JP6292514B2 - 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法に関する。
太陽電池パネル上に、接着テープや接着剤を用いて端子ボックスを取り付けた太陽電池モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、裏面補強板上に両面テープを用いて端子ボックスを貼り付けた後、貫通孔とリード線との間に埋設された弾性高分子シール材が隠れるまで充填剤を端子ボックス内に充填する端子ボックスの取り付け方法を開示している。
特開平7−273361号公報
ところで、端子ボックスの取り付け構造には、太陽電池パネルに対して端子ボックスを安定に固定でき、配線間の絶縁性を十分に確保することが要求される。このため、端子ボックスを取り付ける際には慎重な作業が求められる。一方、端子ボックスの取り付け工程では、作用負荷の軽減、工程時間の短縮が望まれている。
本発明に係る太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、太陽電池パネルの端縁部に取り付けられるフレームと、太陽電池パネル上に配置され、当該パネルから引き出される配線を通すための貫通孔がパネル対向面に形成された端子ボックスと、端子ボックスとフレームとの間に介在する1液硬化型接着剤と、端子ボックス内に充填されると共に、貫通孔を介してパネル対向面と太陽電池パネルとの間に充填された2液硬化型接着剤とを備える。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池パネルと、太陽電池パネルの端縁部に取り付けられるフレームと、太陽電池パネル上に配置され、当該パネルから引き出される配線を通すための貫通孔がパネル対向面に形成された端子ボックスとを備えた太陽電池モジュールの製造方法であって、少なくとも太陽電池パネルとフレームとの間に1液硬化型接着剤を塗布し、貫通孔から配線を引き込み、1液硬化型接着剤が端子ボックスとフレームとの間に介在するように、端子ボックスを太陽電池パネル上に配置し、端子ボックス内に2液硬化型接着剤を充填して、貫通孔からパネル対向面と太陽電池パネルとの間に形成される隙間に当該2液硬化型接着剤を流し込み、1液硬化型接着剤及び2液硬化型接着剤を硬化させる。
本発明によれば、良好な端子ボックスの取り付け構造を維持しながら、端子ボックスの取り付け工程における作用負荷の軽減、工程時間の短縮が可能となり、太陽電池モジュールの生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュールの断面図である。 図1のA部拡大図である。 本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュールにおいて、端子ボックスをパネル対向面側から見た図である。 本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュールの製造工程を説明するための図である。 本発明の実施形態の他の一例である太陽電池モジュールを示す図である。 本発明の実施形態の他の一例である太陽電池モジュールを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書において、太陽電池モジュール、太陽電池パネル、太陽電池セル、及び光電変換部の「受光面」とは光が主に入射する面を意味し、「裏面」とは受光面と反対側の面を意味する。太陽電池モジュールに入射する光のうち、例えば50%超過〜100%の光が受光面側から入射する。
以下では、説明の便宜上、方向を示す用語を使用する。フレーム20,21,22、端子ボックス30について、太陽電池パネル11の厚み方向に沿った方向を「上下方向」とし、太陽電池パネル11の受光面11a側を上とする。当該上下方向及び各フレームの長手方向に直交する方向を「横方向」とする。また、各フレームの断面とは、特に断らない限り、長手方向に直交する方向(上下方向・横方向)の断面を意味する。
以下、図1〜図4を参照しながら、本発明の実施形態の一例である太陽電池モジュール10について詳細に説明する。
図1は、太陽電池モジュール10の断面図である。
図1に示すように、太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル11と、当該パネルの端縁部に取り付けられるフレーム20と、当該パネル上に配置される端子ボックス30とを備える。詳しくは後述するように、太陽電池モジュール10では、1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41を用いて、太陽電池パネル11の裏面11b上に端子ボックス30が取り付けられる。
