JP6281933B2 - 映像表示機器及び映像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像表示機器及び映像表示方法に係り、特に、全方位映像を撮像可能な撮像装置による撮像映像を表示する映像表示機器及び映像表示方法に関する。
監視カメラの撮像映像を表示する映像表示機器の中には、全方位カメラが撮像した映像、すなわち、全方位映像を表示する機器が存在する。かかる機器において全方位映像は通常、円状又は楕円状に表示される。この結果、全方位カメラの設置エリア全体の映像が一画面中に表示されるようになり、映像表示機器のユーザである監視者は、当該全方位映像を見て全方位カメラの設置エリア全体の様子を監視することが可能となる。
さらに、全方位映像を表示する機器の中には、円状又は楕円状に表示された全方位映像の一部を切り出してパノラマ展開した映像を表示することが可能な機器も存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、パネルインターフェースを有するタッチパネルを通じてユーザが所定の操作を行うと、当該操作に従って全方位映像の一部を切り出してパノラマ展開した映像を表示することが可能な映像表示機器が記載されている。このような機器を用いれば、比較的簡易なユーザ操作によって全方位映像からパノラマ展開した映像への切り換えを直感的に行うことが可能となる。
特開2012−169723号公報
ところで、全方位カメラの撮像可能エリアから外れたエリア、例えば、全方位カメラの設置位置から見て死角となる空間、あるいは全方位カメラが撮像可能なエリアとは壁等を隔てて配置された空間については、全方位カメラで映像を撮像することができない。そして、全方位カメラの撮像可能エリアから外れたエリアの映像(以下、エリア外映像)については全方位映像中に含まれていないので、特許文献1に記載された映像表示機器を用いたとしてもエリア外映像を表示することができない。
以上のような課題に対しては、例えば、全方位カメラの撮像可能エリアから外れたエリアに別途カメラを設置し当該カメラによる撮像映像、すなわち、エリア外映像を表示することで対応し得る。しかしながら、画面サイズの制約等により全方位映像とエリア外映像とを同時表示することができないケースも考えられる。したがって、通常時には全方位映像を表示し、必要な時にのみエリア外映像に切り換えられることが望ましい。さらに、エリア外映像の表示タイミングについては、比較的簡易な操作にて指定することが可能になると、なお一層好ましい。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、全方位映像には映らないエリアの撮像映像をユーザが指定するタイミングで画面に表示することが可能な映像表示機器及び映像表示方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、全方位映像には映らないエリアの撮像映像を表示する際のタイミングを比較的簡易な操作にて指定することを可能とすることである。
前記課題は、本発明の映像表示機器によれば、映像を表示するための表示画面と、映像データを記憶するメモリと、CPUを備え該CPUが前記メモリに記憶された映像データを読み出して前記表示画面に映像を表示する映像表示機器本体と、前記表示画面に表示された映像に対して行われるユーザ操作を受け付けるポインティングデバイスと、を有する映像表示機器であって、前記メモリは、全方位映像を撮像可能な第1撮像装置により撮像された前記全方位映像を示す全方位映像データと、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像を示す他の映像データと、を記憶しており、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアと、前記第2撮像装置が配置されたエリアとは、壁及びドアの少なくとも一方を含むエリア区画部材によって区画されており、前記メモリは、前記エリア区画部材の設置領域を示す設置領域データを更に記憶しており、前記ポインティングデバイスは、前記全方位映像中、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を受け付けて該ユーザ操作の内容に応じた信号を出力し、前記映像表示機器本体は、前記ポインティングデバイスから前記信号を受信すると、前記CPUが前記メモリから前記他の映像データを読み出すことで前記第2撮像装置による撮像映像を前記表示画面に表示し、前記メモリから前記全方位映像データを読み出して前記全方位映像を前記表示画面に表示する際には、前記設置領域データに基づいて前記設置領域を特定し、特定した該設置領域上に予め登録された標識画像を表示し、前記ポインティングデバイスは、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作として、前記標識画像をクリックする前記ユーザ操作を受け付けることにより解決される。
上記の映像表示機器によれば、ユーザ操作をポインティングデバイスが受け付けたときに、第1撮像装置が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像が表示画面に表示される。この結果、全方位映像には映らないエリアの撮像映像をユーザが指定するタイミングで画面に表示させることが可能となる。
また、上記の構成では、第2撮像装置による撮像映像を表示画面に表示するうえで、ユーザは、全方位映像中、第1撮像装置の撮像可能エリアと第2撮像装置の撮像可能エリアとを区画するエリア区画部材の設置領域上に表示された標識画像をクリックする。つまり、ユーザは、第2撮像装置による撮像映像を表示する際のタイミングを比較的簡易な操作にて指定することが可能となる。
また、上記の映像表示機器において、前記映像表示機器本体は、前記全方位映像の特定領域を切り出して展開した展開映像を表示するとともに、該展開映像中に前記設置領域が含まれるときには前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示し、前記ポインティングデバイスは、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作として、前記全方位映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像、及び、前記展開映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像のうちのいずれかをクリックする前記ユーザ操作を受け付けることとしてもよい。
上記の構成により、展開映像が表示されている状態から第2撮像装置による撮像映像を表示させることが可能となる。この結果、第2撮像装置による撮像映像を表示画面に表示するにあたり、展開映像から全方位映像に戻る必要がなく、その分の手間を省くことが可能となる。
