JP6294707B2 - 光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造 - Google Patents

光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造 Download PDF

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本発明は、光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造に関する。
光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルは、電力ケーブルと一本以上の光ファイバケーブルとから構成されている。このような光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルを布設する場合には、ケーブル先端にプーリングアイを取り付け、当該プーリングアイのフックにワイヤーを接続して引っ張るという方法が採られている。
従来の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造では、三心電力ケーブルの各々の心線の末端部にスリーブを圧着し、各スリーブの先端部をプーリングアイのスカートの奥に設けられた止め板にボルト締めすることにより各心線の固定を行っている。そして、光ファイバケーブルは、二本の心線の間に配置され、各心線と共にテープの巻き付けにより束ねられた状態となっている。
このような端末構造により、光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの布設時にプーリングアイをワイヤーにより引っ張る作業を行う場合でも、布設張力が光ファイバケーブルに加わらないようにして、光ファイバケーブルの保護を図っている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造では、単身の電力ケーブルの末端部にスリーブを設け、更にスリーブにスカート部材を設け、当該スカートの後端部の外周に光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの外周に設けられた複数の鉄線の末端部が溶接により接続されている。また、スカート部材の前端部外周には、光ファイバケーブルの余長部分が巻き付けられ、当該光ファイバケーブルの余長部分は、スカート部材の外側に設けられたカバー部材の内側に収容されている(例えば、特許文献2参照)。
実開平02−79127号公報 特許第2785406号公報
ところで、光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルは、製造後、運搬後及び敷設後等、それぞれの段階で光ファイバケーブルの伝送特性の検査を行う必要がある。
しかしながら、特許文献1の端末構造では、光ファイバケーブルの末端部は、プーリングアイのスカートの内側で各電力ケーブルと共にテープにより束ねられているため、上記伝送特性を検査する場合には、プーリングアイを光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルから取り外し、テープを剥がして光ファイバケーブルのみを取り出さねばならず、非常に煩雑となっていた。
また、特許文献2の端末構造は、光ファイバケーブルをスカート部材の前端部外周に巻きつけているので、伝送特性検査を容易に行うことが可能である。しかしながら、この端末構造は、単芯の電力ケーブルを対象としているため、複数の電力ケーブルを有する光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末部分に生じやすい端末構造の外径の大型化について対策が講じられていなかった。
本発明の目的は、光ファイバケーブルの伝送特性検査の容易化、さらには、端末構造の小型化を図ることである。
本発明は、三心電力ケーブルと、一本以上の光ファイバケーブルと、前記三心電力ケーブルの周囲に配置された複数の鉄線と、前記複数の鉄線の先端部が接続されたプーリングアイとを備える光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造であって、前記プーリングアイはプーリングケースとフックとを有し、前記三心電力ケーブルの先端部は前記プーリングケース内でそれぞれ長さ方向に異なる位置にあり、前記光ファイバケーブルの先端部が、前記プーリングケースの前側に配置され、前方が開口した光ケーブル先端収容箱内にあることを特徴とする。
上記発明は、三心電力ケーブルの先端部をプーリングケース内でそれぞれ長さ方向に異なる位置とするので、先端部にシール構造を形成してその外径が拡大した場合でも、電力ケーブルの先端部同士の干渉を回避することができ、これらを挿入するプーリングケースの小径化を図ることが可能となる。
また、光ファイバケーブルの先端部をプーリングケースの前側にある光ケーブル先端収容箱内に配置したので、プーリングアイの前方から光ファイバケーブルの先端部に対して伝送特性検査を容易に行うことが可能となる。
また、上記発明において、前記光ファイバケーブルの余長部分は、前記光ファイバケーブルのテンションメンバの許容曲げ径以上で巻かれた状態で前記プーリングケース内に収納され、前記光ファイバケーブルの余長部分と隣接する電力ケーブルの間に防護板が設置され、前記光ファイバケーブルの余長部分を保護テープで保護しつつ結束部材で前記防護板に固定する構成としても良い。
