JP6294042B2 - 洗浄剤組成物用共重合体及び洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は洗浄剤組成物用共重合体及び洗剤組成物に関する。
従来、毛髪用や身体用の洗浄剤には、種々のアニオン界面活性剤や両性界面活性剤が配合されているが、これらは泡立ちには優れるものの、洗浄時やすすぎ時の感触や洗い上がり後の感触に劣り、しばしば毛髪が絡まったり、皮膚がつっぱったりするという問題がある。
そこで、洗浄時やすすぎ時の感触や洗い上がり後の感触を向上させる目的で、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、アクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドの共重合体等のカチオン性ポリマーを配合することが知られている(特許文献1)。これらは、洗浄時やすすぎ時に水で希釈されると、洗浄剤中に配合されているアニオン界面活性剤とコンプレックスを作って析出し、毛髪表面や皮膚表面の摩擦を低減するため、感触を改良することができる。
しかしながら、これらはいずれも、洗浄中の感触を改良できるものの、洗浄後に毛髪表面や皮膚表面に吸着して残り、べたついたり、乾燥後硬くなったりして、乾燥後の感触が悪くなるという問題がある。また、上記カチオンポリマーを含む洗浄剤をシャンプーとして使用した後、コンディショナーをする場合に、これらのカチオン性ポリマーが毛髪表面を覆っていることにより、コンディショナーの性能が十分に発揮できないという問題がある。
特許文献2では、特定のアクリル酸系カチオン性ポリマーを配合することにより、すすぎ時の指通り性と乾燥後のなめらかさ及びサラサラ感などに優れる洗浄剤組成物が提案されている。しかしながら、洗浄剤に配合したときに、しばしば経時で沈殿物が生成する問題があり、すすぎ時の感触も十分ではない。
特公昭45−20318号公報 特開2007−63543号公報
本発明の課題は、洗浄時やすすぎ時の指通り性、滑り性に優れ、乾燥後の柔らかさなどの感触に優れる洗浄剤組成物用共重合体を提供することにある。
本発明は、下記一般式(3)で表される単量体(A)、下記一般式(4)で表される単量体(B)及びその他のエチレン性不飽和単量体(C)を共重合させてなる共重合体であって、(C)として下記一般式(5)で表される単量体(C1)を含有し、共重合体を構成する単量体中の(A)、(B)及(C)のモル分率が、(A)、(B)及び(C)の合計モル数を基準として、(A)が29.640モル%、(B)が14.7〜30モル%、(C)が3055.2モル%であり、(C1)の割合が(C)の合計モル数に基づいて0.5〜60モル%である洗浄剤組成物用共重合体;前記洗浄剤組成物用共重合体及び水を含有することを特徴とする洗浄剤組成物である。
[式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基又は炭素数7〜24のアラルキル基を表し、X-はハロゲンアニオン又はアルキルの炭素数が1〜8のモノアルキル硫酸エステルアニオンを表し、nは1〜10の整数を表し、YはNH又はOを表す。]
[式中、R5は水素原子又はメチル基を表し、M+はプロトン、アルキル金属カチオン又はオニウムカチオンを表す。]
[式中、R6は水素原子又はメチル基を表し、R7は炭素数4〜12のアルキル基を表し、mは0であり、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、YはNHまたはOを表す。]
本発明の洗浄剤組成物用共重合体を配合した洗浄剤組成物で頭髪や皮膚を洗浄すると、洗浄時やすすぎ時の指通り性、滑り性に優れ、乾燥後はべたつかずに柔らかい感触を与えることができる。
本発明の洗浄剤組成物用共重合体は、下記一般式(1)で表される構成単位(a)、下記一般式(2)で表される(b)及びその他のエチレン性不飽和単量体(C)由来の(c)とを有する共重合体(D)からなることを特徴とする。
上記一般式(1)におけるR1は水素原子又はメチル基である。
上記一般式(1)におけるR2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基又はアラルキル基である。
炭素数1〜24のアルキル基は、直鎖又は分岐のアルキル基でもよく、不飽和結合を含有してもよい。炭素数1〜24のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−プロペニル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オクタデセニル基、エイコシル基及びテトラコシル基等が挙げられる。
炭素数7〜24のアラルキル基としては、ベンジル基及びフェネチル基等が挙げられる。
2及びR3として、乾燥後の感触の観点から、好ましくはメチル基及びエチル基である。
4として、乾燥後の感触の観点から、好ましくは水素原子、メチル基、エチル基及びベンジル基である。
上記一般式(1)におけるX-はハロゲンアニオン又はアルキルの炭素数が1〜8のモノアルキル硫酸エステルアニオンである。
ハロゲンアニオンとしては、フッ素アニオン(F-)、塩素アニオン(Cl-)、臭素アニオン(Br-)及びヨウ素アニオン(I-)等が挙げられる。
これらのうち、すすぎ時の感触の観点から、好ましくは塩素アニオン及び臭素アニオンであり、さらに好ましくは塩素アニオンである。
アルキルの炭素数が1〜8のモノアルキル硫酸エステルアニオンとしては、モノメチル硫酸エステルアニオン、モノエチル硫酸エステルアニオン、モノプロピル硫酸エステルアニオン、モノブチル硫酸エステルアニオン、モノペンチル硫酸エステルアニオン、モノヘキシル硫酸エステルアニオン、モノヘプチル硫酸エステルアニオン及びモノオクチル硫酸エステルアニオン等が挙げられる。
これらのうち、すすぎ時の感触の観点から、好ましくはモノメチル硫酸エステルアニオン(CH3SO4 -)及びモノエチル硫酸エステルアニオン(CH3CH2SO4 -)である。
上記一般式(1)におけるnはメチレン基の数であり、1〜10の整数である。
nとして、乾燥後の感触の観点から、好ましくは2又は3の整数である。
上記一般式(1)におけるYは、NH又はOである。
本発明の洗浄剤組成物用共重合体において、構成単位(a)は下記一般式(3)で表される単量体(A)の重合により得られる構成単位であっても、後述するアミノ基含有(メタ)アクリレートを重合した後に、アミノ基をカチオン化して得られる構成単位であってもよい。
カチオン化反応の反応効率の観点から、好ましくは、下記一般式(3)で表される単量体(A)を重合してなる構成単位である。
