JP6287865B2 - 撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器 - Google Patents

撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6287865B2
JP6287865B2 JP2014559567A JP2014559567A JP6287865B2 JP 6287865 B2 JP6287865 B2 JP 6287865B2 JP 2014559567 A JP2014559567 A JP 2014559567A JP 2014559567 A JP2014559567 A JP 2014559567A JP 6287865 B2 JP6287865 B2 JP 6287865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical system
image
imaging optical
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014559567A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014119283A1 (ja
Inventor
麻衣子 西田
麻衣子 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Publication of JPWO2014119283A1 publication Critical patent/JPWO2014119283A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6287865B2 publication Critical patent/JP6287865B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
    • G02B13/0045Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface having five or more lenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、被写体の光学像を所定の面上に形成する撮像光学系に関する。そして、本発明は、この撮像光学系を用いた撮像装置およびデジタル機器に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像素子の高性能化や小型化が伸展し、これに伴って、このような撮像素子を用いた撮像装置を備えた携帯電話や携帯情報端末等のデジタル機器が普及しつつある。これらの撮像装置に搭載される、前記固体撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成(結像)するための撮像光学系(撮像レンズ)には、さらなる小型化や高性能化への要求が高まっている。特に、近年では、固体撮像素子における画素の高細化が進展したため、撮像光学系には、より高い解像力が要求されてきている。このような用途の撮像光学系において、3枚構成あるいは4枚構成の光学系に較べて、より高性能化が可能であることから、5枚構成の光学系が提案されている。
このような撮像光学系は、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されている。これら特許文献1および特許文献2に開示の撮像光学系は、物体側より像側へ順に、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成されている。
ところで、上記特許文献1および特許文献2に記載の撮像光学系は、第1、第2および第5レンズの各形状や、第3レンズのアッベ数が充分に最適化されておらず、色収差の補正や像面湾曲の補正の点で改善の余地がある。
米国特許出願公開第2010/134904号明細書 国際公開第2011/004467号
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、小型でありながら諸収差をより良好に補正した撮像光学系ならびにこの撮像光学系を用いた撮像装置およびデジタル機器を提供することである。
本発明にかかる撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器は、物体側から像側へ順に、正、負、正、正、負の第1ないし第5レンズから成り、第1レンズは、物体側に凸面を向けたメニスカス形状であり、第2および第5レンズは、両凹形状であり、第5レンズは、レンズ断面の輪郭線において光軸の交点から有効領域端に向かった場合に変曲点を有する非球面を、少なくとも一面備え、第3レンズのアッベ数、第5レンズの物体側面の近軸曲率半径および撮像光学系全系の焦点距離それぞれをνd3、r9およびfとした場合に、15<νd3<50、−14.3<r9/f<−0.2を満たす。本発明にかかる撮像光学系は、小型でありながら諸収差をより良好に補正できる。そして、本発明にかかる撮像装置およびデジタル機器は、小型化および高性能化を図ることができる。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
実施形態における撮像光学系の説明のための、その構成を模式的に示したレンズ断面図である。 主光線の像面入射角の定義を示す模式図である。 実施形態におけるデジタル機器の構成を示すブロック図である。 デジタル機器の一実施形態を示すカメラ付携帯電話機の外観構成図である。 実施例1の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例2の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例3の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例4の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例5の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例6の撮像光学系におけるレンズの配列を示す断面図である。 実施例1における撮像光学系の収差図である。 実施例2における撮像光学系の収差図である。 実施例3における撮像光学系の収差図である。 実施例4における撮像光学系の収差図である。 実施例5における撮像光学系の収差図である。 実施例6における撮像光学系の収差図である。
本実施形態では、上述の技術的課題を解決するために、以下のような構成を有する撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器を提供するものである。なお、以下の説明において使用されている用語は、本明細書においては、次の通り定義されているものとする。
(a)屈折率は、d線の波長(587.56nm)に対する屈折率である。
(b)アッベ数は、d線、F線(波長486.13nm)、C線(波長656.28nm)に対する屈折率を各々nd、nF、nCとし、アッベ数をνdとした場合に、
νd=(nd−1)/(nF−nC)
の定義式で求められるアッベ数νdをいうものとする。
(c)レンズについて、「凹」、「凸」または「メニスカス」という表記を用いた場合、これらは光軸近傍(レンズの中心付近)でのレンズ形状を表しているものとする。
(d)接合レンズを構成している各単レンズにおける屈折力(光学的パワー、焦点距離の逆数)の表記は、単レンズのレンズ面の両側が空気である場合におけるパワーである。
(e)複合型非球面レンズに用いる樹脂材料は、基板ガラス材料の付加的機能しかないため、単独の光学部材として扱わず、基板ガラス材料が非球面を有する場合と同等の扱いとし、レンズ枚数も1枚として取り扱うものとする。そして、レンズ屈折率も基板となっているガラス材料の屈折率とする。複合型非球面レンズは、基板となるガラス材料の上に薄い樹脂材料を塗布して非球面形状としたレンズである。
(f)変曲点とは、レンズの有効半径内であって、光軸に沿ったレンズ断面(光軸に沿って光軸を含むレンズ断面)の輪郭線上の個々の点において、前記輪郭線を2階微分した場合に、その符号の正負が逆転する点をいう。有効領域とは、設計上、光学的にレンズとして使用される領域として設定された領域をいう。小型化とは、本明細書では、撮像光学系全系の最も物体側のレンズ面から像側焦点までの光軸上の距離をLとし、撮像面対角線長(例えば固体撮像素子等における矩形実効画素領域の対角線長)を2Yとした場合に、L/2Y<0.9を満たすことをいい、より望ましくはL/2Y<0.8を満たすことである。なお、撮像光学系の最も像側の面と像側焦点位置との間に、光学的ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタおよび固体撮像素子パッケージのシールガラス等の平行平板が配置される場合には、前記平行平板の部分は、空気換算距離とした上で、前記距離Lの値を計算するものとする。
<実施の一形態の撮像光学系の説明>
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。接合レンズにおけるレンズ枚数は、接合レンズ全体で1枚ではなく、接合レンズを構成する単レンズの枚数で表すこととする。
図1は、実施形態における撮像光学系の説明のための、その構成を模式的に示したレンズ断面図である。図2は、主光線の像面入射角の定義を示す模式図である。なお、以下において、主光線の像面入射角は、図2に示すように、撮像面への入射光線のうち最大画角の主光線の、像面に立てた垂線に対する角度(deg、度)αであり、像面入射角αは、射出瞳位置が像面より物体側にある場合の主光線角度を正方向とする。
図1において、この撮像光学系1は、光学像を電気的な信号に変換する撮像素子17の受光面上に、物体(被写体)の光学像を結像させて形成するものであって、物体側より像側へ順に配置された第1ないし第5レンズ11〜15の5枚のレンズから構成されて成る光学系である。撮像素子17は、その受光面が撮像光学系1の像面と略一致するように配置される(像面=撮像面)。
この撮像光学系1では、第1ないし第5レンズ11〜15が全玉繰り出しで光軸方向に移動することによってフォーカシングが行われる。
第1レンズ11は、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正メニスカスレンズであり、第2レンズ12は、負の屈折力を有し両凹形状の負レンズであり、第3レンズ13は、正の屈折力を有する正レンズであり、第4レンズ14は、正の屈折力を有する正レンズであり、第5レンズ15は、負の屈折力を有し両凹形状の負レンズである。さらに、第5レンズ15は、光軸AXに沿って光軸AXを含むレンズ断面の輪郭線において光軸AXの交点から有効領域端に向かった場合に変曲点を有する非球面を、少なくとも一面備えている。図1に示す例では、第5レンズ15は、両面が非球面であり、第5レンズ15の像側面に変曲点Pを有している。
