JP6290049B2 - 流動化処理土の配合設計方法および流動化処理土の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、流動化処理土の配合設計方法および流動化処理土の製造方法に関する。
建設工事、浚渫工事、土砂採掘工事等で発生した建設汚泥を含む発生土(以下、「原料土」という)を、流動化処理土の主材として再利用する場合がある。
流動化処理土の配合設計を行う場合には、対象となる原料土に水を加えて密度が異なる泥土を複数作成するとともに、各泥土について固化材の添加量が異なる複数の流動化処理土を作成していた。そして、これらの流動化処理土の中からブリージング率とフロー値と一軸圧縮強度が要求品質を満たす泥土密度を選定し、この泥土密度に基づいて土と水の配合と、泥土に加える固化材の配合を決定していた。
流動化処理土の配合は、土と水と固化材の質量で構成されるが、流動化処理土の品質は、泥土中の細粒分と、この細粒分に溶解する固化材の濃度に応じて変化する。
すなわち、原料土の質量を配合設計通りにしても原料土の細粒分含有率が変化すると、泥土中の細粒分の質量が変化し、結果として泥土中の細粒分泥土の密度が変化するため、配合設計通りの固化材を添加すると、一軸圧縮強さが変化したり、細粒分不足による材料分離が発生するおそれがある。
そのため、同じ種類の原料土を使用した場合であっても、細粒分含有率が異なる場合には、細粒分含有率の代表値毎にグループ分けし、グループ毎に数種類の配合試験を実施して配合を決定する必要がある。
なお、特許文献1には、泥土をフルイにかけて、細粒分泥土を作成し、細粒分泥土の比重を一定にすることで、所定の品質を確保する配合設計方法が開示されている。
特開2007−205082号公報
同じ種類の原料土に対して、配合試験を多数回行うことは、作業に手間がかかる。
また、流動化処理土の製造現場において、泥土をフルイ分けして細粒分泥土の密度を安定化させる作業も手間がかかる。
このような観点から、本発明は、細粒分含有率の変動に応じて適切な配合を割り出すことができる汎用性のある流動化処理土の配合設計方法および流動化処理土の製造方法を提案することを課題とする。
このような課題を解決する本発明の流動化処理土の配合設計方法は、目標細粒分泥土密度を設定する作業と、式1を利用して前記目標細粒分泥土密度に対応する泥土密度を算出する作業と、前記泥土密度に基づいて原料土と水との配合質量を決定する作業と、前記配合質量により生成された泥土1m当たりに加える固化材量を決定する作業とを備えていることを特徴としている。
Figure 0006290049
前記流動化処理土の配合設計方法は、細粒分泥土密度の材料分離境界値を設定する作業と、細粒分泥土密度のセルフレベリング境界値を設定する作業とを備えているのが望ましい。この場合には、前記材料分離境界値から前記セルフレベリング境界値までの範囲において前記目標細粒分泥土密度を設定すればよい。
また、前記固化材量は、前記原料土に対する水固化材比または固化材細粒分泥土密度率の相関関係を求める配合試験の結果や、既存のデータを活用して割り出すのが望ましい。
かかる流動化処理土の配合設計方法によれば、式で得られた細粒土含有率と泥土密度の関係により、原料土と添加水の配合質量を容易に算出することができる。そのため、原料土の種類が同じであれば、細粒分含有率が変化した場合であっても泥土密度を算出することができる。そのため、配合試験を複数回行う必要がない。
また、細粒分含有率の変動に応じた固化材添加量を定量的に割り出すことができるため、目標とする一軸圧縮強さを確保することができる固化材量の調整を簡易に行うことができる。
また、本発明の流動化処理土の製造方法は、材料分離境界値以上、セルフレベリング境界値以下の範囲に設定した目標細粒分泥土密度について、原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示す曲線を作図する工程と、前記曲線から前記原料土の細粒分含有率に対応する泥土密度を判読する工程と、判読した前記泥土密度に基づいて前記原料土と水との配合質量を決定する工程と、泥土1m当たりに加える固化材量を割り出す工程と、前記配合質量に基づいて前記原料土に水を添加混合して泥土を生成するとともに前記泥土に固化材を添加混合する工程とを備えていることを特徴としている。
なお、前記原料土について水固化材比または固化材細粒分泥土密度率を求める配合試験を実施して配合設計図を作成する工程をさらに備え、前記固化材量を前記配合設計図から割り出すのが望ましい。
かかる流動化処理土の製造方法によれば、作図された曲線により必要な泥土密度を把握することができるため、簡易に流動化処理土を製造することができる。