重合方法はラジカル重合、カチオン重合及びアニオン重合のいずれでも良い。
一般式(3)中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基又は炭素数7〜24のアラルキル基を表し、X-はハロゲンアニオン又はアルキルの炭素数が1〜8のモノアルキル硫酸エステルアニオンを表し、mは1〜10の整数を表し、YはNH又はOを表す。
上記一般式(3)において、R1は上記一般式(1)におけるR1と同様の基であり、好ましいものも同じである。
2及びR3は上記一般式(1)におけるR2及びR3と同様の基であり、好ましいものも同じである。
4は上記一般式(1)におけるR4と同様の基であり、好ましいものも同じである。
nは上記一般式(1)におけるnと同様の数であり、好ましいものも同じである。
-は上記一般式(1)におけるX-と同様の基であり、好ましいものも同じである。
単量体(A)は、以下のアミノ基含有(メタ)アクリレートと無機酸(塩酸、臭化水素酸及びヨウ化水素酸等)又は4級化剤(メチルクロライド、エチルクロライド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ベンジルクロライド、ヘキサデシルクロライド及びオクタデシルクロライド等)とを混合、反応することでアミノ基をカチオン化した単量体である。
アミノ基含有(メタ)アクリレートとしては、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート及びN,N−ジオクチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
単量体(A)としては、N,N,N−トリメチル−N−(2−アクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムメチルサルフェート、N−ベンジル−N,N−ジメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムエチルサルフェート及びN,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシプロピル)アンモニウムクロライド等が挙げられる。
単量体(A)としては、乾燥後の感触の観点から、好ましくはN,N,N−トリメチル−N−(2−アクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムメチルサルフェート及びN−ベンジル−N,N−ジメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライドである。
単量体(A)としては、1種を用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記一般式(2)におけるR5は水素原子又はメチル基である。
上記一般式(2)におけるM+はプロトン、アルキル金属カチオン又はオニウムカチオンである。
アルカリ金属カチオンを構成するアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム及びリチウム等が挙げられる。
オニウムカチオンとしては、アンモニウムイオン、有機アミンカチオン、四級アンモニウムカチオン、塩基性アミノ酸カチオン、三級スルホニウムカチオン及び四級ホスホニウムカチオン等が挙げられる。
有機アミンカチオンを構成する有機アミンとしては、一級、二級および三級の脂肪族アミン(炭素数1〜20のアルキル基及び/又は炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を有するアミン:例えばジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン及びモノプロパノールアミン等)、脂環式アミン(シクロヘキシルアミン及びジシクロヘキシルアミン等)、芳香族アミン(アニリン及びトルイジン等)、芳香複素環アミン(ピリジン及びキノリン等)、複素環アミン(モルホリン、N−メチルモルホリン及びピペラジン等)、並びに複素環アミンのN位の水素原子が炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基で置換されたもの(N−ヒドロキシエチルモルホリン等)等が挙げられる。
四級アンモニウムカチオンを構成する四級アンモニウムとしては、脂肪族四級アンモニウム及び脂環式四級アンモニウムが含まれ、例えばテトラ(シクロ)アルキルアンモニウム[炭素数1〜12のアルキル基(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘキシル、オクチル及びドデシル基等)並びに/又はシクロアルキル基(シクロヘキシル基等)を有する;4つの(シクロ)アルキル基は同一でも異なっていてもよい。]等が挙げられる。
なお、(シクロ)アルキル基は、アルキル基及び/又はシクロアルキル基を表し、以下同様の表現を用いる。
塩基性アミノ酸カチオンを構成する塩基性アミノ酸としては、リジン及びアルギニン等挙げられる。
三級スルホニウムカチオンを構成する三級スルホニウムとしては、炭素数1〜30又はそれ以上のアルキル及び/又はアルケニル基を有する脂肪族三級スルホニウム{トリメチルスルホニウム、トリエチルスルホニウム、エチルジメチルスルホニウム及びジエチルメチルスルホニウム等}、炭素数6〜30又はそれ以上の芳香族三級スルホニウム{フェニルジメチルスルホニウム、フェニルエチルメチルスルホニウム及びフェニルメチルベンジルスルホニウム等}及び炭素数3〜30又はそれ以上の脂環式三級スルホニウム{メチルチオラニウム及びフェニルチオラニウム等}等が挙げられる。
四級ホスホニウムカチオンを構成する四級ホスホニウムとしては、炭素数1〜30又はそれ以上のアルキル及び/又はアルケニル基を有する脂肪族四級ホスホニウム{テトラメチルホスホニウム、テトラエチルホスホニウム、テトラプロピルホスホニウム、テトラブチルホスホニウム、メチルトリエチルホスホニウム、メチルトリプロピルホスホニウム、メチルトリブチルホスホニウム、ジメチルジエチルホスホニウム、ジメチルジプロピルホスホニウム、ジメチルジブチルホスホニウム、トリメチルエチルホスホニウム、トリメチルプロピルホスホニウム及びトリメチルブチルホスホニウム等}、炭素数6〜30又はそれ以上の芳香族四級ホスホニウム{トリフェニルメチルホスホニウム、ジフェニルジメチルホスホニウム及びトリフェニルベンジルホスホニウム等}、炭素数3〜30又はそれ以上の脂環式四級ホスホニウム等が挙げられる。