太陽電池パネル11は、複数の太陽電池セル12と、太陽電池セル12の受光面側に設けられた第1保護部材13と、太陽電池セル12の裏面側に設けられた第2保護部材14とを有する。太陽電池セル12は、第1保護部材13及び第2保護部材14により挟持されると共に、各保護部材の間に設けられた封止層15により封止されている。封止層15は、充填剤層とも呼ばれる。太陽電池パネル11は、後述する太陽電池セル12のストリングが各保護部材により挟まれた板状体であって、例えば平面視(パネル面に対して垂直な方向から見た場合)において略矩形形状を有する。
本実施形態では、複数の太陽電池セル12が略同一平面上に配置されている。隣り合う太陽電池セル12同士は、導線16によって直列に接続され、これにより太陽電池セル12のストリングが形成される。導線16は、隣り合う太陽電池セル12の間でモジュールの厚み方向に曲がり、一方の太陽電池セル12の受光面と他方の太陽電池セル12の裏面とに接着剤等を用いてそれぞれ取り付けられる。導線16の一部は、ストリングの端から延出して、渡り導線17に接続される。渡り導線17には、第2保護部材14の裏側に引き出されて端子ボックス30に引き込まれる配線18が接続される。
太陽電池セル12は、太陽光を受光することでキャリアを生成する光電変換部を備える。光電変換部は、生成したキャリアを収集する電極として、光電変換部の受光面上に形成される受光面電極と、裏面上に形成される裏面電極とを有する(いずれも図示せず)。各電極には、導線16が電気的に接続される。但し、太陽電池セル12の構造はこれに限定されず、例えば光電変換部の裏面上のみに電極が形成された構造であってもよい。なお、裏面電極は表面電極よりも大面積に形成されることが好ましく、電極面積が大きい方の面(又は電極が形成される面)が太陽電池セル12の「裏面」であるといえる。
光電変換部は、例えば結晶系シリコン(c‐Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウム燐(InP)等の半導体基板と、半導体基板上に形成された非晶質半導体層と、非晶質半導体層上に形成された透明導電層とを有する。具体例としては、n型単結晶シリコン基板の一方の面上にi型非晶質シリコン層、p型非晶質シリコン層、及び透明導電層を順に形成し、他方の面上にi型非晶質シリコン層、n型非晶質シリコン層、及び透明導電層を順に形成した構造が挙げられる。透明導電層は、酸化インジウム(In23)や酸化亜鉛(ZnO)等の金属酸化物に、SnやSb等をドープした透明導電性酸化物から構成されることが好ましい。
第1保護部材13には、例えばガラス基板や樹脂基板、樹脂フィルム等の透光性を有する部材を用いることができる。これらのうち、耐火性、耐久性等の観点から、ガラス基板を用いることが好ましい。本実施形態では、第1保護部材13としてガラス基板を用いる。ガラス基板の厚みは、例えば2〜6mm程度である。
第2保護部材14には、第1保護部材13と同じ透明な部材を用いてもよいし、不透明な部材を用いてもよい。本実施形態では、第2保護部材14としてガラス基板を用いる。第2保護部材14には、後述する張り出し部13cを形成するために、第1保護部材13よりも少し小さなガラス基板が用いられる。
フレーム20は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属製枠であって、太陽電池パネル11の端縁部を保護すると共に、太陽電池モジュール10を屋根等に設置する際に利用される。本実施形態では、複数のフレーム21,22等を組み合わせてフレーム20が構成されている。フレーム21は配線18が引き出される太陽電池パネル11の端縁部11cに、フレーム22は端縁部11cと対向する端縁部11dに、それぞれ取り付けられている。太陽電池パネル11の端縁部には、フレーム21,22の他に、これらに接続される図示しない2つのフレームが設けられる。
フレーム21は、例えば中空構造の本体部23と、太陽電池パネル11の受光面11aを覆う鍔部24とを有する。本体部23と鍔部24との間には、太陽電池パネル11の端縁部11cが嵌め込まれる溝部25が形成されている。溝部25には、後述するように、張り出し部13c(第1保護部材13)のみが嵌め込まれる。本体部23の内部には、例えば他のフレームとの接続に用いられるコーナーピース(図示せず)が圧入される。
