JP6281067B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また、前記普通図柄計数手段により計数された回数が所定回数に達すると一度のチャンスを得ることができるため、ある程度遊技を行った遊技者に遊技を継続するきっかけを与えることになり、遊技店の弾球遊技機の稼働率を上げることが可能となる。このため、今までのような入口に入球した遊技球を振分装置により各々の始動口へと振り分ける構成とは違い斬新な構成であるため、遊技者に今までにない面白みを与えることが可能となる。
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
なお、ヒンジ53が設けられている外枠51と逆側(ここでは右側)には、外枠51と内枠70及び内枠70と前枠52との施錠等を行うためのスライド錠39が設けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
上皿55の外周中央部には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化したりする。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
普通図柄(以下、単に普図という)始動口及び普通図柄始動ゲートは普図の当否抽選を実行する始動口であり、普図始動口11又は普図始動ゲート17のいずれかに遊技球が入球すると普図の当否判定用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数は普図の保留記憶として記憶される。
図3(a)に示すように、始動口振分装置13には、左方には普通図柄始動口11、右方に普通電動役物により開閉可能に設けられた特別図柄始動口12、入口104、振分装置101、排出口102(排出口102a、102b、102c)から構成されている。該特別図柄始動口12は特別図柄(以下、単に特図という)の当否抽選用の始動口であり、特別図柄始動口12に遊技球が入球すると複数種類の乱数が抽出され、これらの乱数に基づいて特図の当否判定が行われる。
なお、本実施例の始動口振分装置13の内部に設けられた普通電動役物により開閉可能に設けられた特別図柄始動口12を備える構成としているが、これに限定されることない。例えば、普通電動役物により開閉可能に設けられた始動口振分装置13を備える構成にしてもよい。
遊技球Bが始動口振分装置13の入口104に流下してくると(図3(a))、図3(b)のように、遊技球Bが入口104から入球し、始動口振分装置13の内部へと移動する。入口104から入球した遊技球Bを普通図柄始動口11に振り分けるために振分装置101は、図3(a)から図3(d)に示すように特別図柄始動口12側に傾いている。そのため、特別図柄始動口12側の流下経路100bは封鎖され、遊技球Bは特別図柄始動口12側には移動できない。そのため、遊技球Bは普通図柄始動口11側の流下経路100aへと移動することになる。その後、図3(c)に示すように普通図柄始動口11側の流下経路100aと移動し、遊技球Bは普通図柄始動口11に入球するか又は、排出口102b、排出口102cから排出される(図3(d))。
振分装置101は、後述する普通図柄始動口11に入球回数が300回に達して図22のS915による抽選に当選した場合には、図3(e)から図3(h)に示すように入口104から入球した遊技球Bを特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り換える。
そして、新たな遊技球Bが始動口振分装置13の入口104に流下してくると(図3(e))、図3(f)に示すように、遊技球Bが入口104から入球し、始動口振分装置13の内部へと移動する。そして、図3(e)から図3(h)に示すように普通図柄始動口11側に傾いているため、普通図柄始動口11側の流下経路100aは封鎖され、遊技球Bは普通図柄始動口11側には移動するができない。そのため、遊技球Bは特別図柄始動口12側の流下経路100bへと移動することになる(図3(f))。その後、図3(g)に示すように特別図柄始動口12側の流下経路100bへと移動し、遊技球Bは特別図柄始動口12に入球する(図3(h))。なお、遊技球Bは特別図柄始動口12に入球するか、排出口102a又は排出口102cから排出される構成にしてもよい。
その後、特別図柄始動口12に遊技球Bが1個入球したことで、普通図柄始動口11に振り分けるように振分装置101を切り替える。
なお、本図例の遊技盤1の始動口振分装置13に代えて、排出口102(排出口102a、102b、102c)が設けられていない入球口振分装置を備える構成にしてもよい。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置7の表示、及び普通図柄保留数表示装置8等の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータ87に送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
