JP6284631B2 - メディカル用体位保持ベルト固定装置 - Google Patents

メディカル用体位保持ベルト固定装置 Download PDF

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Description

本願は、2013年10月18日に提出した、出願番号が201310495302.6である中国特許出願の優先権を要求するものであり、ここに該中国特許出願の全内容を参考のため援用する。
本発明は、メディカル用体位保持ベルト固定装置に関わるものであり、特に、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すためのメディカル用体位保持ベルト固定装置に関わるものである。
従来、医療分野では、患者に手術を実施する必要がある場合、患者の身体部位を縛ることで患者が移動中に傷つくのを防止する縛り式のゲートル(「メディカル用体位保持ベルト」とも言う)が病院で一般に採用されている。従来のメディカル用体位保持ベルトは、通常、その一端又は両端に固定装置が取付けられており、該固定装置にてメディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定することで、患者の体位が移動しないように保持する。
従来のメディカル用体位保持ベルトには、サイドレール105と組み合わせてブロック100の重力でセルフロッキングを実現する、つまりブロック100を持上げないと分離できない板金折り曲げ構造(図1(a)に示す)の第一方案のものと、ボルトで固定する第二方案のものがある。
第一方案は、プレロードがなく、サイドレールと組合わせた後に随意スライド可能であるので、一端に開口がある箇所に取り付けられず、サイドレール接続柱106の間のみに取り付けられ(図1(b)に示す)、また、サイドレールと水平面とが30°の角度を成すと、板金折り曲げ構造がスライドすることになるとの欠陥があり、第一方案に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置は、その構造の特殊性に起因して、異なる手術台のサイドレールに適用できない。
第二方案は、ボルト200で締め付けて固定する(図2に示す)ので、時間がかかり、クリーンがし難くいとの欠陥がある。
本発明は、上記の欠陥を解消するためになされたものであり、その目的は、予備クランプ力を提供でき、手術台のサイドレールの任意位置に取付けられ、サイドレールと水平面とが30°の角度を成す際にスライドしないことを確保でき、異なる手術台のサイドレール(サイドレールの高さが一定)に適用でき、ボルトによる固定を避けて使用効率を向上できると共にクリーンを容易に行えるメディカル用体位保持ベルト固定装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すためのメディカル用体位保持ベルト固定装置において、アッパークランプ、ロワークランプ及び弾性体を備えており、前記アッパークランプ又は前記ロワークランプは、前記メディカル用体位保持ベルトに接続され、前記アッパークランプと前記ロワークランプとのそれぞれには、前記手術台のサイドレールを挟持するための挟持部が設けられており、前記弾性体は、その両端がそれぞれ前記アッパークランプと前記ロワークランプとに当接又は固定されており、前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記弾性体がその自体の弾性力で前記アッパークランプの挟持部と前記ロワークランプの挟持部とを接近させることで、前記メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールに固定する挟持状態と、前記弾性体の弾性力に抗して前記アッパークランプの挟持部と前記ロワークランプの挟持部とを離間させることで、前記メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールから取外す開放状態と、になることができる、ことを特徴とするメディカル用体位保持ベルト固定装置を提供する。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、予備クランプ力を提供でき、手術台のサイドレールの任意位置に取付けられ、サイドレールと水平面とが30°の角度を成す際にスライドしないことを確保でき、異なる手術台のサイドレール(サイドレールの高さが一定)に適用でき、ボルトによる固定を避けて使用効率を向上できると共にクリーンを容易に行えるとの有益な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記アッパークランプ又は前記ロワークランプは、保持ベルト接続体を介して前記メディカル用体位保持ベルトに接続され、前記保持ベルト接続体は、その一端が前記メディカル用体位保持ベルトに固定され、その他端が前記アッパークランプ又は前記ロワークランプに固定されている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、追加の保持ベルト接続体を採用することで、メディカル用体位保持ベルトとメディカル用体位保持ベルト固定装置とを更に牢固に接続できるとの有益な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記弾性体は、前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも一方のクランプの弾性体収容部に設置されている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、アッパークランプとロワークランプのうちの少なくとも一方のクレンプに弾性体収容部を設置するとともに、弾性体を該弾性体収容部に設置することで、弾性体の取付けが更に簡素化になり、且つ使用時に弾性体が隠され、医務スタッフへの汚染を防止できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記アッパークランプと前記ロワークランプとは、ピボット軸の廻りに互いに相対回転できる。