磨中の細長い領域のインシトゥモニタリングに関する。
集積回路は、一般に、シリコンウエハ上に導電層、半導体層、または絶縁層を連続的に堆積させることによって、およびその層を引き続き処理することによって基板(例えば、半導体ウエハ)上に形成される。
1つの製造ステップは、非平面表面の上に充填層を堆積させ、非平面表面が露出されるまで充填層を平坦化することを含む。例えば、導電性充填層をパターン化絶縁層上に堆積させて、絶縁層中のトレンチまたは孔を充填することができる。次に、充填層は、絶縁層の隆起パターンが露出されるまで研磨される。平坦化の後、絶縁層の隆起パターン間に残る導電層の部分は、基板上の薄膜回路間に導電性経路を設けるビア、プラグ、およびラインを形成する。加えて、平坦化を使用して、リソグラフィのために基板表面を平坦化することができる。
化学機械研磨(CMP)は1つの受け入れられている平坦化の方法である。この平坦化方法では、一般に、基板をキャリアヘッドに装着することが必要とされる。基板の露出した表面は、回転する研磨パッドに押し当てられる。キャリアヘッドは基板に制御可能な負荷を与えて、基板を研磨パッドに押しつける。砥粒粒子をもつスラリなどの研磨液体が研磨パッドの表面に供給される。
半導体処理中に、基板または基板上の層の1つまたは複数の特性を決定することが重要であることがある。例えば、プロセスを適正な時間に終了できるように、CMPプロセス中に導電層の厚さを知ることが重要であることがある。いくつかの方法を使用して、基板特性を決定することができる。例えば、化学機械研磨中に基板をインシトゥモニタリングするために光センサを使用することができる。代替として(または加えて)、渦電流感知システムを使用して、基板上の導電性領域に渦電流を誘起し、それにより、導電性領域の局所的な厚さなどのパラメータを決定することができる。
米国仮出願第61/724,218号 米国特許第6,924,641号 米国特許第7,112,960号 米国特許第8,284,560号 米国特許出願公開第2011−0189925号 米国特許出願公開第2012−0276661号 米国特許第6,399,501号
細長い領域をモニタするインシトゥモニタシステムは、基板エッジでの信号強度の改善を行うことができる。しかし、領域と基板エッジとの間の相対角度が、例えば、キャリアヘッドの掃引のために、時間とともに変化する場合、かなり大きい雑音が、モニタシステムによって発生された、基板エッジに対応する信号の部分に導入されることがある。角度を計算し、そのデータをコントローラに送り込むことによって、この雑音は著しく減少させることができる。
1つの態様では、基板を化学機械研磨する方法は、研磨ステーションにおいて基板上の層を研磨することと、研磨の間研磨ステーションにおいてインシトゥモニタシステムによりその層をモニタすることであり、インシトゥモニタシステムが細長い領域をモニタし、測定信号を発生する、モニタすることと、細長い領域の一次軸と、基板のエッジの接線との間の角度を計算することと、その角度に基づいて測定信号を変更して変更信号を発生することと、変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方とを含む。
別の態様では、基板を化学機械研磨する方法は、研磨ステーションにおいて基板上の層を研磨することと、研磨の間研磨ステーションにおいてインシトゥモニタシステムによりその層をモニタすることであり、インシトゥモニタシステムが異方性センサを含み、測定信号を発生する、モニタすることと、異方性センサの一次軸と基板のエッジの接線との間の角度を計算することと、その角度に基づいて測定信号を変更して変更信号を発生することと、変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方とを含む。
別の態様では、研磨システムは、基板を保持するためのキャリアと、研磨表面用の支持体と、センサを有するインシトゥモニタシステムであり、細長い領域をモニタし、測定信号を発生するように構成される、インシトゥモニタシステムと、センサと基板との間に相対運動を発生させるためのモータと、インシトゥモニタシステムから測定信号を受け取り、細長い領域の一次軸と、基板のエッジの接線との間の角度を計算し、その角度に基づいて測定信号を変更して変更信号を発生し、変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方を行うように構成されたコントローラとを含む。
別の態様では、研磨システムは、基板を保持するためのキャリアと、研磨表面用の支持体と、測定信号を発生するように構成された異方性センサを有するインシトゥモニタシステムと、センサと基板との間に相対運動を発生させるためのモータと、インシトゥモニタシステムから測定信号を受け取り、異方性センサの一次軸と、基板のエッジの接線との間の角度を計算し、その角度に基づいて測定信号を変更して変更信号を発生し、変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方を行うように構成されたコントローラとを含む。
