JP6284195B2 - 受光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲルマニウム(Ge)から構成された吸収層を備える受光素子に関する。
フォトダイオードは、光信号を電気信号に変換するデバイスである。特に、吸収層をゲルマニウム(Ge)から構成したGeフォトダイオードは、Geがシリコン(Si)基板上にエピタキシャル成長できるため、Si基板上で電子回路と光回路を集積する技術であるSiフォトニクスにおいて注目されている(非特許文献1参照)。
ところで、通信用途で用いられるSiフォトニクスデバイスは、広い波長帯の信号を受信できることが要求される。通信波長帯には、Oバンド(1260−1360nm)、Cバンド(1530−1565nm)、Lバンド(1565−1625nm)などがある。これに対し、Geは、OバンドおよびCバンドでは高い光吸収係数を示すが、Lバンドでは光吸収係数が低下する(非特許文献2参照)。Geフォトダイオードの受信可能波長は、Geからなる吸収層の各波長における光吸収係数によって決定されるため、上述のことより、Geフォトダイオードを全通信波長帯で受信機として用いることは容易ではない。
ここで、一般的なGeフォトダイオードについて、図13,図14を用いて説明する。図13は、従来の一般的なGeフォトダイオードの構造を示す斜視図であり、図14は、光が導波する方向に垂直な断面を示す断面図である。このGeフォトダイオードは、第1シリコン層801,吸収層802,第2シリコン層803,第1電極804,第2電極805,およびコア806を備える。なお、図13,図14では、クラッド層を省略している。
第1シリコン層801は、第1導電型(例えばn型)とされ、光入力端811から光導波方向に延在し、光入力端811より入力された光が導波する。光導波方向は、図14の紙面の左右方向となる。吸収層802は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層801とともに光導波方向に延在して第1シリコン層801の上に形成されている。第2シリコン層803は、第2導電型(例えばp型)とされ、吸収層802とともに光導波方向に延在して吸収層802の上に形成されている。また、第1電極804は、第1シリコン層801に接続し、第2電極805は、第2シリコン層803の上に形成されて第2シリコン層803に接続する。
また、光入力端811には、シリコンからなるコア806が接続し、コア806よりなる光導波路を導波してきた光が入力される。光入力端811より入力した光は、第1シリコン層801を導波する過程で、電場が印加されている吸収層802に吸収されて光電変換される。このGeフォトダイオードでは、第1電極804と第2電極805との間に電圧を印加することで、吸収層802に均一に電場がかかる。
N. Duan et al. , "High Speed Waveguide-Integrated Ge/Si Avalanche Photodetector", Optical Fiber Communication Conference and Exposition and the National Fiber Optic Engineers Conference, 2013. C. T. DeRose et al. , "Ultra compact 45 GHz CMOS compatible Germanium waveguide photodiode with low dark current", Optics Express, vol.19, no.25, pp.24897-24903,2011. 末松 泰晴、小林 功郎、「フォトニクス 光エレクトロニクスとその進展」、株式会社 オーム社、第1判、第1刷、310,311頁、平成19年12月15日。 K. Takeda, T. Hiraki1, T. Tsuchizawa, H. Nishi, R. Kou, H. Fukuda, Y. Ishikawa, K. Wada and K. Yamada , "Franz-Keldysh and avalanche effects in a germanium waveguide photodiode", IEEE 10th International Conference on, Group IV Photonics, pp.138-139,2013. K. Takeda, T. Hiraki, T. Tsuchizawa, H. Nishi, R. Kou, H. Fukuda, T. Yamamoto, Y. Ishikawa, K. Wada, and K. Yamada, "Contributions of Franz.Keldysh and Avalanche Effects to Responsivity of a Germanium Waveguide Photodiode in the L-Band", IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics, vol.20, no.4, 2014.
