JP6291553B1 - 把持装置及び産業用ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体を用いず、より確実にワークを把持することができる把持装置及び産業用ロボットを提供する。【解決手段】掌部30と、前記掌部30の周囲に突出して設けられ、前記掌部30を厚さ方向に変形させることにより前記掌部30に向かって倒れる複数の指部32とを有する袋状の把持本体28Aと、前記指部32内に設けられ、前記指部の形を有する弾性部34と、前記掌部30の外周面39の収縮を防ぐ形状保持部38とを備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、把持装置及び産業用ロボットに関するものである。
ワークを把持することを目的とした把持装置として、主に吸着ハンドや2指型グリッパ(例えば、特許文献1)が利用されているが、これらは機構上、サイズや形状が異なるワークを汎用的に把持することができない場合がある。そのため、多品種少量生産のように、把持するワークの種類が多い作業現場においては、ツールチェンジャーや人による取り替え作業が必要となってしまうため、生産効率が低下してしまう。さらに食品に代表されるような、柔軟かつ不定形なワークを傷めずに把持することができないという問題があった。
これに対し、人間の手の形状に近い機構を有する5指型の把持装置の検討もされている(例えば、特許文献2)。ところが、5指型の把持装置は、人間の手に近い複雑な動作を実現する為に、動作や制御機構が非常に複雑なため、これらの複雑さが導入を困難にする要因となっている。
さらに密閉されたゴム状の袋と、当該ゴム袋に充填された粉体とを有し、粉体のJamming転移を利用した把持装置が開発されている(例えば、特許文献3)。この把持装置は、ゴム袋をワークに追従させた状態で把持できるので、簡単な制御で様々なワークに対応することができる。
特開2009−125851号公報 特開2012−192496号公報 特表2013−523478号公報
しかしながら、上記特許文献3に係る把持装置は、把持力を発現するために強い力でワークへ押し付ける必要があるので、食品のような柔軟なワークを痛めてしまうという問題がある。また把持装置は、ワークへ押し付ける力が弱い場合、ゴム袋のワークに対する追従性が著しく低下するので、把持できるワークが限られてしまう。さらにゴム袋が、劣化や破損などによって破裂した場合、ゴム袋に充填された粉体が飛散し、ワークを汚染してしまう、という問題がある。粉体は、Jamming転移に伴う密度変化によって劣化するので、安定的に使用することができないという問題がある。
本発明は、粉体を用いず、より確実にワークを把持することができる把持装置及び産業用ロボットを提供することを目的とする。
本発明に係る把持装置は、掌部と、前記掌部の周囲に突出して設けられ、前記掌部を厚さ方向に変形させることにより前記掌部に向かって倒れる複数の指部とを有する袋状の把持本体と、前記指部内に設けられ、前記指部の形を有する弾性部と、前記掌部の外周面の収縮を防ぐ形状保持部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る産業用ロボットは、上記把持装置を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、形状保持部が掌部の外周面が収縮するのを防ぐことで、掌部が厚さ方向に変形することにより、指部を掌部に向かって変形させてワークを把持することができるので、粉体を用いず、より確実にワークを把持することができる。
本実施形態に係る把持装置を適用した産業用ロボットの例を示す模式図である。 本実施形態に係る把持装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る把持装置の使用状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る把持装置の構成を示す部分縦端面図である。 形状保持部の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る把持装置の使用状態を示す部分端面図である。 本実施形態に係る把持装置の変形例(1)を示す斜視図であり、図7Aは指部の長さが小の場合、図7Bは指部の長さが中の場合、図7Cは指部の長さが大の場合である。 本実施形態に係る把持装置の変形例(2)を示す斜視図であり、図8Aは指部の長さが小の場合、図8Bは指部の長さが中の場合、図8Cは指部の長さが大の場合である。 本実施形態に係る把持装置の変形例(3)を示す斜視図であり、図9Aは指部の長さが小の場合、図9Bは指部の長さが中の場合、図9Cは指部の長さが大の場合である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
