JP6286961B2 - 特典サービス統合管理装置、特典サービス統合管理方法及びプログラム - Google Patents

特典サービス統合管理装置、特典サービス統合管理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、特典サービス統合管理装置、特典サービス統合管理方法及びプログラムに関する。
複数のウェブページに含まれる複数の広告を後にまとめて閲覧できるように、ウェブページに対する広告の指定操作が行われるごとに指定された広告のURL(Uniform Resource Locator)を記憶し、記憶した広告のURLをまとめたデータをユーザの端末装置に送信するという技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ウェブサイト上で商品やサービスなどの割引に用いるクーポンを提供することが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−134250号公報 特開2012−164297号公報
現在においては、多くの事業者がネットワーク上でクーポンなどとしての特典サービスを提供する事業に参入しており、ネットワーク上には、クーポンを提供するウェブサイトが多数存在する。
そこで、ウェブサイト上の複数の特典サービス提供元が提供する特典サービスの記事を1つにまとめた特典サービス統合サイトを構築してインターネット上で公開すれば、ユーザは、自分にとって有益な特典サービスを1つのウェブサイト上で探すことができて好ましい。
しかし、特典サービス提供元の各々が提供する特典サービスの記事のフォーマットは、特典サービス提供元ごとに個別に定められているため、特典サービス提供元ごとに異なっている。
この場合において、単に、特典サービス提供元の各々からインターネット経由で取得した特典サービスのデータを特典サービス統合サイトのウェブページ上に貼り付けただけでは、ウェブページ上で掲載される特典サービスの記事ごとの体裁がばらばらになる。このように、特典サービスの記事ごとの体裁が整っていないようなウェブページは、ユーザにとっては見づらく使いにくいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の特典サービス提供元から収集した特典サービスの情報を統合した特典サービス統合サイトの構築にあたり、特典サービス提供元の間での特典サービスの記事のフォーマットの相違にかかわらず、特典サービス統合サイト上での特典サービスの記事の体裁が統一されるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様の特典サービス統合管理装置は、それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得部と、広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理部と、複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信部とを備える。
また、上記の特典サービス統合管理装置において、前記情報項目取得部は、電子チラシとしての広告コンテンツを配信する広告コンテンツ提供サーバが記憶する電子チラシから利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている電子チラシのうち、電子チラシのタイトルを示す情報項目において特典サービスに対応する特定の文字列が含まれている電子チラシから利用対象情報項目を取得し、広告主から投稿された広告記事としての広告コンテンツを提供する広告コンテンツ提供サーバが記憶する広告記事から利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている広告記事のうち、広告記事の分類を示す情報項目が特典サービスを提供する記事であることを示す広告記事から利用対象情報項目を取得してもよい。
また、上記の特典サービス統合管理装置において、前記特典サービス情報管理部は、前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の開始を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供開始日時の規定情報項目に格納し、前記特典サービスリストデータ送信部は、前記提供開始日時の規定情報項目が示す日時に基づいて特典サービスリストデータにおける特典サービス提供画像のリスト順を決定し、決定したリスト順が反映された特典サービスリストデータを生成してもよい。
また、上記の特典サービス統合管理装置において、前記特典サービス情報管理部は、前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の終了を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供終了日時の規定情報項目に格納し、前記特典サービスリストデータ送信部は、提供終了日時の規定情報項目が示す日時が経過した特典サービス情報を含まない特典サービスリストデータを生成してもよい。
また、上記の特典サービス統合管理装置において、前記特典サービス情報管理部は、広告コンテンツを配信すべき地域を示す利用対象情報項目の内容を配信対象地域の規定情報項目に格納し、前記特典サービスリストデータ送信部は、前記特典サービスリストデータの要求に含まれる位置情報が示す位置に対応する配信対象地域の規定情報項目を含む特典サービス情報を利用して特典サービスリストデータを生成してもよい。
本発明の一態様としての特典サービス統合管理方法は、それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを備える。
本発明の一態様としての特典サービス統合管理方法は、コンピュータに、それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを実行させるためのプログラム。
以上説明したように、本発明によれば、複数の特典サービス提供元から収集した特典サービスの情報を統合した特典サービス統合サイトの構築にあたり、特典サービス提供元の間での特典サービスの記事のフォーマットの相違にかかわらず、特典サービス統合サイト上での特典サービスの記事の体裁が統一されるという効果が得られる。
本実施形態におけるクーポン提供システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の表示部にて表示される電子チラシ閲覧画面の一態様例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の表示部にて表示される広告記事閲覧画面の一態様例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の表示部にて表示されるクーポン提供サイトの画像における1つのクーポン対象商品に対応する画像部分の表示態様例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の表示部にて表示されるクーポンリスト画像の一態様例を示す図である。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態における電子チラシ配信サーバが記憶する電子チラシ情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における広告記事サーバが記憶する広告記事情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態におけるクーポン提供サーバが記憶する商品情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバが記憶する情報項目対応テーブルの一例を示す図である。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバが記憶するクーポン情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバが電子チラシ配信サーバからクーポン情報を収集するための処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバが広告記事サーバからクーポン情報を収集するための処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるクーポン統合管理サーバがクーポン提供サーバからクーポン情報を収集するための処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるユーザ端末装置とクーポン統合管理サーバとがクーポンリストデータに関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態におけるクーポン提供システムの構成例を示している。本実施形態におけるクーポンとは、割引券、優待券、景品券などに相当するユーザにとって有益なサービス(特典サービス)として、ウェブサイト上で提供されるものである。
そのうえで、本実施形態のクーポン提供システムは、ネットワーク上に存在する複数の異なるクーポン提供元が提供するクーポンを統合し、統合された画面がユーザ端末装置にて表示されるようにする。
同図に示すように、本実施形態のクーポン提供システムは、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300、クーポン統合管理サーバ(特典サービス統合管理装置の一例)400及びユーザ端末装置500をネットワーク600により相互に通信可能なように接続して構成される。
電子チラシ配信サーバ100は、電子チラシ配信業者10が運営するサーバであって、広告コンテンツの1つである電子チラシをユーザ端末装置500に配信する。電子チラシは、例えば新聞の折り込み広告などのチラシを電子化したものである。電子チラシ配信サーバ100は、広告主から提供された電子チラシのデータを記憶する。
