JP6285708B2 - 保護チューブ - Google Patents

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Description

本発明は、保護チューブに関する。
自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスは、複数の電線を束にした電線束(幹線)における所定の電線(支線)を分岐したり、幹線や支線の端末にコネクタを接続したりして構成される。また、このようなワイヤハーネスは、電線を保護するために、可撓性を有する樹脂製の保護チューブによって覆われることがある。この保護チューブは、チューブ軸線直交断面形状が閉じた円形状の通し保護チューブと、スリットを有することでチューブ軸線直交断面形状が開いたC字状の腹割き保護チューブとに大別される。
例えば、端末に端子を圧着した電線に先に通された通し保護チューブは、コネクタ接続部の近傍(コネクタ首下)に電線を露出させることにより、電線端末に取付けた端子をコネクタに挿入する際の作業代の余裕(電線を折り曲げてコネクタに端子を挿入するための余裕長さ)を確保しなければならないため、ワイヤハーネスの両端側においてコネクタ等に保護チューブを突き当てるようにして外装を施すことができない。また、腹割き保護チューブは、コネクタ接続作業後にスリットを開いて外装できるのでワイヤハーネス両端側でコネクタ等に突き当てることはできるが、外周に粘着テープ等を巻いて開きを規制しなければならず、余分な作業や部材が必要となってコスト高となる。
そこで、このよう不具合を解消するものとして特許文献1に開示されたワイヤハーネスの保護チューブ取付構造や、特許文献2に開示された自動変速機に用いられるワイヤーの保護装置及びその取付方法が知られている。
特許文献1に開示されたワイヤハーネスの保護チューブ取付構造は、図9に示すように、複数の支線501の分岐点503の電線群にテープ505を巻き付けて電線群に固着しておく一方、上記複数の支線501を外装する1本の可撓性を有する樹脂製の共用チューブ507を設け、該共用チューブ507の内周面を上記テープ505に当接させ、該テープ505を乗り越えて上記共用チューブ507を移動可とするが停止位置で保持させるように構成している。幹線509には、図9の(a)に示すように、スリット入りコルゲートチューブ511が被せられ、該コルゲートチューブ511の先端より上記テープ505が出た位置に取り付けられるように設定されている。各支線端末のコネクタ513を相手部品515と接続する時は、図9の(b)に示すように、上記共用チューブ507を幹線側へと位置させて保持しておく。そして、コネクタ接続後は、図9の(c)に示すように、共用チューブ507を移動させて複数の支線501に外嵌させた状態で保持している。
また、特許文献2に開示された自動変速機に用いられるワイヤーの保護装置及びその取付方法は、図10の(a)に示すように、ワイヤー・ハーネス・サブアッシ517の保護チューブ519が、小径保護チューブ(小口径保護チューブ)521と、この小径保護チューブ521に相対移動可能に被せられた大径保護チューブ(大口径保護チューブ)523とからなる。そして、小径保護チューブ521をコネクタ513に偏倚させかつ大径保護チューブ523をセンサ本体525に偏倚させた状態で、ハーネスクランプ527で小径保護チューブ521をA/Tケース529の所定位置に固定する。この状態では、図10の(b)に示すように、ハーネスクランプ527が大径保護チューブ523のコネクタ513の方への移動を阻止して位置規制している。この大径保護チューブ523の位置規制により、ワイヤー露出部531が大径保護チューブ523で覆われて保護されるようになる。
特開平11−37349号公報 特開2003−65426号公報
しかしながら、上記特許文献1のワイヤハーネスの保護チューブ取付構造の場合、チューブ保持用のテープ505を巻き付けて電線群に固着しておく必要があり、作業性がよくない。また、上記特許文献2の自動変速機に用いられるワイヤーの保護装置及びその取付方法の場合は、大径保護チューブ523を位置規制するハーネスクランプ527が必要となり、取付時に両チューブを手で押さえながら作業しなければならず、作業性がよくない。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤハーネスの電線を保護する電線保護作業を行いやすくできる保護チューブを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 小口径保護チューブと、前記小口径保護チューブに相対移動可能に被せられた大口径保護チューブとによってワイヤハーネスの電線を保護する保護チューブであって、長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブとは、前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブの少なくとも一方のチューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることによって互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ。