すなわち、原料土の種類が同じであれば、原料土の細粒分含有率と含水比が違う場合であっても、当該曲線を利用して原料土と添加水の配合質量を把握することができるため、配合試験を多数回実施する従来の方法に比べて作業性が優れている。
本発明の流動化処理土の配合設計方法および流動化処理土の製造方法によれば、細粒分含有率の変動に応じて適切な配合を簡易に割り出すことが可能となる。
原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示すグラフである。 流動化処理土の時間毎のフロー値およびブリージング率の試験結果を示すグラフである。 原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示す曲線と、材料分離境界線およびセルフレベリング境界線とが記載されたグラフである。 水固化材比と一軸圧縮強さの関係を示す配合設計図である。 固化材細粒分泥土密度率と一軸圧縮強さとの関係を示す配合設計図である。 (a)は原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示すグラフ、(b)は泥土1m当たりの配合質量と泥土密度との関係を示すバーチャートである。
本実施形態の流動化処理土の製造方法は、作図工程と、泥土密度判読工程と、配合質量決定工程と、配合設計工程と、固化材量割出工程と、泥土生成工程と、固化材混合工程とを備えている。
作図工程は、材料分離境界値以上セルフレベリング値以下の範囲に設定した目標細粒分泥土密度について、原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示す曲線を作図する工程である。
まず、図1に示すように、細粒分泥土密度ρをパラメータとして、細粒分含有率Fcと泥土密度ρとの関係を示す曲線を作成する。各曲線は式1を利用して作図する。図1には、細粒分泥土密度ρが1.05〜1.35である場合の刻線が複数示されている。
なお、図1に示す細粒分含有率Fcと泥土密度ρとの関係図は、土固有の性質には由来していないため、土の種類に関わらず採用することができる。
Figure 0006290049
次に、流動化処理土のセルフレベリング性能を確保することができる泥土密度をフロー試験により求める。セルフレベリング性能は、土固有の性能に由来する。
本実施形態では、カオリン粘土を用いるが、土の種類は限定されない。
セルフレベリングが確保できるフロー値の最小値は150mm程度とする。これは、流動化処理土のフロー値が打設時に150mm以下である場合は、流動化処理土の上面が平面(レベリング状態)にならずに、山なりになるおそれがあるためである。
なお、流動化処理土は、製造後、運搬時間を含めて2時間以内に打設されるのが一般的である。
図2に示すように、泥土に固化材を加えると、泥土に凝集効果が活性するため、フロー値が低下する。例えば、細粒分泥土密度ρが1.35g/cmの泥土の場合は、原料土の状態で400mmであったフロー値が、固化材を添加することで230mmに低下する。さらに、約40分経過すると、水和反応によりフロー値が低下しはじめて、120分経過した時点で150mmにまで低下する。
そのため、細粒分泥土密度ρが1.35g/cmの泥土の場合は、打設時にセルフレベリング性能を確保できない場合がある。
一方、細粒分泥土密度ρが1.30g/cmの泥土の場合は、図2に示すように、固化材の添加後、2時間を経過しても、フロー値が180mm以上となった。そのため、本実施形態では、細粒分泥土密度ρが1.30g/cmであれば、セルフレベリング性能を確保できるものと認定し、図1における細粒分泥土密度ρが1.30g/cmの曲線をセルフレベリングの限界値(以下、「セルフレベリング境界値」という。)として設定する。
なお、セルフレベリング境界値は、既知のデータに基づいて設定してもよいし、適宜算出してもよく、その設定方法は前記の方法に限定されない。
次に、泥土に対して、ブリージング試験を実施して、材料分離抵抗性を備えた泥土密度ρを求める。
カオリン粘土により生成した泥土について実施したブリージング試験結果を図2に示す。
なお、ブリージング水が流動化処理土の体積に対して1%程度までの場合は、固化材の均等分散が確保されて、砂分の沈降が発生しないため、材料分離抵抗性を確保しているといえる。そのため、本実施形態では、ブリージング率が1%以下に納まる細粒分泥土密度ρの値を材料分離境界値とする。
図2に示すように、細粒分泥土密度ρが1.20g/cmの場合は、固化材を混合してから1時間を経過した時点でブリージング率が0.2%となり、2時間が経過した時点で1.0%となった。
一方、細粒分泥土密度ρが1.15g/cmの場合は、固化材を混合してから1時間を経過した時点でブリージング率が0.3%となり、2時間が経過した時点で4.5%となった。
