JP6296909B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、連続して撮影された複数枚の画像を比較明合成する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムに関する。
従来より、複数枚の画像を撮影し、得られた各画像を比較明合成処理して合成画像を得る技術が提案されている。ここに比較明合成処理とは、複数枚の画像における同一画素位置の画素値を比較して、値が大きい方の画素値を該当画素位置の画素値とする処理である。
具体例として特開2000−261715号公報には、一定周期毎に露光を行って被写体像の画像データを生成し、各画像データにおいて対応する画素のレベルを画素毎に比較して、大きい方を選択して画像を合成する技術が記載されている。
このような比較明合成処理は、例えば、天体撮影で星などの移動被写体の軌跡を撮影する場合であって、星以外にビルや町などの地上の風景が同時に撮影される場合に用いられる。これは、以下の理由による。まず、撮影を1回の長時間露光により行うと、星は移動する被写体であるために一定の明るさの軌跡として撮影されるが、ビル等は移動しない被写体であるために露光時間の長さに応じて画像上の明るさが明るくなってしまい、長時間露光では白飛びしてしまう。これに対して、1回の長時間露光を複数に分割する分割露光を行って、各分割露光においてビル等が適正露光となるように露光時間を設定すれば、比較明合成により得られる合成画像においてもビル等が適正露光となる。こうして、分割露光と比較明合成とを組み合わせれば、ビル等を適正露光としながら星の軌跡を撮影することができるからである。
特開2000−261715号公報
ところで、一定輝度の移動被写体の移動経路に沿った輝度変化は、本願図2に示すように、両端の輝度が低くなる。従って、このような画像を連続的に撮影して比較明合成処理を行っても、本願図3の下段や本願図4に示すように、分割露光の境目毎に、輝度が低下した部分(あるいはさらに、軌跡の太さが細くなるまたは不連続になる部分)が生じてしまう。この輝度低下部分は、本来ならば、一定輝度かつ一定太さの軌跡となるべき部分である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数枚の画像を連続して撮影し比較明合成する際に、移動被写体の軌跡に輝度低下部分が生じることのない自然な合成画像を得ることができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供することを目的としている。
本発明のある態様による画像処理装置は、画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成する画像処理装置であって上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリと、上記メモリに記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリに記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算部と、上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成部と、を備えている。
本発明のある態様による画像処理方法は、画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成する画像処理方法であって、上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリステップと、上記メモリステップで記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリステップで記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算ステップと、上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成ステップと、を有している。
本発明のある態様による画像処理プログラムは、コンピュータに、画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成させるための画像処理プログラムであって、上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリステップと、上記メモリステップで記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリステップで記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算ステップと、上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成ステップと、を有している。