+はプロトン、アルキル金属カチオン又はオニウムカチオンから任意に1種以上を選ぶことができるが、乾燥後の感触の観点から、プロトン及びアルキル金属カチオンが好ましく、さらに好ましくはプロトン及びナトリウムカチオンである。
構成単位(b)としては、共重合体(D)の作成の容易性の観点から、下記一般式(4)で表される単量体(B)を重合してなる構成単位であることが好ましい。
一般式(4)中、R5は水素原子又はメチル基を表し、M+はプロトン、アルキル金属カチオン又はオニウムカチオンを表す。
上記一般式(4)において、M+は上記一般式(2)におけるM+と同様の基であり、好ましいものも同じである。
単量体(B)としては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム、アクリル酸トリエタノールアミン及びメタクリル酸トリエタノールアミン等が挙げられる。
単量体(B)のうち、すすぎ時の感触の観点から、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ナトリウム及びメタクリル酸ナトリウムであり、さらに好ましくはアクリル酸及びメタクリル酸である。
単量体(B)としては、1種を用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
共重合体(D)を構成する単量体中の単量体(A)、単量体(B)及びその他のエチレン性不飽和単量体(C)のモル分率が、(A)、(B)及び(C)の合計モル数を基準として、すすぎ時の感触の観点から、(A)が2〜50モル%、(B)が1〜40モル%、(C)が10〜97モル%であることが好ましく、さらに好ましくは、(A)が5〜40モル%、(B)が2〜30モル%、(C)が30〜93モル%である。
前記その他のエチレン性不飽和単量体(C)は(A)及び(B)以外のエチレン性不飽和単量体である。
(C)としては、一般式(5)で表される単量体(C1)、(メタ)アクリルアミド、ジアルキル(C1〜8)(メタ)アクリルアミド、アミノ基含有(メタ)アクリレート、ビニルピロリドン、ジアルキル(C1〜3)アミドプロピル(メタ)アクリルアミド、アクリルニトリル及びスチレンが含まれる。
本発明の洗浄剤組成物用共重合体は、(C)を必須構成単量体とするが、すすぎ時の感触の観点から、好ましくは(C)として一般式(5)で表される単量体(C1)を必須構成単量体とするものである。
一般式(5)中、R6は水素原子又はメチル基を表し、R7は炭素数1〜24のアルキル基、炭素数6〜24のアリール基又は炭素数7〜24のアラルキル基を表し、mはアルキレンオキシ基の平均付加モル数を表し、0〜30の整数であり、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、YはNHまたはOを表す。
7において炭素数1〜24のアルキル基は、直鎖又は分岐のアルキル基でもよく、不飽和結合を含有してもよい。
炭素数1〜24のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−プロペニル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オクタデセニル基、エイコシル基及びテトラコシル基等が挙げられる。
炭素数6〜24のアリール基としては、フェニル基、ヒドロキシフェニル基、カルボキシルフェニル基、メチルフェニル基、エチルフェニル基、ナフチル基及びアントラセニル等が挙げられる。
炭素数7〜24のアラルキル基としては、ベンジル基及びフェネチル基等が挙げられる。
7としては、洗浄剤組成物の泡立ちの観点から、好ましくは炭素数1〜12のアルキル基である。
mは、すすぎ時の指通り性の観点から、好ましくは0〜30の整数であり、さらに好ましくは0〜10である。
AOとしては、エチレンオキシ基(−CH2CH2O−)、プロピレンオキシ基(−CH2C(CH3)O−又は−CH2CH2CH2O−)及びブチレンオキシ基等が挙げられる。
AOとして、配合安定性の観点から、好ましくはエチレンオキシ基及びプロピレンオキシ基である。
洗浄剤組成物用共重合体を構成する単量体(C)中の(C1)の割合は、すすぎ時の感触の観点から、共重合体を構成するその他のエチレン性不飽和単量体(C)の合計モル数に基づいて0.5〜60モル%が好ましく、さらに好ましくは、1〜40モル%である。
共重合体(D)の重量平均分子量は、すすぎ時の感触の観点から、好ましくは10,000〜5,000,000であり、さらに好ましくは50,000〜2,000,000である。
本発明における重量平均分子量(以下、Mwと略記する)は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(以下、GPCと略記する)にて測定する。測定は次の測定条件に従うものとする。
<GPC測定条件>
GPC機種:HLC−8120GPC、東ソー(株)製
カラム :TSKgel GMHXL2本+TSKgel
Multipore HXL−M、東ソー(株)製
溶媒 :テトラヒドロフラン(THF)
検出装置 :屈折率検出器
基準物質 :標準ポリスチレン(TSKstandard POLYSTYRENE)、東ソー(株)製
前記共重合体(D)は、ラジカル重合開始剤(d)、必要によりラジカル重合用連鎖移動剤(e)を用いて、公知の溶液重合(例えば、特開昭55−133413号公報に記載の断熱重合、薄膜重合、噴霧重合等)や、公知の逆相懸濁重合(例えば特公昭54−30710号公報、特開昭56−26909号公報、特開平1−5808号公報に記載のもの)を含む種々の重合法[光重合(例えば特公平6−804公報に記載のもの)、沈澱重合(例えば特開昭61−123610公報に記載のもの)、逆相乳化重合(例えば特開昭58−197398号に記載のもの)等]で、製造することができる。
該重合法のうち、工業上の観点から好ましいのは溶液重合、逆相懸濁重合、光重合及び逆相乳化重合、さらに好ましいのは溶液重合である。
ラジカル重合開始剤(d)としては、例えばアゾ化合物〔水溶性のもの[アゾビスアミジノプロパン(塩)、アゾビスシアノ吉草酸(塩)等]及び油溶性のもの[アゾビスジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等]〕;過酸化物〔水溶性のもの[過酢酸、t−ブチルパーオキサイド、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等]及び油溶性のもの[ベンゾイルパーオキシド、クメンヒドロキシパーオキシド等]〕が挙げられる。
