JP6294643B2 - 遊技場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場の稼動情報を集計する遊技場管理システムに関する。
従来より、遊技者の入場状況や遊技機のボーナス(大当たり)回数等の情報である稼動情報について、他の遊技場の稼動情報を効率的に入手するシステムが種々提案されている。例えば特許文献1には、指定された遊技場の稼動情報を当該遊技場に赴いて監視し、その監視した稼動情報を外部集計装置(管理サーバ)に送信すると、外部集計装置で集計されている指定された遊技場とは異なる遊技場の稼動情報を閲覧可能となることが記載されている。これにより、一の遊技場の管理者にしてみれば、稼動情報を監視しに行く遊技場の数を減らすことが可能となる。
特開2003−93707号公報
しかしながら、管理者によっては、稼動情報の監視を正確に行わずに外部集計装置に送信することが考えられる。正確ではない稼動情報が外部集計装置に送信された場合にその稼動情報を正常なものとして扱うと、外部集計装置にて稼動情報を正確に集計することができないという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技場の稼動情報を正確に集計することが可能な遊技場管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、契約遊技場として登録された複数の遊技場毎に設けられ、当該遊技場内に設けられた各遊技機の稼動状況に関する稼動情報を収集する稼動情報収集手段と、前記契約遊技場とは異なる第三者管理機関に設けられ、前記稼動情報収集手段と通信して当該稼動情報収集手段により収集された前記稼動情報を集計する稼動情報集計手段と、遊技場に赴いて当該遊技場の前記稼動情報を監視する監視者が監視結果に対応した前記稼動情報を入力可能であり、その入力された前記稼動情報を前記監視者の操作に基づいて前記稼動情報集計手段に送信する送信手段と、前記監視者が前記契約遊技場の前記稼動情報を送信させた場合に、当該監視者が送信させた前記契約遊技場の前記稼動情報と、前記稼動情報収集手段により収集された当該契約遊技場の前記稼動情報とを比較する稼動情報比較手段と、前記稼動情報比較手段が比較した結果、前記稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも高い場合に、当該稼動情報を送信させた前記監視者を、監視結果の信頼度が高い監視者である信頼監視者として特定する信頼度特定手段と、を備え、前記稼動情報集計手段は、前記契約遊技場として登録されていない未契約遊技場の前記稼動情報が前記送信手段から送信された場合に、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていれば前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に高い前記稼動情報として集計する一方、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていなければ前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に低い前記稼動情報として集計し、さらに、前記契約遊技場の管理者を前記監視者として登録すると共に、前記契約遊技場の前記稼動情報については前記信頼監視者と当該信頼監視者ではない非信頼監視者とのそれぞれに対して閲覧可能とする一方、前記未契約遊技場の前記稼動情報については少なくとも当該未契約遊技場を監視していない前記非信頼監視者に対して閲覧可能とせずに前記信頼監視者に対して閲覧可能とすることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、契約遊技場として登録された複数の遊技場毎に設けられ、当該遊技場内に設けられた各遊技機の稼動状況に関する稼動情報を収集する稼動情報収集手段と、前記契約遊技場とは異なる第三者管理機関に設けられ、前記稼動情報収集手段と通信して当該稼動情報収集手段により収集された前記稼動情報を集計する稼動情報集計手段と、遊技場に赴いて当該遊技場の前記稼動情報を監視する監視者が監視結果に対応した前記稼動情報を入力可能であり、その入力された前記稼動情報を前記監視者の操作に基づいて前記稼動情報集計手段に送信する送信手段と、前記監視者が前記契約遊技場の前記稼動情報を送信させた場合に、当該監視者が送信させた前記契約遊技場の前記稼動情報と、前記稼動情報収集手段により収集された当該契約遊技場の前記稼動情報とを比較する稼動情報比較手段と、前記稼動情報比較手段が比較した結果、前記稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも高い場合に、当該稼動情報を送信させた前記監視者を、監視結果の信頼度が高い監視者である信頼監視者として特定する信頼度特定手段と、を備え、前記稼動情報集計手段は、前記契約遊技場として登録されていない未契約遊技場の前記稼動情報が前記送信手段から送信された場合に、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていれば前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に高い前記稼動情報として集計する一方、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていなければ前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に低い前記稼動情報として集計し、さらに、前記信頼監視者が送信させた前記未契約遊技場の前記稼動情報については前記契約遊技場の管理者に対して閲覧可能とする一方、前記信頼監視者ではない非信頼監視者が送信させた前記未契約遊技場の前記稼動情報については前記契約遊技場の管理者に対して閲覧可能としないことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記監視者が前記稼動情報を監視する監視対象遊技場として、前記契約遊技場、及び前記未契約遊技場の両方を一の前記監視者に対して設定する監視遊技場設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、監視者が未契約遊技場に赴き、その未契約遊技場の稼動情報を送信させる操作を行うと、その未契約遊技場の稼動情報が稼動情報集計手段に送信されるので、契約遊技場の稼動情報を集計することに加え、未契約遊技場の稼動情報をも集計することができ、契約遊技場の数よりも多くの遊技場の稼動情報を集計することができる。又、監視者が送信させた稼動情報の信頼度が異なる(不正確な場合もあり得る)が、監視者が送信させた契約遊技場の稼動情報と、その契約遊技場における稼動情報収集手段により収集された当該契約遊技場の稼動情報とを比較し、その一致率を判定することで、監視者が送信させた稼動情報の信頼度を判定するので、監視者の信頼度を特定した上で稼動情報を収集することができる。
