JP4598609B2 - 焦点検出方法および焦点検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラの焦点検出方法および焦点検出装置に関する。
いわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラの焦点調節方法として、画像コントラスト方法が知られている。画像コントラスト法による焦点検出装置は、撮像素子によって撮像した被写体像のコントラストが極大値となる焦点調節レンズ群の位置を求める。そのために従来の焦点検出装置は、焦点調節レンズ群を無限遠合焦位置から至近(最短)合焦位置までステップ移動しながら撮像し、撮像した映像信号から各レンズ位置についてコントラストを求め、コントラストのピークを合焦点と判定して焦点調節レンズ群を移動していた(特許文献1)。
特開2001-249267号公報
コントラスト法では、被写体のコントラストが低い場合はレンズを光軸方向に移動させて得たコントラストの差が小さい。しかし従来のコントラスト法は、コントラストが複数回連続して増加した後反転してコントラストが減少したとき(図13(A))、または逆にコントラストが増加から減少に反転した後複数回連続して減少したとき(図13(B)、(C))の反転位置をピークと判定し、あるいは連続増加数、または連続減少数の一方のみをカウントしてピークを検出していたので、検出したピークの信頼性が低かった。
本発明は、かかる従来の被写体像のコントラストに基づく焦点検出装置の問題に鑑みてなされたもので、被写体像のコントラストの高低に応じたアルゴリズムによりコントラストのピーク値を演算して、コントラストの高低にかかわらず精度の高い焦点検出を可能にする焦点検出方法および焦点検出装置を提供することを目的とする。
この目的を達成する本発明は、被写体像のコントラストに基づいて焦点状態を検出する焦点検出装置であって、撮影レンズの焦点調節レンズ群を調節可動範囲内において移動させるレンズ駆動手段と、該レンズ駆動手段によって前記撮影レンズの焦点調節レンズ群を一方の可動端から他方の可動端に向かって移動させながら複数のレンズ位置において被写体画像のコントラスト値を検出する制御手段とを備え、該制御手段は、前記複数のレンズ位置において検出したコントラスト値の最大値と最小値の差を求め、さらに、前記一方の可動端から他方の可動端方向に隣接レンズ位置のコントラスト値を順に比較して、コントラスト値が連続して所定回増加した後に連続して所定回減少するか否かにより極大値を検出し、該極大値を検出したときに、前記差が所定値以上のときは、それぞれが前記極大値を挟み隣接する2個以上のコントラスト値を通る二本の直線近似式の交点によって決まる極大値を演算し、前記差が所定値未満のときは前記極大値を含む複数のコントラスト値を通る二次近似式の極大値を演算すること、に特徴を有する。
前記制御手段は、前記演算した極大値と検出した極大値とを比較して演算した極大値の方が大きい場合は、演算した極大値を合焦点としてその極大値が得られたレンズ位置に焦点調節レンズ群を移動させる。
前記制御手段は、前記検出した極大値および演算した極大値の中で、最大値を合焦点とする。
請求項4記載発明は、被写体像のコントラストに基づいて焦点状態を検出する焦点検出方法であって、撮影レンズの焦点調節レンズ群を調節可動範囲内において一方の可動端から他方の可動端に向かって移動させながら複数のレンズ位置において被写体画像のコントラスト値を検出し、前記複数のレンズ位置において検出したコントラスト値の最大値と最小値の差を求め、さらに、前記一方の可動端から他方の可動端方向に隣接レンズ位置のコントラスト値を順に比較して、コントラスト値が連続して所定回増加した後に連続して所定回減少するか否かにより極大値を検出し、該極大値を検出したときに、前記差が所定値以上のときは、それぞれが前記極大値を挟み隣接する2個以上のコントラスト値を通る二本の直線近似式の交点によって決まる極大値を演算し、前記差が所定値未満のときは前記極大値を含む複数のコントラスト値を通る二次近似式の極大値を演算すること、に特徴を有する。
本発明によれば、被写体像のコントラストが高い場合は二本の直線近似式によりコントラストのピーク値、つまり合焦点を検出し、画像のコントラストが低い場合は二次近似式によりコントラストのピーク値、つまり合焦点を演算するので、特に被写体像のコントラストが低い場合においても精度の高い合焦点を検出できる。