上記発明は、光ファイバケーブルの余長部分を保護テープで保護しつつ結束部材で防護板に固定して、プーリングケース内に収納するので、海底ケーブルの布設作業時に光ファイバケーブルを電力ケーブルや光ファイバケーブル同士との接触を回避し、光ファイバケーブルを効果的に保護することが可能となる。
また、上記発明において、前記光ファイバケーブルの先端部にベントナイト系の止水材又は合成樹脂パテからなる止水材料を用いて止水しても良い。
その場合、溶接作業を不要とし、光ファイバケーブルの止水構造の形成を効率良く容易に行うことが可能となる。
また、上記発明において、前記光ファイバケーブルの先端部を、樹脂製キャップを用いて止水しても良い。
その場合、金属製キャップを用いる場合と異なり、キャップの付け外しによる光ファイバケーブルの先端部の傷等の発生を低減することが可能となる。
以上のように、本発明は、上記の構成により、光ファイバケーブルの伝送特性検査の容易化、さらには、端末構造の小型化を図ることが可能となる。
光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの中心線に沿った断面図である。 光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの中心線に沿った断面図であって、光ファイバケーブルの図示を省略している。 海底ケーブルの断面図である。 プーリングアイの断面図である。 光ファイバケーブルの止水構造の断面図である。 光ファイバケーブルの従来の止水構造の断面図である。
[実施形態の概要]
本発明の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造を示す実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
図1及び図2は光ファイバケーブル複合海底電力ケーブル100(以下、単に「海底ケーブル」という)の端末構造10を海底ケーブル100の中心線に沿った断面で示した断面図であり、図2は光ファイバケーブルの図示を一部省略している。また、図3は海底ケーブル100の中心線に垂直な断面図である。
[海底ケーブル]
まず、図3により海底ケーブル100について説明する。
海底ケーブル100は、主に、三心電力ケーブルを構成する三本の電力ケーブル110と、光ファイバケーブル120と、電力ケーブル110及び光ファイバケーブル120を内部に収容した外皮130とを主に備えている。
外皮130は、被覆材料からなる三層の被覆層132の間にケーブル長手方向に沿った複数の亜鉛メッキ鉄線131が電力ケーブル110を取り囲むように二層で配置されている。海底ケーブル100の敷設時に生じる張力の大部分がこれら亜鉛メッキ鉄線131に付与され、その内側の電力ケーブル110及び光ファイバケーブル120には張力が加わらないようになっている。
また、外皮130と各電力ケーブル110及び光ファイバケーブル120との間には補強繊維等により介在層140が形成されている。
各電力ケーブル110は、中心に導体111を備え、当該導体111から外側に向かって順番に内部半導電層112,絶縁層113,外部半導電層114,軟銅線からなるシールド層115,押さえテープ116,遮水層117,ポリエチレンシース118が形成されている。
光ファイバケーブル120は、中心に配置されたテンションメンバ121と、その周囲に配置された八つの光ファイバ122と、テンションメンバ121及び光ファイバ122の全体を被覆する金属被123とを備えている。
[端末構造]
海底ケーブル100の端末構造10は、当該端末構造10が形成される海底ケーブル100の先端部にプーリングアイ50を装備することにより形成される。
なお、以下の説明では、海底ケーブル100の布設時にプーリングアイ50を通じて海底ケーブル100が引っ張られる方向を「前」側として説明する。
図2に示すように、海底ケーブル100の三本の電力ケーブル110と介在層140は、外皮130よりも前方に延びており、三本の電力ケーブル110はさらに介在層140よりも前方まで延びている。そして、これら三本の電力ケーブル110の先端部は、ケーブルの長さ方向についてそれぞれ異なる位置まで延びている。
そして、各電力ケーブル110の先端部には防水用のキャップ21が取り付けられると共に、キャップ21の外周面から電力ケーブル110の外周面にかけて溶接処理、シーリングテープ等によりシール層22が形成されている。
各電力ケーブル110の先端部はいずれも後述するプーリングアイ50のプーリングケース51内に収容される。そして、各電力ケーブル110の先端部の外径はシール層22等の形成により拡大を生じるが、上記のように、各電力ケーブル110の先端部をケーブルの長さ方向について異なる位置とすることで、各電力ケーブル110のシール層22の干渉を回避し、プーリングケース51の径方向の小型化を図ることができる。
また、海底ケーブル100の外皮130の先端部は、被覆層132が除去されて複数の亜鉛メッキ鉄線131のみが前方に延出されている。また、これらの亜鉛メッキ鉄線131は、その先端部近傍の二箇所においてその外周になまし鉄線25,25が巻き付けられており、当該なまし鉄線25,25と各亜鉛メッキ鉄線131とが円周上の四箇所でスポット溶接により接続されている。