上述の態様のいずれかの実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。角度は、細長い領域またはセンサが基板のエッジに隣接するときの角度とすることができる。信号のエッジ部分を検出することができる。測定信号を変更することは、エッジ部分を圧縮または伸長することを含むことができる。圧縮または伸長することの圧縮比は角度の関数とすることができる。角度の関数は、角度が増加するとともに圧縮が増加するようなものとすることができる。測定信号を変更することは、信号に利得係数を乗算することを含むことができる。利得係数は角度の関数とすることができる。角度の関数は、角度が増加するにつれて利得係数が減少するようなものとすることができる。インシトゥモニタシステムは、細長い磁心を有する渦電流モニタシステムとすることができる。
いくつかの実施態様は以下の利点のうちの1つまたは複数を含むことができる。インシトゥモニタシステム、例えば、渦電流モニタシステムは、センサが基板を横切って走査するとき信号を発生することができる。基板エッジに対応する信号の部分の雑音は減少させることができる。その信号は、終点制御および/または研磨パラメータ、例えば、キャリアヘッド圧力の閉ループ制御で使用することができ、それにより、ウエハ内不均一性(WIWNU)およびウエハ間不均一性(WTWNU)の改善が行われる。
1つまたは複数の実施態様の詳細が、添付図面および以下の説明に記載される。他の態様、特徴、および利点が、説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかになる。
渦電流モニタシステムを含む化学機械研磨ステーションの部分的断面の概略側面図である。 AおよびBは、3つの突起部をもつ渦電流モニタシステムの側面図および斜視図である。 化学機械研磨ステーションの上面図である。 AおよびBは、基板のエッジの下方を通る渦電流モニタシステムの磁心の概略図である。 AおよびBは、渦電流モニタシステムからの信号の概略のグラフである。 渦電流モニタシステムからの信号の変更を示す図である。 モニタシステムからの信号から発生された特性値の時変シーケンスを示す図である。 特性値の時変シーケンスへの関数のフィッティングを示す図である。
様々な図面の同様の参照記号は同様の要素を示す。
CMPシステムは、基板上の最上部金属層の厚さを検出するために渦電流モニタシステムを使用することができる。最上部金属層の研磨中に、渦電流モニタシステムは、基板上の金属層の様々な領域の厚さを決定することができる。厚さ測定値を使用して研磨終点をトリガする、かつ/または研磨プロセスの処理パラメータを実時間で調整することができる。例えば、基板キャリアヘッドは基板の裏側への圧力を調整して、金属層の領域の研磨速度を増加または減少させることができる。金属層の領域が研磨の後で実質的に同じ厚さになるように、研磨速度を調整することができる。CMPシステムは、金属層の領域の研磨がほぼ同時に完了するように研磨速度を調整することができる。そのようなプロファイル制御は実時間プロファイル制御(RTPC)と呼ぶことができる。
いくつかの渦電流モニタシステムは、モニタシステムが基板の細長い領域をモニタするように細長い磁心を有する。そのようなモニタシステムは、基板エッジでの高分解能を維持しながら基板エッジでの信号強度の改善を行うことができる。加えて、細長い領域は、基板エッジの厚さの角度変動への過敏性を減少させることができる。しかし、領域と基板エッジとの間の相対角度が、例えば、キャリアヘッドの掃引に起因して、時間とともに変化する場合、かなり大きい雑音が、モニタシステムによって発生された、基板エッジに対応する信号の部分に導入されることがある。角度を計算し、そのデータをコントローラに送り込むことによって、この雑音は著しく減少させることができる。
図1は、研磨装置100の一例を示す。研磨装置100は回転可能なディスク形状プラテン120を含み、その上に研磨パッド110が位置する。プラテンは、軸125のまわりで回転するように動作可能である。例えば、モータ121は駆動軸124を回して、プラテン120を回転させることができる。研磨パッド110は、外側研磨層112とより軟質のバッキング層114とをもつ2層研磨パッドとすることができる。
研磨装置100は、スラリなどの研磨液体132を研磨パッド110上に小出しに供給するためのポート130を含むことができる。研磨装置は、研磨パッド110を一貫した磨耗状態に維持するために、研磨パッド110を磨耗するための研磨パッドコンディショナをさらに含むことができる。
研磨装置100は少なくとも1つのキャリアヘッド140を含む。キャリアヘッド140は、基板10を研磨パッド110に押しつけるように動作可能である。キャリアヘッド140は、各それぞれの基板に関連する研磨パラメータ、例えば、圧力の独立制御を有することができる。