本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムによれば、複数枚の画像を連続して撮影し比較明合成する際に、移動被写体の軌跡に輝度低下部分が生じることのない自然な合成画像を得ることが可能となる。
本発明の実施形態1における撮像装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1において、背景よりも明るい移動被写体を所定時間露光したときの、移動方向における輝度変化の様子を示す図。 上記実施形態1において、図2に示したような露光を連続的に2回行って、得られた露光画像をそのまま比較明合成したときの例を示す図。 上記実施形態1において、複数回の露光を連続的に行って比較明合成した星の画像の例を示す図。 上記実施形態1において、比較明合成を行って得た合成画像に、図3に示したような輝度低下部分が生じない露光例を示す線図。 上記実施形態1において、複数回の露光を連続的に行って得た複数枚の露光画像に基づき、途中に輝度低下部分のない比較明合成画像を得る方法を説明するための線図。 上記実施形態1における撮像処理の一部を示すフローチャート。 上記実施形態1における撮像処理の他の一部を示すフローチャート。 上記実施形態1において、複数の露光画像を順次合成していく様子を示す図。 上記実施形態1において、不均等な露光時間で分割露光を行い、3つの露光画像を加算して比較明合成の対象となる画像を生成する例を示す図。 本発明の実施形態2において、露光時間の異なる複数種類の合成画像を生成する例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図10は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は撮像装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、連続して撮影された複数枚の画像を比較明合成する画像処理装置を撮像装置1に適用したものとなっている。
この撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成されていて、撮像レンズ11と、モータ12と、フォーカス制御部13と、絞り14と、モータ15と、絞り制御部16と、撮像素子17と、バス18と、内蔵メモリ19と、AE処理部21と、AF処理部22と、画像処理回路23と、LCDドライバ26と、LCD27と、圧縮伸張部28と、着脱メモリ29と、不揮発性メモリ31と、電源部32と、入力部33と、CPU35と、を備えている。
撮像レンズ11は、被写体の光学像を撮像素子17上に結像するための撮像光学系であり、例えばフォーカスレンズを含む複数のレンズにより構成されている。
モータ12は、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる駆動源である。
フォーカス制御部13は、CPU35からの指令に基づきモータ12を制御して、フォーカスレンズを駆動しフォーカス位置の調整を行う。このフォーカス位置の調整により、撮像素子17上に結像される被写体の光学像が合焦する。
絞り14は、光学絞りを含む絞り機構であって、開口径を変化させることにより、撮像レンズ11を通過する光束の通過範囲を調整する。この絞り14の開口径の変化により、被写体の光学像の明るさが変化し、ボケの大きさなども変化する。
モータ15は、所定の開口径となるように絞り14を開閉させる駆動源である。
絞り制御部16は、CPU35からの指令に基づきモータ15を制御して、絞り14を駆動し所定の開口径に調整する。
撮像素子17は、2次元状に配列された複数の画素を有し、撮像レンズ11および絞り14を介して結像された被写体の光学像を光電変換して画像信号を生成する撮像部である。この撮像素子17は、後述する比較明合成撮影モードにおいては、連続して複数枚の画像を撮影する。この撮像素子17により生成された画像信号は、撮像素子17内のA/D変換部、または撮像素子17の外部に設けられたA/D変換部によりA/D変換されてデジタル画像信号(以後、デジタル画像信号を画像データという)となり、バス18へ出力される。
バス18は、撮像装置1内のある場所で発生した各種のデータや制御信号を、撮像装置1内の他の場所へ転送するための転送路である。本実施形態におけるバス18は、撮像素子17と、内蔵メモリ19と、AE処理部21と、AF処理部22と、画像処理回路23と、LCDドライバ26と、圧縮伸張部28と、着脱メモリ29と、不揮発性メモリ31と、CPU35と、に接続されている。
こうして、撮像素子17からの画像データは、バス18を介して転送され、内蔵メモリ19に一旦記憶される。