S250では、図柄変動時間を経過したか否かを判定する。肯定判定の場合には(S250:yes)、対応した普通図柄の確定図柄表示処理を行い(S255)、普通図柄遊技処理に移行する。確定図柄表示処理では、確定図柄を表示する旨のコマンド(図柄確定コマンド)をサブ統合制御装置83に出力するとともに、普通図柄表示装置7にコマンドを出力して確定図柄にて停止させる。なお、図柄変動時間を経過していない場合には(S250:no)、そのまま普通図柄遊技処理へと移行する。
普通電動役物が開放中でなければ(S355:no)、普図当り終了演出中か判定し(S360)、普図当り終了演出中でなければ(S360:no)、普図当り開始演出時間が経過したか確認し(S365)、普図当り開始演出時間が経過していれば(S365:yes)、S370の普通電動役物の開放処理で普通電動役物を開放して終了する。
S715では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S715:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S720)。なお、本実施例では時短回数が100回に設定されており、特別図柄の当選確率は1/2に設定されており、ほぼ次回に大当りする可能性が高い構成となっている。また、後述するリミッタ作動時の時短回数を例えば1回に設定することで、当るか否かをよりスリルな遊技性を用いる構成にしてもよい。
時短回数が0であれば(S720:yes)、S725にて時短フラグを0にしてS730に進む。時短フラグが1でないとき(S715:no)又は時短回数が0ではないとき(S720:no)はそのままS730に移行する。なお、時短回数は100回に設定してもよい。無論、これに限定されることなく、例えば、時短回数1回にしてもよい。時短フラグを1にすると本実施例では普通図柄の普図確率変動機能と普通電動役物12の開放延長機能をセットする。これにより、普通図柄の当選確率は、299/300に設定され、普通電動役物の開放延長時は1回の開放時間を5.800秒に設定されている(図24(a))。
続いて、S560〜S598の処理において、確定された特別図柄に基づいて大当り遊技終了後に移行する遊技状態が設定される。なお、図24(c)に示すように図柄は、7種類で、ハズレの図柄0を除いた図柄1から図柄6によって遊技状態を選択する。
本実施例のパチンコ機50の遊技状態は3種類に分かれる。先ず、一つ目の遊技状態として、普図確率変動機能及び普通電動役物の開放延長機能(時短機能)が作動する遊技状態(時短状態)と特図確率変動機能が作動する遊技状態(高確率遊技状態)である。次に、普図確率変動機能及び普通電動役物の開放延長機能(時短機能)が作動する遊技状態(時短状態)がある。そして、最後に普図確率変動機能及び普通電動役物の開放延長機能(時短機能)及び特図確率変動機能が作動しない通常の遊技状態である。
リミッタが作動していなければ(S565:yes)、S570の処理において、特別図柄の確率変動機能を作動させるための確変設定フラグに1をセットする。
続くS575の処理において、普通図柄の普図確率変動機能および普通電動役物の開放延長機能を作動させるための時短設定フラグに1をセットする。その後、S599に移行する。よって、特別図柄の大当り遊技終了後の遊技状態は高確率遊技状態及び時短状態となる。
続くS590の処理ではリミッタが作動したときの大当り図柄は普図確変動機能と開放延長機能を合わせた時短機能を作動する時短有図柄であるか否か判定し、時短有図柄であれば(S590:yes)、S575の処理で時短設定フラグに1をセットする。この場合の特別図柄の大当り遊技終了後の遊技状態は、時短状態となる。
一方、時短有図柄でなければ(S590:no)、時短設定フラグに0をセットする(S595)。この場合、特別図柄の大当り遊技終了後の遊技状態は、通常の遊技状態となる。
なお、S560において確定された特別図柄が、高確率遊技状態に移行する確変図柄ではない場合には(S560:no)、リミッタカウンタをクリアし(S596)し、確変設定フラグを0にセットし(S597)、時短設定フラグに1をセット知る(S598)。この場合の特別図柄の大当り遊技終了後の遊技状態は時短状態となる。
大入賞口14の開放中ではない場合は(S755:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S760)。インターバル中でもない場合は(S760:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S765)。これも否定判定の場合は(S765:no)、大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S770)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S770:yes)、大入賞口開放処理(S775)を行なって本処理を終了する。