本発明の実施形態について、図を参照して説明する。図1は、本発明を適用したデジタルカメラの概要をブロックで示す図である。
このデジタルカメラは、焦点調節レンズ群L1を含む撮影レンズLにより被写体像を、撮像手段としての撮像素子(CCDイメージセンサ)11の受光面に形成する。撮像素子11は、所定間隔で縦横に配置された多数の画素(光電変換素子)を有し、受光した被写体像を各画素が電荷に変換し、蓄積(積分)する。露光が終了すると、蓄積した電荷を画素単位で画像信号として画像信号処理回路13に出力する。画像信号処理回路13は、入力した画像信号についてホワイトバランス調整等所定の調整処理、A/D変換処理を施してデジタル映像データをCPU15に出力する。つまり、画像信号処理回路13において所定の処理が施され、画素単位でデジタル変換された画像データが、CPU15に出力される。CPU15は、スルーモード(モニタモード)のときは入力した画像データをLCD17で表示可能な画像信号に変換してLCD17により表示し、記録モードのときは所定フォーマットの画像データに変換して画像メモリ制御回路19を介して画像メモリ21に書き込む。
図2には、撮像素子の撮像面と焦点検出エリアとの一例として、撮像素子11の受光面12と3個の焦点検出エリア12A、12B、12Cとの関係を示してある。図3は、中央の焦点検出エリア12Aを拡大して示した図である。焦点検出エリア12Aは受光面12のほぼ中央に位置し、他の焦点検出エリア12B、12Cは、焦点検出エリア12Aを挟んで左右に位置している。受光面12は、各画素(光電変換素子)より被写体側に、原色フィルタとしての赤(R)フィルタ、緑(G)フィルタおよび青(B)フィルタが配置されていて、各画素は、被写体光束中、各原色フィルタR、G、Bを透過した赤、緑および青成分を受光して光電変換し、電荷として蓄積する。所定時間蓄積した電荷は、画素単位で読み出され、画像信号として出力される。
図3には、一般的な原色フィルタの配置を示してある。原色フィルタは、水平方向に、2種類のフィルタG、Rが交互に配置されたGRラインと、2種類のフィルタB、Gが交互に配置されたBGラインとを備え、GRラインとBGラインとが垂直方向に交互に配置されている。この実施形態では、水平方向2個分、垂直方向2個分(2×2)の正方形内の4画素、つまり2個のフィルタGと各1個のフィルタR、Bを含む計4画素の組み合わせを1ブロックとして、各ブロック内の画素が積分した画像信号の大きさの和を輝度anとする。
n= G + R + B + G
そうして、1ブロックの輝度anと、水平方向に1ブロック飛ばした1ブロックの輝度an+2との差(an+2 - an)を求める処理を、焦点検出エリア内において水平右方向に繰り返し、輝度差(an+2 - an)を加算する。この輝度差(an+2 - an)を求める処理が水平方向右端のブロックに到達すると、垂直方向下方に1ブロックずらしてから輝度差を求める処理および加算処理を水平右方向に右端のブロックに達するまで繰り返す。以上の差の加算処理を、焦点検出エリア内の全ブロックについて繰り返し実行する。以上の処理を、3個の焦点検出エリア12A乃至12Cそれぞれについて実行する。
以上の処理によって得られる、各焦点検出エリア12A、12B、12Cにおける輝度差(an+2 - an)の和がそのレンズ位置における各焦点検出エリア12A、12B、12Cのコントラスト値になる。このコントラスト値は、数1式で現すことができる。
Figure 0004598609
この実施形態において、コントラストAF処理のときにCPU15は、モータドライバ23、AFモータ25、レンズ駆動機構27を介して焦点調節レンズ群L1をステップ移動しながら撮像素子11により撮像し、撮像した画像信号中、予め設定された焦点検出エリア12A、12B、12C内の画像信号を入力して各焦点検出エリア12A、12B、12C内のコントラスト値を求め、コントラストデータとして内蔵RAMに記憶する。CPU15はこのコントラストAF処理を、焦点調節レンズ群L1を一方の移動限界位置である至近(最短)合焦位置から他方の移動限界位置である無限遠合焦位置方向にステップ移動させながら繰り返す。