内蔵メモリ19は、上述した撮像素子17により得られた画像データ、あるいは画像処理回路23または圧縮伸張部28において処理された画像データ等の各種データを一時的に記憶する記憶部であり、高速な書き込み/読み出しが可能なメモリとなっている。従って、内蔵メモリ19は、画像処理回路23が各種の画像処理を行う際のワークメモリとしても利用される。
AE処理部21は、測光部であって、撮像素子17により得られた画像データに基づき被写体輝度を算出する、いわゆる測光を行い、さらに算出した被写体輝度に基づき、露出レベルが適正になるような露出時間や絞り値を演算する。AE処理部21により算出された露出時間や絞り値に基づき、CPU35が絞り14の制御や撮像素子17の露光タイミング制御(あるいは、いわゆる素子シャッタの制御)等を行い、自動露出(AE)制御が行われる。なお、被写体輝度を算出するためのデータとして、ここでは画像データを利用したが、これに代えて、撮像装置1に測光部として専用の測光センサ等を設けて、測光センサ等から得られたデータを利用するようにしても構わない。
AF処理部22は、撮像素子17により得られた画像データから高周波成分の信号を抽出して、AF(オートフォーカス)積算処理により、合焦評価値を取得する。ここで取得された合焦評価値は、撮像レンズ11のAF駆動に用いられる。なお、AFがこのようなコントラストAFに限定されないことは勿論であり、例えば専用のAFセンサ(あるいは撮像素子17上のAF用画素)を用いて位相差AFを行うようにしても構わない。
画像処理回路23は、画像データに対して、同時化処理、階調変換処理、ホワイトバランス調整処理、ノイズ低減処理、エッジ強調処理、ガンマ変換処理等の種々の画像処理を行うものであり、さらに、画像加算部24と、比較明合成処理部25と、を含んでいる。
画像加算部24は、撮像素子17により連続して撮影された複数枚の画像を、連続する2枚以上の画像でなる画像群であって、ある画像群と該画像群に続く画像群とが1枚以上の画像を共有するような画像群に分割し、分割した各画像群について、該画像群に含まれる全ての画像の画像データを加算した加算画像データを生成する。ここに、画像加算部24による画像加算処理は、複数枚の画像の同一画素位置の画素値同士を加算して、加算画像を作成する処理である。なお、加算画像データを生成する際に、画像データにOB(オプティカルブラック)のオフセット成分が含まれている場合には、単純に加算してしまうとOBレベルが加算枚数に応じて増加してしまうために、OB成分を減算した後に加算を行うようにすると良い。
比較明合成処理部25は、複数枚の画像の画素値を同一画素位置毎に比較して、値が大きい方の画素値を該当画素位置の出力画素値とする比較明合成処理を行う比較明合成部である。ここで、本実施形態において比較明合成処理部25が比較明合成処理を行う対象となる画像データは、画像加算部24により作成された加算画像データとなっている。こうして比較明合成処理部25は、加算画像データを比較明合成して合成画像データを生成する。
これら画像加算部24および比較明合成処理部25は、本実施形態においては、時系列的に撮像された複数枚の画像を比較明合成して1つの合成画像を生成する比較明合成撮影モードにおいて用いられる。比較明合成撮影モードが設定される撮影シーンの一例を挙げれば、天体撮影において移動被写体である星の軌跡を撮影する場合である。
ここに、移動被写体とは、画像上の位置が変化する被写体をいう。従って、例えば天体撮影において星の移動に合わせてカメラの撮影方向を変化させる場合(いわゆる自動追尾撮影を行う場合)には、星は画像上の位置が変化しないために移動被写体ではなく、逆に、静止している地上の風景等は画像上の位置が変化するために移動被写体となる。
天体撮影は一般に長時間露光となるが、露光開始から露光終了までを1回の露光のみにより行うと、露光状態がどのように変化しているかを確認することができない。そこで、途中経過を確認することができるように、複数回に分けての分割露光が行われている。ところで、夜空の星だけでなく、さらにビルや町などの地上の風景が同時に撮影される場合には、分割露光により得られた複数枚の画像を単純加算すると、地上の風景の明るい部分が白飛びしてしまうことになる。そのために、このような白飛びを防止することができる比較明合成の技術が採用されている。このとき、画像加算部24は、後述するように、複数枚の画像を比較明合成する際に移動被写体の軌跡に生じる途切れを防止するために用いられる。
こうして画像処理回路23によって各種の処理が行われた後の画像データは、内蔵メモリ19に再び記憶される。
LCDドライバ26は、内蔵メモリ19に記憶されている画像データを読み出して、読み出した画像データを映像信号へ変換し、LCD27を駆動制御して映像信号に基づく画像をLCD27に表示させる。このLCDドライバ26により行われる画像表示には、撮影直後の画像データを短時間だけ表示するレックビュー表示、着脱メモリ29に記録されたJPEGファイルの再生表示、およびライブビュー表示などが含まれる。