フレーム21の鍔部24は、断面視略L字形状を有する。鍔部24は、本体部23につながる付け根部分が本体部23の外側面23aに沿って所定長さ上方に延び、途中で内側に折れ曲がって太陽電池パネル11の受光面11aに沿って延びている。当該所定長さは、溝部25に嵌め込まれる張り出し部13cを安定に支持可能な長さに設定される。本実施形態では、端子ボックス30が受光面11a側から見えないように、鍔部24が端子ボックス30上を覆っている。
フレーム22は、フレーム21と同様に、本体部26及び鍔部27を有し、本体部26と鍔部27との間には、太陽電池パネル11の端縁部11dが嵌め込まれる溝部28が形成されている。鍔部27は、断面視略L字形状を有するが、横方向長さが本体部26と略同一である点で鍔部24と異なる。また、溝部28には第1保護部材13及び第2保護部材14が嵌め込まれるため、溝部25の場合よりも上下方向長さが長くなっている。
本実施形態では、配線18が引き出される端縁部11cにおいて、第1保護部材13が第2保護部材14の端から張り出し、張り出し部13cが形成されている。端縁部11dを含む他の端縁部では、第1保護部材13の端と第2保護部材14の端とが一致している。即ち、端縁部11cのみにおいて、第1保護部材13が第2保護部材14の端から延出している。フレーム21の溝部25には、張り出し部13cのみが嵌め込まれる。これにより、フレーム21と第2保護部材14の端との間に隙間が形成される。当該隙間を利用することで、各保護部材の間から引き出された配線18が、フレーム21に干渉されることなく、端子ボックス30内に引き込まれる。
端子ボックス30は、張り出し部13cが形成された太陽電池パネル11の端縁部11cに取り付けられる。端子ボックス30の形状は、特に限定されず、例えば略直方体形状を有する。本実施形態では、フレーム21の長手方向に沿って、本体部23の内側面23bと接するように端子ボックス30が配置されている。端子ボックス30の長手方向両側からは、外部装置につながるケーブル35(図3参照)が延びている。
以下、図2及び図3を適宜参照しながら、端子ボックス30及びその取り付け構造について詳説する。図2は、図1のA部拡大図である。図3は、端子ボックス30をパネル対向面32a側から見た図であって、パネル対向面32a上における1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41の配置を示す図である。
図2に示すように、端子ボックス30は、配線18が接続される端子台31を内蔵している。配線18は、例えば端縁部11cの各保護部材の間から複数引き出され、端子台31は、配線18の本数に対応して複数設けられる。端子ボックス30は、筐体として、例えば端子台31を収容するカバー本体32と、カバー本体32の開口部を塞ぐ底蓋33とを有する。本実施形態では、カバー本体32が2種類の接着剤(1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41)を用いて太陽電池パネル11及びフレーム20に接合される。
太陽電池パネル11の張り出し部13cとフレーム21との間、即ち張り出し部13cが嵌め込まれる溝部25には、1液硬化型接着剤40が設けられる。フレーム22の溝部28にも1液硬化型接着剤40が設けられる。1液硬化型接着剤40は、他のフレームの溝部にも設けられ、太陽電池パネル11の端縁部とフレーム20とを接合する。
図3に示すように、端子ボックス30のパネル対向面32aには、配線18を通すための貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、例えばカバー本体32を上下方向に貫通して形成され、パネル対向面32aの端縁部から離れた位置に設けられる。貫通孔34の形状は特に限定されず、配線18を挿入することができ、端子ボックス30内に2液硬化型接着剤41を充填したときに配線18と貫通孔34の隙間から2液硬化型接着剤41が流出可能な孔径を有するものであればよい。貫通孔34は、例えば配線18の本数に対応して複数形成されるが、複数の配線18を通す1つの長孔としてもよい。また、パネル対向面32aには、貫通孔34の他に、2液硬化型接着剤41を流出させる貫通孔が形成されていてもよい。