なお、第5レンズ15は、片面が前記変曲点を有する非球面であってもよく、また、第5レンズ15は、両面が非球面であり、その両面に、あるいは、物体側面に、前記変曲点Pを有してもよい。また、図1に示す例では、第1ないし第4レンズ11〜14も、両面が非球面であるが、これら第1ないし第4レンズ11〜14は、両面が非球面でなくてもよく、あるいは、一方面が非球面であってもよい。すなわち、これら第1ないし第4レンズ11〜14は、両面が球面であってもよく、あるいは、一方面が非球面でなくてもよい。
これら第1ないし第5レンズ11〜15は、例えばプラスチック、より具体的にはポリカーボネートや環状オレフィン系樹脂等の樹脂材料で形成された樹脂材料製レンズである。なお、図1に示す例では、第1ないし第5レンズ11〜15は、それぞれ、樹脂材料製レンズであるが、ガラス製レンズ、例えばガラスモールドレンズであってもよい。
そして、撮像光学系1は、第3レンズ13のアッベ数をνd3とし、第5レンズ15の物体側面の近軸曲率半径をr9とし、そして、撮像光学系1全系の焦点距離をfとする場合に、下記(1)および(2)の各条件式を満たしている。条件式(1)は、第3レンズ13のアッベ数を適切に設定し、良好な収差補正を達成するための条件式である。r9/fは、全系の屈折力に対する第5レンズ15の物体面に負担させる屈折力の負担割合を表し、条件式(2)は、第5レンズ15の物体側の曲率半径を適切に設定するための条件式である。
15<νd3<50 ・・・(1)
−14.3<r9/f<−0.2 ・・・(2)
そして、この撮像光学系1は、例えば開口絞り等の光学絞り18が第1レンズ11の物体側に配置され、撮像光学系1は、前絞り型である。
さらに、この撮像光学系1の像側には、フィルタ16や撮像素子17が配置される。フィルタ16は、平行平板状の光学素子であり、各種光学フィルタや、撮像素子のカバーガラス等を模式的に表したものである。使用用途、撮像素子、カメラの構成等に応じて、ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ等の光学フィルタを適宜に配置することが可能である。撮像素子17は、この撮像光学系1によって結像された被写体の光学像における光量に応じてR(赤)、G(緑)、B(青)の各成分の画像信号に光電変換して所定の処理回路(不図示)へ出力する素子である。撮像素子17は、例えば、CCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子である。これらによって物体側の被写体の光学像が、撮像光学系1によりその光軸AXに沿って所定の倍率で撮像素子17の受光面まで導かれ、撮像素子17によって前記被写体の光学像が撮像される。
このような構成の撮像光学系1は、5枚の第1ないし第5レンズ11〜15から構成されて成り、それぞれの第1ないし第5レンズ11〜15に上記光学特性を持たせて、これら5枚の第1ないし第5レンズ11〜15を物体側から像側へ順に配置することによって、小型でありながら、より良好に諸収差を補正することが可能となる。
より詳しくは、この撮像光学系1のレンズ構成は、凸レンズの像側に凹レンズを配置することによって凸レンズの焦点距離を延長するいわゆるテレフォトタイプであって、撮像光学系(撮像レンズ)の全長の短縮化には有利なレンズ構成となっている。そして、第1レンズ11を物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすることによって、撮像光学系1全系の主点位置をより物体側に寄せることができるため、このような撮像光学系1は、その全長を短縮化できる。
5枚レンズ構成のうち2枚の第2および第5レンズ12、15を負レンズとすることによって、発散作用を有する面が多くなり、ペッツバール和の補正が容易となる。この結果、このような撮像光学系1は、画面周辺部まで良好な結像性能を確保することが可能となる。
第2レンズ12を両凹形状とすることによって、物体側面に入射する光線角度を抑えることができ、このため、このような撮像光学系1は、球面収差やコマ収差を良好に補正することができる。また、このような撮像光学系1は、像側面の負の屈折力が強くなり過ぎることを抑え、バランスよく収差を補正できる。
第5レンズ15を両凹形状にすることによって、このような撮像光学系1は、第5レンズ15の主点位置が像側に行き過ぎることがなく、第5レンズ15を通過する軸上光線高さを適度に維持することができ、軸上色収差の補正に有利となる。
5枚レンズ構成のうち、最も像側に配置された第5レンズ15が非球面を有することによって、このような撮像光学系1は、画面周辺部での諸収差を良好に補正することができる。なお、この観点から、第5レンズの前記非球面は、像側面であることが好ましい。そして、この第5レンズが変曲点を有する非球面を少なくとも1面備えることによって、このような撮像光学系は、像側光束のテレセントリック特性が確保し易くなる。
そして、条件式(1)は、第3レンズのアッベ数を適切に設定し、良好な収差補正を達成するための条件式である。条件式(1)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、第3レンズ13の分散を適度に大きくすることができ、第3レンズ13の屈折力を抑えつつ軸外光束の色収差や倍率色収差などの色収差を良好に補正することができる。また、条件式(1)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、軸上での色収差を適切に補正することも可能となる。一方、条件式(1)の下限を上回ることによって、このような撮像光学系1は、入手しやすい材料で構成することができる。
条件式(2)は、第5レンズの物体側の曲率半径を適切に設定するための条件式である。条件式(2)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、光束を跳ね上げ過ぎることが無くなり、テレセントリック性の確保が容易となる。一方、条件式(2)の下限を上回ることによって、このような撮像光学系1は、第2レンズで強く跳ね上げられた軸外光線を屈折角を小さく抑えながら第5レンズ15に入射させることができ、軸外での収差をより良好に抑えることができる。
したがって、このような撮像光学系1は、小型でありながら諸収差をより良好に補正することができる。
なお、上述の観点から、条件式(1)は、好ましくは、下記条件式(1A)であり、より好ましくは、下記条件式(1B)である。
15<νd3<47 ・・・(1A)
15<νd3<30 ・・・(1B)
また、上述の観点から、条件式(2)は、好ましくは、下記条件式(2A)であり、より好ましくは、下記条件式(2B)である。
−11<r9/f<−0.3 ・・・(2A)
−6<r9/f<−0.4 ・・・(2B)
また、この撮像光学系1では、撮像光学系1に含まれるレンズ(本実施形態では第1ないし第5レンズ11〜15)は、全て、樹脂材料で形成されている。
近年では、固体撮像素子は、その全体がさらなる小型化が要請されており、同じ画素数の固体撮像素子であってもその画素ピッチが小さく、その結果、撮像面サイズが小さくなってきている。このような撮像面サイズの小さい固体撮像素子向けの撮像光学系1は、その全系の焦点距離fを比較的短くする必要があるため、各レンズの曲率半径や外径がかなり小さくなってしまう。したがって、このような撮像光学系1は、射出成形により製造される樹脂材料性レンズで全てのレンズを構成することによって、手間のかかる研磨加工によって製造されるガラスレンズと比較すれば、曲率半径や外径の小さなレンズであっても安価に大量に生産することが可能となる。また、樹脂材料製レンズは、プレス温度を低くすることができることから、成形金型の損耗を抑えることができ、その結果、成形金型の交換回数やメンテナンス回数が減少し、コスト低減を図ることができる。
また、この撮像光学系1では、第1レンズ11の物体側に光学絞り18を備えている。このような撮像光学系1は、第1レンズ11の物体側に光学絞り18が配置されるので、第5レンズ15に対する軸外光束の入射角度を小さくすることができ、フォーカシングによる軸外光束におけるスポット位置の変化を抑制しつつ、良好なテレセントリック特性を実現することができる。
なお、上述の場合において、この撮像光学系1は、第1レンズ11と第2レンズ12との合成焦点距離をf12とする場合に、下記(3)の条件式を満たしていることが好ましい。f12/fは、全系の屈折力に対する第1および第2レンズ11、12に負担させる屈折力の負担割合を表し、第1レンズ11と第2レンズ12の合成焦点距離を適切に設定するための条件式である。
1<f12/f<1.8 ・・・(3)
この条件式(3)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、第1レンズ11と第2レンズ12の正の合成焦点距離を適度に維持することができるため、全系の主点位置をより物体側に配置することができ、撮像光学系1の全長を短くすることができる。一方、条件式(3)の下限を上回ることによって、このような撮像光学系1は、第1レンズ11と第2レンズ12の正の合成焦点距離が必要以上に小さくなり過ぎず、第1レンズ11や第2レンズ12で発生する高次の球面収差やコマ収差を小さく抑えることができ、第1および第2レンズ11、12個々の屈折力を適度に抑えることによって、製造誤差に対する像面変動を小さくすることができる。
なお、上述の観点から、条件式(3)は、好ましくは、下記条件式(3A)であり、より好ましくは、下記条件式(3B)である。
1.15<f12/f<1.65 ・・・(3A)
1.25<f12/f<1.5 ・・・(3B)
また、これら上述の場合において、この撮像光学系1は、第2レンズ12の像側面の近軸曲率半径をr4とする場合に、下記(4)の条件式を満たしていることが好ましい。r4/fは、全系の屈折力に対する第2レンズ12の像側面に負担させる屈折力の負担割合を表し、条件式(4)は、第2レンズ12の像側面の曲率半径を適切に設定するための条件式である。
0.4<r4/f<1.4 ・・・(4)
この構成によれば、第2レンズ12の像側面が条件式(4)を満足する強い発散面であるため、このような撮像光学系1は、正の屈折力を有する第1レンズ11で発生した軸上色収差を第2レンズ12で良好に補正することができる。また、条件式(4)の下限を上回ることによって、このような撮像光学系1は、曲率半径が小さくなり過ぎず、加工性を損なうことがない。一方、条件式(4)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、ペッツバール和を小さく保ちながら、色収差を良好に補正することができる。
なお、上述の観点から、条件式(4)は、好ましくは、下記条件式(4A)であり、より好ましくは、下記条件式(4B)である。
0.55<r4/f<1.25 ・・・(4A)
0.6<r4/f<1 ・・・(4B)
また、これら上述の場合において、この撮像光学系1は、第5レンズ15の焦点距離をf5とする場合に、下記(5)の条件式を満たしていることが好ましい。f5/fは、全系の屈折力に対する第5レンズ15に負担させる屈折力の負担割合を表し、第5レンズ15の焦点距離を適切に設定するための条件式である。
−1<f5/f<−0.3 ・・・(5)
ただし、f5は、前記である。
この条件式(5)の上限を下回ることによって、このような撮像光学系1は、第5レンズ15の負の焦点距離が必要以上に小さくなり過ぎず、固体撮像素子の画面周辺部に結像する光束が過度に跳ね上げられることが無くなり、像側光束のテレセントリック性の確保を容易にすることができる。一方、条件式(5)の下限を上回ることによって、このような撮像光学系1は、第5レンズ15の負の焦点距離を適度に長くすることができ、撮像光学系1全長の短縮化および像面湾曲および歪曲収差等の諸収差の補正を良好に行うことができる。