LCD27は、上述したようなLCDドライバ26の駆動制御により、画像を表示すると共に、この撮像装置1に係る各種の情報を表示する。
圧縮伸張部28は、画像データを記録する際には、内蔵メモリ19から画像データを読み出して、読み出した画像データを例えばJPEG圧縮方式に従って圧縮し、圧縮した画像データを内蔵メモリ19に再び記憶させる。こうして内蔵メモリ19に記憶された圧縮した画像データは、CPU35により、ファイルを構成するために必要なヘッダが付加されて記録用のデータとして整えられる。そして、CPU35の制御に基づき、整えられた記録用のデータが着脱メモリ29に記録される。
また、圧縮伸張部28は、読み出された画像データの伸張も行う。すなわち、記録済み画像の再生を行う場合には、CPU35の制御に基づき、例えばJPEGファイルが着脱メモリ29から読み出され、内蔵メモリ19に一旦記憶される。圧縮伸張部28は、内蔵メモリ19に記憶されたJPEG画像データを読み出して、読み出したJPEG画像データをJPEG伸張方式に従って伸張し、伸張した画像データを内蔵メモリ19に記憶させる。
着脱メモリ29は、画像データを不揮発に記憶する記録媒体であり、例えば撮像装置1に着脱可能なメモリカード等により構成されている。従って、着脱メモリ29は、撮像装置1に固有の構成である必要はない。
不揮発性メモリ31は、CPU35により実行される処理プログラムや、処理プログラムを実行するにあたって必要なパラメータ、あるいはユーザの設定データ等の、この撮像装置1に係る各種の情報を不揮発に記憶する記憶媒体である。この不揮発性メモリ31が記憶する情報は、CPU35により読み取られる。
電源部32は、CPU35を含むこの撮像装置1内の各部に電力を供給する。
入力部33は、この撮像装置1に対する各種の操作入力を行うためのものであり、撮像装置1の電源をオン/オフするめの電源ボタン、画像の撮影開始を指示するための例えば1st(ファースト)レリーズボタンおよび2nd(セカンド)レリーズボタンの2段式操作ボタンでなるレリーズボタン、記録画像の再生を行うための再生ボタン、撮像装置1の設定等を行うためのメニューボタン、項目の選択操作に用いられる十字キーや選択項目の確定操作に用いられるOKボタン等の操作ボタンなどを含んでいる。ここに、メニューボタンや十字キー、OKボタン等を用いて設定可能な項目には、撮影モード(通常撮影モード、比較明合成撮影モード等)、フォーカスモード(自動AFモード、マニュアルフォーカス(MF)モード)、再生モードにおける再生対象ファイルの選択などが含まれている。この入力部33に対して操作が行われると、操作内容に応じた信号がCPU35へ出力される。
CPU35は、この撮像装置1内の各部を統括的に制御する制御部である。CPU35は、入力部33から操作入力が行われると、不揮発性メモリ31に記憶されている処理プログラムに従って、不揮発性メモリ31から処理に必要なパラメータを読み込んで、操作内容に応じた各種シーケンスを実行する。このCPU35は、画像撮影における露光量の制御や、撮像タイミングの制御を行う撮像制御部としても機能する。例えば、比較明合成撮影モードにおいて、CPU35は、加算画像データが適正露光となるように、複数枚の画像の各露光時間を設定し、撮像素子17に撮影を行わせる。
次に、図2は、背景よりも明るい移動被写体を所定時間露光したときの、移動方向における輝度変化の様子を示す図である。この図2の上段には被写体の動きを、下段には被写体の移動方向位置に応じた露光画像の輝度を、それぞれ示している。
移動方向における移動被写体の基端位置は、露光開始後に被写体がすぐに去ってしまうために輝度が低い。また、基端位置から所定量だけ移動方向に離れた点では、被写体がやってきて通過し去るために、被写体の明るさおよび通過時間に応じた一定の輝度に達する。この一定の輝度は、移動方向における移動被写体の終端位置から所定量だけ戻った点まで続く。そして、終端位置では被写体がやってきたところで露光がすぐに終了してしまうために輝度が低い。こうして、移動方向位置に応じた輝度グラフは、図2に示すように、両端で0へ収束し、中央部で一定輝度のグラフとなる。
続いて、図3は、図2に示したような露光を連続的に2回行って、得られた露光画像をそのまま比較明合成したときの例を示す図である。この図2の上段には被写体の動きを、中段には2回の露光により得られた各露光画像の輝度を、下段には2回の露光により得られた各露光画像を比較明合成した合成画像の輝度を、それぞれ示している。
図示のように、1回目の露光により得られる第1露光画像と、2回目の露光により得られる第2露光画像とは、何れも図2に示したような輝度分布となる。そして、第1露光画像および第2露光画像を比較明合成すると、明るい方の画素値が該当画素の出力画素値となるために、図3の下段に示すような輝度分布となり、第1露光画像部分と第2露光画像部分との境目に、輝度が一定値よりも低下する部分が生じている。