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、挟持状態と開放状態との切り替えが更に容易になり、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すことができるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記ピボット軸が前記アッパークランプ又は前記ロワークランプに一体形成される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、メディカル用体位保持ベルト固定装置の構造が簡素化になり、部品数量が少なくなるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記ロワークランプ又は前記アッパークランプには溝が設けられており、ストッパーは、前記アッパークランプと前記ロワークランプとが互いに横方向にずれないように前記溝内に設けられている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、アッパークランプとロワークランプとが互いに横方向にずれることを効果的に防止でき、メディカル用体位保持ベルト固定装置が崩れ難くなるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記ピボット軸は、単独で形成され、且つ前記アッパークランプと前記ロワークランプとを貫通するようになっている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、挟持状態と開放状態との切り替えが比較的に容易であり、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すことができるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記ピボット軸は、前記アッパークランプと前記ロワークランプとが互いに横方向にずれないように、その一端にピボット軸キャップが設けられ、その他端に固定ネジが接続されている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、アッパークランプとロワークランプとが互いに横方向にずれることを効果的に防止でき、メディカル用体位保持ベルト固定装置が崩れ難くなるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記弾性体が圧縮バネである。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、挟持状態と開放状態との切り替えが容易であり、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すことができるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記弾性体は、その一端が前記少なくとも一方のクレンプの前記弾性体収容部の底面に当接し、その他端が前記アッパークランプと前記ロワークランプとのうちの少なくとも他方のクランプに当接するようになっている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、挟持状態と開放状態との切り替えが容易であり、且つ弾性体の取り付けが安定になり、メディカル用体位保持ベルト固定装置が崩れ難くなるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記弾性体と、前記アッパークランプと前記ロワークランプとのうちの少なくとも他方のクランプとの間に挿入され且つ一部が前記弾性体収容部に収容されるスライダーを更に備えている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、スライダーが通常、耐摩耗性の材料(例えば、プラスチック)で製作されるので、弾性体とアッパークランプとの過度磨耗を避けることが可能になり、また、該スライダーのアッパークランプとの接触面積が通常、弾性体が直接アッパークランプと接触する面積よりも大きいので、弾性体とアッパークランプとのより安定的な接触を確保できると共に、メディカル用体位保持ベルト固定装置の全体が更に牢固になるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記弾性体が引張りバネ、ねじりバネ又はスライスバネである。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、各種類の弾性体を採用でき、挟持状態と開放状態との切り替えが容易になり、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すことができるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記アッパークランプと前記ロワークランプとは、押出成形される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、アッパークランプとロワークランプとの形状や構造が複雑であっても、例えば、回転軸、回転軸包囲部、挟持部、当接部、弾性収容部等が形成されても、簡単に押出成形され、加工時間が短くなり、バッチ生産に寄与するとの有益的な技術的効果を奏することができる。例えば、クランプのロング形材を押出成形してから該ロング形材を複数のクランプに切断することによって、クランプの生産率が大幅に向上することになる。
好ましくは、前記アッパークランプと前記ロワークランプのうち、前記弾性体収容部が設けられた前記少なくとも一方のクランプは、その一端に、前記弾性体が動きやすくなるように前記弾性体収容部と連通する通気孔が設けられている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、例えば圧縮バネの場合に、メディカル用体位保持ベルト固定装置が繰り返して開放、挟持し、圧縮バネが繰り返して圧縮、回復するので、空気が弾性体収容部に導入されて弾性体収容部に一定の気圧が発生してしまい、この気圧によりメディカル用体位保持ベルト固定装置に対する使用者の正常操作が邪魔され、例えば、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を開けることが邪魔されるが、弾性体収容部と連通する通気孔を設置することで、あまる空気を排出でき、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を容易に操作(特に開放)できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記アッパークランプの当接部と前記ロワークランプの当接部とが前記弾性体の弾性力で互いに当接する使用前状態になることが可能である。