一方、大入賞口14に1個入賞していない場合(S800:no)には、S805進み、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、2ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は1秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。
開放時間が終了した場合(S805:yes)には、S810に合流し、終了していない場合(S805:no)は、特別遊技処理を終了する。
そして、現在の確変設定フラグを参照し、次回の遊技状態で確変に移行するか否かを判定する(S865)。確変に移行する場合は(S865:yes)、確変回数を設定し(S870)、確変フラグを1に設定し(S875)、S880に移行する。確変フラグを1にすると、特別図柄の特図確率変動機能をセットする。本実施例では特別図柄の当選確率が向上する。特別図柄の当選確率が向上すると、当選確率は1/1.98に設定される。また、高確率遊技状態に移行しない場合(S865:no)はそのままS880に移行する。高確率遊技状態に移行しない場合の特別図柄の当選確率は、1/2に設定される。
本実施例のパチンコ機50が高確率遊技状態及び時短状態での特別図柄の当選確率は1/1.98で、時短状態での特別図柄の当選確率は1/2に設定されている。S885で設定される時短回数100回中にほぼ特別図柄で当選するため、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の普図確率変動機能、普通電動役物の開放時間を延長する開放延長機能をセットする。これにより、普通図柄の当選確率は、299/300に設定され、普通電動役物の開放延長時は1回の開放時間を5.800秒に設定されている(図24(a))。時短に移行しない場合(S880:no)はS895に直行する。また、時短状態に移行しない場合には、普通図柄の当選確率は、1/300に設定され、普通電動役物の開放延長時は1回の開放時間を5.780秒に設定されている(図24(a))。
上述したS875及びS890の処理で確変フラグと時短フラグがともに1にセットされた場合には、大当り遊技終了後の遊技状態は、高確率遊技状態及び時短状態へと移行する。また、時短フラグのみ1セットされた場合には、時短状態へと移行する。
図22は、入口104から入球した遊技球を特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り換えるためのフローチャートを示す。
先ず、普通図柄始動口11に遊技球が入球したか否かを判定する(S900)。肯定判定の場合には(S900:yes)、普通図柄始動口11に入球した球数を加算し(S905)、前回S925により普通図柄始動口11へと入球した遊技球の入球数がクリアされてから、今回普通図柄始動口11に入球した遊技球の個数を足して、300個となったか否かを判定する(S910)。一方、普通図柄始動口11に入球しなかった場合(S900:no)及び普通図柄始動口11に入球した球数が300個未満の場合には(S910:no)、そのまま終了となる。なお、本実施例では、図2に示す始動口振分装置13に設けられた普通図柄始動口11への遊技球の入球数のみを検出する構成としており、図2の遊技盤1のセンターケース5の右下方に設けられた普通図柄ゲート17は、該普通図柄ゲート17へと入球した遊技球を検出し、入球した球数を計数する構成となっていない。この構成により、通常遊技状態での遊技領域3の右側に遊技球を発射することを不利にすることができる。しかし、普通図柄ゲート17でも入球した遊技球を検出し、遊技球の入球数をカウントする構成にしてもよい。
なお、本実施例では、S920の第1振分装置切替処理により遊技球を特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り替える条件として、普通図柄始動口11に入球した球数が300個に達したこととなっているが、特にこれに限定されることはない。例えば、普通図柄始動口11への入球数が100個又は200個でもよい。また、振分装置101を第1振分装置切替処理により切り換えるための条件として、普通図柄始動口11への入球数に限定されることなく、例えば、普通図柄表示装置7に表示される普通図柄の変動回数や始動口振分装置13の入口104への遊技球の入球した球数であってもよい。
先ず、図22の第1振分装置切替処理(S920)により入口104から入球した遊技球を特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り換えてから所定期間(例えば、5秒)経過したか否かを判定する(S950)。否定判定の場合には(S950:no)、特別図柄始動口12に遊技球が入球したか否かを判定する(S955)。肯定判定の場合には(S955:yes)、S960の第2振分装置切替処理により特別図柄始動口12から普通図柄始動口11への振り分けるように振分装置101を切り換えて、終了となる。一方、所定期間を経過した場合には(S950:yes)、そのままS960に移行する。なお、特別図柄始動口12への遊技球の入球がなかった場合には(S955:no)、そのまま終了となる。