端子ボックス30は、上記のように、1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41を用いて、太陽電池パネル11及びフレーム20に接合される。1液硬化型接着剤40は、少なくとも端子ボックス30とフレーム20との間に介在している。2液硬化型接着剤41は、端子ボックス30内に充填されると共に、貫通孔34を介してパネル対向面32aと太陽電池パネル11との間に充填されている。即ち、2液硬化型接着剤41は、端子台31等を封止するポッティング剤(充填剤)であり、且つ端子ボックス30と太陽電池パネル11を接着する役割を果たす。
1液硬化型接着剤40は、熱硬化型や紫外線硬化型の接着剤であってもよいが、材料コストや生産性の観点から、好ましくは湿気硬化型接着剤である。湿気硬化型接着剤としては、ウレタン系、エポキシ系、シリコーン系等の湿気硬化型接着剤が例示できる。これらのうち、シリコーン系湿気硬化型接着剤が特に好ましい。硬化前における湿気硬化型接着剤の粘度は、例えば20000mPa・S〜200000mPa・S程度であり、好ましくは30000mPa・S〜150000mPa・S程度である。
1液硬化型接着剤40は、カバー本体32のフレーム対向面32bと、フレーム21の内側面23bとの間に介在している。これにより、端子ボックス30を太陽電池パネル11の裏面11bだけでなくフレーム21にも接合することができ、端子ボックス30を安定に固定できる。1液硬化型接着剤40は、例えばフレーム対向面32bと内側面23bとの間隙の50%以上に設けられ、好ましくは当該間隙に大きな空間を形成しないように略全域に設けられる。
1液硬化型接着剤40は、パネル対向面32aの端縁部と太陽電池パネル11との間に介在することが好適である。1液硬化型接着剤40は、例えばパネル対向面32a上において、貫通孔34を塞がないように、パネル対向面32aの輪郭線に沿って帯状に設けられる(図3参照)。即ち、パネル対向面32aと太陽電池パネル11とに挟まれた領域の周囲が1液硬化型接着剤40で囲まれている。詳しくは後述するように、当該1液硬化型接着剤40は、端子ボックス30の取り付け工程において、2液硬化型接着剤41の流出を堰き止める堤として機能する。
本実施形態では、端子ボックス30が取り付けられる太陽電池パネル11の端縁部11cに張り出し部13cが形成されているため、端子ボックス30は、露出した第1保護部材13の裏面13bと、第2保護部材14の裏面14bとに接合される。裏面13bとパネル対向面32aとの間隔L13は、裏面14bとパネル対向面32aとの間隔L14と比べて、第2保護部材14及び封止層15の厚みの分だけ長くなっている。即ち、裏面13bとパネル対向面32aとの間に位置する間隙領域R13は、裏面14bとパネル対向面32aとの間に位置する間隙領域R14よりも大きい。また、間隙領域R13は、太陽電池パネル11、端子ボックス30、及びフレーム21に挟まれているため、間隙領域R13に充填される接着剤には水分が作用しにくい。
2液硬化型接着剤41は、主剤と硬化剤を含む接着剤であって、例えば湿気硬化型接着剤よりも硬化時間が短く、硬化剤の種類や添加量により硬化時間を調整し易い。2液硬化型接着剤41としては、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系、シリコーン系等の2液硬化型接着剤が例示できる。これらのうち、シリコーン系2液硬化型接着剤が特に好ましい。硬化前における2液硬化型接着剤41の粘度(主剤と硬化剤を混合した直後の粘度)は、例えば1000mPa・S〜20000mPa・S程度であり、好ましくは5000mPa・S〜15000mPa・S程度である。2液硬化型接着剤41には、例えば白金等の触媒が含有されている。
2液硬化型接着剤41は、端子ボックス30内、即ちカバー本体32内に充填されている。2液硬化型接着剤41は、端子台31が完全に埋まる位置まで充填されることが好適である。さらに、端子ボックス30のパネル対向面32aと、太陽電池パネル11との間にも、2液硬化型接着剤41が充填される。また、2液硬化型接着剤41は、端子ボックス30とフレーム20との間に設けられていてもよい。2液硬化型接着剤41は、硬化前において粘度が低く流動性が高いため、太陽電池パネル11、端子ボックス30、及びフレーム21に挟まれた領域に1液硬化型接着剤40が塗布されていない隙間が存在する場合、当該隙間に容易に流入する。
2液硬化型接着剤41は、貫通孔34を介してパネル対向面32aと太陽電池パネル11との間隙に充填されている。2液硬化型接着剤41の充填作業において、充填途中で接着剤の種類を変更することも可能であるが、好ましくは1種類の接着剤を用いる。つまり、当該間隙及び端子ボックス30内には、同じ接着剤が充填されている。配線18と貫通孔34との隙間も、2液硬化型接着剤41で塞がっている。