また、上記の映像表示機器において、前記映像表示機器本体は、前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示する際に、前記全方位映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像と同一の大きさ及び向きとなるように、前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示すると、より好適である。
上記の構成では、画面に表示される映像が全方位映像から展開映像に切り換わることに伴って標識画像の大きさや向きが変化することがないので、展開映像の中から標識画像を見つけることが容易となり、ユーザにとっての利便性が向上する。
さらに、前述した課題は、本発明の映像表示方法によれば、映像を表示するための表示画面と、映像データを記憶するメモリと、CPUを備え該CPUが前記メモリに記憶された映像データを読み出して前記表示画面に映像を表示するコンピュータ本体と、前記表示画面に表示された映像に対して行われるユーザ操作を受け付けるポインティングデバイスと、を有するコンピュータを用いた映像表示方法であって、全方位映像を撮像可能な第1撮像装置により撮像された前記全方位映像を示す全方位映像データと、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像を示す他の映像データと、を前記コンピュータが前記メモリに記憶するステップと、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアと、前記第2撮像装置が配置されたエリアとが、壁及びドアの少なくとも一方を含むエリア区画部材によって区画されているときの、該エリア区画部材の設置領域を示す設置領域データを前記コンピュータが更に前記メモリに記憶するステップと、前記CPUが前記メモリから前記全方位映像データを読み出して前記全方位映像を前記表示画面に表示する際に、前記設置領域データに基づいて前記設置領域を特定し、特定した該設置領域上に予め登録された標識画像を表示するステップと、前記全方位映像中、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を前記ポインティングデバイスが受け付けて前記ユーザ操作の内容に応じた信号を出力するステップと、前記コンピュータ本体が前記ポインティングデバイスから前記信号を受信すると、前記CPUが前記メモリから前記他の映像データを読み出すことで前記第2撮像装置による撮像映像を前記表示画面に表示するステップと、を有し、前記ポインティングデバイスが、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を受け付けるステップでは、前記標識画像をクリックする前記ユーザ操作を受け付けることにより解決される。
上記の映像表示方法を用いれば、ユーザ操作をポインティングデバイスが受け付けたときに、第1撮像装置の撮像可能エリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像が表示画面に表示されるようになるので、全方位映像には映らないエリアの撮像映像をユーザが指定するタイミングで画面に表示させることが可能となる。
本発明の映像表示機器及び映像表示方法によれば、全方位映像には映らないエリアの撮像映像をユーザが指定するタイミングで画面に表示することが可能となる。
また、全方位映像には映らないエリアの撮像映像を表示する際のタイミングを比較的簡易なユーザ操作にて指定することが可能となる。
本発明の映像表示機器を含む監視システムの構成例を示すブロック図である。 第1撮像装置及び第2撮像装置の位置関係を示す図である。 本発明の映像表示機器のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 映像表示用のウィンドウの一例を示す図である。 全方位映像の一例を示す図である。 第2撮像装置による撮像映像を示す図である(その1)。 第2撮像装置による撮像映像を示す図である(その2)。 表示モードとしてプリセットモードが選択されたときの説明図である。 プリセットモードの設定内容に関する登録・編集ウィンドウを示す図である。 表示モードとしてツアーモードが選択されたときの説明図である。 ツアーモードの設定内容の表示ウィンドウを示す図である。 ツアーモードの設定内容に関する登録・編集ウィンドウを示す図である。 表示モードとしてズームエリア表示モードが選択されたときの説明図である。 ズームエリア表示モードの表示内容設定用のウィンドウを示す図である。 表示モードとしてボックスズームモードが選択されたときの説明図である。 映像表示処理の流れの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る映像表示機器及び映像表示方法について図を参照しながら説明する。
先ず、本実施形態に係る映像表示機器を構成要素として含む監視システムSについて図1を参照しながら説明する。図1は、監視システムSの構成を示すブロック図である。
監視システムSは、不審者の侵入や事故の発生などのような異常の有無を監視するためのシステムであり、図1に示すように、監視カメラに相当する第1カメラ1及び第2カメラ2、レコーダ3、スイッチングHUB4並びに映像表示機器としてのコンピュータ5を構成要素として有する。
第1カメラ1は、全方位映像を撮像可能な撮像装置であり、本発明の第1撮像装置に該当する。第1カメラ1は、魚眼レンズや凸面鏡を備えて水平方向360°/垂直方向180°程度の画角を有する監視カメラであり、例えば、全方位レンズをマウントしたメガピクセルIPカメラが第1カメラ1として利用される。そして、第1カメラ1は、不図示の取り付け具によって室内の天井や壁に固定された状態で利用される。なお、以下では、第1カメラ1が屋内用の機器でありオフィスビルのエントランスETの天井に固定されているケース(以下、本ケース)を例に挙げて説明する。
第2カメラ2は、第1カメラ1が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された撮像装置であり、本発明の第2撮像装置に該当する。この第2カメラ2は、第1カメラ1が撮像不能なエリア、例えば、第1カメラ1の設置位置から見て死角となる空間、あるいは第1カメラ1が撮像可能なエリアとは壁等を隔てて配置された空間を撮像するために用いられる。つまり、第2カメラ2を用いることにより、第1カメラ1による撮像映像だけでは監視することができない死角となる空間を監視したり、第1カメラ1の撮像対象エリア(撮影可能エリアと同義)からその隣のエリアへ向かう者の動き、すなわち、動線を確認したりすることが可能となる。
なお、本ケースでは、図2に示すように、第1カメラ1が設置されたオフィスビルのエントランスETの外A1(厳密には、エントランスETに設けられたドアW1の外)、及び、エントランスETとはエレベータホール及びドアW2を隔てて配置された居室A2に第2カメラ2が設置されている。図2は、第1カメラ1と第2カメラ2の位置関係を示す図である。
また、第2カメラ2は、固定式IPカメラ、PTZ(Pan、Tilt、Zoom)動作が可能なIPカメラ、及び、第1カメラ1と同様に全方位映像を撮像可能なカメラのうち、いずれであってもよい。さらに、本ケースでは2台の第2カメラ2が設置されていることとしたが、第2カメラ2の台数については、特に制限されず少なくとも1台以上設けられていればよい。