即ち、稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも高ければ、その稼動情報を送信させた監視者は信頼度が相対的に高い信頼監視者であり、その信頼監視者が未契約遊技場に赴いて稼動情報を送信させた場合に、その未契約遊技場の稼動情報も信頼度が相対的に高いと判定した上で、稼動情報を収集することができる。一方、稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも低ければ、その稼動情報を送信させた監視者は信頼度が相対的に低い非信頼監視者であり、その非信頼監視者が未契約遊技場に赴いて稼動情報を送信させた場合に、その未契約遊技場の稼動情報も信頼度が相対的に低いと判定した上で、稼動情報を収集することができる。即ち、一致率が高い稼動情報を送信させた監視者は、一致率が低い稼動情報を送信させた監視者よりも信頼度が高いとした上で、稼動情報を収集することができる。尚、稼動情報を送信させていない監視者も非信頼監視者である。
さらに、信頼監視者においては、契約遊技場の稼動情報及び未契約遊技場の稼動情報の両方を閲覧することができ、稼動情報を送信させていない監視者も含む非信頼監視者においては、契約遊技場の稼動情報を閲覧することができる一方、未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができないようになる。ここで、遊技場によっては、経費、地理的な問題、時間の制約等の様々な問題により他の遊技場に稼動情報を監視しに行くことができないことが考えられる。このような他の遊技場に稼動情報を監視しに行くことができない遊技場であっても、契約遊技場であれば、信頼監視者であるか非信頼監視者であるかに拘らず他の契約遊技場の稼動情報を閲覧することができるので、他の遊技場を監視することができない遊技場が契約遊技場に移行する利点を高めることができ、契約遊技場への移行を促進することができる。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載した発明と同様に、一致率が高い稼動情報を送信させた監視者は、一致率が低い稼動情報を送信させた監視者よりも信頼度が高いとした上で、稼動情報を収集することができる。さらに、契約遊技場の管理者においては、信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができる一方、非信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができないようになる。信頼度の低い稼動情報を契約遊技場の管理者が閲覧してしまうことを抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、一の監視者が契約遊技場及び未契約遊技場のそれぞれの稼動情報を送信させることができ、一の監視者が未契約遊技場の稼動情報しか送信させる機会がないという状況を回避し、一の監視者が契約遊技場の稼動情報をも送信させる機会を確保することで、監視者が信頼監視者であるか否かを特定することができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 場内管理装置、外部集計装置、携帯端末が有する機能を示す図 場内管理装置における稼動情報の閲覧画面を示す図 外部集計装置における監視対象遊技場の設定画面を示す図 操作端末における監視結果入力画面を示す図 場内管理装置における遊技場選択画面を示す図(その1) 場内管理装置における遊技場選択画面を示す図(その2)
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技場管理システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場管理システム1は、複数の遊技場(図1では遊技場A、B、Cを例示している)を管理対象とする。以下、遊技場Aに設置されている遊技機等の構成について説明するが、遊技場Aに設置されている構成と略同様の構成が遊技場B、Cにも設置されている。又、遊技場管理システム1が管理対象とする遊技場の数は「3」以上であっても良い。
遊技場Aには、複数台の遊技機2が設置されている。本実施形態の場合、遊技機2は所謂スロットマシンを想定している。各遊技機2には、貸出装置3及び表示装置4がそれぞれ付設されている。遊技機2、貸出装置3及び表示装置4は、それぞれ中継装置5に接続されている。中継装置5は、LAN6を介して場内管理装置(管理装置)7に接続されている。遊技機2や貸出装置3等から出力される後述する遊技信号は、中継装置5を経由して表示装置4や場内管理装置7に入力される。場内管理装置7は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ等の出力機器やマウスやキーボード等の入力機器が接続されている。場内管理装置7は、遊技場内に設置される全ての機器(遊技機2、貸出装置3、表示装置4等)の稼動状況を管理する。尚、遊技場Aには、所謂パチンコ機も含めて例えば数100台の遊技機2が設置されており、それぞれの遊技機2が場内管理装置7の管理対象となっている。