2液硬化型接着剤41は、パネル対向面32aと太陽電池パネル11との間において、1液硬化型接着剤40に囲まれた領域に充填されている。即ち、パネル対向面32aの端縁部上を除く、パネル対向面32aと太陽電池パネル11との間隙の大部分に2液硬化型接着剤41が充填されている。つまり、水分が作用しにくいパネル対向面32aの中央部上には、2液硬化型接着剤41が充填されている。
2液硬化型接着剤41は、パネル対向面32aと太陽電池パネル11との間のうち、少なくとも間隙領域R13において、1液硬化型接着剤40よりも多く設けられることが好適である。間隙領域R13は、上下方向に長く、また太陽電池パネル11、端子ボックス30、及びフレーム21に挟まれた領域であるから、ここに1液硬化型接着剤40(湿気硬化型接着剤)を多く設けると、硬化するまでに長時間を要することになる。即ち、間隙領域R13における1液硬化型接着剤40の充填量を少なくし、2液硬化型接着剤41の充填量を多くすることで、接着剤の硬化時間(養生時間)を大幅に短縮することが可能となる。
2液硬化型接着剤41の充填量は、間隙領域R14おいても、1液硬化型接着剤40の充填量より多いことが好適である。パネル対向面32aと太陽電池パネル11との間隙(間隙領域R13及び間隙領域R14)における2液硬化型接着剤41の充填量は、接着剤の総充填量に対して、60〜95体積%が好ましく、70〜90体積%程度がより好ましい。
以下、図4を参照しながら、上記構成を備えた太陽電池モジュール10の製造方法の一例について詳細に説明する。図4は、端子ボックス30の取り付け工程を示す図である。
太陽電池モジュール10の製造工程では、まず太陽電池パネル11が準備される。太陽電池パネル11は、導線16により接続された太陽電池セル12のストリングを、第1保護部材13、第2保護部材14、及び封止層15を構成する樹脂シートを用いてラミネートすることにより製造できる。第2保護部材14には、第1保護部材13のガラス基板よりも少し小さなガラス基板を用いる。ラミネート工程では、太陽電池パネル11の端縁部11cのみにおいて、第1保護部材13を第2保護部材14の端から延出させて張り出し部13cを形成する。そして、端縁部11cから配線18を裏面11b側に引き出す。
図4に示すように、端子ボックス30の取り付け工程は、下記(a)〜(d)を含む。
(a)少なくとも太陽電池パネル11とフレーム20との間に、1液硬化型接着剤40を塗布する。1液硬化型接着剤40には、材料コストや生産性の観点から、湿気硬化型接着剤を用いることが好適である。
(b)次に、貫通孔34から端子ボックス30内に配線18を引き込み、1液硬化型接着剤40が少なくとも端子ボックス30とフレーム20との間に介在するように、端子ボックス30を太陽電池パネル11の裏面11b上に配置する。このとき、貫通孔34が形成された面(パネル対向面32a)が裏面11bと対向するように、端子ボックス30を配置する。
(c)次に、端子ボックス30内に2液硬化型接着剤41を充填して、貫通孔34からパネル対向面32aと太陽電池パネル11との間に形成される隙間42に2液硬化型接着剤41を流し込む。即ち、カバー本体32の開口部から2液硬化型接着剤41を注入することで、隙間42及びカバー本体32内に2液硬化型接着剤41を充填する。
(d)最後に、1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41を硬化させる。
図4に示す例では、太陽電池パネル11の受光面11aを鉛直下方に向けた状態で、工程(a)〜(d)を実施しているが、例えば工程(a)及び(b)以外は、受光面11aを鉛直上方に向けて行ってもよい。
工程(a)では、張り出し部13cが嵌め込まれる溝部25に1液硬化型接着剤40を塗布(充填)する。フレーム22の溝部28及び他のフレームの溝部にも1液硬化型接着剤40を塗布する。1液硬化型接着剤40の塗布は、例えばディスペンサー、コーキングガン等を用いて行う。1液硬化型接着剤40の粘度は、例えば30000mPa・S〜150000mPa・S程度であり流動性が低いから、塗布した部分に概ね留まる。続いて、1液硬化型接着剤40が塗布された溝部に太陽電池パネル11の端縁部を嵌め込む。フレーム20は、例えばコーナーピースで複数のフレームを接続して形成され、太陽電池パネル11の四方を囲むように取り付けられる。