なお、上述の観点から、条件式(5)は、好ましくは、下記条件式(5A)であり、より好ましくは、下記条件式(5B)である。
−0.96<f5/f<−0.4 ・・・(5A)
−0.8<f5/f<−0.43 ・・・(5B)
また、これら上述の撮像光学系1において、第3レンズ13は、物体側に凸面を向けた形状を有していることが好ましい。このような撮像光学系1は、第3レンズ13が物体側面を凸形状であるので、第1レンズ11から第3レンズ13までの合成主点位置を物体側に近づけることができ、撮像光学系全長の短縮化に有利となる。
また、これら上述の撮像光学系1において、第4レンズ14は、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有していることが好ましい。このような撮像光学系1は、第4レンズ14が像側面を凸形状としたメニスカス形状であるので、第2レンズ12で強く跳ね上げられた軸外光線を各面での屈折角を小さく抑えながら第5レンズ15に導くことができ、軸外の収差を良好に抑えることができる。
また、これら上述の場合において、樹脂材料製レンズを用いる場合、プラスチック(樹脂材料)中に最大長が30ナノメートル以下の粒子を分散させた素材を用いて成形したレンズであることが好ましい。
一般に透明な樹脂材料に微粒子を混合させると、光が散乱し透過率が低下するので、光学材料として使用することが困難であったが、微粒子の大きさを透過光束の波長よりも小さくすることによって、光は、実質的に散乱しない。そして、樹脂材料は、温度上昇に伴って屈折率が低下してしまうが、無機粒子は、逆に、温度上昇に伴って屈折率が上昇する。このため、このような温度依存性を利用して互いに打ち消し合うように作用させることで、温度変化に対して屈折率変化がほとんど生じないようにすることができる。より具体的には、母材となる樹脂材料に最大長で30ナノメートル以下の無機微粒子を分散させることによって、屈折率の温度依存性を低減した樹脂材料となる。例えば、アクリルに酸化ニオブ(Nb)の微粒子を分散させる。これら上述の撮像光学系1において、比較的屈折力の大きなレンズ、またはすべてのレンズに、このような無機粒子を分散させた樹脂材料を用いることにより、撮像光学系1全系の温度変化時の像点位置変動を小さく抑えることが可能となる。
このような無機微粒子を分散させた樹脂材料製レンズは、以下のように成形されることが好ましい。
屈折率の温度変化について説明すると、屈折率の温度変化n(T)は、ローレンツ・ローレンツの式に基づいて、屈折率nを温度Tで微分することによって式Faで表される。
n(T)=((n+2)×(n−1))/6n×(−3α+(1/[R])×(∂[R]/∂T)) ・・・(Fa)
ただし、αは、線膨張係数であり、[R]は、分子屈折である。
樹脂材料の場合では、一般に、屈折率の温度依存性に対する寄与は、式Fa中の第1項に較べて第2項が小さく、ほぼ無視することができる。例えば、PMMA樹脂の場合では、線膨張係数αは、7×10−5であって、式Faに代入すると、n(T)=−12×10−5(/℃)となり、実測値と略一致する。
具体的には、従来は、−12×10−5[/℃]程度であった屈折率の温度変化n(T)を、絶対値で8×10−5[/℃]未満に抑えることが好ましい。さらに好ましくは、絶対値で6×10−5[/℃]未満にすることである。
よって、このような樹脂材料としては、ポリオレフィン系の樹脂材料やポリカーボネート系の樹脂材料やポリエステル系の樹脂材料が好ましい。ポリオレフィン系の樹脂材料では、屈折率の温度変化n(T)は、約−11×10−5(/℃)となり、ポリカーボネート系の樹脂材料では、屈折率の温度変化n(T)は、約−14×10−5(/℃)となり、そして、ポリエステル系の樹脂材料では、屈折率の温度変化n(T)は、約−13×10−5(/℃)となる。
<撮像光学系を組み込んだデジタル機器の説明>
次に、上述の撮像光学系1が組み込まれたデジタル機器について説明する。
図3は、実施形態におけるデジタル機器の構成を示すブロック図である。例えば、図3に示すように、撮像機能のために、撮像部30、画像生成部31、画像データバッファ32、画像処理部33、駆動部34、制御部35、記憶部36およびインタフェース部(I/F部)37を備える。デジタル機器3として、例えば、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ(モニタカメラ)、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)等の携帯端末、パーソナルコンピュータおよびモバイルコンピュータが挙げられ、これらの周辺機器(例えば、マウス、スキャナおよびプリンタなど)が含まれてもよい。特に、本実施形態の撮像光学系1は、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)等の携帯端末に搭載する上で充分にコンパクト化されており、この携帯端末に好適に搭載される。
撮像部30は、撮像装置21の一例であり、撮像レンズとして機能する図1に示したような撮像光学系1と、撮像素子17とを備える。そして、本実施形態では、撮像光学系1には、光軸方向にフォーカスのためのレンズを駆動してフォーカシングを行うための図略のレンズ駆動装置等を備えている。被写体からの光線は、撮像光学系1によって撮像素子17の受光面上に結像され、被写体の光学像となる。
撮像素子17は、上述したように、撮像光学系1により結像された被写体の光学像をR,G,Bの色成分の電気信号(画像信号)に変換し、R,G,B各色の画像信号として画像生成部31に出力する。撮像素子17は、制御部35によって静止画あるいは動画のいずれか一方の撮像、または、撮像素子17における各画素の出力信号の読出し(水平同期、垂直同期、転送)等の撮像動作が制御される。
画像生成部31は、撮像素子17からのアナログ出力信号に対し、増幅処理、デジタル変換処理等を行うと共に、画像全体に対して適正な黒レベルの決定、γ補正、ホワイトバランス調整(WB調整)、輪郭補正および色ムラ補正等の周知の画像処理を行って、画像信号から画像データを生成する。画像生成部31で生成された画像データは、画像データバッファ32に出力される。
画像データバッファ32は、画像データを一時的に記憶するとともに、この画像データに対し画像処理部33によって後述の処理を行うための作業領域として用いられるメモリであり、例えば、揮発性の記憶素子であるRAM(Random Access Memory)などで構成される。
画像処理部33は、画像データバッファ32の画像データに対し、解像度変換等の所定の画像処理を行う回路である。
また、必要に応じて画像処理部33は、撮像素子17の受光面上に形成される被写体の光学像における歪みを補正する公知の歪み補正処理等の、撮像光学系1では補正しきれなかった収差を補正するように構成されてもよい。歪み補正は、収差によって歪んだ画像を肉眼で見える光景と同様な相似形の略歪みのない自然な画像に補正するものである。このように構成することによって、撮像光学系1によって撮像素子17へ導かれた被写体の光学像に歪みが生じていたとしても、略歪みのない自然な画像を生成することが可能となる。また、このような歪みを情報処理による画像処理で補正する構成では、特に、歪曲収差を除く他の諸収差だけを考慮すればよいので、撮像光学系1の設計の自由度が増し、設計がより容易となる。また、このような歪みを情報処理による画像処理で補正する構成では、特に、像面に近いレンズによる収差負担が軽減されるため、射出瞳位置の制御が容易となり、レンズ形状を加工性の良い形状にすることができる。
また、必要に応じて画像処理部33は、撮像素子17の受光面上に形成される被写体の光学像における周辺照度落ちを補正する公知の周辺照度落ち補正処理を含んでもよい。デジタル機器3は、このような周辺照度落ち補正処理をさらに備えることによって、より良好な画像を得ることができる。周辺照度落ち補正(シェーディング補正)は、周辺照度落ち補正を行うための補正データを予め記憶しておき、撮影後の画像(画素)に対して補正データを乗算することによって実行される。周辺照度落ちが主に撮像素子17における感度の入射角依存性、レンズの口径食およびコサイン4乗則等によって生じるため、前記補正データは、これら要因によって生じる照度落ちを補正するような所定値に設定される。このように構成することによって、撮像光学系1によって撮像素子17へ導かれた被写体の光学像に周辺照度落ちが生じていたとしても、周辺まで充分な照度を持った画像を生成することが可能となる。
駆動部34は、制御部35から出力される制御信号に基づいて図略の前記レンズ駆動装置を動作させることによって、所望のフォーカシングを行わせるように撮像光学系1におけるフォーカスのためのレンズを駆動する。
制御部35は、例えばマイクロプロセッサおよびその周辺回路などを備えて構成され、撮像部30、画像生成部31、画像データバッファ32、画像処理部33、駆動部34、記憶部36およびI/F部37の各部の動作をその機能に従って制御する。すなわち、この制御部35によって、撮像装置21は、被写体の静止画撮影および動画撮影の少なくとも一方の撮影を実行するよう制御される。
記憶部36は、被写体の静止画撮影または動画撮影によって生成された画像データを記憶する記憶回路であり、例えば、不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や、書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)や、RAMなどを備えて構成される。つまり、記憶部36は、静止画用および動画用のメモリとしての機能を有する。
I/F部37は、外部機器と画像データを送受信するインタフェースであり、例えば、USBやIEEE1394などの規格に準拠したインタフェースである。
このような構成のデジタル機器3の撮像動作に次について説明する。
静止画を撮影する場合は、制御部35は、撮像部30(撮像装置21)に静止画の撮影を行わせるように制御すると共に、駆動部34を介して撮像部30の図略の前記レンズ駆動装置を動作させ、全玉を移動させることによってフォーカシングを行う。これにより、ピントの合った光学像が撮像素子17の受光面に周期的に繰り返し結像され、R、G、Bの色成分の画像信号に変換された後、画像生成部31に出力される。その画像信号は、画像データバッファ32に一時的に記憶され、画像処理部33により画像処理が行われた後、その画像信号に基づく画像がディスプレイ(不図示)に表示される。そして、撮影者は、前記ディスプレイを参照することで、主被写体をその画面中の所望の位置に収まるように調整することが可能となる。この状態でいわゆるシャッターボタン(不図示)が押されることによって、静止画用のメモリとしての記憶部36に画像データが格納され、静止画像が得られる。