この実施形態では、焦点調節レンズ群L1の位置を、至近(最短)合焦位置を原点位置として原点センサ27aで検知し、原点からの駆動パルス数としてカウントする。駆動パルスは、例えばAFモータ25の出力軸に装着されたフォトインタラプタ等のエンコーダが出力するパルスとして定義する。なお、通常は、焦点調節レンズ群L1を至近(最短)合焦位置から無限遠合焦位置まで駆動するのに数百パルスあるいはそれ以上要するが、本実施形態におけるコントラストAF処理では、数パルスまたは数十パルス単位でステップ移動(撮像)するものとし、本実施形態のAF処理における駆動パルスは、フォトインタラプタが出力する複数パルスを1パルスとする。そうしてこの1パルスを焦点調節レンズ群L1のステップ駆動単位として、レンズ位置をレンズ位置パルス数PNで表すものとする。
至近(最短)合焦位置から無限遠合焦位置までの複数位置におけるコントラストデータが得られたら、近距離側から遠距離側に連続した複数位置におけるコントラストデータを隣同士で比較し、コントラスト値が所定回連続して増加し、かつ所定回連続して減少しているかどうか判定する。本実施形態では、近距離側から5個ずつ、隣接する5位置分のコントラストデータについて、コントラスト値が2回連続して増加しかつ2回連続して減少しているかどうか判定する。コントラスト値が2回連続して増加しかつ2回連続して減少していなければ、1個分遠距離側にずらせた5個分のコントラストデータについて同様の判定を実施する。
図4、図5に、レンズ位置とコントラストの関係をグラフで示した。図において、横軸はレンズ(フォーカス)位置、縦軸はコントラスト値である。原点は至近(最短)合焦位置である。
判定結果が肯定、つまりコントラスト値が2回連続して増加しかつ2回連続して減少している場合は(図5参照)、コントラスト値の極大値が得られたレンズ位置またはその前後近傍に合焦位置があると判定する。さらに、極大値と判定したコントラスト値とコントラスト値の最小値との差を求め、その差が所定値より大きいか(図6(A))、小さいか(図6(B))を判定する。さらに精度の高い極大値を求めるために、その差が所定値より大きい場合は、二本の直線近似式によって極大値を求め(図7)、その差が所定値以下の場合は二次近似式によって極大値を求める(図8)。
この本発明の実施形態のコントラストAF焦点調節処理の詳細について、さらに図9、図10、図11および図12に示したフローチャートを参照して説明する。この実施形態では、測光スイッチSWSがオンしたときに図9に示したコントラストAF処理を実行し、合焦したら終了する。
コントラストAF処理に入ると、まず各変数等の初期化を実行する(S11)。例えばこの実施形態では、各ステータスのクリア、コントラスト値のクリア、レンズ位置パルス数PNの初期化(PN = 0)、コントラストの最大値 = 0、最小値 = FFFFFFFF、焦点距離によるエリア数設定等を実行する。ここでレンズ位置パルス数PNは、この実施形態では焦点調節レンズ群L1が至近(最短)合焦位置にあるときを0として、無限遠合焦位置方向に、1パルス分移動する毎に1カウントアップされる変数である。なお、焦点距離によるエリア数とは、焦点距離に応じて予め設定された、コントラスト値を算出するエリア数である。
次に、フォーカスイニシャライズ処理を実行する(S13)。フォーカスイニシャライズ処理とは、焦点調節レンズ群L1を一方の移動限界位置、本実施形態では至近(最短)合焦位置まで移動することである。至近(最短)合焦位置に移動したかどうかは、原点センサ27aによって検知される。
そうして、現在のレンズ位置パルス数PN((最短)合焦位置に対応するパルス数0)をPulse[PN]に代入し(S15)、コントラスト値算出処理を実行する(S17)。コントラスト値算出処理は、撮像素子11から入力した画像データに基づいて、至近(最短)合焦位置におけるコントラスト値P[0]を算出し、コントラストの最大値、最小値を更新する。
レンズ位置パルス数PNをカウントアップし(S19)、レンズ駆動機構27を無限遠合焦位置方向にステップ移動する(S21)。つまり、焦点調節レンズ群L1を至近(最短)合焦位置から無限遠合焦位置方向へのステップ移動を開始させる。
現在のレンズ位置パルス数PNをPulse[PN]に代入する(S23)。そうして、撮像素子11から入力した画像データにに基づいてコントラスト値P[PN]を算出し、コントラスト値P[PN]の最大値、最小値を更新し(S25)、レンズ位置パルス数PNをカウントアップする(S27)。以上の処理を、焦点調節レンズ群L1を無限遠合焦位置方向に1パルス単位でステップ移動しながら繰り返す(S29;NO、S23)。