ユーザ端末装置500には、電子チラシ閲覧アプリケーション(電子チラシ閲覧アプリケーション)がインストールされている。ユーザは、ユーザ端末装置500上で動作する電子チラシ閲覧アプリケーションに対する操作により電子チラシを選択し、選択した電子チラシの閲覧を指示する操作を行う。この操作に応じて、ユーザ端末装置500は、電子チラシ配信サーバ100に対して、操作により選択された電子チラシを要求する。電子チラシ配信サーバ100は、この要求に応答して、要求された電子チラシを要求元のユーザ端末装置500に送信する。
ユーザ端末装置500は、受信した電子チラシを表示部に表示させる。これにより、ユーザは選択した電子チラシを閲覧することができる。
ここで、電子チラシ配信サーバ100が配信する電子チラシには、電子チラシを配信すべき地域(配信対象地域)が指定されている。一方、電子チラシ閲覧アプリケーションには、ユーザが閲覧したいチラシの地域に対応する位置情報が登録されている。
電子チラシ配信サーバ100は、ユーザ端末装置500に電子チラシを配信するにあたり、電子チラシ閲覧アプリケーションに登録された位置情報が示す位置を含む配信対象地域を選別してユーザ端末装置500に配信することができる。
広告記事サーバ200は、電子チラシ配信サーバ100を運営するのと同じ電子チラシ配信業者10が運営するサーバである。広告記事サーバ200は、広告コンテンツとして、広告主が電子メールを使用して投稿した広告の記事を、ユーザ端末装置500の電子チラシ閲覧アプリケーション上で閲覧が可能なように送信する。
つまり、広告主は、広告したい内容があるときに、ネットワーク600に接続した端末装置(図示せず)を操作して、広告内容に応じた件名及び本文を入力し、必要に応じて、商品の写真やクーポン券の画像などを添付した電子メールを作成する。そして、広告主は、作成した電子メールを広告記事サーバ200に対応する特定のメールアドレスを宛先として送信する。このように電子メールが送信されることで、1つの広告記事が投稿される。広告記事サーバ200は、上記のように投稿された広告記事を記憶する。
広告記事サーバ200は、ユーザ端末装置500上で動作する電子チラシ閲覧アプリケーションの要求に応答して、記憶している広告記事を要求元のユーザ端末装置500に送信する。ユーザ端末装置500は、受信した広告記事を、例えば新着順に従ってタイムライン形式により表示する。これにより、ユーザ端末装置500のユーザは、投稿された広告記事を閲覧することができる。
このような広告記事は、電子チラシよりも即時性があることから、例えば、電子チラシの投稿時には間に合わなかったり、臨時に企画されたりしたセールやクーポン提供などの情報をユーザに配信することができる。
また、広告記事については、例えば広告主ごとに対応する登録情報として、配信対象地域が設定されている。広告記事サーバ200は、電子チラシ閲覧アプリケーションに登録された位置情報が示す位置を含む配信対象地域が設定されている広告記事のみを送信することができる。
クーポン提供サーバ300は、電子チラシ配信業者10とは異なる外部のクーポン提供サイト運営業者20が運営するサーバである。クーポン提供サーバ300は、広告コンテンツとして、クーポン提供サイト運営業者20が契約しているクーポン提供元の店舗や企業などが提供するクーポンの対象となるクーポン対象商品を掲載したウェブサイト(クーポン提供サイト)をネットワーク600上で公開する。
ユーザは、例えばユーザ端末装置500に実装されたウェブブラウザを操作することによりウェブブラウザ上でクーポン提供サイトの画面を表示させ、クーポン提供サイトを閲覧することができる。ユーザは、クーポン提供サイトを閲覧して利用したいクーポンがあれば、クーポンを印刷する。そして、印刷したクーポンを対応の店舗などに赴いて提示することにより、ユーザは、提示したクーポンに応じた商品の割引、無料サービス等の所定の特典が付与されたサービスを享受できる。
上記のように、クーポン提供サーバ300は、クーポン提供サイト運営業者20が契約する店舗などが提供するクーポンをクーポン提供サイトにより公開している。
また、電子チラシ配信サーバ100が配信する電子チラシのなかにも、クーポンを掲載したものが含まれている。
また、広告記事サーバ200が提供する広告記事においても、クーポン券を提供する記事内容のものが含まれている。
このように、図1に示すクーポン提供システムにおいては、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200及びクーポン提供サーバ300のそれぞれがクーポンを提供する。
図1に示す環境において、ユーザは、自分にとって有益なクーポンを探すにあたり、それぞれのサーバごとに個別にクーポンを探すことができる。つまり、ユーザは、電子チラシ配信サーバ100から配信される電子チラシを閲覧してクーポンを探し、広告記事サーバ200が送信する広告記事のページを閲覧してクーポンを探し、クーポン提供サーバ300が公開するクーポン提供サイトを閲覧してクーポンを探すことができる。しかし、上記のように、サーバごとに個別にクーポンを探すというのはユーザにとっては面倒である。
そこで、本実施形態においては、クーポン統合管理サーバ400により、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200及びクーポン提供サーバ300のそれぞれが提供するクーポンを収集する。クーポン統合管理サーバ400は、収集したクーポンをリスト化したクーポンリストデータを生成し、クーポンリストデータをユーザ端末装置500に送信する。
ユーザ端末装置500は、電子チラシ閲覧アプリケーションに対するユーザの所定操作に応じてクーポンリストデータをクーポン統合管理サーバ400に要求し、要求に応じて送信されたクーポンリストデータの画像(クーポンリスト画像)を表示部に表示させる。これにより、ユーザは、電子チラシにおいて提供されるクーポンと、広告記事により提供されるクーポンと、クーポン提供サイトが提供するクーポンとを1つの画面上で閲覧することができる。
ユーザ端末装置500は、これまでの説明から理解されるように、電子チラシ閲覧アプリケーション上で、電子チラシ配信サーバ100から配信される電子チラシを表示することができる。
また、ユーザ端末装置500は、電子チラシ閲覧アプリケーション上で、広告記事サーバ200から送信された広告記事のウェブページを表示することができる。
また、ユーザ端末装置500は、例えばウェブブラウザ上で、クーポン提供サーバ300が公開するクーポン提供サイトにアクセスしてクーポン提供サイトの画像を表示することができる。
また、ユーザ端末装置500は、電子チラシ閲覧アプリケーション上で、クーポン統合管理サーバ400にクーポンリストデータを要求し、受信したクーポンリストデータに基づいてクーポンリスト画像を表示することができる。
なお、ユーザ端末装置500は、例えばスマートフォンやタブレット端末などである。
[クーポンリストデータの構築例]
続いて、図2から図5を参照して、クーポン統合管理サーバ400によるクーポンリストデータの構築例について説明する。
図2は、ユーザ端末装置500の表示部において、電子チラシ閲覧画面が表示されている状態を示している。同図に示す電子チラシ閲覧画面は、電子チラシ閲覧アプリケーション上で、配信された電子チラシを表示する画面である。
なお、以降の説明にあたっては、ユーザ端末装置500の画面部がタッチパネルとして構成されており、表示部の画面に対して指やスタイラスペンなどの操作体を触れることによる操作が可能である場合を例に挙げる。
同図において、電子チラシ表示エリアAR1は、閲覧対象として選択された電子チラシの画像が表示されるエリアである。電子チラシ表示エリアAR1において表示される電子チラシの画像は、画面に対するスライド操作に応じて任意の方向に移動させることができる。これにより、電子チラシ表示エリアAR1からはみ出していた電子チラシの画像部分を表示させることができる。
また、電子チラシ表示エリアAR1において表示される電子チラシの画像は、ピンチアウト、ピンチインの操作などにより、拡大、縮小することができる。
これらの操作により、ユーザは、閲覧対象の電子チラシにおける任意の部分を適切なサイズで閲覧することができる。
また、ユーザ端末装置500の画面部には、電子チラシ表示エリアAR1に重畳されるように電子チラシ選択エリアAR2が表示される。電子チラシ選択エリアAR2は、閲覧対象の電子チラシを選択する操作が行われる領域である。なお、電子チラシ選択エリアAR2は、所定の操作によって消去することができる。
電子チラシ選択エリアAR2には、閲覧対象候補の電子チラシごとに応じたサムネイル画像が配列されている。ユーザは、配列されたサムネイル画像のうちから閲覧したい電子チラシを示すサムネイル画像に対するタッチ操作を行う。このタッチ操作に応じて、ユーザ端末装置500は、タッチされたサムネイル画像に対応する電子チラシの送信を電子チラシ配信サーバ100に要求する。ユーザ端末装置500は、要求に応じて送信された電子チラシのデータを利用して、電子チラシ表示エリアAR1に電子チラシの画像を表示させる。
また、ユーザ端末装置500の画面部において、電子チラシ表示エリアAR1の上側には、店舗名エリアAR3とチラシタイトルエリアAR4とが表示されている。
店舗名エリアAR3は、電子チラシ表示エリアAR1に表示されている電子チラシの提供元である店舗の名称が表示される領域である。
チラシタイトルエリアAR4は、電子チラシ表示エリアAR1に表示されている電子チラシに付与されたタイトルが表示されるエリアである。
これら店舗名エリアAR3とチラシタイトルエリアAR4とに表示される内容は、それぞれ、配信された電子チラシに付与された店舗名とチラシタイトルの内容が反映される。
電子チラシの場合、クーポンは、同図のクーポン画像領域AR5として示すように、電子チラシ表示エリアAR1において表示される電子チラシの画像内に掲載されるように提示が行われる。ユーザは、例えば、店舗に赴いて、ユーザ端末装置500上で電子チラシ閲覧アプリケーションを起動させ、同図に示すようにクーポン画像領域AR5を表示させて店員に提示する。これにより、ユーザはクーポン画像領域AR5において表示されているクーポンが示す特典を享受できる。
あるいは、電子チラシの場合、クーポンは以下のような態様によっても提供される。つまり、図2においては図示を省略するが、電子チラシ表示エリアAR1においては、電子チラシの画像とともにクーポン提供用のウェブページに遷移するためのボタンが表示される。