また、動画撮影を行う場合は、制御部35は、撮像部30に動画の撮影を行わせるように制御する。後は、静止画撮影の場合と同様にして、撮影者は、前記ディスプレイ(不図示)を参照することで、撮像部30を通して得た被写体の像が、その画面中の所望の位置に収まるように調整することができる。前記シャッターボタン(不図示)が押されることによって、動画撮影が開始される。そして、動画撮影時、制御部35は、撮像部30に動画の撮影を行わせるように制御すると共に、駆動部34を介して撮像部30の図略の前記レンズ駆動装置を動作させ、フォーカシングを行う。これによって、ピントの合った光学像が撮像素子17の受光面に周期的に繰り返し結像され、R、G、Bの色成分の画像信号に変換された後、画像生成部31に出力される。その画像信号は、画像データバッファ32に一時的に記憶され、画像処理部33により画像処理が行われた後、その画像信号に基づく画像がディスプレイ(不図示)に表示される。そして、もう一度前記シャッターボタン(不図示)を押すことで、動画撮影が終了する。撮影された動画像は、動画用のメモリとしての記憶部36に導かれて格納される。
このようなデジタル機器3や撮像装置21(撮像部30)は、小型化を図りつつ、諸収差をより補正することができる撮像光学系1を用いるので、小型化および高画質化を図ることができる。すなわち、小型および高画質なデジタル機器3や撮像装置21(撮像部30)が提供される。このため、薄型化が進む携帯電話機、特に、いわゆるスマートフォンに好適である。その一例として、携帯電話機に撮像装置21を搭載した場合について、以下に説明する。
図4は、デジタル機器の一実施形態を示すカメラ付携帯電話機の外観構成図である。図4Aは、携帯電話機の操作面を示し、図4Bは、操作面の裏面、つまり背面を示す。
携帯電話機5は、例えば、図4に示すように、所定の情報を表示する表示部51と、所定の指示の入力を受け付ける入力操作部52と、携帯電話網を用いて通信を行って電話機能を実現する図略の通信部53と、図3に示す各部30〜37と、これら各部51〜53、30〜37を収納する薄い板状の筐体HSとを備えている。筐体HSの一方主面(表面)には、表示部51における長方形の表示面が臨み、表示面の一方端側(下側)には、入力操作部52が配設されている。表示部51の表示面には、前記表示面に指先あるいはペンで触れることによって入力を受け付けるタッチパネルが備えられ、入力操作部52で入力することができない指示の入力が、タッチパネルと表示部51に表示される情報と合わせることによって実現されている。例えば、表示部51には、画像撮影モードの起動ボタン、静止画撮影と動画撮影との切り替えを行う画像撮影ボタンおよびシャッタボタン等が表示され、表示されたボタンの位置の表示面を触れることで、当該ボタンが示す指示が携帯電話機5に入力される。なお、前記タッチパネルは、いわゆる静電容量方式等の公知の方式のものであってよい。そして、筐体HSの他方主面(裏面)には、撮像部30(撮像装置21)が臨んでいる。
このような携帯電話機5では、前記画像撮影モードの起動ボタンが操作されると、その操作内容を表す制御信号が制御部35へ出力され、制御部35は、画像撮影の機能を起動し、また、前記画像撮影ボタンが操作されると、その操作内容を表す制御信号が制御部35へ出力され、制御部35は、静止画撮影モードの起動、実行や、動画撮影モードの起動、実行等の、その操作内容に応じた動作を実行する。そして、前記シャッタボタンが操作されると、その操作内容を表す制御信号が制御部35へ出力され、制御部35は、静止画撮影や動画撮影等の、その操作内容に応じた動作を実行する。
<撮像光学系のより具体的な実施形態の説明>
以下、図1に示したような撮像光学系1の具体的な構成を、図面を参照しつつ説明する。なお、下記に示す撮像光学系1A〜1Fは、図3および図4にそれぞれ示したようなデジタル機器3および携帯電話機5に搭載される撮像装置21に備えられる。
[実施例]
図5ないし図10は、実施例1ないし実施例6における撮像光学系1A〜1Fにおけるレンズの配列を示す断面図である。
実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fは、図5ないし図10のそれぞれに示すように、大略、被写体の光学像を所定の面上に形成し、物体側から像側へ順に配置される5枚の第1ないし第5レンズL1〜L5を備え、フォーカシング(ピント合わせ)の際には、これら5枚の第1ないし第5レンズL1〜L5は、全玉繰り出しで光軸方向AXに一体で移動する。そして、最も像側に配置される第5レンズL5は、光軸AXに沿ったレンズ断面の輪郭線において光軸AXの交点から有効領域端に向かった場合に少なくとも1箇所の変曲点を有する非球面を、少なくとも一面備える。
より詳しくは、各実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fは、第1ないし第5レンズL1〜L5が物体側から像側へ順に配置され、次のように構成されている。
まず、実施例1〜4の撮像光学系1A〜1Dの場合について説明すると、第1レンズL1は、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正メニスカスレンズであり、第2レンズL2は、負の屈折力を有し両凹形状の負レンズであり、第3レンズL3は、正の屈折力を有し物体側に凸である正メニスカスレンズであり、第4レンズL4は、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状の正メニスカスレンズであり、そして、第5レンズL5は、負の屈折力を有し両凹の負レンズである。第1ないし第5レンズL1〜L5は、それぞれ、樹脂材料製レンズであり、両面が非球面である。第5レンズL5の像側面は、光軸AXに沿ったレンズ断面の輪郭線において光軸AXの交点から有効領域端に向かった場合に1箇所の変曲点Pa〜Pdを有する。
実施例5の撮像光学系1Eの場合について説明すると、実施例5の撮像光学系1Eは、実施例1〜4の撮像光学系1A〜1Dに対し、第3レンズL3が異なっている。すなわち、実施例5の撮像光学系1Eにおける第3レンズL3は、正の屈折力を有する両凸形状の正レンズであり、そして、第1、第2、第4および第5レンズL1、L2、L4、L5は、それぞれ、実施例1の撮像光学系1Aにおける第1、第2、第4および第5レンズL1、L2、L4、L5と同様である。第1ないし第5レンズL1〜L5は、それぞれ、樹脂材料製レンズであり、両面が非球面である。第5レンズL5の像側面は、光軸AXに沿ったレンズ断面の輪郭線において光軸AXの交点から有効領域端に向かった場合に1箇所の変曲点Peを有する。
実施例6の撮像光学系1Fの場合について説明すると、実施例6の撮像光学系1Fは、実施例1〜4の撮像光学系1A〜1Dに対し、第3レンズL3が異なっている。すなわち、実施例6の撮像光学系1Fにおける第3レンズL3は、正の屈折力を有し物体側に凸形状の片平の正レンズであり、そして、第1、第2、第4および第5レンズL1、L2、L4、L5は、それぞれ、実施例1の撮像光学系1Aにおける第1、第2、第4および第5レンズL1、L2、L4、L5と同様である。第1ないし第5レンズL1〜L5は、それぞれ、樹脂材料製レンズであり、両面が非球面である。第5レンズL5の像側面は、光軸AXに沿ったレンズ断面の輪郭線において光軸AXの交点から有効領域端に向かった場合に1箇所の変曲点Pfを有する。
実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fでは、光学絞りSTは、第1レンズL1の物体側に配置され、実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fは、前絞り型である。光学絞りSTは、各実施例1〜6の場合において、開口絞りやメカニカルシャッタや可変絞りであってよい。
そして、各実施例1〜6の場合において、最も像側に配置される第5レンズL5の像側には、平行平板FTを介して撮像素子SRの受光面が配置されている。平行平板FTは、各種光学フィルタや撮像素子のカバーガラス等である。
図5ないし図10の各図において、各レンズ面に付されている番号ri(i=1,2,3,・・・)は、物体側から数えた場合のi番目のレンズ面(ただし、レンズの接合面は1つの面として数えるものとする)であり、riに「*」印が付されている面は、非球面であることを示す。なお、光学絞りSTの面およびフィルタFTの両面も1つの面として扱っている。このような取り扱いおよび符号の意義は、各実施例についても同様である。ただし、全く同一のものであるという意味ではなく、例えば、各実施例の各図を通じて、最も物体側に配置されるレンズ面には、同じ符号(r1)が付されているが、後述のコンストラクションデータに示すように、これらの曲率等が各実施例1〜6を通じて同一であるという意味ではない。
このような構成の下で、実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fでは、物体側から入射した光線は、光軸AXに沿って、順に光学絞りST、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5およびフィルタFTを通過し、撮像素子ISの受光面に物体の光学像を形成する。
そして、各実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fにおいて、撮像素子ISでは、光学像が電気的な信号に変換される。この電気信号は、必要に応じて所定のデジタル画像処理などが施され、デジタル映像信号として例えばデジタルカメラ等のデジタル機器のメモリに記録されたり、インタフェースを介して有線あるいは無線の通信によって他のデジタル機器に伝送されたりする。
各実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fにおける、各レンズのコンストラクションデータは、次の通りである。
まず、実施例1の撮像光学系1Aにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例1
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.23 0.88
2* 1.465 0.56 1.54470 56.2 0.90
3* 59.718 0.15 0.90
4* -13.777 0.20 1.63470 23.9 0.89
5* 2.993 0.34 0.91
6* 7.489 0.34 1.63470 23.9 1.03
7* 588.940 0.52 1.13
8* -4.289 0.60 1.54470 56.2 1.51
9* -0.984 0.36 1.69
10* -1.820 0.30 1.54470 56.2 2.08
11* 2.167 0.50 2.33
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.77284E-01,A4=0.33660E-02,A6=0.12279E-01,A8=-0.18413E-01,A10=0.22499E-01,A12=0.29979E-01,A14=-0.45640E-01
第3面
K=0.60566E+01,A4=0.21515E-01,A6=0.11625E-01,A8=0.98701E-02,A10=-0.48161E-01,A12=-0.44961E-01,A14=0.15975E-01
第4面
K=0.36749E+01,A4=0.22884E-01,A6=0.76568E-01,A8=-0.10018E+00,A10=-0.87637E-01,A12=-0.44571E-02,A14=0.60985E-01
第5面