上記アゾ化合物における塩としては、無機酸(塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等)塩及びアルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等)塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
上記過酸化物は還元剤と組み合わせてレドックス開始剤として用いてもよく、還元剤としては重亜硫酸塩(重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸アンモニウム等)、還元性金属塩[硫酸鉄(II)等]、遷移金属塩のアミン錯体[塩化コバルト(III)のペンタメチレンヘキサミン錯体、塩化銅(II)のジエチレントリアミン錯体等]、有機性還元剤〔アスコルビン酸、3級アミン[ジメチルアミノ安息香酸(塩)、ジメチルアミノエタノール等]等〕が挙げられる。
また、アゾ化合物、過酸化物及びレドックス開始剤はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもいずれでもよい。
上記ラジカル重合開始剤(d)のうち、得られる共重合体(D)の水不溶解分低減の観点からアゾ化合物が好ましい。
また、(d)の使用量は、共重合体(D)の分子量を適度にする観点から、(D)を構成する単量体の全重量に基づいて、好ましくは0.01〜3.0重量%であり、さらに好ましくは0.1〜2.0重量%である。
ラジカル重合用連鎖移動剤(e)としては特に限定なく、例えば分子内に1つ又は2つ以上の水酸基を有する化合物[分子量32以上かつ数平均分子量(以下、Mnと略記する)50,000以下のものが含まれ、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量100以上かつMn50,000以下)及びポリエチレンポリプロピレングリコール(分子量100以上かつMn50,000以下)等]、アンモニア、分子内に1つ又は2つ以上のアミノ基を有する化合物[例えばアミン(炭素数1〜30ものが含まれ、例えばメチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン及びプロパノールアミン)]、後述する分子内に1つ又は2つ以上のチオール基を有する化合物、(次)亜リン酸化合物〔亜リン酸、次亜リン酸、及びこれらの塩[アルカリ金属(Na、K等)塩等]、並びにこれらの誘導体等〕等が挙げられる。
これらのうち、共重合体(D)の分子量制御の観点から好ましくは分子内に1つ又は2つ以上のチオール基を有する化合物である。
分子内に1つ又は2つ以上のチオール基を有する化合物には、以下の(1)、(2)、これらの混合物及びこれらの塩[アルカリ金属(例えばリチウム、ナトリウム及びカリウム等)塩、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム及びカルシウム等)塩、アンモニウム塩、アミン(C1〜20)塩及び無機酸(例えば塩酸、硫酸、硝酸及びリン酸等)塩等]が含まれる。
(1)1価チオール
脂肪族チオール[炭素数1〜20のものが含まれ、アルキルチオール(例えばメタンチオール、エタンチオール、プロパンチオール、n−オクタンチオール、n−ドデカンチオール、ヘキサデカンチオール、n−オクタデカンチオール等)、チオール酸(メルカプト酢酸、3−メルカプトプロピオン酸、チオマレイン酸等)、2−メルカプトエタノール、1−チオグリセロール、チオグリコール酸モノエタノールアミン、システイン及び2−メルカプトエチルアミン等]、脂環式チオール(炭素数5〜20のものが含まれ、例えばシクロペンタンチオール及びシクロヘキサンチオール等)及び芳香(脂肪)族チオール(炭素数6〜12のものが含まれ、例えばベンゼンチオール、ベンジルメルカプタン及びチオサリチル酸等)が挙げられる。
(2)多価チオール
ジチオール[脂肪族(炭素数2〜40)ジチオール(例えばエタンジチオール、ジエチレンジチオール、トリエチレンジチオール、プロパンジチオール、1,3−又は1,4−ブタンジチオール、1,6−ヘキサンジチオール、ネオペンタンジチオール等)、脂環式(炭素数5〜20)ジチオール(例えばシクロペンタンジチオール及びシクロヘキサンジチオール等)並びに芳香(脂肪)族(炭素数6〜16)ジチオール(例えばベンゼンジチオール、ビフェニルジチオール等)、トリチオール(炭素数3〜20のものが含まれ、例えばチオグリセリン等)等が挙げられる。
ラジカル重合用連鎖移動剤(e)の使用量は、共重合体(D)の分子量を適度にする観点から、(D)を構成する単量体の全重量に基づいて、好ましくは0.01〜3.0重量%であり、さらに好ましくは0.1〜2.0重量%である。
共重合体(D)の製造方法のうち溶液重合法としては、例えば次の方法が挙げられる。
溶媒(f)及び必要に応じてラジカル重合用連鎖移動剤(e)を重合槽に仕込み、加熱しながら所定の重合温度(共重合体(D)の重量平均分子量を適度にする観点から、40〜100℃が好ましく、さらに好ましくは50〜80℃)に調整した後、槽内を不活性ガス(例えば窒素)で十分置換する。
一方、単量体(A)、(B)、(C)、ラジカル重合開始剤(e)及び溶媒(f)を加えたモノマー溶液を調製し、不活性ガスで十分置換した後、撹拌下で重合槽内に投入し、懸濁させながら重合させる。
モノマー溶液の投入方法としては、一括投入又は滴下のいずれでもよい。また、その際モノマー溶液としては、(A)、(B)、(C)、(d)及び(f)の均一溶液としてもよいし、別々の溶液とした上で、滴下直前で混合してもよいし、別々に同時滴下してもよい。モノマー溶液等を不活性ガスで置換する方法としては、モノマー溶液等に不活性ガスをバブリング供給する方法、滴下ライン中でスタティックミキサー等により不活性ガスをブレンドする方法等が挙げられ、重合の均一性の観点からスタティックミキサーで不活性ガスをブレンドする方法が好ましい。
溶媒(f)としては、水及び親水性有機溶媒(炭素数1〜4のアルコール、グリコール系溶剤及びケトン系溶剤等)等が挙げられ、水と親水性有機溶媒の混合溶媒でもよい。
炭素数1〜4のアルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール及びt−ブチルアルコール等が挙げられる。
グリコール系溶剤としては、グリコール類(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール及び1,3−ブチレングリコール等)、グリコール類のモノアルキルエーテル(エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル及びジプロピレングリコールモノメチルエーテル等)及びこれらグリコール類のジアルキルエーテル(エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル及びジエチレングリコールイソプロピルメチルエーテル等)が挙げられる。