ここで、図15の一点鎖線に示すように、Geの光吸収係数は、波長依存性がある(非特許文献3参照)。このため、Geフォトダイオードに光信号を入力すると、波長1550nm(Cバンド)の光と波長1625nm(Lバンド)の光を入力した時で、光吸収効率に大きく差がでる。
図16は、吸収層802の導波方向の長さと光吸収効率との関係を示した特性図である。吸収層802が長いほど、光吸収効率は増加する。Cバンドの光に対しては,吸収層802の長さが10μm付近で吸収効率100%に達する。しかしながら、Lバンドの光は、吸収層802の長さが50μmあった場合でも、吸収効率は4%と小さい。
吸収層802の導波方向長さが長ければ、光吸収係数が低いGeフォトダイオードであっても、波長1625nmにおける光吸収効率を100%近くまで上昇させることも可能であるが、このためには、吸収層802の長さが10mm以上必要となる。吸収層802の長さが長くなると、Geフォトダイオードの静電容量が増加し、動作速度を低下させる要因となる。このため、Lバンドの光吸収効率を増加するために、吸収層802を長延化することは、現実的ではない。
一方で、吸収層802に高い電場を印加することで、フランツケルディッシュ効果によりLバンドでの光吸収効率を増大することもできる(非特許文献4,非特許文献5参照)。しかし吸収層802の全体に高い電場を印加すると、暗電流が増加するため、信号雑音比率が劣化する。このように、従来では、動作速度を低下させることなく、また、信号雑音比率を劣化させることなく、Ge吸収層におけるLバンドの光吸収効率を増加させることが、容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、動作速度の低下および信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることを目的とする。
本発明に係る受光素子は、光入力端から光導波方向に延在して光入力端より入力された光が導波する第1導電型の第1シリコン層と、第1シリコン層とともに光導波方向に延在して第1シリコン層の上に形成されたゲルマニウムからなる吸収層と、吸収層とともに光導波方向に延在して吸収層の上に形成された第2導電型の第2シリコン層と、第1シリコン層に接続する第1電極と、第2シリコン層の上に形成されて第2シリコン層に接続する第2電極と、吸収層に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段とを備える。
上記受光素子において、吸収層は、光入力端より離れるほど薄く形成され、光入力端より離れるほど薄く形成された吸収層により電場可変手段が構成されてい。また、吸収層は、光導波方向に垂直な断面が、第1シリコン層の側から離れるほど細く形成されているようにしてもよい。
上記受光素子において、吸収層は、光入力端より離れるほど高い不純物濃度とされ、光入力端より離れるほど高い不純物濃度とされた吸収層により電場可変手段が構成され、吸収層は、第1シリコン層の側に配置された低濃度不純物層と、第2シリコン層の側に配置された高濃度不純物層との積層構造とされ、低濃度不純物層は、光入力端より離れるほど薄くされ、高濃度不純物層は、光入力端より離れるほど厚くされてい。また、低濃度不純物層は、光導波方向に垂直な断面が、第1シリコン層の側から離れるほど細く形成され、高濃度不純物層は、低濃度不純物層の上面を覆って形成されているようにしてもよい。
なお、光導波方向に配列された複数の第2電極を備え、光入力端より離れる第2電極ほど、吸収層に印加する電場が高くされ、複数の第2電極により電場可変手段が構成されているようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、吸収層に印加される電場が光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段を設けるようにしたので、動作速度の低下および信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることができるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1における受光素子の構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1における受光素子の一部構成を示す断面図である。 図3は、実施の形態1における吸収層102に電場を印加した時の光吸収係数の変化を示す特性図である。 図4は、実施の形態1における受光素子(a)と、従来構造のGeフォトダイオード(b)との各々に1Vの電圧を印加した時のLバンドにおける光吸収係数の変化を示す特性図である。 図5は、実施の形態1における受光素子(a)と、従来構造のGeフォトダイオード(b)との各々に1Vの電圧を印加した時のLバンドにおける光吸収効率の変化を示す特性図である。 図6は、実施の形態1における受光素子の暗電流(a)、および従来構造のGeフォトダイオードの暗電流(b)を示す特性図である。 図7は、本発明の実施の形態2における受光素子の一部構成を示す断面図である。 図8は、本発明の実施の形態3における受光素子の一部構成を示す断面図である。 図9は、本発明の実施の形態4における受光素子の構成を示す斜視図である。 図10Aは、本発明の実施の形態5における受光素子の一部構成を示す斜視図である。 図10Bは、本発明の実施の形態5における受光素子の一部構成を示す平面図である。 図11Aは、本発明の実施の形態6における受光素子の一部構成を示す斜視図である。 