K=-0.18897E+02,A4=0.10397E+00,A6=0.57724E-01,A8=-0.29105E-01,A10=-0.53714E-02,A12=-0.10522E+00,A14=0.13687E+00
第6面
K=0.30000E+02,A4=-0.13469E+00,A6=0.38115E-01,A8=-0.82757E-01,A10=0.18262E+00,A12=-0.60602E-01,A14=-0.17832E-01
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.66969E-01,A6=-0.91449E-01,A8=0.21128E+00,A10=-0.29862E+00,A12=0.27004E+00,A14=-0.85032E-01
第8面
K=0.39148E+01,A4=-0.12358E-01,A6=0.77513E-01,A8=-0.93827E-01,A10=0.50489E-01,A12=-0.12097E-01,A14=0.10941E-02
第9面
K=-0.31904E+01,A4=-0.47454E-01,A6=0.82007E-01,A8=-0.38274E-01,A10=0.12186E-01,A12=-0.29797E-02,A14=0.33342E-03
第10面
K=-0.75735E+01,A4=-0.17381E-01,A6=-0.22081E-01,A8=0.20514E-01,A10=-0.57307E-02,A12=0.69535E-03,A14=-0.31475E-04
第11面
K=-0.21747E+02,A4=-0.58501E-01,A6=0.15375E-01,A8=-0.31294E-02,A10=0.32103E-03,A12=-0.10364E-04,A14=0.71439E-07
各種データ
焦点距離(f) 3.92(mm)
Fナンバ(Fno) 2.24
半画角(w) 36.6(degree)
像高(最大)(2Y) 5.892(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.51(mm)
レンズ全長(TL) 4.49(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.3(mm)
H1 -1.57(mm)
H2 -3.42(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 2.747
第2レンズL2 -3.857
第3レンズL3 11.949
第4レンズL4 2.204
第5レンズL5 -1.769
次に、実施例2の撮像光学系1Bにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例2
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.17 0.82
2 1.459 0.49 1.54470 56.2 0.88
3* 39.697 0.15 0.89
4* -25.847 0.20 1.63470 23.9 0.88
5* 3.018 0.36 0.88
6* 7.577 0.32 1.63470 23.9 0.98
7* 11.769 0.40 1.12
8* -4.203 0.89 1.54470 56.2 1.42
9* -0.986 0.35 1.68
10* -6.645 0.30 1.54470 56.2 2.27
11* 1.286 0.50 2.47
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.98302E-01,A4=0.30431E-02,A6=0.12513E-01,A8=-0.14462E-01,A10=0.17843E-01,A12=0.21893E-01,A14=-0.55503E-01
第3面
K=-0.80000E+02,A4=0.18666E-01,A6=0.17229E-01,A8=-0.90640E-03,A10=-0.63111E-01,A12=-0.57988E-01,A14=0.35662E-01
第4面
K=0.63034E+02,A4=0.30390E-01,A6=0.87016E-01,A8=-0.10151E+00,A10=-0.10166E+00,A12=-0.20298E-01,A14=0.98694E-01
第5面
K=-0.20536E+02,A4=0.11449E+00,A6=0.59355E-01,A8=-0.33642E-01,A10=0.43117E-02,A12=-0.84442E-01,A14=0.12296E+00
第6面
K=-0.33210E+02,A4=-0.15018E+00,A6=0.26479E-01,A8=-0.17400E-01,A10=0.22070E-02,A12=0.15497E+00,A14=-0.10842E+00
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.94268E-01,A6=-0.28864E-01,A8=0.84229E-01,A10=-0.13610E+00,A12=0.15314E+00,A14=-0.52638E-01
第8面
K=0.33201E+00,A4=0.11352E-02,A6=0.56942E-01,A8=-0.79069E-01,A10=0.45432E-01,A12=-0.11018E-01,A14=0.92460E-03
第9面
K=-0.33603E+01,A4=-0.43096E-01,A6=0.37735E-01,A8=-0.34891E-02,A10=-0.87322E-03,A12=-0.41582E-03,A14=0.11411E-03
第10面
K=-0.12697E+01,A4=-0.19969E-01,A6=-0.86012E-02,A8=0.11098E-01,A10=-0.31192E-02,A12=0.37818E-03,A14=-0.17615E-04
第11面
K=-0.88018E+01,A4=-0.59624E-01,A6=0.17895E-01,A8=-0.39888E-02,A10=0.54324E-03,A12=-0.30208E-04,A14=0.11500E-06
各種データ
焦点距離(f) 3.95(mm)
Fナンバ(Fno) 2.41
半画角(w) 36.3(degree)
像高(最大)(2Y) 5.892(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.63(mm)
レンズ全長(TL) 4.70(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.45(mm)
H1 -1.11(mm)
H2 -3.32(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 2.768
第2レンズL2 -4.246
第3レンズL3 32.557
第4レンズL4 2.155
第5レンズL5 -1.952
次に、実施例3の撮像光学系1Cにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例3
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.21 0.82
2* 1.437 0.51 1.54470 56.2 0.83
3* 9.588 0.18 0.84
4* -32.016 0.15 1.63470 23.9 0.84
5* 3.852 0.41 0.86
6* 5.273 0.30 1.63470 23.9 1.05
7* 5.474 0.31 1.23
8* -4.571 1.00 1.54470 56.2 1.52
9* -0.946 0.35 1.74
10* -13.166 0.25 1.54470 56.2 2.41
11* 1.117 0.50 2.62
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.11308E+00,A4=0.40996E-02,A6=0.12945E-01,A8=-0.15466E-01,A10=0.23884E-01,A12=0.24778E-01,A14=-0.58391E-01
第3面
K=-0.80000E+02,A4=0.15481E-01,A6=0.17262E-01,A8=-0.10720E-02,A10=-0.62066E-01,A12=-0.48592E-01,A14=0.17688E-01
第4面
K=-0.80000E+02,A4=0.42317E-01,A6=0.97551E-01,A8=-0.13217E+00,A10=-0.12396E+00,A12=-0.27502E-01,A14=0.13254E+00
第5面
K=-0.32894E+02,A4=0.13858E+00,A6=0.83275E-01,A8=-0.59625E-01,A10=-0.48923E-01,A12=-0.98740E-01,A14=0.21608E+00
第6面
K=-0.40359E+02,A4=-0.12150E+00,A6=-0.40384E-01,A8=0.13991E+00,A10=-0.16705E+00,A12=0.14205E+00,A14=-0.51939E-01
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.82043E-01,A6=-0.77530E-01,A8=0.14555E+00,A10=-0.14093E+00,A12=0.92533E-01,A14=-0.23585E-01
第8面
K=0.14778E+01,A4=0.15250E-01,A6=-0.18611E-01,A8=-0.25509E-01,A10=0.41425E-01,A12=-0.16283E-01,A14=0.20629E-02
第9面
K=-0.39826E+01,A4=-0.10743E+00,A6=0.11510E+00,A8=-0.10612E+00,A10=0.65195E-01,A12=-0.19257E-01,A14=0.21094E-02
第10面
K=0.12168E+02,A4=-0.55463E-01,A6=-0.74804E-02,A8=0.15454E-01,A10=-0.44452E-02,A12=0.53796E-03,A14=-0.24831E-04
第11面
K=-0.75695E+01,A4=-0.74021E-01,A6=0.22963E-01,A8=-0.50374E-02,A10=0.65611E-03,A12=-0.32844E-04,A14=-0.16506E-06
各種データ
焦点距離(f) 3.91(mm)
Fナンバ(Fno) 2.38
半画角(w) 36.5(degree)
像高(最大)(2Y) 5.892(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.64(mm)
レンズ全長(TL) 4.70(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.46(mm)
H1 -1.02(mm)
H2 -3.27(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 3.036