ケトン系溶剤としてはアセトン及びメチルエチルケトン等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物用共重合体は、コンディショニング剤、増粘剤、帯電防止剤及び皮膜形成剤として、洗浄剤組成物に用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄剤組成物用共重合体及び水を含有するものである。
本発明において洗浄剤組成物用共重合体は、上述の共重合体(D)である。
本発明の洗浄剤組成物中の共重合体(D)の含有量は、洗浄剤組成物の洗浄性やすすぎ性の観点から、洗浄剤組成物の重量を基準として、0.01〜2重量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1重量%である。
本発明の洗浄剤組成物において水の含有量は、洗浄剤組成物のハンドリング性の観点から、35〜95重量%が好ましく、さらに好ましくは50〜90重量%である。
また、洗浄剤組成物のpHは特に限定されないが、人体に対する安全性の観点から、中性〜弱酸性(例えば、pH4〜9)が好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、さらに、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、保湿剤、コンディショニング剤、キレート剤、ビルダー、炭素数1〜6の低級アルコール類、増粘剤、パール化剤、香料、着色料、防腐剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤からなる群より選ばれる少なくとも1種の(D)以外の添加剤(E)を含有していても良い。
アニオン性界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素系スルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン等]、炭素数10〜18のカルボン酸とアミノカルボン酸系アミノ酸との縮合物:例えばアシルザルコシン塩[オレイルザルコシンナトリウム、ラウリルザルコシンナトリウム、パルミチルザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミンおよび「新界面活性剤」堀口博著(昭和50年、三共出版発行)p402−404に記載のもの等];アシルグルタミン酸塩[オレイルグルタミン酸ナトリウム、ラウリルグルタミン酸ナトリウム、パルミチルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミンおよびヤシ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム等]およびアシルアラニン塩[ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムなど]、炭素数10〜18のカルボン酸とアミノスルホン酸系アミノ酸との縮合物:例えばアシルメチルタウリン塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなど]、炭素数10〜18のカルボン酸とイセチオン酸との縮合物:例えばアシルイセチオン酸塩[ヤシ油脂肪酸イセチオン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系エーテルカルボン酸又はその塩、[(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリル硫酸トリエタノールアミン、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]スルホコハク酸塩:例えばアルキル(炭素数6〜18)スルホコハク酸エステル塩[ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸エステル一塩、およびモノ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸エステル二塩など]、並びに(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=1〜50)アルキル(炭素数8〜24)スルホコハク酸エステル塩[ジ−ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルスルホコハク酸エステル一塩、及びモノ−ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルスルホコハク酸エステル二塩等]等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、モノ脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(平均付加モル数=1〜100){ポリオキシエチレン(平均付加モル数=1〜100)ドデシレングリコール等}、多価(2価〜10価又はそれ以上)脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(平均付加モル数=1〜100)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸ポリエチレングリコール(平均付加モル数=20)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(平均付加モル数=30)等]、多価(2価〜10価又はそれ以上)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8,重合度=1〜100)多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノラウリン酸ポリオキシエチレン(平均付加モル数=10)ソルビタン、ポリオキシエチレン(平均付加モル数=50)ジオレイン酸メチルグルコシド等]、脂肪酸アルカノールアミド[ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、1:1型ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、1:1型ラウリン酸ジエタノールアミド等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテルおよびアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型[塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等]、アミン塩型[ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳酸塩、ジラウリルアミン塩酸塩、オレイルアミン乳酸塩等]等が挙げられる。