図4は、複数回の露光を連続的に行って比較明合成した星の画像の例を示す図である。
図3を参照して説明したように、それぞれの露光により得られた各露光画像の境目には、輝度が低い部分が生じるために、各露光画像を単純に比較明合成して得た合成画像P1には、露光画像部分a〜fの境目に輝度が低い部分(ここでは例えば、軌跡の太さが一定でないくびれ状部分、あるいは不連続部分)が生じている。
図5は、比較明合成を行って得た合成画像に、図3に示したような輝度低下部分が生じない露光例を示す線図である。この図5の上段には2回の露光により得られた各露光画像の輝度を、下段には2回の露光により得られた各露光画像を比較明合成した合成画像の輝度を、それぞれ示している。
図5の上段に示すように、1回目の露光により得られる第1露光画像と、2回目の露光により得られる第2露光画像との境目部分が、一定の輝度を維持したまま重なるような輝度分布であれば、図5の下段に示すような輝度低下が生じない合成画像を得ることができることが分かる。
ただし、図5の上段に示すような露光を実現するには、第1の露光が終了する前に第2の露光が開始される必要があり、実現することは一般に極めて困難である。
そこで本実施形態では、図6に示すような処理を行って、図5に示すような状態を実現するようにしている。
図6は、複数回の露光を連続的に行って得た複数枚の露光画像に基づき、途中に輝度低下部分のない比較明合成画像を得る方法を説明するための線図である。この図6の上段には3回の露光により得られた露光画像a〜cの輝度を、中段には露光画像aと露光画像bを加算した第1露光画像および露光画像bと露光画像cを加算した第2露光画像の輝度を、下段には第1露光画像と第2露光画像を比較明合成した合成画像の輝度を、それぞれ示している。
図6の上段に示すように、3回の露光により得られる露光画像a〜cは、何れも図2に示したような輝度分布となり、もしそのまま比較明合成を行うと輝度低下部分が生じてしまう分布である。ただし、露光画像aと露光画像b、および露光画像bと露光画像cは、境目において、一定輝度の半分の輝度で輝度が交差するように各露光時間を調整したものとなっている。このような露光は、ある露光画像を読み出した直後から次の露光画像の電荷の蓄積が開始される場合に達成され、つまり、ある画像の露光終了と同時に次の画像の露光が開始されるタイミングで撮影された画像群となっている。例えば、露光画像aを読み出すと同時に露光画像bの露光が開始され、露光画像bを読み出すと同時に露光画像cの露光が開始される、等の場合である。
そして、本実施形態においては、まず露光画像aと露光画像bとを画像群として加算することにより、図5の第1露光画像に相当する画像を生成し、同様に、露光画像bと露光画像cとを画像群として加算することにより、図5の第2露光画像に相当する画像を生成している。上述したように、一定輝度の半分の輝度で輝度が交差するようにしているために、図6の中段に示すように、露光画像aと露光画像bとから一定輝度のまま連続的に接続された第1露光画像が生成され、露光画像bと露光画像cとから一定輝度のまま連続的に接続された第2露光画像が生成される。
こうして、第1露光画像と第2露光画像とは、露光画像bの部分を共通して備えている(すなわち、露光画像aと露光画像bとでなる第1の画像群と、露光画像bと露光画像cとでなる第2の画像群とが、1枚以上の画像(ここでは1枚の露光画像b)を共有している)ために、第1露光画像と第2露光画像とを比較明合成しても輝度低下部分が生じることはなく、図6の下段に示すように一定輝度が維持された合成画像が生成される。
図7は撮像処理の一部を示すフローチャート、図8は撮像処理の他の一部を示すフローチャート、図9は複数の露光画像を順次合成していく様子を示す図である。ここに、図7および図8は1つの撮像処理の流れを示しているが、図示の都合上、2つの図面に分割したものである。
この処理を開始すると、1stレリーズボタンが押されるのを待機する(ステップS1)。
ここで1stレリーズボタンが押された場合には、AF処理部22により焦点検出を行って、焦点検出結果に基づきフォーカス制御部13を介して撮像レンズ11のフォーカスレンズを駆動する自動焦点制御(AF)を行う(ステップS2)。ただし、マニュアルフォーカス(MF)モードが設定されている場合には、AF処理部22による焦点検出は行うが、焦点検出結果に基づくフォーカスレンズの駆動については実行をスキップする。
次に、2ndレリーズボタンが押されたか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、2ndレリーズボタンが押されていない場合には、1stレリーズボタンが離されたか否かを判定する(ステップS4)。そして、離された場合にはステップS1へ戻り、離されていない場合にはステップS3へ戻る。
また、ステップS3において、2ndレリーズボタンが押された場合には、CPU35が撮像素子17に露光を開始させる(ステップS5)。ここで開始される露光は、分割露光の1回目の露光であり、図6および図9に示す露光画像aの露光に該当する。
