JP6284709B2 - 電動工具用電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具の電源として該電動工具の工具本体に着脱可能に構成される電動工具用電池パックに関する。
近年の電動工具にあっては、電源となる電動工具用電池パックが工具本体に装着されて使用される(例えば、非特許文献1参照)。この電動工具用電池パックは、工具本体に対して着脱可能な充電式バッテリにて構成される。すなわち、この電動工具用電池パックは、工具本体に取り付けられて使用された後には、工具本体から取り外されて専用充電器にて充電される。充電器にて充電された電動工具用電池パックは、再び工具本体に取り付けられる。なお、この電動工具用電池パックが装着される工具本体や専用充電器については、以下、総じて被装着具と称する場合がある。
この電動工具用電池パックは、一般に、外装としても機能する筐体ケースと、筐体ケース内に装置されるバッテリ本体とを備える。バッテリ本体は、充放電可能な複数のバッテリセルと、この複数のバッテリセルの充放電を制御する回路基板とを備える。このため、回路基板には、バッテリセルに対して充放電をするために接続される正負の接続端子が設けられている。また、この回路基板には、取り付けられた工具本体や取り付けられた充電器に対して信号を送受信するための信号端子が設けられている。
この信号端子は、この電動工具用電池パックが被装着具に装着された場合に、この電動工具用電池パックに関する情報等を送受信させる通信用の信号端子として構成される。この信号端子は、一般に複数種類の情報ごとに応じて設けられる。このため、複数の信号端子は、一般に隣接配置されている。
2012年4月発行 マキタ総合カタログ (BL1430の掲載ページ)
一方、上記した電動工具にあっては、屋外で利用されることもある。このため、このような電動工具用電池パックにも雨滴等の水がかかってしまうことがあり、信号端子にも雨滴等の水がかかってしまうおそれがある。仮に、信号端子に水がかかってしまうと、隣接配置される信号端子同士が電気的に接続されてしまいかねない。このように隣接配置される信号端子同士が電気的に接続されてしまうと、誤った情報の送受信を行うと識別されることもあり、誤作動させてしまう原因ともなりかねない。このため、上記した電動工具に取り付けられる電動工具用電池パックにあっては、たとえ雨滴等の水がかかってしまうことがあったとしても、誤った情報の送受信を行わせないように、これら信号端子同士の間での電気的な接続がされてしまわないようにしておきたい。
他方、このように設けられる信号端子を保護するにあたっては、例えばホットメルトモールディングとも称される、低温低圧成形樹脂による信号端子の被覆加工も考えることができる。しかしながら、このような低温低圧成形樹脂による信号端子の被覆加工だけでは十分に足りていないとの声もあり、さらなる工夫が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、電動工具の電源として該電動工具の工具本体に装着可能に構成される電動工具用電池パックにおいて、電動工具用電池パックに水がかかってしまうことがあっても、電動工具用電池パックに設けられる信号端子間における電気的な接続がされてしまうのを抑えるようにしておくことにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具用電池パックは次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具用電池パックは、下側ケースと、前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、前記バッテリセルに接続される回路基板と、前記回路基板に並列配置されて接続される正極端子および負極端子と、前記回路基板に接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板には、絶縁材料にて成形される絶縁材が設けられている、ことを特徴とする。なお、前記第一の信号端子に対する前記第二の信号端子とは、互いに並列配置される『一の信号端子』とは相違する『他の信号端子』であることを意味している。
この第1の発明に係る電動工具用電池パックによれば、第一の信号端子と第二の信号端子との間の回路基板には、絶縁材料にて成形される絶縁材が設けられている。これによって、絶縁材は、これら第一の信号端子と第二の信号端子とを隔てるように作用することができる。これによって、並列配置される第一の信号端子と第二の信号端子とに水がかかってしまうことがあっても、これら並列配置される第一の信号端子と第二の信号端子とを隔てる絶縁材は、かかった水を電気的に分断させることができる。したがって、かかった水を介して、第一の信号端子と第二の信号端子とが電気的に接続してしまうのを防止することができる。
第2の発明に係る電動工具用電池パックは、下側ケースと、前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、前記バッテリセルに接続される回路基板と、前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、前記回路基板に並列配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板には、弾性を有して他と気密に接触可能な軟質材が設けられており、前記軟質材は、前記上側ケースに対して接触可能な形状を有して成形されている、ことを特徴とする。
第3の発明に係る電動工具用電池パックは、下側ケースと、前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、前記バッテリセルに接続される回路基板と、前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、前記回路基板に並列配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、前記回路基板には、弾性を有して他と気密に接触可能な軟質材が設けられており、前記軟質材は、前記正極端子に対して前記負極端子配置側とは反対側となる一側範囲と、前記負極端子に対して前記正極端子配置側とは反対側となる他側範囲とに分けられて設けられている、ことを特徴とする。
第4の発明に係る電動工具用電池パックは、下側ケースと、前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、前記バッテリセルに接続される回路基板と、前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、前記回路基板に並列配置されて接続される信号端子と、を有し、前記回路基板には、絶縁樹脂材料にて成形される絶縁材が設けられており、前記信号端子の端子接続方向に沿った基端側には、該端子接続方向と交差する方向に延びるように成形される隔壁部が前記絶縁材によって設けられている、ことを特徴とする。