さらに、米国特許第4,331,447号明細書に記載のアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤も挙げられる。
保湿剤としてはグリセリン、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等;コンディショニング剤としては、(D)をコンディショニング剤として用いる場合は(D)以外のものが含まれ、重量平均分子量500〜500万の範囲のカチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、シリコーン類、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ナトリウム、(カチオン化)ヒドロキシエチルセルロース、タンパク質誘導体、セラミド類、擬似セラミド類、18−メチルエイコサン等の直鎖状又は分枝状の炭素数16〜40の脂肪酸、ヒドロキシ酸及びパンテノール等;キレート剤としてはエチレンジアミン四酢酸ナトリウム、1-ヒドロキシエタン−1及び1-ジホスホン酸ナトリウム等;ビルダーとしては、ポリカルボン酸塩(アクリル酸塩ホモポリマー及びマレイン酸塩ホモポリマー等)、多価カルボン酸塩(クエン酸及びリンゴ酸等)、及びアルカリビルダー(苛性ソーダ、ソーダ灰、アンモニア、トリエタノールアミン、トリポリリン酸ソーダ及びケイ酸ソーダ等);炭素数1〜6の低級アルコールとしてはエタノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等;増粘剤としてはセルロース誘導体、ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸ソーダ等;パール化剤としては、ジステアリン酸グリコール等;また香料、着色料、防腐剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤としては、「香粧品科学」田村健夫著 社団法人日本毛髪科学協会1976年発行のp150〜176に記載の香料、p145〜148に記載の着色料、p185〜196に記載の防腐剤と殺菌剤、p172に記載の抗炎症剤、p177〜183に記載の紫外線吸収剤、p199〜p203に記載の酸化防止剤などが挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物において、(D)以外の添加剤(E)の合計含有量は、洗浄剤組成物のハンドリング性及び起泡力などの洗浄剤としての基本性能の観点から、洗浄剤組成物の重量に基づいて、3〜40重量%が好ましく、さらに好ましくは5〜30重量%である。
本発明の洗浄剤組成物において、界面活性剤の含量の合計は、洗浄剤組成物の起泡力とハンドリング性の観点から、洗浄剤組成物の重量に基づいて3〜35重量%が好ましく、さらに好ましくは5〜30重量%である。3重量%以上であることで、起泡力が十分なものとなり、35重量%以下であることで洗浄剤組成物の粘度が適度となり、ハンドリング性が良好である。
界面活性剤以外の添加剤の添加量は洗浄剤の用途によって好ましい範囲が異なるが、保湿剤、コンディショニング剤、キレート剤、ビルダー、炭素数1〜6の低級アルコール類、増粘剤、パール化剤、薬効剤及び抗炎症剤のそれぞれの添加量は、起泡力とすすぎ時の感触の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜20重量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜15重量%である。
香料、着色剤、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤及び酸化防止剤のそれぞれの添加量は、安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜5重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜3重量%である。
また、これらの添加剤の合計添加量は、起泡力、すすぎ時の感触及び安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜25重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜18重量%である。
本発明の洗浄剤組成物は、例えば、毛髪洗浄剤(ヘアシャンプーなど)、皮膚洗浄剤(ボディシャンプー、洗顔クリームなど)に好適に使用され、さらには、食器用洗剤、衣料用洗剤などの住居用洗浄剤として用いられる。
本発明の洗浄剤組成物は、(D)及び水、並びに必要により(E)を配合することによって製造可能である。配合の順序は特に限定されないが、混合時間の観点から好ましくは(D)を水に予め溶解させて、1〜5重量%の(D)の水溶液を作成し、別途(E)及び残りの水を混合しておき、そこへ(D)の水溶液を混合する方法である。
本発明の洗浄剤組成物からなるヘアシャンプーの組成の代表例を以下に挙げる。
ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2.0)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム:2〜6%
ポリオキシエチレン(平均付加モル数=3.0)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム:5〜13%
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン:1〜5%
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド:1〜5%
保湿剤(グリセリンなど):0〜5%
共重合体(D):0.1〜0.7%
(D)以外のコンディショニング剤(カチオン化セルロースなど):0〜0.5%
パール化剤(エチレングリコールジステアリン酸エステルなど):0〜2%
金属イオン封鎖剤(EDTAなど):適量
pH調整剤(クエン酸、トリエタノールアミンなど):適量
