JP6289120B2 - 血管内視鏡システム - Google Patents
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Description
本発明は、血管内に挿入可能な内視鏡と、該内視鏡の外周面との間に長手方向に連通する隙間を形成するように前記内視鏡を長手方向に沿って収容し、先端部分の側壁に壁厚方向に貫通形成された噴出口を有する外套管と、前記隙間を前記外套管の基端から前記先端部分に向かって前記長手方向に流動する液体の流動方向を前記先端部分において半径方向外方へ変化させる流動方向変更手段とを備え、前記噴出口が、前記外套管の基端から先端に向かって漸次半径方向外方へ変位するように前記長手方向に対して傾斜して形成され、前記噴出口と前記長手方向との成す角度が、前記内視鏡の半画角と略同一である血管内視鏡システムを提供する。
このようにすることで、内視鏡の視野の広角領域において透明な視野をさらに確実に得ることができる。
このようにすることで、外套管の先端部分の周囲のより広範囲において透明な視界を得ることができる。
このようにすることで、噴出口として機能する網の目が多数形成されていることによって、個々の網の目に作用する透明液体の流体圧力を低減することができる。
このようにすることで、隙間を長手方向に流動してきた液体は、内視鏡の先端を超えた位置において遮断面にぶつかることによって、その流動方向を半径方向外方へ変化させる。これにより、簡易な構成でありながら透明液体の流動方向を効果的に変化させることができる。
このようにすることで、内視鏡の前方も観察することができる。
また、上記発明においては、前記外套管が、その先端開口を少なくとも部分的に閉塞する先端壁を有し、前記遮断部材が、前記先端壁であってもよい。
このようにすることで、外套管の一部分を遮断部材として機能させることによって、別途部材を設ける必要がなく、簡易な構成とすることができる。
このようにすることで、噴出口からの透明液体の噴出量は、遮断面との位置関係に応じて異なり、遮断面と半径方向に隣接する噴出口と、遮断面よりも基端側に位置する噴出口から透明液体が主に噴出する。したがって、外套管内の遮断部材の位置を変更することによって、血液を透明液体に置換する範囲を変更することができる。
このようにすることで、遮断部材を簡易な構成とすることができる。
このようにすることで、簡易な構成でありながら透明液体の流動方向を効果的に変化させることができる。また、供給された透明液体は主に、錘状部と略対向する位置の噴出口から噴出する。すなわち、外套管の先端部分の周囲のうち、血管内壁の観察に必要十分な範囲に対して選択的に透明液体を供給することによって、透明液体の供給量を低減することができる。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る血管内視鏡システム10について図1および図2を参照して説明する。
本実施形態に係る血管内視鏡システム10は、図1に示されるように、極細の内視鏡1と、該内視鏡1を収容する外套管2とを備えている。
外套管2は、血管内に挿入可能な外形寸法を有し、開放された基端から内視鏡1を長手方向に挿入可能になっている。外套管2内に内視鏡1が挿入された状態において内視鏡1の外周面と外套管2の内周面との間に液体の通路3となる円筒状の隙間を形成されるように、内視鏡1の外径寸法と外套管2の内径寸法はそれぞれ設計されている。外套管2の基端部分には、通路3に液体を供給するための供給口2aが設けられている。
本実施形態に係る血管内視鏡システム10を使用して血管内壁Bを画像診断するためには、まず、ガイドワイヤ4を体外から体内の目的の血管A、例えば冠動脈まで挿入する。次に、体外においてガイドワイヤ4の基端部を先端孔2cから外套管2内に挿入し、外套管2をガイドワイヤ4に沿って前進させることによって外套管2を冠動脈まで挿入する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る血管内視鏡システム20について図3および図4を参照して説明する。
なお、本実施形態においては、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、第1の実施形態と共通の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、内視鏡1の先端部分の外側には、先端に向かって漸次径寸法が大きくなる錘状部(流動方向変更手段)5が設けられている。錘状部5は、内視鏡1の先端部分を錘状に成形することによって構成されていてもよく、寸胴の内視鏡1の先端部分に着脱可能な錐台状のアタッチメントから構成されていてもよい。
外套管2の内径は、錘状部5の最大外径よりも大きく、外套管2の壁厚は、約0.05mm〜0.8mmであることが好ましい。
供給口2aから通路3へ透明液体を供給するまでの手順は、第1の実施形態と同様である。通路3を基端側から先端側へ流れた透明液体は、外套管2の長手方向に対して傾斜した錘状部5の側面に沿って流動する間に半径方向外方へ偏向され、錘状部5と半径方向に対向する側孔2dから主に噴出する。これにより、第1の実施形態と同様に、内視鏡1の透明な視界が確保され、血管内壁Bを鮮明に観察することができる。