遊技機2は、周知のように、表示窓2a、スタートレバー2b、ストップボタン2c、液晶表示部2d、メダル投入口2e、BETボタン2f等を備える。遊技者は、表示窓2aを通じて内部に設けられたリールに描かれた図柄を視認可能となっている。遊技者がメダル(遊技価値)をメダル投入口2eに投入する、又はBETボタン2fを操作することで、クレジットメダル(遊技価値)が所定枚数ベットされ(遊技価値が消費され)、その状態でスタートレバー2bが操作されると(ゲームの開始操作が行われると)、内部抽選を実行すると共に図柄の変動を開始させ、ストップボタン2cが操作されると、所謂引込制御(予め規定された引込範囲である例えば4図柄まで図柄を有効ライン上に引込んで停止表示させる制御)によりリールの変動を停止する。尚、遊技機2は、上記した物理的なリールを備えるものに限らず、表示窓2aを液晶表示器等で構成し、図柄を画像として表示及び変動させるタイプのものであっても良い。その場合、スタートレバー2bが操作されると、液晶表示器の画面に表示された図柄の変動を開始させ、ストップボタン2cが操作されると、対応する図柄が停止表示されることになる。
このような遊技機2には、周知のようにボーナス役、小役、リプレイ役等の役が設定されており、上記した内部抽選時に何れの役に内部当選した状態で遊技者によりストップボタン2cが操作され、予め設定されている有効ライン上にその内部当選役に対応する図柄が停止表示されると(図柄が揃うと)、入賞が発生する。そして、入賞が発生した場合には、対応する枚数のメダルの払出(遊技価値の付与)又はボーナス状態(大当たり状態)への移行が行われる。
遊技機2は、遊技の実行に応じて各種の遊技信号を出力する。具体的には、遊技機2は、遊技の実行により消費された(ゲームの開始操作より消費された)遊技媒体の数(アウト)を示す投入信号、入賞の発生により払出された遊技媒体の数(セーフ)を示す払出信号、ゲームが開始されたことを示すスタート信号、ボーナス状態が発生したことを示すボーナス信号等を出力する。表示装置4や場内管理装置7は、これらの遊技信号を遊技機2から中継装置5を経由して入力することに基づいて、遊技情報の集計及び管理、ボーナス状態の特定等を行う。又、表示装置4は、遊技者向けに各種の遊技情報の表示を行う。
貸出装置3は、動作状態を示す動作ランプ3a、遊技者が例えば貨幣等の有価価値を投入する貨幣投入口3b、遊技者が会員カード(図示せず)を挿入するカード挿入口3c、メダルを払出す(貸し出す)メダル払出口3d等を備える。貸出装置3は、不具合が生じた場合等に動作ランプ3aを点灯させ、管理者に不具合の発生等を報知する。又、貸出装置3は、遊技者が有価価値を貨幣投入口3bに投入すると、その投入された有価価値に応じた数のメダルをメダル払出口3dから遊技機2に払出す。又、貸出装置3は、貨幣投入口3bに投入された有価価値を示す貸出信号(売上信号)を出力する。
表示装置4は、ランプ部4a、液晶表示部4b、管理者を呼出すための呼出ボタン4c、液晶表示部4bに表示される遊技情報の種類等を切替えるための切替ボタン44等を備える。液晶表示部42は、各種の遊技情報をそれぞれの領域に表示可能であり、例えば本日におけるボーナス状態の発生回数である「本日ボーナス回数」、前日におけるボーナス状態の発生回数である「前日ボーナス回数」、前々日におけるボーナス状態の発生回数である「前々日ボーナス回数」、過去最高のボーナス状態の発生回数である「過去最高ボーナス回数」等を表示可能である。
さて、遊技場管理システム1の管理対象である遊技場A、B、Cは、それぞれ契約遊技場(加盟店)と未契約遊技場(非加盟店)とに区分される。契約遊技場とは、遊技場を運営する法人(団体)とは異なる第三者管理機関との間で所定の契約(後述する遊技場の稼動情報を相互監視する契約)を締結した遊技場であり、非契約遊技場とは、契約遊技場ではない(第三者管理機関との間で所定の契約を締結していない)遊技場である。本実施形態では、遊技場A、Bが契約遊技場であり、遊技場Cが未契約遊技場であるとして説明する。契約遊技場である遊技場A、Bにそれぞれ設置されている場内管理装置7、11は、広域通信ネットワーク13(インターネットも含む)を介して外部集計装置(管理サーバ)14に接続可能になっている。外部集計装置14は、上記した第三者管理機関より管理される。一方、未契約遊技場である遊技場Cに設置されている場内管理装置12は、広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に接続可能になっていない。尚、遊技場Cに設置されている場内管理装置12は、広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14以外のサーバに接続可能であっても良い。
又、遊技場の稼動情報を監視する監視者が携帯する携帯端末15も広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に接続可能になっている。携帯端末15は、例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイを有するタブレット型の端末であり、詳しくは後述するように監視者が遊技機2の稼動状況に関する稼動情報を操作入力するための機能や広域通信ネットワーク13との間で通信する機能等を有する。監視者は、液晶ディスプレイ上に形成されるタッチ釦を押下したり数値を入力したりすることで、遊技機2の稼動情報を入力すると共に、送信釦を押下することで、入力した稼動情報を広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に送信させる運用となる。携帯端末15は、このように稼動情報を操作入力するための専用の端末である。又、監視者は例えば遊技場の管理者である。
図2は、契約遊技場である遊技場A、Bにそれぞれ設置されている場内管理装置7、11、第三者管理機関に設置されている外部集計装置14、監視者が携帯する携帯端末15のそれぞれが本発明に関連する機能を有する態様を示している。場内管理装置7、11は、それぞれ稼動情報収集手段7a、11aを有する。稼動情報収集手段7a、11aは、それぞれ稼動情報を収集する制御プログラムを実行するCPUや、収集された稼動情報を記憶するハードディスク装置(記憶装置)を含んで構成される。
外部集計装置14は、稼動情報集計手段14a、稼動情報比較手段14b、信頼度特定手段14c、監視遊技場設定手段14dを有する。これらの稼動情報集計手段14a、稼動情報比較手段14b、信頼度特定手段14c、監視遊技場設定手段14dは、稼動情報を集計及び比較したり信頼度を特定したり監視遊技場を設定したりする制御プログラムを実行するCPUや、集計された稼動情報や設定された監視遊技場を特定可能な情報を記憶するハードディスク装置を含んで構成される。携帯端末15は、送信手段15aを有する。送信手段15aは、稼動情報を送信する制御プログラムを実行するCPUを含んで構成される。