紫外線吸収剤:適量
防腐剤:適量
精製水:残量
(合計100%)
本発明の洗浄剤組成物からなるボディシャンプーの組成の代表例を以下に挙げる。
ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2.0)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム:1〜5%
アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸ナトリウム:1〜3%
ラウリン酸カリウム:5〜10%
ミリスチン酸カリウム:5〜10%
ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン:3〜8%
1,2−ドデカンジオールのアルキレンオキサイド付加物:1〜5%
共重合体(D):0.1〜0.7%
保湿剤(グリセリンなど):0〜5%
パール化剤(エチレングリコールジステアリン酸エステルなど):0〜3%
pH調整剤(クエン酸、トリエタノールアミンなど):適量
防腐剤:適量
精製水:残量
(合計100%)
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。なお、以下における実施例1〜3及び実施例7〜10は参考例である。
<製造例1>
単量体(A−1):N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムメチルサルフェートの50.0%IPA溶液
撹拌装置、加熱冷却装置、温度計、滴下ロート及び窒素導入管を備えた反応容器に、IPA(イソプロピルアルコール)500部及びジメチルアミノエチルメタクリレート(ライトエステルDM、共栄社化学(株)製)278部を投入し、反応容器の気相部の窒素置換を行った後、密閉下10℃で、滴下ロートに準備したジメチル硫酸222部を2時間かけて滴下した。滴下終了後、同温度で4時間反応し、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムメチルサルフェートの50.0%IPA溶液1000部を得た。
<製造例2>
単量体(A−2):N,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムエチルサルフェートの50.0%IPA溶液
製造例1において、「ジメチルアミノエチルメタクリレート278部」に代えて「ジメチルアミノエチルメタクリレート253部」を用いて、「ジメチル硫酸222部」に代えて「ジエチル硫酸247部」を用いる以外は同様にして、N,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムエチルサルフェートの50.0%IPA溶液1000部を得た。
<製造例3>
反応容器に、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライドの78%水溶液52部、アクリル酸の80%水溶液9部、アクリルアミド50%水溶液98部を仕込み後、反応系内のモノマーの合計濃度が50%となるようにイオン交換水35部を加え、均一溶液になるまで撹拌した。次に、40℃の恒温槽中で内容物の温度を40度に調整し、反応系内を窒素で充分に置換後(気相酸素濃度10ppm以下)、2,2’−アゾビス−(アミジノプロパン)ジハイドロクロライドの0.2%水溶液2部、および次亜リン酸ナトリウムの0.2%水溶液2部を撹拌しながら添加した。内容物の温度を40〜50℃に調節し、10時間反応、熟成させた。なお、重合中内容物が高粘度となり撹拌が困難となったため、撹拌は途中で停止した。重合完結後、内容物を取り出し、細断後、循風乾燥機中、50℃で10時間乾燥させ、さらにミキサーで粉砕して粒子状の水溶性共重合体(D−1)100部を得た(収率97%、固形分含量93%、重量平均分子量500,000)。
<製造例4>
製造例3において、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライドの78%水溶液52部に代えて同67部、アクリル酸の80%水溶液9部に代えて同11部、アクリルアミド50%水溶液98部に代えて同66部、イオン交換水35部に代えて同45部を用いたこと以外は製造例3と同様にして、粒子状の水溶性共重合体(D−2)100部を得た(収率97%、固形分含量92%、重量平均分子量800,000)。
<製造例5>
製造例3において、N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライドの78%水溶液52部に代えてN,N,N−トリメチル−N−(2−アクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライドの80%水溶液49部、アクリルアミド50%水溶液98部に代えて同100部、イオン交換水35部に代えて同35部を用いたこと以外は製造例3と同様にして、粒子状の水溶性共重合体(D−3)100部を得た(収率97%、固形分含量93%、重量平均分子量1,000,000)。
<製造例6>
反応容器に、単量体(A−1)117部、アクリル酸の80%水溶液9部、ジメチルアクリルアミド34部、2−エチルヘキシルアクリレート6部を仕込み後、反応系内のモノマーの合計濃度が50%となるようにIPA46部を加え、均一溶液になるまで撹拌した。次に、40℃の恒温槽中で内容物の温度を40度に調整し、反応系内を窒素で充分に置換後(気相酸素濃度10ppm以下)、2,2’−アゾビス−(アミジノプロパン)ジハイドロクロライドの0.2%水溶液2部、および1−チオグリセロールの0.2%IPA溶液2部を撹拌しながら添加した。内容物の温度を40〜50℃に調節し、10時間反応、熟成させた。なお、重合中内容物が高粘度となり撹拌が困難となったため、撹拌は途中で停止した。重合完結後、内容物を取り出し、細断後、常温でデシケーター中で減圧乾燥後、循風乾燥機中、50℃で5時間乾燥させ、さらにミキサーで粉砕して粒子状の水溶性共重合体(D−4)100部を得た(収率93%、固形分含量99%、重量平均分子量500,000)。
<製造例7>
製造例6において、単量体(A−1)117部に代えて単量体(A−2)121部、ジメチルアクリルアミド34部に代えて同29部、2−エチルヘキシルアクリレート6部に代えてn−ブチルメタクリレート9部、IPA46部に代えて同43部を用いたこと以外は製造例6と同様にして、粒子状の水溶性共重合体(D−5)100部を得た(収率94%、固形分含量99%、重量平均分子量400,000)。
<比較製造例1>