上記(1)の構成の保護チューブによれば、ワイヤハーネスの電線の外周側に、小口径保護チューブと大口径保護チューブとが挿入(外挿)される。小口径保護チューブ及び大口径保護チューブが外挿されたワイヤハーネスの電線は、一端側が一方の基準部分となり、他端側が他方の基準部分となる。これら基準部分は、例えば電線の端部に装着されるコネクタや、ワイヤハーネスの幹線から分岐される支線の分岐部分となる。例えば電線の両端側がコネクタの場合には、一方のコネクタが取り付けられた電線の他方の端から小口径保護チューブ及び大口径保護チューブが外挿される。そして、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブが外挿された電線の他方の端には、他のコネクタが取り付けられる。
ワイヤハーネスの電線に外挿された保護チューブは、伸長する方向に小口径保護チューブと大口径保護チューブが相対移動(スライド)される。小口径保護チューブと大口径保護チューブとは、少なくとも一方のチューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることによって互いに摩擦係合する。伸長した保護チューブにおける小口径保護チューブと大口径保護チューブとは、長手方向の相対移動が規制され、両端が一方の基準部分と他方の基準部分に位置決めされた状態に保持される。これにより、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブの固定工程への速やかな移行が可能となり、ワイヤハーネスの電線を保護する電線保護作業を行いやすくできる。
(2) 上記(1)の保護チューブであって、前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブの両方のチューブ軸線直交断面形状が、円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることを特徴とする保護チューブ。
上記(2)の構成の保護チューブによれば、小口径保護チューブと大口径保護チューブとに生じさせる摩擦係合による保持力が、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブのチューブ軸線回りの相対回転角度に応じて調整可能となる。
(3) 小口径保護チューブと、前記小口径保護チューブに相対移動可能に被せられた大口径保護チューブとによってワイヤハーネスの電線を保護する保護チューブであって、長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブとは、前記小口径保護チューブが前記大口径保護チューブより長く、前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブのうち少なくとも前記小口径保護チューブが長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成されることによって、挿通された前記電線がこれらの内周面に対して圧接し、前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブと前記電線とが互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ。
上記(3)の構成の保護チューブによれば、小口径保護チューブに大口径保護チューブが被せられると、大口径保護チューブの内周面に、小口径保護チューブの外周面が長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブと大口径保護チューブが摩擦係合する。また、小口径保護チューブと大口径保護チューブのうち少なくとも小口径保護チューブが曲線状に形成されることにより、挿通された電線がこれらの内周面に対して長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブと電線も摩擦係合する。このような摩擦係合によって、伸長された保護チューブにおける小口径保護チューブと大口径保護チューブとは、長手方向の相対移動が規制され、両端が一方の基準部分と他方の基準部分に位置決めされた状態に保持される。これにより、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブの固定工程への速やかな移行が可能となり、ワイヤハーネスの電線を保護する電線保護作業を行いやすくできる。