特に、キャリアヘッド140は、可撓性膜144の下方に基板10を保持するために保持リング142を含むことができる。キャリアヘッド140は、膜によって画定された複数の独立に制御できる加圧可能チャンバ、例えば、3つのチャンバ146a〜146cをさらに含み、チャンバは、独立に制御できる圧力を可撓性膜144、したがって、基板10の関連ゾーンに印加することができる。図示を容易にするために図1では3つのチャンバのみが示されているが、1つもしくは2つのチャンバ、または4つ以上のチャンバ、例えば、5つのチャンバが存在することができる。
キャリアヘッド140は、支持構造体150、例えば、カルーセルまたはトラックから吊り下げられ、キャリアヘッドが軸155のまわりで回転できるように駆動軸152によってキャリアヘッド回転モータ154に接続される。適宜、キャリアヘッド140は、例えば、カルーセル150またはトラックのスライダで横方向に、またはカルーセル自体の回転振動によって、振動することができる。動作時に、プラテンはその中心軸125のまわりに回転され、キャリアヘッドは、その中心軸155のまわりに回転され、研磨パッドの上面の端から端まで横方向に平行移動される。
1つのキャリアヘッド140のみが示されているが、研磨パッド110の表面積を効率的に使用することができるように、追加の基板を保持するために2つ以上のキャリアヘッドを設けることができる。
研磨装置はインシトゥモニタシステム160をさらに含む。インシトゥモニタシステムは、基板上の層の厚さに依存する値の時変シーケンスを発生する。
インシトゥモニタシステム160は渦電流モニタシステムとすることができる。渦電流モニタシステム160は、基板上の金属層に渦電流を誘起するための駆動システムと、駆動システムによって金属層に誘起された渦電流を検出するための感知システムとを含む。モニタシステム160は、プラテンとともに回転するように凹部128に位置づけられた磁心162と、磁心162の一部分のまわりに巻かれた少なくとも1つのコイル164と、配線168によってコイル164に接続された駆動および感知回路166とを含む。いくつかの実施態様では、磁心162は、プラテン120の上面の上方に、例えば、研磨パッド110の底部の凹部118中に突き出る。
駆動および感知回路166は、振動電気信号をコイル164に印加し、結果として生じる渦電流を測定するように構成される。例えば、各々が参照により組み込まれる米国特許第6,924,641号、第7,112,960号、および第8,284,560号と米国特許出願公開第2011−0189925号および第2012−0276661号とに記載されているように、駆動および感知回路と、コイル(複数可)の構成および位置とのための様々な構成が可能である。駆動および感知回路166は、プラテン120の同じ凹部128もしくは異なる部分に配置することができ、またはプラテン120の外側に配置して、回転電気継手129を通してプラテン内の構成要素に結合することができる。
動作時に、駆動および感知回路166はコイル164を駆動して、振動磁界を発生させる。磁界の少なくとも一部分は、研磨パッド110を通って基板10中に延びる。金属層が基板10上に存在する場合、振動磁界は金属層に渦電流を発生させる。渦電流により、金属層は、駆動および感知回路166に結合されるインピーダンス源として働くようになる。金属層の厚さが変化するとき、インピーダンスは変化し、これは駆動および感知回路166で検出することができる。
適宜、反射率計または干渉計として機能することができる光学モニタシステムを凹部128中でプラテン120に固定して、渦電流モニタシステム160によってモニタされる基板の同じ部分をモニタすることができる。
CMP装置100は、磁心162が基板10の真下にある時を感知するための光学遮蔽器などの位置センサ180をさらに含むことができる。例えば、光学遮蔽器は、キャリアヘッド140の反対側の固定点に装着することができる。フラグ182はプラテンの周辺に取り付けられる。フラグ182の取付け点および長さは、磁心164が基板10の真下を掃引する間、フラグ182がセンサ180の光信号を遮蔽するように選択される。代替としてまたは加えて、CMP装置は、プラテンの角度位置を決定するためのエンコーダを含むことができる。
汎用プログラマブルデジタルコンピュータなどのコントローラ190は、渦電流感知システム160からの強度信号を受け取る。コンピュータ190は、プロセッサ、メモリ、およびI/Oデバイス、ならびに出力デバイス192、例えば、モニタ、および入力デバイス194、例えば、キーボードを含むことができる。
信号は、渦電流モニタシステム160から回転カプラ129を経由してコントローラ190に通ることができる。代替として、回路166は無線信号によってコントローラ190と通信することができる。
