JP6282448B2 - カメラユニットおよび電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等に搭載されるカメラユニットおよび電子機器に関する。特に、本発明は、撮像素子および焦点調整用光学素子を有しており、撮像素子の出力信号から算出した焦点評価値が最大となるように、焦点調整用光学素子により焦点調整を行うカメラユニット、およびこのカメラユニットを備えた電子機器に関する。
近年、カメラモジュールを備えたカメラユニットは、多種多様な製品に組み込まれている。携帯電話機、ノートパソコン等といった小型の電子機器にカメラユニットを実装する場合、カメラユニット自体の小型化および省電力化が強く要求される。
カメラユニットには、光学系の焦点距離および焦点位置を変化させる焦点調整機能が組み込まれる場合がある。
従来、焦点調整機能としては、撮像素子に集光するレンズユニットを移動させる方式が広く用いられている。このレンズユニットを移動させる方式として、磁力によってレンズユニットを上下に移動させるボイスコイルモータ方式、圧電素子であるピエゾ素子を駆動させることによってレンズユニットを移動させる方式等が挙げられる。
レンズユニットを移動させる方式では、レンズユニットを駆動させる機構が必要であり、この機構の構成が複雑である。また、同方式では、焦点調整のためにレンズユニットを移動させる必要がある。このため、同方式には、焦点調整に時間がかかり、かつ比較的消費電力が大きいという欠点がある。また、同方式によって焦点調整を行うカメラユニットは総じて、耐衝撃性が低くなるという欠点もある。
また、レンズユニットを移動させる方式の場合、撮像素子の出力信号から撮像画像のコントラストに対応する高周波成分を抽出し、この高周波成分が最大となるレンズ位置にレンズユニットを移動させる原理が知られている。この原理は山登りAF(Auto Focus)と呼ばれており、特に、この高周波成分は一般に焦点評価値と呼ばれている。
具体的に、山登りAFでは、レンズユニットを、その駆動領域内の全域に徐々に移動させ、それぞれのレンズ位置について焦点評価値を取得する。換言すれば、レンズユニットを最も被写体側の位置(無限遠位置)から最も撮像素子側の位置(マクロ位置)まで移動させる。そして、取得した各焦点評価値から最大のものを選択し、その最大の焦点評価値が得られるレンズ位置に、レンズユニットを移動させる。
山登りAFでは、レンズユニットの移動可能範囲全体に亘って、一定の間隔毎に焦点評価値を取得する必要がある。このため、最良の焦点位置の探索精度を高めるためには、該一定の間隔をより小さくする必要がある。該一定の間隔を小さくすると、焦点評価値の総取得時間が長くなり、最良の焦点位置の探索に長い時間を要するという欠点がある。
ところで、近年、カメラユニットの焦点調整機能として、レンズユニットの上部または内部に設けた焦点調整用光学素子を駆動させる方式が注目されている。
特許文献1には、屈折率を変化させることにより焦点位置を調整することが可能な液晶光学素子が開示されている。この液晶光学素子は、液晶光学素子に印加する駆動電圧を変化させることによって、液晶光学素子内の屈折率分布が変化し、可変焦点レンズとして機能する。
特許文献2には、液体レンズの具体的な構成が開示されている。
特許文献3には、第1の層とポリマー層とから構成され、第1の層に配置された圧電素子に電圧が印加されることで第1の層およびポリマー層の形状を変化させ、該形状の変化によって屈折率を変化させることにより、焦点位置を調整する可変焦点レンズが開示されている。
特許文献1〜3に開示されているレンズは一般に、固定焦点のカメラユニットのレンズバレル上面に配置される。該レンズに電圧を印加し、該レンズの屈折率を変化させることによって、カメラユニットとしての焦点位置を調整することができる。これにより、カメラユニットに、可変焦点の機能を持たせることができる。
特許文献1〜3に開示されているレンズを焦点調整用光学素子として用いることにより、最良の焦点位置の探索に要する時間を短縮することが可能となる。なぜなら、焦点調整用光学素子を物理的に移動させる必要はないので、光学素子(レンズ)の移動が不要となるためである。
特開2006−145957号公報(2006年6月8日公開) 特表2009−525501号公報(2009年7月9日公表) 特許第5244806号公報(2013年7月24日発行)