遊技場Aに設置されている場内管理装置7は、遊技機2や貸出装置3から各種の遊技信号を中継装置5を経由して入力することで、遊技場Aの遊技機2の稼動状況に関する稼動情報を稼動情報収集手段7aにより収集する。同様に、遊技場Bに設置されている場内管理装置11は、遊技場Bの遊技機2の稼動状況に関する稼動情報を稼動情報収集手段11aにより収集する。そして、場内管理装置7、11は、それぞれ収集した稼動情報を広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に所定周期で(例えば15分間隔で)送信する。この場合、場内管理装置7、11は、台番、機種名、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無を特定可能な稼動情報を広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に所定周期で送信する。尚、場内管理装置7、11が稼動情報を送信する周期は、遊技場管理システム1が管理対象とする全ての遊技場で一律に同じであっても良いし異なっていても良い。例えば遊技者の出入りが相対的に多く、稼動の変動が相対的に高い遊技場では、稼動情報を送信する周期が相対的に短く設定され、一方、遊技者の出入りが相対的に少なく、稼動の変動が相対的に低い遊技場では、稼動情報を送信する周期が相対的に長く設定されても良い。又、場内管理装置7、11が稼動情報を送信する周期は、場内管理装置7、11が設定しても良いし外部集計装置14が設定しても良い。
外部集計装置14は、契約遊技場の場内管理装置7、11からそれぞれ送信された稼動情報が広域通信ネットワーク13を介して受信されると、その受信された稼動情報を稼動情報集計手段14aにより集計する。そして、外部集計装置14は、他の契約遊技場の場内管理装置7、11から受信された稼動情報を広域通信ネットワーク13を介して一の契約遊技場の場内管理装置7、11に送信することで、一の契約遊技場の場内管理装置7、11において、他の契約遊技場の場内管理装置7、11が収集した稼動情報を閲覧可能とする。
図3は、契約遊技場である遊技場Aの場内管理装置7が表示する他の契約遊技場である遊技場Bの稼動情報を特定可能な稼動情報の閲覧画面を例示している。契約遊技場である遊技場Aの場内管理装置7は、外部集計装置14から他の契約遊技場である遊技場Bの稼動情報が受信されることで、遊技場Bの稼動情報を特定可能な稼動情報の閲覧画面を表示する。図3に例示している稼動情報の閲覧画面では、何時の稼動情報であるかを示す時刻情報A1(図3では「17:00」を例示している)が表示されていると共に、その時刻での稼動情報(機種名、番号(台番)、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無)A2が表示されている。時刻情報A1は切替可能に表示されており、時刻情報A1が切替えられることに連動し、その切替後の時刻の稼動情報A2が切替えられて表示される。これにより、遊技場Aの管理者は遊技場Bに赴かなくとも遊技場Bの稼動情報を閲覧することができる。同様に、遊技場Bの管理者は遊技場Aに赴かなくとも遊技場Aの稼動情報を閲覧することができる。
このように一の契約遊技場では、その一の契約遊技場の管理者が他の契約遊技場に赴かなくとも、他の契約遊技場の稼動情報を閲覧することができるが、その一方で、一の契約遊技場では、未契約遊技場の稼動情報を閲覧するには、その一の契約遊技場の管理者が未契約遊技場に赴く必要がある。
さて、外部集計装置14は、このように契約遊技場の管理者が未契約遊技場に赴く必要があるという事情から、契約遊技場に対して他の契約遊技場と未契約遊技場とを少なくとも1遊技場ずつ含むように監視対象の遊技場を振分ける。図4は、外部集計装置14が表示する監視対象遊技場の設定画面を例示している。図4に例示している監視対象遊技場の設定画面では、契約遊技場である遊技場Aの管理者が稼動情報を監視すべき遊技場として、監視対象の他の契約遊技場として遊技場Bが設定され、その監視時刻として「17:00」が設定される契約遊技場情報B1が表示されていると共に、監視対象の未契約遊技場として遊技場Cが設定され、その監視時刻として「12:00」が設定される未契約遊技場情報B2が表示されている。又、監視結果を送信させるための携帯端末15を特定可能な端末ID情報B3(図3では「ID0001」を例示している)が表示されている。即ち、契約遊技場である遊技場Aの管理者は、「ID0001」の携帯端末15を携帯し、他の契約遊技場である遊技場Bの稼動情報を「17:00」に監視し、未契約遊技場である遊技場Cの稼動情報を「12:00」に監視するように第三者管理機関から指示されている。尚、第三者管理機関では、このように端末IDを特定することで、監視者を特定可能となり、何れの監視者が何れの契約遊技場及び未契約遊技場を監視したかを特定可能となる。尚、監視対象の遊技場を振分けないように設定しても良いし、契約遊技場からの要望を受けて監視対象の遊技場を振分けないように設定しても良い。又、監視時刻は1日につき1回であっても良いし複数回であっても良い。
契約遊技場は、このようにして外部集計装置14により監視対象の遊技場が振分けられたことで、他の遊技場の監視を行っている契約遊技場と、他の遊技場の監視を行っていない契約遊技場とに区分される。即ち、その遊技場の管理者が第三者管理機関からの指示にしたがって携帯端末15を携帯して外部集計装置14により指定された監視対象の遊技場に赴いて当該他の遊技場の稼動情報を収集すれば、その遊技場は他の遊技場の監視を行っている契約遊技場となる。一方、その遊技場の管理者が第三者管理機関からの指示にしたがわずに携帯端末15を携帯して外部集計装置14により指定された監視対象の遊技場に赴くことなく当該遊技場の稼動情報を収集しなければ、その遊技場は他の遊技場の監視を行っていない契約遊技場となる。
他の遊技場の監視を行っている契約遊技場では、外部集計装置14から他の契約遊技場の稼動情報(他の契約遊技場の場内管理装置が送信させた稼動情報)が送信されることに加え、未契約遊技場の監視を行うことで、その監視を行っている未契約遊技場の稼動情報も外部集計装置14から送信される。よって、他の遊技場の監視を行っている契約遊技場の管理者は、他の契約遊技場の稼動情報について閲覧することができることに加え、監視を行っている未契約遊技場の稼動情報についても閲覧することができる。
