JP6292465B2 - 鋳枠のガイドピン清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳物の造型ラインに用いられる鋳枠のガイドピン清掃装置に関する。
鋳物の造型工程において、上下の鋳枠に造型した鋳型を型合わせする工程がある。この工程では、上下の鋳枠を精度良く重ね合せることが必要とされる。
このような重ね合わせを可能にする鋳枠として、特許文献1に、ガイドピンとガイドブッシュ(孔)を備えた鋳枠が開示されている。特許文献1に開示されているような鋳枠では、例えば図6の模式図のように、上鋳枠8のガイドピン8aと、下鋳枠9のガイドブッシュ9aとが嵌合され、上鋳枠8と下鋳枠9とが位置決めされる。
図6のような鋳枠では、精度良い位置決めの為に、ガイドピンとガイドブッシュとが正常に嵌合されることが必要となる。しかし、造型ラインでは、外部から飛来した鋳砂がガイドピン表面或いはガイドブッシュ内面に付着し易く、鋳枠の位置決め精度が悪くなることがある。よって、図6のような鋳枠を用いるには、ガイドピン表面或いはガイドブッシュ内面を定期的に清掃し、付着した鋳砂を除去することが必要となる。
また、特許文献2には、鋳枠のガイドブッシュ内面を清掃する為の清掃装置が開示されている。この装置では、ガイドブッシュ内面に付着した鋳砂を除去するのに回転ブラシを用いられている。
特開平8−224637号公報 実開昭58−71443号公報
図6のような鋳枠において、ガイドブッシュの内面は、特許文献2に開示されているような回転ブラシで清掃することが可能である。しかし、ガイドピン表面を、このような回転ブラシで清掃すると、回転ブラシをガイドピン周りに動かす必要があり、清掃に手間が掛かる。
そこで本発明では、鋳枠のガイドピン表面に付着した鋳砂を、効率良く清掃除去することが可能な、鋳枠のガイドピン清掃装置を提供する。
本発明の鋳枠のガイドピン清掃装置は、ガイドピンの収納口となる開口端面とガイドピ
ンの収納空間とを有する筒部と、前記筒部を前記筒部の軸周りに回転させる回転部とを備
え、前記筒部の側面に、ガイドピンの収納空間に繋がる開口を有し、前記筒部の内側に、ガイドピン表面をクリーニングするブラシを有するとともに、ガイドピンを前記筒部内に収納するための昇降機構と、ガイドピンに対してセンタリングを行う2軸センタリング機構とを備えている。
また、本発明の鋳枠のガイドピン清掃装置は、前記ブラシが、螺旋状の内巻きブラシであることが好ましい。
本発明の鋳枠のガイドピン清掃装置は、ガイドピンを筒部に収納して清掃するので、外部から飛来した鋳砂をガイドピン表面に付着し難くし、ガイドピン表面を効率良く清掃することが出来る。
本発明の第1実施形態である、鋳枠のガイドピン清掃装置を示す側面図である。 本発明の第1実施形態における、筒部の分解図である。 本発明の第1実施形態における、筒部の断面模式図である。 本発明の第1実施形態において、筒部にガイドピンを収納した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態である、鋳枠のガイドピン清掃装置を示す側面図である。 鋳枠のガイドピンとガイドブッシュの嵌合状態を示す模式図である。
以下、本発明の鋳枠のガイドピン清掃装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態である、鋳枠のガイドピン清掃装置1(以下、清掃装置1と称す)の側面図を示す。清掃装置1は、筒部2と、筒部2を軸周りに回転させる回転部3を備えている。そして、清掃装置1は、鋳枠(図では上鋳枠8)のガイドピン8aを筒部2内部に収納することが出来、筒部2の回転により、ガイドピン8a表面を清掃することが出来る。
図2に、筒部2の分解図を示す。筒部2は、筒状のカップケース2aと、内巻きブラシ2bと、筒状のスペーサ2cと、回転部3に接続されるフランジ2dと、取付ボルト2eを備えている。
カップケース2aは、軸方向に端面を備え、該端面に開口A、側面に開口B1を形成している。そして、スペーサ2cは、側面に開口B2を形成している。
内巻きブラシ2bは、螺旋状にして螺旋内周側にブラシ面を形成している。この内巻きブラシ2bは、必ずしも螺旋状である必要は無く、例えば、内周側にブラシ面を形成する円筒状のブラシにしても良い。しかし後述するように、螺旋状の内巻きブラシ2bは、ガイドピン表面から除去した鋳砂を、効率良く筒部外に排出させることが出来るので、好ましいものである。
図3は、筒部2の断面図である。筒部2では、内巻きブラシ2bがスペーサ2cを介してフランジ2dに接続され、カップケース2aが内巻きブラシ2bとスペーサ2cに被せられ、カップケース2aとフランジ2dとが取付けボルト2eにより固定されていて、回転部3の駆動力により、これら構成を一体にして回転出来るようにしている。
また、内巻きブラシ2bは、カップケース2aにもフランジ2dにも固定されておらず、内巻きブラシ2bの端部2baをスペーサ2cの凸部2caに掛けて接続することで、ブラシ交換が容易な構造にしている。
また、スペーサ2cは、内巻きブラシ2bを、見掛け「かさ上げ」していて、筒部2より短いブラシにより、例えば図6のガイドピン8aにおけるガイドブッシュ9aと嵌合する表面部分8aa(以下、ガイドピン8aの嵌合表面部8aaと称す)を清掃出来るようにしている。