工程(a)では、1液硬化型接着剤40を溝部に塗布すると同時に、又はその後に、本体部23の内側面23bに1液硬化型接着剤40を塗布することが好適である。或いは、端子ボックス30のフレーム対向面32bに、1液硬化型接着剤40を塗布してもよい。
工程(b)では、まず端子ボックス30の貫通孔34から配線18を引き込んで端子台31に接続する。或いは、端子ボックス30を太陽電池パネル11の裏面11b上に配置した後、配線18を端子台31に接続してもよい。配線18を端子ボックス30内に引き込んだ後、カバー本体32の側面(フレーム対向面32b)と、1液硬化型接着剤40が塗布された本体部23の内側面23bとが対向するように、端子ボックス30を太陽電池パネル11の裏面11b上に配置する。そして、1液硬化型接着剤40によりフレーム対向面32bと内側面23bとを接合する。
工程(b)では、フレーム対向面32bと内側面23bとを接合すると同時に、貫通孔34が形成された面(パネル対向面32a)を太陽電池パネル11側に向けて、端子ボックス30を太陽電池パネル11の裏面11b上に配置する。このとき、例えばパネル対向面32a上に1液硬化型接着剤40を塗布しておく。1液硬化型接着剤40は、貫通孔34を塞がないように、パネル対向面32aの輪郭線に沿って帯状に塗布することが好適である。即ち、パネル対向面32aの端縁部上のみに、1液硬化型接着剤40を塗布する。これにより、隙間42の中央部が1液硬化型接着剤40で埋まることなく、隙間42の周囲が2液硬化型接着剤41で囲まれる。隙間42は、例えば貫通孔34を介してのみ外部とつながった略閉じられた空間となる。
工程(c)では、端子ボックス30内、即ちカバー本体32内に2液硬化型接着剤41を充填する。2液硬化型接着剤41は、鉛直上方に向けられたカバー本体32の開口部から充填する。当該充填作業により、貫通孔34と配線18との隙間を通って、パネル対向面32aと太陽電池パネル11との隙間42に2液硬化型接着剤41が流れ込む。そして、隙間42の1液硬化型接着剤40に囲まれた領域、即ち間隙領域R13及び間隙領域R14に2液硬化型接着剤41が充填される。
2液硬化型接着剤41は、充填作業の直前に主剤と硬化剤を混合して調整されることが好適である。主剤と硬化剤を混合した直後の2液硬化型接着剤41の粘度は、例えば5000mPa・S〜15000mPa・S程度であるから、カバー本体32の開口部から注入された2液硬化型接着剤41は、貫通孔34を通って隙間42に流れ込む。隙間42は、上記のように略閉じられた空間であるから、2液硬化型接着剤41は隙間42から流出することなく、隙間42を完全に満たすように充填される。
隙間42が2液硬化型接着剤41で満たされると、カバー本体32内に2液硬化型接着剤41が溜まりはじめる。2液硬化型接着剤41は、端子台31が完全に埋まる位置まで充填することが好適である。
工程(d)では、1液硬化型接着剤40及び2液硬化型接着剤41を硬化させる。硬化は、例えば室温で行われる。1液硬化型接着剤40が湿気硬化型接着剤である場合、例えば大気中の水分の作用により硬化する。2液硬化型接着剤41は、主剤と硬化剤との反応により硬化する。接着剤の硬化時間(養生時間)は、通常、1液硬化型接着剤40の硬化時間>2液硬化型接着剤41の硬化時間であるが、水分が作用し難い間隙領域R13等に2液硬化型接着剤41を多く充填したことで、工程(d)を大幅に短縮することができる。
以上のように、上記製造方法によれば、端子ボックス30の取り付け工程における作用負荷の軽減、工程時間の短縮が可能となり、太陽電池モジュール10の生産性を向上させることができる。
例えば、パネル対向面32aと太陽電池パネル11との間に形成される隙間42(間隙領域R13及び間隙領域R14)に、1液硬化型接着剤40のみを充填した場合、上述のように養生時間が長くなるだけでなく、接着剤の塗布作業にも長時間を要する。上記製造方法によれば、パネル対向面32aの端縁部上のみに1液硬化型接着剤40を塗布すればよく、隙間42の中央部には流動性の高い2液硬化型接着剤41を流し込めばよいので、接着剤の塗布時間を大幅に短縮でき、また作業負荷を軽減できる。接着剤の塗布時間、養生時間の短縮により、太陽電池モジュール10の生産性が大きく向上する。
なお、上記製造方法により得られた太陽電池モジュール10では、太陽電池パネル11及びフレーム21に対して端子ボックス30が安定に固定されている。また、配線18間の絶縁性が、十分に確保されている。
上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜設計変更することができる。