ユーザが上記のボタンを操作するのに応じて、ユーザ端末装置500上でウェブブラウザが起動し、ウェブブラウザにはクーポン提供用のウェブページが表示される。クーポン提供用のウェブページには、クーポン券の画像あるいはクーポン読み取り用のバーコード(二次元バーコードも含む)などが表示される。
ユーザは、クーポン提供用のウェブページにて表示されるクーポン券の画像を店員に提示する。あるいは、ユーザは、クーポン提供用のウェブページにて表示されるバーコードを店舗に設置されたクーポン発券機に読み取らせてクーポン券を発券させ、発券されたクーポン券を店員に提示する。このようにして、ユーザは、クーポンに応じた特典を享受できる。
図3は、ユーザ端末装置500の表示部において、広告記事閲覧画面が表示されている状態を示している。同図に示す広告記事閲覧画面は、電子チラシ閲覧アプリケーション上で広告記事を表示する画面である。
前述のように、広告記事閲覧画面は、投稿された広告記事がタイムライン形式で表示される。具体的に、広告記事閲覧画面は、投稿された日時が新しい順に従って、上側から下側にかけて、順次、広告記事が配置されるようにして形成される。ユーザ端末装置500の画面においては、上下に配列された広告記事のうち、ほぼ1つの広告記事が表示されるようになっている。
ユーザは、広告記事閲覧画面に対して上方向にフリック操作を行って画像を上方向にスクロールさせることで、投稿日時を遡っていくように、より古い広告記事を表示させることができる。また、ユーザは、広告記事閲覧画面に対して下方向にフリック操作を行って画像を下方向にスクロールさせることで、投稿日時がより新しい広告記事を表示させることができる。
図3は、広告記事閲覧画面において1つの広告記事が表示部の表示範囲にほぼ収まっている状態を示している。
1つの広告記事に対応する画像(広告記事画像)は、図示するように、記事ジャンルエリアAR10、店舗名エリアAR11、投稿日時エリアAR12、記事タイトルエリアAR13、画像エリアAR14、本文エリアAR15を含む。
記事ジャンルエリアAR10は、広告記事に設定されたジャンルを示す。一例として、ジャンルは「お知らせ」、「セール」、「クーポン」の3つに区分されている。「お知らせ」は、例えば新商品の入荷や、おすすめ商品などを広告するような広告内容に対応する。「セール」は、商品の割引などの広告内容に対応する「クーポン」は、ユーザにクーポンを提供する広告内容に対応する。
本実施形態においては、広告記事を投稿する際の宛先のメールアドレスについて、上記の「お知らせ」、「セール」、「クーポン」のジャンルごとに異なるメールアドレスが広告主に提供される。
広告主は、作成した広告内容が「お知らせ」に該当するのであれば、「お知らせ」に対応するメールアドレスを宛先として入力して電子メールを送信する。
同様に、広告主は、作成した広告内容が、「セール」に該当するのであれば、「セール」に対応するメールアドレスを宛先として入力し、作成した広告内容が「お知らせ」に該当するのであれば、「お知らせ」に対応するメールアドレスを宛先として入力して電子メールを送信する。
広告記事サーバ200は、「お知らせ」、「セール」、「クーポン」のそれぞれに対応する宛先のメールアドレスを受信する。そして、クーポン提供サーバ300は、受信した電子メールの内容を広告記事として記憶するにあたり、電子メールの宛先のメールアドレスが対応するジャンルを広告記事に対応する情報項目に含める。記事ジャンルエリアAR10には、このように情報項目の1つとして示されるジャンルの内容が反映される。
店舗名エリアAR11は、対応の記事を投稿した店舗名を表示する領域である。店舗名は、例えば、上記のように広告主に提供される広告記事投稿用の「お知らせ」、「セール」、「クーポン」の各宛先のメールアドレスに対応付けて広告記事サーバ200が管理している。
投稿日時エリアAR12は、対応の記事が投稿された日時(投稿日時)を表示する領域である。投稿日時エリアAR12にて表示される投稿日時は、対応の広告記事を送信した電子メールが広告主の端末装置から広告記事サーバ200に送信された送信時間あるいは対応の広告記事を送信した電子メールが広告記事サーバ200にて受信された受信時間が反映される。
記事タイトルエリアAR13は、対応の記事について広告主が入力したタイトル(記事タイトル)としての文字列を表示する領域である。記事タイトルエリアAR13に表示される記事タイトルの文字列は、対応の広告記事を送信した電子メールにおける件名の欄に入力された文字列が反映される。つまり、広告主は、投稿する記事広告について記事タイトルエリアAR13に表示させたいタイトルの文字列を、件名の欄に入力すればよい。
画像エリアAR14は、対応の記事における画像が表示される領域である。画像エリアAR14には、対応の広告記事を送信した電子メールに添付された画像データが表示される。例えば、広告主は、記事広告を投稿するにあたり、記事広告の画像エリアAR14に表示させたい画像を、例えば端末装置の撮像機能などを利用して撮像する。広告主は、撮像した画像を広告記事の電子メールに添付ファイルとして添付し、送信する。
広告記事サーバ200は、電子メールの受信に応じて広告記事を登録(記憶)するにあたり、電子メールに添付されていた画像データを広告記事の情報項目に含める。これにより、画像エリアAR14には、広告記事の電子メールに添付ファイルとして添付した画像が表示される。
本文エリアAR15は、広告記事における本文としての文字列を表示する領域である。本文エリアAR15に表示される本文としての文字列は、対応の広告記事を送信した電子メールにおける本文の欄に入力された文字列が反映される。つまり、広告主は、投稿する記事広告について本文エリアAR15に表示させたい文章の文字列を、本文の欄に入力すればよい。具体的に、広告主は、電子メールの本文の欄に、例えば、対応の広告記事においてアピールしたい商品についての説明や、セール、クーポンなどの内容を説明した文章を入力する。
また、図3においては、「クーポン」のジャンルの広告記事が表示されている例を示している。
「クーポン」のジャンルの広告記事であるのに応じて、同図の記事ジャンルエリアAR10においては、「クーポン」のジャンルであることを示す表示が行われている。また、この場合の画像エリアAR14においては、クーポン券の画像が表示されている。
ユーザは、店舗に赴いた際に、ユーザ端末装置500上で起動させた電子チラシ閲覧アプリケーションを操作して、同図に示す広告記事の画像を表示させる。ユーザは、このように表示させた広告記事の画像を店員に提示する。提示された広告記事の画像においては、記事ジャンルエリアAR10において「クーポン」のジャンルであることが示され、画像エリアAR14にクーポン券の画像が表示されている。また、記事タイトルエリアAR13や本文エリアAR15には、クーポンの提供に関する文章などが表示されている場合もある。店員は、このような内容の広告記事の画像を見て、店舗で利用可能なクーポンであるかどうかを確認したうえで、クーポンに応じたサービスをユーザに提供する。このように、ユーザは、表示されたクーポン券に対応する内容の特典を享受することができる。
図4は、クーポン提供サーバ300が公開するクーポン提供サイトの画像から1つのクーポン対象商品に対応する画像部分(個別クーポン対象商品画像)を抜き出して示している。ユーザ端末装置500がクーポン提供サイトにアクセスしてクーポン提供サイトの画像を表示させた場合には、例えば、それぞれ異なるクーポン対象商品に対応する所定数の個別クーポン対象商品画像が所定の配列パターンにより配列された状態で表示される。
同図に示す個別クーポン対象商品画像は、クーポン内容エリアAR21、商品名エリアAR22、本文エリアAR23、画像エリアAR24を含む。
クーポン内容エリアAR21は、対応のクーポンの内容などを示す文字列が表示される領域である。
商品名エリアAR22は、対応のクーポンが対象とするクーポン対象商品の名称(商品名)を示す文字列が表示される領域である。
本文エリアAR23は、対応のクーポンに対応する商品の説明分などが示される本文としての文字列が表示される領域である。
画像エリアAR24は、クーポン対象商品の写真などの画像が表示される領域である。
クーポン提供サーバ300は、クーポンごとに対応するクーポン対象商品についての商品情報を登録(記憶)するにあたり、商品情報ごとに、クーポン内容エリアAR21にて表示されるクーポン内容の文字列と、商品名エリアAR22にて表示される商品名の文字列と、本文エリアAR23にて表示される本文としての文字列と、画像エリアAR24にて表示される画像データとのそれぞれを、商品情報を形成する情報項目に含める。
図5は、クーポン統合管理サーバ400が送信したクーポンリストデータに基づいてユーザ端末装置500の表示部にて表示されるクーポンリスト画像の一例を示している。クーポンリスト画像は、例えば電子チラシ閲覧アプリケーションが動作するユーザ端末装置500に対する所定の操作によって、電子チラシ閲覧アプリケーション上で表示させることができる。
同図においては、ユーザ端末装置500の表示部の画面において、上から下にかけて、各1つのクーポンを提供するクーポン提供画像AR30−1、AR30−2、AR30−3が配列された状態を示している。なお、以降においてクーポン提供画像AR30−1、AR30−2、AR30−3について特に区別しない場合には、クーポン提供画像AR30と記載する。
クーポン提供画像AR30−1においては、電子チラシ配信サーバ100が配信する或る1つの電子チラシに対応するクーポンの情報が表示されている。
クーポン提供画像AR30−2においては、広告記事サーバ200に登録されている広告記事のうち、或る1つの広告記事に対応するクーポンの情報が表示されている。
クーポン提供画像AR30−3においては、クーポン提供サーバ300に登録されているクーポン対象商品のうち、或る1つのクーポン対象商品に対応する情報が表示されている。
クーポン提供画像AR30−1、AR30−2、AR30−3においては、それぞれ、クーポンタイトル領域AR31、画像領域AR32、本文領域AR33、店舗名領域AR34、収集元情報領域AR35、詳細情報ボタンAR36が配置される。