本発明に係る保護チューブによれば、ワイヤハーネスの電線を保護する電線保護作業を行いやすくできる保護チューブを提供することにある。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(a)及び(b)は大口径保護チューブのチューブ軸線直交断面形状が非円形の場合の本発明の一実施形態に係る保護チューブを備えたワイヤハーネスの分解図及び組立図である。 (a)は図1の(b)におけるII−II断面図、(b)は小口径保護チューブのチューブ軸線直交断面形状が非円形の場合の保護チューブのチューブ軸線直交断面図である。 (a)は大口径保護チューブ及び小口径保護チューブのチューブ軸線直交断面形状が非円形の場合の摩擦係合前の保護チューブが取り付けられたワイヤハーネスのチューブ軸線直交断面図、(b)は(a)の保護チューブが摩擦係合途中のチューブ軸線直交断面図、(c)は(b)の保護チューブが摩擦係合後のチューブ軸線直交断面図である。 保護チューブが巻取りリールに巻き取られることで押圧変形される過程を表した模式図であり、(a)は押し出し成形された断面円形の保護チューブが巻取りリールに巻き取られる過程を表し、(b)は巻取りリールに巻き取られた保護チューブが引き出される過程を表す。 (a)は図4のA1−A1断面図、(b)は図4のB1−B1断面図、(c)は図4のC−C断面図、(d)は図4のB2−B2断面図、(e)は図4のA2−A2断面図である。 図1の(a)に示した保護チューブの取付作業を(a)〜(c)で表した手順説明図である。 小口径保護チューブが曲線状に形成された他の実施形態に係る保護チューブの取付作業を(a)〜(d)で表した手順説明図である。 ワイヤハーネスにおける一方の基準部分が分岐部分である場合の保護チューブが取り付けられたワイヤハーネスの要部斜視図である。 従来のワイヤハーネスの保護チューブ取付構造を有するワイヤハーネスの製造工程を(a)〜(c)で表した手順説明図である。 従来の自動変速機に用いられるワイヤーの保護装置を有するワイヤハーネスの製造工程を(a)〜(c)で表した手順説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る保護チューブ11は、例えば車両用のワイヤハーネス13に好適に用いることができる。
本実施形態に係るワイヤハーネス13は、複数の電線15を束にした電線束(図8に示す幹線17)の所定の電線15(図8に示す支線19)を分岐したり、幹線17や支線19にコネクタを接続したりして構成される。幹線17や支線19は、外周に粘着テープ21が所定間隔で巻かれて、解れないように束ねられる。
図1に示す本実施形態のワイヤハーネス13は、幹線のみからなる場合を例に説明する。ワイヤハーネス13は、複数の電線15の一方端に第1コネクタ23が取り付けられ、他方端に第2コネクタ25が取り付けられる。本実施形態において、第1コネクタ23はワイヤハーネスにおける一方の基準部分であり、第2コネクタ25はワイヤハーネスにおける他方の基準部分である。この他、本実施形態に係るワイヤハーネスは、図8に示すワイヤハーネス27のように、ワイヤハーネスにおける一方の基準部分が分岐部分29、ワイヤハーネスにおける他方の基準部分がコネクタ31であってもよい。
本実施形態に係る第1コネクタ23及び第2コネクタ25は、複数の端子金具33がコネクタハウジングの内部に装着される。それぞれの端子金具33は、ワイヤハーネス13の所定の電線15の末端に接続されている。端子金具33は、電線15の末端に接続された状態で、第1コネクタ23又は第2コネクタ25におけるコネクタハウジング内の端子収容室に挿入され、端子収容室に設けられた図示しないランスに係止されて抜脱が規制される。
このワイヤハーネス13の複数の電線15の外周には、保護チューブ11が挿入(外挿)される。即ち、保護チューブ11の内側に、ワイヤハーネス13の複数の電線15が挿入される。ワイヤハーネス13には、何れか一方のコネクタ(本実施形態では第2コネクタ25)が取り付けられる前に、保護チューブ11が外挿される。保護チューブ11は、端末に端子金具33が取り付けられた状態の電線15に対して外挿が可能となっている。
ワイヤハーネス13の電線15を保護する保護チューブ11は、小口径保護チューブ35と、小口径保護チューブ35に相対移動可能に被せられた大口径保護チューブ37と、を有する。より具体的には、例えば小口径保護チューブ35は、直径約6mm、長さ約60mmで形成される。また、大口径保護チューブ37は、直径約8mm、長さ約40mmで形成される。小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)により製造することができる。
本実施形態に係る保護チューブ11は、図2の(a),(b)に示すように、小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37の何れか一方のチューブ軸線直交断面形状(横断面形状)が円形断面を所定以上に押圧変形させた略楕円形(非円形)に形成される。これによって、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とは、互いに摩擦係合する。
即ち、図2の(a)に示した保護チューブ11では、大口径保護チューブ37が略楕円形断面に形成されることで、大口径保護チューブ37の内周面の一部が小口径保護チューブ35の円筒外周面に弾性接触して摩擦係合している。一方、図2の(b)に示した保護チューブ11では、小口径保護チューブ35が略楕円形断面に形成されることで、小口径保護チューブ35の外周面の一部が大口径保護チューブ37の円筒内周面に弾性接触して摩擦係合している。