焦点調節レンズ群L1が無限遠合焦位置に達したら(S29;YES)、AFモータ25を停止させる(S31)。そうして、S21からS29のループ処理で得たコントラストデータに基づいて、ピークチェック処理を実行する(S33)。そうして、最も大きい第一極大値と2番目に大きい第二極大値の差が所定値未満であるかどうかの極大差チェック処理を実行する(S35)。
極大差チェック処理は、複数の極大値を検出し、その差が所定値未満の場合はどちらの極大値が真の極大値か判断が困難なため、極大値は無いものと判断する処理である。
選択した極大値を挟む複数位置のコントラスト値P[PN]に基づいて、近似(補間)演算によってより正確なピーク位置を求めるピーク演算処理を実行する(S37)。以上の判定処理およびピーク演算処理は、各焦点検出エリアについて実行する。
そうして、各焦点検出エリアについて得た、合焦レンズ位置から、最も近距離の値が得られた焦点検出エリアを合焦エリアとする(S39)。そうして、この選択した合焦エリアにおいて得られた合焦レンズ位置に焦点調節レンズ群L1を移動させて、コントラストAF処理を終了する(S41、END)。
「コントラスト値算出処理」
S17およびS25で実行されるコントラスト値算出処理について、図10に示したフローチャートを参照してより詳細に説明する。なお、このフローチャートの処理は3個の焦点検出エリア12A、12B、12Cについて実行するが、各焦点検出エリアについて同じ処理を繰り返すので、1個の焦点検出エリア12Aについての処理として説明する。
コントラスト値算出処理に入ると、焦点調節レンズ群L1をステップ移動させながら得たレンズ位置パルス数PN毎のコントラストデータからコントラスト値P[PN]を、数2式により求める(S101)。
Figure 0004598609
そうして、求めたコントラスト値P[PN]について、最大のコントラスト値P[PN]と(S103、S105)、最小のコントラスト値P[PN]を求める(S107、S109)。最大のコントラスト値P[PN]および最小のコントラスト値P[PN]が求まればリターンする(S103;YES、S107;YES、RETURN)。図6の(A)は最大のコントラスト値P[PN]および最小のコントラスト値P[PN]の差が大きい場合を示し、同図(B)は同差が小さい場合を示している。
「ピークチェック処理」
S33のピークチェック処理では、焦点調節レンズ群L1をステップ移動させながら得たステップ位置毎のコントラスト値P[PN]からピークを求める処理である。例えば、1ステップ移動する毎に得た連続した5位置分のコントラスト値P[PN]について、最短(至近)側から無限遠側に順に隣同士比較して、コントラスト値が第1の所定回連続して増加し、かつ第2の所定回連続して減少したかどうかをチェックする。そうして、コントラスト値が2回連続して増加し、かつ2回連続して減少していた場合は、最大のコントラスト値P[PN]を極大値(ピーク値)と判定する。
ピークチェック処理の一実施形態のフローチャートを図11に示した。ピークチェック処理に入ると、まず、レンズ位置パルス数PNに4を代入する(S201)。つまり、まず、至近(最短)合焦位置に相当するレンズ位置パルス数PNが0から4までの5個のコントラスト値についてピークチェック処理をすることを意味する。そうして、連続した5ステップ位置分(レンズ位置パルス数[PN-4]から[PN]における)コントラスト値P[PN-4]からP[PN]が2回連続して増加しかつ2回連続して減少しているかどうかをチェックする(S203)。2回連続して増加しかつ2回連続して減少していない場合(S203;NO)は、レンズ位置パルス数PNに1加算し(S205)、レンズ位置パルス数PNが最大値を超えたかどうかをチェックする(S207)。レンズ位置パルス数PNが最大値を超えていない場合はS203に戻り(S207;NO、S203)、ピークチェック処理を繰り返す。レンズ位置パルス数PNが最大値を超えていた場合はリターンする(S207;YES、RETURN)。
連続した5ステップ位置分のコントラスト値P[PN-4]からP[PN]が2回連続して増加しかつ2回連続して減少していた場合(S203;YES)は、コントラスト値P[PN-2]を極大値と判定して、ピーク存在フラグStatusにピークが存在することを識別する“1”をセットし、最大のコントラスト値P[PN-2]が得られたレンズ位置パルス数PN-2を、ピーク位置(合焦位置)を示すピーク位置Indexに代入してリターンする(S209、RETURN)。以上の処理により、コントラスト値のピーク値が求まる。
「ピーク算出処理」