そして、分割露光において設定されている露光時間に達したか否かを判定し(ステップS6)、達するまで待機する。
こうして、露光時間に達したところで、撮像素子17内の画素に蓄積された画像信号を転送することにより、露光を終了する(ステップS7)。
撮像素子17から読み出された露光画像aは、画像データに変換されてバス18を介し転送され、内蔵メモリ19に記憶して保持される(ステップS8)。
続いて、分割露光の2回目に係る露光画像bの露光を開始して(ステップS9)、設定されている露光時間に達するのを待機し(ステップS10)、露光時間に達したところで、露光を終了する(ステップS11)。
撮像素子17から読み出された露光画像bは、画像データに変換されてバス18を介し転送され、内蔵メモリ19に記憶して保持される(ステップS12)。
その後、画像処理回路23が内蔵メモリ19に記憶されている画像群である露光画像aと露光画像bとを読み出して、画像加算部24により画像加算処理を行い、加算して得た画像A(図9参照)を内蔵メモリ19に記憶して保持すると共に、内蔵メモリ19の露光画像aをクリアする(ステップS13)。
さらに、分割露光の3回目に係る露光画像cの露光を開始して(ステップS14)、設定されている露光時間に達するのを待機し(ステップS15)、露光時間に達したところで、露光を終了する(ステップS16)。
撮像素子17から読み出された露光画像cは、画像データに変換されてバス18を介し転送され、内蔵メモリ19に記憶して保持される(ステップS17)。
続いて、画像処理回路23が内蔵メモリ19に記憶されている画像群である露光画像bと露光画像cとを読み出して、画像加算部24により画像加算処理を行い、加算して得た画像B(図9参照)を内蔵メモリ19に記憶して保持すると共に、内蔵メモリ19の露光画像bをクリアする(ステップS18)。
さらに、画像処理回路23が内蔵メモリ19に記憶されている画像Aと画像Bとを読み出して、比較明合成処理部25により比較明合成処理を行い、処理の結果得られた合成画像(図9参照)を内蔵メモリ19に記憶して保持すると共に、内蔵メモリ19の画像Aおよび画像Bをクリアする(ステップS19)。
以降は、上述と同様に露光画像d,e,f,…の撮影を順次に行って、図9に示すように、画像加算部24による画像加算処理と比較明合成処理部25による比較明合成処理とを順次に行うことにより合成画像を更新し(ステップS20)、入力部33のレリーズボタンが離される等により撮影終了の指示入力があったところでこの処理を終了する。
なお、上述では、均等な露光時間の分割露光により連続して撮影される複数枚の露光画像a,b,c,…の内の、連続する2枚の画像を画像群として、画像群に含まれる全ての(ここでは2枚の)露光画像を加算合成することにより、比較明合成の対象となる例えば第1露光画像や第2露光画像を生成した。具体的には、露光画像aと露光画像bの加算により第1露光画像を生成し、露光画像bと露光画像cの加算により第2露光画像を生成した。
しかし、このような処理に限定されるものではなく、分割露光を不均等な露光時間で行っても良いし、連続する3枚以上の画像でなる画像群に含まれる全ての画像を加算して第1露光画像や第2露光画像を生成するようにしても構わない。
図10は不均等な露光時間で分割露光を行い、3つの露光画像を加算して比較明合成の対象となる画像を生成する例を示す図である。
この図10に示す例では、分割露光の露光時間を長短の2種類設けて、露光画像b,d,…の露光時間が露光画像a,c,e,…の露光時間よりも長くなるようにしている(つまり、短時間の露光と長時間の露光とを交互に行っている)。そして、第1露光画像は露光画像aと露光画像bと露光画像cとを加算することにより合成し、第2露光画像は露光画像cと露光画像dと露光画像eとを加算することにより合成している。すなわち、画像群は、長時間の露光画像を短時間の露光画像で挟み込むような組み合わせにより構成されている。
こうして、図10に示す例においては、図6や図9に示した例に比べて、比較明合成の対象となる画像同士の重なる部分の割合が小さくなっている。
つまり、図6や図9に示した例では、分割露光における各露光画像a,b,c,…の露光時間を均等にして、比較明合成の対象となる例えば第1露光画像(露光画像aと露光画像bの加算)と第2露光画像(露光画像bと露光画像cの加算)において重なる部分が、第1露光画像や第2露光画像の半分(露光画像bの部分)を占めるようにしていた。これに対して、この図10に示す例では、比較明合成の対象となる例えば第1露光画像と第2露光画像において重なる部分の割合がより低くなっている。しかも、この割合は、長時間露光の露光時間と短時間露光の露光時間とを調整することにより、所望に設定することが可能となっている。