始めに、本実施例のパチンコ機50の特別図柄当選確率について説明する。通常の遊技状態の特別図柄の当り確率は1/2、高確率遊技状態の特別図柄の当り確率は1/1.98と設定されている。
次に、本実施例のパチンコ機50の普通図柄当選確率について説明する。通常確率遊技状態の普通図柄の当り確率は、1/300、時短状態の当り確率は、299/300と設定されている。
次に、普通電動役物により開閉可能に設けられた特別図柄始動口12について、説明する。開放延長機能が未作動時の場合には、当該普通電動役物の1回の開放時間は、5.780秒、開放延長機能が作動している場合には、当該普通電動役物の1回の開放時間は、5.800秒と設定されている。また、普通電動役物の規定入賞数は10個となっている。
大当り遊技中の大入賞口14について説明する。大入賞口14の1回の開放時間は、1秒と設定されている。また、大入賞口14の規定入賞数は、1個となっている。
各々の始動口等の入球した際に、払い出される賞球数について説明する。普通電動役物により開閉可能に設けられた特図始動口12の賞球は8個、大入賞口14の賞球は3個、その他の入賞口の賞球は4個と設定されている。なお、本実施例では上記仕様上、大入賞口14を開放する大当り遊技では賞球を得ることが困難であり、普通図柄を当選させることで普通電動役物を開放させ、特別図柄始動口12へと遊技球を入球させることで、出玉を増やす構成となる。
始めに、特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り換わるか否かの条件となる普通図柄始動口11への所定入球数について説明する。特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り替えるか否かの条件となる普通図柄始動口11への所定入球数として300個に設定している。また、当該抽選により特別図柄始動口12に振り分けるように振分装置101を切り換えるか否かの当選確率は、1/2に設定されている。
本実施例のパチンコ機50は、特別図柄は当否判定の結果が外れであると図柄0が表示され、大当りであった場合は図柄1から図柄6の6種類から選択し表示される。また、図柄1から図柄6よって大当り遊技終了後の遊技状態が設定される。なお、特別図柄が図柄0で決定され、リミッタ作動することはないため、図24(c)には図柄0でリミッタ作動時の遊技状態の記載はない。
特別図柄が図16のS550により大当り図柄である図24(c)に示す図柄1から図柄6のうち、図柄1、図柄2、図柄3、図柄5又は図柄6で決定され、リミッタが未作動である場合には、図16のS570において確変設定フラグを1にセットされ、図16のS575において時短設定フラグが1にセットされるため、大当り遊技終了後の遊技状態は、高確率遊技状態及び時短状態へと移行する。
特別図柄が図16のS550により大当り図柄が図24(c)に示す図柄1から図柄6のうち、図柄3、図柄5又は図柄6で決定され、リミッタが作動された場合には、図16のS585により確変設定フラグを0にセットされるため、大当り遊技終了後の遊技状態は、高確率遊技状態へ移行することはない。しかし、図16のS575により時短設定フラグを1にセットされるため、大当り遊技終了後の遊技状態は時短状態へと移行することになる。
特別図柄が図16のS550により大当り図柄が図24(c)に示す図柄1から図柄6のうち、図柄4で決定されると、リミッタ未作動時の場合には、図16のS596により確変設定フラグを0にセットされるため、大当り遊技終了後の遊技状態は、高確率遊技状態へ移行することはない。しかし、図16のS598により時短設定フラグを1にセットされるため、大当り遊技終了後の遊技状態は時短状態へと移行することになる。なお、図16のS550により図柄4で決定された場合は、リミッタが作動することはないため特別図柄が図柄4で決定され、リミッタ作動時の遊技状態については、図24(c)に記載していない。
また、本実施例のパチンコ機50は図16のS550により図24(c)に示す図柄1から図柄6のうち、図柄4で決定され、リミッタ未作動時の場合に大当り遊技終了後に時短状態へと移行する確率は1/6となる。
また、本実施例のパチンコ機50は図16のS550により図24(c)に示す図柄1から図柄6のうち、図柄1又は図柄2の図柄で決定され、リミッタ作動時の場合に大当り終了後に時短状態へと移行する確率は1/3となる。