一方、他の遊技場の監視を行っていない契約遊技場では、外部集計装置14から他の契約遊技場の稼動情報が送信されるが、未契約遊技場の監視を行っていないので、その監視を行っていない未契約遊技場の稼動情報が外部集計装置14から送信されることはない。よって、他の遊技場の監視を行っていない契約遊技場の管理者は、他の契約遊技場の稼動情報について閲覧することができるが、監視を行っていない未契約遊技場の稼動情報について閲覧することができない。
この点について説明を補足すると、経費、地理的な問題、時間の制約等の様々な問題により、他の遊技場に赴いて他の遊技場の監視を行えない遊技場も存在し得る。この場合、仮に監視を行わなければ他の遊技場の稼動情報について一切閲覧することができないようにしてしまうと、他の遊技場の監視を行えない遊技場にとっては契約する(契約遊技場として登録する)ことによる利益を見出せなくなり、契約遊技場の数を良好に増加させることができないことが考えられる。この点を考慮し、他の遊技場の監視を行えなくとも、契約遊技場であれば、他の契約遊技場の稼動情報を閲覧可能としたことで、契約遊技場の数が極端に増加し難くなることを抑制することができる。又、未契約遊技場の監視を行うことで、未契約遊技場の監視を行っていない場合よりも閲覧可能な情報量を多くすることができ、未契約遊技場の監視を行っていない場合との差別化を図る(優位性を見出す)ことができる。
遊技場に赴いた監視者は以下のようにして遊技場の稼動情報の監視を行う。図5は、携帯端末15が表示する監視結果入力画面を例示している。図5に例示している監視結果の入力画面では、外部集計装置14により指定された監視対象の遊技場及び推奨監視時刻を示す監視対象情報C1(図5では遊技場B、推奨監視時刻「17:00」を例示している)が表示されている。又、台番毎に、機種名、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無をタッチパネル形式により項目を入力可能な項目入力欄C2、監視時刻をタッチパネル形式により入力可能な監視時刻入力欄C3が表示されていると共に、監視者が操作可能な送信釦C4が表示されている。監視者は、台番毎に、機種名の選択、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無の入力を項目入力欄C2にて行い、実際の監視時刻の入力を監視時刻入力欄C3にて行った後に、送信釦C4を操作することで、その入力した内容を携帯端末15から広域通信ネットワーク13を介して外部集計装置14に送信可能となる。尚、監視者は、スクロールバーC5を操作することで、入力対象とする台番を切替可能である。上記した図4に示した監視対象遊技場の設定であれば、監視者である遊技場の管理者Aは、遊技場Bに赴いて当該遊技場Bの稼動情報の監視を「17:00」頃に行い、遊技場Cに赴いて当該遊技場Cの稼動情報の監視を「12:00」頃に行うことになる。図5は、遊技場の管理者Aが遊技場Bに赴いて当該遊技場Bの稼動情報の監視を「17:00」頃に行った場合の監視結果入力画面であり、上記した図3は、図5に例示した監視結果入力画面に対応する遊技場Bの稼動情報の閲覧画面である。
外部集計装置14は、上記したように携帯端末15から送信された稼動情報が広域通信ネットワーク13を介して受信されると、その監視者が携帯端末15を操作して送信させた遊技場の稼動情報と、その監視対象の遊技場の稼動情報収集手段7a、11aにより収集された当該遊技場の稼動情報とを稼動情報比較手段14bにより比較する。ここで、携帯端末15から稼動情報が外部集計装置14に送信されるタイミングと、場内管理装置7、11から稼動情報が外部集計装置14に送信されるタイミングとの間では時間差があるので、外部集計装置14は、以下のようにして時間差により発生する誤差を解消する。具体的に説明すると、外部集計装置14は、上記したように場内管理装置7、11から台番、機種名、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無を特定可能な稼動情報が広域通信ネットワーク13を介して所定周期で受信されるので、その受信された遊技機2毎のボーナス回数の履歴を記憶し、ボーナス回数の履歴のうち携帯端末15から受信された監視時刻に最も近い時刻のボーナス回数を比較対象として特定する。例えば外部集計装置14が毎時「0分」、「15分」、「30分」、「45分」に稼動情報が受信される構成であり、携帯端末15から受信された監視時刻が「n(nは営業時間内の任意の数)時5分」であれば、「n時0分」のボーナス回数を比較対象として特定する。
外部集計装置14は、携帯端末15から遊技場Bの遊技機2毎のボーナス回数が受信された場合であれば、その受信された遊技場Bの遊技機2毎のボーナス回数と、比較対象として特定した遊技場Bの遊技機2毎のボーナス回数とを比較し、ボーナス回数の差が±2回となっている遊技機2の台数を集計し、その集計した台数の割合が遊技場B全体の遊技機2の台数の90%以上であれば、監視者が送信させた遊技場Bの監視結果の信頼度が相対的に高いと判定し、一方、90%未満であれば、監視者が送信させた遊技場Bの監視結果の信頼度が相対的に低いと判定する。ボーナス回数を比較項目として用いるのは、遊技場全体を監視するためには相当の時間を要するという事情があり、単位時間あたりのボーナスの発生頻度がさほど高くないことから携帯端末15から受信されるボーナス回数には誤差が生じる可能性が低く、信頼度を特定し易いためである。又、携帯端末15からのボーナス回数の送信は、他の契約遊技場及び未契約遊技場についてそれぞれ毎日決められた時刻に行うようにすれば良い。