また、筒部2は、カップケース2aの上端面の内径aの開口Aを収納口として、ガイドピンを、筒部2(カップケース2a)内部の収納空間に収納出来るようにしている。そして、収納したガイドピン表面を、内巻きブラシ2bにより清掃出来るようにしていて、例えば図6のガイドピン8aにおいて、嵌合表面部8aaを清掃出来るようにしている。従って、内巻きブラシ2bは、内周側のブラシ面をガイドピン8aの嵌合表面部8aaに確実に接触させることが好ましく、ブラシ内周径bがガイドピン8aの嵌合部分の径よりも若干狭いブラシにして、嵌合表面部8aaに付着した鋳砂を効果的に除去出来るようにすることが好ましい。
また、筒部2は、カップケース2aの開口B1と、スペーサ2cの開口B2との重なりからなる、長径cの開口Bを側面に形成している。開口Bは、必ずしも筒部2に必要なものでは無いが、後述するように、ガイドピン8a表面から除去した鋳砂を、筒部2の外部に容易に排出させることが出来るので、好ましいものである。
図4は、ガイドピン8aを収納した筒部2の状態を示す図である。
図の状態において、内巻きブラシ2bの内周側のブラシ面が、ガイドピン8aの嵌合表面部8aaに接触していて、このまま筒部2を回転させることにより、ガイドピン8aの嵌合表面部8aaを清掃出来るようにしている。また、清掃の際、カップケース2aと内巻きブラシ2bは、清掃中のガイドピン8aの嵌合表面部8aaを覆うので、外部から飛来した鋳砂を、ガイドピン8a表面に付着し難くし、ガイドピン8a表面を効率良く清掃出来るようにしている。
また、筒部2の回転方向と内巻きブラシ2bの螺旋方向とを適切に組み合わせることで、ガイドピン8a表面から除去した鋳砂を、図中の矢印の方に移動させ、開口Bから筒部2の外部に排出させることも出来る。これにより、清掃により除去した鋳砂が筒部2内に蓄積することを予防することが出来、長期間に亘りガイドピン8aを清掃することが可能な清掃装置1にすることが出来る。また、清掃の際、筒部2を回転させることにより、外部から飛来した鋳砂が、開口Bから筒部2内部に侵入し難くするなるので、開口Bがあっても、ガイドピン8a表面に鋳砂を付着し難くすることが出来る。
[第2実施形態]
図5に、本発明の第2実施形態である、鋳枠のガイドピン清掃装置10(以下、清掃装置10と称す)の側面図を示す。なお、図5の第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を付している。
清掃装置10は、筒部2と回転部3を有する第1実施形態の清掃装置1を2式と、エアシリンダ4を2式と、2軸センタリング機構5と、固定部6とを備えている。
清掃装置1は、エアシリンダ4により昇降させることが出来、清掃装置1を上昇させることで、ガイドピン8aを筒部2内部に収納出来ようにしている。そして、エアシリンダ4を支持する2軸センタリング機構5により、ガイドピン8aが筒部2に対して多少ズレていても、ガイドピン8aを筒部2内部に確実に収納出来るようにしている。そして、ガイドピン8aを筒部2の内部に収納したまま筒部2を回転させることにより、ガイドピン8a表面を清掃出来るようにしている。
清掃装置10は、第1実施形態の清掃装置1を2式備えるので、ガイドピン8aを一度に2式清掃することが出来る。従って、図5のように、鋳枠が連続して流れる造型ラインにおいて、隣合う鋳枠のガイドピン8aを一度に清掃することが出来、例えば、造型ラインの支柱7に固定部6を固定して、ライン据え置きの清掃装置として用いることも出来る。
以上、本発明の鋳枠のガイドピン清掃装置について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものでは無い。例えば、第1実施形態では、ケースとブラシが別々に設けられた内筒を用いたが、ケースとブラシが一体となった内筒を用いることも出来る。
1,10 ガイドピン清掃装置
2 筒部
2a カップケース
2b 内巻きブラシ
2ba 端部
2c スペーサ
2ca 凸部
2d フランジ
2e 取付けボルト
3 回転部
4 エアシリンダ
5 2軸センタリング機構
6 固定部
7 支柱
8 上鋳枠
8a ガイドピン
8aa 嵌合表面部
9 下鋳枠
9a ガイドブッシュ

A,B,B1,B2, 開口

Claims (2)

  1. ガイドピンの収納口となる開口端面とガイドピンの収納空間とを有する筒部と、
    前記筒部を前記筒部の軸周りに回転させる回転部とを備え、
    前記筒部の側面に、ガイドピンの収納空間に繋がる開口を有し、
    前記筒部の内側に、ガイドピン表面をクリーニングするブラシを有するとともに、
    ガイドピンを前記筒部内に収納するための昇降機構と、
    ガイドピンに対してセンタリングを行う2軸センタリング機構とを備える
    ことを特徴とする鋳枠のガイドピン清掃装置。
  2. 前記ブラシが、螺旋状の内巻きブラシである
    ことを特徴とする請求項1に記載の鋳枠のガイドピン清掃装置。
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