JP6295793B2 - 熱カシメ装置及び熱カシメ制御方法 - Google Patents
熱カシメ装置及び熱カシメ制御方法 Download PDFInfo
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Description
図1(a)、(b)に示すように、第1実施形態に係わる熱カシメ装置は、絶縁皮膜で被覆された電線(以下、絶縁皮膜電線10という)が挿入された筒状の端子20をセットし、上部電極30と下部電極31で端子20を挟持して熱カシメを行う。絶縁皮膜電線10は、複数本束ねた結線束として端子20に挿入される。上部電極30と下部電極31は、互いに対向する一対の電極である。また、下部電極31は、支持台(図示せず)に固定されており、熱カシメ装置は上部電極30を矢印Aの方向にストロークする。
熱カシメ装置は、上部電極30や下部電極31の他に、電極間距離センサ40と、測定位置制御部50と、温度センサ60と、電流制御部70と、飛び出し防止壁80とを備える。なお、図2中の点線矢印は、電気や温度などの信号を表している。
なお、測定位置制御部50及び電流制御部70は、例えば、CPU,RAM,ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成される。
図4(a)に示すように、ストローク前の温度センサ60の位置は、端子20の軸方向と平行となる結線束の中心線上であり、端子20の軸方向と平行となる電極間距離Dの中心線上でもある。この位置を、D/2と呼ぶことにする。続いて、図4(b)に示すように、熱カシメ装置がストローク距離Lだけ上部電極30をストロークすると、電極間距離は、D−Lとなる。ストローク後に、結線束の中心の温度Tを計測するための温度センサ60の位置は、(D−L)/2となり、展開すれば、D/2−L/2となる。すなわち、温度センサ60は、ストローク前と比べてL/2だけ平行移動すれば、ストローク後の結線束の中心の温度Tを計測することができる。換言すれば、温度センサ60は、上部電極30のストローク距離Lの半分だけ平行移動すれば、ストローク後の結線束の中心の温度Tを計測することができる。また、測定位置制御部50は、温度センサ60の移動量と同じだけ飛び出し防止壁80も移動させる。
次に、本発明の第2実施形態について図11を参照して説明する。第2実施形態が、第1実施形態と相違する点は、下部電極31を固定せずに、下部電極31もストロークする点である。なお、図11において、第2実施形態に係わる熱カシメ装置の構成のうち、一部の構成の図示を省略する。
11 電線
20 端子
30 上部電極
31 下部電極
40 電極間距離センサ(電極間距離測定部)
50 測定位置制御部
60、61 温度センサ(温度測定部)
70 電流制御部
80 飛び出し防止壁(壁部)
81、84 スリット
82、83 テーパー穴部
Claims (10)
- 複数の絶縁皮膜電線を束ねた結線束を端子に挿入し、この端子を1対の電極で挟んで加圧しながら通電する熱カシメ装置であって、
一方の電極を固定し、他方の電極を移動させる場合であって、
前記結線束の中心の温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部によって測定された温度に応じて前記電極に印加する電流を制御する電流制御部と、
前記1対の電極の電極間距離を測定する電極間距離測定部と、
前記電極間距離測定部によって測定された電極間距離に応じて、前記温度測定部の位置を制御する測定位置制御部と
を備えることを特徴とする熱カシメ装置。 - 前記測定位置制御部が制御する温度測定部の移動量は、前記他方の電極の移動量の半分であることを特徴とする請求項1に記載の熱カシメ装置。
- 複数の絶縁皮膜電線を束ねた結線束を端子に挿入し、この端子を1対の電極で挟んで加圧しながら通電する熱カシメ装置であって、
前記1対の電極の両方を移動させる場合であって、
前記結線束の中心の温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部によって測定された温度に応じて前記電極に印加する電流を制御する電流制御部と、を備え、
それぞれの電極の移動量は同じであることを特徴とする熱カシメ装置。 - 前記端子の、前記結線束が挿入される入口側の反対側となる出口側に、前記端子の開口より大きな面積を有する壁部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱カシメ装置。
- 前記壁部は、前記端子に対向する面に前記絶縁皮膜電線の外径より小さいスリットを有し、このスリットから反対側の面に向かって前記温度測定部の測定視野より大きく拡開するテーパー穴部を有することを特徴とする請求項4に記載の熱カシメ装置。
- 前記壁部は、前記温度測定部に対向する面に前記絶縁皮膜電線の外径より大きなスリットを有し、このスリットから反対側の面に向かって拡開するテーパー穴部を有することを特徴とする請求項4に記載の熱カシメ装置。
- 前記温度測定部は、接触式の温度センサであり、前記壁部に設けられたスリットに挿入されることを特徴とする請求項4に記載の熱カシメ装置。
- 前記温度測定部は、電線と接続する接触式の温度センサであり、
前記電線は、前記結線束が挿入される入口側の反対側となる出口側から前記結線束の中心に挿入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱カシメ装置。 - 前記電流制御部は、前記温度測定部によって測定された温度の時間変化率に応じて前記電極に印加する電流を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱カシメ装置。
- 複数の絶縁皮膜電線を束ねた結線束を端子に挿入し、
前記端子を1対の電極で挟んで、一方の電極を固定し、他方の電極を移動させて加圧しながら通電し、
前記1対の電極の電極間距離を測定し、
温度測定部を用いて前記結線束の中心の温度を測定し、
測定した温度に応じて前記電極に印加する電流を制御し、
測定した電極間距離に応じて、前記温度測定部の位置を制御することを特徴とする熱カシメ制御方法。
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