製造例3において、アクリル酸の80%水溶液9部を使用しないこと以外は製造例3と同様にして、粒子状の水溶性共重合体(D’−1)93部を得た(収率97%、固形分含量92%、重量平均分子量700,000)。
<比較製造例2>
製造例6において、アクリル酸の80%水溶液9部を使用しないこと以外は製造例6と同様にして、粒子状の水溶性共重合体(D’−2)93部を得た(収率97%、固形分含量92%、重量平均分子量500,000)。
<実施例1〜10及び比較例1〜5>
表1に記載した配合量で各成分を配合し、洗浄剤組成物を作製した。
<使用テスト>
男女各10人のパネラーが、十分に40℃のお湯で頭髪を濡らした後、実施例1〜10、比較例1〜5の各洗浄剤組成物5gを用いてシャンプーし、40℃のお湯ですすぎ、下記処方で作成した標準コンディショナー5gを手で毛髪に馴染ませた後すすぎ、ドライヤーで乾燥させた。その際の洗浄時の泡質(泡の感触、泡のきめ細かさ)、洗浄時の使用感(毛髪への指通り性)、すすぎ時の使用感(毛髪への指通り性、手や頭皮に対するしっとり感)、コンディショナーのなじみ、乾燥後の仕上がり(コンディショニング効果)の項目を評価した。
パネラーが実際に使用した際の官能評価結果を点数で表し、その合計点で評価した。
(採点基準)
非常に良い:5点
良い :4点
普通 :3点
悪い :2点
非常に悪い:1点
(標準コンディショナー処方)
ポリジメチルシロキサン 2.0部
セチルアルコール 2.5部
ステアリルアルコール 2.5部
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5部
グリセリン 4.0部
水 87.5部
表1中、各成分は下記のものを用いた。
アニオン性界面活性剤(1):ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
アニオン性界面活性剤(2):ポリオキシエチレン(平均付加モル数=3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム
両性界面活性剤(1):ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン
両性界面活性剤(2):2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
非イオン性界面活性剤(1):ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド
非イオン性界面活性剤(2):ポリオキシエチレン(平均付加モル数=1)ドデシレングリコール
従来のコンディショニング剤:カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、ライオン株式会社製、「レオガードGP」
表1から明らかなように、本発明の共重合体を配合した洗浄剤組成物(実施例1〜10)は、全ての性能評価項目においてそれぞれ合計点が70点以上であり、泡質(泡のきめ細かさ)、洗浄時及びすすぎ時の使用感(毛髪への指通り、皮膚に対するしっとり感)、シャンプー後にコンディショナー及びリンス等を使用したときに、コンディショナー及びリンスのなじみが良く、有効にコンディショニング効果が得られることがわかる。これに対し、比較例1〜5の洗浄剤組成物は、一部の性能評価項目において70点以上のものがあるものの、全ての性能評価項目を十分満足することができないことがわかる。
本発明の共重合体を配合した洗浄剤組成物は、泡質(泡のきめ細かさ)、洗浄時及びすすぎ時の使用感(毛髪への指通り、皮膚に対するしっとり感)に優れ、コンディショナー及びリンス等のなじみ、コンディショニング効果を向上させる洗浄剤組成物であり、頭髪用洗浄剤として好適である。また、家庭用洗浄剤(衣料用洗剤、食器用洗剤など)および工業用洗浄剤(金属、精密部品等の洗浄剤など)としても使用できる可能性がある。

Claims (6)

  1. 下記一般式(3)で表される単量体(A)、下記一般式(4)で表される単量体(B)及びその他のエチレン性不飽和単量体(C)を共重合させてなる共重合体であって、(C)として下記一般式(5)で表される単量体(C1)を含有し、共重合体を構成する単量体中の(A)、(B)及(C)のモル分率が、(A)、(B)及び(C)の合計モル数を基準として、(A)が29.640モル%、(B)が14.7〜30モル%、(C)が3055.2モル%であり、(C1)の割合が(C)の合計モル数に基づいて0.5〜60モル%である洗浄剤組成物用共重合体。
    [式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基又は炭素数7〜24のアラルキル基を表し、X-はハロゲンアニオン又はアルキルの炭素数が1〜8のモノアルキル硫酸エステルアニオンを表し、nは1〜10の整数を表し、YはNH又はOを表す。]
    [式中、R5は水素原子又はメチル基を表し、M+はプロトン、アルキル金属カチオン又はオニウムカチオンを表す。]
    [式中、R6は水素原子又はメチル基を表し、R7は炭素数4〜12のアルキル基を表し、mは0であり、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、YはNHまたはOを表す。]
  2. 共重合体(D)の重量平均分子量が10,000〜5,000,000である請求項1に記載の洗浄剤組成物用共重合体。
  3. コンディショニング剤である請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物用共重合体。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物用共重合体及び水を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  5. 洗浄剤組成物用共重合体の含有量が、洗浄剤組成物の重量を基準として0.01〜2重量%である請求項4に記載の洗浄剤組成物。
  6. さらに、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、保湿剤、コンディショニング剤、キレート剤、ビルダー、炭素数1〜6の低級アルコール、増粘剤、パール化剤、香料、着色料、防腐剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤からなる群より選ばれる少なくとも1種の(D)以外の添加剤(E)を、洗浄剤組成物の重量に基づいて、合計3〜40重量%含有する請求項4又は5に記載の洗浄剤組成物。
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