また、これらのクーポンタイトル領域AR31、画像領域AR32、本文領域AR33、店舗名領域AR34、収集元情報領域AR35、詳細情報ボタンAR36は、クーポン提供画像AR30−1、AR30−2、AR30−3のそれぞれにおいて、同じ位置に配置される。
クーポンタイトル領域AR31は、対応のクーポン提供画像AR30により提供されるクーポンについてのタイトルが表示される領域である。
画像領域AR32は、対応のクーポン提供画像AR30により提供されるクーポンに関連する内容のサムネイル画像が表示される領域である。
本文領域AR33は、対応のクーポン提供画像AR30により提供されるクーポンに関連する内容の本文としての文字列が表示され領域である。
店舗名領域AR34は、対応のクーポン提供画像AR30により提供されるクーポンの提供元となる店舗の名称が文字列により表示される領域である。
収集元情報領域AR35は、対応のクーポン提供画像AR30により提供されるクーポンの収集元が電子チラシ、広告記事、クーポン提供サイトののうちのいずれであるのかを示す領域である。
詳細情報ボタンAR36は、対応のクーポンについての詳細な情報を提供する画面に移行するための操作(例えば、クリック操作)が行われるボタンである。
ここで、クーポン提供画像AR30−1のように、対応のクーポンが電子チラシから収集されたものである場合、クーポンタイトル領域AR31には、電子チラシに付与された情報項目のうち店舗名として格納された文字列が表示される。具体的に、クーポン提供画像AR30−1のクーポンタイトル領域AR31における「○○スーパー△△店のクーポン」という文字列のうち、「○○スーパー △△店」が店舗名として格納された文字列であり、「のクーポン」は、クーポンリストのデータの生成にあたって定型的に付加される文字列である。
また、クーポン提供画像AR30−2のように、対応のクーポンが広告記事から収集されている場合、クーポンタイトル領域AR31には、広告記事に対応付けられた情報項目のうち記事タイトルとして格納された文字列が利用される。
また、クーポン提供画像AR30−3のように、対応のクーポンがクーポン提供サイトから収集されている場合、クーポンタイトル領域AR31の文字列の表示には、クーポン提供サイトにおいて対応のクーポンに対応付けられた情報項目のうち商品名として格納された文字列が利用される。
また、画像領域AR32は、クーポン提供画像AR30−1のように、対応のクーポンが電子チラシから収集されている場合、収集されたクーポンに対応する電子チラシのサムネイル画像が表示される。
また、クーポン提供画像AR30−2のように、対応のクーポンが広告記事から収集されている場合、画像領域AR32には、投稿用の電子メールに添付されて送信され、広告記事に対応付けられた画像データが表示される。
また、クーポン提供画像AR30−3のように、対応のクーポンがクーポン提供サイトから収集されている場合、画像領域AR32には、クーポン提供サイトにおいて対応のクーポン対象商品に対応付けられた画像データが表示される。
本文領域AR33は、クーポン提供画像AR30−1のように、対応のクーポンが電子チラシから収集されている場合、電子チラシに対応付けられた情報項目のうち、チラシタイトルの情報項目に格納された文字列が表示される。
また、クーポン提供画像AR30−2のように、対応のクーポンが広告記事から収集されている場合、本文領域AR33には、広告記事に対応付けられた情報項目のうち、本文の情報項目に格納された文字列が表示される。
また、クーポン提供画像AR30−3のように、対応のクーポンがクーポン提供サイトから収集されている場合、本文領域AR33には、クーポン提供サイトにおいて対応のクーポンに対応付けられた情報項目のうち、本文の情報項目に格納された文字列が表示される。
また、店舗名領域AR34は、クーポン提供画像AR30−1のように、対応のクーポンが電子チラシから収集されている場合、電子チラシに対応付けられた情報項目のうち、店舗名の情報項目に格納された文字列が表示される。
また、クーポン提供画像AR30−2ものように、対応のクーポンが広告記事から収集されている場合にも、店舗名領域AR34には、広告記事に対応付けられた情報項目のうち、店舗名の情報項目に格納された文字列が表示される。
一方、クーポン提供サイトにおいては、クーポン対象商品に対応付けられた情報項目として店舗名を示すものは定義されていない。そこで、クーポン提供画像AR30−3のように、対応のクーポンがクーポン提供サイトから収集されている場合、店舗名領域AR34には、例えば「ご利用可能店舗はこちら」という文字列を表示させたうえで、この文字列にクーポンを利用可能な店舗のリストのウェブページへのリンクを貼り付ける。
このように、クーポンリスト画像におけるクーポン提供画像AR30は、表示形式が統一されている。そのうえで、クーポン提供画像AR30における各表示領域には、電子チラシ、広告記事、クーポン提供サーバが提供するクーポンごとに応じて、適宜異なる情報項目に対応する内容が表示されるようになっている。
これにより、電子チラシ、広告記事、クーポン提供サーバが提供するクーポンのように、クーポンの収集元が異なるのにかかわらず、クーポンリスト画像においては、クーポン提供画像AR30ごとの体裁が統一される。また、クーポン提供画像AR30において定められた領域ごとに適切な内容の文字列や画像などが表示される。この結果、本実施形態のクーポンリスト画像を見やすいものとすることができる。
クーポンリスト画像は、クーポン提供画像AR30を上下方向(縦方向)に沿って配列することによって構築されており、ユーザ端末装置500の表示部の画面には、図5に示すように、その一部のクーポン提供画像AR30が表示される。
ユーザは、クーポンリスト画像が表示された画面に対して上方向または下方向うへのスライド操作やフリック操作を行うことによって、クーポンリスト画像をスクロールさせることにより、画面に表示されるクーポン提供画像AR30を変更することができる。
このように、リスト画像において上下方向にクーポン提供画像AR30が配列される場合において、クーポン提供画像AR30の配列順は、対応のクーポンの収集元である媒体(電子チラシ、広告記事、クーポン提供サーバ300に登録されたクーポン対象商品)ごとにおいて、提供の開始を示す日時に関する情報項目に基づく。
具体的に、電子チラシを収集元とするクーポンについては、電子チラシの配信を開始すべき配信開始日をクーポンの提供開始日時として扱う。また、広告記事を収集元とするクーポンについては、広告記事の提供開始日時をクーポンの提供開始日時として扱う。また、クーポン提供サーバ300に登録されたクーポン対象商品(商品情報)を収集元とするクーポンについてはクーポンの有効期間の開始日をクーポンの提供開始日時として扱う。
クーポンリストデータは、上記のクーポンの提供開始日時が新しい順に従って、上から下にクーポン提供画像AR30が配列された表示となるように形成される。これにより、クーポンリスト画像としては、前述のように、タイムライン形式により上から下にかけて提供開始日時に従った時系列で表示される。
なお、例えばソート機能により、提供開始日時に従った時系列以外による順序によるクーポン提供画像AR30の表示に変更できるようにしてもよい。
また、電子チラシは配信開始日とともに配信を終了すべき配信終了日が設定されている。そこで、電子チラシを収集元とするクーポンの場合、対応の電子チラシの配信終了日が経過しているものについてはクーポンリストデータには含めないようにされている。
また、広告記事サーバ200に登録された広告記事は、特に有効期限などは設定されておらず、広告主が削除を指示するメール送信を行わない限り、広告記事サーバ200に登録され続ける。このため、例えば、広告記事の場合、提供開始日時から所定時間(例えば48時間)を経過したものについては、クーポンリストデータには含めないようにされている。
また、クーポン提供サーバ300に登録された商品情報には有効期間が設定されている。そこで、クーポン提供サーバ300に登録された商品情報を収集元とするクーポンの場合、対応の商品情報の有効期間が経過しているものについてはクーポンリストデータには含めないようにされている。
また、電子チラシと広告記事については、前述のように配信対象地域が設定されている。そこで、電子チラシを収集元とするクーポンと、広告記事を収集元とするクーポンとに関しては、クーポンリストデータを要求した電子チラシ閲覧アプリケーションに設定された位置情報が示す位置に対応する配信対象地域のクーポンのみが含まれるようにクーポンリストデータが生成される。これにより、電子チラシと広告記事については、ユーザが電子チラシについて希望しているのと同じ地域を配信対象とするクーポンのみを提供することができる。
[クーポン統合管理サーバの構成例]
図6を参照して、クーポン統合管理サーバ400の構成例について説明する。同図に示すクーポン統合管理サーバ400は、通信部401、情報項目取得部402、クーポン情報管理部403、クーポンリストデータ送信部404及び記憶部405を備える。
通信部401は、ネットワーク600を経由して、図1に示した電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300及びユーザ端末装置500と通信を実行する。
情報項目取得部402は、それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバ(電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300)のそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツ(電子チラシ、広告記事、クーポン提供サイトが提供するクーポン)のうち、クーポンを提供する広告コンテンツから、クーポン提供画像の表示に利用されるクーポン情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する。
ここで、広告コンテンツの形式が異なるということは、広告コンテンツについての情報項目の定義内容が異なることである。