しかしながら、特許文献1〜3には、焦点評価値が最大となる焦点調整用光学素子の屈折率を探索する原理についての言及がない。焦点評価値が最大となる焦点調整用光学素子の屈折率を探索する時間を短縮することで、最良の焦点位置の探索に要する時間をさらに短縮する余地がある。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、最良の焦点位置の探索に要する時間をさらに短縮することを可能とするカメラユニットおよび電子機器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るカメラユニットは、1枚または複数枚のレンズを含むレンズ部と、焦点位置が調整可能である焦点調整用光学素子とを有しており、入射された光を集光する光学素子部と、上記光学素子部により集光された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する撮像素子とを備えているカメラユニットであって、上記光学素子部の焦点位置として設定可能な合焦可能範囲を、被写体側の領域である無限遠側領域と、上記焦点調整用光学素子側の領域であるマクロ側領域とに分割し、該無限遠側領域内および該マクロ側領域内のそれぞれに上記光学素子部の焦点位置を設定する特定位置合焦部と、上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記無限遠側領域内に設定したときの上記撮像素子の出力信号から得られた撮像画像のコントラストに対応する高周波成分である焦点評価値と、上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記マクロ側領域内に設定したときの上記焦点評価値とを比較する焦点評価値比較部とを備えており、上記合焦可能範囲は、上記焦点評価値比較部により比較された各焦点評価値のうち大きいほうに対応する、上記無限遠側領域と上記マクロ側領域とのいずれか一方へと更新され、上記カメラユニットは、上記更新後の合焦可能範囲にて、上記焦点評価値が最大となるように、上記光学素子部の焦点位置を設定する合焦部を更に備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、最良の焦点位置の探索に要する時間をさらに短縮することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るカメラユニットの概略構成を示すブロック図である。 上記カメラユニットの俯瞰図である。 光学素子部の焦点位置と焦点評価値との関係の一例を示すグラフである。 1次無限遠側領域と1次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。 2次無限遠側領域と2次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。 3次無限遠側領域と3次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る焦点探索方法と従来技術に係る焦点探索方法との性能を比較するグラフである。
〔発明の要旨〕
本発明に係るカメラユニットは、被写体を撮像素子に結像するための1枚または複数枚のレンズと、光学素子部の光軸上の焦点位置を調整する焦点調整用光学素子とを備えている。焦点調整用光学素子は、レンズの上部または少なくとも1枚のレンズの内部に配置されている。焦点調整用光学素子を備えたカメラユニットは、各レンズの位置を移動させることなく、焦点調整用光学素子の屈折率を変更することにより、光学素子部の焦点位置を変更することが可能である。従って、従来のボイスコイルモータ方式およびピエゾ素子を用いた方式に比べ、十分高速に、カメラユニットとしての最良の焦点位置を探索することができる。この利点を用いて、焦点評価値を用いて光学素子部の焦点位置を設定する際の、従来の山登りAFに替わる新規の技術(2点焦点評価値比較法)を提案する。この技術により、最良の焦点位置の探索に要する時間をさらに短縮することが可能となる。
山登りAFでは、最良の焦点位置を探索する際、各レンズ(レンズユニット)を最も被写体側の位置(無限遠位置)から最も撮像素子側の位置(マクロ位置)まで移動させ、移動範囲内において一定の間隔毎に焦点評価値を取得する。一方、焦点調整用光学素子を用いた場合、光学素子部の焦点位置を高速移動させることができるため、山登りAFより高速な、最良の焦点位置の探索を実現することができる。