また、本実施形態においては、内視鏡1の前方においては、血液の透明液体への置換効率が低くなる。そこで、内視鏡1に長手方向に貫通形成された送水チャネルを使用し、送水チャネルから内視鏡1の前方に向かって透明液体を噴出させてもよい。
このようにすることで、例えば内視鏡1の図示しない処置具チャネルを介して血管Aに挿入した処置具6を外套管2の先端から突出させ、該処置具6を用いて血管Aに処置を施すことが可能となり、内視鏡映像による診断と処置具6による処置とを連続して行うことができる。例えば、狭窄部位を内視鏡映像で確認し、ステントを有する治療カテーテルを血管A内に挿入して狭窄部位にステントを移植する工程を、連続して行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る血管内視鏡システム30について図5および図6を参照して説明する。
なお、本実施形態においては、第1および第2の実施形態と異なる構成について主に説明し、第1および第2の実施形態と共通の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
遮断板7の、内視鏡1と対向配置される遮断面7bは、図4に示されるように、外套管2の長手方向に垂直な平坦形状であってもよく、その他の形状であってもよい。例えば、外套管2の長手方向に沿って流動してきた透明液体の流動方向を半径方向外方へ滑らかに変更して側孔2dへ向かわせるために、遮断面7bは、基端側から先端側に向かって漸次径寸法が大きくなる円錐状であってもよい。
供給口2aから通路3へ透明液体を供給するまでの手順は、第1の実施形態と同様である。通路3を基端側から先端側へ流れた透明液体は、内視鏡1の先端を超えた位置において長手方向の流れが遮断面7bによって遮られることによって流動方向を半径方向外方へ変更させ、遮断板7よりも基端側に位置する側孔2dから主に噴出する。これにより、第1の実施形態と同様に、内視鏡1の透明な視界が確保され、血管内壁Bを鮮明に観察することができる。
2 外套管
2a 供給口
2b 先端壁(遮断部材、流動方向変更手段)
2c 先端孔
2d 側孔(噴出口)
2e 内面(遮断面)
3 通路(隙間)
4 ガイドワイヤ
5 錘状部(流動方向変更手段)
6 処置具
7 遮断板(遮断部材、流動方向変更手段)
7b,8b 遮断面
8 バルーン(遮断部材、流動方向変更手段)
10,20,30 血管内視鏡システム
A 血管
B 血管内壁
F 視野
ω 画角
Claims (10)
- 血管内に挿入可能な内視鏡と、
該内視鏡の外周面との間に長手方向に連通する隙間を形成するように前記内視鏡を長手方向に沿って収容し、先端部分の側壁に壁厚方向に貫通形成された噴出口を有する外套管と、
前記隙間を前記外套管の基端から前記先端部分に向かって前記長手方向に流動する液体の流動方向を前記先端部分において半径方向外方へ変化させる流動方向変更手段とを備え、
前記噴出口が、前記外套管の基端から先端に向かって漸次半径方向外方へ変位するように前記長手方向に対して傾斜して形成され、
前記噴出口と前記長手方向との成す角度が、前記内視鏡の半画角と略同一である血管内視鏡システム。 - 前記噴出口が、前記外套管の前記長手方向および周方向のうち少なくとも一方に間隔を空けて複数形成されている請求項1に記載の血管内視鏡システム。
- 前記外套管の先端部分の側壁の少なくとも一部分が、壁厚方向に貫通する多数の網の目を前記噴出口として有するメッシュ状に形成されている請求項2に記載の血管内視鏡システム。
- 前記流動方向変更手段が、前記外套管内において前記内視鏡の先端と対向して配置されて前記液体の前記長手方向の流れを遮る遮断面を有する遮断部材を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の血管内視鏡システム。
- 前記遮断部材が、可視光に対して透明である請求項4に記載の血管内視鏡システム。
- 前記外套管が、その先端開口を少なくとも部分的に閉塞する先端壁を有し、
前記遮断部材が、前記先端壁である請求項4または請求項5に記載の血管内視鏡システム。 - 前記遮断部材が、前記長手方向に移動可能に設けられている請求項4または請求項5に記載の血管内視鏡システム。
- 前記遮断部材が、前記外套管の半径方向に配置された板部材である請求項4、請求項5および請求項7のいずれかに記載の血管内視鏡システム。
- 前記遮断部材が、前記外套管の半径方向に拡張および収縮可能なバルーンである請求項4、請求項5および請求項7のいずれかに記載の血管内視鏡システム。
- 前記流動方向変更手段が、前記内視鏡の先端部分に設けられ、前記内視鏡の先端に向かって漸次径寸法が拡大する錘状部を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の血管内視鏡システム。
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