クーポン情報管理部403は、広告コンテンツの形式ごとに応じた利用対象情報項目とクーポン提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、情報項目取得部402により取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納したクーポン情報を記憶部405のクーポン情報記憶部451に記憶させる。
規定情報項目とは、クーポン提供画像AR30の形式に対応する情報項目であり、例えば、図5に示したクーポンタイトル領域AR31、画像領域AR32、本文領域AR33、店舗名領域AR34などに表示される内容のそれぞれに対応する。
情報項目対応テーブル記憶部452が記憶する情報項目対応テーブルは、広告コンテンツの形式ごとに応じた利用対象情報項目と規定情報項目との対応関係を示す。
ユーザ端末装置500は、1以上のクーポン提供画像AR30を含むクーポンリストの表示に利用するクーポンリストデータの要求を送信し、送信された要求は、通信部401にて受信される。
クーポンリストデータ送信部404は、クーポンリストデータ要求をユーザ端末装置500から受信するのに応じて、クーポンリストデータに含めるべきクーポン情報をクーポン情報記憶部451から取得し、取得したクーポン情報を含むクーポンリストデータを、ユーザ端末装置500に送信する。
記憶部405は、クーポン統合管理サーバ400が利用する各種の情報を記憶する。同図に示す記憶部405は、クーポン情報記憶部451と、情報項目対応テーブル記憶部452を備える。
クーポン情報記憶部451はクーポン情報を記憶する。クーポン情報は、クーポン提供画像AR30ごとに対応する情報であり、前述のように、情報項目取得部402により取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した情報である。
情報項目対応テーブル記憶部452は、情報項目対応テーブルを記憶する。情報項目対応テーブルは、前述のように、広告コンテンツの形式ごとに応じた利用対象情報項目と規定情報項目との対応関係を示す。
[ユーザ端末装置の構成例]
続いて、図7を参照して、ユーザ端末装置500におけるクーポンリスト画像の表示に対応した機能構成例について説明する。
同図に示すユーザ端末装置500は、通信部501、クーポンリスト処理部502、表示部503及び操作部504を備える。
通信部501は、ネットワーク600を経由して、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300及びクーポン統合管理サーバ400などと通信を実行する。
クーポンリスト処理部502は、電子チラシ閲覧アプリケーション上で実現される機能部であり、クーポンリストデータに関する処理を実行する。
クーポンリスト処理部502は、操作部504に対して行われたクーポンリスト画像の表示を指示するための操作に応じて、クーポンリストデータの要求を通信部501からクーポン統合管理サーバ400に送信する。
クーポンリスト処理部502は、クーポンリストデータの要求に応じてクーポン統合管理サーバ400が送信してきたクーポンリストデータを利用して、表示部503にクーポンリスト画像を表示する。
表示部503は、クーポンリスト処理部502の制御に応じて、クーポンリスト画像を表示する。
操作部504は、ユーザ端末装置500における操作子や操作デバイスを一括して示したものである。クーポンリスト処理部502は、操作部504に対して行われた操作に応じて、各種の処理を実行する。
[クーポン情報の生成処理例]
続いて、図8から図12を参照して、図6のクーポン統合管理サーバ400によるクーポン情報の生成処理の一例について説明する。
電子チラシ配信サーバ100は、配信すべき電子チラシごとに対応する電子チラシ情報を電子チラシ情報テーブルとして記憶している。
図8は、電子チラシ配信サーバ100において記憶される電子チラシ情報テーブルとしての構造例を示している。
同図に示す電子チラシ情報テーブルにおいては、1つの行(レコード)が1つの電子チラシに対応する電子チラシ情報である。電子チラシ情報は、対応の電子チラシを一意に特定するチラシIDに、チラシタイトル、店舗ID、店舗名、配信開始日、配信終了日、チラシデータ及び配信対象地域の各属性(情報項目)を対応させた構造である。
チラシタイトルは、対応の電子チラシについてのタイトルとしての文字列を示す。チラシタイトルの内容は、図2の電子チラシ閲覧画面におけるチラシタイトルエリアAR4の内容に反映される。
店舗IDは、対応の電子チラシの広告主に対応する店舗を一意に特定する識別子を示す。
店舗名は、対応の電子チラシの広告主に対応する店舗の名称を表す文字列を示す。店舗名の内容は、図2の電子チラシ閲覧画面における店舗名エリアAR3の内容に反映される。
配信開始日は、対応の電子チラシの配信を開始すべき日付を示す。
配信終了日は、対応の電子チラシの配信を終了すべき日付を示す。
チラシデータは、対応の電子チラシの画像の表示に利用される画像データである。同図においては、チラシデータとして、サムネイル画像データと表示用画像データが格納されている例を示している。なお、チラシデータとしては、電子チラシ閲覧アプリケーションの仕様などに応じて、さらに多くの種類の画像データが格納されてよい。例えば、電子チラシ閲覧アプリケーション上で電子チラシの画像の拡大、縮小の操作が可能であることに応じて、共通の電子チラシの内容を有し、解像度の異なる2以上の画像データを格納してもよい。また、1枚の電子チラシに相当する画像データは、所定数に分割された形式で格納されるようにしてもよい。
図2の電子チラシ閲覧画面の場合であれば、サムネイル画像データは、電子チラシ選択エリアAR2に配置されるサムネイル画像の表示に利用され、表示用画像データは、電子チラシ表示エリアAR1における電子チラシの画像の表示に利用される。
配信対象地域は、対応の電子チラシを配信すべき地域を示す。同図では、郵便番号により配信地域を指定する場合を例に挙げている。なお、他にも、配信対象地域については、例えば区、市町村などに基づいて指定してするようにしてもよい。
また、同図では、図示を簡単にすることの便宜上、配信対象地域として1つの郵便番号のみを格納した例を示している。しかし、配信対象地域の広さなどによっては、配信対象地域が複数の郵便番号に対応する場合があり、このような場合には、配信対象地域として複数の郵便番号が格納されてもよい。
また、広告記事サーバ200は、電子メールによって投稿された広告記事ごとの広告記事情報を広告記事テーブルとして記憶している。
図9は、広告記事サーバ200が記憶する広告記事テーブルの構造例を示している。同図に示す広告記事テーブルにおいては、1つの行(レコード)が1つの広告記事に対応する広告記事情報である。1レコードは、対応の広告記事を一意に特定する記事IDに、ジャンル、記事タイトル、本文、画像データ、投稿日時、公開ステイタス、店舗ID、店舗名、配信対象地域の各属性(情報項目)を対応させた構造である。
ジャンルは、対応の広告記事が属するジャンルを示す。ジャンルは、前述のように「お知らせ」、「セール」、「クーポン」のいずれかである。
記事タイトルは、対応の広告記事についてのタイトルとしての文字列を示す。前述のように、記事タイトルには、公開記事の投稿のために送信された電子メールにおける件名の文字列が反映される。記事タイトルの内容は、図3の広告記事閲覧画面においては、記事タイトルエリアAR13に反映される。
本文は、対応の広告記事についての説明文などの内容を有する本文としての文字列を示す。記事タイトルにおける本文には、公開記事の投稿のために送信された電子メールにおける本文の文字列が反映される。本文の内容は、図3の広告記事閲覧画面においては、本文エリアAR15に反映される。
画像データは、対応の広告記事に対応付けられた画像データを示す。画像データは、画像エリアAR14にて表示される画像として利用される。
投稿日時は、対応の広告記事が投稿された日時を示す。投稿日時は、図3の広告記事閲覧画面においては、投稿日時エリアAR12に反映される。
公開ステイタスは、対応の広告記事について広告主が設定した公開のステイタスを示す。公開ステイタスには、「公開」と「無効」と「非公開」がある。
「公開」の公開ステイタスは、対応の広告記事が特に制限されることなく、ユーザが閲覧可能に公開されている状態である。
「無効」の公開ステイタスは、対応の広告記事は閲覧可能な状態ではあるが、その記事の内容が既に無効であることを示す。公開ステイタスが「無効」に設定された広告記事は、広告記事閲覧画面において表示される際には、記事の内容が無効であることを示す画像が重畳して表示される。
「非公開」の公開ステイタスは、対応の広告記事について非公開とすることを示す。公開ステイタスが「非公開」に設定された広告記事は、広告記事閲覧画面には表示されない。
本実施形態において、公開ステイタスが「無効」あるいは「非公開」に設定された広告記事は含まれることがないようにクーポンリストデータが生成される。
広告主は、例えば投稿済みの広告記事を「無効」あるいは「非公開」にしたい場合、広告記事サーバ200から予め提供されている「無効」の指示のための専用メールアドレス、もしくは「非公開」の指示のための専用メールアドレスを宛先とする電子メールを端末装置から送信する。広告記事サーバ200は、これらの電子メールの受信に応じて、対応の広告記事の公開ステイタスを「無効」あるいは「非公開」に設定する。
店舗IDは、対応の広告記事の広告主(投稿者)としての店舗を一意に特定する識別子である。
店舗名は、対応の広告記事の広告主(投稿者)としての店舗の名称を示す。店舗名は、図3の広告記事閲覧画面においては、店舗名エリアAR11に反映される。
配信対象地域は、対応の広告記事を配信すべきことが指定された地域を示す。同図では、電子チラシの場合と同様に、郵便番号により配信地域を指定する場合を例に挙げている。
また、クーポン提供サーバ300は、クーポン提供サイトに登録されたクーポン対象商品ごとに対応する商品情報を含む商品情報テーブルを記憶している。
図10は、クーポン提供サーバ300において記憶される商品情報テーブルの構造例を示している。同図に示す商品情報テーブルにおいては、1つの行(レコード)が1つのクーポン対象商品に対応する商品情報である。1レコードとしての商品情報は、対応のクーポン対象商品を一意に特定する商品IDに、商品名、クーポン内容、本文、画像データ、有効期間、印刷用クーポンデータを対応させた構造である。