したがって、本実施形態では、細粒分泥土密度ρが1.20g/cmであれば、材料分離抵抗性を確保できるものと認定し、図1における細粒分泥土密度が1.20g/cmの曲線を材料分離抵抗性の限界値(材料分離境界値)として設定する。
なお、材料分離境界値の設定方法は限定されるものではなく、例えば、既知のデータに基づいて設定してもよいし、算出してもよい。
図1において、セルフレベリング境界値(ρ=1.30)の曲線および材料分離境界値(ρ=1.20)の曲線を表示するとともに、両境界値の曲線により挟まれた範囲内の曲線を残して、他の曲線を削除した図面を作成すると、図3のようになる。
泥土密度判読工程は、図3から原料土の細粒分含有率Fcに対応する泥土密度ρを判読する工程である。
まず、原料土の細粒分含有率Fcを想定する。なお、原料土の細粒分含有率Fcは、測定してもよいし算出してもよい。
続いて、材料分離境界値から前記セルフレベリング境界値までの範囲において、目標細粒分泥土密度ρを設定する。本実施形態では、目標細粒分泥土密度ρを1.25g/cmとする。
このとき、セルフレベリング境界値と材料分離境界値との中間値に対応する目標細粒分泥土密度ρを選択すれば、原料土中の含水量が変動した場合であっても、両境界値までの許容範囲を大きく取ることができる。
また、品質仕様により泥土密度ρの下限値や上限値が設定されている場合には、その泥土密度ρに対応する細粒分泥土密度ρを選択する。
目標細粒分泥土密度ρを設定したら、細粒分含有率Fcの直線と、式1を利用して作図された目標細粒分泥土密度ρの曲線との交点から、泥土密度ρを判読する。例えば、細粒分含有率Fcが60%の場合には、泥土密度ρは1.38ton/mとなる。なお、式1に目標細粒分泥土密度ρを代入して泥土密度ρを算出してもよい。
配合質量決定工程は、判読した泥土密度ρに基づいて原料土と水との配合質量を算出する工程である。
原料土と水との配合質量の算出は、式2および式3を利用して算出する。
このとき、原料土の含水比または含水率を、予め測定または推定しておく。
Figure 0006290049
配合設計工程は、原料土について水固化材比または固化材細粒分泥土密度率を求める配合試験を実施して配合設計図を作成する工程である。
配合設計図は、以下の方法により作成する。なお、配合設計工程を行うタイミングは限定されるものではない。
例えば、沖積粘土を利用して流動化処理土を作成して強度試験を行い、強度試験の配合を参照して水固化材比と一軸圧縮強さの関係をプロットすると、図4を作成することができる。
図4に示すように、近似曲線は、直線近似するため、2点間の既知の数値により連立方程式を解くと、式4に示すように、一軸圧縮強さと水固化材比を変数とした関係式が得られる。
Figure 0006290049
式4を利用すれば、一軸圧縮強さqの目標値を設定することで、水固化材比W/Cを算出することができる。
例えば、一軸圧縮強さの目標値を400kN/mとした場合は、水固化材比W/Cは10.0となる。
泥土中の含水量は、泥土密度ρから算出できるため、含水量に対する固化材量を水固化材比から算出すればよい。
同様に、固化材細粒分泥土密度率(C/ρ×100)と一軸圧縮強さqの関係をプロットすると、図5を作成することができるため、固化材細粒分泥土密度率と一軸圧縮強さとの関係からも、同様に固化材量を算出することができる。
固化材量割出工程は、泥土1m当たりに加える固化材量を割り出す工程である。
固化材量は、図4あるいは図5に示す配合設計図により算出すればよい。
なお、原料土の細粒分含有率Fcと泥土密度ρとの関係を示す曲線図(図3参照)に、土と水との配合質量および泥土1m当たりの固化材の配合質量を併記しておけば、各材料の配合質量の設定を簡易に行うことができる。
例えば、図6の(b)に示すように、原料土の細粒分含有率Fcの現実的な変動範囲(例えば80%から30%の範囲)について、泥土密度ρに対する土と水との配合質量および泥土1m当たりに加える固化材量を前記した手法により算出し、バーチャートで示せばよい。
細粒分含有率Fcが80%のとき泥土密度は1.3t/mで、細粒分含有率Fcが30%のとき泥土密度は約1.6t/mなので、式4を利用して固化材量を計算すればよい。図6の(b)は、泥土密度1.3t/mから1.6t/mの範囲について、0.02刻みでバーチャートを作成している。このとき、式2および式3を利用して、原料土の配合質量Mおよび配合水量Wを計算して、バーチャートを作成する。
図6に示すように、原料土の細粒分含有率Fcと泥土密度ρとの関係を示す曲線と固化材量との関係を把握すれば、原料土の細粒分含有率Fcが変動しても、即座に同じ一軸圧縮強さを有する流動化処理土を生成するための固化材量を割り出すことができる。
例えば、図3および図6の(a)から、細粒分含有率Fcが60%、目標細粒分泥土密度ρが1.25のとき、泥土密度ρは1.38となる。