更に、図3に示すように、小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37は、両方のチューブ軸線直交断面形状が略楕円形(非円形)に形成されてもよい。この構成では、図3の(b),(c)に示すように、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とがチューブ軸線の回りに適宜相対回転されることにより、互いに弾性接触する小口径保護チューブ35の外周面と大口径保護チューブ37の内周面との間に生じる垂直抗力が変化し、相対回転角度に応じて摩擦係合による保持力が調整可能となる。このような摩擦係合によって、保護チューブ11は、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とが互いに動きにくくなる。これにより、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とは、チューブ軸線に沿う方向の移動が規制され、位置決め状態での保持が可能となる。
ところで、上述の小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37のチューブ軸線直交断面形状は、例えば図4の(a)に示すように、断面円形に押し出し成形された小口径保護チューブ35(又は大口径保護チューブ37)を巻取りリール55に巻き付けることにより、円形断面を所定以上に押圧変形させて形成することができる。即ち、押し出し成形された小口径保護チューブ35(又は大口径保護チューブ37)は、ダイス出口直後の断面形状が、図5の(a)に示すような真円から、図5の(b)に示す略楕円に弾性変形され、更に、巻取りリール55に巻かれることで、図5の(c)示す偏平な長円形状に弾性変形される。
そして、巻取りリール55に巻き付けられた小口径保護チューブ35(又は大口径保護チューブ37)は、ワイヤハーネス13の製造ラインに搬送され、図4の(b)に示すように、巻取りリール55から引き出されて所定長さに切断された後、電線15に挿通される。ここで、巻取りリール55から引き出された小口径保護チューブ35(又は大口径保護チューブ37)は、リール引出し直後の断面形状が、図5の(d)に示すような偏平な略楕円から、図5の(e)に示す略楕円には弾性復帰するが、巻き付けられた際の塑性変形によって図5の(a)に示したような真円に戻ることはない。
従って、小口径保護チューブ35(又は大口径保護チューブ37)は、巻取りリール55に巻き付けられて搬送されることにより、チューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた略楕円形(非円形)に形成される。勿論、他の方法によって、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブ37の何れか一方のチューブ軸線直交断面形状を略楕円形(非円形)に形成することもできる。
次に、上述した保護チューブ11の取付方法を説明する。
本実施形態に係る保護チューブ11の取付方法は、小口径保護チューブ35と、小口径保護チューブ35に相対移動可能に被せられて小口径保護チューブ35より短い大口径保護チューブ37とに電線15が挿通される保護チューブ挿通工程と、大口径保護チューブ37の一端部39がワイヤハーネス13の一方の基準部分(第1コネクタ23)に位置決めされる大口径保護チューブ位置決め工程と、一方の基準部分に位置決めされた大口径保護チューブ37に対して相対移動させて小口径保護チューブ35の他端部41がワイヤハーネス13の他方の基準部分(第2コネクタ25)に位置決めされる小口径保護チューブ位置決め工程と、大口径保護チューブ37の他端部43が小口径保護チューブ35の外周面にオーバーラップした状態に固定される保護チューブ固定工程と、を備える。
より具体的に、保護チューブ挿通工程では、図1の(a)に示すように、一方端に第1コネクタ23の接続されたワイヤハーネス13の複数の電線15に対し、他方端から大口径保護チューブ37及び小口径保護チューブ35が外挿される。
そして、図6の(a)に示すように、電線15の他方端に接続された複数の端子金具33が、第2コネクタ25のコネクタハウジング内の端子収容室にそれぞれ挿入され、電線15の他方端に第2コネクタ25が取り付けられる。
この後、図6の(b)に示すように、ワイヤハーネス13の電線15に外挿された大口径保護チューブ37と小口径保護チューブ35のうち、先ず、大口径保護チューブ37の一端部39が第1コネクタ23側に寄せられる。これにより、ワイヤハーネス13の一方の基準部分である第1コネクタ23に対して大口径保護チューブ37の一端部39が位置決めされる大口径保護チューブ位置決め工程が完了する。