第1の実施の形態の電池パックの前側外観を示す外観斜視図である。 図1の電池パックを後側外観を示す外観斜視図である。 図1の電池パックのバッテリ本体の前側斜視を示す斜視図である。 図3のバッテリ本体の後側斜視を示す斜視図である。 バッテリ本体が下側ケースの内部に装置されているのを示す斜視図である。 上側ケースの内部側を示す斜視図である。 図2における(VII)-(VII)断面矢視を示す断面図である。 隔壁部を除いた回路基板の上面の構成を示す斜視図である。 図3における信号端子および周辺を示す拡大斜視図である。 図4における信号端子および周辺を示す拡大斜視図である。 図7における信号端子および周辺を示す拡大断面図である。 第2の実施の形態の電池パックの前側外観を示す外観斜視図である。 図12の電池パックを後側外観を示す外観斜視図である。 図12の電池パックのバッテリ本体の前側斜視を示す斜視図である。 図10のバッテリ本体の後側斜視を示す斜視図である。 バッテリ本体が下側ケースの内部に装置されているのを示す斜視図である。 上側ケースの内部側を示す斜視図である。 図13における(XVIII)-(XVIII)断面矢視を示す断面図である。 図18における信号端子および周辺を示す拡大断面図である。 第3の実施の形態の回路基板の上面の構成を示す斜視図である。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明に係る電動工具用電池パックを実施するための第1の実施の形態について図1〜図11を参照しながら説明する。図1に示す符号10は、本発明に係る電動工具用電池パックに相当する電池パックである。この電池パック10は、例えば電動ドライバに代表される各種の電動工具の工具本体(被装着具)にスライドさせることにより着脱可能に構成される充電式バッテリである。工具本体に装着された電池パック10は、電動工具の電源として機能する。このため、電池パック10は、充電量が少なくなると工具本体から取り外されて専用充電器(被装着具)に装着されて充電され、この専用充電器にて充電が完了すると駆動電源として工具本体に装着されるようになっている。
図1の外観斜視図は、この第1の実施の形態の電池パック10の前側外観を示している。図2の外観斜視図は、図1の電池パック10を後側外観を示している。図3の斜視図は、図1の電池パック10のバッテリ本体30の前側斜視を示している。図4の斜視図は、図3のバッテリ本体30の後側斜視を示している。図5の斜視図は、バッテリ本体30が下側ケース21の内部に装置されているのを示している。図6の斜視図は、上側ケース23の内部側を示している。図7の断面図は、図2における(VII)-(VII)断面矢視を示している。以下、この電池パック10について説明するにあたっては、図示記載のとおりの前後上下左右の方向に基づいて説明する。なお、この電池パック10における前側は、電池パック10をスライド装着させる方向に基づいた前側にて設定される。また、この電池パック10における上側は、不図示の被装着具に対して電池パック10と対面する方向に基づいた上側にて設定される。
図1および図2に示すように、電池パック10は、概略、外装ケース20と、この外装ケース20の内部に装置されるバッテリ本体30(図3等を参照)とを備える。外装ケース20は、この電池パック10の外装をなしつつバッテリ本体30を内装する筐体として機能する。この外装ケース20は、上下の2つ割り構造を有して構成される。この外装ケース20は、下側ケース21と上側ケース23とを上下方向に合体して構成される。合体された下側ケース21と上側ケース23とは、不図示の螺子止めにより合体状態が保持される。このように合体されてなる外装ケース20は、内部にバッテリ本体30を装置可能な箱形空間が形成されている。この外装ケース20の細部の構成については、バッテリ本体30について説明した後に説明する。
バッテリ本体30は、上記した外装ケース20の内部に装置される。このバッテリ本体30は、図3および図4に示すように、充電式バッテリとなる電池パック10としての各種の機能が装備される。バッテリ本体30は、電池部31と制御部41とを備える。電池部31は、図示するとおり7本のバッテリセル33を有する。このバッテリセル33は、広く利用される充放電可能なバッテリセルである。この7本のバッテリセル33は上下に略二段積みとなるように並べられて配置される。この7本のバッテリセル33の左右両端の電極には、互いの電極同士を電気的に接続するためのリード板34が設けられている。このリード板34は、4つに区分けされて形成される。すなわち、図3および図4に示すように、バッテリセル33の左右両端の電極には前側から順に、第1リード板341、第2リード板342、第3リード板343、第4リード板344、が取り付けられている。
制御部41は、電池部31の上側に配置される。制御部41は、各種の制御処理を行う回路基板42を有する。回路基板42は、マイコンが装備されており、バッテリセル33の状態を監視して充放電に関する制御を行っている。このため、この回路基板42には、7本のバッテリセル33の左右両端の電極に取り付けられているリード板34の端部が電気的に接続されている。具体的には、リード板34の上端が接続箇所35として設定されて、回路基板42に対して接続されている。この接続箇所35は、第1リード板341に対応する第1接続箇所351、第2リード板342に対応する第2接続箇所352、第3リード板343に対応する第3接続箇所353、第4リード板344に対応する第4接続箇所354により、構成される。つまり、これらの4つのリード板34(341〜344)は、4つの接続箇所35(351〜354)を介して回路基板42に直接固定されていると、リード板34を固定する際の製造作業を簡略化することができて製造の容易化を図ることができる。
このようにバッテリセル33と接続される回路基板42には、各種の端子が設けられている。すなわち、回路基板42には、概略、充放電端子44と信号端子51とが設けられている。充放電端子44は、被装着具となる不図示の工具本体や専用充電器に対して電気的に接続される端子となっている。つまり、この充放電端子44は、工具本体に装着されて電池パック10を電源として使用するに際しての放電用端子として機能する。また、この充放電端子44は、専用充電器に装着されて電池パック10を充電するに際しての充電用端子としても機能する。このため、充放電端子44は、例えば工具本体側のプラス端子と接続されるプラス接続用端子441と、例えば工具本体側のマイナス端子と接続されるマイナス接続用端子442とを備える。このプラス接続用端子441は、本発明に係る正極端子に相当する。また、このマイナス接続用端子442は、本発明に係る負極端子に相当する。これらプラス接続用端子441およびマイナス接続用端子442は、互いに対称となる形状を有して構成される。すなわち、この充放電端子44は、板ばね形の金属端子を対向配置させることにより形成されている。具体的には、これら充放電端子44(プラス接続用端子441,マイナス接続用端子442)は、内側接点端子45と外側接点端子46とを並列配置させて構成される。これら内側接点端子45と外側接点端子46とは、互いに向き合う方向で凸をなすようにR形状を有して形成される。なお、プラス接続用端子441とマイナス接続用端子442とは、互いに対称となる構造にて構成される。具体的には、内側接点端子45は、回路基板42から上側に延びる支持部451と、この支持部451から前後方向に延びる前接点部453および後接点部454とを有する。また、これら前接点部453および後接点部454は、上下方向の2段にて形成されている。また、これと同様に、外側接点端子46も、回路基板42から上側に延びる支持部461と、この支持部461から前後方向に延びる前接点部463および後接点部464とを有する。また、これら前接点部463および後接点部464は、上下方向の2段にて形成されている。つまり、これら充放電端子44(プラス接続用端子441,マイナス接続用端子442)は、板形をなす雄形外部端子を左右両側から挟み込むことにより電気的に接続される端子として構成される。このように充放電端子44が構成されていると、接点が両側の2点とすることができるので接点の通電性を高めることができる。