そして、外部集計装置14は、このようにして監視結果の信頼度の高低を判定することで、その監視を行った監視者の信頼度を判定し、その監視を行った監視者が信頼監視者であるか非信頼監視者であるかを信頼度特定手段14aにより特定する。即ち、遊技場の管理者Aが遊技場Bに赴いて当該遊技場Bの稼動情報の監視した場合には、遊技場Bの稼動情報が携帯端末15から外部集計装置14に送信されるが、このとき、遊技場の管理者Aが遊技場Bに赴いて当該遊技場Bの稼動情報の監視を正確に行っていれば、遊技場の管理者Aが携帯端末15に入力した遊技場Bの稼動情報は、遊技場Bの場内管理装置11が収集した稼動情報と一致する割合が高い。そのため、外部集計装置14は、その遊技場Aの管理者が送信させた遊技場Bの監視結果の信頼度が相対的に高いと判定し、その遊技場Aの管理者を信頼度が相対的に高い信頼監視者として特定する。一方、遊技場の管理者Aが遊技場Bに赴いて当該遊技場Bの稼動情報の監視を正確に行っていなければ、遊技場の管理者Aが携帯端末15に入力した遊技場Bの稼動情報は、遊技場Bの場内管理装置11が収集した稼動情報と一致する割合が低い。そのため、外部集計装置14は、その遊技場Aの管理者が送信させた遊技場Bの監視結果の信頼度が相対的に低いと判定し、その遊技場Aの管理者を信頼監視者として特定せず、その遊技場Aの管理者を信頼度が相対的に低い非信頼監視者として特定する。尚、外部集計装置14は、遊技場Aの管理者が稼動情報を送信させなかった場合にも、その遊技場Aの管理者を非信頼監視者として特定する。即ち、非信頼監視者とは、稼動情報の一致する割合が低い稼動情報を送信させた監視者と、稼動情報を送信させなかった監視者とを含む。外部集計装置14は、このようにして信頼管理者であるか非信頼監視者であるかを特定し、その特定結果である信頼管理者であるか非信頼監視者であるかを携帯端末15の端末IDと対応付けて管理する。即ち、外部集計装置14は、上記したように遊技場毎に端末IDを管理しているので、遊技場の管理者毎に信頼管理者であるか非信頼監視者であるかを管理する。尚、外部集計装置14は、遊技場Aの管理者が稼動情報を送信させない場合にも、その遊技場Aの管理者を非信頼監視者として特定する。
これ以降に、遊技場の管理者Aが遊技場Cに赴いて当該遊技場Cの稼動情報の監視した場合には、遊技場Cの稼動情報が携帯端末15から外部集計装置14に送信される。このとき、外部集計装置14は、その遊技場Cの稼動情報の送信元の携帯端末15の端末IDを判定することで、その遊技場Cの稼動情報の送信元の携帯端末15を所有する監視者が信頼監視者であるか非信頼監視者であるかを判定する。そして、外部集計装置14は、その携帯端末15を所有する監視者が信頼監視者であり、即ち、遊技場Cの稼動情報の送信が信頼監視者により行われていれば、その遊技場Cの稼動情報を信頼性が相対的に高い稼動情報として稼動情報集計手段14aにより集計する。一方、外部集計装置14は、その携帯端末15を所有する監視者が非信頼監視者であり、即ち、遊技場Cの稼動情報の送信が非信頼監視者により行われていれば、その遊技場Cの稼動情報を信頼性が相対的に低い稼動情報として稼動情報集計手段14aにより集計する。
そして、外部集計装置14は、携帯端末15から受信された稼動情報を信頼管理者に対応する遊技場の場内管理装置に送信する。その結果、信頼管理者は、自分が属する遊技場の場内管理装置において、他の信頼監視者が他の未契約遊技場に赴いて収集した稼動情報を閲覧することができる。一方、外部集計装置14は、携帯端末15から受信された稼動情報を非信頼管理者に対応する遊技場の場内管理装置に送信しない。その結果、非信頼管理者は、自分が属する遊技場の場内管理装置において、他の信頼監視者が他の未契約遊技場に赴いて収集した稼動情報を閲覧することができない。
図6及び図7は、契約遊技場である遊技場Aの場内管理装置7が表示する何れの遊技場の稼動情報を閲覧するかを選択する遊技場選択画面を例示している。図6及び図7に例示している遊技場選択画面では、選択可能な遊技場の一覧情報D1が表示されている。遊技場選択画面では、例えば遊技場名が表示されている領域がマウスでクリックされると、その遊技場が選択され、その遊技場の稼動情報が表示されることで閲覧可能となる。図6に例示している遊技場選択画面は、遊技場Aに属する監視者が信頼監視者であると特定された場合に、遊技場Aの場内管理装置7が表示する遊技場選択画面を示しており、選択可能な遊技場の一覧情報D1と共に、監視結果の信頼度が相対的に高いことを示すメッセージD2が表示されている。この場合、遊技場Aの信頼監視者は、自分が監視した遊技場については自分の携帯端末15から送信させた稼動情報を閲覧することができる。即ち、遊技場Bの稼動情報については自分の携帯端末15から「17:00」頃に送信された稼動情報を閲覧することができ、遊技場Cの稼動情報については自分の携帯端末15から「12:00」頃に送信された稼動情報を閲覧することができる。尚、遊技場Bの稼動情報について、自分の携帯端末15から送信された稼動情報ではなく、遊技場Bの場内管理装置11から外部集計装置14に送信された稼動情報を閲覧可能としても良い。
以上のように、契約遊技場であれば、他の契約遊技場の場内管理装置から送信された稼動情報を閲覧することができる。更に、信頼監視者が属する契約遊技場であれば、未契約遊技場についてその他の信頼監視者が携帯端末15から送信させた稼動情報をも閲覧することができる。
一方、図7に例示している遊技場選択画面は、遊技場Aに属する監視者が非信頼監視者であると特定された場合に、場内管理装置7が表示する遊技場選択画面を示しており、選択可能な遊技場の一覧情報D1と共に、監視結果を送信していない又は監視結果の信頼度が相対的に低いことを示すメッセージD3が表示されている。遊技場Aの非信頼監視者は、自分が監視した遊技場については自分の携帯端末15から送信させた稼動情報を閲覧することができ、他の契約遊技場については、その契約遊技場の場内管理装置から送信された稼動情報を閲覧することができるが、未契約遊技場については、他の未契約遊技場を監視した監視者が信頼監視者であるか非信頼監視者であるかに拘らず、その監視者が携帯端末15から送信させた稼動情報を閲覧することができない。このように信頼監視者であると特定されると、稼動情報を閲覧可能な遊技場の数は相対的に多くなり、一方、非信頼監視者であると特定されると、稼動情報を閲覧可能な遊技場の数は相対的に少なくなる。
以上に説明したように本実施形態によれば、遊技場管理システム1において、監視者が未契約遊技場に赴き、その未契約遊技場の稼動情報を送信させる操作を行うと、その未契約遊技場の稼動情報が外部集計装置14に送信されるので、契約遊技場の稼動情報を集計することに加え、未契約遊技場の稼動情報をも集計することができ、契約遊技場の数よりも多くの遊技場の稼動情報を集計することができる。又、監視者が送信させた稼動情報の信頼度が異なる(不正確な場合もあり得る)が、監視者が送信させた契約遊技場の稼動情報と、その契約遊技場の場内管理装置7、11により収集された当該契約遊技場の稼動情報とを比較し、その一致率を判定することで、監視者が送信させた稼動情報の信頼度を判定するので、監視者の信頼度を特定した上で稼動情報を収集することができる。