第2レンズL2 -5.409
第3レンズL3 143.839
第4レンズL4 1.997
第5レンズL5 -1.878
次に、実施例4の撮像光学系1Dにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例4
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.21 0.84
2* 1.396 0.53 1.54470 56.2 0.84
3* 103.891 0.16 0.77
4* -24.285 0.20 1.63470 23.9 0.72
5* 2.854 0.42 0.69
6* 7.884 0.32 1.63470 23.9 0.84
7* 18.687 0.36 0.98
8* -1.766 0.44 1.54470 56.2 1.14
9* -1.120 0.43 1.27
10* -43.478 0.60 1.54470 56.2 1.70
11* 2.208 0.50 2.13
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.25839E-01,A4=0.21522E-02,A6=0.93385E-02,A8=-0.18623E-01,A10=0.16790E-01,A12=0.24403E-01,A14=-0.42743E-01
第3面
K=-0.30000E+02,A4=0.19766E-01,A6=0.28338E-02,A8=0.18830E-01,A10=-0.34316E-01,A12=-0.39474E-01,A14=0.14994E-01
第4面
K=-0.25461E+02,A4=0.39029E-01,A6=0.82855E-01,A8=-0.68228E-01,A10=-0.40818E-01,A12=0.10765E-02,A14=0.20119E-01
第5面
K=-0.15410E+02,A4=0.11717E+00,A6=0.76854E-01,A8=-0.18925E-01,A10=0.50185E-01,A12=-0.72496E-01,A14=0.99776E-01
第6面
K=0.30000E+02,A4=-0.19447E+00,A6=-0.31563E-01,A8=0.20109E+00,A10=-0.52622E+00,A12=0.70204E+00,A14=-0.30075E+00
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.16196E+00,A6=0.30519E-01,A8=0.30784E-01,A10=-0.44397E-01,A12=0.80833E-01,A14=-0.35326E-01
第8面
K=-0.10509E+01,A4=-0.10270E+00,A6=0.12530E-01,A8=0.37094E+00,A10=-0.36867E+00,A12=0.13838E+00,A14=-0.18857E-01
第9面
K=-0.24800E+01,A4=-0.16610E+00,A6=0.72581E-01,A8=0.15339E+00,A10=-0.12837E+00,A12=0.35701E-01,A14=-0.33667E-02
第10面
K=-0.30000E+02,A4=-0.20898E+00,A6=0.22827E+00,A8=-0.16102E+00,A10=0.59429E-01,A12=-0.10622E-01,A14=0.73536E-03
第11面
K=-0.21748E+02,A4=-0.72014E-01,A6=0.31421E-01,A8=-0.13110E-01,A10=0.26363E-02,A12=-0.24540E-03,A14=0.64352E-05
各種データ
焦点距離(f) 4.08(mm)
Fナンバ(Fno) 2.43
半画角(w) 35.1(degree)
像高(最大)(2Y) 5.842(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.55(mm)
レンズ全長(TL) 4.6(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.55(mm)
H1 -1.29(mm)
H2 -3.53(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 2.593
第2レンズL2 -4.013
第3レンズL3 21.245
第4レンズL4 4.538
第5レンズL5 -3.841
次に、実施例5の撮像光学系1Eにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例5
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.20 0.82
2* 1.383 0.53 1.54470 56.2 0.85
3* 52.939 0.16 0.86
4* -6.667 0.20 1.63470 23.9 0.86
5* 4.858 0.45 0.84
6* 51.722 0.32 1.63470 23.9 0.94
7* -124.308 0.53 1.11
8* -3.176 0.61 1.54470 56.2 1.46
9* -0.847 0.30 1.64
10* -1.637 0.35 1.54470 56.2 2.03
11* 2.186 0.50 2.31
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.17154E-01,A4=0.34028E-02,A6=0.59347E-02,A8=-0.19941E-01,A10=0.18004E-01,A12=0.21511E-01,A14=-0.61874E-01
第3面
K=-0.30000E+02,A4=-0.14196E-02,A6=0.51051E-02,A8=0.12903E-01,A10=-0.45651E-01,A12=-0.45498E-01,A14=0.22095E-01
第4面
K=-0.30000E+02,A4=0.51293E-01,A6=0.71871E-01,A8=-0.63686E-01,A10=-0.39005E-01,A12=0.12737E-01,A14=0.42568E-01
第5面
K=-0.25612E+02,A4=0.10939E+00,A6=0.88578E-01,A8=-0.22872E-01,A10=0.34326E-01,A12=-0.67610E-01,A14=0.16182E+00
第6面
K=0.30000E+02,A4=-0.22581E+00,A6=0.22411E-01,A8=-0.21552E-02,A10=-0.18564E+00,A12=0.41011E+00,A14=-0.19354E+00
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.18396E+00,A6=0.36664E-01,A8=0.71360E-02,A10=-0.77096E-01,A12=0.13681E+00,A14=-0.51158E-01
第8面
K=0.19938E+01,A4=-0.12538E+00,A6=0.14796E+00,A8=-0.81730E-01,A10=0.52525E-01,A12=-0.22784E-01,A14=0.36188E-02
第9面
K=-0.24172E+01,A4=-0.38979E-01,A6=-0.79014E-02,A8=0.79045E-01,A10=-0.47339E-01,A12=0.10829E-01,A14=-0.94479E-03
第10面
K=-0.87539E+01,A4=0.40263E-01,A6=-0.26060E-01,A8=-0.14713E-02,A10=0.39816E-02,A12=-0.92093E-03,A14=0.65768E-04
第11面
K=-0.21748E+02,A4=-0.32957E-01,A6=0.56135E-02,A8=-0.32748E-02,A10=0.91917E-03,A12=-0.13956E-03,A14=0.90303E-05
各種データ
焦点距離(f) 3.97(mm)
Fナンバ(Fno) 2.42
半画角(w) 35.8(degree)
像高(最大)(2Y) 5.712(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.47(mm)
レンズ全長(TL) 4.52(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.47(mm)
H1 -1.38(mm)
H2 -3.5(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 2.598
第2レンズL2 -4.398
第3レンズL3 57.588
第4レンズL4 1.942
第5レンズL5 -1.665
次に、実施例6の撮像光学系1Fにおける、各レンズのコンストラクションデータを以下に示す。
数値実施例6
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ -0.20 0.84
2* 1.448 0.52 1.54470 56.2 0.87
3* 68.031 0.16 0.88
4* -86.766 0.20 1.63470 23.9 0.87
5* 2.561 0.34 0.89
6* 9.009 0.32 1.63470 23.9 1.01
7* ∞ 0.67 1.10
8* -4.055 0.54 1.54470 56.2 1.50
9* -1.049 0.37 1.70
10* -2.169 0.31 1.54470 56.2 2.23
11* 2.000 0.50 2.47
12 ∞ 0.11 1.51680 64.1 3.00
13 ∞ 3.00
像面 ∞
非球面データ
第2面
K=0.55012E-01,A4=0.15877E-02,A6=0.99060E-02,A8=-0.17869E-01,A10=0.22442E-01,A12=0.29446E-01,A14=-0.50480E-01
第3面
K=-0.30000E+02,A4=0.24167E-01,A6=0.95438E-02,A8=0.14098E-01,A10=-0.42664E-01,A12=-0.44374E-01,A14=0.10370E-01
第4面
K=-0.17259E+02,A4=0.23414E-01,A6=0.85814E-01,A8=-0.88451E-01,A10=-0.82390E-01,A12=-0.13705E-01,A14=0.46098E-01
第5面
K=-0.14286E+02,A4=0.11552E+00,A6=0.64740E-01,A8=-0.24225E-01,A10=0.44351E-02,A12=-0.10750E+00,A14=0.10838E+00
第6面
K=0.30000E+02,A4=-0.12185E+00,A6=0.43043E-02,A8=0.84454E-01,A10=-0.11958E+00,A12=0.25260E+00,A14=-0.14718E+00