ところで、この回路基板42には、バッテリセル33の充電残量を表示する充電残量表示装置47が設けられている。この充電残量表示装置47は、回路基板42自体となる回路基板42の前側端縁の下面側に設けられている。この充電残量表示装置47は、表示スイッチ48と、LED(light emitting diode)表示部49とを備える。表示スイッチ48は後側に向けて押し込み可能に構成され、回路基板42自体で支持されるように回路基板42の前側端縁の下面側に取り付けられている。また、LED表示部49も、回路基板42自体で支持されるように回路基板42の前側端縁の下面側に4つ取り付けられている。表示スイッチ48は、押し込まれることにより回路基板42にてバッテリセル33の充電残量を計測させる。回路基板42は、この計測に応じて4つLED表示部49のうち1つから4つのいずれかを点灯させるように制御する。具体的には、バッテリセル33が満充電状態の場合には、回路基板42は、LED表示部49の4つのLEDの全部を点灯させる。また、バッテリセル33が満充電状態から僅かに減っている場合には、回路基板42は、LED表示部49の3つのLEDの点灯させる。また、バッテリセル33が満充電状態から半分くらい減っている場合には、回路基板42は、LED表示部49の2つのLEDの点灯させる。また、バッテリセル33の充電残量が殆ど無い場合には、回路基板42はLED表示部49の1つのLEDの点灯させる。なお、後に説明する上側ケース23には、上記した表示スイッチ48およびLED表示部49の構成に対応して形成されている。すなわち、上側ケース23のうち表示スイッチ48が配置される部分(符号281箇所)は、外部から押込み可能な柔らかい素材で形成されている。また、上側ケース23のうちLED表示部49が配置される部分(符号282箇所)は、外部に向けてLED点灯を透過可能な透過素材で形成されている。このように、充電残量表示装置47を構成する表示スイッチ48とLED表示部49とは、同じ面となる前面に設けられている。
図8の斜視図は、隔壁部60を除いた回路基板42の上面の構成を示している。図9の拡大斜視図は、図3における信号端子51および周辺を示している。図10の拡大斜視図は、図4における信号端子および周辺を示している。図11の拡大斜視図は、図7における信号端子および周辺を示している。図8〜図11に示すように、信号端子51は、上記したプラス接続用端子441とマイナス接続用端子442との間に配置されるように、複数となる6つ設けられるものとなっている。また、これら6つの信号端子51の前後位置は、プラス接続用端子441およびマイナス接続用端子442の後端近くとなるように設定されている。これら6つの信号端子51は、並列配置されて回路基板42に電気的に接続されている。これら6つの信号端子51は、電池パック10を被装着具(工具本体や専用充電器等)に装着した場合に、電池パック10と被装着具との間で信号を送受信するための端子である。このような6つの信号端子51は、上面視略コ字形で左右両側で挟み込む接点形状を有して形成される。すなわち、信号端子51は、回路基板42から上側に延びる支持部52と、この支持部52から折り曲げ加工された接点部53とを有する。
接点部53は、図9および図10における符号512(51)のみにて記載されてあるように、上面視略コ字形に折り曲げられて形成されている。具体的には、第2信号端子512は、支持部52から上側に延ばされた接点連接部531と、この接点連接部531の左右両側から前側に延出される接点部533,534とを有する。これら左側接点部533および右側接点部534のそれぞれには、互いに向き合う方向で凸をなすようにR形状を有している。これら左側接点部533および右側接点部534のそれぞれは、前側に向かうにしたがって互いに近接する。また、これら左側接点部533および右側接点部534のそれぞれの前端は、互いに向き合って接する。なお、図示符号の記載について省略しているが、この第2信号端子512以外の信号端子(第1信号端子511,第3信号端子513,第4信号端子514,第5信号端子515)についても、この第2信号端子512と略同一の構成を有して構成される。
これら6つの信号端子51は、板形をなす雄形外部端子を左右両側から挟み込むことにより電気的に接続される端子として構成される。このように信号端子51が構成されていると、接点が両側の2点とすることができるので、接点の通電性を高めることができる。なお、この信号端子51にあっては、接点が片側だけとなる構成とされるものであってもよい。たとえば、この信号端子51にあっては、一側だけを板ばねのように機能する接点端子として形成され、他側を樹脂壁面で形成された支持部と形成されるものであってもよい。このように信号端子が形成されていると、接点端子のコンパクト化を図ることができて、電池パックとしての小型化を図ることができる。
上記した6つの信号端子51のそれぞれは、電池パック10として被装着具に装着された際に、この被装着具との間で互いの情報が送受信されるようになっている。具体的には、第1信号端子511は、被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側のメインスイッチのオンオフに関する情報を受信する信号端子となっている。第2信号端子512は、電池パック10が被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側に装着されているか否かに関する情報を送受信する信号端子となっている。第3信号端子513は、適宜のパラメータ等の被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側に関する情報を電池パック10が受信する信号端子となっている。第4信号端子514は、被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側に適宜のパラメータ等の電池パックに関する情報を送信する信号端子となっている。第5信号端子515は、被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側に対して充放電の停止に関する情報を送信する信号端子となっている。第6信号端子516は、電池パック10から被装着具(工具本体、専用充電器を含む)側の回路に対してオンオフ制御を行う信号端子となっている。
なお、上記した6つの並列配置される信号端子51同士の間では、電気的に接続させたくない信号端子51同士の間ほど、なるべく遠ざけるようにして配列されている。また、上記した信号端子51により送受信される情報は、上記した内容に限定されることなく電池パック10や被装着具に関する適宜の情報であれば足りるものなっており、例えば電池パック10に内蔵されるサーミスタ等によるバッテリセル33の温度情報等であってもよい。要するに、上記した6つの信号端子51は、それぞれ相違する機能に関する情報の送受信を目的として複数設けられるものであり、本発明に係る複数の信号端子に相当するものである。また、上記した6つの信号端子51のそれぞれは、互いに相違する機能目的を有しており、本発明に係る第一の信号端子および第二の信号端子に相当する関係を有する。つまり、上記した6つの並列配置される信号端子51は、お互いに本発明に係る第一の(信号)端子に対する本発明に係る第二の(信号)端子の関係にあり、互いに並列配置される『一の(信号)端子』とは相違する『他の(信号)端子』の関係にある。