光学素子部の焦点位置として設定可能な位置の範囲を示す合焦可能範囲を、被写体側と焦点調整用光学素子側(撮像素子側)とに分割し、各側の特定位置にて焦点評価値を取得する。そして、各側の特定位置にて取得した焦点評価値を比較し、大きいほうの焦点評価値に対応する側のみを新たな合焦可能範囲とするように、合焦可能範囲を更新する。さらに、更新後の合焦可能範囲に対して、上記と同様の要領にて合焦可能範囲を更新する。該合焦可能範囲の更新を繰り返し、光学素子部の焦点位置として設定可能な位置の範囲を十分狭めた後、探索を行うことによって、探索時間を大幅に短縮することができる。
〔実施の形態〕
図1は、本実施の形態に係るカメラユニット1の概略構成を示すブロック図である。
図2は、カメラユニット1の俯瞰図である。
カメラユニット1は、被写体2を撮像する機能を有している、AFカメラユニットである。
図1に示すとおり、カメラユニット1は、カメラモジュール10、アナログフロントエンド14、カメラ信号処理部15、記録メディア16、表示部17、AF評価値演算回路18、システムコントローラ19、およびAFユニット制御ドライバ(合焦部)20を備えている。
また、カメラモジュール10は、焦点調整用AFユニット(焦点調整用光学素子)11、レンズユニット(レンズ部)12、および固体撮像素子(撮像素子)13を備えている。焦点調整用AFユニット11およびレンズユニット12は、カメラユニット1の光学素子部3を構成している。
また、システムコントローラ19は、合焦位置特定部(合焦部)4、中心位置合焦部(特定位置合焦部)5、および焦点評価値比較部6を備えている。
なお、アナログフロントエンド14は、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(自動利得制御)回路、およびADC(アナログ−デジタル変換)回路を備えている。
図2に示すとおり、カメラユニット1は、焦点調整用AFユニット11、ホルダー22、基板23、および電極24を備えた構造である。
カメラユニット1において、レンズユニット12は、ホルダー22の内部に配置されており、複数枚のレンズからなっている。レンズユニット12(レンズユニット12を構成する各レンズ)は、カメラユニット1に相対的に固定されている。なお、複数枚のレンズからなるレンズユニット12の代わりに、1枚のレンズを用いてもよい。
固体撮像素子13は、基板23の上面に配置される。
焦点調整用AFユニット11は、電極24により基板23と電気的に接続され、電極24から電圧が供給される。電極24から焦点調整用AFユニット11に供給される電圧を制御することによって、焦点調整用AFユニット11の屈折率を調整し、焦点調整用AFユニット11の焦点位置を制御することが可能である。つまり、焦点調整用AFユニット11は、カメラユニット1に相対的に固定されているが、焦点位置が調整可能である。
以下、焦点調整用AFユニット11およびレンズユニット12の総称を、光学素子部3とする。
被写体2からの光は、光学素子部3に入射される。光学素子部3は、入射された光を集光する。
固体撮像素子13は、光学素子部3により集光された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する。固体撮像素子13は、集積回路化された光電変換素子であり、主にCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)型、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)型等が挙げられる。被写体2の像が固体撮像素子13上に結像され、結像された像の光の強弱に応じて、固体撮像素子13の画素毎に信号電荷が蓄積される。
固体撮像素子13の各画素に蓄積された信号電荷は、映像出力信号として、アナログフロントエンド14に入力される。アナログフロントエンド14は、入力された信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。