プーリングアイ50は、図1及び図2に示すように、各電力ケーブル110の先端部を格納するプーリングケース51と、当該プーリングケース51の前端部に設けられたフック52と、プーリングケース51の後端部に設けられた鉄線溶接用座53とを備えている。プーリングアイ50は、十分な強度と耐食性を備えた金属で形成されている。
上記プーリングケース51は、円筒部51aと当該円筒部51aの前側の端部を閉塞する前面板51bとから構成されている。
そして、外皮130から前方に突出した三本の電力ケーブル110の先端部がプーリングケース51の後端部から円筒部51aの内側に収容されている。
フック52は、U字状であって湾曲部が前方に向けられた状態でプーリングケース51の外周に固定されている。
鉄線溶接用座53は、プーリングケース51の円筒部51aと概ね径が等しい筒状体であり、円筒部51aと同心で当該円筒部51aの後端部に固定装備されている。この鉄線溶接用座53は、後部外周に略円錐面が形成されており、当該円錐面に、海底ケーブル100の外皮130から延出された複数の亜鉛メッキ鉄線131の先端部が溶接により接続されている。
海底ケーブル100の布設時には、プーリングアイ50のフック52にワイヤーが接続され、前方に牽引される。この時、鉄線溶接用座53に接続された全ての亜鉛メッキ鉄線131に張力が作用し、各電力ケーブル110や光ファイバケーブル120には張力が作用しない構造になっている。
また、光ファイバケーブル120は、伝送特性検査の実施のために、いずれの電力ケーブル110よりも十分に長い余長部分120aが設けられている。この光ファイバケーブル120の余長部分120aは、テンションメンバ121の許容曲げ径以上の径(直径)で湾曲させながら環状或いは長円状に巻かれている。尚、テンションメンバ121の許容曲げ倍率は当該テンションメンバ121の外径の35倍以上が好ましい。
そして、巻かれた光ファイバケーブル120の余長部分120aは、図1及び図4に示すように、最も後方に位置する電力ケーブル110の前側に形成される余剰空間内に配置される。
この余剰空間には、海底ケーブル100の布設作業時に各電力ケーブル110と光ファイバケーブル120の余長部分120aとが衝突して傷等が生じないように、これらの間に仕切りとなる防護板54が設けられている。
環状或いは長円状に巻かれた光ファイバケーブル120の余長部分120aには保護テープ56が巻かれて環状或いは長円状に巻かれた状態が維持される。
そして、防護板54と巻かれた光ファイバケーブル120の余長部分120aとを結束部材としての結束バンド55により固定する。このとき、結束バンド55は保護テープ56の上から取り付けられ、結束バンド55が光ファイバケーブル120の表面に傷を付けないようにしている。
また、防護板54は、プーリングケース51に対して固定されておらず、海底ケーブル100の布設時に光ファイバケーブル120には張力が作用しない構造になっている。
なお、光ファイバケーブル120の余長部分120aを結束する結束部材は結束バンドに限らず、束ねた状態で留めておくことができるものであれば何でも良い。例えば、針金、金属線、紐、クリップ等で結束しておくことも可能である。
また、防護板54は、金属と比べて軟らかく、軽く、加工が容易で、割れにくい素材であれば良く、例えば、合成樹脂、特に、塩化ビニル板等が好適である。
光ファイバケーブル120の先端部は、プーリングケース51の前面板51bを貫通して当該前面板51bから前方に向かって設けられた光ケーブル先端収容箱57内に収容されている。この光ケーブル先端収容箱57は前方が開口しており光ファイバケーブル120の先端部に対する伝送特性検査を容易に行うことを可能とする。また、光ファイバケーブル120を伝送特性検査のために前方に引き出すことも容易になっている。
また、光ファイバケーブル120の先端部には、図5に示すように止水構造150が設けられている。この止水構造150は光ケーブル先端収容箱57内に収容される。
止水構造150は、光ファイバケーブル120の先端部が挿入される樹脂製キャップ151と、光ファイバケーブル120の金属被123と樹脂製キャップ151の隙間に充填される止水材料152と、止水材料152の外周全体を被覆する第一の防水テープ層153と、第一の防水テープ層153の外周全体を被覆する第二の防水テープ層154とから構成されている。
樹脂製キャップ151は、プラスチック製のもの、より好ましくは、塩化ビニル製のものが使用される。塩化ビニル製の樹脂製キャップ151は、ステンレス製鉄カバーと比較して重量が軽く、作業性が良く、耐薬品性に優れ、難燃性が高く、安価であるという特徴がある。
止水材料152としては、例えば、ベントナイト系の止水材や合成樹脂パテ等のように、防蝕、防水性、不乾性に優れるものが望ましい。
樹脂製キャップは外力を受けると変形して隙間を生じるおそれがあるが、止水材料152も変形して隙間の発生を効果的に低減する。
また、第一の防水テープ層153と第二の防水テープ層154とが樹脂製キャップ151に巻かれているために補強され、その変形を抑制することができるようになっている。
図6は光ファイバケーブル120の従来の止水構造150Aを示している。この止水構造150Aは、光ファイバケーブル120の先端部が挿入される金属キャップ151Aと、金属キャップ151Aを光ファイバケーブル120の金属被123に溶接によって固定する溶加材152Aと、溶加材152Aの外周全体を被覆する第一の防水テープ層153Aと、第一の防水テープ層153Aの外周全体を被覆する第二の防水テープ層154Aとから構成されている。