図1に、本実施形態に係る把持装置10を適用した産業用ロボット12の構成を示す。産業用ロボット12は、直交ロボットであって、レール14と、レール14に沿って移動する移動体16と、移動体16に固定されたエアシリンダ−18とを備える。レール14は、図中Y軸方向に移動可能に設けられている。
エアシリンダ−18は、シリンダーチューブ19と、シリンダーチューブ19に対し進退可能に設けられたピストンロッド20とを有する。シリンダーチューブ19には、配管21、22が設けられている。当該配管21、22を通じて、気体が給排気されることにより、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19に対し進退可能となっている。ピストンロッド20の先端には、把持装置10が設けられている。
産業用ロボット12は、水平な基台26上に置かれたワークWを、把持装置10で把持すると共に、X軸、Y軸、及びZ軸方向に移動可能することができる。
把持装置10は、ピストンロッド20に連結されたケース36と、当該ケース36に固定された把持本体28Aとを備える。ケース36には、配管24が連結されている。把持本体28Aは、気密性と弾性とを有する材料、例えば、天然ゴムや、合成ゴムなどで形成することができる。
図2に示すように把持本体28Aは、掌部30と、掌部30の周縁に突出して設けられた複数の指部32とを有する。掌部30は略円盤状をなしている。指部32は、掌部30と一体に形成されており、掌部30を囲むように放射状に5個設けられている。指部32同士の間には、所定の間隔が形成されている。指部32は、内面31が掌部30と一体に形成されている。指部32の外形形状は、適宜選択することができ、例えば、円柱、円錐、円錐台、三角柱、四角柱、三角錐、四角錐、四角錐台などでもよい。本実施形態の場合、指部32は、同一形状で構成されている。なお複数の指部32は、全て同一形状である必要はなく、形状が異なっていてもよい。指部32は、四角錐台形状を有し、内面31が、掌部30に接合している基端から先端に向かって外側に傾斜するように形成されている。
把持本体28Aは、掌部30を厚さ方向(図2、矢印方向)に変形させる力が作用すると、当該力によって内面31が引っ張られ、指部32が掌部30へ向かって倒れるように弾性変形する(図3)。
図4に示すように把持本体28Aは、掌部30及び指部32が形成されている表面とは逆側の面に開口を有する袋状の部材からなる。把持本体28Aは、内部に、弾性部34と、形状保持部38とを有する。把持本体28Aは、開口の周縁に一体形成されたフランジ部33においてケース36に固定されており、当該ケース36によって開口が密閉されている。
ケース36には、貫通穴37が設けられている。配管24は、一端が、貫通穴37に挿入され、把持本体28Aに通じている。配管24の他端は、図示しないが、例えば三方弁を介して真空ポンプに接続されている。三方弁は、真空ポート、給排気ポート、大気解放ポートを有し、真空ポートが真空ポンプに、給排気ポートが把持装置10に、大気解放ポートが外部にそれぞれ接続される。当該配管24を通じて、気体が、把持本体28Aの内から外へ、及び把持本体28Aの外から内へ、流通する。
弾性部34は、指部32内に充填され、当該指部32の形を有する。弾性部34の形は、把持本体28Aの指部32内に挿入され一定の形を保持できれば、指部32の内面との間に多少隙間が生じていてもよい。弾性部34の材質は、樹脂またはゴムであるのが好ましい。弾性部34の材質は、必ずしも均一である必要はなく、異種材料を組み合わせた複合材でもよい。弾性部34は、フィラーなどの添加物を含んでもよい。弾性部34は、指部32の内面との間に、隙間がないように配置されるのが好ましい。弾性部34は、掌部30を超えて把持本体28Aの大半に充填されると、掌部32が厚さ方向に変形せず指部32が掌部30の中心に向かって弾性変形し難くなる。したがって弾性部34は、指部32内に配置されるのが好ましい。
形状保持部38は、把持本体28Aの掌部30の内部空間に配置されている。形状保持部38は、掌部30以外、すなわち掌部30の外周面39が収縮しないように、把持本体28Aを保持する。形状保持部38の材質は、把持本体28Aの減圧下において変形しなければ足り、例えば硬質樹脂や金属を用いることができる。形状保持部38の材質は、必ずしも均一である必要はなく、異種材料を組み合わせた複合材でもよい。