アナログフロントエンド14から出力されたデジタル信号は、カメラ信号処理部15に入力される。カメラ信号処理部15は、入力された信号に対して各種の信号処理を行い、この信号を予め指定された形式の画像データに変換する。該画像データは、記録メディア16に保存される。また、カメラユニット1では、該画像データに基づいて、画像として被写体2の像を表示部17に表示させることも可能である。
また、アナログフロントエンド14から出力されたデジタル信号は、AF評価値演算回路18に入力される。AF評価値演算回路18は、入力されたデジタル信号から、カメラユニット1の撮像画像のコントラストに対応する高周波成分を抽出する。この抽出した高周波成分は、焦点評価値であり、被写体2に対する光学素子部3の焦点位置の良し悪しの指標となる。すなわち、焦点評価値が大きい程、光学素子部3のピントが被写体2に対して高精度に合っており、光学素子部3の焦点位置がより相応しい位置にあると言える。焦点評価値は、固体撮像素子13の出力信号から得られたものであると言える。
AF評価値演算回路18にて得られた焦点評価値は、システムコントローラ19に取り込まれる。ここからは、システムコントローラ19の動作について説明する。
合焦位置特定部4は、焦点調整用AFユニット11の焦点位置を調整し、焦点評価値が最大となるように、光学素子部3の焦点位置を設定する。合焦位置特定部4は、AF評価値演算回路18にて得られた複数の(すなわち、光学素子部3の焦点位置の複数ポイントから得られた)焦点評価値から最大のものを選択し、選択した焦点評価値に対応する光学素子部3の焦点位置を特定する。そして、合焦位置特定部4は、この特定した焦点位置を示す信号をAFユニット制御ドライバ20に供給する。
なお、AFユニット制御ドライバ20は、合焦位置特定部4から供給された上記特定した焦点位置を示す信号を電圧に変換し、焦点調整用AFユニット11に供給する。焦点調整用AFユニット11は、AFユニット制御ドライバ20から供給された電圧値に応じて屈折率が変化し、焦点位置が変化する。
中心位置合焦部5は、光学素子部3の焦点位置として設定可能な位置の範囲を示す合焦可能範囲を、無限遠側領域とマクロ側領域とに分割する。ここで、無限遠側領域とは、合焦可能範囲内であって、最も被写体2側の位置から所定位置までの領域である。一方、マクロ側領域とは、合焦可能範囲内であって、該所定位置から最も焦点調整用AFユニット11側(すなわち、固体撮像素子13側)の位置までの領域である。ここで、該所定位置の一例としては、最も被写体2側の位置と最も焦点調整用AFユニット11側の位置との中間が挙げられるが、これに限定されない。
さらに、中心位置合焦部5は、無限遠側領域の中心位置(特定位置)とマクロ側領域の中心位置(特定位置)とのそれぞれに光学素子部3の焦点位置を設定する。すなわち、中心位置合焦部5は、光学素子部3の焦点位置が無限遠側領域の中心位置であることを示す信号と、光学素子部3の焦点位置がマクロ側領域の中心位置であることを示す信号とを、逐次AFユニット制御ドライバ20に供給する。このとき、AFユニット制御ドライバ20は、中心位置合焦部5から供給された上記の各信号を電圧に変換し、焦点調整用AFユニット11に供給する。
焦点評価値比較部6は、中心位置合焦部5が光学素子部3の焦点位置を無限遠側領域の中心位置に設定したときの焦点評価値と、中心位置合焦部5が光学素子部3の焦点位置をマクロ側領域の中心位置に設定したときの焦点評価値とを比較する。換言すれば、焦点評価値比較部6は、光学素子部3の焦点位置が無限遠側領域の中心位置であるときの焦点評価値と、光学素子部3の焦点位置がマクロ側領域の中心位置であるときの焦点評価値とを比較する。AF評価値演算回路18から、これらの各焦点評価値を取得すれば、焦点評価値比較部6による比較は容易である。
また、合焦位置特定部4はさらに、焦点評価値比較部6により比較された各焦点評価値のうち大きいほうに対応する、無限遠側領域とマクロ側領域とのいずれか一方のみを新たな合焦可能範囲とするように、合焦可能範囲を更新する。
つまり、焦点評価値比較部6による比較の結果、光学素子部3の焦点位置を無限遠側領域の中心位置に設定したときの焦点評価値のほうが大きければ、合焦可能範囲は、無限遠側領域およびマクロ側領域から無限遠側領域のみへと更新される。すなわち、このとき、合焦位置特定部4は、無限遠側領域内においては上述した光学素子部3の焦点位置の特定を行うが、マクロ側領域内においてはこの特定を行わない。