このように設けられる信号端子51は、電池パック10に関する情報を送受信するための端子となっている。また、この信号端子51を通じて送受信される信号は、回路基板42にて制御処理された制御処理信号に基づいた信号である。この制御処理信号は、バッテリセル33の充放電の際の制御処理に基づく情報信号であり、回路基板42にて生成されるものとなっている。
雄フック機構70は、上記した被装着具に対してスライド装着させた場合に、この被装着具に対して取外し可能に係止する構造を有する。このため、雄フック機構70は、被装着具に対して係止するフック形状および解除操作する指掛かり形状を有して構成される。具体的には、雄フック機構70は、フック形状および指掛かり形状を具備するフック形構造体71と、このフック形構造体71を係止方向に付勢する付勢ばね75とを備える。このフック形構造体71は、フック部72と操作部73とを備える。このように構成される雄フック機構70は、被装着具に対してスライド装着することにより付勢ばね75の付勢力により自動的にフック部72を被装着具の雌部分に係止させる。また、付勢ばね75の付勢力に抗して操作部73を引下げ操作をすることにより、被装着具の雌部分に対するフック部72の係止を解除させ、この状態で電池パック10をスライドさせると被装着具から取り外すことができる。
次に上記したバッテリ本体30が内部に装置される外装ケース20について説明する。
図5に示すように、バッテリ本体30は、外装ケース20を構成する下側ケース21の内部に収容される。この下側ケース21は、上面が開口された略箱形にて形成される。この略箱形をなす下側ケース21は、上記したバッテリ本体30のうち電池部31を収容することができるように構成される。具体的には、略箱形をなす下側ケース21は、上下に略二段積みとなるように並べられるバッテリセル33を収めることが可能な深さを有している。このため、下側ケース21には、上下に略二段積みとなるバッテリセル33が略収容された状態となる。なお、この下側ケース21には、螺子止めするための雌螺子孔22が設けられている。
これに対して、バッテリセル33の上側に配置される回路基板42に関しては、この下側ケース21の上面から上側に突き出されるように配置される。このように配置されるバッテリ本体30の制御部41は、次に説明する上側ケース23に収容される。このため、このバッテリ本体30の制御部41は、バッテリセル33が略収容される下側ケース21の上面から外部に露出されるように上側に突き出されるように配置されている。ここで、上側ケース23は、下側ケース21の上側にて下側ケース21と一体となるように下側ケース21に対して下側から螺子止めすることにより固定される。上側ケース23は、図6に示すように、上記した下側ケース21から上側に突き出される回路基板42を収容可能な箱形形状を有する。すなわち、上側ケース23は、下面が開口された略箱形にて形成されている。なお、この上側ケース21には、螺子止めするための螺子ボス232が設けられている。
この上側ケース23は、図1および図2に示すように、外装ケース20のうち電池パック10を被装着具にスライド装着した際の接続側の外装をなしている。このため、上側ケース23の中間部分には、工具本体等の被装着具に対してのスライド装着をガイドするためのスライドガイド部241,242が設けられている。スライドガイド部241,242は、スライド装着可能な前後方向に延びるように左右両側に向けて張り出されたフランジ形状により形成される。これらスライドガイド部241,242は、左右で対をなすことによりスライド装着可能に構成される。このスライドガイド部241,242のそれぞれには、凹み部245が4つずつ設けられている。この凹み部245は、電池パック10を電動工具に装着した場合に、電動工具が駆動することによる振動がバッテリセル33に伝わるのを緩衝させるためのものである。つまり、スライドガイド部241,242に設けられる4つの凹み部245は、振動緩衝構造をなしている。なお、上側ケース23には、電池パック10を被装着具にスライド装着させる際の座面231が、上側に面するように形成されている。
また、上側ケース23には、この電池パック10を被装着具に対してスライド装着させた場合に、充放電端子44および信号端子51に対して被装着具側の端子が電気的に接続されるように形成されている。すなわち、特に図示しないが、被装着具側の端子は板形をなす雄形外部端子として形成される。このため、上側ケース23には、複数のスリット25,26が設けられている。これら複数のスリット25,26は、板形をなす雄形外部端子を差し込ませ、回路基板42に設けられた充放電端子44および信号端子51に対して電気的な接続がされるように形成される。具体的には、上側ケース23の左右両側には、上記した板形をなす雄形外部端子を充放電端子44に対してを接続させるための充放電端子用スリット25が設けられている。具体的には、上側ケース23には、プラス接続用端子441に対して、板形をなす雄形外部端子を差し込ませることができるようにプラス端子用スリット251が設けられている。また、上側ケース23には、マイナス接続用端子442に対して、板形をなす雄形外部端子を差し込ませることができるようにマイナス端子用スリット252が設けられている。また、この上側ケース23には、例えば専用充電器側の板形をなした雄形外部端子を接続することができるように、これら信号端子51に対応した信号端子用スリット26が6つ設けられている。この信号端子用スリット26は、上側ケース23のうち、左右両側で並列される充放電端子用スリット25同士の間に設けられている。なお、この信号端子用スリット26の下部には、スリット段差部261が形成されている。このスリット段差部261は、この電池パック10をスライド装着させる際の座面231と信号端子用スリット26の下端との間に形成される段差壁構造により形成されている。
この上側ケース23には、充電残量表示装置47を操作可能に表示するための操作視認可能部位28が設けられている。具体的には、図1に示すように、上側ケース23には、表示スイッチ48およびLED表示部49が配設される箇所に対応して、樹脂を薄肉に形成する操作視認可能部位28が設けられている。つまり、上記したように、図1に示す符号281箇所は、外部から押込み可能な柔らかい素材で形成されており、図1に示す符号282箇所は、外部に向けてLED点灯を透過可能な透過素材で形成されている。また、上側ケース23には、図5に示すように、表示スイッチ48を外部から操作可能とする操作用切欠き部283が設けられている。
また、上側ケース23には、フック用開口部271および操作用開口部272が設けられている。フック用開口部271は、雄フック機構70のフック部72を外部に突出可能にさせる開口部である。フック用開口部271から突き出されたフック部72は、外部の不図示の電動工具または専用充電器の雌部に対して係合されるようになっている。