レコーダ3は、第1カメラ1及び第2カメラ2が撮像した映像を録画する装置であり、ネットワークビデオレコーダやデジタルビデオレコーダが利用される。つまり、レコーダ3は、各カメラ1、2の撮像映像を示す映像データを保存しておくための機器であり、図1に示すようにスイッチングHUB4を介して各カメラ1、2と接続されている。なお、レコーダ3は、第1カメラ1及び第2カメラ2が設置された建物と同一の建物内に設置され、構内ネットワークを通じて各カメラ1、2から撮像映像を取得することとしてもよい。あるいは、第1カメラ1及び第2カメラ2が設置された建物とは別の建物にレコーダ3が設置され、インターネット等を通じて各カメラ1、2から撮像映像を取得することとしてもよい。
コンピュータ5は、監視者であるユーザが第1カメラ1や第2カメラ2による撮像映像を見るために設置された装置であり、本ケースではPCである。このコンピュータ5は、スイッチングHUB4を介して各カメラ1、2及びレコーダ3と接続されており、これらの装置から映像データを取得して各カメラ1、2の撮像映像を表示する。ここで、コンピュータ5が表示する撮像映像としてはファイル映像、ライブ映像及び録画再生映像がある。ファイル映像とは、コンピュータ5内に保存されたファイル形式の映像データ、すなわち映像ファイルを開くことによって表示される映像であり、ライブ映像とは、各カメラ1、2から受信した映像データに基づいて表示される映像であり、録画再生映像とは、レコーダ3から受信した映像データ、すなわち録画データに基づいて表示される映像である。
なお、コンピュータ5については、デスクトップ式のPC及びラップトップ式のPCのいずれであってもよく、あるいは、タブレット端末等の携帯情報端末であってもよい。すなわち、コンピュータ5の型式や種類については任意に設定することができ、さらに、コンピュータ5の設置箇所についても、各カメラ1、2及びレコーダ3とネットワークを介して通信可能である限り自由に設定することができる。
コンピュータ5の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、コンピュータ5のハードウェア構成例を示す図である。
コンピュータ5は、コンピュータ本体5aと、これに接続されたマウス5b及びキーボード5c、並びにモニタ5dによって構成される。また、コンピュータ本体5aは、本発明の映像表示機器本体に相当し、CPU5e、メモリ5f、通信用インタフェース5g(図3では通信用I/Fと表記)及びハードディスクドライブ5hを備えている。
モニタ5dは、各カメラ1、2の撮像映像(具体的には、上述したファイル映像、ライブ映像及び録画再生映像)を表示するための表示画面(以下、モニタ画面)を構成するものである。マウス5bやキーボード5cは、ユーザ操作を受け付ける入力機器であり、特に、マウス5bについては、モニタ画面に表示された映像に対して行われる所定のユーザ操作を受け付けるポインティングデバイスとして機能する。なお、ポインティングデバイスとしては、マウス5bに限定されるものではなく、タッチパッド等の他のポインティングデバイスを採用することとしてもよい。
コンピュータ本体5aは、CPU5eがメモリに記憶された映像データを読み出してモニタ画面に各カメラ1、2の撮像映像を表示するものである。具体的に説明すると、コンピュータ本体5aは、通信用インタフェース5gを介して各カメラ1、2やレコーダ3と通信して映像データを取得する。取得された映像データは、ROMやRAMからなるメモリ5fに記憶される。すなわち、メモリ5fには、第1カメラ1により撮像された全方位映像を示す全方位映像データ及び第2カメラ2による撮像映像を示す映像データが記憶されることになる。ここで、第2カメラ2による撮像映像は、前述したように、第1カメラ1が撮像可能なエリアから外れたエリアの映像であるため、以下では、第2カメラ2による撮像映像をエリア外映像とも呼ぶこととする。また、エリア外映像を示す映像データ(以下、エリア外映像データ)は、本発明の他の映像データに相当する。
一方、ハードディスクドライブ5hには各カメラ1、2の撮像映像を表示するためのプログラム(以下、ビュアプログラム)が記憶されている。そして、ユーザがマウス5bやキーボード5cを通じて所定の操作を行うと、ビュアプログラムが起動し、CPU5eがメモリ5fに記憶された映像データを読み出しモニタ画面に当該データが示す映像を表示する処理を実行する。つまり、ビュアプログラムの実行中、CPU5eがメモリ5fから全方位映像データを読み出すことで第1カメラ1による全方位映像がモニタ画面に表示されるようになる。同様に、ビュアプログラムの実行中、CPU5eがメモリ5fからエリア外映像データを読み出すことで第2カメラ2によるエリア外映像がモニタ画面に表示されるようになる。
なお、本実施形態では、ビュアプログラムが起動すると、モニタ画面に図4に示す映像表示用ウィンドウ(以下、単にウィンドウ)STGが描画されるようになり、各カメラ1、2の撮像映像は、ウィンドウSTG中の所定領域(以下、映像表示領域R1)に表示されることになっている。図4は、ウィンドウSTGを示す図である。なお、図4に図示したウィンドウSTGの構成やデザインは、あくまでも一例であり、プログラムの設計仕様に応じて適宜変更し得るものである。
ウィンドウSTGについて説明すると、ウィンドウSTG中の大部分が映像表示領域R1を構成している。なお、本実施形態において、映像表示領域R1に全方位映像が表示される場合には図5に示すように長円(楕円)状の映像として表示されることになる。図5は、全方位映像の一例を示す図であり、具体的には、第1カメラ1による撮像映像G1を示している。以上のように、全方位映像を長円状に表示することで映像表示領域R1の構成画素を無駄にせず、同領域R1による映像表示スペースを有効利用することが可能となる。なお、全方位映像の表示形式については、長円状に表示する形式に限定されず、正円状に表示されることとしてもよい。
そして、本実施形態では、第1カメラ1による撮像映像G1、すなわち、全方位映像が映像表示領域R1に表示された状態でユーザが所定の操作を行うと、表示される映像が第2カメラ2によるエリア外映像に切り換わることになっている。かかる機能(以下、ウォークイン機能)を利用することにより、本ケースでは、ユーザが図5に図示の全方位映像G1を見ているときに、第2カメラ2が設置されたエリアの映像、すなわち、図6Aや図6Bに図示したエリア外映像G3に切り換えてドアW1、W2の裏側の様子を確認することが可能となる。図6A及び図6Bは、第2カメラ2によるエリア外映像G3を示す図であり、図6Aは、ドアW1の外(すなわち、屋外A1)に設置された第2カメラ2が撮影したエリア外映像G3であり、図6Bは、ドアW2の奥側にある居室A2に設置された第2カメラ2が撮影したエリア外映像G3である。
