JP6296413B2 - 演奏システム、支援装置、演奏装置、支援方法、演奏方法およびプログラム - Google Patents

演奏システム、支援装置、演奏装置、支援方法、演奏方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、例えばスマートフォンなどの携帯端末を、演奏練習機能を支援する支援装置として用い、この支援装置を演奏装置と連携させて当該演奏装置の製品コスト高を招致すること無く演奏練習機能を具現する演奏システム、支援装置、演奏装置、演奏方法、支援方法、演奏方法およびプログラムに関する。
キーボード楽器(電子鍵盤楽器)と呼ばれる演奏装置では、鍵盤の各鍵に対応してLED等の発光素子を設け、曲の進行に応じて読み出される曲データに基づき押鍵する鍵の位置に配設される発光素子を点灯させてユーザに弾くべき鍵をガイドする所謂ナビゲーション機能を具備するものが知られている。なお、ナビゲーション機能を備える演奏装置については、例えば特許文献1に開示されている。
特開2001−134267号公報
ところで、知育玩具として子供が音楽に慣れ親しんだり、鍵盤操作に不慣れな大人のビギナーユーザが気軽に鍵盤演奏を楽しんだりすることを製品コンセプトとした演奏装置では、有る程度の演奏技量を備えたユーザ向けよりも装置仕様が限定され、ナビゲーション機能のみ備えた廉価な製品となることが多い。
ナビゲーション機能のみ備える廉価な演奏装置では、曲進行に応じてガイドされる鍵を弾くだけに留まる。この為、ナビゲーション機能によって有る程度の演奏技量を身に付けたユーザになると、物足りなさや飽きが生じ、曲を正しく演奏することが出来たか否かを判定する演奏練習機能も欲するようになるが、廉価な装置構成であるが故に、そうした演奏練習機能を追加することが出来ない。
そこで、昨今普及しつつあるスマートフォンやタブレットPCなどの携帯端末を、演奏練習機能を支援する支援装置として用い、この支援装置をナビゲーション機能のみ備える廉価な演奏装置と連携させることによって演奏練習機能を具現するシステムが考えられるが、そのようなシステムにおいて支援装置(携帯端末)と演奏装置とを無線接続又は有線接続するには支援装置の機種に依存しないように汎用性を考慮した新たな接続方式を採用しなければならず、そのようにすると演奏装置の製品コスト高を招致するという問題が生じる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、汎用性を維持しながらも演奏装置の製品コスト高を招致すること無く演奏練習機能を具現する演奏システム、支援装置、演奏装置、演奏方法、支援方法およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、支援装置及び演奏装置を有する演奏システムであって、前記支援装置は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力する出力手段と、外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換手段により変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う処理手段と、を有し、前記演奏装置は、前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段とを有する、ことを特徴とする。
また、本発明は、曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置であって、前記支援装置は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、前記メロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力手段と、外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換手段により変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う比較処理実行手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置であって、前記演奏装置は、前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力し、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす演奏音を発音し、外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う、ことを特徴とする。
更に、本発明は、曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置で用いられる支援方法であって、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力し、外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う、ことを特徴とする。
また、本発明は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置に用いられる演奏方法であって、前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する、ことを特徴とする。
また、本発明は、曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置として用いられるコンピュータに、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換ステップと、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力ステップと、前記演奏装置からの演奏音を検出するとともに、当該演奏音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う処理ステップと、を実行させることを特徴とする。