磁心164はプラテンの回転ごとに基板の真下を掃引するので、金属層厚さに関する情報が、インシトゥでかつ連続的実時間ベースで蓄積される(プラテンの回転当たり1回)。コンピュータ190は、基板が概ね磁心164の上に重なる(位置センサによって決定されるように)とき、モニタシステムからの測定値をサンプリングするようにプログラムすることができる。研磨が進行するにつれて、金属層の厚さが変化し、サンプリングされた信号は時間とともに変化する。時変サンプリング信号はトレースと呼ばれることがある。モニタシステムからの測定値は研磨の間出力デバイス192に表示することができ、デバイスのオペレータは研磨動作の進行を視覚的にモニタすることができる。
動作時に、CMP装置100は、渦電流モニタシステム160を使用して、充填層のバルクが除去された時を決定するか、かつ/または下にあるストップ層が実質的に露出された時を決定することができる。検出器論理のための可能なプロセス制御および終点判断基準は、極小もしくは極大、傾斜の変化、振幅もしくは傾斜の閾値値、またはそれらの組合せを含む。
コントローラ190は、さらに、キャリアヘッド140によって印加される圧力を制御する圧力機構、キャリアヘッド回転速度を制御するためのキャリアヘッド回転モータ154、プラテン回転速度を制御するためのプラテン回転モータ121、または研磨パッドに供給されるスラリ組成物を制御するためのスラリ分配システム130に接続することができる。加えて、コンピュータ190は、全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,399,501号に説明されているように、基板の真下の各掃引による渦電流モニタシステム160からの測定値を複数のサンプリングゾーンに分割し、各サンプリングゾーンの半径方向位置を計算し、振幅測定値を半径方向範囲に分類するようにプログラムすることができる。測定値を半径方向範囲に分類した後、膜厚に関する情報を実時間で閉ループコントローラに送り込んで、キャリアヘッドによって印加される研磨圧力プロファイルを周期的にまたは連続的に変更して、研磨均一性の改善を行うことができる。
図2Aおよび2Bは、渦電流モニタシステム160からの磁心164の一例を示す。磁心164は、比較的高い透磁率(例えば、約2500以上のμ)をもつ非導電性材料から形成される。磁心164は撥水性材料で被覆することができる。例えば、磁心164は、水が磁心164の細孔に入らないようにし、かつコイルの短絡を防止するためにパリレンなどの材料で被覆することができる。
磁心164は細長く、磁心164の一次軸に沿った長さLtは一次軸に垂直な二次軸に沿った幅Wtを超える。磁心がプラテンに設置されるとき、一次軸および二次軸の両方は、研磨動作の間、プラテン120の表面に平行であり、例えば、基板および研磨パッドの面に平行である。磁心の細長い構造のため、基板の測定される領域は同様に細長くなる。磁心164は1つまたは複数の突起部172を含むことができ、プラテンに設置されたとき、突起部172は、プラテンの面に垂直に、例えば、鉛直に突き出る。
いくつかの実施態様では、磁心164は、一次軸に垂直な面にE形状断面を有する。磁心164は、後部部分170と、後部部分170から延びる3つの突起部172a〜172cとを含むことができる。突起部は、一次軸および二次軸の両方に垂直な第3の軸に沿って後部部分170から離れるように延びる。加えて、突起部172a〜172cは、実質的に直線的であり、互いに平行に一次軸に沿って延びる。突起部は、二次軸において互いに離間される。各突起部は、二次軸に沿った幅Wを超える一次軸に沿った長さLtを有することができる。2つの外側突起部172a、172cは、中央突起部172bの反対側にある。外側突起部172a、172cは中央突起部172bから等距離とすることができる。
図3は、渦電流モニタシステムの一部として細長い磁心164をもつCMPシステム100を示す。いくつかの実施態様では、細長い磁心164は、一次軸174がプラテンの回転軸125を通過するように向きを定めることができる。プラテン120が回転する(矢印300で示される)とき、磁心164は円形経路310を旋回することになり、円形経路310の一部分は基板10の下方を通る。磁心164が基板10の下方を通るとき、渦電流モニタシステムは経路310に沿った一連の位置312で測定することができる。位置312ごとに、モニタシステムは基板の細長い領域をモニタする。図3には5つの位置312のみが示されているが、サンプリングレートは非常に高くすることができ、例えば、数百の位置で測定を行うことができる。加えて、図3は重なりがないように領域を示しているが、位置が互いに十分に近い場合、測定領域は部分的に重なることがある。