ウォークイン機能についてより詳しく説明すると、ウォークイン機能は、ビュアプログラムが提供する機能の一つであり、映像表示領域R1に表示された第1カメラ1による全方位映像に対してユーザがマウス5bにて当該映像中の所定の領域を指定した際に発揮される。具体的に説明すると、映像表示領域R1に第1カメラ1による全方位映像G1が表示された状態でユーザがマウス5bにて全方位映像中の所定の領域を指定したとき、その操作に応じた信号がマウス5bからコンピュータ本体5aに向けて出力される。かかる信号をコンピュータ本体5aが受信すると、これを契機として、CPU5eがビュアプログラム中のウォークイン機能に関する部分を実行するようになる。なお、所定の領域とは、第1カメラ1による全方位映像中、第2カメラ2が配置されたエリアと関連付けられた領域である。
本ケースを例に挙げてより詳しく説明すると、第1カメラ1が撮像可能なエリアと第2カメラ2が配置されたエリアとは、図2に示すように、ドアW1、W2及び壁により構成されるエリア区画部材によって区画されている。そして、マウス5bは、所定の領域を指定するユーザ操作として、第1カメラ1による全方位映像G1の中からエリア区画部材が設置された領域を指定するユーザ操作を受け付ける。
さらに、本実施形態では、第1カメラ1による全方位映像G1が映像表示領域R1に表示される際、上記のエリア区画部材の設置領域上にシンボルマークX1、X2が表示される。このシンボルマークX1、X2は、エリア区画部材の設置領域(換言すると、第2カメラ2が配置されたエリアと関連付けられた領域)を示す目印として予め登録された標識画像であり、本ケースでは、図5に示すように手や人の形をしたマークが採用されている。なお、図5に図示したシンボルマークX1、X2は、あくまでも一例であり、シンボルマークのデザインやサイズについては、ユーザ側で自由に設定することが可能である。
そして、マウス5bは、第1カメラ1による全方位映像G1の中からエリア区画部材の設置領域を指定するユーザ操作として、シンボルマークX1、X2をクリックするユーザ操作を受け付ける。
なお、上記のシンボルマークX1、X2を表示するうえで、第1カメラ1による全方位映像のうち、エリア区画部材を構成するドアW1、W2の設置領域を示すデータ(具体的には、設置領域を特定するための座標データであり、以下、設置領域データ)がメモリ5fに記憶されている。そして、コンピュータ本体5aが第1カメラ1による全方位映像G1を映像表示領域R1に表示するにあたり、CPU5eがメモリ5fから設置領域データを読み出し、当該データに基づいてドアW1、W2の設置領域を特定する。その上でコンピュータ本体5aは、第1カメラ1による全方位映像G1を映像表示領域R1に表示し、さらに、全方位映像G1中のドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2を重ねて表示する。
一方、シンボルマークX1、X2をクリックする動作がマウス5bによって受け付けられると、マウス5bからコンピュータ本体5aに向けて上記のクリック動作に応じた信号が出力される。この信号を受信したコンピュータ本体5aでは、CPU5eがメモリ5fから上記信号に対応するエリア外映像データを読み出し、かかるデータが示すエリア外映像G3が表示されるように映像表示領域R1における表示映像を切り換える。ここで、マウス5bから受信した信号に対応するエリア外映像データとは、複数の第2カメラ2のうち、クリックされたシンボルマークX1、X2と関連付けられたエリアA1、A2に配置されている方の第2カメラ2により撮像されたエリア外映像G3を示すデータのことである。換言すると、本実施形態において、エリア外映像データは、当該データを撮像した第2カメラ2が配置されているエリアと関連付けられた状態でメモリ5fに記憶されていることとなる。
より分かり易く説明すると、エントランスETと屋外A1とを区画するドアW1の設置領域上に表示されたシンボルマーク(図5中、ヒト形のシンボルマークX1)がクリックされたときには、図6Aに示すように、屋外A1(すなわち、ドアW1の外)に設置された第2カメラ2によるエリア外映像G3に切り換わる。他方、エントランスETと居室A2とを区画するドアW2の設置領域上に表示されたシンボルマーク(図5中、手形のシンボルマークX2)がクリックされた時には、図6Bに示すように、居室A2に設置された第2カメラ2によるエリア外映像G3に切り換わる。
以上のように本実施形態では、全方位映像G1中に表示されたシンボルマークX1、X2をクリックした時点で、対応するエリア外映像G3が表示されるようになる。つまり、通常時には全方位映像G1を表示し、ユーザがマウス操作を通じて指定した時にのみ全方位映像G1からエリア外映像G3へ切り換えられるようになる。また、本実施形態では、上述のように、シンボルマークX1、X2をクリックするという比較的簡易な操作により表示映像の切り換えタイミングを指定することが可能である。この結果、本実施形態に係る監視システムSは、ユーザにとって利便性の高いシステムとなる。
なお、第2カメラ2によるエリア外映像G3がモニタ画面に表示されるときには、図6A及び図6Bに示すように、全方位映像G1を表示するときと同様、ドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2が重ねて表示される。そして、ユーザがマウス5bにて当該シンボルマークX1、X2をクリックすると、マウス5bが当該クリック操作に応じた信号を出力し、当該信号を受信したコンピュータ本体5aでは、CPU5eがメモリ5fから全方位映像データを読み出すようになる。これにより、映像表示領域R1に表示される映像がエリア外映像G3から全方位映像G1に再び切り換わるようになる。
また、当然ながら、映像表示領域R1の表示映像を切り換える際、その前後で表示映像の撮像時刻が揃うこととなっている。つまり、コンピュータ本体5aは、全方位映像G1及びエリア外映像G3のうちの一方から他方へ切り換える際に、両映像が互いに同期するように表示映像の切り換えを行う。
また、本実施形態では、シンボルマークX1、X2のクリック操作に伴って映像表示領域R1の表示映像が全方位映像及びエリア外映像のうちの一方から他方へ切り換わることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、全方位映像が映像表示領域R1に表示されている状態でシンボルマークX1、X2がクリックされたとき、対応するエリア外映像G3及び全方位映像G1の双方が同時に映像表示領域R1に表示されることとしてもよい。
ところで、図4に示すように、ウィンドウSTG中、映像表示領域R1の脇に位置する領域には、映像表示領域R1に表示される映像の表示形式や表示範囲等を変更するために操作されるパネル群が描画されている。具体的に説明すると、上述したファイル映像、ライブ映像及び録画再生映像の中から映像表示領域R1に表示する映像を選択するために操作される操作パネルR2が配置されている。
また、図4に示すように、操作パネルR2の下には、表示映像数及び表示モードを選択するために操作される表示操作パネルR3が配置されている。表示操作パネルR3について説明すると、表示操作パネルR3の最上部分には、映像表示領域R1に表示する映像の数を切り換えるための複数のボタンb1、b2、b3が配置されている。ボタンb1は、一画面表示用のボタンであり、同ボタンb1が押された時には映像表示領域R1の略全体に一つの映像が表示される。ボタンb2は、二画面分割表示用のボタンであり、同ボタンb2が押されたときには映像表示領域R1が上下に2分割され、各画面に映像が表示される。ボタンb3は、三画面分割表示用のボタンであり、同ボタンb3が押されたときには映像表示領域R1が上段に1画面、下段に2画面となるように3分割され、各画面に映像が表示される。