次いで、大口径保護チューブ37が作業者の一方の手で把持された状態で、図6の(c)に示すように、大口径保護チューブ37に対して小口径保護チューブ35が相対移動され(図中、右方へ引き出され)、小口径保護チューブ35の他端部41が第2コネクタ25側に寄せられる。これにより、ワイヤハーネス13の他方の基準部分である第2コネクタ25に対して小口径保護チューブ35の他端部41が位置決めされる小口径保護チューブ位置決め工程が完了する。この際、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とは、上述したように摩擦係合しているので、長手方向の相対移動が規制された状態に保持される。
最後に、図1の(b)に示したように、小口径保護チューブ35が引き出された大口径保護チューブ36の他端部43と、小口径保護チューブ35とがオーバーラップした部分の外周面に、粘着テープ21が巻回されて保護チューブ固定工程が完了する。伸長した大口径保護チューブ37と小口径保護チューブ35とが粘着テープ21によって固定されることで、保護チューブ11は一定長に保持される。その結果、第1コネクタ23及び第2コネクタ25のコネクタ首下が、保護チューブ11によって確実に覆われることになる。
上記構成を有する保護チューブ11の作用を説明する。
上述した本実施形態に係る保護チューブ11では、図1に示すように、ワイヤハーネス13の電線15の外周側に、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とが挿入(外挿)される。小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37が外挿されたワイヤハーネス13の電線15は、一端側の第1コネクタ23が一方の基準部分となり、他端側の第2コネクタ25が他方の基準部分となる。両端側がコネクタの本実施形態の場合には、第1コネクタ23が取り付けられた電線15の他方の端から小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37が外挿される。そして、小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37が外挿された電線15の他方の端には、第2コネクタ25が取り付けられる。
ワイヤハーネス13の電線15に外挿された保護チューブ11は、伸長する方向に小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37が相対移動(スライド)される。小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とは、大口径保護チューブ37のチューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた略楕円形(非円形)に形成されることによって互いに摩擦係合する。伸長した保護チューブ11における小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とは、長手方向の相対移動が規制され、両端が第1コネクタ23と第2コネクタ25に位置決めされた状態に保持される。これにより、小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37の固定工程への速やかな移行が可能となり、ワイヤハーネス13の電線15を保護する電線保護作業を行いやすくできる。
また、図3に示した小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37の両方のチューブ軸線直交断面形状を楕円形(非円形)とした保護チューブ11によれば、小口径保護チューブ35と大口径保護チューブ37とに生じさせる摩擦係合による保持力が、小口径保護チューブ35及び大口径保護チューブ37のチューブ軸線回りの相対回転角度に応じて調整可能となる。
更に、図7に示すように、本発明の他の実施形態に係る保護チューブ47では、例えば小口径保護チューブ45が長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成されることによって、小口径保護チューブ45に大口径保護チューブ37が被せられると、大口径保護チューブ37の内周面に、小口径保護チューブ45の外周面が長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37が摩擦係合する。また、保護チューブ47に挿通された電線15がこれらの内周面に対して長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブ45及び大口径保護チューブ37と電線15も摩擦係合する。この場合、小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37とは、チューブ軸線直交断面が真円形であっても非円形であってもよい。