図4Aに示すように、基板10の少なくともいくつかの横方向位置について、磁心164が基板10のエッジ12の直下に位置づけられ、例えば、磁心164の中心が基板エッジと一致するとき、磁心164の一次軸174が基板エッジ12の接線であるライン14に対して臨界角未満の、例えば15°未満の、例えば5°未満の、例えば1°未満の角度αを形成するように、細長い磁心164はプラテン120中で向きを定めることができる。すなわち、磁心164が位置314にあるとき、磁心164の一次軸は、磁心164の中心を通過する基板10の半径rにほぼ垂直である。それ故に、基板エッジの近くの測定では、コイルによって生成された磁界に結合する基板10上の導電層の部分は、基板の中心から概ね同じ半径方向距離にある。その結果、モニタシステムは、基板エッジでの分解能を著しく低下させることなく基板エッジでの信号強度の改善を行うことができる。
キャリアヘッド140が研磨の間横方向に固定される場合、角度αは研磨動作の間一定のままであることになる。しかし、いくつかの研磨動作では、キャリアヘッドは横方向に掃引し、プラテン120の回転軸125からの相対距離D(図3を参照)を変化させる。図4Aと図4Bとを比較すると、これにより、領域と基板エッジ12との間の相対角度αが時間とともに変化し、その結果、角度αは、基板10の下方の磁心164の異なる掃引では異なることになる。
図5Aおよび5Bを参照すると、角度αのこの変化は、渦電流モニタシステム160からの信号に変化をもたらすことがある。図5Aは、基板10の下方を磁心164がただ1回通過する間の渦電流モニタシステム160からの信号320を示す。信号は、測定領域が基板10の前方エッジを横切る時間に対応する第1の期間322と、測定領域が基板10の端から端まで走査する時間に対応する第2の期間324と、測定領域が基板10の後方エッジを横切る時間に対応する第3の期間326とを含む。第1の期間322および第3の期間326はエッジ期間と呼ばれる。
第1の期間322において、信号強度は、初期強度(一般に、基板が存在せず、かつキャリアヘッドが存在しない場合に生じる信号)から強度Iまで上昇する。これは、初期に基板にほんのわずかに重なること(初期のより低い値を発生する)からモニタリング領域が基板にほとんど完全に重なること(より高い値を発生する)までのモニタリング領域の移行によって引き起こされる。図5Aに示されるように、この移行はTaからTbまでの期間にわたり持続期間ΔTを伴って生じうる。同様に、第3の期間326中に、信号強度は降下する。
第2の期間324は平坦に示されているが、これは明瞭に示すためであり、第2の期間324の実際の信号は、雑音と金属層厚さの変動との両方に起因して揺動を含む可能性がある。
図5Bに示されるように、角度αが増加する(図4Aと図4Bを比較する)場合、プラテンの回転速度が同じであると仮定すると、モニタリング領域が基板にほんのわずかに重なることから基板にほとんど完全に重なることまで移行するのにより長い時間ΔT’を要することになる。その結果、第1の期間322’の間および最後の期間326’の間の信号の傾斜はより低いことになる。逆に、角度αが減少する場合、時間ΔT’は小さくなり、第1の期間322’の間の信号の傾斜は大きくなる。
加えて、角度αの変化は、感度または利得の変動を引き起こすことがある。層厚さが同じでも、角度αが変化する場合、エッジ期間の中間点T0の信号は変化することがある(T0は、磁心の中心が基板エッジ12と整列する時間であるべきである)。特に、図2A、2B、および3に示した突起部の構成および方位を有する渦電流モニタシステムの場合は、角度αが増加するにつれて、モニタシステムの利得は、基板エッジ12の近くの磁心164の位置で増加する。したがって、図5Aおよび5Bに示すように、角度α’が増加する場合、中間点T0の信号はI0からI0’まで増加しうる。磁心164が基板10の下方でさらに移動するとき、利得は水平になり、その結果、磁心164が完全に基板10の下方にある時には、角度αにかかわらず同じ信号の強度Iが生じるはずである。いかなる特定の理論にも限定されることなく、利得の変化は、磁心164によって発生される異方性磁力線によって引き起こされうる。
信号320の形状のこの変動により、基板の特性値、例えば、厚さを計算する際、基板エッジの近くで誤差が引き起こされることがある。これを補償するために、角度αをエッジ再構成アルゴリズムに送り込むことができる。エッジ再構成アルゴリズムは、掃引ごとの角度αの相違によって引き起こされる相違を補償することができる。
角度αは、プラテン120の回転軸125と基板10の中心との間の距離D(キャリアヘッド140の掃引を測定するリニアエンコーダによって測定することができる)、基板10の半径r(ユーザが入力することができる)、プラテン120の回転軸125と磁心164の中心との間の距離B(ユーザが入力することができる)、およびもしあれば、一次軸174と、回転軸125および磁心164を通過するラインとの間の角度βから計算することができる。
例えば、磁心の中心が基板エッジと一致する時の角度αは、
Figure 0006297301

として計算することができる。