なお、上述では撮像装置1内で比較明合成処理を行ったが、加算して生成された画像A,B,C,…を着脱メモリ29に記憶し、この着脱メモリ29を外部の機器、例えばコンピュータに読み込ませて、コンピュータに処理プログラムを実行させることにより比較明合成処理を行っても構わない。
このような実施形態1によれば、連続して撮影した複数枚の画像を、1枚以上の画像を共有する複数の画像群に分割し、分割した各画像群に含まれる全ての画像の画像データを加算した加算画像データを生成し、さらに加算画像データを比較明合成して合成画像データを生成するようにしたために、星などの移動被写体の軌跡に輝度低下部分が生じることのない自然な合成画像を得ることが可能となる。
このとき、加算画像データ(具体的には、加算画像データにおける移動被写体でない被写体)が適正露光となるように複数枚の画像の各露光時間を設定したために、最終的に得られる合成画像におけるビルや町などの地上の風景を適正露光に保つことができる。
[実施形態2]
図11は本発明の実施形態2を示したものであり、露光時間の異なる複数種類の合成画像を生成する例を示す図である。
この実施形態2において、上述の実施形態1と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
本実施形態においては、制御部であるCPU35は、1つの画像群に含まれる画像の枚数が異なる複数種類の画像群を設定して、設定した種類毎に画像加算部24に加算画像データを生成させ、種類毎に比較明合成処理部25に加算画像データを比較明合成させて複数種類の合成画像データを生成させるようになっている。
すなわちまず、CPU35は、AE処理部21に測光を行わせて、適正露光の露光時間を取得する。上述したような、夜空の星とビルや町などの地上の風景とを同時に撮影する場合には、地上の風景が適正露光となるように露光時間を設定することになる。
そして、CPU35は、適正露光の露光時間の例えば1/3の時間を分割露光の露光時間として設定し、設定した露光時間による分割露光を撮像素子17に行わせて露光画像a,b,c,…を取得させる。
次に、CPU35は、1つの画像群に含まれる画像の枚数が2枚となるように画像群を設定する。そして、CPU35は、画像加算部24に、取得した露光画像a,bを加算させることにより第1露光画像を生成させ、露光画像b,cを加算させることにより第2露光画像を生成させ、…を行い、比較明合成の対象となる画像を順次生成させる。その後、CPU35は、こうして得られた第1露光画像、第2露光画像等を比較明合成処理部25に比較明合成処理させて、適正露光よりも−1/3(EV)の合成画像を生成させる。
続いて、CPU35は、1つの画像群に含まれる画像の枚数が3枚となるように画像群を設定する。そして、CPU35の制御に基づいて、画像加算部24が、露光画像a,b,cを加算することにより第1露光画像を生成し、露光画像c,d,eを加算することにより第2露光画像を生成し、…を行うことにより、比較明合成の対象となる画像を順次生成する。こうして得られた画像を比較明合成処理部25が比較明合成処理すれば、適正露光の合成画像が生成される。
さらに、CPU35は、1つの画像群に含まれる画像の枚数が4枚となるように画像群を設定する。そして、CPU35の制御に基づいて、画像加算部24が、露光画像a,b,c,dを加算することにより第1露光画像を生成し、露光画像d,e,f,gを加算することにより第2露光画像を生成し、…を行うことにより、比較明合成の対象となる画像を順次生成する。こうして得られた画像を比較明合成処理部25が比較明合成処理すれば、適正露光よりも+1/3(EV)の合成画像が生成される。
このような処理を行うことにより、適正露光画像を含む+1/3(EV)および−1/3(EV)のオートブラケット撮影画像を、露光時間を変更してから撮影し直す必要なく、取得することができる。
なお、ここでは1/3(EV)単位のオートブラケット撮影を行うために適正露光の露光時間の1/3の時間を分割露光の露光時間として設定したが、適正露光の露光時間の1/2の時間を分割露光の露光時間として設定すれば1/2(EV)単位のオートブラケット撮影を行うことも可能であり、同様に適正露光の露光時間の任意倍の時間を分割露光の露光時間として設定することにより任意のEV単位のオートブラケット撮影を行うこともできる。
また、画像の加算枚数の変化範囲をより大きくすれば、より多くの種類の合成画像を得ることができる。例えば、加算枚数を2〜5枚とすれば4種類の合成画像を得ることができるし、それ以上の種類の合成画像も同様に得ることが可能である。
従来であれば、背景(移動しない物体)が適正露光になるように1枚撮影の露出条件を決定し、複数枚を撮影して比較明合成する処理を、露出条件を変化させて複数回行うことによりオートブラケット撮影を行う必要があった。つまり、分割露光による長時間露光を、従来は露出条件の種類の数だけ行う必要があり、星の軌跡などを撮影する場合には1回の長時間露光が数時間に渡ることもあるために、複数回の撮影には大変に手間がかかっていた。あるいは、星の位置は時間と共に変化するために、そもそも再度撮影すること自体ができないこともある。