図5の止水構造150は、従来の止水構造150Aと異なり、樹脂製キャップ151と止水材料152を使用するので、止水構造150の形成作業において溶接作業を不要とすることができ、簡易且つ迅速な止水構造150の形成を行うことが可能である。
[端末構造の形成作業]
上記端末構造10の形成作業について順に説明する。
まず、海底ケーブル100の各部を加工する。即ち、外皮130の一部を切除して介在層140及び各電力ケーブル110を前方に引き出し、介在層140の一部を切除して各電力ケーブル110を前方に引き出すように海底ケーブル100の先端部を処理する。また、この時、三本の電力ケーブル110の先端位置がケーブル長さ方向について位置が異なるように先端部の切断により長さを調節する。
また、外皮130の被覆層132を除去して亜鉛メッキ鉄線131を前方に引き出す。
また、光ファイバケーブル120は、余長部分120aを考慮して最も前方の電力ケーブル110よりもさらに十分に長く前方に引き出す。
次いで、各電力ケーブル110の先端部に防水用のキャップ21を取り付け、シール層22を形成する。
また、光ファイバケーブル120は、余長部分120aを巻いて保護テープ56によって束ね、結束バンド55により防護板54に固定する。
そして、各電力ケーブル110の先端部をプーリングケース51の内部に挿入する。この時、プーリングケース51内において、最後尾の電力ケーブル110の前方に防護板54及び光ファイバケーブル120の余長部分120aを配置する。
また、余長部分120aから延出された光ファイバケーブル120の先端部は、プーリングケース51の前面板51bを貫通して、光ケーブル先端収容箱57内に挿入する。
そして、光ファイバケーブル120の先端部に前述した止水構造150を形成する。
プーリングアイ50の鉄線溶接用座53の後部外周に各亜鉛メッキ鉄線131の先端部を溶接し、プーリングアイ50と海底ケーブル100とを連結することにより、端末構造10が形成される。
[実施形態の技術的効果]
海底ケーブル100は、各電力ケーブル110の先端部をケーブル長さ方向について異なるように配置しているので、相互の干渉を回避して、これらを挿入するプーリングケース51の小径化を図ることが可能となる。
また、光ファイバケーブル120の先端部をプーリングケース51の前側にある光ケーブル先端収容箱57内に配置したので、プーリングアイ50の前方から光ファイバケーブル120の先端部に対して伝送特性検査を容易に行うことが可能となる。
また、光ファイバケーブル120の余長部分120aを保護テープ56で保護しつつ結束バンド55で防護板54に固定して、プーリングケース51内に収納するので、海底ケーブル100の布設作業時の光ファイバケーブル120と電力ケーブル110との接触や光ファイバケーブル同士の接触を回避し、光ファイバケーブル120を効果的に保護することが可能となる。
また、光ファイバケーブル120の先端部には、樹脂製キャップ151と止水材料152により止水構造を形成しているので、溶接作業を不要とし、端末構造の形成を効率良く容易に行うことが可能となる。
10 端末構造
50 プーリングアイ
51 プーリングケース
52 フック
54 防護板
55 結束バンド
56 保護テープ
57 光ケーブル先端収容箱
100 海底ケーブル(光ファイバケーブル複合海底電力ケーブル)
110 電力ケーブル(三心電力ケーブル)
120 光ファイバケーブル
120a 余長部分
130 外皮
131 亜鉛メッキ鉄線(鉄線)
150 止水構造
151 樹脂製キャップ
152 止水材料

Claims (4)

  1. 三心電力ケーブルと、
    一本以上の光ファイバケーブルと、
    前記三心電力ケーブルの周囲に配置された複数の鉄線と、
    前記複数の鉄線の先端部が接続されたプーリングアイとを備える光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造であって、
    前記プーリングアイはプーリングケースとフックとを有し、
    前記三心電力ケーブルの先端部は前記プーリングケース内でそれぞれ長さ方向に異なる位置にあり、
    前記光ファイバケーブルの先端部が、前記プーリングケースの前側に配置され、前方が開口した光ケーブル先端収容箱内にあることを特徴とする光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造。
  2. 前記光ファイバケーブルの余長部分は、前記光ファイバケーブルのテンションメンバの許容曲げ径以上で巻かれた状態で前記プーリングケース内に収納され、
    前記光ファイバケーブルの余長部分と隣接する電力ケーブルの間に防護板が設置され、
    前記光ファイバケーブルの余長部分を保護テープで保護しつつ結束部材で前記防護板に固定することを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造。
  3. 前記光ファイバケーブルの先端部にベントナイト系の止水材又は合成樹脂パテからなる止水材料を用いて止水したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造。
  4. 前記光ファイバケーブルの先端部を、樹脂製キャップを用いて止水したことを特徴とする請求項3記載の光ファイバケーブル複合海底電力ケーブルの端末構造。
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