次に、S37で実行されるピーク算出処理の詳細について、図12に示したフローチャートにしたがって、図7および図8を参照しながら説明する。図7、図8は、横軸にレンズ(フォーカス)位置を、縦軸にコントラスト値をプロットしたグラフであって、横軸をX軸、縦軸をY軸とする。
直線近似では、検出したコントラスト値のピーク値と、至近側または無限遠側のコントラスト値を通る直線近似式と、ピーク値よりも無限遠側の2個のコントラスト値または至近側の2個のコントラスト値を通る直線近似式を求め、これらの二本の直線の交点を求める。この交点のY座標値(演算ピーク値)が検出ピーク値より大きい場合に交点のx座標を合焦レンズ位置(合焦点)とする。
二次近似では、検出したコントラスト値のピーク値を含む複数のコントラスト値を通る二次近似式を求め、その二次曲線の極大値(演算ピーク値)を求めて、その極大値が得られたx座標を合焦レンズ位置(合焦点)とする。
この実施形態では、ピークのコントラスト値P[PN-2]を中心とした前後レンズ位置(至近合焦レンズ位置側および無限遠合焦レンズ位置側)のコントラスト値P[PN-4]からP[PN]を使用してより正確なコントラスト値のピークを近似演算する。この実施形態では、真の極大値と推定されるコントラスト値を、検出したコントラスト値の差が所定値以上のハイコントラスト(通常被写体)の場合は直線近似法によって演算し、検出したコントラスト値の差が所定値未満のローコントラスト(ローコン被写体)の場合は二次近似式によって近似演算することに特徴を有する。
ピーク算出処理に入ると、まず、ピーク存在フラグStatusが“1”かどうか、つまりピーク値があるかどうかをチェックする(S301)。ピーク存在フラグStatusが“1”で無い場合はリターンする(S301;NO、RETURN)。ピーク存在フラグStatusが“1”の場合(S301;YES)は、コントラスト値の最大値と最小値の差が最大値の例えば10パーセントを超えているかどうかにより、ローコントラストの被写体(ローコン被写体)かどうかをチェックする(S303)。
「ローコン被写体でない場合」
ローコン被写体でなかった場合(S303;NO)は、S305以下の通常処理を実行する。通常処理では、ピーク値を含む二つのコントラスト値を通る直線と、ピーク値を通らない二つのコントラスト値を通る直線、
Y = ax + b
Y = cx + d
の傾きa、cおよびX軸との交点b、dを求める(S305)。この二式により定義される二本の直線の交点座標(x、y)を求める(S307)。交点のY座標の値を演算ピーク値yとし、X座標の値を演算ピークレンズ位置xとする。
そうして、ピークのコントラスト値P[Index]の方が演算ピーク値yより小さいかどうかをチェックする(S309)する。ピークコントラスト値P[Index]の方が演算ピーク値yより小さい場合(S309;YES)は、S311以下の処理を実行するが、ピークコントラスト値P[Index]の方が演算ピーク値yより小さくない場合(S309;NO)は、ピーク存在フラグStatusにピーク無しを識別する“0”を入れてリターンする(S319、RETURN)。ピークコントラスト値P[Index]の方が小さい場合、つまり演算ピーク値yの方が大きい場合(図7(C))は演算ピーク値yがより正確なピーク値と推定されるが、ピークコントラスト値P[Index]の方が演算ピーク値yより大きい場合(図7(D))は、演算ピーク値yは信頼性が低いと推定されるからである。
ピークコントラスト値P[Index]の方が演算ピーク値yより小さい場合(S309;YES)は、ピークコントラスト値P[Index]を挟むコントラスト値P[Index - 1]、P[Index + 1]の大小を比較する(S311)。この実施形態では、IndexはN - 2であるから、コントラスト値P[Index - 1]はコントラスト値P[PN-3]、コントラスト値P[Index + 1]はコントラスト値P[PN-1]となる。
P[PN-3]<P[PN-1] の場合
ピークコントラスト値P[Index]より遠距離側レンズ位置のコントラストP値[Index+1]の方が近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]より大きく(S311;YES)、かつ演算ピーク位置xがピークコントラスト値P[Index]とこのピークコントラスト値P[Index]より遠距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index+1]の間に存在する場合(S313;YES)は、その演算ピーク位置xをピーク位置PeakXに代入してリターンする(S317、RETURN)。図7の(A)、(C)が該当する。