さらに本発明は、曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置として用いられるコンピュータに、前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信ステップと、前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音ステップと、前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得ステップと、前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイドステップと、前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明では、汎用性を維持しながらも演奏装置の製品コスト高を招致すること無く演奏練習機能を具現することが出来る。
本発明の実施の一形態による演奏システムの概要を説明するための外観図である。 本発明の実施の一形態による演奏システムの全体構成を示すブロック図である。 支援装置100が備える記憶部11のメモリ構成および曲データの構成を示すメモリマップである。 支援装置100と演奏装置200とのインタフェースを説明するための図である。 支援装置100の制御部10が実行する支援処理の動作を示すフローチャートである。 支援装置100の制御部10が実行する楽音送信処理の動作を示すフローチャートである。 支援装置100の制御部10が実行するADC処理の動作を示すフローチャートである。 支援装置100の制御部10が実行する楽音判断処理の動作を示すフローチャートである。 演奏装置200のCPU23が実行する本体処理の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.概要
図1は、本発明の実施の一形態による演奏システムの概要を説明するための外観図である。この図に示す演奏システムは、図1(a)に図示するように、例えばスマートフォンなどの携帯端末を用いた支援装置100と、キーボード楽器である演奏装置200とから構成され、支援装置100のヘッドフォン端子(ステレオ出力)と演奏装置200のライン入力端子(ステレオ入力)とをステレオオーディオケーブルで接続したものである。
支援装置100と演奏装置200とは、既存のヘッドフォン端子(ステレオ出力)/ライン入力端子(ステレオ入力)をステレオオーディオケーブルで接続する為、汎用性を維持しながらも演奏装置200の製品コスト高を招致すること無く支援装置100と接続可能としている。なお、本実施形態では、スマートフォンを支援装置100として用いる一例について言及するが、これに限定されず、ヘッドフォン端子(ステレオ出力)およびマイクを備えるタブレット端末やタブレットPCあるいは通常のPC等であれば何れも適用可能であることは言うまでもない。
支援装置100は、演奏練習に供する曲の曲データを記憶する。曲データは演奏パートおよび伴奏パートから構成される。支援装置100では、伴奏パートの曲データを再生して楽曲オーディオ信号を出力すると共に、曲進行に応じて演奏パートの曲データ中の鍵番号(発音音高)をシリアルデータに変換した後、当該シリアルデータをD/A変換して得たシリアルデータオーディオ信号を出力する。支援装置100では、ヘッドフォン端子(ステレオ出力)のLch(左チャンネル)から楽曲オーディオ信号を出力し、Rch(右チャンネル)からシリアルデータオーディオ信号を出力する。
支援装置100のヘッドフォン端子(ステレオ出力)から出力される楽曲オーディオ信号(Lch)およびシリアルデータオーディオ信号(Rch)は、ステレオオーディオケーブルで接続される演奏装置200のライン入力端子(ステレオ入力)に供給される。演奏装置200では、入力されたLchの楽曲オーディオ信号を増幅してスピーカから伴奏音として放音すると共に、入力されたRchのシリアルデータオーディオ信号をA/D変換した後、UART(調歩同期方式通信)にてデータ受信して鍵番号にデコードし、当該鍵番号で指定される鍵の位置に配設されるLEDを点灯して弾くべき鍵をガイドするナビゲーション機能を実行する。
これにより、演奏装置200では、演奏練習に供する曲の演奏パートについて曲進行に応じて弾きべき鍵が順番にガイドされ、それに従ってユーザが押鍵することでメロディ音として放音される。このメロディ音は、図1(b)に図示する通り、支援装置100においてマイクを介してサンプリングされた後、FFT処理を施して音高抽出される。そして、支援装置100では、抽出したメロディ音の音高が演奏パートの曲データ(鍵番号)と一致するか否か、すなわち正しく弾けている否かを判定する演奏練習機能を具現する。
B.構成
図2は、本発明の実施の一形態による演奏システムの全体構成を示すブロック図である。以下、この図を参照して支援装置100および演奏装置200の構成について説明する。なお、支援装置100の構成は、スマートフォンが備える各種機能要素の内、本発明の要旨に係わる主要な機能要素のみを図示している。
(1)支援装置100の構成
支援装置100は、図2に図示するように、制御部10、記憶部11、表示部12、操作部13および入出力部14を備える。制御部10は、CPUおよび入出力回路などから構成され、記憶部11に記憶される伴奏パートの曲データを再生して入出力部14から楽曲オーディオ信号として出力する。また、制御部10は、伴奏パートの曲データの再生に対応して記憶部11に記憶される演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号、すなわち次に弾くべき鍵を示す鍵番号(発音音高)をシリアルデータにエンコードした後、入出力部14からシリアルデータオーディオ信号として出力させる。
記憶部11は、ROM、RAMおよびフラッシュメモリから構成され、図3に図示するアプリケーションプログラムエリアAPA、ワークエリアWA、曲データエリアMDA、楽譜データエリアSDAおよび波形データエリアWDAを備える。アプリケーションプログラムエリアAPAには、制御部10が実行する支援処理(後述する)のプログラムデータが記憶される。支援処理は、楽音送信処理、ADC処理および楽音判断処理を含む。これら処理の動作については追って詳述する。
ワークエリアWAは、制御部10の作業領域として用いられ、各種レジスタ・フラグデータが一時記憶される。また、ワークエリアWAは、後述の入出力部14によりサンプリングされるメロディ音データを一時記憶するバッファエリアも備える。曲データエリアMDAには、演奏練習に供する曲データが記憶される。曲データは、演奏練習に供する曲のメロディ音を表す演奏パート曲データと、演奏練習に供する曲の伴奏音を表す伴奏パート曲データとから構成される。