操作用開口部272は、上記した雄フック機構70の操作部73を外部に露出可能にさせる開口部である。操作用開口部272から操作可能にされる操作部73は、フック用開口部271から外部に突き出されるフック部72の係合をユーザにより解除操作できるようになっている。また、この上側ケース23には、電池パック10を専用充電器に装着させて電池パック10を充電するに際し、外装ケース20の内部に装置されるバッテリセル33を冷却するため、セル冷却用通風口273が設けられている。なお、この外装ケース20に設けられるセル冷却用通風口273は、回路基板42に設けられる通気用開口部421と連通している。このため、このセル冷却用通風口273を通じて外装ケース20の内部に入る冷却風は、バッテリセル33のほか回路基板42も冷却するように作用する。
他方、回路基板42の上面には、図8および図9に示すように、この回路基板42の上面を保護する樹脂被覆部55が設けられている。この樹脂被覆部55は、本発明に係る軟質材に相当する。また、この樹脂被覆部55は、本発明に係る絶縁材に相当する。つまり、樹脂被覆部55は、弾性を有して他と気密に接触可能とする軟質な樹脂材料であって、接触される部材と電気的に絶縁する樹脂材料によって成形されるものとなっている。この樹脂被覆部55としては、例えば、エラストマー等に代表される弾性を有したゴム樹脂等が挙げられる。なお、この樹脂被覆部55は、成形後において、他と気密に接触可能なシール性を有しつつ、他と電気的に絶縁する電気的絶縁性を有する材料であれば適宜の材料を選択することができるものである。例えば、この樹脂被覆部55にあっては、回路基板42の上面に適宜の電気的絶縁性を有する樹脂接着剤を塗布して乾燥することにより成形されるものであってもよい。樹脂被覆部55を成形する樹脂として樹脂接着剤が選択された場合には、軟質でも押圧されると僅かにしか弾性変形しない程度の軟質に設定されることとなる。
樹脂被覆部55は、図8に示すように、回路基板42の上面を略一面に亘って設けられている。具体的には、この樹脂被覆部55は、回路基板42の上面のうち、充放電端子44が設けられる箇所、信号端子51が設けられる箇所、リード板34の接続箇所35、通気用開口部421、ねじ用開口部422を除いて、回路基板42の上面を略一面に亘って設けられている。また、この樹脂被覆部55は、上側ケース23の形状に対応するように成形されている。例えば、樹脂被覆部55は、上側ケース23に設けられるセル冷却用通風口273に対応して開口された形状を有して成形されている。なお、この樹脂被覆部55は、特に図示していないが、回路基板42の下面に対しても設けられていてもよい。このように、回路基板42の下面に対しても樹脂被覆部55が設けられていると、この回路基板42における防水防塵機能を高くすることができる。
樹脂被覆部55は、上側ケース23に対して接触可能な形状を有して成形されている。具体的には、この樹脂被覆部55の上面56は、図11に示すように上側ケース23の下面29に押圧されるように接触される。このように上側ケース23の下面29に上面56接触される樹脂被覆部55は、上側ケース23の下側への押圧力により弾性変形される。このように弾性変形される樹脂被覆部55の上面56は、上側ケース23の下面29と気密に接触されることとなる。つまり、樹脂被覆部55の上面56は、上側ケース23の下面29にシールされた状態となっている。なお、この樹脂被覆部55は、上記したように電気的絶縁性を有する樹脂接着剤を塗布して乾燥することにより成形されるものとなっているので、上側ケース23の下面29に押圧された樹脂被覆部55の上面56は、僅かにしか変形しないものとなっている。
ところで、この第1の実施の形態の樹脂被覆部55には、図9等に示すように隔壁部60が設けられている。この隔壁部60は、上記した樹脂被覆部55の上面56から上側に、壁状の区画壁構造が突き出されるようにして設けられている。この隔壁部60は、上記した樹脂被覆部55と一体に設けられている。このため、隔壁部60をなす樹脂材料は、樹脂被覆部55を成形する樹脂材料と略同一の樹脂材料が選択されている。つまり、樹脂被覆部55は、上記した構成と略同様に構成され回路基板42や外装ケース20よりも軟質とされ、電気的絶縁性を有する樹脂材料が選択されて成形されている。隔壁部60は、並列配置された6つの信号端子51のそれぞれの前後左右を隔てる機能を有する。このため、隔壁部60は、樹脂被覆部55の上面56から、上面56の延在平面に対して直交方向なる垂直方向で上側に突き出されるようにして設けられている。このような隔壁部60は、壁形状を有して成形されるものとなっている。この隔壁部60は、前側と左右両側の3方向で設けられる高い隔壁部61と、付属的な後側の1方向で設けられるの低い隔壁部62とを有している。
高い隔壁部61は、前後方向を隔てる前側隔壁部63と、左右方向を隔てる両側隔壁部65とを有する。前側隔壁部63は、図9および図11に示すように、信号端子51の前側に設けられている。つまり、前側隔壁部63は、信号端子51の端子接続方向に沿った基端側(前側)に設けられる。この前側隔壁部63は、信号端子51の端子接続方向と交差する方向に延びるように成形されている。
この前側隔壁部63は、左右方向に並列される第1信号端子511〜第6信号端子516の全ての前側に存するように全て連なっている。なお、この前側隔壁部63の高さとしては、この信号端子51に接続される板形をなす雄形外部端子を受け入れる信号端子用スリット26に対応して設けられている。すなわち、前側隔壁部63の高さとしては、上記した信号端子用スリット26の貫通領域に入らない程度の高さに設定されている。具体的には、前側隔壁部63の高さとしては、図11に示すように、信号端子用スリット26の下端に形成されるスリット段差部261の高さに収まる高さとなるように設定されている。つまり、この前側隔壁部63の上端位置は、スリット段差部261の上端位置よりも低い位置に設定されている。なお、後に説明する後側隔壁部67の高さは、この前側隔壁部63の高さよりも低く設定されている。ちなみに、前側隔壁部63の上側への突出し長さは、上側ケース23の板厚を僅かに超える程度に設定されている。
これに対して、両側隔壁部65は、左右方向に並列される第1信号端子511〜第6信号端子516のそれぞれの間に設けられているとともに、第1信号端子511および第6信号端子516の外側にも設けられている。つまり、この両側隔壁部65は、合計7つ設けられている。この両側隔壁部65の前後方向の長さは、信号端子51の前後方向の長さよりも長く設定されている。具体的には、両側隔壁部65の前端は信号端子51の前端よりも前側に位置されるように設定されている。両側隔壁部65の後端は信号端子51の後端よりも後側に位置されるように設定されている。このため、この両側隔壁部65の前後方向の長さは、信号端子51の前後方向の長さの略2倍の長さを有するように設定されている。また、この両側隔壁部65の上下方向の長さは、前側隔壁部63の上下方向の長さよりも長く設定され、信号端子51の上下方向の長さよりは短く設定されている。このため、この両側隔壁部65の上端位置は、信号端子51の上端位置よりも低い位置に設定されている。なお、この両側隔壁部65の上端位置は、スリット段差部261の上端位置よりも高い位置に設定されている。