なお、映像表示領域R1の分割形式(画面数や各分割画面のレイアウト等)については、上記の内容に限定されず任意に設定することとしてもよい。
また、表示操作パネルR3中、上記3つのボタンb1、b2、b3の下方位置には、映像の表示モードを選択するための各種ボタンが配置されている。ここで、表示モードについて説明すると、本実施形態において選択可能な表示モードとしては、プリセットモード、ツアーモード、ズームエリア表示モード、ボックスズームモードが挙げられる。以下、各モードについて説明する。
プリセットモードとは、第1カメラ1が撮像した全方位映像G1中、予め登録された特定領域を切り出してパノラマ展開し更にズームした映像(以下、展開映像)G2を映像表示領域R1に表示するモードである。プリセットモードについて図7を参照しながらより具体的に説明すると、映像表示領域R1に全方位映像が表示されているときにプリセットモードが選択されると、全方位映像G1中の特定領域(図7中、破線にて囲まれた領域)が切り出されてパノラマ展開及びズームされ、図7に示すように、その展開映像G2が映像表示領域R1に表示されるようになる。図7は、映像表示モードとしてプリセットモードが選択されたときの図である。
なお、パノラマ展開/ズームの対象となる領域(換言すると、上記の特定領域)の指定は、図4に図示の表示操作パネルR3中のプルダウンリストc2を通じて行われ、プリセットモードの実行は、プリセットモード実行ボタンc3をクリックすることで開始される。また、パノラマ展開/ズームの対象となる領域の新規登録及び編集については、図8に図示した登録・編集ウィンドウを通じて行うことが可能であり、同ウィンドウは、図4に図示の表示操作パネルR3中の設定ボタンc1をクリックすることでポップアップ表示される。図8は、プリセットモードの設定内容に関する登録・編集ウィンドウを示す図である。
また、全方位映像から所定の範囲を切り出してパノラマ展開する手法としては、公知の手法が利用可能であるため、以下では説明を省略することとする。
ところで、プリセットモードの実行により展開映像G2が映像表示領域R1に表示されるとき、当該展開映像G2中に、第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材(厳密にはドアW1、W2)の設置領域が含まれることがある。この場合、コンピュータ本体5aは、全方位映像G1を表示する場合と同様、ドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2を重ねて表示する。例えば、ドアW1及びその周辺の領域をパノラマ展開及びズームした展開映像G2を表示するときには、図7に示すように、ドアW1の設置領域上にヒト形のシンボルマークX1が表示されることになる。
そして、展開映像G2中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2をユーザがマウス5bにてクリックすると、上述した手順と同じ手順にて、映像表示領域R1における表示映像がクリックされたシンボルマークX1、X2と対応するエリア外映像G3へ切り換わるようになる。
すなわち、本実施形態では、全方位映像G1中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2、及び、展開映像G2中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2のうちのいずれかをユーザがマウス5bにてクリックすると、マウス5bが、当該クリック操作を表示映像切り換え用のユーザ操作として受け付ける。かかるユーザ操作に応じた信号がマウス5bから出力されコンピュータ本体5aが当該信号を受信すると、CPU5eがメモリ5fからエリア外映像データを読み出す結果、映像表示領域R1にエリア外映像G3が表示されるようになる。以上のように本実施形態では、展開映像G2が表示されている状態でも表示映像をエリア外映像G3に切り換えることが可能である。この結果、表示映像をエリア外映像G3に切り換えるにあたり表示映像を展開映像G2から全方位映像G1に戻す必要がなく、表示映像を展開映像G2からエリア外映像G3に直接切り換えることが可能となる。
さらに、図7に示すように、コンピュータ本体5aは、展開映像G2中のドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示する際、全方位映像G1中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2と同一の大きさ及び向きとなるように、展開映像G2中にシンボルマークX1、X2を表示する。このように全方位映像G1と展開映像G2との間で表示されるシンボルマークX1、X2の大きさ及び向きが同じであるので、表示映像が全方位映像G1から展開映像G2に切り換わることに伴ってシンボルマークX1、X2の大きさや向きが変化することなく、展開映像G2の中からシンボルマークX1、X2を見つけることが容易となる。
ツアーモードとは、第1カメラ1が撮像した全方位映像G1中から切り出してパノラマ展開及びズームする領域を複数登録しておき、各展開映像G2を予め設定されたスケジュールにて順次映像表示領域R1に表示するモードである。このツアーモードにより、あたかもPTZカメラを自動で動かして第1カメラ1の撮像対象エリアを巡回するような監視が実現される。
ツアーモードについて図9を参照しながらより具体的に説明すると、映像表示領域R1に全方位映像G1が表示されているときにツアーモードが選択されることで、全方位映像G1中、パノラマ展開される対象として2つの領域が設定された領域のうち、一つの領域が切り出されてパノラマ展開及びズームされ、その展開映像G21(例えば、図9中、上側の映像)が所定時間だけ映像表示領域R1に表示される。その後、図9に示すように、上記2つの領域のうち、もう一つの領域が切り出されてパノラマ展開及びズームされる。この結果、映像表示領域R1に表示される映像が別の展開映像G22(例えば、図9中、下側の映像)に切り換わるようになる。そして、当該展開映像G22が所定時間だけ表示された後、表示映像が再び展開映像G21へ切り換わり、以降、同様の手順にて表示映像が順次切り換わるようになっている。図9は、映像表示モードとしてツアーモードが選択されたときの図である。
ここで、ツアーモードにおいて、表示される展開映像G21、G22の中に第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材(厳密には、ドアW1、W2)の設置領域が含まれる場合がある。かかる場合には、プリセットモードと同様、コンピュータ本体5aが展開映像G21、G22中、ドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2を重ねて表示する。さらに、展開映像G21、G22において表示されるシンボルマークX1、X2については、全方位映像G1において表示されるシンボルマークX1、X2と大きさ及び向きが揃うように表示される。そして、展開映像G2中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2をユーザがマウス5bにてクリックすると、マウス5bが当該クリック操作を受け付けて信号を出力し、かかる信号をコンピュータ本体5aが受信してCPU5eがメモリ5fからエリア外映像データを読み出す。この結果、映像表示領域R1にエリア外映像G3が表示されるようになる。