第7面
K=-0.30000E+02,A4=-0.63934E-01,A6=-0.12137E+00,A8=0.37423E+00,A10=-0.58114E+00,A12=0.51743E+00,A14=-0.16674E+00
第8面
K=0.44533E+01,A4=0.12128E-01,A6=-0.18051E-01,A8=0.25071E-01,A10=-0.32961E-01,A12=0.16468E-01,A14=-0.25045E-02
第9面
K=-0.44692E+01,A4=-0.10752E+00,A6=0.14472E+00,A8=-0.10711E+00,A10=0.52346E-01,A12=-0.14038E-01,A14=0.14703E-02
第10面
K=-0.89548E+01,A4=-0.26346E-01,A6=-0.26850E-01,A8=0.28838E-01,A10=-0.91422E-02,A12=0.12905E-02,A14=-0.70655E-04
第11面
K=-0.21747E+02,A4=-0.48536E-01,A6=0.34632E-02,A8=0.30531E-02,A10=-0.14491E-02,A12=0.25771E-03,A14=-0.16113E-04
各種データ
焦点距離(f) 4.09(mm)
Fナンバ(Fno) 2.44
半画角(w) 35.1(degree)
像高(最大)(2Y) 5.842(mm)
バックフォーカス(Bf) 0.47(mm)
レンズ全長(TTL) 4.52(mm)
ENTP 0(mm)
EXTP -2.32(mm)
H1 -1.91(mm)
H2 -3.62(mm)
各レンズの焦点距離(mm)
第1レンズL1 2.708
第2レンズL2 -3.916
第3レンズL3 14.194
第4レンズL4 2.444
第5レンズL5 -1.861
ここで、上記各種データのレンズ全長(TL)は、物体距離無限時でのレンズ全長(第1レンズ物体側面から撮像面までの距離)であって、平行平板は、空気換算長として計算されている。ENTPは、入射瞳から第1面までの距離であり、入射瞳=絞りである場合には0となる。EXTPは、最終面(カバーガラス像面側)から射出瞳までの距離であり、H1は、第1面から物体側主点までの距離であり、H2は、最終面(カバーガラス像面側)から像側主点までの距離である。
上記の面データにおいて、面番号は、図5ないし図10に示した各レンズ面に付した符号ri(i=1,2,3,…)の番号iが対応する。番号iに*が付された面は、非球面(非球面形状の屈折光学面または非球面と等価な屈折作用を有する面)であることを示す。
また、“r”は、各面の曲率半径(単位;mm)を、“d”は、無限遠合焦状態(無限距離での合焦状態)での光軸上の各レンズ面の間隔(軸上面間隔、単位;mm)を、“nd”は、各レンズのd線(波長587.56nm)に対する屈折率を、“νd”は、アッベ数を、そして、”ER”は、有効半径(単位;mm)をそれぞれ示している。なお、光学絞りST、フィルタFTの両面および撮像素子SIの受光面の各面は、平面であるために、それらの曲率半径は、∞(無限大)である。
上記の非球面データは、非球面とされている面(面データにおいて番号iに*が付された面)の2次曲面パラメータ(円錐係数K)と非球面係数Ai(i=4,6,8,10,12,14,16)の値とを示すものである。
各実施例において、非球面の形状は、面頂点を原点とし、光軸方向にX軸をとり、光軸と垂直方向の高さをhとする場合に、次式により定義している。
X=(h/R)/[1+(1−(1+K)h/R1/2]+ΣA・h
ただし、Aiは、i次の非球面係数であり、Rは、基準曲率半径であり、そして、Kは、円錐定数である。
なお、請求項、実施形態および各実施例に記載の近軸曲率半径(r)について、実際のレンズ測定の場面において、レンズ中央近傍(より具体的には、レンズ外径に対して10%以内の中央領域)での形状測定値を最小自乗法でフィッティングした際の近似曲率半径を近軸曲率半径であるとみなすことができる。また、例えば2次の非球面係数を使用した場合には、非球面定義式の基準曲率半径に2次の非球面係数も勘案した曲率半径を近軸曲率半径とみなすことができる(例えば参考文献として、松居吉哉著「レンズ設計法」(共立出版株式会社)のP41〜P42を参照)。
そして、上記非球面データにおいて、「En」は、「10のn乗」を意味する。例えば、「E+001」は、「10の+1乗」を意味し、「E-003」は、「10の−3乗」を意味する。
図11ないし図16には、距離無限遠での収差図が示されており、各図の図A、図Bおよび図Cは、それぞれ、この順に、球面収差(正弦条件)(LONGITUDINAL SPHERICAL ABERRATION)、非点収差(ASTIGMATISM FIELD CURVES)および歪曲収差(DISTORTION)の縦収差を示す。球面収差の横軸は、焦点位置のずれをmm単位で表しており、その縦軸は、最大入射高で規格化した値で表している。非点収差の横軸は、焦点位置のずれをmm単位で表しており、その縦軸は、像高をmm単位で表している。歪曲収差の横軸は、実際の像高を理想像高に対する割合(%)で表しており、縦軸は、その像高をmm単位で表している。また、球面収差の図中、実線は、d線(波長587.56nm)、破線は、g線(波長435.84nm)、そして、一点鎖線は、c線(波長656.28nm)における結果をそれぞれ表している。そして、非点収差の図中、破線は、タンジェンシャル(メリディオナル)面(M)、実線は、サジタル(ラディアル)面(S)における結果をそれぞれ表している。非点収差および歪曲収差の図は、上記d線(波長587.56nm)を用いた場合の結果である。
そして、図11ないし図16の図Dおよび図Eは、横収差図(メリディオナルコマ収差)が示されており、各図のDおよびEは、それぞれ、最大像高Yの場合および5割像高Yの場合を示す。その横軸は、入射瞳位置をmm単位で表しており、その縦軸は、横収差である。横収差の図中、実線は、d線、破線は、g線および一点鎖線は、c線における各結果をそれぞれ表している。
上記に列挙した各実施例1〜6の撮像光学系1A〜1Fに、上述した条件式(1)〜(5)を当てはめた場合の数値を、それぞれ、表1に示す。
Figure 0006287865
以上、説明したように、上記実施例1〜6における撮像光学系1A〜1Fは、5枚のレンズ構成であって、上述の各条件を満足している結果、小型化を図りつつ、諸収差をより良好に補正することができる。そして、このような撮像光学系1A〜1Fを用いた撮像装置およびデジタル機器は、小型化および高画質化を図ることができる。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる撮像光学系は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、負の屈折力を有し両凹形状の第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有し両凹形状の第5レンズとから成り、前記第5レンズは、光軸に沿って前記光軸を含むレンズ断面の輪郭線において前記光軸の交点から有効領域端に向かった場合に変曲点を有する非球面を、少なくとも一面備え、上記(1)および(2)の各条件式を満たす。このような撮像光学系は、小型でありながら諸収差をより良好に補正することができる。
他の一態様では、上述の撮像光学系において、上記(3)の条件式を満たす。このような撮像光学系は、上記(3)の条件式を満たすことによって、その全長を短くでき、第1レンズや第2レンズで発生する高次の球面収差やコマ収差を小さく抑えることができ、製造誤差に対する像面変動を小さくできる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、上記(4)の条件式を満たす。このような撮像光学系は、第1レンズで発生した軸上色収差を第2レンズで良好に補正できる。条件式(4)を満たすことによって、このような撮像光学系は、加工性を損なうことがなく、ペッツバール和を小さく保ちながら、色収差を良好に補正することができる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、上記(5)の条件式を満たす。条件式(5)を満たすことによって、このような撮像光学系は、像側光束のテレセントリック性の確保を容易にすることができ、撮像光学系全長の短縮化および像面湾曲および歪曲収差等の諸収差の補正を良好に行うことができる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、前記第3レンズは、物体側に凸面を向けた形状を有する。このような撮像光学系は、第1レンズから第3レンズまでの合成主点位置を物体側に近づけることができ、撮像光学系全長の短縮化に有利となる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、前記第4レンズは、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有する。このような撮像光学系は、第2レンズで強く跳ね上げられた軸外光線を各面での屈折角を小さく抑えながら第5レンズに導くことができ、軸外の収差を良好に抑えることができる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、前記第1レンズの物体側に光学絞りをさらに備える。このような撮像光学系は、第5レンズに対する軸外光束の入射角度を小さくすることができ、フォーカシングによる軸外光束におけるスポット位置の変化を抑制しつつ、良好なテレセントリック特性を実現することができる。
他の一態様では、これら上述の撮像光学系において、前記撮像光学系に含まれるレンズは、全て、樹脂材料で形成されている。このような撮像光学系は、手間のかかる研磨加工によって製造されるガラスレンズと比較すれば、曲率半径や外径の小さなレンズであっても安価に大量に生産することが可能となる。また、樹脂材料製レンズは、プレス温度を低くすることができることから、成形金型の損耗を抑えることができ、その結果、成形金型の交換回数やメンテナンス回数が減少し、コスト低減を図ることができる。
他の一態様にかかる撮像装置は、これら上述のいずれかの撮像光学系と、光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備え、前記撮像光学系が前記所定の面上として前記撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成可能とされている。
この構成によれば、小型でありながら諸収差をより良好に補正することができる5枚レンズ構成の撮像光学系を用いた撮像装置を提供することができる。したがって、このような撮像装置は、小型化および高性能化を図ることができる。
他の一態様にかかるデジタル機器は、上述の撮像装置と、前記撮像装置に被写体の静止画撮影および動画撮影の少なくとも一方の撮影を行わせる制御部とを備え、前記撮像装置の前記撮像光学系が、前記撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成可能に組み付けられていることを特徴とする。そして、好ましくは、デジタル機器は、携帯端末から成る。