なお、図7に示した他の実施形態に係る保護チューブ47は、小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37の少なくとも一方が長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成されていればよい。即ち、小口径保護チューブ45が曲線状で大口径保護チューブ37が直線状、小口径保護チューブ45が直線状で大口径保護チューブ37が曲線状、小口径保護チューブ45及び大口径保護チューブ37の両方が曲線状である場合を含む。図7の(a)に示した保護チューブ47では、小口径保護チューブ45が曲線状に形成され、大口径保護チューブ37が直線状に形成されている。
ところで、上述の小口径保護チューブ45が長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線形状は、例えば、押し出し成形された小口径保護チューブ45を巻取りリール55に巻き付けることにより、変形させて形成することができる(図4(a)参照)。
即ち、押し出し成形されて巻取りリール55に巻き付けられた小口径保護チューブ45は、ワイヤハーネス13の製造ラインに搬送され、巻取りリール55から引き出されて所定長さに切断された後、電線15に挿通される(図4(b)参照)。ここで、巻取りリール55から引き出された小口径保護チューブ45は、巻き付けられた際の塑性変形によって直線状に戻ることはない。
従って、小口径保護チューブ45は、巻取りリール55に巻き付けられて搬送されることにより、長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線形状に形成される。勿論、他の方法によって、小口径保護チューブ及び大口径保護チューブの少なくとも一方を長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成することもできる。
次に、上述した保護チューブ47の取付方法を説明する。
本実施形態に係る保護チューブ47の取付方法は、小口径保護チューブ45と、小口径保護チューブ45に相対移動可能に被せられて小口径保護チューブ45より短い大口径保護チューブ37とに電線15が挿通される保護チューブ挿通工程と、大口径保護チューブ37の一端部39がワイヤハーネス13の一方の基準部分(第1コネクタ23)に位置決めされる大口径保護チューブ位置決め工程と、一方の基準部分に位置決めされた大口径保護チューブ37に対して相対移動させて小口径保護チューブ35の他端部41がワイヤハーネス13の他方の基準部分(第2コネクタ25)に位置決めされる小口径保護チューブ位置決め工程と、大口径保護チューブ37の他端部43が小口径保護チューブ45の外周面にオーバーラップした状態に固定される保護チューブ固定工程と、を備える。
より具体的に、保護チューブ挿通工程では、図7の(a)に示すように、一方端に第1コネクタ23の接続されたワイヤハーネス13の複数の電線15に対し、他方端から大口径保護チューブ37及び小口径保護チューブ45が外挿される。
そして、図7の(b)に示すように、電線15の他方端に接続された複数の端子金具33が、第2コネクタ25のコネクタハウジング内の端子収容室にそれぞれ挿入され、電線15の他方端に第2コネクタ25が取り付けられる。
この後、図7の(c)に示すように、ワイヤハーネス13の電線15に外挿された大口径保護チューブ37と小口径保護チューブ45のうち、先ず、大口径保護チューブ37の一端部39が第1コネクタ23側に寄せられる。これにより、ワイヤハーネス13の一方の基準部分である第1コネクタ23に対して大口径保護チューブ37の一端部39が位置決めされる大口径保護チューブ位置決め工程が完了する。
次いで、大口径保護チューブ37が作業者の一方の手で把持された状態で、図7の(c)に示すように、大口径保護チューブ37に対して小口径保護チューブ45が相対移動され(図中、右方へ引き出され)、小口径保護チューブ45の他端部41が第2コネクタ25側に寄せられる。これにより、ワイヤハーネス13の他方の基準部分である第2コネクタ25に対して小口径保護チューブ45の他端部41が位置決めされる小口径保護チューブ位置決め工程が完了する。この際、小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37と電線15とは、上述したように摩擦係合しているので、長手方向の相対移動が規制された状態に保持される。
最後に、図7の(d)に示したように、小口径保護チューブ45が引き出された大口径保護チューブ36の他端部43と、小口径保護チューブ45とがオーバーラップした部分の外周面に、粘着テープ21が巻回されて保護チューブ固定工程が完了する。伸長した大口径保護チューブ37と小口径保護チューブ45とが粘着テープ21によって固定されることで、保護チューブ47は一定長に保持される。その結果、第1コネクタ23及び第2コネクタ25のコネクタ首下が、保護チューブ47よって確実に覆われることになる。
上記構成を有する保護チューブ47の作用を説明する。