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、アッパークランプの挟持部が該使用前状態で弾性体の弾性力によりロワークランプの挟持部に近づき過ぎることを防止でき、ひいては、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を使用前状態から開放状態に切り替える際に過大の弾性力を克服する必要がなくなり、メディカル用体位保持ベルト固定装置による挟持が更に簡素化になり、なお、メディカル用体位保持ベルト固定装置の未使用時にメディカル用体位保持ベルト固定装置を使用前状態に安定的に保持することで、メディカル用体位保持ベルト固定装置が崩れ難くなるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記保持ベルト接続体の前記他端がスクリューを介して前記アッパークランプに固定される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、保持ベルト接続体を容易に且つ調整可能にアッパークランプに固定できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記保持ベルト接続体の前記他端がスクリューを介して前記アッパークランプに固定され、且つ前記スクリューが前記ストッパーを構成する。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、スクリューが、保持ベルト接続体の他端を調整可能にアッパークランプに固定する機能、及び、アッパークランプとロワークランプとが互いに横方向にずれることを防止できる機能を持つとの有益的な技術的効果を奏することができる。このため、メディカル用体位保持ベルト固定装置の部材数量が減少し、設計が簡素化になる。
好ましくは、前記保持ベルト接続体が固定される前記アッパークランプの表面には、前記保持ベルト接続体の最大の偏り角が30°になるように円弧形状の段部が設けられている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記保持ベルト接続体の最大の偏り角を30°に制限することで、手術過程において横滑りにより患者の安全を脅かすことを避けるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記ロワークランプ又は前記アッパークランプには、使用者が使用中に掴むためのフランジ部が設けられている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、使用者が、メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールに固定する、又はメディカル用体位保持ベルトの位置を調整する場合に、片手でメディカル用体位保持ベルト固定装置の開放及び挟持を実現でき、メディカル用体位保持ベルトの固定又は調整の過程が更に簡素化・迅速化になるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記挟持部が鈎状挟持部である。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、手術台のサイドレールをより安定的に且つ確実的に挟持できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記アッパークランプの形状は、前記メディカル用体位保持ベルトの付加引張力の増大に伴い、前記アッパークランプの鈎状挟持部で前記手術台のサイドレールに与える付加挟持力が数倍に増大するように設計されている。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、患者が手術過程において無意識的に動いたとしても、患者をある位置に安定的に保持でき、患者の動作が激しくなる(つまり、メディカル用体位保持ベルトの付加引張力が大きくなる)と、アッパークランプの鈎状挟持部で手術台のサイドレールに与える付加挟持力が大きくなり、患者をある位置に安定的に保持することを確保でき、アッパークランプの鈎状挟持部で手術台のサイドレールに与える付加挟持力により、メディカル用体位保持ベルトの付加引張力が数倍に増大し、増大倍率がL1/L2となり、更に患者をある位置に安定的に保持できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記保持ベルト接続体と前記アッパークランプ又は前記ロワークランプとの間に設けられたガスケットを更に備える。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、メディカル用体位保持ベルト固定装置の使用過程における保持ベルト接続体とアッパークランプ又はロワークランプとの相互摩擦を避けるように保持ベルト接続体とアッパークランプ又はロワークランプとを隔てており、保持ベルト接続体とアッパークランプ又はロワークランプとの絶対的連動を避けることができ、保持ベルト接続体が右方向に向かって右極限位置まで揺動してから更に右方向へ揺動しないと、アッパークランプ又はロワークランプが開放されないので、本発明に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が更に安全になるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、スライダーを備えており、前記弾性体は、その一端が前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも一方のクランプに当接又は固定され、その他端が前記スライダーを介して前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも他方のクランプに当接又は固定される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、スライダーが通常、耐摩耗性の材料(例えば、プラスチック)で製作されるので、弾性体とアッパークランプ又はロワークランプとの過度磨耗を避けることが可能になり、また、該スライダーのアッパークランプ又はロワークランプとの接触面積が通常、弾性体が直接アッパークランプ又はロワークランプと接触する面積よりも大きいので、弾性体とアッパークランプ又はロワークランプとのより安定的な接触を確保できると共に、メディカル用体位保持ベルト固定装置の全体が更に牢固になるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記弾性体及び前記スライダーが何れも水平方向に沿って設置される。
好ましくは、前記弾性体及び前記スライダーが何れも垂直方向に沿って設置される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、異なる要求に応じて異なる方向に沿って弾性体及びスライダーを柔軟に設置できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