これに対して、このような実施形態2によれば、上述した実施形態1とほぼ同様の効果を奏するとともに、画像の枚数が異なる複数種類の画像群を設定して、設定した種類毎に加算画像データを生成し比較明合成を行って複数種類の合成画像データを生成するようにしたために、分割露光による長時間露光を1回行うだけで、露出条件の異なる複数枚の画像を取得することが可能となる。
なお、上述では主として撮像装置1に適用された画像処理装置について説明したが、該画像処理装置と同様の処理を行う画像処理方法であっても良いし、コンピュータに該画像処理方法を実行させるための処理プログラム、該処理プログラムを記録するコンピュータにより読み取り可能な一時的でない記録媒体、等であっても構わない。
また、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明の態様を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
1…撮像装置
11…撮像レンズ
12…モータ
13…フォーカス制御部
14…絞り
15…モータ
16…絞り制御部
17…撮像素子
18…バス
19…内蔵メモリ
21…AE処理部
22…AF処理部
23…画像処理回路
24…画像加算部
25…比較明合成処理部
26…LCDドライバ
27…LCD
28…圧縮伸張部
29…着脱メモリ
31…不揮発性メモリ
32…電源部
33…入力部
35…CPU

Claims (6)

  1. 画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成する画像処理装置であって
    上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリと、
    上記メモリに記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリに記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算部と、
    上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記第2の撮影画像は、上記第1の撮影画像の露光終了後に撮影された画像であり、
    上記第3の撮影画像は、上記第2の撮影画像の露光終了後に撮影された画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 1つの加算合成画像に含まれる画像のが異なる複数種類の加算合成画像数を設定し、上記設定され加算合成画像数毎に上記画像加算部で加算合成画像を生成させ、上記設定された加算合成画像数毎に上記比較明合成部で上記加算合成画像を比較明合成させて複数種類の加算合成画像を生成させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記制御部は、上記加算合成画像数に応じて撮影画像の露光量を変化させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成する画像処理方法であって、
    上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリステップと、
    上記メモリステップで記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリステップで記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算ステップと、
    上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. コンピュータに、画面上で移動する被写体を含む画像を連続して撮影して得られた、少なくとも第1の撮影画像、第2の撮影画像、及び第3の撮影画像を用いて合成画像を生成させるための画像処理プログラムであって、
    上記第1の撮影画像、上記第2の撮影画像、及び上記第3の撮影画像をそれぞれ記憶するメモリステップと、
    上記メモリステップで記憶された上記第1の撮影画像と、上記第2の撮影画像とを加算合成した第1の加算合成画像と、上記メモリステップで記憶された上記第2の撮影画像と、上記第3の撮影画像とを加算合成した第2の加算合成画像と、を生成する画像加算ステップと、
    上記第1の加算合成画像と上記第2の加算合成画像とを比較明合成して前記合成画像を生成する比較明合成ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理プログラム。
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