ピークコントラスト値P[Index]より遠距離側のコントラスト値P[Index+1]の方が近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]より大きくても(S311;YES)、演算ピーク位置xが、ピークコントラスト値P[Index]とピークコントラスト値P[Index]より遠距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index+1]の間に存在しない場合(S313;NO)は、ピーク存在フラグStatusにピーク無しを識別する“0”を入れてリターンする(S319、RETURN)。図7の(D)が該当する。
P[PN-3]>P[PN-1] の場合
ピークコントラスト値P[Index]より遠距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index+1]の方が近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]より大きくなく(S311;NO)、かつ演算ピーク位置xがピークコントラスト値P[Index]とピークコントラスト値P[Index]より近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]の間に存在する場合(S315;YES)は、演算ピーク位置xをピーク位置PeakXに代入してリターンする(S317、RETURN)。図7の(B)が該当する。
ピークコントラスト値P[Index]より遠距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index+1]の方が近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]より大きくなく(S311;NO)、かつ演算ピーク位置xがピークコントラスト値P[Index]より近距離側レンズ位置のコントラスト値P[Index-1]とピークコントラスト値P[Index]の間に存在しなければ(S315;NO)、ピーク存在フラグStatusに“0”を入れてリターンする(S319、RETURN)。
「ローコン被写体の場合」
ローコントラストの被写体であった場合(S303;YES)は、二次近似式、
y = ax2 + bx + c により演算ピーク値yを算出する(S321)。そうして、係数aが0未満かどうかをチェックする(S323)。この二次近似式は、a < 0 の場合は上に凸、a < 0 で無い場合において、a = 0 のときは一次式、a > 0 のときは下に凸である。そこで、係数aが0未満でない場合(S323;NO)は、二次近似式が上に凸ではなくピーク値が存在しないので、ピーク存在フラグStatusに“0”をセットしてリターンする(S319、RETURN)。
係数aが0未満の場合(S323;YES)は、 -b/2a > 0 かどうかをチェックする(S325)。-b/2a > 0 の場合は二次近似式の頂点、つまりコントラストのピークが焦点調節レンズ群L1の可動範囲内に存在するが、-b/2a ≦0の場合は可動範囲外になる。そこで、-b/2a > 0 の場合(S325;YES)は、頂点のx座標値-b/2aをピークコントラスト値P[Index]に代入してリターンする(S327;RETURN)。この場合は図8が該当する。-b/2a > 0 で無い場合(S325;NO)は、ピーク値が存在しないので、ピーク存在フラグStatusに“0”をセットしてリターンする(S319、RETURN)。
以上の通り本発明の実施形態によれば、通常被写体の場合は直線近似によってより正確なコントラストのピーク値を演算するのでより精度の高い合焦点を検出することが可能になり、直線近似が困難なローコン被写体の場合は二次近似式によってより正確なコントラストのピーク値を演算するのでより精度の高い合焦点を検出することが可能になり、従来のコントラストに基づく焦点調節では困難であったコントラストが低い被写体に対しても正確に合焦させることができる。