図25(a)に示すように、演出図柄表示装置6には普通図柄に対応した左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が変動している。その後、図25(b)に示すように、左演出図柄91が「7」、右演出図柄が「7」で停止し、中演出図柄が変動中であることから、リーチであることを遊技者に報知している。そして、図25(c)に示すように、左演出図柄、中演出図柄、右演出図柄が「7」で停止していることから、普通図柄が当ったことを遊技者に報知している。左演出図柄91の下方には、演出キャラクタ96「熊の達吉」が表示されている。当該演出キャラクタの右方の符号94が示す表示には、「普電が開放されるよ。右打ちしてね♪」と表示されている。この表示は、普通図柄で当選することで、普通電動役物が開放し、普通電動役物により開閉可能に設けられた別図柄始動口12へ入球させるために、センターケース5の右側へと遊技球を発射しろということを遊技者に示唆するものとなっている。
先ず、図26(a)に示すように、特別図柄始動口12へと遊技球が入球すると、演出図柄表示装置6には特別図柄に対応した左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が変動を開始する。演出図柄表示装置6に表示されている演出キャラクタ96「熊の達吉」の右方にある符号95が示す表示には、「特図が変動開始するよ!」と表示されている。その後、図26(b)に示すように、左演出図柄91が「7」、右演出図柄が「7」で停止し、中演出図柄が変動中であることから、リーチであることを遊技者に報知している。そして、図26(c)に示すように、左演出図柄、中演出図柄、右演出図柄が「7」で停止していることから、遊技者に大当りとなったことを報知している。また、演出キャラクタ96「熊の達吉」の右方にある符号94が示す表示には、「おめでとう!大当り♪」が示されている。なお、本実施例では、特別図柄に対応した演出図柄等を用いて、演出表示を演出図柄表示装置6で実行する構成としたが、これに限定されることなく、例えば、変動中の特別図柄がほぼ大当りであると判定された場合には、演出図柄表示装置6で演出図柄などによる変動表示せず、即大当りであることを表示する構成にしてもよい。
図27(a)は、特別図柄始動口12へと遊技球が入球し、特別図柄で当選した場合に、大当り遊技終了後に特別図柄変動機能が作動する遊技状態へと移行した際に、演出図柄表示装置6で表示される演出態様の一例である。
演出図柄表示装置6の中央には、特別図柄に対応する左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93の図柄変動を示している。演出図柄表示装置6の上方にある符号98が示す表示には、「達吉チャンス」と示されている。なお、本実施例の「達吉チャンス」とは、大当り遊技終了後に時短機能が作動する遊技状態に移行し、リミッタが作動するまで、特別図柄に基づく大当り遊技を連続して獲得できるチャンスであることを示す。演出図柄表示装置6の中央には、「連チャン最大可能回数10回」が示されている。
演出図柄表示装置6の中央には、特別図柄に対応する左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が図柄変動している。演出図柄の上方には、特別図柄の大当り遊技の連続した回数/制限回数の符号98が示す表示として、「達吉チャンス継続中!3/10」と示されている。
演出図柄表示装置6の中央には、特別図柄に対応する左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が「7」で停止しているため、遊技者に大当りとなったことを報知している。また、演出図柄表示装置6の上方の符号98が示す表示には、「達吉チャンス継続確定!」と表示されていることから、今回の特別図柄の大当り図柄が確率変動機能の作動する遊技状態に移行する図柄であったことや次回も高確率遊技状態が継続することを報知している。または、符号98が示す表示には4/10と表示されていることから、4連チャンして大当り遊技が発生したことを示している。
演出図柄表示装置6の中央には、特別図柄に対応する左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が「2」で停止しているため、遊技者に大当りとなったことを報知している。また、演出図柄表示装置6の上方の符号98が示す表示には、「達吉チャンス継続中連チャン最大可能回数14回にUP!4/14」と表示されている。本図例では、今までの連チャン回数4/10とリミッタ回数の計測を0へとリミッタクリアする。これによって、遊技者にとって連チャン最大可能回数は、4/14へと増加したことになる。なお、本実施例の表示例には、リミッタ回数の最大可能回数を表示したが、表示しない構成にしてもよい。こうすることで、リミッタ回数の上限回数が把握できず、いつに終了するのかわからないため、遊技者にいつまで連チャンするかといった面白みを与えることが可能となる。
本図例では、特別図柄で設定した長い変動時間に応じて実行される特別な演出について説明する。