反対に、焦点評価値比較部6による比較の結果、光学素子部3の焦点位置をマクロ側領域の中心位置に設定したときの焦点評価値のほうが大きければ、合焦可能範囲は、無限遠側領域およびマクロ側領域からマクロ側領域のみへと更新される。すなわち、このとき、合焦位置特定部4は、マクロ側領域内においては上述した光学素子部3の焦点位置の特定を行うが、無限遠側領域内においてはこの特定を行わない。
〔合焦可能範囲の更新の詳細〕
図3は、光学素子部3の焦点位置と焦点評価値との関係の一例を示すグラフである。
図3に示すグラフにおいて、横軸は光学素子部3の焦点位置を示しており、縦軸は焦点評価値を示している。図中infは、無限遠側を示しており、無限遠側は被写体2側に相当するものとする。図中macroは、マクロ側を示しており、マクロ側は焦点調整用AFユニット11側に相当するものとする。
図3中「エリア0」は、光学素子部3における初期の合焦可能範囲、すなわち、合焦可能範囲の更新による制限が何ら与えられていない合焦可能範囲である。「エリア0」は例えば、カメラユニット1に設けられた状態の光学素子部3がとり得る全ての焦点位置の範囲に等しい。
図3に示すグラフにおいて、P1〜P15は「エリア0」内におけるサンプリング点を示している。なお、サンプリング点P1〜P15は好ましくは、「エリア0」内において一定の間隔に設定されている。一方、図3に示すグラフにおいて、F1〜F15は、それぞれ、サンプリング点P1〜P15における焦点評価値を示している。
図3に示す例では、サンプリング点P9における焦点評価値F9が最大となっている。つまり、このときの光学素子部3の最良の焦点位置(合焦位置)はサンプリング点P9であり、このサンプリング点P9に光学素子部3の実際の焦点位置を設定する。
図4は、1次無限遠側領域と1次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。
なお、本願明細書において“n次(ただしnは自然数)”とは、中心位置合焦部5および焦点評価値比較部6が、上述した一連の動作(上記の各動作)をn回行うことを示している。
まず、中心位置合焦部5は、初期の合焦可能範囲「エリア0」を、1次無限遠側領域「エリア1」と1次マクロ側領域「エリア2」とに分割する。そして、中心位置合焦部5により、「エリア1」の中心位置に相当するサンプリング点P4と、「エリア2」の中心位置に相当するサンプリング点P12とに、光学素子部3の焦点位置を設定する。
焦点評価値比較部6は、サンプリング点P4の焦点評価値F4と、サンプリング点P12の焦点評価値F12とを比較する。図4に示すグラフから明らかであるとおり、焦点評価値F4より焦点評価値F12のほうが大きい。
上記焦点評価値比較部6による比較結果を受け、合焦位置特定部4は、焦点評価値F12が得られるサンプリング点P12を含む領域、すなわち「エリア2」のみを、「エリア0」に替わる新たな合焦可能範囲とする。これは、合焦位置特定部4が、焦点評価値F12に対応する「エリア2」のみを新たな合焦可能範囲とするように、合焦可能範囲を更新することであると解釈することができる。
「エリア2」は、1次合焦可能範囲、すなわち、合焦可能範囲が1回更新された後の合焦可能範囲である。
図5は、2次無限遠側領域と2次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。
中心位置合焦部5は、1次合焦可能範囲「エリア2」を、2次無限遠側領域「エリア3」と2次マクロ側領域「エリア4」とに分割する。そして、中心位置合焦部5により、「エリア3」の中心位置に相当するサンプリング点P10と、「エリア4」の中心位置に相当するサンプリング点P14とに、光学素子部3の焦点位置を設定する。
焦点評価値比較部6は、サンプリング点P10の焦点評価値F10と、サンプリング点P14の焦点評価値F14とを比較する。図5に示すグラフから明らかであるとおり、焦点評価値F14より焦点評価値F10のほうが大きい。
上記焦点評価値比較部6による比較結果を受け、合焦位置特定部4は、焦点評価値F10が得られるサンプリング点P10を含む領域、すなわち「エリア3」のみを、「エリア2」に替わる新たな合焦可能範囲とする。これは、合焦位置特定部4が、焦点評価値F10に対応する「エリア3」のみを新たな合焦可能範囲とするように、合焦可能範囲を更新することであると解釈することができる。
「エリア3」は、2次合焦可能範囲、すなわち、合焦可能範囲が2回更新された後の合焦可能範囲である。