商品名は、対応のクーポン対象商品の名称を示す。
クーポン内容は、対応のクーポンの内容を表す文字列を示す。
本文は、対応のクーポン対象商品の個別クーポン対象商品画像(図4)における本文エリアAR23に表示すべき文字列を示す。
画像データは、対応のクーポン対象商品の個別クーポン対象商品画像における画像エリアAR24に表示すべき画像のデータである。
有効期間は、対応のクーポン対象商品をクーポン提供サイトに掲載すべき期間として、掲載の開始日時と終了日時を示す。
印刷用クーポンデータは、対応のクーポン対象商品の個別クーポン対象商品画像に対する所定操作によってクーポンの印刷が指示されたときに、プリンタに印刷用データとして出力するデータである。
上述の図8、図9、図10から理解されるように、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300は、それぞれが異なる登録情報の構造によりそれぞれの広告コンテンツを管理している。つまり、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300としての各広告コンテンツ提供サーバが提供する広告コンテンツの形式は、それぞれ異なっている。
次に、図11を参照して、クーポン統合管理サーバ400における情報項目対応テーブル記憶部452が記憶する情報項目対応テーブルの内容例について説明する。前述のように、情報項目対応テーブルは、広告コンテンツの形式(電子チラシ、広告記事、クーポン対象商品の商品情報)ごとに応じた利用対象情報項目と規定情報項目との対応関係を示す。
図11に示す情報項目対応テーブルにおける各列は、1つのクーポン提供画像AR30に対応するクーポン情報に含まれる情報項目(規定情報項目)として、それぞれ、クーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時及び店舗名を示す。また、情報項目対応テーブルにおける3つの行は、それぞれ、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300のそれぞれが提供する広告コンテンツ(電子チラシ、広告記事、クーポン対象商品の商品情報)を示している。
同図に示す情報項目対応テーブルは、以下の内容を示している。
つまり、クーポン情報の収集元が電子チラシである場合、クーポン情報における規定情報項目であるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時、店舗名は、それぞれ、電子チラシ情報における店舗名、チラシタイトル、チラシデータにおけるサムネイル画像データ、配信開始日、配信終了日、店舗名の各情報項目(利用対象情報項目)が対応することが示される。
また、クーポン情報の収集元が広告記事である場合、クーポン情報における規定情報項目であるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、店舗名は、それぞれ、広告記事情報における記事タイトル、本文、画像データ、投稿日時、店舗名の各情報項目(利用対象情報項目)が対応することが示される。
また、広告記事の場合、クーポン情報における提供終了日時の規定情報項目に対応する利用対象情報項目が無い。このため、図示するように、クーポン情報における提供終了日時の規定情報項目には、投稿日時から48時間後の時刻を格納すべきことが示される。
また、クーポン情報の収集元がクーポン提供サーバ300において記憶されるクーポン対象商品の商品情報である場合、クーポン情報における規定情報項目であるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時は、それぞれ、商品情報における商品名、クーポン内容と本文の組み合わせ、画像データ、有効期間の開始日、有効期間の終了日が対応することが示される。
また、商品情報の場合、クーポン情報における店舗名に対応する利用対象情報項目が無い。このため、図示するように、クーポン情報における店舗名の規定情報項目には、予め指定された店舗リストページのURLを格納すべきことが示される。
クーポン統合管理サーバ400の情報項目取得部402は、例えば電子チラシとしての広告コンテンツに対応して予め定められた一定時間ごとに、電子チラシ配信サーバ100にアクセスする。そして、情報項目取得部402は、電子チラシ配信サーバ100から、クーポンを提供する電子チラシごとの電子チラシ情報における各情報項目を利用対象情報項目として取得する。
本実施形態において、電子チラシの配信にあたっては、クーポンを提供する電子チラシについては、チラシタイトルとして「クーポン」を含めた文字列を広告主に入力してもらうように運用している。そこで、情報項目取得部402は、電子チラシ情報テーブルからチラシタイトルにおいて「クーポン」の文字列が含まれている電子チラシ情報を検索し、検索した電子チラシ情報の各情報項目を利用対象情報項目として取得する。
情報項目取得部402は、検索した電子チラシ情報から取得した各利用対象情報項目を利用して1つのクーポンに対応するクーポン情報を生成する。この際、情報項目取得部402は、図11の情報項目対応テーブルが示す利用対象情報項目と規定情報項目との対応関係に従って、電子チラシ情報から取得した利用対象情報項目を所定の規定情報項目に対応付けて格納する。
このように情報項目取得部402が処理を実行したことにより、図8にて示されるチラシID=00001の電子チラシ情報から取得した利用対象情報項目は、図12の1行目に示すクーポン情報として生成される。
図12は、クーポン情報記憶部451が記憶するクーポン情報の内容例を示している。同図に示すように、1つのクーポン情報は、クーポンを一意に特定するクーポンIDに対して、クーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時、店舗名、配信対象地域、収集元情報の各情報項目(規定情報項目)が対応付けられた構造である。
クーポンタイトルは、対応のクーポンについてのタイトルとしての文字列を示す。クーポンタイトルの内容は、図5のクーポン提供画像AR30におけるクーポンタイトル領域AR31の表示内容として反映される。
本文は、対応のクーポンについての本文としての文字列を示す。本文の内容は、図5のクーポン提供画像AR30における本文領域AR33の表示内容として反映される。
画像データは、対応のクーポンに関連する画像のデータである。画像データは、画像領域AR32にて表示される画像として利用される。
提供開始日時は、対応のクーポンのクーポン提供画像AR30の公開が開始されるべき日時を示す。
提供終了日時は、対応のクーポンのクーポン提供画像AR30の公開が終了する日時を示す。
クーポンリストデータ送信部404は、提供開始日時に至っていないクーポン情報については含めないようにクーポンリストデータを生成する。また、クーポンリストデータ送信部404は、提供終了日時を経過したクーポン情報については含めないようにクーポンリストデータを生成する。
なお、クーポン情報管理部403は、提供終了日時を経過したクーポン情報についてはクーポン情報記憶部451から削除してもよい。削除されたクーポン情報は、クーポンリストデータに含められなくなる。
店舗名は、対応のクーポンを提供する店舗の名称を示す。店舗名は、クーポン提供画像AR30における店舗名領域AR34の表示内容として反映される。
配信対象地域は、対応のクーポンを提供(配信)すべき地域を示す。クーポンリストデータ送信部404は、クーポンリストデータの要求に際して指定された位置に該当する配信対象地域のクーポン情報によりクーポンリストデータを生成する。
収集元情報は、対応のクーポンの収集元、すなわち、クーポン情報の元となる利用対象情報項目の取得元が、電子チラシ配信サーバ100、広告記事サーバ200、クーポン提供サーバ300のいずれであるのかを示す。収集元情報は、収集元情報領域AR35の表示内容として反映される。
そして、図12に示される1行目のクーポンID=000001のクーポン情報における情報項目は、以下のように、図8に示される電子チラシ情報における情報項目と対応付けられている。
つまり、図12の1行目のクーポン情報におけるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時、店舗名、提供対象地域には、それぞれ、図8の電子チラシ情報における、店舗名(○○スーパー△△店)、チラシタイトル(このチラシを見た方・・・・・)、サムネイル画像(0001.jpg)、配信開始日(2013/09/10)、配信終了日(2013/09/11)、店舗名、郵便番号(111-2222)の各情報項目の内容が格納されている。また、収集元情報の情報項目には、電子チラシ配信サーバを示す情報が格納されている。
また、図12に示されるクーポンID=000101のクーポン情報におけるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時、店舗名、配信対象地域には、それぞれ、図9の広告記事情報における記事タイトル(10%割引クーポン)、本文(レストランABCで利用・・・・)、画像データ(aaaa.jpg)、投稿日時、店舗名、郵便番号222-3333の各情報項目の内容が格納されている。また、収集元情報の情報項目には、広告記事サーバを示す情報が格納されている。
また、図12に示されるクーポンID=001000のクーポン情報におけるクーポンタイトル、本文、画像データ、提供開始日時、提供終了日時、店舗名には、それぞれ、図10のクーポン情報における商品名(AA醸造 料理酒)、クーポン内容と本文の組み合わせ(2本で40円引き! 料理の味に・・・・)、画像データ(bbbb.jpg)、有効期限の開始日(2013/09/15)、有効期限の終了日(2013/09/30)、店舗リストページURLが格納される。また、配信対象地域の情報項目には特に有意な情報は格納されない。収集元情報の情報項目には、クーポン提供サーバを示す情報が格納されている。
[処理手順例]
続いて、図13のフローチャートを参照して、本実施形態のクーポン統合管理サーバ400が電子チラシ配信サーバ100からクーポン情報を収集するための処理手順例について説明する。