本図に示す形状保持部38は、変形した掌部30を受け入れるガイド穴40と、掌部30の外周面を保持する保持面48とを有する円筒状部材である。ガイド穴40は、掌部30に対応した形状保持部38の中央であって、内径が掌部30と略同じ大きさであるのが好ましい。保持面48は、形状保持部38の円周面であり、掌部30の外周面39を保持できる大きさを有する。形状保持部38は、軸方向の先端に湾曲部49を有する。
図5に示すように、形状保持部38は、同心円状に配置された複数、本図の場合、3個のリング体44〜46を有する。各リング体44〜46は、軸方向に移動可能、取り外し可能である。
(動作及び効果)
上記のように構成された把持装置10が設けられた産業用ロボット12の動作及び効果について説明する。産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19内に退避し、エアシリンダ−18が収縮した状態を原点とする。また把持装置10は、初期状態において把持本体28A内の圧力が大気圧である。すなわち三方弁は、真空ポートが遮断され、給排気ポートが大気解放ポートと繋がっている状態である。
産業用ロボット12は、移動体16がレール14に沿って移動することで、基台26上に置かれたワークWの鉛直線上に把持装置10を位置決めする(図1)。次いで、産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19から進出することにより、指部32がワークWの側面に到達するまで、エアシリンダ−18を伸長させる。
次いで三方弁は、大気解放ポートが遮断され、給排気ポートが真空ポートと繋がった状態に切り替えられる。これにより把持装置10は、配管24を通じて、把持本体28A内の気体を吸引し、把持本体28A内の圧力を−0.03MPa以下に減圧する。
把持本体28Aは、形状保持部38により掌部30の外周面39の形状が保持された状態を維持する。そうすると掌部30が、形状保持部38のガイド穴40に吸い込まれるようにして厚さ方向に変形する(図6)。掌部30が厚さ方向へ変形するのに伴い、指部32の内面31が掌部30の中心へ引っ張られる。そうすると指部32は、掌部30へ向かって倒れるように弾性変形する。これにより指部32は、主に内面31がワークW表面に接触する。本図に示す立方体のワークWの場合、指部32はワークWの側面に接触する。上記のように把持装置10は、把持本体28A内を減圧することにより、ワークWを把持する。把持装置10は、把持本体28A内の圧力に応じた把持力を発揮する。すなわち、把持装置10の把持力は、把持本体28A内の圧力が低い程、大きくなる。
次いで産業用ロボット12は、ピストンロッド20をシリンダーチューブ19内に退避させてエアシリンダ−18を収縮することにより、ワークWを基台26から持ち上げることができる。さらに産業用ロボット12は、移動体16がレール14に沿って移動したり、レール14がY軸方向に移動したりすることにより、水平方向へワークWを自在に移動することができる。
所望の場所へ移動した後、産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19から進出することにより、ワークWが基台26に接触するまでエアシリンダ−18を伸長させる。次いで、三方弁は、真空ポートが遮断され、給排気ポートが大気解放ポートと繋がっている状態に切り替えられる。そうすると把持本体28A内へ大気解放ポートから配管24を通じて気体が流入する。把持本体28A内の圧力が大気圧に戻るのに伴い、掌部30がガイド穴40から押し出され元の状態に戻る。掌部30が元の状態に戻るのに伴い、指部32が開き、ワークWを手放す。
次いで、産業用ロボット12は、ピストンロッド20をシリンダーチューブ19内に退避させてエアシリンダ−18を収縮することにより、把持装置10をワークWから切り離す。以上のようにして産業用ロボット12は、基台26上に置かれたワークWを、把持装置10で把持することにより、所望の位置へ移動することができる。
把持装置10は、把持本体28A内に、指部32の形状を有する弾性部34と、形状保持部38を有することにより、粉体を用いず、より確実にワークWを把持することができる。把持装置10は、粉体を用いていないので、万一、把持本体28Aが破裂しても、ワークWを汚染することがない。
弾性部34は、指部32の形状を有するので、指部32の先端が下向きの状態だけでなく、横向きや上向きの状態であっても、指部32内に留まる。したがって把持装置10は、基台上のワークWを持ち上げるだけでなく、垂直な壁面や、天井に吊り下げられたワークWを把持することができる。指部32の形状を有する弾性部34は、Jamming転移後の粉体に比べ剛性が高いので、より確実にワークWを把持することができる。