エッジ再構成アルゴリズムに送り込まれる各強度測定値は、計算された角度αを伴ってよい
エッジ再構成アルゴリズムは、信号の第1の時間部分322の開始時間および終了時間、すなわち、TaおよびTbと、第3の時間部分326の開始時間および終了時間とを見いだすことができる。例えば、コントローラ190は、強度信号320の微分を計算し、閾値より上の傾斜をもつ領域を識別することができる。エッジ再構成アルゴリズムは、さらに、位置検出器180からの入力に基づいて信号320の評価を限定することができる。例えば、評価は、磁心164が基板エッジ12の下方を通っていることを位置センサ180が示す時間の閾値時間内の信号320の部分に限定することができる。
第1の時間部分322および第3の時間部分326の角度αを決定することができる。例えば、各時間部分の角度αは、その時間部分内に受け取った強度測定値に関連する角度αの平均として計算することができる。代替として、プラテンが特定の角度方位にあることを位置センサ180が示す時の角度αを使用することができる。
角度αが時間部分に対して確立された後、再構成エッジ信号を計算することができる。再構成エッジ信号は、プラテン120の回転ごとの角度αの変動を少なくとも部分的に補償する。
いくつかの実施態様では、エッジ時間部分は圧縮または伸長される。例えば、図6を参照すると、初期信号320は、時間Taから時間Tbに延びる第1の期間322を有することができる。角度αが閾値角度より大きい場合、エッジ期間322、326の信号の一部分を時間圧縮して、変更信号330を発生させることができる。図示のように、変更信号330では、圧縮のために、エッジ期間322、326の持続期間は減少しており、エッジ期間322、326の信号の傾斜は増加する。圧縮の量、例えば、比ΔT/ΔTmは、角度αの関数とすることができ、例えば、角度αに比例する。
圧縮または伸長と組み合わせることができるいくつかの実施態様では、エッジ時間部分(適宜、さらに、中心時間部分324)の強度が調整される。例えば、エッジ期間322、326の初期信号320の強度値は、利得係数で除算して(または利得係数を乗算して)、変更信号330を発生させることができる。一般に、利得係数は、角度αに依存するモニタシステムの感度の変化を補償するために計算される。
上記のように、一般に、角度αが高いほど、渦電流モニタシステム160は高感度になりうる。利得係数は角度αの関数とすることができる。初期信号に利得係数を乗算すると仮定すると、利得係数は、角度αが増加するにつれて減少しうる。加えて、利得係数はエッジ期間内の時間の関数とすることができる。再度、初期信号に利得係数を乗算すると仮定すると、利得係数は、中心期間334からの時間距離が増加するにつれて減少しうる。例えば、図6に示されるように、変更信号330では、利得係数を乗算したことのために、エッジ期間322の中間点T0の強度はI0からI0mに減少している。利得係数は、角度αと時間との代数関数を使用して、またはルックアップテーブルを使用して計算することができる。
この補償により、細長いモニタリング領域と基板エッジとの間の角度αの変動の影響を著しく減少させて、特性値の計算をより正確にし、それにより、研磨パラメータの終点制御および/または閉ループ制御を改善して、より良好なウエハ内不均一性(WIWNU)およびウエハ間不均一性(WTWNU)を与えることができる。
基板の単一ゾーンのみの結果を示す図7を参照すると、特性値212の時変シーケンスが示される。特性値212は、モニタシステム160からの信号320から発生される。値のこのシーケンスはトレース210と称することができる。一般に、回転プラテンをもつ研磨システムでは、トレース210は、基板の下方の光学モニタシステムのセンサの掃引当たり1つの値、例えば、正確に1つの値を含むことができる。基板上の多数のゾーンがモニタされている場合、1つの値/掃引/ゾーン(one value per sweep per zone)とすることができる。基板エッジ12のゾーンでは、特性値212は、信号320の変更されたエッジ部分332、336に基づいて決定することができる。ゾーン内の多数の測定値を組み合わせて、終点および/または圧力を制御するのに使用される単一の値を発生することができる。
研磨動作の開始の前に、ユーザまたは装置製造業者は、値212の時変シーケンスにフィットすることになる関数214を規定することができる。例えば、関数は多項式関数、例えば線形関数とすることができる。図8に示されるように、関数214は値212のシーケンスにフィットされる。一般関数をデータにフィットさせるための多数の技法が存在する。多項式などの線形関数では、一般線形最小二乗法(general linear least squares approach)を使用することができる。