好ましくは、前記スライダーには、弾性体収容部が設けられ、前記弾性体は、少なくともその一部が前記弾性体収容部に収容される。
上記の技術案によれば、本発明のメディカル用体位保持ベルト固定装置は、弾性体の取付けが更に簡素化になり、且つ使用時に弾性体が隠され、医務スタッフへの汚染を防止できるとの有益的な技術的効果を奏することができる。
従来の板金折り曲げ構造を持つメディカル用体位保持ベルト固定装置の側面図を示す。 手術台の一部及びそのサイドレールの概略図を示す。 従来のボルトで固定された他のメディカル用体位保持ベルト固定装置の側面図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の分解組立図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の正面図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の、図4の線A−Aに沿う断面図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の斜視図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が使用前状態、開放状態及び挟持状態のそれぞれにある時の側面図を示し、図7(a)に使用前状態を示し、図7(b)に開放状態を示し、図7(c)に挟持状態を示している。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の斜視図を示す。 保持ベルト接続体の左方最大偏り角時の作動状態図を示す。 保持ベルト接続体の右方最大偏り角時の作動状態図を示す。 本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の力学原理図を示す。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の断面図を示す。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の断面図を示す。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の挟持状態断面図を示す。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の開放状態断面図を示す。 本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の分解組立図を示す。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を説明する。
図3は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の分解組立図を示す。本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置は、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すためのものであって、アッパークランプ1、ロワークランプ2及び弾性体4を備えており、アッパークランプ1又はロワークランプ2は、メディカル用体位保持ベルトに接続される。弾性体4は、その両端がそれぞれアッパークランプ1とロワークランプ2とに当接又は固定される。
アッパークランプ1又はロワークランプ2は、メディカル用体位保持ベルトに直接接続されてもよい。当然ながら、アッパークランプ1又はロワークランプ2は、保持ベルト接続体3を介してメディカル用体位保持ベルトに接続され、保持ベルト接続体3は、その一端がメディカル用体位保持ベルトに固定され、その他端がアッパークランプ1又はロワークランプ2に固定されるようにしてもよい(例えば、図3には、保持ベルト接続体3の他端がアッパークランプ1に固定されていることを示す)。
好ましくは、弾性体4は、アッパークランプ1とロワークランプ2のうちの少なくとも一方の弾性体収容部29に設置されている。
図4は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の正面図を示す。図5は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の、図4の線A−Aに沿う断面図を示す。図6は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が挟持状態にある時の斜視図を示す。
図5に示すように、アッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれには、手術台のサイドレール5を挟持するための挟持部11、21が設けられている。
図5には、弾性体4がロワークランプ2の弾性体収容部29に設置されることのみを示したが、本発明に基づいて、当業者は、弾性体4がアッパークランプ1の弾性体収容部に設置されてもよいことを理解するであろう。
図5に示すように、挟持部11、21は、鈎状挟持部であることが好ましい。当然ながら、挟持部11、21は、手術台のサイドレール5を確実的に挟持すれば、他の形状であってもよく、例えば、挟持部11、21は、クランプの他の部分と略面一になる平面挟持部であってもよい。
図4〜図6に示す挟持状態では、弾性体4は、その自体の弾性力でアッパークランプとロワークランプのうちの他方のクランプ(図4〜図6に示すアッパークランプ1)の挟持部(図4〜図6に示す挟持部11)を前記一方のクランプ(図4〜図6に示すロワークランプ2)の挟持部(図4〜図6に示す挟持部21)へ移動させることでメディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレール5に固定するようになっている。
図7は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が使用前状態、開放状態及び挟持状態のそれぞれにある時の側面図を示し、図7(a)に使用前状態を示し、図7(b)に開放状態を示し、図7(c)に挟持状態を示している。
図7(c)に示す挟持状態では、上述のように、弾性体4は、その自体の弾性力でアッパークランプ1の挟持部11をロワークランプ2の挟持部21へ移動させることでメディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレール5に固定するようになっている。