低い隔壁部62は、前後方向を隔てる後側隔壁部67にて設定されている。この後側隔壁部67は、図9および図11に示すように、信号端子51の後側に設けられている。この後側隔壁部67は、左右方向に並列される第1信号端子511〜第6信号端子516の全ての後側に存するように全て連なっている。なお、この後側隔壁部67の高さとしては、上記した前側隔壁部63の高さよりも低くなるように設定されている。
ところで、上側ケース23が取り付けられて電池パック10をなした場合には、上記した隔壁部60は、上側ケース23に対して前後方向で接触可能に成形されている。つまり、前側隔壁部63は、上側ケース23のスリット段差部261の後側面に接触されてるようになっている。また、後側隔壁部67は、前後方向では上側ケース23の内部形状の前側面に接触されてるようになっている。
上記した電池パック10によれば、次の作用効果を奏することができる。すなわち、上記した電池パック10によれば、回路基板42には樹脂被覆部55が設けられている。この樹脂被覆部55は、弾性を有して上側ケース23と気密に接触可能な軟質材で成形され、上側ケース23に対して接触可能な形状を有して成形されている。また、樹脂被覆部55に設けられる前側隔壁部63および両側隔壁部65は、並列配置される信号端子51同士を隔てるように作用することができる。これによって、並列配置される信号端子51に水がかかってしまうことがあっても、これら並列配置される信号端子51同士を隔てる前側隔壁部63および両側隔壁部65は、かかった水を分断させることができる。したがって、かかった水を介して、並列配置される信号端子51同士が電気的に接続してしまうのを防止することができる。さらに、この回路基板42においてリード板34が接続される接続箇所351〜354も、樹脂被覆部55により隔離させてあるので、これら接続箇所351〜354同士が電気的に接続してしまうのも防止することができる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態の電池パック10の変形例となる第2の実施の形態の電池パック10Aについて図12〜図19を参照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態の電池パック10Aは、隔壁部60の配設構成を除いて上記した第1の実施の形態の電池パック10と略同様に構成される。図12の外観斜視図は、第2の実施の形態の電池パック10Aの前側外観を示している。図13の外観斜視図は、図12の電池パック10Aを後側外観を示している。図14の斜視図は、図12の電池パック10Aのバッテリ本体30Aの前側斜視を示している。図15の斜視図は、図10のバッテリ本体30Aの後側斜視を示している。図16の斜視図は、バッテリ本体30Aが下側ケース21の内部に装置されているのを示している。図17の斜視図は、上側ケース23Aの内部側を示している。図18の断面図は、図13における(XVIII)-(XVIII)断面矢視を示している。図19の拡大断面図は、図18における信号端子51および周辺を示している。
なお、この第2の実施の形態の電池パック10Aは、上記した第1の実施の形態の電池パック10における隔壁部60の配設構成が相違するものとなっている。このため、以下の説明では、この第2の実施の形態の電池パック10Aにおける隔壁部60Aの配設構成についてを重点的に説明する。このため、この第2の実施の形態の電池パック10Aにおいて上記した第1の実施の形態の電池パック10と同一に構成される箇所については、図面上において同一符号を付して説明を省略する。また、この第2の実施の形態の電池パック10Aにおいて上記した第1の実施の形態の電池パック10と略同一の作用を奏しつつ、これとは相違する構成については図面上において同一符号末尾に‘A’を付加して説明をするものとする。
この第2の実施の形態の隔壁部60Aは、上記した第1の実施の形態の隔壁部60と比較して配設対象が相違する。すなわち、第1の実施の形態の隔壁部60は配設対象が樹脂被覆部55に対して設定されるものであった。しかしながら、この第2の実施の形態の隔壁部60Aは、配設される対象が上側ケース23Aに対して設定されるものとなっている。すなわち、第2の実施の形態の電池パック10Aは、外装ケース20Aの上側ケース23Aの内部に隔壁部60Aが設けられている。このため、この第2の実施の形態の樹脂被覆部55には、上記した第1の実施の形態のような隔壁部60が設けられていない。この第2の実施の形態の隔壁部60Aは、上記した第1の実施の形態の樹脂被覆部55と一体に設けられる隔壁部60と同様、並列配置された6つの信号端子51のそれぞれを隔てる機能を有する。ただ、この第2の実施の形態の隔壁部60Aは、並列配置された6つの信号端子51のそれぞれ左右を隔てるようになっている。このため、図17に示すように、この第2の実施の形態の隔壁部60Aは、上側ケース23Aの内部に向く面に、区画するように平板状の両側隔壁部65Aが5つ下側に突き出されるようにして設けられている。なお、この第2の実施の形態の隔壁部60Aには、第1の実施の形態の隔壁部60に具備される前側隔壁部63および後側隔壁部67に対応する隔壁部は設けられていない。なお、この第2の実施の形態にて配設される樹脂被覆部55Aは、回路基板42の上面の全面に亘って形成されている。つまり、上記した第1の実施の形態にて説明したリード板34の接続箇所35は、上側に露出されていない樹脂被覆部55Aにより覆われた状態となっている。また、図14および図15に示す符号36は、バッテリセル33を支持するセルホルダである。また、図15に示す符号77は、セルホルダ36を組み付けるにあたっての螺子である。
このように設けられる5つの両側隔壁部65Aは、上側ケース23Aを下側ケース21に組み付けた場合に、左右方向に並列される第1信号端子511〜第6信号端子516のそれぞれの間に配置されるようになる。つまり、この上側ケース23Aは、信号端子51に対応した信号端子用スリット26の間ごとに5つ設けられている。また、この5つの両側隔壁部65Aは、内部に向く下端面66Aを有する。この下端面66Aの面延在方向は、上側ケース23の下面29の面延在方向と一致する。つまり、両側隔壁部65Aの下端面66Aは、上側ケース23Aの下面29と面一に形成されている。このため、この第2の実施の形態の樹脂被覆部55Aの上面56Aは、この上側ケース23Aの下面29と接触するとともに、この両側隔壁部65Aの下端面66Aとも接触する。このように下端面66Aが樹脂被覆部55Aの上面56Aに接触する両側隔壁部65Aは、上記した左右方向に並列される第1信号端子511〜第6信号端子516のそれぞれの間を隔てることとなる。なお、この第2の実施の形態のように隔壁部60Aを形成した場合には、上記した第1の実施の形態にて説明したスリット段差部261が前側隔壁部63のように機能することとなる。このように両側隔壁部65Aを形成した第2の実施の形態の隔壁部60Aにあっても、上記した第1の実施の形態の隔壁部60と同様の作用効果を奏することができる。つまり、隔壁部60Aとを形成した第2の実施の形態の電池パック10Aにあっても、上記した第1の実施の形態の電池パック10と同様の作用効果を奏することができる。