又、契約遊技場に対して他の契約遊技場と未契約遊技場とを少なくとも1遊技場ずつ含むように監視対象の遊技場を振分けるので、一の監視者が契約遊技場及び未契約遊技場のそれぞれの稼動情報を送信させることができ、一の監視者が未契約遊技場の稼動情報しか送信させる機会がないという状況を回避し、一の監視者が契約遊技場の稼動情報をも送信させる機会を確保することで、監視者が信頼監視者であるか否かを特定することができる。
又、契約遊技場の稼動情報については信頼監視者と非信頼監視者とのそれぞれに対して閲覧可能とする一方、未契約遊技場の稼動情報については当該未契約遊技場を監視していない非信頼監視者に対して閲覧可能とせずに信頼監視者に対して閲覧可能とするので、信頼監視者においては、契約遊技場の稼動情報及び未契約遊技場の稼動情報の両方を閲覧することができ、非信頼監視者においては、契約遊技場の稼動情報を閲覧することができる一方、未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができないようになる。遊技場によっては、経費、地理的な問題、時間の制約等の様々な問題により他の遊技場に稼動情報を監視しに行くことができないという問題に対し、他の遊技場を監視することができない遊技場が契約遊技場に移行する利点を高めることができ、契約遊技場への移行を促進することができる。
又、信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報については、その未契約遊技場の稼動情報を送信させた信頼監視者とは別の信頼管理者が属する契約遊技場の管理者に対して閲覧可能とする一方、非信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報については、契約遊技場の管理者に対して閲覧可能としないので、信頼管理者が属する契約遊技場の管理者においては、信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができる一方、非信頼監視者が送信させた未契約遊技場の稼動情報を閲覧することができないようになる。即ち、信頼度の高い未契約遊技場の稼動情報を契約遊技場の管理者が閲覧することができつつ、信頼度の低い未契約遊技場の稼動情報を契約遊技場の管理者が閲覧してしまうことを抑制することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。又、複数の変形例を組み合わせても良い。
本実施形態では、携帯端末が、稼動情報を操作入力するための専用の端末である構成を例示したが、他の機能を兼用する端末であっても良い。例えば周知の携帯電話機(多機能タイプの携帯電話機である所謂スマートフォンも含む)に稼動情報を操作入力して送信させる機能を持たせても良い。
本実施形態では、携帯端末が収集した稼動情報が当該携帯端末から外部集計装置に直接送信される構成を例示したが、携帯端末が収集した稼動情報が当該携帯端末から場内管理装置に転送され、その後に場内管理装置から外部集計装置に送信されても良い。その場合、稼動情報が携帯端末から場内管理装置に転送される態様としては記録媒体(記録カード等)を介して転送されても良い。又、本実施形態では、監視者が監視結果を携帯端末に操作入力する構成を例示したが、監視者が監視結果を場内管理装置に操作入力することで、監視者による監視結果が場内管理装置から外部集計装置に送信されても良い。又、稼動情報が携帯端末から外部集計装置に直接送信される場合には、稼動情報が無線で送信されることになるので、データ通信時間が相対的に長くなったり通信エラーが相対的に発生し易くなったりするが、携帯端末が収集した稼動情報が場内管理装置から外部集計装置に送信される場合には、稼動情報が有線で送信されることになるので、データ通信時間が相対的に短くなったり通信エラーが相対的に発生し難くなったりする等の利点がある。勿論、稼動情報が場内管理装置から外部集計装置に送信される場合でも、稼動情報が無線で送信されても良い。
本実施形態では、ボーナス回数の差が±2回となっている遊技機の台数を集計し、その集計した台数の遊技場全体の遊技機の台数に占める割合により信頼度の高低を判定する構成を例示したが、どのような比較項目を採用しても良い。例えばスタート回数の差を用いて信頼度の高低を判定しても良い。
本実施形態では、台番毎の機種名、ボーナス回数、スタート回数、稼動の有無が稼動情報として携帯端末から外部集計装置に送信される構成を例示したが、携帯端末から外部集計装置に送信される稼動情報は稼動を特定可能であればどのような情報であっても良い。複数の遊技機が設置された遊技島において何人の遊技者が遊技を行っているかを特定可能な情報(遊技者数)が送信されても良い。その場合、外部集計装置では、携帯端末から送信された遊技者数と、場内管理装置から送信された遊技者数との差が誤差範囲に含まれるか否かで信頼度の高低を判定すれば良い。又、携帯端末から送信される稼動情報と、場内管理装置から送信される稼動情報との少なくとも一部が異なっていても良い。例えば携帯端末から送信される稼動情報が遊技者数であり、場内管理装置から送信される稼動情報がアウトを出力している遊技機の台数であり、外部集計装置では、携帯端末から受信した遊技者数を遊技場全体の遊技機の台数で除した値を計算すると共に、場内管理装置から受信したアウトを出力している遊技機の台数を遊技場全体の遊技機の台数で除した値を計算し、それらの算出した値の一致率を計算して信頼度の高低を特定しても良い。即ち、比較する稼動情報は同一の稼動情報でなくとも、異なる稼動情報を比較可能に換算した後に、比較するようにしても良い。
本実施形態では、監視者の信頼度を特定することで、信頼監視者が監視した稼動情報を閲覧可能とする一方、非信頼監視者が監視した稼動情報を閲覧可能としない構成を例示したが、非信頼監視者が監視した稼動情報を閲覧可能としても良い。即ち、監視者の信頼度を特定することが不可能な場合に対応し、信頼度が不明な(定かでない)稼動情報を閲覧可能としても良い。例えば監視者の信頼度が相対的に高い遊技場の場内管理装置において、非信頼監視者が監視した信頼度が不明な稼動情報を閲覧可能しても良い。この場合、閲覧している稼動情報の信頼度が不明であることを報知しても良い。