図11Bは、本発明の実施の形態6における受光素子の一部構成を示す平面図である。 図12は、本発明の実施の形態7における受光素子の構成を示す斜視図である。 図13は、従来の受光素子の構成を示す斜視図である。 図14は、従来の受光素子の一部構成を示す断面図である。 図15は、Geの光吸収係数変化を示す特性図である。 図16は、従来の受光素子における吸収層802の導波方向の長さと光吸収効率の関係を示した特性図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について図1,図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における受光素子の構成を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における受光素子の一部構成を示す断面図である。図1,図2では、クラッドを省略して示している。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層102,第2シリコン層103,第1電極104,第2電極105,およびコア106を備える。第1シリコン層101は、第1導電型(例えばn型)とされ、光入力端111から光導波方向に延在し、光入力端111より入力された光が導波する。ここで、導波方向は、図2の紙面の左右方向となる。
吸収層102は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。また、第2シリコン層103は、第2導電型(例えばp型)とされ、吸収層102とともに光導波方向に延在して吸収層102の上に形成されている。なお、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としてもよい。
また、第1電極104は、第1シリコン層101に接続し、第2電極105は、第2シリコン層103の上に形成されて第2シリコン層103に接続する。第1電極104は、光導波方向に直交する方向に延在する第1シリコン層101の上に形成されている。これらの構成において、光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層102に吸収されて光電変換される。
例えば、よく知られたSOI(Silicon on Insulator)基板を用い、この基板部の上の埋め込み酸化層を下部クラッド層(不図示)とし、SOI層をパターニングすることで、第1シリコン層101およびコア106とすればよい。また、選択的なイオン注入によりn型不純物を導入することで、第1シリコン層101をn型とすればよい。また、よく知られた堆積法により酸化シリコンを堆積することで、第1シリコン層101およびコア106を覆う上部クラッド層(不図示)とすればよい。
また、この上部クラッド層の一部に、第1シリコン層101にまで到達する開口領域を形成し、この開口領域に露出した第1シリコン層101の上に、選択的にGeを堆積することで吸収層102が形成できる。例えば、基板温度を600℃程度に加熱してGeH4をソースガスとした熱CVD法に基づくエピタキシャル成長によってGeを堆積すればよい。この結晶成長によれば、露出した第1シリコン層101の上に選択的にGeを堆積することができる。
加えて、吸収層102は、光入力端111より離れるほど薄く形成されている。実施の形態1では、段階的に厚さを変化させている。実施の形態1では、このように厚さを変化させた吸収層102により、吸収層102に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。例えば、設定した領域毎に上述したGeの堆積量を変化させればよい。なお、第2シリコン層103は、吸収層102の上面の全域を覆って形成されている。また、実施の形態1では、上面が平坦な第1シリコン層101の上に厚さを可変させて吸収層102を形成しているが、この厚さの変化を吸収して表面が基板に平行な平坦な状態となるように第2シリコン層103が形成されている。
例えば、図2に示すように、光入力端111から光導波方向に20μmまでは、吸収層102の層厚は1μmとされている。また、光入力端111から光導波方向に20μmから35μmまでは、吸収層102の層厚は0.25μmとされている。また、光入力端111から光導波方向に35μmから50μmまでは、吸収層102の層厚は0.143μmとされている。
実施の形態1では、上述したように吸収層102を光入力端111より離れるほど薄くしたので、吸収層102の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層102の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。
ここで、吸収層102に電場を印加した時の光吸収係数の変化の計算結果について、図3を用いて説明する。図3に示すように、印加される電場が高くになるに従って、Lバンド(1565−1625nm)における光吸収係数が上昇していくことがわかる。
図2に例示した各寸法とした場合(吸収層102の幅は10μm)、第1電極104と第2電極105との間に1Vの電圧を印加すると、光入力端111から光導波方向に20μmまでは約1kV/mmの電場が吸収層102に印加される。また、光入力端111から光導波方向に20μmから35μmまでは約4kV/mmの電場が吸収層102に印加される。また、光入力端111から光導波方向に35μmから50μmまでは、約7kV/mmの電場が吸収層102に印加される。