なお、この第2の実施の形態のように隔壁部60Aを形成した場合には、隔壁部60Aを上側ケース23Aに対して設けることとなるので、第1の実施の形態の隔壁部60と比較して成形する際の工程の簡単化を図ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、上記した第1および第2の実施の形態の電池パック10の変形例となる第3の実施の形態の電池パック10Bについて図20を参照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態の電池パック10Bは、樹脂被覆部55Bおよび隔壁部60Bの配設構成を除いて上記した第1の実施の形態の電池パック10と略同様に構成される。このため、この第3の実施の形態では、図20にて図示される樹脂被覆部55Bを説明するものとする。図20の斜視図は、第3の実施の形態の回路基板42の上面の構成を示している。なお、以下の説明では、この第3の実施の形態の電池パック10Bにおける樹脂被覆部55Bおよび隔壁部60Bの配設構成についてを重点的に説明する。このため、この第3の実施の形態の電池パック10Bにおいて上記した第1の実施の形態の電池パック10と同一に構成される箇所については、図面上において同一符号を付して説明を省略する。また、この第3の実施の形態の電池パック10Bにおいて上記した第1の実施の形態の電池パック10と略同一の作用を奏しつつ、これとは相違する構成については図面上において同一符号末尾に‘B’を付加して説明をするものとする。
この第3の実施の形態の樹脂被覆部55Bは、上記した第1の実施の形態の樹脂被覆部55と比較して配設範囲が相違する。すなわち、第1の実施の形態の樹脂被覆部55は、図8に示すように回路基板42の上面を略一面に亘って設けられるものとなっていた。これに対して、第3の実施の形態の樹脂被覆部55Bは、図20に示すように、回路基板42の上面のうち2つ範囲に区分けされて設けられている。
すなわち、樹脂被覆部55Bが設けられる回路基板42の上面の一方の範囲は、回路基板42の上面のうち、プラス接続用端子441を起点に前後方向に延びる仮想線443よりも右側の範囲(以下、右側接続エリア37)に設定される。この右側接続エリア37は、本発明に係る正極端子に対して負極端子配置側とは反対側となる一側範囲に相当する。この右側接続エリア37にある回路基板42には、リード板34の接続箇所35Bが4つ設けられている。ここで、この右側接続エリア37にある回路基板42の上面には、樹脂被覆部55B1(55B)が設けられている。この樹脂被覆部55B1は、前後方向に延びる前後方向壁部571と左右方向に延びる左右方向壁部572とが一体化されて形成される。この前後方向壁部571は、プラス接続用端子441(充放電端子44)と、このプラス接続用端子441に隣接して配置されるリード板34の接続箇所35Bとを隔てるように、回路基板42の上面の前後方向に延びて設けられている。また、左右方向壁部572は、4つのリード板34の接続箇所35B同士を隔てるように、回路基板42の上面の左右方向に延びて設けられている。
また、樹脂被覆部55Bが設けられる回路基板42の上面の他方の範囲は、回路基板42の上面のうち、マイナス接続用端子442を起点に前後方向に延びる仮想線444よりも左側の範囲(以下、左側接続エリア38)に設定される。また、この左側接続エリア38は、本発明に係る負極端子に対して正極端子配置側とは反対側となる他側範囲に相当する。つまり、これら一側の範囲および他側の範囲となる両者の範囲は、充放電端子44(441,442)に対して外側の範囲にて設定されている。この左側接続エリア38にある回路基板42には、リード板34の接続箇所35Bが4つ設けられている。ここで、この左側接続エリア38にある回路基板42の上面には、樹脂被覆部55B2(55B)が設けられている。この樹脂被覆部55B2も、前後方向に延びる前後方向壁部571と左右方向に延びる左右方向壁部572とが一体化されて形成される。この前後方向壁部571も、マイナス接続用端子442(充放電端子44)と、このマイナス接続用端子442に隣接して配置されるリード板34の接続箇所35Bとを隔てるように、回路基板42の上面の前後方向に延びて設けられている。また、左右方向壁部572も、4つのリード板34の接続箇所35B同士を隔てるように、回路基板42の上面の左右方向に延びて設けられている。
また、上記した回路基板42には、この樹脂被覆部55Bと分離して設けられる隔壁部60Bが設けられている。この隔壁部60Bは、上記した第1の実施の形態の回路基板42に設けられた隔壁部60と略同一の配設形状にて構成される。このため、この隔壁部60の形状についての説明は第1の実施の形態の隔壁部60を参照にされたい。ただ、この第3の実施の形態の回路基板42に設けられる隔壁部60Bは、第1の実施の形態の隔壁部60と相違して、回路基板42に対して直接設けられるものとなっている。つまり、この第3の実施の形態の隔壁部60Bは、樹脂被覆部55と同一材料であり、かつ同一の成形方法にて形成されるものとなっている。
このように樹脂被覆部55Bと隔壁部60Bとを形成した第3の実施の形態の電池パック10Bにあっても、上記した第1の実施の形態の電池パック10と同様の作用効果を奏することができる。なお、この第3の実施の形態のように樹脂被覆部55Bと隔壁部60Bとを形成した場合には、これら樹脂被覆部55Bと隔壁部60Bとを成形するための材料を少なくすることができるので、製造コストの面で有利となる。なお、この第3の実施の形態にあっても、上記した第1および第2の実施の形態と同様、充放電端子44とリード板34の接続箇所35B(35)との電気的な絶縁や、リード板34の接続箇所35B(35)同士の電気的な絶縁は、しっかりと確保されたものとなっている。
なお、本発明に係る電動工具用電池パックにあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。すなわち、上記した実施の形態にあっては、バッテリセルの個数が7個に設定されるものであったが、本発明に係るバッテリセルの個数としては、これに限定されることなく、適宜の個数が設けられるものであってもよい。また、このように配設されるバッテリセルの個数に応じてリード板の配設数量も決められるものであってよい。
また、本発明に係る軟質材にあっては、上記した樹脂被覆部55の例に限定されることなく、弾性を有して他と気密に接触可能な構成であれば、適宜の構成を採用することができる。また、本発明に係る絶縁材にあっても、上記した樹脂被覆部55の例に限定されることなく、電気的に絶縁可能な絶縁材料にて成形されるものであれば、適宜の構成を採用することができる。
また、本発明に係る外装ケースにあっては、2つ割りで分割構成されるケース構造として構成されるものである。すなわち、本発明に係る上側と下側とは、あくまで本発明に係る電動工具用電池パックを把握し易くするために区分けした例示であり、これに限定されるものではない。つまり、本発明に係る2つ割りで分割構成されるケース構造としては、左側と右側とで区分けする例示も含むものであり、このような一側と他側とで区分けする関係を含むものとなっている。
10,10A,10B 電池パック(電動工具用電池パック)
20,20A 外装ケース
21 下側ケース
22 雌螺子孔
23,23A 上側ケース
231 座面
232 螺子ボス
241,242 スライドガイド部
245 凹み部
25 充放電端子用スリット
251 プラス端子用スリット
252 マイナス端子用スリット
26 信号端子用スリット
261 スリット段差部
271 フック用開口部
272 操作用開口部
273 セル冷却用通風口
28 操作視認可能部位
283 操作用切欠き部
29 上側ケースの下面