図7(b)に示す開放状態では、弾性体4の弾性力に抗してアッパークランプ1の挟持部11をロワークランプ2の挟持部21から離間させることで、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレール5から取外すと共に、取外した後にメディカル用体位保持ベルトを再び手術台のサイドレール5に固定し易くなるようにする。
好ましくは、アッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれには、更に当接部10と当接部20とが設けられている。
図7(a)に示す使用前状態では、アッパークランプ1の当接部10とロワークランプ2の当接部20とが弾性体4の弾性力で互いに当接するようになっている。該使用前状態でアッパークランプ1の当接部10とロワークランプ2の当接部20とが互いに当接することにより、アッパークランプ1の挟持部11が該使用前状態で弾性体4の弾性力によりロワークランプ2の挟持部21に近づき過ぎることを防止でき、ひいては、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を使用前状態から開放状態に切り替える際に過大の弾性力を克服する必要が無くなり、メディカル用体位保持ベルト固定装置による挟持が更に簡素化でき、なお、メディカル用体位保持ベルト固定装置の未使用時にメディカル用体位保持ベルト固定装置を使用前状態に安定的に保持することで、メディカル用体位保持ベルト固定装置が崩れにくいとの有益な技術的効果を実現できる。
当然ながら、アッパークランプ1の当接部10とロワークランプ2の当接部20とを別途設置することなく、該使用前状態で直接アッパークランプ1の挟持部11とロワークランプ2の挟持部21とを当接させても、メディカル用体位保持ベルト固定装置が安定的に使用前状態に保持されるとの技術的効果を実現でき、また、このようなメディカル用体位保持ベルト固定装置によっても、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに効果的に固定することもできる。この場合、アッパークランプ1の当接部10とロワークランプ2の当接部20とを別途設置する場合と比べて、使用者はメディカル用体位保持ベルト固定装置を使用前状態から開放状態に切り替える際に大きな弾性力を克服する必要がある。
図4〜図7には、弾性体4でアッパークランプ1の挟持部11をロワークランプ2の挟持部21へ移動させることのみを示したが、本発明に基づいて、当業者は、弾性体4がアッパークランプ1の弾性体収容部に設置された場合に、弾性体4でロワークランプ2の挟持部21をアッパークランプ1の挟持部11へ移動させてもよいことを理解するであろう。
アッパークランプ1とロワークランプ2とは、ピボット軸12の廻りに互いに相対回転できる。
実施例では、図5に示すように、ピボット軸12がアッパークランプ1に一体形成されると共に、ロワークランプ2にピボット軸包囲部22が設けられている。当然ながら、本発明に基づいて、当業者は、ロワークランプ2にピボット軸を一体形成すると共にアッパークランプ1にピボット軸包囲部を設けても、アッパークランプ1とロワークランプ2とがピボット軸の廻りに互いに相対回転するとの技術的効果を実現できることを理解するであろう。
図5に示すようにピボット軸12がアッパークランプ1に一体形成される場合、ロワークランプ2には溝が設けられる。好ましくは、該溝は、図3に示すように、ロワークランプ2のピボット軸包囲部22の横方向の中間位置に設けられている。図5に示すように、ストッパー31は、アッパークランプ1とロワークランプ2とが互いに横方向にずれないように溝内に設けられている。
他の実施例では、図8に示すように、ピボット軸12’は、単独で形成され、且つアッパークランプ1とロワークランプ2とを貫通するようになっている。ピボット軸12’は、アッパークランプ1とロワークランプ2とが互いに横方向にずれないように、その一端にピボット軸キャップ2”が設けられ、その他端に固定ネジ(図示せず)が接続されている。
上記では、アッパークランプ1とロワークランプ2とがピボット軸12の廻りに互いに相対回転できる技術案が描かれていたが、本発明に基づいて、当業者は、アッパークランプ1とロワークランプ2とが他の接続形態によってもメディカル用体位保持ベルト固定装置の挟持状態及び開放状態を実現できることを理解するであろう。例えば、アッパークランプ1とロワークランプ2とは、スライドレール接続を採用し、挟持状態において、弾性体は、その自体の弾性力でアッパークランプ1又はロワークランプ2の挟持部をロワークランプ2又はアッパークランプ1の挟持部へ移動させることで、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する一方、開放状態において、弾性体の弾性力に抗してアッパークランプ1又はロワークランプ2の挟持部をロワークランプ2又はアッパークランプ1の挟持部から離間させることで、メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールから取外すようになっていてもよい。
弾性体4は、図5に示すように、圧縮バネであることが好ましい。圧縮バネ4は、その一端がロワークランプ2の弾性体収容部29の底面に当接し、その他端がアッパークランプ1に当接するようになっている。当然ながら、圧縮バネ4の他端は、アッパークランプ1に直接当接するのではなく、スライダー6を介してアッパークランプ1に当接してもよい。
具体的には、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置は、図5に示すように、弾性体4とアッパークランプ1との間に挿入されるとともにその一部が弾性体収容部2内に収容されるスライダー6を更に備えている。弾性体4とアッパークランプ1との間にスライダー6が設けられることにより、該スライダーが通常、耐摩耗性の材料(例えば、プラスチック)で製作されるので、弾性体4とアッパークランプ1との間の過度磨耗を避けることが可能になり、また、該スライダーのアッパークランプとの接触面積が通常、弾性体が直接アッパークランプと接触する面積よりも大きいので、弾性体とアッパークランプとの安定的な接触を確保できると共に、メディカル用体位保持ベルト固定装置の全体がより牢固になるとの有益な技術的効果を奏する。
図5に示す実施例では、弾性体4は、圧縮バネである。然しながら、本発明に基づいて、当業者は、弾性体4が引張りバネ、ねじりバネ又はスライスバネであってもよく、ひいては、メディカル用体位保持ベルト固定装置による挟持状態及び開放状態を実現できる如何なるバネ又は弾性体であってもよいことを理解するであろう。