両パートの曲データは、経過時間ΔTおよびイベントEVENTを一組として曲進行順にアドレッシングされる相対時間方式のMIDIデータであり、曲(パート)を構成する各音毎の発音/消音タイミングを表す。すなわち、経過時間ΔTは前イベントからの経過時間で次イベントタイミングを指定し、イベントEVENTは発音を指示するノートオンイベント(又は消音を指示するノートオフイベント)および発音音高(又は消音音高)を表す鍵番号を備える。楽譜データエリアSDAには、演奏練習に供する曲を表示部12に楽譜表示するための楽譜データが記憶される。波形データエリアWDAには、上記伴奏パート曲データに従って伴奏音を生成する際に用いられる波形データが記憶される。
表示部12は、カラー液晶パネル等から構成され、制御部10の制御の下に、上記楽譜データに基づき演奏練習に供する曲を楽譜表示する。操作部13は、表示部12の表示画面上に配設されるタッチパネルから構成され、例えば表示画面に形成される曲開始ボタンのタッチ操作に応じて曲再生の開始を指示する操作イベントを発生して制御部10に供給する。
入出力部14は、マイクMICおよびA/D変換器を備える入力系と、2チャンネル分のD/A変換器およびステレオ出力用のヘッドフォン端子を備える出力系とから構成される。入出力部14の入力系は、ユーザの押離鍵操作に応じて演奏装置200が発音するメロディ音をマイクMICおよびA/D変換器を介してサンプリングする。
入出力部14の出力系では、制御部10が発生した楽音データ(伴奏音)をD/A変換して得られる楽曲オーディオ信号をヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)に供給する。また、入出力部14の出力系では、制御部10が発生したシリアルデータ(鍵番号)をD/A変換してなるシリアルデータオーディオ信号を、ヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)に供給する。
ここで、図4(a)を参照して入出力部14の出力系で生成されるシリアルデータオーディオ信号の信号形式について説明する。本実施形態によるシリアルデータオーディオ信号は、スタートビットS、鍵番号を表す8ビットのシリアルデータおよびエンドビットEから構成される。スタートビットSは、タイムスロット中にゼロレベルからLレベル(−所定電位)に立ち下がりゼロレベルに戻る信号形式である。エンドビットEは、タイムスロット中にゼロレベルからHレベル(+所定電位)に立ち上がりゼロレベルに戻る信号形式である。
鍵番号を表す8ビットのシリアルデータでは、タイムスロット中に信号レベルが1周期分変化(ゼロレベル→Hレベル→ゼロレベル→Lレベル→ゼロレベル)した場合に「1」を表し、タイムスロット中ゼロレベルを維持した場合に「0」を表す。従って、図4(a)に図示した一例のシリアルデータオーディオ信号は、スタートビットS、「10111000」なるシリアルデータ(鍵番号)およびエンドビットEを伝送する。なお、シリアルデータオーディオ信号の信号形式は、上述した方式に限定されるものではなく、例えば図4(b)に図示する公知のNRZ符号の他、AMI符号など他の符号方式による信号伝送であっても構わない。
(2)演奏装置200の構成
演奏装置200は、図2に図示するように、鍵盤20、LED部21、操作部22、CPU23、ROM24、RAM25、音源26、入力部27およびサウンドシステム28から構成される。鍵盤20は、押離鍵操作(演奏操作)に応じたキーオン/キーオフイベント、鍵番号およびベロシティ等の演奏情報を発生する。LED部21は、鍵盤20の各鍵毎に配設されるLED(発光素子)と、これらLEDを点灯駆動するドライバ(不図示)とから構成され、CPU23から供給される制御信号に従って指定される鍵の位置に配設されるLEDを点灯して弾くべき鍵をユーザにガイドする。
操作部22は、装置パネルに配設される各種操作スイッチを有し、ユーザ操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。操作部22に配設される主要なスイッチとしては、例えば装置電源をオンオフする電源スイッチの他、通常の楽器モード又は後述の本体処理を実行する本体処理モードの何れかを選択するモードスイッチ等がある。
CPU23は、ユーザのモードスイッチ操作により本体処理モードに設定された場合、後述する本体処理を実行する。具体的には、支援装置100側から入力された楽曲オーディオ信号を、サウンドシステム28から伴奏音として放音させ、支援装置100側から入力されたシリアルデータオーディオ信号をA/D変換した後、UART(調歩同期方式通信)にて受信したシリアルデータを鍵番号にデコードし、デコードされた鍵番号に従ってLED部21に点灯指示して押鍵ガイドする。
ROM24には、CPU23にロードされる各種の制御プログラムが記憶される。各種の制御プログラムとは、後述の本体処理を含む。RAM25は、CPU23のワークエリアとして用いられ、各種レジスタ・フラグデータが一時記憶される。音源26は、周知の波形メモリ読み出し方式によって構成され、時分割動作する複数の発音チャンネルを備える。この音源26は、各種音色の波形データを記憶しており、これらの内、CPU23から供給される楽音パラメータに応じた波形データを読み出して楽音波形を発生する。
入力部27は、ステレオ入力用のライン入力端子27a(不図示)およびA/D変換器27bを備える。入力部27では、図4(a)に図示するように、支援装置100からライン入力端子27aの左チャンネル(Lch)に入力される楽音オーディオ信号(伴奏音)をサウンドシステム28のミキサ28bに供給する一方、支援装置100からライン入力端子27aの右チャンネル(Rch)に入力されるシリアルデータオーディオ信号をA/D変換器27bに供給する。A/D変換器27bから出力されるシリアルデータはCPU23に供給される。
サウンドシステム28は、D/A変換器28a(不図示)、ミキサ28b(図4参照)、アンプ28c(図4参照)およびスピーカSPを備える。サウンドシステム28では、音源26から出力される楽音波形をD/A変換器28aによってアナログ形式の楽音信号(演奏音)に変換した後、当該演奏音と入力部27を介して入力される楽音オーディオ信号(伴奏音)とをミキサ28bで混合し、次段のアンプ28cでレベル増幅してからスピーカSPより発音させる。
B.動作
以下では、図5〜図8を参照して支援装置100の制御部10が実行する支援処理の動作について説明した後、図9を参照して演奏装置200のCPU23が実行する本体処理の動作について説明する。なお、支援装置100の制御部10が実行する支援処理は、楽音送信処理、ADC処理および楽音判断処理を含む。
(1)支援処理の動作