把持装置10は、把持本体28Aを減圧して掌部30を確実に厚さ方向に変形させることにより、ワークWを把持することができるので、把持本体28AをワークWに押し付ける必要がない。したがって把持装置10は、食品などの柔らかいワークWを押し潰さずに把持できるので、ワークWの損傷を防止することができる。
把持本体28Aは、内部が減圧される程度によって指部32の変形量、把持力を変えることができる。したがって把持装置10は、ワークWの大きさや硬さに合わせて、把持力を変えることができるので、汎用性を向上することができる。掌部30がガイド穴40に吸い込まれるようにして厚さ方向に変形するので、指部32は掌部30へ向かってより鋭角に変形する。したがって把持装置10はより小さいワークWも把持することができる。
形状保持部38は、同心円状に配置された複数のリング体44〜46を適宜取り外すことにより、ガイド穴40の大きさや、外形の大きさを変更することができる。したがって、形状保持部38は、把持本体28Aの外周面39の大きさや、掌部30の大きさに合わせ、リング体44〜46を選択することにより、調整することができるので、汎用性を向上することができる。形状保持部38は、最も内側に配置されたリング体44の穴がガイド穴40であり、最も外側に配置されたリング体46の円周面が保持面48である。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記実施形態では、産業用ロボット12として直交ロボットの例を示したが、本発明はこれに限らず、スカラロボット、垂直多関節ロボットなどに適用することができる。すなわち把持装置10は、産業用ロボットによってX軸、Y軸、Z軸を中心に回転しても、ワークWを把持すると共に、把持した状態を維持することができる。
把持本体28Aは、1種の材料で形成してもよいし、複数の異なる材料で形成された膜を積層して形成してもよい。また把持本体28Aは、部分的に異なる材料で形成してもよい。把持本体28Aの厚さは、一定でなくてもよく、部分的に厚肉部又は薄肉部を設けてもよい。
把持本体28Aと、弾性部34は、一体であってもよい。この場合、把持本体28Aと弾性部34は、一部又は全部が、同種の材料であってもよいし、異種材料であってもよい。
把持装置10は、指部32に爪部を設けることとしてもよい。爪部は、合成樹脂製の板状部材や、円錐状部材、サック状の部材を用いることができる。
上記実施形態の場合、形状保持部38は、同心円状に配置された複数のリング体44〜46を有する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、1個のリング体であってもよい。1個のリング体の場合、リング体は気体の流通路を有しているのが好ましい。形状保持部38は、1個のリング体の場合、把持本体28Aと一体であってもよい。形状保持部38は、円筒状部材に限られず、ガイド穴40を有する多角柱でもよい。
ケース36には、ワークWを撮影するカメラ、把持したワークWの重量を測定する重量計、ワークWと把持本体との距離を測定する近接センサなどを設けてもよい。
上記実施形態の場合、把持本体は、図2に示す指の長さを有する場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、図7に示す把持本体28B、28C、28Dのように、指部の長さは用途に合わせ適宜変えることができる。指部の長さに応じ、掌部の大きさも変えることができる。指部の数は、図8に示す把持本体50A、50B、50Cのように4本であってもよいし、図9に示す把持本体52A、52B、52Cのように3本でもよい。
10 把持装置
12 産業用ロボット
28A 把持本体
30 掌部
32 指部
34 弾性部
38 形状保持部
39 外周面
40 ガイド穴

Claims (3)

  1. 掌部と、
    前記掌部の周囲に突出して設けられ、前記掌部を厚さ方向に変形させることにより前記掌部に向かって倒れる複数の指部と
    を有する袋状の把持本体と、
    前記指部内に設けられ、前記指部の形を有する弾性部と、
    前記把持本体内に設けられ、前記掌部の外周面の収縮を防ぐリング状の形状保持部と
    を備え、
    前記形状保持部は、変形した前記掌部を受け入れるガイド穴と、前記掌部の外周面を保持する保持面とを有し、軸方向の前記指部側先端の外側に湾曲部が設けられている
    ことを特徴とする把持装置。
  2. 前記弾性部は、前記指部と一体であることを特徴とする請求項1記載の把持装置。
  3. 請求項1又は2記載の把持装置を設けたことを特徴とする産業用ロボット。
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