弾性体4が引張りバネである場合、該引張りバネの両端がそれぞれアッパークランプ1とロワークランプ2とに固定されることで、挟持状態において、引張りバネの引張力によりアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が互いに接近するように引っ張られる一方、開放状態において、引張りバネの引張力に抗してアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が互いに離れるようにする。
弾性体4がねじりバネである場合、該ねじりバネの両端がそれぞれアッパークランプ1とロワークランプ2とに固定されることで、挟持状態において、ねじりバネのねじり力によりアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が接近する一方、開放状態において、ねじりバネのねじり力に抗してアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が互いに離れるようにする。
弾性体4がスライスバネである場合(図8に示すように)、該スライスバネは、その一端がロワークランプ2に固定され、その他端がアッパークランプ1に当接することで、挟持状態において、スライスバネの弾性力によりアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が互いに接近する一方、開放状態において、スライスバネの弾性力に抗してアッパークランプ1とロワークランプ2とのそれぞれの挟持部が互いに離れるようにする。
好ましくは、アッパークランプ1とロワークランプ2とは、押出成形される。つまり、アッパークランプ1とロワークランプ2とは、挟みブロックの形になってもよい。押出成形されるアッパークランプとロワークランプとは、アッパークランプとロワークランプとの形状や構造が複雑であっても、例えば、回転軸、回転軸包囲部、挟持部、当接部、弾性収容部等が形成されても、簡単に押出成形され、加工時間が短くなり、バッチ生産できるとの有益な技術的効果がある。例えば、クランプのロング形材を押出成形してから、該ロング形材を複数のクランプに切断することによって、クランプの生産率は大幅に向上することになる。
当然ながら、本発明に基づいて、当業者は、アッパークランプ1とロワークランプ2とが他の成形形態、例えば板金折り曲げ成形等を採用してもよいが、これでは押出成形による上記の有益的な技術的効果を実現できないことを理解するであろう。
好ましくは、アッパークランプ1とロワークランプ2のうち、弾性体収容部29が設けられた前記一方のクランプ(例えば、図5に示すロワークランプ2)は、その一端(例えば、図5に示す下端)に、弾性体4が動きやすくなるように弾性体収容部29と連通する通気孔30が設けられている。上記の通気孔を設置することにより、例えば、図5に示す圧縮バネの場合に、メディカル用体位保持ベルト固定装置が繰り返して開放、挟持し、圧縮バネが繰り返して圧縮、回復するので、空気が弾性体収容部に導入されて弾性体収容部に一定の気圧が発生してしまい、この気圧によりメディカル用体位保持ベルト固定装置に対する使用者の正常操作が邪魔され、例えば、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を開けることが邪魔されるが、弾性体収容部と連通する通気孔を設置することで、あまる空気を排出でき、使用者がメディカル用体位保持ベルト固定装置を容易に操作(特に開放)できるとの有益的な技術的効果がある。
好ましくは、保持ベルト接続体3の他端は、図5に示すように、スクリュー31’を介してアッパークランプ1に固定される。このようにすれば、保持ベルト接続体の偏り角を容易に調整できるので、メディカル用体位保持ベルトの縛り位置及び角度の調整は、更に容易になる。
好ましくは、スクリュー31’は、前述のストッパー31を構成する。このようにすれば、スクリュー31’は、保持ベルト接続体3の他端をアッパークランプ1に調整可能に固定できる機能、及び、アッパークランプ1とロワークランプ2とが互いに横方向にずれることを防止できる機能を持つようになる。このため、メディカル用体位保持ベルト固定装置の部材数は減少し、設計は簡素化になる。
図9(a)及び図9(b)に示すように、保持ベルト接続体3が固定されるアッパークランプ1の表面には、保持ベルト接続体3の最大の偏り角が30°になるように、円弧形状の段部13が設けられている。図9(a)には、保持ベルト接続体3の左方への最大偏り角が30°であることを示している。図9(b)には、保持ベルト接続体3の右方への最大偏り角が30°であることを示している。当然ながら、アッパークランプ1の円弧形状の段部13と合わせるために、図9(a)及び図9(b)に示すように、保持ベルト接続体3の対応端面も円弧形状となっている。
発明者は、保持ベルト接続体3の最大の偏り角が30°を超えると、メディカル用体位保持ベルト固定装置が横滑りやすくなり、手術過程において患者の安全を脅かす可能性があることを見出した。このため、上述のように、アッパークランプ1の円弧形状の段部13は、保持ベルト接続体3の最大の偏り角が30°に制限されるように設計されている。
好ましくは、ロワークランプ2又はアッパークランプ1には、使用者が使用中に掴むためのフランジ部28が設けられている。例えば、図6に示すように、ロワークランプ2には、フランジ部28が設けられている。このようにすれば、使用者は、メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールに固定する、又はメディカル用体位保持ベルトの位置を調整する場合、片手でメディカル用体位保持ベルト固定装置の開放及び挟持を実現でき、メディカル用体位保持ベルトの固定又は調整の過程は更に簡素化・迅速化される。