図5は、支援装置100の制御部10が実行する支援処理の動作を示すフローチャートである。支援処理が実行されると、制御部10は図5に図示するステップSA1に進み、記憶部11のワークエリアWAを初期化する等のイニシャライズを行う。そして、イニシャライズが完了すると、ステップSA2に進み、記憶部11の楽譜データエリアSDE(図3参照)から楽譜データを読み出して表示部12に楽譜表示する。
次いで、ステップSA3では、曲再生の開始を指示する操作イベントが発生するまで待機する。ユーザが表示部12の表示画面に形成される曲開始ボタンをタッチ操作し、これにより曲再生の開始を指示する操作イベントが発生したとする。そうすると、上記ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA4に進み、スタートフラグSTFに「1」をセットして曲再生の開始を表す。
続いて、ステップSA5では、楽音送信処理を実行する。楽音送信処理では、後述するように、伴奏パートの曲データを再生した楽音データ(伴奏音)を、楽曲オーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)から出力すると共に、演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号をシリアルデータにエンコードし、当該シリアルデータをシリアルデータオーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)から出力する。
そして、ステップSA6では、楽音判断処理を実行する。楽音判断処理では、後述するように、記憶部11のバッファエリアに蓄積されたFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データにFFT処理を施して得た基音周波数に基づきメロディ音の音高を取得し、取得したメロディ音の音高が正解音高であるか否か、つまり演奏装置200へ送信したシリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵されたかどうかを判断し、ガイドされた鍵が正しく押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高であれば、正解処理を実行し、一方、ガイドされた鍵とは異なる鍵が押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高にならなければ、不正解処理を実行する。
次いで、ステップSA7では、曲再生が曲の終わりに達したか否かを判断する。曲の終わりに達していなければ、判断結果は「NO」になり、上述のステップSA5に処理を戻す。以後、曲再生が終了するまでの間、上記ステップSA5の楽音送信処理、上記ステップSA6の楽音判断処理および後述するADC処理(図7参照)を繰り返し実行する。そして、曲再生が終了すると、上記ステップSA7の判断結果が「YES」になり、ステップSA8に進み、スタートフラグSTFをゼロリセットし、曲再生の終わりを表して本処理を終える。
以上のように、支援装置100では、ユーザが曲開始ボタンをタッチ操作して曲再生を開始すると、伴奏パートの曲データを再生した楽音データ(伴奏音)を、楽曲オーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)から出力すると共に、演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号をシリアルデータにエンコードし、当該シリアルデータをシリアルデータオーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)から出力する。
曲再生中の支援装置100では、入出力部14の入力系(マイクMICおよびA/D変換器)によりサンプリングされるメロディ音データを記憶部11のバッファエリアに蓄積し、蓄積されたFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データにFFT処理を施して得た基音周波数に基づきメロディ音の音高を取得する。そして、取得したメロディ音の音高が正解音高であるか否か、つまり演奏装置200へ送信したシリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵されたかどうかを判断し、ガイドされた鍵が正しく押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高ならば正解処理を実行し、一方、ガイドされた鍵とは異なる鍵が押鍵され、取得したメロディ音の音高が不正解音高ならば不正解処理を実行する。
(2)楽音送信処理の動作
図6は、支援装置100の制御部10が実行する楽音送信処理の動作を示すフローチャートである。上述した支援処理のステップSA5(図5参照)を介して本処理が実行されると、制御部10は、図6に図示するステップSB1に進む。ステップSB1では、曲開始時点から最小分解能Tickでカウントした経時時間に基づいて曲データ(演奏パートおよび伴奏パート)の各音符のノートオン/ノートオフイベントタイミング(発音/消音タイミング)を管理するTick処理を実行する。
そして、ステップSB2では、上記Tick処理に従い、記憶部11に記憶される伴奏パートの曲データを再生して得た楽音データ(伴奏音)を入出力部14の出力系に供給する伴奏パート再生処理を実行する。これにより、入出力部14の出力系では、楽音データ(伴奏音)を楽曲オーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)に出力する。
次に、ステップSB3では、上記Tick処理に従い、記憶部11に記憶される演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号、すなわち次に弾くべき鍵を示す鍵番号(発音音高)をシリアルデータにエンコードして入出力部14の出力系に供給する鍵番号送信処理を実行する。これにより、入出力部14の出力系では、制御部10が発生したシリアルデータ(鍵番号)をシリアルデータオーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)に出力する。
なお、ここで言う鍵番号の先読み出しとは、例えば今、ある音符のノートオンイベントのタイミングであった場合、次の音符のノートオンイベントの鍵番号を読み出す形態を指す。したがって、曲再生の開始時点では、曲頭の音符のノートオンイベントの鍵番号が読み出され、曲頭の音符の発音タイミングになった時点で次の音符のノートオンイベントの鍵番号が読み出される。