なお、ツアーモードは、図4に図示の表示操作パネルR3中のツアーモード実行ボタンd2をクリックすることで実行され、ツアーモード中止ボタンd3をクリックすることで中止される。また、ツアーモードにおける各映像の表示スケジュールについては、図10に図示した表示ウィンドウを通じて確認することが可能である。図10は、ツアーモードの設定内容の表示ウィンドウを示す図である。
さらに、表示スケジュールの新規登録や編集については、図11に登録・編集ウィンドウにて行うことが可能である。この登録・編集ウィンドウは、図4に図示の表示操作パネルR3中の設定ボタンd1をクリックすることでポップアップ表示される。そして、図11の登録・編集ウィンドウにて、パノラマ展開及びズームする領域や各展開画像の表示時間等を設定することが可能となる。図11は、ツアーモードの設定内容に関する登録・編集ウィンドウを示す図である。
なお、図9及び10に示すケースでは、ツアーモードとして、全方位映像G1中から2つの領域を選択し、各領域の展開映像G21、G22を順次表示することとしたが、ツアーモードにおいて展開表示される対象領域の数は、2つに限定されるものではなく、任意の数に設定可能である。また、全方位映像G1自体が、ツアーモードにおいて順次表示される映像として組み込まれていることとしてもよい。
ズームエリア表示モードは、映像表示領域R1を分割して全方位映像G1と展開映像G21、G22とを同時表示する際に、図12に示すように、展開映像G21、G22として映し出されている領域を示す枠(以下、フレーム)F1、F2を全方位映像G1中に表示するモードである。このズームエリア表示モードを利用することにより、映像表示領域R1に表示されている展開映像G21、G22が全方位映像G1中のどこの領域の映像であるのかを容易に特定することが可能となる。なお、図12は、映像表示モードとしてズームエリア表示モードが選択されたときの説明図である。
なお、ズームエリア表示モードは、図4に図示の表示操作パネルR3中のエリア表示ボタンe2をクリックすることにより実行され、エリア非表示ボタンe3をクリックすることにより中止される。つまり、エリア表示ボタンe2がクリックされると、図12に示す全方位映像G1中にフレームF1、F2が表示され、エリア非表示ボタンe3がクリックされると、全方位映像G1中に表示されているフレームF1、F2が非表示となる。
また、図4に図示の表示操作パネルR3中、設定ボタンe1をクリックすると、図13に図示のウィンドウがポップアップ表示され、同ウィンドウにて各フレームF1、F2の表示の有無及び線種(指定色や線の太さ)を設定することが可能である。図13は、ズームエリア表示モードの表示内容設定用のウィンドウを示す図である。
ボックスズームモードとは、映像表示領域R1に表示された全方位映像G1に対してユーザがマウス5bにて対象領域を指定する操作を行ったときに、当該領域をパノラマ展開及びズームした映像、すなわち、対応する展開画像G2を映像表示領域R1に表示するモードである。ボックスズームモードについて図14を参照しながらより具体的に説明すると、映像表示領域R1に全方位映像G1が表示されている状態において、ユーザがボックスズームモードを選択し、マウス5bにて全方位映像G1中のズーム対象領域を指定することを契機として、図14に示すように対応する展開映像G2が映像表示領域R1に表示されるようになる。図14は、映像表示モードとしてボックスズームモードが選択されたときの図である。
より詳しく説明すると、ユーザは、映像表示領域R1に表示された全方位映像G1の中からズーム対象領域を指定する際、マウス5bにて全方位映像G1上の2点を指定する(厳密に説明すると、1点をクリックした後、クリック状態を保持しながら他の1点に向かってマウス5bをドラッグしてから当該他の1点の位置でクリック状態を解除する)。マウス5bが上記の操作に応じた信号を出力すると、当該信号を受信したコンピュータ本体5aにおいて、CPU5eがクリックされた2点の位置(座標位置)を特定する。この結果、コンピュータ本体5aは、特定した2点を対角線の両端位置とする矩形状領域を把握し、当該矩形状領域を切り出してパノラマ展開及びズームし、その展開映像G2を映像表示領域R1に表示する。
以上のようにボックスズームモードを利用することで、ユーザが2点指示により指定した領域の展開映像G2を表示させることが可能となる。つまり、ボックスズームモードにおいて、ユーザは、直感的な操作を通じて、全方位映像G1の中からズーム対象領域を切り出してパノラマ展開/ズームさせた映像を表示させることが可能となる。なお、ボックスズームモードにおいてズーム対象領域を指定するに際して、ユーザは、図4に図示の表示操作パネルR3中のズーム対象領域指定ボタンf1をクリックする。これにより、コンピュータ本体5aは、ズーム対象領域の指定操作(具体的には、マウス5bにて2点指示を行う操作)を受け付け可能となる。
また、指定されたズーム対象領域中に上述したエリア区画部材としてのドアW1、W2の設置領域が含まれる場合、プリセットモードやツアーモードと同様、コンピュータ本体5aが展開映像G2中、ドアW1、W2の設置領域上にシンボルマークX1、X2を重ねて表示する。このとき、展開映像G2において表示されるシンボルマークX1、X2については、全方位映像G1において表示されるシンボルマークX1、X2と大きさ及び向きが揃うように表示される。そして、展開映像G2中のドアW1、W2の設置領域上に表示されたシンボルマークX1、X2をユーザがマウス5bにてクリックすると、マウス5bが当該クリック操作を受け付けて信号を出力し、かかる信号をコンピュータ本体5aが受信してCPU5eがメモリ5fからエリア外映像データを読み出す結果、映像表示領域R1にエリア外映像G3が表示されるようになる。
さらに、ボックスズームモード及びズームエリア表示モードが併用されるとき、指定されたズーム対象領域の展開映像G2が表示されるとともに、当該領域を示すフレームF1、F2が全方位映像G1中に表示される。このとき、ユーザがマウス5bにてフレームF1、F2を指定すると、当該フレームF1、F2がアクティブ状態(非固定状態)に移行し、その配置位置をマウス操作にて変更可能とすることが可能となる。つまり、アクティブ状態となったフレームF1、F2については、ユーザによるマウス5bのクリックアンドドラッグ操作に追従して位置が変化し、再クリックにより再び固定状態に戻る。そして、フレームF1、F2の位置が変更することに伴い、コンピュータ本体5aは、変更後のフレームF1、F2の位置を特定し、特定されたフレーム位置の内側にある映像を展開映像G2として表示するようになる。