30,30A バッテリ本体
31 電池部
33 バッテリセル
34(341〜344) リード板
35(351〜354),35B 接続箇所
36 セルホルダ
37 右側接続エリア(一側範囲)
38 左側接続エリア(他側範囲)
41 制御部
42 回路基板
421 通気用開口部
44 充放電端子
441 プラス接続用端子(正極端子)
442 マイナス接続用端子(負極端子)
45 内側接点端子
451 支持部
453 前接点部
454 後接点部
46 外側接点端子
461 支持部
463 前接点部
464 後接点部
47 充電残量表示装置
48 表示スイッチ
49 LED表示部
51 信号端子
511 第1信号端子
512 第2信号端子
513 第3信号端子
514 第4信号端子
515 第5信号端子
516 第6信号端子
52 支持部
53 接点部
531 接点連接部
533 左側接点部
534 右側接点部
55,55A,55B(55B1,55B2) 樹脂被覆部(軟質材、絶縁材)
56,56A 樹脂被覆部の上面
571 前後方向壁部
572 左右方向壁部
60,60A,60B 隔壁部
61 高い隔壁部
62 低い隔壁部
63 前側隔壁部
65,65A 両側隔壁部
66A 両側隔壁部の下端面
67 後側隔壁部
70 雄フック機構
71 フック形構造体
72 フック部
73 操作部
75 付勢ばね

Claims (5)

  1. 下側ケースと、
    前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、
    前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、
    前記バッテリセルに接続される回路基板と、
    前記回路基板に左右対をなして接続される正極端子および負極端子と、
    前記回路基板に左右方向に並列配置かつ左右方向に相互に隣り合って配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、
    前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板には、絶縁材料にて前後に延びるように成形される隔壁部が設けられており、該隔壁部により前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間における水の流れを左右に分断しつつ前後に流す構成とした、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  2. 下側ケースと、
    前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、
    前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、
    前記バッテリセルに接続される回路基板と、
    前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、
    前記回路基板に相互に隣り合って並列配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、
    前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板には、弾性を有する壁形状の軟質材が設けられており、
    前記軟質材前記上側ケースとの接触部分は気密である、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  3. 下側ケースと、
    前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、
    前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、
    前記バッテリセルに接続される回路基板と、
    前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、
    前記正極端子と前記負極端子との間において、前記回路基板に相互に隣り合って並列配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、
    前記回路基板には、弾性を有して前記上側ケースと接触する壁形状軟質材が設けられており、
    前記軟質材は、前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板、および、前記回路基板の左右側部に沿った範囲であって、前記正極端子に対して前記負極端子配置側とは反対側となる一側範囲と、前記負極端子に対して前記正極端子配置側とは反対側となる他側範囲とに分離して設けられており、前記軟質材と前記上側ケースとの接触部分は気密である、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  4. 下側ケースと、
    前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、
    前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、
    前記バッテリセルに接続される回路基板と、
    前記回路基板に接続される正極端子および負極端子と、
    前記回路基板に並列配置されて接続される信号端子と、を有し、
    前記回路基板には、絶縁樹脂材料にて成形される絶縁材が設けられており、
    前記信号端子の端子接続方向について、当該信号端子の前側と後側の双方に、該端子接続方向と交差する方向に延びるように成形される前側隔壁部と後側隔壁部と、該前側隔壁部と前記後側隔壁部との間において、隣り合う信号端子間に沿って前記端子接続方向に延びるように成形される両側隔壁部とが前記絶縁材によって設けられており、
    前記両側隔壁部は、前記前側隔壁部よりも高く設けられている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  5. 下側ケースと、
    前記下側ケースに対して固定される上側ケースと、
    前記下側ケースに収容されるバッテリセルと、
    前記バッテリセルに接続される回路基板と、
    前記回路基板に左右対をなして接続される正極端子および負極端子と、
    前記正極端子および前記負極端子との間において、前記回路基板に左右方向に相互に隣り合って並列配置されて接続される第一の信号端子および第二の信号端子と、を有し、
    前記第一の信号端子と前記第二の信号端子との間の前記回路基板、前記信号端子と前記正極端子との間の前記回路基板、および前記信号端子と前記負極端子との間の前記回路基板には、絶縁材料にて前後に延びるように成形される隔壁部が設けられており、
    前記隔壁部により、前記第一の信号端子と前記第二の信号との間、前記信号端子と前記正極端子との間、および前記信号端子と前記負極端子との間における水の流れを左右に分断しつつ前後に流す構成とした、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
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