図6は、3次無限遠側領域と3次マクロ側領域との分割の一例を示すグラフである。
中心位置合焦部5は、2次合焦可能範囲「エリア3」を、3次無限遠側領域「エリア5」と3次マクロ側領域「エリア6」とに分割する。そして、中心位置合焦部5により、「エリア5」の中心位置に相当するサンプリング点P9と、「エリア6」の中心位置に相当するサンプリング点P11とに、光学素子部3の焦点位置を設定する。
焦点評価値比較部6は、サンプリング点P9の焦点評価値F9と、サンプリング点P11の焦点評価値F11とを比較する。図6に示すグラフから明らかであるとおり、焦点評価値F11より焦点評価値F9のほうが大きい。
上記焦点評価値比較部6による比較結果を受け、合焦位置特定部4は、焦点評価値F9が得られるサンプリング点P9を含む領域、すなわち「エリア5」のみを、「エリア3」に替わる新たな合焦可能範囲とする。これは、合焦位置特定部4が、焦点評価値F9に対応する「エリア5」のみを新たな合焦可能範囲とするように、合焦可能範囲を更新することであると解釈することができる。
「エリア5」は、3次合焦可能範囲、すなわち、合焦可能範囲が3回更新された後の合焦可能範囲である。「エリア5」は、「エリア0」に比べて大幅に狭い領域である。かつ、「エリア5」は、焦点評価値F1〜F15のうち最大である焦点評価値F9が得られるサンプリング点P9を含んでいる。「エリア5」のみで光学素子部3の最良の焦点位置(合焦位置)を探索することにより、「エリア0」全体で同探索を行う場合に比べ、探索時間を大幅に短縮することができる。
図3〜図6を参照して説明したとおり、中心位置合焦部5および焦点評価値比較部6が、各動作(特定位置合焦部による光学素子部の焦点位置の設定、および、焦点評価値比較部による焦点評価値の比較)を複数回行い、合焦位置特定部4は、中心位置合焦部5および焦点評価値比較部6が1回動作する度に、新たな合焦可能範囲を設定するのが好ましい。
特に、サンプリング点P1〜P15のうちサンプリング点P9のみが含まれるように「エリア5」が設定されれば、もはや光学素子部3の最良の焦点位置(合焦位置)はサンプリング点P9であることは明らかとなる。この場合、焦点評価値の取得数は、焦点評価値F4、F9、F10、F11、F12、およびF14の計6点となり、同分解能にて焦点評価値F1〜F15を全て取得する場合の40%となる。
合焦可能範囲をL、探索時の分解能をr、焦点評価値の取得数をmとする。全てのサンプリング点にて焦点評価値を取得する方式では、
m=L/r
となる。
一方、図3〜図6に示す方式では、
r=L/2
m=log(L/r)
となる。
例として、合焦可能範囲L=3メートル、探索時の分解能r=0.05メートルの場合を考える。全てのサンプリング点にて焦点評価値を取得する方式では、
m=3/0.05=60
となり、焦点評価値の取得数が60となる。
一方、図3〜図6に示す方式では、
m=log(3/0.05)=5.90
となり、焦点評価値の取得数が最小で6となる。図3〜図6に示す方式における焦点評価値の取得数は、全てのサンプリング点にて焦点評価値を取得する方式における焦点評価値の取得数の10%となる。
図7は、実施の形態に係る焦点探索方法と従来技術に係る焦点探索方法との性能を比較するグラフである。前者は、カメラユニット1の焦点探索方法、すなわち、図3〜図6に示す方式である。後者は、従来のカメラユニットの焦点探索方法、すなわち、全てのサンプリング点にて焦点評価値を取得する方式である。
図7には、合焦可能範囲が3メートルである場合の結果を示している。図7に示すグラフにおいて、横軸は探索時の分解能を示しており、縦軸は最小の焦点評価値の取得数を示している。
従来のカメラユニットの焦点探索方法では、探索時の分解能が小さくなると、探索時の分解能と反比例の関係となるように、焦点評価値の取得数が大きくなる。探索時の分解能が0.1メートルである場合、焦点評価値の取得数は30となり、探索時の分解能が0.01メートルである場合、焦点評価値の取得数は300となる。
一方、カメラユニット1の焦点探索方法では、探索時の分解能が0.1メートルである場合、焦点評価値の取得数は12となり、探索時の分解能が0.01メートルである場合、焦点評価値の取得数は15となる。探索時の分解能が0.01メートルである場合、カメラユニット1の焦点探索方法における焦点評価値の取得数は、従来のカメラユニットの焦点探索方法の5%にまで削減することができる。カメラユニット1の焦点探索方法は、探索時の分解能が小さい程、焦点評価値の取得数の削減効果が大きい。