適宜、関数214は時間TCの後に収集された値にフィットさせることができる。時間TCの前に収集された値は、関数を値のシーケンスにフィットさせるとき無視することができる。例えば、これは、研磨プロセスで初期に生じることがある測定スペクトル中の雑音を除去するのに役立つことができ、または別の層の研磨中に測定されたスペクトルを除去することができる。研磨は、関数214がターゲット値TTに等しくなる終点時間TEで停止することができる。
モニタシステムは様々な研磨システムで使用することができる。研磨パッドもしくはキャリアヘッドのいずれか、または両方を移動させて、研磨表面と基板との間の相対運動を行わせることができる。研磨パッドは、プラテンに固定された円形(またはいくつかの他の形状)パッド、供給ローラと巻取りローラとの間に延びるテープ、または連続的なベルトとすることができる。研磨パッドは、プラテン上に貼りつけるか、研磨動作間にプラテンの上で漸増的に進めるか、または研磨の間プラテンの上で連続的に動かすことができる。パッドは研磨の間プラテンに固定することができ、または研磨の間プラテンと研磨パッドとの間に流体ベアリングが存在することができる。研磨パッドは、標準の(例えば、充填物をもつポリウレタン、または充填物をもたないポリウレタンの)粗いパッド、軟化パッド、または固定砥粒研磨パッドとすることができる。
上述の説明は渦電流モニタシステムに集中しているが、補正技法は、基板の細長い領域をモニタする他の種類のモニタシステム、例えば、光学モニタシステムに適用することができる。加えて、上述の説明は細長いモニタリング領域をもつモニタシステムに集中しているが、モニタリング領域は細長くないが、異方性センサが基板エッジへのセンサの相対方位に依存する信号を発生する場合でも補正技法を適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明した。それにもかかわらず、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことできることが理解されよう。したがって、他の実施形態は以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
10 基板
12 基板エッジ
14 ライン
100 研磨装置、CMP装置、CMPシステム
110 研磨パッド
112 外側研磨層
114 バッキング層
118 研磨パッドの底部の凹部
120 プラテン
121 プラテン回転モータ
124 駆動軸
125 プラテンの回転軸、中心軸、軸
128 凹部
129 回転電気継手、回転カプラ
130 ポート、スラリ分配システム
132 研磨液体
140 キャリアヘッド
142 保持リング
144 可撓性膜
146a〜146c チャンバ
150 支持構造体、カルーセル
152 駆動軸
154 キャリアヘッド回転モータ
155 軸、中心軸
160 インシトゥモニタシステム、渦電流モニタシステム、モニタシステム、渦電流感知システム
162 磁心
164 コイル
166 感知回路
168 配線
170 後部部分
172 突起部
172a〜172c 突起部
172a、172c 外側突起部
172b 中央突起部
174 一次軸
180 位置センサ、センサ、位置検出器
182 フラグ
190 コントローラ、コンピュータ
192 出力デバイス
194 入力デバイス
210 トレース
212 特性値、値
214 関数
300 矢印
310 円形経路、経路
312 位置
314 位置
320 信号、強度信号、初期信号
322 第1の期間、第1の時間部分、エッジ期間
322’ 第1の期間
324 第2の期間、中心時間部分
326 第3の期間、第3の時間部分、エッジ期間
326’ 最後の期間
330 変更信号
332、336 エッジ部分
334 中心期間

Claims (20)

  1. 基板を化学機械研磨する方法であって、
    研磨ステーションにおいて前記基板上の層を研磨することと、
    研磨の間前記研磨ステーションにおいてインシトゥモニタシステムにより前記層をモニタすることであり、前記インシトゥモニタシステムが細長い領域をモニタし、測定信号を発生する、モニタすることと、
    前記細長い領域の一次軸と、前記基板のエッジの接線との間の角度を計算することと、
    前記角度に基づいて前記測定信号を変更して変更信号を発生することと、
    前記変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方と
    を含む方法。
  2. 基板を化学機械研磨する方法であって、
    研磨ステーションにおいて前記基板上の層を研磨することと、
    研磨の間前記研磨ステーションにおいてインシトゥモニタシステムにより前記層をモニタすることであり、前記インシトゥモニタシステムが、異方性センサを含み、測定信号を発生する、モニタすることと、
    前記異方性センサの一次軸と、前記基板のエッジの接線との間の角度を計算することと、
    前記角度に基づいて前記測定信号を変更して変更信号を発生することと、