このように、楽音送信処理では、伴奏パートの曲データを再生した楽音データ(伴奏音)を、楽曲オーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)から出力すると共に、演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号をシリアルデータにエンコードし、当該シリアルデータをシリアルデータオーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)から出力する。
(3)ADC処理の動作
次に、図7を参照してADC処理の動作を説明する。支援装置100の制御部10では、上述の支援処理(図5参照)が実行されると、タイマ割り込みによって所定周期毎にADC処理を実行する。割り込みタイミングになると、制御部10は図7に図示するステップSC1に処理を進め、スタートフラグSTFが「1」、つまり曲再生を開始しているか否かを判断する。曲再生が終了してスタートフラグSTFがゼロリセットされていると、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
一方、曲再生が開始され、スタートフラグSTFが「1」にセットされていれば、上記ステップSC1の判断結果は「YES」になり、ステップSC2に進む。ステップSC2〜SC3では、入出力部14の入力系(マイクMICおよびA/D変換器)によりサンプリングされるメロディ音データの数がFFTフレーム分に達するまで記憶部11のバッファエリアに一時記憶する。
演奏装置200の鍵盤20が32鍵で構成されている場合、最低音の音高は「F#3」音となる。「F#3」音の周波数は約185Hzである。その半音上の「G3」音の周波数は約196Hzである。この両音高を区別するには、音高差分(196Hz−185Hz=11Hz)から10Hz程度の周波数分解能が必要になる。周波数分解能が10Hz程度で入出力部14の入力系のサンプリング周波数が44.1KHzならば、高速フーリエ変換FFTを施す1フレーム長は、少なくとも4096データを必要とする。
したがって、ステップSC2〜SC3では、入出力部14の入力系(マイクMICおよびA/D変換器)によりサンプリングされるメロディ音データの数が「4096」に達するまでフレーム蓄積を繰り返す。そして、FFTフレームに相当する「4096」個のメロディ音データが記憶部11のバッファエリアに蓄積されると、ステップSC3の判断結果が「YES」になり、ステップSC4に進む。そして、ステップSC4では、フラグFFTFに「1」をセットしてFFTフレーム分のメロディ音データを蓄積した旨を表して本処理を終える。
このように、ADC処理は、支援処理(図5参照)が実行されると、タイマ割り込みにて所定周期毎に実行され、曲再生が開始されていれば、入出力部14の入力系(マイクMICおよびA/D変換器)によりサンプリングされるメロディ音データの数がFFTフレーム分(4096データ)に達するまで記憶部11のバッファエリアに蓄積し続け、FFTフレーム分(4096データ)蓄積し終えると、その旨を表すべくフラグFFTFに「1」をセットして本処理を終える。
(4)楽音判断処理の動作
次に、図8を参照して楽音判断処理の動作を説明する。前述した支援処理のステップSA6(図5参照)を介して本処理が実行されると、制御部10は図8に図示するステップSD1に処理を進め、フラグFFTFが「1」であるか否か、すなわちFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データを蓄積し終えているか否かを判断する。FFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データを蓄積し終えておらず、フラグFFTFが「0」であれば、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
これに対し、FFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データを蓄積し終え、フラグFFTFが「1」にセットされていれば、上記ステップSD1の判断結果は「YES」になり、ステップSD2に進む。ステップSD2では、記憶部11のバッファエリアに蓄積されたFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データについて、公知のFFT処理を実行する。続いて、ステップSD3では、上記ステップSD2のFFT処理により得られた基音周波数を対数変換してメロディ音の音高を取得する。この後、ステップSD4に進み、フラグFFTFをゼロリセットする。
次いで、ステップSD5では、取得したメロディ音の音高が正解音高であるか否か、つまり前述の楽音送信処理(図6参照)によって演奏装置200へ送信したシリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵されたかどうかを判断する。シリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高であれば、判断結果は「YES」になり、ステップSD6に進む。ステップSD6では、例えばガイドされた鍵が正しく弾かれた旨を表示部12に画面表示しながら正解音の数をカウントして正解率を算出する等の正解処理を実行して本処理を終える。
一方、シリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵とは異なる鍵が押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高にならなければ、上記ステップSD5の判断結果は「NO」になり、ステップSD7に進む。ステップSD7では、例えばガイドされた鍵が正しく弾かれていない旨を表示部12に画面表示しながら不正解音の数をカウントして不正解率を算出する等の不正解処理を実行して本処理を終える。
このように、楽音判断処理では、前述したADC処理(図7参照)によって記憶部11のバッファエリアにFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データが蓄積されると、そのFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データにFFT処理を施して得た基音周波数に基づきメロディ音の音高を取得する。そして、取得したメロディ音の音高が正解音高であるか否か、つまり演奏装置200へ送信したシリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵されたかどうかを判断し、ガイドされた鍵が正しく押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高であれば、正解処理を実行し、一方、ガイドされた鍵とは異なる鍵が押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高にならなければ、不正解処理を実行する。