例えば、図5A、図5Bに示すように、1液硬化型接着剤40に代えて、パネル対向面32aの端縁部と太陽電池パネル11との間に弾性部材43(例えば、ゴム材や発泡体)を設けてもよい。弾性部材43は、例えばパネル対向面32aの4辺のうち、フレーム21に近接する辺を除く3辺に沿って設けられる。弾性部材43は、太陽電池パネル11の裏面11bに押し付けられることで圧縮変形し、2液硬化型接着剤41を堰き止める堤として機能する。また、弾性部材43を上記3辺に沿って設けることにより、間隙領域R13における2液硬化型接着剤41の充填量を高めることができる。
なお、弾性部材43を設ける代わりに、パネル対向面32a上にカバー本体32と一体成形された凸状部を形成してもよい。弾性部材43の代わりに、パネル対向面32aの上記3辺に沿って1液硬化型接着剤40を塗布してもよい。
10 太陽電池モジュール、11 太陽電池パネル、11a 受光面、11b,13b,14b 裏面、11c,11d 端縁部、12 太陽電池セル、13 第1保護部材、13c 張り出し部、14 第2保護部材、15 封止層、16 導線、17 渡り導線、18 配線、20,21,22 フレーム、23,26 本体部、23a 外側面、23b 内側面、24,27 鍔部、25,28 溝部、30 端子ボックス、31 端子台、32 カバー本体、32a パネル対向面、32b フレーム対向面、33 底蓋、34 貫通孔、35 ケーブル、40 1液硬化型接着剤、41 2液硬化型接着剤、42 隙間、43 弾性部材、R13,R14 間隙領域

Claims (4)

  1. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの端縁部に取り付けられるフレームと、
    前記太陽電池パネル上に配置され、当該パネルから引き出される配線を通すための貫通孔がパネル対向面に形成された端子ボックスと、
    前記端子ボックスと前記フレームとの間に介在する1液硬化型接着剤と、
    前記端子ボックス内に充填されると共に、前記貫通孔を介して前記パネル対向面と前記太陽電池パネルとの間に充填された2液硬化型接着剤と、
    を備え
    前記1液硬化型接着剤は、前記端子ボックスの端縁部と前記太陽電池パネルとの間に介在し、
    前記2液硬化型接着剤は、前記パネル対向面と前記太陽電池パネルとの間であって当該1液硬化型接着剤に囲まれた領域に充填されている、太陽電池モジュール。
  2. 前記太陽電池パネルは、複数の太陽電池セルと、前記太陽電池セルの受光面側に設けられた第1保護部材と、前記太陽電池セルの裏面側に設けられた第2保護部材とを有し、
    前記第1保護部材は、前記端子ボックスが配置される前記太陽電池パネルの前記端縁部において、前記第2保護部材の端から張り出しており、
    前記2液硬化型接着剤は、前記端子ボックスの前記パネル対向面と、前記第2保護部材の端から張り出した前記第1保護部材の裏面との間において、前記1液硬化型接着剤よりも多く充填されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの端縁部に取り付けられるフレームと、
    前記太陽電池パネル上に配置され、当該パネルから引き出される配線を通すための貫通孔がパネル対向面に形成された端子ボックスと、
    を備えた太陽電池モジュールの製造方法であって、
    少なくとも前記太陽電池パネルと前記フレームとの間に1液硬化型接着剤を塗布し、
    前記貫通孔から前記配線を引き込み、前記1液硬化型接着剤が前記端子ボックスと前記フレームとの間に介在するように、前記端子ボックスを前記太陽電池パネル上に配置し、
    前記端子ボックス内に2液硬化型接着剤を充填して、前記貫通孔から前記パネル対向面と前記太陽電池パネルとの間に形成される隙間に当該2液硬化型接着剤を流し込み、
    前記1液硬化型接着剤及び前記2液硬化型接着剤を硬化させる、太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記1液硬化型接着剤を、前記端子ボックスの端縁部と前記太陽電池パネルとの間に塗布し、
    前記2液硬化型接着剤を、前記隙間の当該1液硬化型接着剤に囲まれた領域に充填する、請求項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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