次に、実施の形態1における受光素子と、従来構造のGeフォトダイオードとの各々に1Vの電圧を印加した時のLバンドにおける光吸収係数を図4に示す。また、実施の形態1における受光素子と、従来構造のGeフォトダイオードとの各々に1Vの電圧を印加した時のLバンドにおける光吸収効率を図5に示す。なお、いずれの図においても、(a)が実施の形態1における受光素子の特性を示し、(b)が従来構造のGeフォトダイオードにおける特性を示している。実施の形態1における受光素子によれば、吸収層102の長さ50μmで、約90%の光吸収効率を示すことがわかる。
次に、暗電流について図6を用いて説明する。図6は、図2に例示した寸法とした実施の形態1における受光素子の暗電流(a)、および従来構造のGeフォトダイオードの暗電流(b)を示す特性図である。両者とも約90%の光吸収効率を示すまでに必要な電界を印加した時の、吸収層102,Ge吸収層に流れる暗電流の計算結果を示している。
波長1600nm程度までは高い電場を印加しなくてもGeの光吸収係数が高いため、両者には差がほとんど見られない。しかし、Lバンドの長波長端である1625nmでは、暗電流の差は約2倍になり、さらに長波長の1640nmでは約2.5倍に達する。このように、実施の形態1によれば、長波長になるほど暗電流を抑える効果が顕著となる。
以上に説明したように、実施の形態1によれば、吸収層102を長くすることなくLバンドの光吸収効率を増加させることができ、動作速度の低下を招くことがない。また、高い電場が印加される領域を短く(狭く)したので、信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態2における受光素子の構成を示す断面図である。図7では、クラッドを省略して示している。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層202,第2シリコン層203,第2電極105,およびコア106を備える。なお、第1シリコン層101,第2電極105,およびコア106は、前述した実施の形態1と同様であり、説明は省略する。また、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に第1電極を備えるが、図7では省略している。導波方向は、図7の紙面の左右方向となる。
また、吸収層202は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。また、第2シリコン層203は、第2導電型(例えばp型)とされ、吸収層202とともに光導波方向に延在して吸収層202の上に形成されている。光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層202に吸収されて光電変換される。
実施の形態2において、吸収層202は、第1シリコン層101の側に配置された低濃度不純物層202aと、第2シリコン層203の側に配置された高濃度不純物層202bとの積層構造とされている。また、低濃度不純物層202aは、光入力端111より離れるほど薄くされ、高濃度不純物層202b、光入力端111より離れるほど厚くされている。いずれの領域においても、低濃度不純物層202aと高濃度不純物層202bとを合計した吸収層202の厚さは、同一の状態としている。
この構成とすることで、吸収層202は、光入力端111より離れるほど高い不純物濃度とされた状態となる。実施の形態2では、このように不純物濃度を変化させた吸収層202により、吸収層202に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。
例えば、吸収層202の層厚を図7に示すように、光入力端111から光導波方向に20μmまでは、低濃度不純物層202aの層厚を最も厚くし、光入力端111から光導波方向に20μmから35μmまでは、低濃度不純物層202aの層厚は中程度とし、光入力端111から光導波方向に35μmから50μmまでは、低濃度不純物層202aの層厚を最も薄くすればよい。例えば、イオン注入法によりp型不純物を導入することで、低濃度不純物層202aおよび高濃度不純物層202bが形成できる。設定した領域毎に、イオン注入のドーズ量などを変化させればよい。
実施の形態2では、上述したように吸収層202の不純物濃度を光入力端111より離れるほど高くしたので、吸収層202の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層202の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。
この結果、実施の形態2においても、吸収層202を長くすることなくLバンドの光吸収効率を増加させることができ、動作速度の低下を招くことがない。また、高い電場が印加される領域を短く(狭く)したので、信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態3における受光素子の構成を示す断面図である。図8では、クラッドを省略して示している。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層302,第2シリコン層303,第2電極305およびコア106を備える。なお、第1シリコン層101およびコア106は、前述した実施の形態1と同様であり、説明は省略する。また、実施の形態3においても、実施の形態1と同様に第1電極を備えるが、図8では省略している。導波方向は、図8の紙面の左右方向となる。