次に、以上までに説明してきた機能を有するコンピュータ5により実行される映像表示処理の流れについて図15を参照しながら説明する。図15は、映像表示処理の流れの一例を示す図である。
なお、映像表示処理は、本発明に係る映像表示方法を採用しており、本実施形態のコンピュータ5により実行される。換言すると、以下に説明する映像表示処理の内容は、本発明に係る映像表示方法の一例に関するものである。
映像表示処理は、図15に示すように、先ず、コンピュータ5のハードディスクドライブ5hに記憶されたビュアプログラムが起動するところから始まる(S001)。ビュアプログラムの起動に伴い、撮像映像を表示するためのウィンドウSTGがモニタ画面に描画されるようになる。
一方、コンピュータ本体5aは、各カメラ1、2やレコーダ3と通信して映像データを取得する(S002)。ここで、コンピュータ本体5aが取得する映像データには、第1カメラ1が撮像した全方位映像を示すデータ、及び、第2カメラ2が撮像したエリア外映像を示すデータが含まれている。
映像データ取得後、コンピュータ5は、取得した映像データ(具体的には、第1カメラ1が撮像した全方位映像のデータ、及び、第2カメラ2が撮像したエリア外映像のデータ)をメモリ5fに一時的に記憶する(S003)。その後、コンピュータ本体5aは、CPU5eがメモリ5fに記憶された全方位映像データを読み出すことにより、全方位映像をモニタ画面に表示する(S004)。このとき、CPU5eは、第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材(厳密には、図5中のドアW1、W2)の設置領域を示す設置領域データをメモリ5fから読み出す。そして、コンピュータ本体5aは、CPU5aが読み出した設置領域データに基づいて、全方位映像G1中、エリア区画部材の設置領域を特定する。その上で、コンピュータ本体5aは、全方位映像G1中、特定したエリア区画部材の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示する。
そして、全方位映像中に表示されたシンボルマークX1、X2に対してユーザがマウス5bにてクリックすると(S005でYes)、マウス5bが当該クリック操作を受け付けて、その内容に応じた信号をコンピュータ本体5aに向けて出力する。かかる信号をコンピュータ本体5aがマウス5bから受信すると、クリックされたシンボルマークX1、X2に対応するエリア外映像データをCPU5eがメモリ5fから読み出す。これにより、コンピュータ本体5aが、映像表示領域R1に表示する映像を全方位映像G1からエリア外映像G3に切り換える(S006)。
一方、全方位映像G1が表示されている間、シンボルマークX1、X2がクリックされないままの状態でプリセットモードが選択されると(S007でYes)、全方位映像G1中の特定領域が切り出されてパノラマ展開及びズームされた映像、すなわち、展開映像G2が映像表示領域R1に表示されるようになる(S008)。このとき、第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材の設置領域が展開映像G2中に含まれていた場合、コンピュータ本体5aは、同映像G2中、上記エリア区画部材の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示する。
そして、展開映像G2中に表示されたシンボルマークX1、X2に対してユーザがマウス5bにてクリックすると(S009でYes)、マウス5bが当該クリック操作を受け付けてその内容に応じた信号をコンピュータ本体5aに向けて出力する。かかる信号を受信したコンピュータ本体5a側では、クリックされたシンボルマークX1、X2に対応するエリア外映像データをCPU5eがメモリ5fから読み出すことでコンピュータ本体5aが映像表示領域R1にエリア外映像G3を表示するようになる(S006)。
また、全方位映像G1が表示されている間、シンボルマークX1、X2がクリックされないままの状態でツアーモードが選択されると(S010でYes)、予め登録された領域の展開画像G21、G22を順次表示するツアー表示が開始される(S011)。このとき、順次表示される展開画像G21、G22中に、第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材の設置領域が含まれていると、コンピュータ本体5aは、同映像G21、G22中、上記エリア区画部材の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示する。以降、コンピュータ本体5aは、上述した手順と同様の手順に従い、展開画像G2中に表示されたシンボルマークX1、X2がクリックされることを契機にして映像表示領域R1にエリア外映像G3を表示する(S006)。
また、全方位映像G1が表示された状態でボックスズームモードが選択され(S012でYes)、全方位映像G1の中からズーム対象領域を指定するユーザ操作がマウス5bにより受け付けられると、コンピュータ本体5aがマウス5bからの出力信号に基づいてズーム対象領域を特定する。そして、コンピュータ本体5aは、特定したズーム対象領域を全方位映像G1から切り出した上で、当該ズーム対象領域についてパノラマ展開及びズームした映像(すなわち、ズームした展開映像G2)を映像表示領域R1に表示する(S013)。このとき、第1カメラ1の撮像対象エリアと第2カメラ2の撮像対象エリアとを区画するエリア区画部材の設置領域が展開映像G2中に含まれていると、コンピュータ本体5aは、同映像G2中、上記エリア区画部材の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示する。以降、コンピュータ本体5aは、上述した手順と同様の手順に従い、展開画像G2中に表示されたシンボルマークX1、X2がクリックされることを契機にして映像表示領域R1にエリア外映像G3を表示する(S006)。
以上のような手順により映像表示処理が進行し、ビュアプログラムが停止するまで、映像表示処理中、S005以降の各ステップが繰り返し実行される。そして、上記手順にて映像表示処理が進行する結果、ユーザは、所望のタイミングで表示映像を全方位映像から第2カメラ2によるエリア外映像へ切り換えて、全方位映像では確認できない死角エリアの状況、例えばドアW1、W2の裏側の様子を確認することが可能となる。
以上までに説明してきた実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、上記の実施形態では、第1カメラ1の設置エリアとは異なる空間、具体的には、壁を隔てて配置された別の部屋に第2カメラ2が配置されているケースを例に挙げて説明した。ただし、本発明は、上記のケースに限られず、第1カメラ1の設置エリアとは同一の空間であって、第1カメラ1の撮像対象エリアから外れたエリア、例えば、パーテーション等を設けることで第1カメラ1の配置位置から死角となったエリアに第2カメラ2が配置されたケースにも適用可能である。