図6の(b)において、泥土密度泥土密度ρは1.38のバーチャートをみると、固化材量Cは0.08t、原料土の配合質量Mは0.78t、水配合水量Wは0.60tと割り出すことができる。
泥土生成工程は、割り出した(算出した)配合質量に基づいて原料土に水を添加混合して泥土を生成する工程である。
泥土の作成方法は限定されるものではないが、例えば、メモリが付された混合容器(タンク、ピット等)に、算出された水量の水を投入したのち、原料土を投入して、混合容器内で混練することにより行えばよい。
このとき、添加水量Wおよび原料土の量は、混合容器に付されたメモリにより計測する。
なお、混合容器には必ずしもメモリが付されている必要はなく、添加水および原料土の量の計測方法は限定されない。また、混合容器へは、原料土を投入してから水を投入してもよく、原料土および水の投入の順序も限定されない。
固化材混合工程は、泥土に固化材を添加混合して流動化処理土を製造する工程である。
以上、本実施形態の流動化処理土の配合設計方法および流動化処理土の製造方法によれば、細粒土含有率と泥土密度ρの関係により、原料土と添加水の配合質量を容易に算出することができる。そのため、原料土の種類が同じであれば、細粒分含有率Fcが変化した場合であっても泥土密度ρを算出することができる。そのため、配合試験を複数回行う必要がない。
また、細粒分含有率Fcの変動に応じた固化材添加量を定量的に割り出すことができるため、目標とする一軸圧縮強さを確保することができる固化材量の調整を簡易に行うことができる。
また、作図された曲線により必要な泥土密度ρを把握することができるため、簡易に流動化処理土を製造することができる。
すなわち、原料土の種類が同じであれば、原料土の細粒分含有率Fcと含水比が違う場合であっても、当該曲線を利用して原料土と添加水の配合質量を把握することができるため、配合試験を多数回実施する従来の方法に比べて作業性が優れている。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
前記実施形態では、細粒分含有率Fcと泥土密度ρとの関係を示す曲線から泥土密度を読み取る場合について説明したが、泥土密度は、式1を利用して算出してもよい。
また、材料分離境界値およびセルフレベリング境界値は、必ずしもグラフから読み取る必要はない。
細粒分泥土密度の材料分離境界値、細粒分泥土密度のセルフレベリング境界値および目標細粒分泥土密度の設定方法は限定されるものではない。すなわち、実施者の経験に基づいて、適宜設定してもよい。
同様に、固化材量も実施者の経験に基づいて適宜設定してもよい。

Claims (5)

  1. 目標細粒分泥土密度を設定する作業と、
    式1を利用して前記目標細粒分泥土密度に対応する泥土密度を算出する作業と、
    前記泥土密度に基づいて原料土と水との配合質量を決定する作業と、
    前記配合質量により生成された泥土1m当たりに加える固化材量を決定する作業と、を備えていることを特徴とする、流動化処理土の配合設計方法。
    Figure 0006290049
  2. 細粒分泥土密度の材料分離境界値を設定する作業と、
    細粒分泥土密度のセルフレベリング境界値を設定する作業と、備えており、
    前記材料分離境界値から前記セルフレベリング境界値までの範囲において、前記目標細粒分泥土密度を設定することを特徴とする、請求項1に記載の流動化処理土の配合設計方法。
  3. 前記原料土に対する水固化材比または固化材細粒分泥土密度率の相関関係を求める配合試験の結果に基づいて、前記固化材量を割り出すことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の流動化処理土の配合設計方法。
  4. 材料分離境界値以上、セルフレベリング境界値以下の範囲に設定した目標細粒分泥土密度について、原料土の細粒分含有率と泥土密度との関係を示す曲線を作図する工程と、
    前記曲線から前記原料土の細粒分含有率に対応する泥土密度を判読する工程と、
    判読した前記泥土密度に基づいて前記原料土と水との配合質量を決定する工程と、
    泥土1m当たりに加える固化材量を割り出す工程と、
    前記配合質量に基づいて前記原料土に水を添加混合して泥土を生成する工程と、
    前記泥土に固化材を添加混合する工程と、を備えていることを特徴とする、流動化処理土の製造方法。
  5. 前記原料土について水固化材比または固化材細粒分泥土密度率を求める配合試験を実施して配合設計図を作成する工程をさらに備え、
    前記固化材量を、前記配合設計図から決定ことを特徴とする、請求項4に記載の流動化処理土の製造方法。
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