上述した他の実施形態に係る保護チューブ47によれば、図7に示すように、小口径保護チューブ45に大口径保護チューブ37が被せられると、大口径保護チューブ37の内周面に、小口径保護チューブ45の外周面が長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37が摩擦係合する。また、小口径保護チューブ45が曲線状に形成されることにより、挿通された電線15がこれら小口径保護チューブ45及び大口径保護チューブ37の内周面に対して長手方向に離間する少なくとも2個所以上で圧接し、小口径保護チューブ45及び大口径保護チューブ45と電線15も摩擦係合する。このような摩擦係合によって、伸長された保護チューブ47における小口径保護チューブ45と大口径保護チューブ37とは、長手方向の相対移動が規制され、両端が一方の基準部分である第1コネクタ23と他方の基準部分である第2コネクタ25に位置決めされた状態に保持される。これにより、小口径保護チューブ45及び大口径保護チューブ37の固定工程への速やかな移行が可能となり、ワイヤハーネス13の電線15を保護する電線保護作業を行いやすくできる。
ここで、上述した本発明に係る保護チューブの実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] 小口径保護チューブ35と、前記小口径保護チューブ35に相対移動可能に被せられた大口径保護チューブ37とによってワイヤハーネス13の電線15を保護する保護チューブ11であって、長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブ35と前記大口径保護チューブ37とは、前記小口径保護チューブ35及び前記大口径保護チューブ37の少なくとも一方のチューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることによって互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ11。
[2] 上記[1]の保護チューブ11であって、前記小口径保護チューブ35及び前記大口径保護チューブ37の両方のチューブ軸線直交断面形状が、円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることを特徴とする保護チューブ11。
[3] 小口径保護チューブ45と、前記小口径保護チューブ45に相対移動可能に被せられた大口径保護チューブ37とによってワイヤハーネス13の電線15を保護する保護チューブ47であって、長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブ45と前記大口径保護チューブ37とは、前記小口径保護チューブ45と前記大口径保護チューブ37の少なくとも一方が長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成されることによって互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ47。
従って、本実施形態に係る保護チューブ11,47によれば、ワイヤハーネス13の電線15を保護する電線保護作業を容易にすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…保護チューブ
13…ワイヤハーネス
15…電線
35…小口径保護チューブ
37…大口径保護チューブ

Claims (3)

  1. 小口径保護チューブと、前記小口径保護チューブに相対移動可能に被せられた大口径保護チューブとによってワイヤハーネスの電線を保護する保護チューブであって、
    長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブとは、前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブの少なくとも一方のチューブ軸線直交断面形状が円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることによって互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ。
  2. 請求項1に記載の保護チューブであって、
    前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブの両方のチューブ軸線直交断面形状が、円形断面を所定以上に押圧変形させた非円形に形成されることを特徴とする保護チューブ。
  3. 小口径保護チューブと、前記小口径保護チューブに相対移動可能に被せられた大口径保護チューブとによってワイヤハーネスの電線を保護する保護チューブであって、
    長手方向に沿って相対移動される前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブとは、前記小口径保護チューブが前記大口径保護チューブより長く、前記小口径保護チューブと前記大口径保護チューブのうち少なくとも前記小口径保護チューブが長手方向に沿って所定以上に湾曲された曲線状に形成されることによって、挿通された前記電線がこれらの内周面に対して圧接し、前記小口径保護チューブ及び前記大口径保護チューブと前記電線とが互いに摩擦係合することを特徴とする保護チューブ。
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