カメラユニット1は、焦点位置の探索速度が速いので、高速なAF機能を有していると言える。
〔付記事項〕
カメラユニット1に係る所定位置、すなわち、合焦可能範囲を無限遠側領域とマクロ側領域とに分割する位置は、最も被写体2側の位置と最も焦点調整用AFユニット11側の位置との中間に限定されない。すなわち、該所定位置は、合焦可能範囲内であり、かつ、無限遠側領域およびマクロ側領域の両方がサンプリング点P1〜P15の少なくとも1つを有していれば、いずれの位置であってもよい。
上述した実施の形態では、無限遠側領域の中心位置で焦点評価値を取得する例を示したが、無限遠側領域内の該中心位置を外れた位置で焦点評価値を取得してもよい。同様に、上述した実施の形態では、マクロ側領域の中心位置で焦点評価値を取得する例を示したが、マクロ側領域内の該中心位置を外れた位置で焦点評価値を取得してもよい。これは、中心位置合焦部5が設定する光学素子部3の焦点位置は、無限遠側領域内の任意の1箇所およびマクロ側領域内の任意の1箇所でさえあればよいということを示している。ただし、無限遠側領域にて焦点評価値を取得する条件と、マクロ側領域にて焦点評価値を取得する条件とをできるだけ同じにするため、無限遠側領域およびマクロ側領域の両方において、その中心位置の焦点評価値を取得するのが好ましい。
カメラユニット1の焦点調整用AFユニット11は、レンズユニット12の上部に配置されていてもよいし、レンズユニット12を構成するレンズのうち1枚の内部に配置されていてもよい。
カメラユニット1を備えた電子機器も、本発明の範疇に含まれる。該電子機器としては、デジタルカメラ、携帯電話機、スマートフォン、ノート型PC、タブレット端末、電子書籍リーダー、PDA(Personal Digital Assistants)、またはテレビジョン等が挙げられる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るカメラユニットは、1枚または複数枚のレンズを含むレンズ部(レンズユニット12)と、焦点位置が調整可能である焦点調整用光学素子(焦点調整用AFユニット11)とを有しており、入射された光を集光する光学素子部と、上記光学素子部により集光された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する撮像素子(固体撮像素子13)とを備えているカメラユニットであって、上記撮像素子の出力信号から得られた撮像画像のコントラストに対応する高周波成分である焦点評価値が最大となるように、上記光学素子部の焦点位置を設定する合焦部(合焦位置特定部4およびAFユニット制御ドライバ20)と、上記合焦部が上記光学素子部の焦点位置として設定可能な合焦可能範囲を、被写体側の領域である無限遠側領域と、上記焦点調整用光学素子側の領域であるマクロ側領域とに分割し、該無限遠側領域内および該マクロ側領域内のそれぞれに上記光学素子部の焦点位置を設定する特定位置合焦部(中心位置合焦部5)と、上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記無限遠側領域内に設定したときの上記焦点評価値と、上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記マクロ側領域内に設定したときの上記焦点評価値とを比較する焦点評価値比較部とを備えており、上記合焦可能範囲は、上記焦点評価値比較部により比較された各焦点評価値のうち大きいほうに対応する、上記無限遠側領域と上記マクロ側領域とのいずれか一方へと更新される。
上記の構成によれば、光学素子部の焦点位置として設定可能な位置の範囲を狭めた後、探索を行うことによって、探索時間を短縮することができる。
本発明の態様2に係るカメラユニットは、上記態様1において、上記合焦可能範囲は、上記特定位置合焦部による上記光学素子部の焦点位置の設定、および、上記焦点評価値比較部による上記焦点評価値の比較が行われる度に更新される。
上記の構成によれば、合焦可能範囲の更新を繰り返すことにより光学素子部の焦点位置として設定可能な位置の範囲を十分狭めた後、探索を行うことによって、探索時間を大幅に短縮することができる。
本発明の態様3に係るカメラユニットは、上記態様1または2において、上記焦点調整用光学素子は、上記レンズ部の上部に配置されている。