また、吸収層302は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。また、第2シリコン層303は、第2導電型(例えばp型)とされ、吸収層302とともに光導波方向に延在して吸収層302の上に形成されている。光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層302に吸収されて光電変換される。
実施の形態3において、吸収層302は、光入力端111より離れるほど暫時に薄く形成されている。実施の形態3では、このように厚さを変化させた吸収層302により、吸収層302に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。
実施の形態3では、上述したように吸収層302の厚さを光入力端111より離れるほど薄くしたので、吸収層302の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層302の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。
この結果、実施の形態3においても、吸収層202を長くすることなくLバンドの光吸収効率を増加させることができ、動作速度の低下を招くことがない。また、高い電場が印加される領域を短く(狭く)したので、信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態4における受光素子の構成を示す斜視図である。図9では、クラッドを省略して示している。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層402,第2シリコン層103,第1電極104,第2電極405a,405b,405c,およびコア106を備える。なお、第1シリコン層101,第2シリコン層103,第1電極104,およびコア106は、前述した実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
吸収層402は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層402に吸収されて光電変換される。
実施の形態4では、吸収層402は、全域で均一な厚さとされている。一方、実施の形態4では、光導波方向に配列された複数の第2電極405a,405b,405cを備えている。加えて、光入力端より離れる箇所の第2電極405a,405b,405cほど、吸収層402に印加する電場が高くされている。
例えば、第2電極405aにより、1kV/mmの電場が印加され、第2電極405bにより、3kV/mmの電場が印加され、第2電極405cにより、6kV/mmの電場が印加されるように、各電極に電圧が印加される。このように、印加する電場が各々変化している第2電極405a,405b,405cにより、吸収層402に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。
実施の形態4では、第2電極405a,405b,405cにより印加される電場を、光入力端111より離れるほど高くしたので、吸収層402の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層402の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。
この結果、実施の形態4においても、吸収層402を長くすることなくLバンドの光吸収効率を増加させることができ、動作速度の低下を招くことがない。また、高い電場が印加される領域を短く(狭く)したので、信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。また、実施の形態4では、吸収層402を他の層と同様に均一な厚さに形成すればよく、また、不純物導入などを必要としないため、製造が容易である。
[実施の形態5]
次に、本発明の実施の形態5について図10A,図10Bを用いて説明する。図10Aは、本発明の実施の形態5における受光素子の構成を示す斜視図ある。図10Aでは、クラッドを省略して示している。また、図10Bは、受光素子の一部構成を示す平面図である。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層502,およびコア106を備える。ここで、図10Aでは、吸収層502の形状をわかりやすくするため、第2シリコン層,第1電極,第2電極を省略している。また、図10Bは、吸収層502のみを示している。各電極およびコア106は、前述した実施の形態1と同様であり、説明は省略する。また、実施の形態5においても、第2シリコン層は、吸収層502の上面の全域を覆って形成され、吸収層502の表面の段差形状(厚さの変化)を吸収して表面が基板に平行な平坦な状態となるように形成されている。
吸収層502は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向521に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。また、吸収層502は、実施の形態1と同様に、光入力端111より離れるほど薄く形成されている。加えて、吸収層502は、光導波方向に垂直な断面が、第1シリコン層101の側から離れるほど細く形成されている。光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層502に吸収されて光電変換される。