(5)本体処理の動作
次に、図9を参照して演奏装置200のCPU23が実行する本体処理の動作について説明する。本体処理が実行されると、CPU23は図9に図示するステップSE1に処理を進め、データ受信処理を実行する。データ受信処理では、支援装置100からライン入力端子27aの左チャンネル(Lch)に入力される楽音オーディオ信号(伴奏音)をサウンドシステム28のミキサ28bに供給して演奏練習に供する曲の伴奏音をスピーカSPから放音させる一方、ライン入力端子27aの右チャンネル(Rch)に入力されたシリアルデータオーディオ信号をA/D変換したデータを受信する。
そして、ステップSE2では、受信データ中からスタートビットS(図4(a)参照)を検出したか否かを判断する。スタートビットSを検出しなければ、判断結果は「NO」になり、上記ステップSE1に処理を戻し、データ受信を続ける。そして、スタートビットSを検出すると、上記ステップSE2の判断結果が「YES」になり、ステップSE3に進み、UART(調歩同期方式通信)にてスタートビットSに続くシリアルデータを受信し、続くステップSE4では受信したシリアルデータをデコードする。
続いて、ステップSE5では、上記ステップSE4において鍵番号がデコードされたか否かを判断する。鍵番号以外がデコードされた場合には、判断結果が「NO」になり、上記ステップSE1に処理を戻すが、鍵番号がデコードされた場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSE6に進む。ステップSE6では、前回点灯させたLEDの消灯をLED部21に指示し、続くステップSE7では、今回受信した鍵番号の鍵に配設されるLEDの点灯をLED部21に指示した後、上記ステップSE1に処理を戻す。
以上説明したように、本実施形態によれば、支援装置100と演奏装置200とから構成される演奏システムは、既存のヘッドフォン端子(ステレオ出力)/ライン入力端子(ステレオ入力)をステレオオーディオケーブルで接続される為、汎用性を維持しながらも演奏装置200の製品コスト高を招致すること無く支援装置100と接続可能としている。
こうした演奏システムにおいて、支援装置100が伴奏パートの曲データを再生した楽音データ(伴奏音)を、楽曲オーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のLch(左チャンネル)から出力すると共に、演奏パートの曲データから先読み出しした鍵番号をシリアルデータにエンコードし、当該シリアルデータをシリアルデータオーディオ信号にD/A変換してヘッドフォン端子のRch(右チャンネル)から出力する。
すると、演奏装置200では、入力されたLchの楽曲オーディオ信号を増幅してスピーカから伴奏音として放音する一方、入力されたRchのシリアルデータオーディオ信号をA/D変換した後、UART(調歩同期方式通信)にてデータ受信して鍵番号に復号し、当該鍵番号で指定される鍵の位置に配設されるLEDを点灯して弾くべき鍵をガイドする。これにより、演奏装置200では、演奏練習に供する曲の演奏パートについて曲進行に応じて弾きべき鍵が順番にガイドされ、それに従ってユーザが押鍵することでメロディ音として放音される。
支援装置100では、曲再生が開始されると、入出力部14の入力系(マイクMICおよびA/D変換器)によりサンプリングされるメロディ音データを記憶部11のバッファエリアに蓄積し、蓄積されたFFTフレーム分(4096データ)のメロディ音データにFFT処理を施して得た基音周波数に基づき取得したメロディ音の音高が正解音高であるか否か、つまり演奏装置200へ送信したシリアルデータオーディオ信号(鍵番号)に従ってガイドされた鍵が正しく押鍵されたかどうかを判断し、ガイドされた鍵が正しく押鍵され、取得したメロディ音の音高が正解音高ならば正解処理を実行し、一方、ガイドされた鍵とは異なる鍵が押鍵され、取得したメロディ音の音高が不正解音高ならば不正解処理を実行するので、汎用性を維持しながらも演奏装置の製品コスト高を招致すること無く演奏練習機能を具現することが出来る。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下では、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明について付記する。
(付記)
[請求項1]
支援装置及び演奏装置を有する演奏システムであって、
前記支援装置は、
曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力する出力手段と、
外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換手段により変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う処理手段と、
を有し、
前記演奏装置は、
前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、
前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、
前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、
前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、
前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段と
を有する、ことを特徴とする演奏システム。
[請求項2]
曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置であって、
前記支援装置は、
曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、
前記メロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力手段と、
前記演奏装置からの演奏音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う比較処理実行手段と、
を具備することを特徴とする支援装置。
[請求項3]