本発明の態様4に係るカメラユニットは、上記態様1または2において、上記焦点調整用光学素子は、上記1枚のレンズの内部、または上記複数枚のレンズのいずれかの内部に配置されている。
本発明の態様5に係るカメラユニットは、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記合焦部は、上記焦点調整用光学素子に供給する電圧を制御することによって、上記焦点調整用光学素子の焦点位置を調整する。
本発明の態様6に係る電子機器は、上記態様1から5のいずれかのカメラユニットを備えている。
上記の構成によれば、上記態様1から5のいずれかのカメラユニットと同様の効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、携帯電話機等に搭載されるカメラユニットおよび電子機器に利用することができる。特に、本発明は、撮像素子および焦点調整用光学素子を有しており、撮像素子の出力信号から算出した焦点評価値が最大となるように、焦点調整用光学素子により焦点調整を行うカメラユニット、およびこのカメラユニットを備えた電子機器に利用することができる。
1 カメラユニット
2 被写体
3 光学素子部
4 合焦位置特定部(合焦部)
5 中心位置合焦部(特定位置合焦部)
6 焦点評価値比較部
10 カメラモジュール
11 焦点調整用AFユニット(焦点調整用光学素子)
12 レンズユニット(レンズ部)
13 固体撮像素子(撮像素子)
14 アナログフロントエンド
15 カメラ信号処理部
16 記録メディア
17 表示部
18 AF評価値演算回路
19 システムコントローラ
20 AFユニット制御ドライバ(合焦部)
F1〜F15 焦点評価値
P1〜P15 サンプリング点

Claims (5)

  1. 1枚または複数枚のレンズを含むレンズ部と、焦点位置が調整可能である焦点調整用光学素子とを有しており、入射された光を集光する光学素子部と、
    上記光学素子部により集光された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する撮像素子とを備えているカメラユニットであって
    記光学素子部の焦点位置として設定可能な合焦可能範囲を、被写体側の領域である無限遠側領域と、上記焦点調整用光学素子側の領域であるマクロ側領域とに分割し、該無限遠側領域内および該マクロ側領域内のそれぞれに上記光学素子部の焦点位置を設定する特定位置合焦部と、
    上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記無限遠側領域内に設定したときの上記撮像素子の出力信号から得られた撮像画像のコントラストに対応する高周波成分である焦点評価値と、上記特定位置合焦部が上記光学素子部の焦点位置を上記マクロ側領域内に設定したときの上記焦点評価値とを比較する焦点評価値比較部とを備えており、
    上記合焦可能範囲は、上記焦点評価値比較部により比較された各焦点評価値のうち大きいほうに対応する、上記無限遠側領域と上記マクロ側領域とのいずれか一方へと更新され
    上記カメラユニットは、上記更新後の合焦可能範囲にて、上記焦点評価値が最大となるように、上記光学素子部の焦点位置を設定する合焦部を更に備えていることを特徴とするカメラユニット。
  2. 上記合焦可能範囲は、上記特定位置合焦部による上記光学素子部の焦点位置の設定、および、上記焦点評価値比較部による上記焦点評価値の比較が行われる度に更新されることを特徴とする請求項1に記載のカメラユニット。
  3. 上記焦点調整用光学素子は、上記レンズ部の上部に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカメラユニット。
  4. 上記焦点調整用光学素子は、上記1枚のレンズの内部、または上記複数枚のレンズのいずれかの内部に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカメラユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のカメラユニットを備えていることを特徴とする電子機器。
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