本発明を適用したデジタルカメラの実施形態の主要構成をブロックで示す図である。 同実施形態のデジタルカメラにおける撮像素子の受光面と焦点検出エリアとの関係を示す図である。 同実施形態のデジタルカメラにおける焦点検出エリアと画素との関係を説明する図である。 同実施形態のデジタルカメラによるレンズ位置とコントラストの関係をグラフで示す図である。 同実施形態のデジタルカメラにおけるコントラストチェック処理をグラフで説明する図である。 同実施形態のデジタルカメラにおけるコントラストチェック処理をグラフで説明する図であって、(A)はローコントラストではない場合を示し、(B)はローコントラストの場合を示す図である。 同実施形態のデジタルカメラにおいて、通常被写体の場合のピークコントラストの直線近似をグラフで説明する図である。 同実施形態のデジタルカメラにおいて、ローコン被写体の場合のピークコントラストの直線近似をグラフで説明する図である。 同実施形態のデジタルカメラのコントラストAF処理をフローチャートで示す図である。 同コントラストAF処理におけるコントラスト値算出処理をフローチャートで示す図である。 同コントラストAF処理におけるピークチェック処理をフローチャートで示す図である。 同コントラストAF処理におけるピーク算出処理をフローチャートで示す図である。 (A)、(B)、(C)は従来のデジタルカメラの画像コントラスト法によるコントラストチェックにより極大値が検出される例をグラフで説明する図である。
符号の説明
11 撮像素子
13 画像信号処理回路
15 CPU
17 LCD
19 画像メモリ制御回路
21 画像メモリ
23 モータドライバ
25 AFモータ
27 レンズ駆動機構
27a 原点センサ
L1 焦点調節レンズ群

Claims (4)

  1. 被写体像のコントラストに基づいて焦点状態を検出する焦点検出装置であって、
    撮影レンズの焦点調節レンズ群を調節可動範囲内において移動させるレンズ駆動手段と、
    該レンズ駆動手段によって前記撮影レンズの焦点調節レンズ群を一方の可動端から他方の可動端に向かって移動させながら複数のレンズ位置において被写体画像のコントラスト値を検出する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記複数のレンズ位置において検出したコントラスト値の最大値と最小値の差を求め、
    さらに、前記一方の可動端から他方の可動端方向に隣接レンズ位置におけるコントラスト値を順に比較して、コントラスト値が連続して所定回増加した後に連続して所定回減少するか否かにより極大値を検出し、
    該極大値を検出したときに、前記差が所定値以上のときは、それぞれが前記極大値を挟み、隣接する2個以上のコントラスト値を通る二本の直線近似式の交点によって決まる極大値を演算し、
    前記差が所定値未満のときは前記極大値を含む複数のコントラスト値を通る二次近似式の極大値を演算すること、を特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記制御手段は、前記演算した極大値と検出した極大値とを比較して演算した極大値の方が大きい場合は、演算した極大値を合焦点としてその極大値が得られたレンズ位置に焦点調節レンズ群を移動させる請求項1記載の焦点検出装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出した極大値および演算した極大値の中で、最大値を合焦点とする請求項1または2記載の焦点検出装置。
  4. 被写体像のコントラストに基づいて焦点状態を検出する焦点検出方法であって、
    撮影レンズの焦点調節レンズ群を調節可動範囲内において一方の可動端から他方の可動端に向かって移動させながら複数のレンズ位置において被写体画像のコントラスト値を検出し、
    前記複数のレンズ位置において検出したコントラスト値の最大値と最小値の差を求め、
    さらに、前記一方の可動端から他方の可動端方向に隣接レンズ位置のコントラスト値を順に比較して、コントラスト値が連続して所定回増加した後に連続して所定回減少するか否かにより極大値を検出し、該極大値を検出したときに、前記差が所定値以上のときは、それぞれが前記極大値を挟み隣接する2個以上のコントラスト値を通る二本の直線近似式の交点によって決まる極大値を演算し、前記差が所定値未満のときは前記極大値を含む複数のコントラスト値を通る二次近似式の極大値を演算すること、を特徴とする焦点検出方法。
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