図10は、本発明の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の力学原理図を示す。メディカル用体位保持ベルト固定装置が固定され且つ患者が手術台に寝ている場合、メディカル用体位保持ベルトの追加引張力がゼロであり、つまり、メディカル用体位保持ベルトが保持ベルト接続体3を介してアッパークランプ1に与えた付加力F1がゼロである。付加引張力(例えば、患者の無意識動作)がメディカル用体位保持ベルトに作用すると、メディカル用体位保持ベルト固定装置のアッパークランプの鈎状挟持部11で付加挟持力が手術台のサイドレールに与えられることになり、この時、アッパークランプ1が手術台のサイドレールからの、該付加挟持力と同じ大きさで且つ逆方向の反作用力F2をも受ける。図10に示すように、ピボット軸12の支点がOであり、力F1と力F2とのモーメントがそれぞれL1及びL2とすると、F1×L1=F2×L2との関係がある。更に図10に示すように、モーメントL1がモーメントL2の数倍であるので、力F2が力F1の数倍となる。このため、前記メディカル用体位保持ベルトの付加引張力の増大に伴い、前記アッパークランプの鈎状挟持部で前記手術台のサイドレールに与えた付加挟持力が数倍に増大することになる。メディカル用体位保持ベルト固定装置の上述設計(主にアッパークランプの形状設計)は、患者が手術過程において無意識的に動いたとしても、患者をある位置に安定的に保持でき、患者の動作が激しくなる(つまり、メディカル用体位保持ベルトの付加引張力が大きくなる)と、アッパークランプの鈎状挟持部で手術台のサイドレールに与えた付加挟持力も大きくなり、患者をある位置に安定的に保持するのを確保でき、アッパークランプの鈎状挟持部で手術台のサイドレールに与えた付加挟持力により、メディカル用体位保持ベルトの付加引張力が数倍に増大し、増大倍率がL1/L2となり、更に患者をある位置に安定的に保持できるとの有益な技術的効果を奏する。
図11(a)及び図11(b)は、本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の断面図を示す。図11(a)及び図11(b)に示す実施例では、図5に示す実施例と比べて、保持ベルト接続体3とアッパークランプ1との間に、メディカル用体位保持ベルト固定装置の使用過程における保持ベルト接続体3とアッパークランプ1との相互摩擦を避けるように保持ベルト接続体3とアッパークランプ1とを隔てるためのガスケット32が設けられている。ガスケット32は、プラスチックガスケットであることが好ましいが、他の耐摩耗性の材料で製作されてもよい。
更に、図11(a)及び図11(b)に示すように、保持ベルト接続体3とアッパークランプ1との間にガスケット32が設けられているので、保持ベルト接続体3は、一定範囲内で左右揺動する自由度がある。図11(a)には、保持ベルト接続体3が右極限位置に揺動した状態を示しており、図11(b)には、保持ベルト接続体3が左極限位置に揺動した状態を示している。このようにすれば、保持ベルト接続体3とアッパークランプ1との絶対的連動を避けることができ、保持ベルト接続体3が右方向に向かって右極限位置まで揺動してから更に右方向へ揺動しないと、アッパークランプ1は開放されないので、本発明に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置が更に安全になる。
好ましくは、ガスケット32は、その設置が更に牢固になるようにアッパークランプ1における凹溝に少なくとも一部が嵌め込まれている。
図11(a)及び図11(b)に示す実施例では、保持ベルト接続体3がアッパークランプ1に固定される場合のみを示したが、本発明に基づいて、当業者は、保持ベルト接続体3がロワークランプ2に固定された場合、ガスケット32が保持ベルト接続体3とロワークランプ2との間に設けられてもよいことを理解するであろう。
図12(a)〜図12(c)は、本発明の他の一実施例に係るメディカル用体位保持ベルト固定装置の挟持状態断面図、開放状態断面図及び分解組立図を示す。
図12(a)〜図12(c)に示すように、メディカル用体位保持ベルト固定装置は、スライダー6’を備えており、弾性体4’は、その一端がロワークランプ2に当接又は固定され、その他端がスライダー6’を介してアッパークランプ1に当接又は固定される。
図12(a)〜図12(c)に示す実施例と図11(a)及び図11(b)に示す実施例との相違点は、図12(a)〜図12(c)に示す実施例おける弾性体4’及びスライダー6’が何れも水平方向に沿って設置されるが、図11(a)及び図11(b)に示す実施例における弾性体4及びスライダー6が何れも垂直方向に沿って設置されることである。
好ましくは、スライダー6’には弾性体収容部29’が設けられ、弾性体4’はその少なくとも一部が弾性体収容部29’に収容される。
図12(a)〜図12(c)に示す実施例には、弾性体4’及びスライダー6’が何れもロワークランプ2にある場合のみを示したが、本発明に基づいて、当業者は、弾性体4’及びスライダー6’がアッパークランプ1にあってもよいことを理解するであろう。
以上、図面に基づいて本発明を例示的に説明したが、本発明の具体的な形態は、上述の実施形態に限られない。当業者であれば、本発明の主旨を脱出しない前提で、本発明に対してあらゆる修正や変更を行うことができ、これらの修正や変更が本発明の保護範囲に入ることは言うまでもない。
1 アッパークランプ
2 ロワークランプ
3 保持ベルト接続体
4 弾性体
4’ 弾性体
5 手術台のサイドレール
6 スライダー
6’ スライダー
10 当接部
11 挟持部
12 ピボット軸
12’ ピボット軸
12” ピボット軸キャップ
13 段部
20 当接部
21 挟持部
22 ピボット軸包囲部
29 弾性収容部
29’ 弾性収容部
31 ストッパー
31’ スクリュー
32 ガスケット
100 ブロック
105 手術台のサイドレール
106 サイドレール接続柱
200 ボルト

Claims (23)

  1. メディカル用体位保持ベルトを手術台のサイドレールに固定する、又は、手術台のサイドレールから取外すためのメディカル用体位保持ベルト固定装置において、
    アッパークランプ、ロワークランプ及び弾性体を備えており、
    前記アッパークランプ又は前記ロワークランプは、前記メディカル用体位保持ベルトに接続され、
    前記アッパークランプと前記ロワークランプとのそれぞれには、前記手術台のサイドレールを挟持するための挟持部が設けられており、
    前記弾性体は、その両端がそれぞれ前記アッパークランプと前記ロワークランプとに当接又は固定されており、
    前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、
    前記弾性体がその自体の弾性力で前記アッパークランプの挟持部と前記ロワークランプの挟持部とを接近させることで、前記メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールに固定する挟持状態と、
    前記弾性体の弾性力に抗して前記アッパークランプの挟持部と前記ロワークランプの挟持部とを離間させることで、前記メディカル用体位保持ベルトを前記手術台のサイドレールから取外す開放状態と、になることができ、
    前記メディカル用体位保持ベルト固定装置は、前記アッパークランプの当接部と前記ロワークランプの当接部とが前記弾性体の弾性力で互いに当接する使用前状態になることができ、
    前記アッパークランプ又は前記ロワークランプは、保持ベルト接続体を介して前記メディカル用体位保持ベルトに接続され、