クーポン統合管理サーバ400における情報項目取得部402は、電子チラシ配信サーバ100からの次のクーポン情報収集の開始タイミングまでの一定時間が経過するのを待機している(ステップS101−NO)。
例えば、電子チラシ配信サーバ100において、配信する電子チラシの更新は、1時間ごとないしは数時間ごとに行われる。そこで、ステップS101における一定時間としては、例えば一時間間隔による所定時刻に対応させればよい。
情報項目取得部402は、一定時間が経過するのに応じて(ステップS101−YES)、以下の処理を実行する。
つまり、情報項目取得部402は、電子チラシ配信サーバ100に対して、新規の電子チラシのうちから、チラシタイトルの情報項目に「クーポン」の文字列が含まれる電子チラシごとの利用対象情報項目を要求する利用対象情報項目要求を送信する(ステップS102)。
なお、ここでの新規の電子チラシとは、前回のクーポン情報収集の終了タイミングから今回のクーポン情報開始のタイミングまでの期間において新規に登録された電子チラシである。
電子チラシ配信サーバ100は、ステップS102によりクーポン統合管理サーバ400から送信された利用対象情報項目要求に応答して、新規の電子チラシのうちで、チラシタイトルの情報項目に「クーポン」の文字列が含まれる電子チラシ情報を電子チラシ情報テーブルから検索する。つまり、電子チラシ配信サーバ100は、新規の電子チラシのうちから、クーポンを提供する電子チラシを検索する。
電子チラシ配信サーバ100は、検索した電子チラシ情報ごとの情報項目のうちから、利用対象情報項目要求により利用対象情報項目として指定されている情報項目を、クーポン統合管理サーバ400に対して送信する。このように送信された電子チラシごとの利用対象情報項目は、クーポン統合管理サーバ400における通信部401にて受信される。
情報項目取得部402は、上記のように通信部401にて受信された電子チラシごとの利用対象情報項目を取得する(ステップS103)。
次に、クーポン情報管理部403は、情報項目対応テーブルが示す電子チラシの利用対象情報項目とクーポン情報における規定情報項目との対応関係に従って、電子チラシごとに、ステップS103により取得された各利用情報取得項目の内容を、対応の規定情報項目に格納してクーポン情報を生成する(ステップS104)。ステップS104の処理により、図12におけるクーポンID=000001のクーポン情報のように、電子チラシ配信サーバ100を収集元とするクーポン情報が生成される。
クーポン情報管理部403は、ステップS104により生成したクーポン情報を、クーポン情報記憶部451に記憶させる(ステップS105)。
続いて、図14のフローチャートを参照して、本実施形態のクーポン統合管理サーバ400が広告記事サーバ200からクーポン情報を収集するための処理手順例について説明する。
クーポン統合管理サーバ400における情報項目取得部402は、広告記事サーバ200からのクーポン情報収集の次の開始タイミングまでの一定時間が経過するのを待機している(ステップS201−NO)。
例えば、広告記事については、分単位で配信日時を設定できる。これに応じて、ステップ201の一定時間としては、例えば5分程度のように比較的短い時間とすることが好ましい。これにより、新規に投稿された広告記事により提供されるクーポンを、より迅速にクーポンリスト画像に反映させることができる。
情報項目取得部402は、一定時間が経過するのに応じて(ステップS201−YES)、以下の処理を実行する。
つまり、情報項目取得部402は、広告記事サーバ200に対して、新規の広告記事のうちから、分類の情報項目が「クーポン」であることを示す広告記事ごとの利用対象情報項目を要求する利用対象情報項目要求を送信する(ステップS202)。
ここでの新規の広告記事とは、前回のクーポン情報収集の終了タイミングから今回のクーポン情報開始のタイミングまでの期間において新規に登録された広告記事である。
広告記事サーバ200は、ステップS202により送信された利用対象情報項目要求に応答して、新規の広告記事のうちで、分類の情報項目が「クーポン」であることを示す広告記事情報を広告記事情報テーブルから検索する。つまり、広告記事サーバ200は、新規の広告記事のうちからクーポンを提供する広告記事を検索する。
広告記事サーバ200は、検索した広告記事情報ごとの情報項目のうちから、利用対象情報項目要求により利用対象情報項目として指定されている情報項目を、クーポン統合管理サーバ400に対して送信する。このように送信された広告記事ごとの利用対象情報項目は、クーポン統合管理サーバ400における通信部401にて受信される。
情報項目取得部402は、上記のように通信部401にて受信された広告記事ごとの利用対象情報項目を取得する(ステップS203)。
次に、クーポン情報管理部403は、情報項目対応テーブルが示す広告記事の利用対象情報項目とクーポン情報における規定情報項目との対応関係に従って、広告記事ごとに、ステップS203により取得された各利用情報取得項目の内容を、対応の規定情報項目に格納してクーポン情報を生成する(ステップS204)。
ステップS204の処理により、図12に例示したクーポンID=000101のクーポン情報のように、広告記事サーバ200を収集元とするクーポン情報が生成される。
クーポン情報管理部403は、ステップS204により生成したクーポン情報を、クーポン情報記憶部451に記憶させる(ステップS205)。
続いて、図15のフローチャートを参照して、本実施形態のクーポン統合管理サーバ400がクーポン提供サーバ300からクーポン情報を収集するための処理手順例について説明する。
クーポン統合管理サーバ400における情報項目取得部402は、クーポン提供サーバ300からのクーポン情報収集の次の開始タイミングまでの一定時間が経過するのを待機している(ステップS301−NO)。
クーポン提供サーバ300におけるクーポン対象商品の更新は、例えば1日1回の周期で行われる。そこで、ステップS301における一定時間としては、1日ごとにおける所定時刻を対応させればよい。
情報項目取得部402は、一定時間が経過するのに応じて(ステップS301−YES)、以下の処理を実行する。
つまり、情報項目取得部402は、クーポン提供サーバ300に対して、新規のクーポン対象商品ごとの利用対象情報項目を要求する利用対象情報項目要求を送信する(ステップS302)。
ここでの新規のクーポン対象商品とは、前回のクーポン情報収集の終了タイミングから今回のクーポン情報開始のタイミングまでの期間において新規に登録されたクーポン対象商品である。
クーポン提供サーバ300は、ステップS302により送信された利用対象情報項目要求に応答して、新規のクーポン対象商品の商品情報ごとの情報項目のうちから、利用対象情報項目要求により利用対象情報項目として指定されている情報項目を、クーポン統合管理サーバ400に対して送信する。この場合において、例えば商品情報におけるクーポン内容の情報項目は利用対象情報項目としては利用されないため、クーポン統合管理サーバ400に対して送信しなくともよい。
このように送信されたクーポン対象商品ごとの利用対象情報項目は、クーポン統合管理サーバ400における通信部401にて受信される。
情報項目取得部402は、上記のように通信部401にて受信されたクーポン対象商品ごとの利用対象情報項目を取得する(ステップS303)。
次に、クーポン情報管理部403は、情報項目対応テーブルが示すクーポン対象商品の利用対象情報項目とクーポン情報における規定情報項目との対応関係に従って、クーポンごとに、ステップS303により取得された各利用情報取得項目の内容を、対応の規定情報項目に格納してクーポン情報を生成する(ステップS304)。
ステップS304の処理により、図12に例示したクーポンID=001000に対応するクーポン情報のように、クーポン提供サーバ300を収集元とするクーポン情報が生成される。
クーポン情報管理部403は、ステップS304により生成したクーポン情報を、クーポン情報記憶部451に記憶させる(ステップS305)。
続いて、図16のフローチャートを参照して、クーポンリストデータに関連してユーザ端末装置500とクーポン統合管理サーバ400とが実行する処理手順例について説明する。
ユーザ端末装置500のユーザは、クーポンリスト画像を表示させたい場合に、電子チラシ閲覧アプリケーション上で、クーポンリスト画像の表示を指示する操作を行う。
クーポンリスト画像の表示を指示する操作に応じて、ユーザ端末装置500におけるクーポンリスト処理部502は、電子チラシ閲覧アプリケーションに登録されている位置情報を含めたクーポンリストデータ要求を、クーポン統合管理サーバ400に送信する(ステップS401)。
クーポンリスト処理部502は、ステップS401により送信したクーポンリストデータ要求に応答して、クーポン統合管理サーバ400にクーポンリストデータを送信する。送信されたクーポンリストデータは通信部501にて受信される。クーポンリスト処理部502は、通信部501にて受信されたクーポンリストデータを取得する(ステップS402)。
クーポンリスト処理部502は、ステップS402にて取得したクーポンリストデータを利用して、例えば、図5にて例示したようにクーポンリスト画像を表示部503に表示させる(ステップS403)。
次にクーポン統合管理サーバ400が実行する処理手順例について説明する。
クーポン統合管理サーバ400において、通信部401は、ステップS401によりユーザ端末装置500から送信されたクーポンリストデータ要求を受信する(ステップS501)。
クーポンリストデータ送信部404は、ステップS501にてクーポンリストデータ要求が受信されるのに応じて、以下の処理を実行する。
つまり、クーポンリストデータ送信部404は、クーポン情報記憶部451に記憶されるクーポン情報のうちから、ステップS401にて受信したクーポンリストデータ要求に含まれる位置情報が示す位置に対応する配信対象地域の情報項目を含むクーポン情報を検索する(ステップS502)。
次に、クーポンリストデータ送信部404は、ステップS502にて検索されたクーポン情報について、さらに以下の検索条件による絞り込み検索を行う。つまり、クーポンリストデータ送信部404は、ステップS502にて検索されたクーポン情報のうちから、提供開始日時の規定情報項目が示す日時から提供終了日時の規定情報項目が示す日時までの期間に現在日時が含まれるクーポン情報をさらに検索する(ステップS503)。これにより、提供開始日時に至っていないクーポン情報と、提供終了日時を経過したクーポン情報が除外される。