実施の形態5では、このように厚さおよび幅を変化させた吸収層502により、吸収層502に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。実施の形態5では、厚さおよび幅を段階的に変化させている。
実施の形態5では、上述したように吸収層502の不純物濃度を光入力端111より離れるほど高くしたので、吸収層502の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層502の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。これは、実施の形態1と同様である。
加えて、実施の形態5では、第1シリコン層101の側から離れるほど吸収層502の幅が細く形成されているので、吸収層502の中心部には低い電場が印加され、中心部から離れるほど高い電場を印加されようになる。ここで、光入力端111より入力された光は、導波方向521に伝搬するとともに、方向522にも放射状に伝搬(拡散)する。方向522に伝搬した光は、導波方向521に伝搬している光よりも早く吸収層502を通過する。
このように、実施の形態5では、拡散して伝搬している光に対しても、伝搬方向に進行するほど印加される電界が高くなり、Lバンドにおける光吸収係数が高くなる。この結果、実施の形態5では、信号雑音比率の劣化を抑制した状態で、より効率的に、Lバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
なお、吸収層の厚さを変化させるのではなく、第1シリコン層の側に配置された低濃度不純物層と、第2シリコン層の側に配置された高濃度不純物層との積層構造とし、低濃度不純物層は、光入力端より離れるほど薄くし、高濃度不純物層は、光入力端より離れるほど厚くし、加えて、低濃度不純物層は、光導波方向に垂直な断面が、第1シリコン層の側から離れるほど細く形成してもよい。なお、高濃度不純物層は、低濃度不純物層の上面を覆って形成する。このように構成しても、上述した実施の形態5と同様であり、光導波方向に伝搬する光に加え、拡散していく光に対しても、Lバンドにおける光吸収係数を高くすることができる。
[実施の形態6]
次に、本発明の実施の形態6について図11A,図11Bを用いて説明する。図11Aは、本発明の実施の形態6における受光素子の構成を示す斜視図ある。図11Aでは、クラッドを省略して示している。また、図11Bは、受光素子の一部構成を示す平面図である。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層602,およびコア106を備える。ここで、図11Aでは、吸収層602の形状をわかりやすくするため、第2シリコン層,第1電極,第2電極を省略している。また、図11Bは、吸収層602のみを示している。各電極およびコア106は、前述した実施の形態1と同様であり、説明は省略する。また、実施の形態6においても、第2シリコン層は、吸収層602の上面の全域を覆って形成され、吸収層602の表面の段差形状(厚さの変化)を吸収して表面が基板に平行な平坦な状態となるように形成されている。
吸収層602は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向521に延在して第1シリコン層101の上に形成されている。また、吸収層602は、実施の形態3と同様に、光入力端111より離れるほど暫時に薄くなる状態に形成されている。加えて、吸収層602は、光導波方向に垂直な断面が、第1シリコン層101の側から離れるほど暫時に細くなる状態に形成されている。光入力端111より入力した光は、第1シリコン層101を導波する過程で、電場が印加されている吸収層602に吸収されて光電変換される。
実施の形態6では、このように厚さおよび幅を変化させた吸収層602により、吸収層602に印加される電場が、光導波方向に光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段としている。
実施の形態6では、上述したように吸収層602の不純物濃度を光入力端111より離れるほど高くしたので、吸収層602の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層602の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。これは、実施の形態1と同様である。
加えて、実施の形態6では、第1シリコン層101の側から離れるほど吸収層602の幅が細く形成されているので、実施の形態5と同様に、吸収層602の中心部には低い電場が印加され、中心部から離れるほど高い電場を印加されようになる。実施の形態5では、段階的に変化させたが、実施の形態6では、徐々に変化させている。
この結果、実施の形態6においても、拡散して伝搬している光に対して、伝搬方向に進行するほど印加される電界が高くなり、Lバンドにおける光吸収係数が高くなる。この結果、実施の形態6でも、信号雑音比率の劣化を抑制した状態で、より効率的に、Lバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
[実施の形態7]
次に、本発明の実施の形態7について図12を用いて説明する。図12は、本発明の実施の形態7における受光素子の構成を示す斜視図である。図12では、クラッドを省略して示している。