本実施形態では、監視者の信頼度が相対的に低い契約遊技場では、契約遊技場の稼動情報を閲覧可能とする一方、未契約遊技場の稼動情報を閲覧可能としない構成を例示したが、契約遊技場及び未契約遊技場の両方の稼動情報を閲覧可能としないようにしても良い。
本実施形態では、監視対象とした契約遊技場の稼動情報を閲覧する場合に、携帯端末から送信された稼動情報を閲覧可能とする構成を例示したが、その契約遊技場の場内管理装置から送信された稼動情報を閲覧可能としても良い。又、携帯端末から送信された稼動情報と、契約遊技場の場内管理装置から送信された稼動情報との両方を閲覧可能とすることで、それらの稼動情報を比較可能に閲覧可能としても良い。
本実施形態では、対象となる遊技機2としてスロットマシンを例示したが、対象となる遊技機2としてパチンコ機を採用しても良い。更に、遊技媒体(玉、メダル)を排出することなくデータ上のポイントを遊技に応じて変更する所謂封入式の遊技機等であっても良い。
図面中、1は遊技場管理システム、2は遊技機、7a、11aは稼動情報収集手段、14aは稼動情報集計手段、14bは稼動情報比較手段、14cは信頼度特定手段、14dは監視遊技場設定手段、15aは送信手段である。

Claims (3)

  1. 契約遊技場として登録された複数の遊技場毎に設けられ、当該遊技場内に設けられた各遊技機の稼動状況に関する稼動情報を収集する稼動情報収集手段と、
    前記契約遊技場とは異なる第三者管理機関に設けられ、前記稼動情報収集手段と通信して当該稼動情報収集手段により収集された前記稼動情報を集計する稼動情報集計手段と、
    遊技場に赴いて当該遊技場の前記稼動情報を監視する監視者が監視結果に対応した前記稼動情報を入力可能であり、その入力された前記稼動情報を前記監視者の操作に基づいて前記稼動情報集計手段に送信する送信手段と、
    前記監視者が前記契約遊技場の前記稼動情報を送信させた場合に、当該監視者が送信させた前記契約遊技場の前記稼動情報と、前記稼動情報収集手段により収集された当該契約遊技場の前記稼動情報とを比較する稼動情報比較手段と、
    前記稼動情報比較手段が比較した結果、前記稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも高い場合に、当該稼動情報を送信させた前記監視者を、監視結果の信頼度が高い監視者である信頼監視者として特定する信頼度特定手段と、を備え、
    前記稼動情報集計手段は、前記契約遊技場として登録されていない未契約遊技場の前記稼動情報が前記送信手段から送信された場合に、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていれば前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に高い前記稼動情報として集計する一方、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていなければ前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に低い前記稼動情報として集計し、さらに、前記契約遊技場の管理者を前記監視者として登録すると共に、前記契約遊技場の前記稼動情報については前記信頼監視者と当該信頼監視者ではない非信頼監視者とのそれぞれに対して閲覧可能とする一方、前記未契約遊技場の前記稼動情報については少なくとも当該未契約遊技場を監視していない前記非信頼監視者に対して閲覧可能とせずに前記信頼監視者に対して閲覧可能とすることを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 契約遊技場として登録された複数の遊技場毎に設けられ、当該遊技場内に設けられた各遊技機の稼動状況に関する稼動情報を収集する稼動情報収集手段と、
    前記契約遊技場とは異なる第三者管理機関に設けられ、前記稼動情報収集手段と通信して当該稼動情報収集手段により収集された前記稼動情報を集計する稼動情報集計手段と、
    遊技場に赴いて当該遊技場の前記稼動情報を監視する監視者が監視結果に対応した前記稼動情報を入力可能であり、その入力された前記稼動情報を前記監視者の操作に基づいて前記稼動情報集計手段に送信する送信手段と、
    前記監視者が前記契約遊技場の前記稼動情報を送信させた場合に、当該監視者が送信させた前記契約遊技場の前記稼動情報と、前記稼動情報収集手段により収集された当該契約遊技場の前記稼動情報とを比較する稼動情報比較手段と、
    前記稼動情報比較手段が比較した結果、前記稼動情報の一致率が予め定められた一致率よりも高い場合に、当該稼動情報を送信させた前記監視者を、監視結果の信頼度が高い監視者である信頼監視者として特定する信頼度特定手段と、を備え、
    前記稼動情報集計手段は、前記契約遊技場として登録されていない未契約遊技場の前記稼動情報が前記送信手段から送信された場合に、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていれば前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に高い前記稼動情報として集計する一方、その送信が前記信頼監視者の操作により行われていなければ前記未契約遊技場の稼動情報を信頼性が相対的に低い前記稼動情報として集計し、さらに、前記信頼監視者が送信させた前記未契約遊技場の前記稼動情報については前記契約遊技場の管理者に対して閲覧可能とする一方、前記信頼監視者ではない非信頼監視者が送信させた前記未契約遊技場の前記稼動情報については前記契約遊技場の管理者に対して閲覧可能としないことを特徴とする遊技場管理システム。
  3. 前記監視者が前記稼動情報を監視する監視対象遊技場として、前記契約遊技場、及び前記未契約遊技場の両方を一の前記監視者に対して設定する監視遊技場設定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場管理システム。
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