    前記変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方と
    を含む方法。
  3. 基板を保持するためのキャリアと、
    研磨表面用の支持体と、
    センサを有するインシトゥモニタシステムであり、細長い領域をモニタし、測定信号を発生するように構成されるインシトゥモニタシステムと、
    前記センサと前記基板との間に相対運動を発生させるためのモータと、
    前記インシトゥモニタシステムから前記測定信号を受け取り、前記細長い領域の一次軸と、前記基板のエッジの接線との間の角度を計算し、前記角度に基づいて前記測定信号を変更して変更信号を発生し、前記変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方を行うように構成されたコントローラと
    を備える研磨システム。
  4. 前記角度は、前記細長い領域が前記基板の前記エッジに隣接するときの前記角度を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記コントローラが、前記測定信号のエッジ部分を検出するように構成されている、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記コントローラが、前記エッジ部分を圧縮または伸長することによって、前記測定信号を変更するように構成されている、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記圧縮または伸長することの圧縮比が前記角度の関数である、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記角度の前記関数は、前記角度が増加するとともに前記圧縮比が増加するようなものである、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記コントローラが、前記測定信号に利得係数を乗算することによって、前記測定信号を変更するように構成されている、請求項3に記載のシステム。
  10. 前記利得係数は、前記角度が増加するにつれて前記利得係数が減少するような前記角度の関数である、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記インシトゥモニタシステムが、細長い磁心を有する渦電流モニタシステムを含む、請求項3に記載のシステム。
  12. 基板を保持するためのキャリアと、
    研磨表面用の支持体と、
    測定信号を発生するように構成された異方性センサを有するインシトゥモニタシステムと、
    前記異方性センサと前記基板との間に相対運動を発生させるためのモータと、
    前記インシトゥモニタシステムから前記測定信号を受け取り、前記異方性センサの一次軸と、前記基板のエッジの接線との間の角度を計算し、前記角度に基づいて前記測定信号を変更して変更信号を発生し、前記変更信号に基づいて、研磨終点を検出することおよび研磨パラメータを変更することの少なくとも一方を行うように構成されたコントローラと
    を備える研磨システム。
  13. 前記角度は、細長い領域が前記基板の前記エッジに隣接するときの前記角度を含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記コントローラが、前記測定信号のエッジ部分を検出するように構成されている、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記コントローラが、前記エッジ部分を圧縮または伸長することによって、前記測定信号を変更するように構成されている、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記圧縮または伸長することの圧縮比が前記角度の関数である、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記角度の前記関数は、前記角度が増加するとともに前記圧縮比が増加するようなものである、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記コントローラが、前記測定信号に利得係数を乗算することよって、前記測定信号を変更するように構成されている、請求項12に記載のシステム。
  19. 前記利得係数は、前記角度が増加するにつれて前記利得係数が減少するような前記角度の関数である、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記インシトゥモニタシステムが、細長い磁心を有する渦電流モニタシステムを含む、請求項12に記載のシステム。
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