この受光素子は、第1シリコン層101,吸収層702,第2シリコン層103,第1電極104,第2電極105,およびコア106を備える。これらの構成は、実施の形態1と同様である。吸収層702は、ゲルマニウムから構成され、第1シリコン層101とともに光導波方向に延在して第1シリコン層101の上に形成され、光入力端111より離れるほど段階的に薄く形成されている。
上記構成は、実施の形態1と同様であり、実施の形態7では、第1シリコン層101をn型とし、第2シリコン層103をp型とし、吸収層702を、p型としている。加えて、実施の形態7では、第1シリコン層101と吸収層702との間に、p型としたシリコンからなる増倍層707を備える。
実施の形態7でも、上述したように吸収層702を光入力端111より離れるほど薄くしたので、吸収層702の光入力端111側には低い電場が印加され、光入力端111より離れる後方には高い電場を印加されようになる。これにより、吸収層702の一部(光入力端111より離れた側)に、高い電場を印加することが可能となる。
この結果、実施の形態7においても、吸収層702を長くすることなくLバンドの光吸収効率を増加させることができ、動作速度の低下を招くことがない。また、高い電場が印加される領域を短く(狭く)したので、信号雑音比率の劣化を抑制した状態でLバンドの光吸収効率を増加させることが可能となっている。
加えて、実施の形態7では、増倍層707を設けているので、アバランシェ型フォトダイオードとなっている。アバランシェフォトダイオードは、アバランシェ現象を利用することで、光電変換した電子を増幅する。アバランシェ現象は、生成された電子ならびに正孔が、電圧により加速されて格子位置原子に衝突し、この衝突により二次電子ならびに正孔が生じ、生じた二次電子および正孔がさらに電圧で加速され、また格子原子と衝突して電子正孔対を生むことが連鎖的に発生する現象である。
アバランシェフォトダイオードでは、吸収層702にバンドギャップ以上のエネルギーを有する波長の光を入射することで生成した電子ならびに正孔を、上述したアバランシェ現象により倍増させる。アバランシェフォトダイオードは、素子自体が電流の増幅機能を有している。一般的なフォトダイオードは、量子効率が最高で100%であるのに対し、アバランシェフォトダイオードとすることで、100%以上の量子効率が可能となる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、増倍層を設けてアバランシェフォトダイオード構成とすることは、実施の形態2〜6に組み合わせるようにしてもよい。
101…第1シリコン層、102…吸収層、103…第2シリコン層、104…第1電極、105…第1電極、106…コア、111…光入力端。

Claims (4)

  1. 光入力端から光導波方向に延在して前記光入力端より入力された光が導波する第1導電型の第1シリコン層と、
    前記第1シリコン層とともに前記光導波方向に延在して前記第1シリコン層の上に形成されたゲルマニウムからなる吸収層と、
    前記吸収層とともに前記光導波方向に延在して前記吸収層の上に形成された第2導電型の第2シリコン層と、
    前記第1シリコン層に接続する第1電極と、
    前記第2シリコン層の上に形成されて前記第2シリコン層に接続する第2電極と、
    前記吸収層に印加される電場が、前記光導波方向に前記光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段と
    を備え
    前記吸収層は、前記光入力端より離れるほど薄く形成され、
    前記光入力端より離れるほど薄く形成された前記吸収層により前記電場可変手段が構成されていることを特徴とする受光素子。
  2. 請求項記載の受光素子において、
    前記吸収層は、光導波方向に垂直な断面が、前記第1シリコン層の側から離れるほど細く形成されていることを特徴とする受光素子。
  3. 光入力端から光導波方向に延在して前記光入力端より入力された光が導波する第1導電型の第1シリコン層と、
    前記第1シリコン層とともに前記光導波方向に延在して前記第1シリコン層の上に形成されたゲルマニウムからなる吸収層と、
    前記吸収層とともに前記光導波方向に延在して前記吸収層の上に形成された第2導電型の第2シリコン層と、
    前記第1シリコン層に接続する第1電極と、
    前記第2シリコン層の上に形成されて前記第2シリコン層に接続する第2電極と、
    前記吸収層に印加される電場が、前記光導波方向に前記光入力端から離れるほど強くなる電場可変手段と
    を備え、
    前記吸収層は、前記光入力端より離れるほど高い不純物濃度とされ、
    前記光入力端より離れるほど高い不純物濃度とされた前記吸収層により前記電場可変手段が構成され
    前記吸収層は、前記第1シリコン層の側に配置された低濃度不純物層と、前記第2シリコン層の側に配置された高濃度不純物層との積層構造とされ、
    前記低濃度不純物層は、前記光入力端より離れるほど薄くされ、
    前記高濃度不純物層は、前記光入力端より離れるほど厚くされ
    ていることを特徴とする受光素子。
  4. 請求項記載の受光素子において、
    前記低濃度不純物層は、光導波方向に垂直な断面が、前記第1シリコン層の側から離れるほど細く形成され、
    前記高濃度不純物層は、前記低濃度不純物層の上面を覆って形成されている
    ことを特徴とする受光素子。
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