この構成によれば、小型でありながら諸収差をより良好に補正することができる5枚レンズ構成の撮像光学系を用いたデジタル機器や携帯端末を提供することができる。したがって、このようなデジタル機器や携帯端末は、小型化および高性能化を図ることができる。
この出願は、2013年2月4日に出願された日本国特許出願特願2013−19205を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器を提供することができる。

Claims (9)

  1. 物体側から像側へ順に、
    正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、
    負の屈折力を有し両凹形状の第2レンズと、
    正の屈折力を有する第3レンズと、
    正の屈折力を有する第4レンズと、
    負の屈折力を有し両凹形状の第5レンズとから成り、
    前記第5レンズは、光軸に沿って前記光軸を含むレンズ断面の輪郭線において前記光軸の交点から有効領域端に向かった場合に変曲点を有する非球面を、少なくとも一面備え、
    下記(1)ないし(4)の各条件式を満たすこと
    を特徴とする撮像光学系。
    15<νd3<50 ・・・(1)
    −14.3<r9/f<−0.2 ・・・(2)
    1<f12/f<1.8 ・・・(3)
    0.4<r4/f<1.25 ・・・(4)
    ただし、
    νd3;前記第3レンズのアッベ数
    r9;前記第5レンズの物体側面の近軸曲率半径
    f;前記撮像光学系全系の焦点距離
    f12;前記第1レンズと前記第2レンズとの合成焦点距離
    r4;前記第2レンズの像側面の近軸曲率半径
  2. 下記(5)の条件式を満たすこと
    を特徴とする請求項1に記載の撮像光学系。
    −1<f5/f<−0.3 ・・・(5)
    ただし、
    f5;前記第5レンズの焦点距離
  3. 前記第3レンズは、物体側に凸面を向けた形状を有すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像光学系。
  4. 前記第4レンズは、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  5. 前記第1レンズの物体側に光学絞りをさらに備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  6. 前記撮像光学系に含まれるレンズは、全て、樹脂材料で形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の撮像光学系と、
    光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記撮像光学系が前記所定の面上として前記撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成可能とされていること
    を特徴とする撮像装置。
  8. 請求項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置に被写体の静止画撮影および動画撮影の少なくとも一方の撮影を行わせる制御部とを備え、
    前記撮像装置の前記撮像光学系が、前記撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成可能に組み付けられていること
    を特徴とするデジタル機器。
  9. 携帯端末から成ることを特徴とする請求項に記載のデジタル機器。
JP2014559567A 2013-02-04 2014-01-28 撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器 Active JP6287865B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013019205 2013-02-04
JP2013019205 2013-02-04
PCT/JP2014/000408 WO2014119283A1 (ja) 2013-02-04 2014-01-28 撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014119283A1 JPWO2014119283A1 (ja) 2017-01-26
JP6287865B2 true JP6287865B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=51262001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014559567A Active JP6287865B2 (ja) 2013-02-04 2014-01-28 撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6287865B2 (ja)
WO (1) WO2014119283A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI526713B (zh) 2015-02-02 2016-03-21 大立光電股份有限公司 攝影鏡頭組、取像裝置及電子裝置
JP5922853B1 (ja) * 2016-01-27 2016-05-24 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. 撮像レンズ
JP7112894B2 (ja) 2018-06-19 2022-08-04 東京晨美光学電子株式会社 撮像レンズ
CN112835174B (zh) * 2019-11-22 2023-11-07 江西欧菲光学有限公司 光学成像系统、取像装置及电子设备
CN115128766B (zh) * 2022-07-15 2024-04-05 广东省星聚宇光学股份有限公司 门禁镜头以及门禁镜头模组

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE364209B (ja) 1970-02-19 1974-02-18 Atlas Copco Ab
JPS5522762B2 (ja) * 1974-02-08 1980-06-19
JPS57164708A (en) * 1981-04-03 1982-10-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd High resolving power lens
JPS61188510A (ja) * 1985-02-18 1986-08-22 Canon Inc 大口径の撮影レンズ
JP2628633B2 (ja) * 1986-04-25 1997-07-09 オリンパス光学工業株式会社 コンパクトなズームレンズ
JPH02167516A (ja) * 1988-12-21 1990-06-27 Minolta Camera Co Ltd マイクロフィルム投影レンズ系
JP2011227362A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Konica Minolta Opto Inc 像シフト可能な撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
TWI434096B (zh) * 2010-09-16 2014-04-11 Largan Precision Co Ltd 光學攝像透鏡組
TWI429979B (zh) * 2011-04-13 2014-03-11 Largan Precision Co Ltd 光學影像透鏡組
TWI416163B (zh) * 2011-07-19 2013-11-21 Largan Precision Co Ltd 光學影像拾取鏡頭
TWI437257B (zh) * 2011-08-04 2014-05-11 Largan Precision Co 光學影像擷取鏡片組
WO2013175782A1 (ja) * 2012-05-24 2013-11-28 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置
JP2014067018A (ja) * 2012-09-07 2014-04-17 Sanyo Electric Co Ltd 撮像レンズおよび撮像装置
JP2014123092A (ja) * 2012-11-26 2014-07-03 Digitaloptics Corp 撮像光学系及びそれを有する撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014119283A1 (ja) 2017-01-26
WO2014119283A1 (ja) 2014-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5574049B2 (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
JP5578275B2 (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
JP5370619B1 (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
JP5904208B2 (ja) 撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
JP5397538B2 (ja) 撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
JP5740799B2 (ja) 撮像レンズ、撮像装置及び携帯端末
CN205281005U (zh) 摄影透镜以及具备摄影透镜的摄影装置
JP2012203234A (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
JP2014123034A (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
JP2009258286A (ja) 撮像レンズ、撮像ユニット及び携帯端末
CN103890630B (zh) 摄像光学系统、摄像装置以及数字设备
CN104704415B (zh) 摄像光学系统、摄像装置以及数字设备
WO2013111612A1 (ja) 撮像レンズ
JP2009098492A (ja) 撮像レンズ、撮像装置およびデジタル機器
JP2014123097A (ja) 撮像レンズ
CN204595301U (zh) 摄影透镜以及具备摄影透镜的摄影装置
JP6287865B2 (ja) 撮像光学系ならびに撮像装置およびデジタル機器
WO2012160761A1 (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器
WO2012063391A1 (ja) 撮像光学系、撮像装置およびデジタル機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6287865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150