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置であって、
前記演奏装置は、
前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、
前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、
前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、
前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、
前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段と
を具備することを特徴とする演奏装置。
[請求項4]
曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力し、
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、
前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、
前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、
前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、
前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす演奏音を発音し、
外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う、演奏方法。
[請求項5]
曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置で用いられる支援方法であって、
曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力し、
前記演奏装置からの演奏音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う、支援方法。
[請求項6]
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置に用いられる演奏方法であって、
前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、
前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、
前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、
前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、
前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する、演奏方法。
[請求項7]
曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置として用いられるコンピュータに、
曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換ステップと、
前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力ステップと、
前記演奏装置からの演奏音を検出するとともに、当該演奏音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う処理ステップと、
を実行させるプログラム。
[請求項8]
前記メロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置として用いられるコンピュータに、
前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信ステップと、
前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音ステップと、
前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得ステップと、
前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイドステップと、
前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏ステップと、
を実行させるプログラム。
100 支援装置
10 制御部
11 記憶部
12 表示部
13 操作部
14 入出力部
200 演奏装置
20 鍵盤
21 LED部
22 操作部
23 CPU
24 ROM
25 RAM
26 音源
27 入力部
28 サウンドシステム

Claims (8)

  1. 支援装置及び演奏装置を有する演奏システムであって、
    前記支援装置は、
    曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、
    前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力する出力手段と、
    外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換手段により変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う処理手段と、
    を有し、
    前記演奏装置は、
    前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、
    前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、
    前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、
    前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、
    前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段と
    を有する、ことを特徴とする演奏システム。
  2. 曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置であって、
    前記支援装置は、
    曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換手段と、
    前記メロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力手段と、
    外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換手段により変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う比較処理実行手段と、
    を具備することを特徴とする支援装置。
  3. 曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置であって、
    前記演奏装置は、
    前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信手段と、
    前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音手段と、
    前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得手段と、
    前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイド手段と、
    前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏手段と
    を具備することを特徴とする演奏装置。
  4. 曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、
    前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで出力し、
    前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、
    前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、
    前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、
    前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、
    前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす演奏音を発音し、
    外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う、演奏方法。
  5. 曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置で用いられる支援方法であって、
    曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換し、
    前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力し、
    外部音を検出するとともに、当該外部音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高とを比較した比較結果に対応した処理を行う、支援方法。
  6. 曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置に用いられる演奏方法であって、
    前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信し、
    前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音し、
    前記受信されたメロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号から音高を取得し、
    前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドし、
    前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する、演奏方法。
  7. 曲のメロディパートがガイド可能であるとともに、前記曲の伴奏パートに対応する伴奏音を発音可能な演奏装置に接続される支援装置として用いられるコンピュータに、
    曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号に変換するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に変換する変換ステップと、
    前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々異なるチャンネルで前記演奏装置に出力する出力ステップと、
    前記演奏装置からの演奏音を検出するとともに、当該演奏音が表わす音高と前記変換されたアナログ信号が表わす音高との比較結果に対応した処理を行う処理ステップと、
    を実行させるプログラム。
  8. 曲のメロディパートに相当する曲データに基づき、当該メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号を出力するとともに、前記曲の伴奏パートに相当する曲データに基づき、当該伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を出力する支援装置に接続される演奏装置として用いられるコンピュータに、
    前記支援装置から出力される、前記メロディパートに含まれる音高を表わすアナログ信号及び前記伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号を夫々受信する受信ステップと、
    前記受信された伴奏パートを表わすアナログオーディオ信号に基づき、前記曲の伴奏音を発音する発音ステップと、
    前記受信されたメロディパートを構成する音高を表わすアナログ信号から音高を取得する取得ステップと、
    前記取得された音高に基づき、当該音高に対応する演奏操作子をガイドするガイドステップと、
    前記演奏操作子に対するユーザの演奏操作に応じた音高を表わす音響音を発音する演奏ステップと、
    を実行させるプログラム。
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