クーポンリストデータ送信部404は、ステップS503の検索により絞り込まれたクーポン情報ごとに含まれる提供開始日時の情報項目を参照し、検索したクーポン情報のそれぞれに基づいて生成されるクーポン提供画像のリスト順を決定する。(ステップS504)。
次に、クーポンリストデータ送信部404は、ステップS503の検索により絞り込まれたクーポン情報を利用して、ステップS504により決定されたリスト順に従ってクーポン提供画像が配列されたクーポンリストデータを生成する(ステップS505)。
クーポンリストデータ送信部404は、ステップS505により生成したクーポンリストデータをユーザ端末装置500に送信する(ステップS506)。
このような処理によって、クーポン統合管理サーバ400は、ユーザ端末装置500からの要求に応答して、クーポンデータリストを生成することができる。
なお、上述のクーポン統合管理サーバ400やユーザ端末装置500の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりクーポン統合管理サーバ400やユーザ端末装置500としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
10 電子チラシ配信業者
20 クーポン提供サイト運営業者
100 電子チラシ配信サーバ
200 広告記事サーバ
300 クーポン提供サーバ
400 クーポン統合管理サーバ
401 通信部
402 情報項目取得部
403 クーポン情報管理部
404 クーポンリストデータ送信部
405 記憶部
451 クーポン情報記憶部
452 情報項目対応テーブル記憶部
500 ユーザ端末装置

Claims (8)

  1. それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得部と、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理部と、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信部とを備え
    前記情報項目取得部は、
    電子チラシとしての広告コンテンツを配信する広告コンテンツ提供サーバが記憶する電子チラシから利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている電子チラシのうち、電子チラシのタイトルを示す情報項目において特典サービスに対応する特定の文字列が含まれている電子チラシから利用対象情報項目を取得し、
    広告主から投稿された広告記事としての広告コンテンツを提供する広告コンテンツ提供サーバが記憶する広告記事から利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている広告記事のうち、広告記事の分類を示す情報項目が特典サービスを提供する記事であることを示す広告記事から利用対象情報項目を取得する
    特典サービス統合管理装置。
  2. それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得部と、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理部と、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信部とを備え、
    前記特典サービス情報管理部は、
    前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の開始を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供開始日時の規定情報項目に格納し、
    前記特典サービスリストデータ送信部は、
    前記提供開始日時の規定情報項目が示す日時に基づいて特典サービスリストデータにおける特典サービス提供画像のリスト順を決定し、決定したリスト順が反映された特典サービスリストデータを生成する
    特典サービス統合管理装置。
  3. 前記特典サービス情報管理部は、
    前記情報項目取得部により取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の終了を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供終了日時の規定情報項目に格納し、
    前記特典サービスリストデータ送信部は、
    提供終了日時の規定情報項目が示す日時が経過した特典サービス情報を含まない特典サービスリストデータを生成する
    請求項1または2に記載の特典サービス統合管理装置。
  4. 前記特典サービス情報管理部は、
    広告コンテンツを配信すべき地域を示す利用対象情報項目の内容を配信対象地域の規定情報項目に格納し、
    前記特典サービスリストデータ送信部は、
    前記特典サービスリストデータの要求に含まれる位置情報が示す位置に対応する配信対象地域の規定情報項目を含む特典サービス情報を利用して特典サービスリストデータを生成する
    請求項1からのいずれか一項に記載の特典サービス統合管理装置。
  5. それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを備え
    前記情報項目取得ステップは、
    電子チラシとしての広告コンテンツを配信する広告コンテンツ提供サーバが記憶する電子チラシから利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている電子チラシのうち、電子チラシのタイトルを示す情報項目において特典サービスに対応する特定の文字列が含まれている電子チラシから利用対象情報項目を取得し、
    広告主から投稿された広告記事としての広告コンテンツを提供する広告コンテンツ提供サーバが記憶する広告記事から利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている広告記事のうち、広告記事の分類を示す情報項目が特典サービスを提供する記事であることを示す広告記事から利用対象情報項目を取得する
    特典サービス統合管理方法。
  6. それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを備え、
    前記特典サービス情報管理ステップは、
    前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の開始を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供開始日時の規定情報項目に格納し、
    前記特典サービスリストデータ送信ステップは、
    前記提供開始日時の規定情報項目が示す日時に基づいて特典サービスリストデータにおける特典サービス提供画像のリスト順を決定し、決定したリスト順が反映された特典サービスリストデータを生成する
    特典サービス統合管理方法。
  7. コンピュータに、
    それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを実行させるためのプログラムであって、
    前記情報項目取得ステップは、
    電子チラシとしての広告コンテンツを配信する広告コンテンツ提供サーバが記憶する電子チラシから利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている電子チラシのうち、電子チラシのタイトルを示す情報項目において特典サービスに対応する特定の文字列が含まれている電子チラシから利用対象情報項目を取得し、
    広告主から投稿された広告記事としての広告コンテンツを提供する広告コンテンツ提供サーバが記憶する広告記事から利用対象情報項目を取得する場合には、記憶されている広告記事のうち、広告記事の分類を示す情報項目が特典サービスを提供する記事であることを示す広告記事から利用対象情報項目を取得する
    プログラム。
  8. コンピュータに、
    それぞれ異なる形式の広告コンテンツを提供する複数の広告コンテンツ提供サーバのそれぞれにおいて記憶される広告コンテンツのうち特典サービスを提供する広告コンテンツから、特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービス情報の生成に利用する利用対象情報項目を取得する情報項目取得ステップと、
    広告コンテンツの形式ごとに応じた前記利用対象情報項目と前記特典サービス提供画像の形式に対応する規定情報項目との対応関係に基づいて、前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のそれぞれを対応の規定情報項目に格納した特典サービス情報を記憶部に記憶させる特典サービス情報管理ステップと、
    複数の特典サービス提供画像の表示に利用される特典サービスリストデータの要求をユーザ端末装置から受信するのに応じて、特典サービスリストデータに含めるべき特典サービス情報を記憶部から取得し、取得した特典サービス情報を含む特典サービスリストデータを、前記ユーザ端末装置に送信する特典サービスリストデータ送信ステップとを実行させるためのプログラムであって、
    前記特典サービス情報管理ステップは、
    前記情報項目取得ステップにより取得された利用対象情報項目のうち、広告コンテンツの提供の開始を示す日時を示す利用対象情報項目の内容を、提供開始日時の規定情報項目に格納し、
    前記特典サービスリストデータ送信ステップは、
    前記提供開始日時の規定情報項目が示す日時に基づいて特典サービスリストデータにおける特典サービス提供画像のリスト順を決定し、決定したリスト順が反映された特典サービスリストデータを生成する
    プログラム。
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