    前記保持ベルト接続体は、その一端が前記メディカル用体位保持ベルトに固定され、その他端が前記アッパークランプ又は前記ロワークランプに固定され、
    前記保持ベルト接続体が固定される前記アッパークランプの表面には、前記保持ベルト接続体の最大の偏り角が30°になるように、円弧形状の段部が設けられている、
    ことを特徴とするメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  2. 前記弾性体は、前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも一方のクランプの弾性体収容部に設置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  3. 前記アッパークランプと前記ロワークランプとは、ピボット軸の廻りに互いに相対回転できる、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  4. 前記ピボット軸が前記アッパークランプ又は前記ロワークランプに一体形成される、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  5. 前記ロワークランプ又は前記アッパークランプには、溝が設けられており、
    ストッパーは、前記アッパークランプと前記ロワークランプとが互いに横方向にずれないように前記溝内に設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  6. 前記ピボット軸は、単独で形成され、且つ前記アッパークランプと前記ロワークランプとを貫通するようになっている、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  7. 前記ピボット軸は、前記アッパークランプと前記ロワークランプとが互いに横方向にずれないように、その一端にピボット軸キャップが設けられ、その他端に固定ネジが接続されている、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  8. 前記弾性体が圧縮バネである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  9. 前記弾性体は、その一端が前記少なくとも一方のクランプの前記弾性体収容部の底面に当接し、その他端が前記アッパークランプと前記ロワークランプとのうちの少なくとも他方のクランプに当接するようになっている、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  10. 前記弾性体と、前記アッパークランプと前記ロワークランプとのうちの少なくとも他方のクランプとの間に挿入され、且つ一部が前記弾性体収容部に収容されるスライダーを更に備えている、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  11. 前記弾性体が引張りバネ、ねじりバネ又はスライスバネである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  12. 前記アッパークランプと前記ロワークランプとは、押出成形される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  13. 前記アッパークランプと前記ロワークランプのうち、前記弾性体収容部が設けられた前記少なくとも一方のクランプは、その一端に、前記弾性体が動きやすくなるように前記弾性体収容部と連通する通気孔が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  14. 前記保持ベルト接続体の前記他端がスクリューを介して前記アッパークランプに固定される、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  15. 前記保持ベルト接続体の前記他端がスクリューを介して前記アッパークランプに固定さ
    れ、且つ前記スクリューが前記ストッパーを構成する、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  16. 前記ロワークランプ又は前記アッパークランプには、使用者が使用中に掴むためのフランジ部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  17. 前記挟持部が鈎状挟持部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  18. 前記アッパークランプの形状は、前記メディカル用体位保持ベルトの付加引張力の増大に伴い、前記アッパークランプの鈎状挟持部で前記手術台のサイドレールに与える付加挟持力が数倍に増大するように設計されている、
    ことを特徴とする請求項17に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  19. 前記保持ベルト接続体と前記アッパークランプ又は前記ロワークランプとの間に設けられたガスケットを更に備える、
    ことを特徴とする請求項に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  20. スライダーを備えており、
    前記弾性体は、その一端が前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも一方のクランプに当接又は固定され、その他端が前記スライダーを介して前記アッパークランプと前記ロワークランプのうちの少なくとも他方のクランプに当接又は固定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  21. 前記弾性体及び前記スライダーが何れも水平方向に沿って設置される、
    ことを特徴とする請求項20に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  22. 前記弾性体及び前記スライダーが何れも垂直方向に沿って設置される、
    ことを特徴とする請求項20に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
  23. 前記スライダーには、弾性体収容部が設けられ、前記弾性体は、少なくともその一部が前記弾性体収容部に収容される、
    ことを特徴とする請求項20に記載のメディカル用体位保持ベルト固定装置。
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