また、上記の実施形態では、映像表示モードとして、プリセットモード、ツアーモード、ズームエリア表示モード及びボックスズームモードが選択可能であることとした。ただし、これ以外のモードが更に追加されていることとしてもよい。一例を挙げて説明すると、全方位画像の中から一部を切り出して展開画像として表示する際、あたかも360°のパン動作を実行しているように展開画像を切り換えるモード(以下、オートパニングモード)が追加されてもよい。
また、上記の実施形態では、モニタ画面に表示される撮像映像中、第1カメラ1の設置エリアと第2カメラ2の設置エリアとを区画する部材(エリア区画部材)の設置領域上にシンボルマークX1、X2を表示し、シンボルマークX1、X2がクリックされると、第2カメラ2が撮影したエリア外映像が表示されることとした。ただし、これに限定されるものではなく、シンボルマークX1、X2のような標識画像が表示されず、表示映像中、上記のエリア区画部材の設置領域上の任意の地点をクリックした時点で、第2カメラ2が撮影したエリア外映像が表示されるようにしてもよい。
1 第1カメラ(第1撮像装置)
2 第2カメラ(第2撮像装置)
3 レコーダ
4 スイッチングHUB
5 コンピュータ(映像表示機器)
5a コンピュータ本体(映像表示装置本体)
5b マウス(ポインティングデバイス)
5c キーボード、5d モニタ
5e CPU、5f メモリ
5g 通信用インタフェース
5h ハードディスクドライブ
b1,b2,b3 ボタン
c1 設定ボタン、c2 プルダウンリスト
c3 プリセットモード実行ボタン
d1 設定ボタン、d2 ツアーモード実行ボタン
d3 ツアーモード中止ボタン
e1 設定ボタン、e2 エリア表示ボタン
e3 エリア非表示ボタン
f1 ズーム対象領域指定ボタン
F1,F2 フレーム
G1 第1カメラによる撮像映像(全方位映像)
G2,G21,G22 展開映像
G3 エリア外映像
R1 映像表示領域
R2 操作パネル
R3 表示操作パネル
S 監視システム
STG ウィンドウ
X1,X2 シンボルマーク

Claims (4)

  1. 映像を表示するための表示画面と、映像データを記憶するメモリと、CPUを備え該CPUが前記メモリに記憶された映像データを読み出して前記表示画面に映像を表示する映像表示機器本体と、前記表示画面に表示された映像に対して行われるユーザ操作を受け付けるポインティングデバイスと、を有する映像表示機器であって、
    前記メモリは、全方位映像を撮像可能な第1撮像装置により撮像された前記全方位映像を示す全方位映像データと、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像を示す他の映像データと、を記憶しており、
    前記第1撮像装置が撮像可能なエリアと、前記第2撮像装置が配置されたエリアとは、壁及びドアの少なくとも一方を含むエリア区画部材によって区画されており、
    前記メモリは、前記エリア区画部材の設置領域を示す設置領域データを更に記憶しており、
    前記ポインティングデバイスは、前記全方位映像中、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を受け付けて該ユーザ操作の内容に応じた信号を出力し、
    前記映像表示機器本体は、前記ポインティングデバイスから前記信号を受信すると、前記CPUが前記メモリから前記他の映像データを読み出すことで前記第2撮像装置による撮像映像を前記表示画面に表示し、前記メモリから前記全方位映像データを読み出して前記全方位映像を前記表示画面に表示する際には、前記設置領域データに基づいて前記設置領域を特定し、特定した該設置領域上に予め登録された標識画像を表示し、
    前記ポインティングデバイスは、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作として、前記標識画像をクリックする前記ユーザ操作を受け付けることを特徴とする映像表示機器。
  2. 前記映像表示機器本体は、前記全方位映像の特定領域を切り出して展開した展開映像を表示するとともに、該展開映像中に前記設置領域が含まれるときには前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示し、
    前記ポインティングデバイスは、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作として、前記全方位映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像、及び、前記展開映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像のうちのいずれかをクリックする前記ユーザ操作を受け付けることを特徴とする請求項に記載の映像表示機器。
  3. 前記映像表示機器本体は、前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示する際に、前記全方位映像中の前記設置領域上に表示された前記標識画像と同一の大きさ及び向きとなるように、前記展開映像中の前記設置領域上に前記標識画像を表示することを特徴とする請求項に記載の映像表示機器。
  4. 映像を表示するための表示画面と、映像データを記憶するメモリと、CPUを備え該CPUが前記メモリに記憶された映像データを読み出して前記表示画面に映像を表示するコンピュータ本体と、前記表示画面に表示された映像に対して行われるユーザ操作を受け付けるポインティングデバイスと、を有するコンピュータを用いた映像表示方法であって、全方位映像を撮像可能な第1撮像装置により撮像された前記全方位映像を示す全方位映像データと、前記第1撮像装置が撮像可能なエリアから外れたエリアに配置された第2撮像装置による撮像映像を示す他の映像データと、を前記コンピュータが前記メモリに記憶するステップと、
    前記第1撮像装置が撮像可能なエリアと、前記第2撮像装置が配置されたエリアとが、壁及びドアの少なくとも一方を含むエリア区画部材によって区画されているときの、該エリア区画部材の設置領域を示す設置領域データを前記コンピュータが更に前記メモリに記憶するステップと、
    前記CPUが前記メモリから前記全方位映像データを読み出して前記全方位映像を前記表示画面に表示する際に、前記設置領域データに基づいて前記設置領域を特定し、特定した該設置領域上に予め登録された標識画像を表示するステップと、
    前記全方位映像中、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を前記ポインティングデバイスが受け付けて前記ユーザ操作の内容に応じた信号を出力するステップと、
    前記コンピュータ本体が前記ポインティングデバイスから前記信号を受信すると、前記CPUが前記メモリから前記他の映像データを読み出すことで前記第2撮像装置による撮像映像を前記表示画面に表示するステップと、を有し、
    前記ポインティングデバイスが、前記第2撮像装置が配置されたエリアと関連付けられた領域を指定する前記ユーザ操作を受け付けるステップでは、前記標識画像をクリックする前記ユーザ操作を受け付けることを特徴とする映像表示方法。
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