図28(b)に示すように、演出図柄表示装置6の右下には、左演出図柄91と中演出図柄92右演出図柄93が変動中となっている。演出図柄表示装置6の中央には、大きな演出キャラクタ96「熊の達吉」が表示されている。演出キャラクタ96の上方の符号99が示す表示には、「SPチャンス!」と表示されている。そして、現在の連チャン数が演出図柄表示装置6の右下に表示されている。図28(b)に示した演出態様が、特別図柄で設定した長い変動時間に応じて実行される特別な演出に該当する。
本実施例の構成では上述したように、大入賞口14による開放ではなく、普通電動役物を開放させ、入賞させることで出玉を増やす構成であるため、長時間変動実行中は、リミッタが作動するまでの残り回数を減らすことなく普通電動役物を複数回開放させることが可能となるチャンスな状態であるため、「SPチャンス」と報知することで、遊技者に有利な状態であることを示している。
そして左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が停止してSPチャンスの変動が終了すると図28(c)の符号99が示すようにSPチャンスが終了したことを示す。
図29(a)に示すように、演出図柄表示装置6の中央には、特別図柄に対応する左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93の図柄変動を示している。演出図柄表示装置6の上方にある符号98が示す表示には、「達吉チャンス継続中!9/10」となっている。この表示は、現在、9連チャン中あることを示している。もう一度特別図柄で大当りと判定され、大当り遊技が発生するとリミッタが作動することになる。
図29(b)に示すように、演出図柄の上方の符号98が示す表示には、「達吉チャンス終了連チャン数10/10回」となっている。これは、連チャン数が10回となり、リミッタが作動して、高確率遊技状態から通常の遊技状態へと移行することを示している。
図30(a)に示すように、演出図柄表示装置6の右上の符号114が示す表示には、「継続チャンス」となっている。これは、リミッタ作動時の大当り遊技終了後に、時短状態に移行するか否かが得られるチャンスであること遊技者に報知している。演出図柄表示装置6の左方には、演出キャラクタ105、右方には演出キャラクタ106が表示されている。図30(b)に示すように、演出キャラクタ106がオーラを出し、演出キャラクタ105が身構えると、次の図30(c)の演出へと移行する。図30(c)に示すように、演出図柄表示装置6の右上方にある符号107が示す表示には、「連打でオーラをでかくしろ!」と表示されている。そして、遊技者に演出ボタン67の操作を示唆せるために、疑似演出ボタン110が、符号107が示す表示の下方に表示されている。そして演出図柄表示装置6の右上には、時間メータ108が表示されている。
この時間メータ108は、図30(c)に示すように演出図柄表示装置6で、演出ボタン67の操作を示唆する演出表示が開始されてから、終了するまでの所定時間を示すものとなっている。なお、演出キャラクタ106のオーラをボタン連打でどこまで大きくなるかで、達吉チャンスが継続するかの期待度を示す。図30(c)の演出が終了すると、図30(d)へと移行し、演出図柄表示装置6に表示されているように、演出キャラクタ106が演出キャラクタ105に対して技をくりだすと、図30(e)に移行して演出キャラクタ106は演出キャラクタ105に勝利する演出表示が演出図柄表示装置6に表示される。演出キャラクタ106の上方の符号115が示す表示には、「継続確定」となっている。この表示は、大当り遊技終了後に時短状態に移行することを示している。本図例において、当該特別図柄が図16のS550により、図24(c)に示す6種類の図柄のうち、図柄3、図柄5又は図柄6のいずれかの図柄で決定されていたことになる。
演出図柄表示装置6の上方の符号115が示す表示には、「継続ならず・・・・」となっている。この表示は、大当り遊技終了後に通常の遊技状態へと移行することを示す。本図例において、当該特別図柄が図16のS550により、図24(c)に示す6種類の図柄のうち、図柄1又は図柄2で決定されていたことになる。
これにより、遊技球が普通図柄始動口11へと入球し、普通図柄が変動し普通図柄が当りとならなくても、特別図柄始動口12へと遊技球が入球し特別図柄の図柄変動が可能となり、なかなか当りを引くことができない遊技者への救済装置を与えることが可能となる。
また、普通図柄始動口11への入球数が所定の入球数300個に達した場合に、一度のチャンスを得ることで、ある程度遊技を行った遊技者に遊技を継続するきっかけを与えることになり、遊技店の遊技機の稼働率を上げることが可能となる。本実施例の構成は、今までのような交互振分式始動口装置の入口に入球した遊技球を振分装置により各々の始動口に振り分ける構成(例えば、8チャッカ)とは違い、斬新な構成であるため、遊技者に今までにない面白みを与えることが可能となる。
本発明の「普通図柄始動口」は普通図柄始動口11に相当し、「第2特別図柄始動口」が特別図柄始動口12及びに相当し、「普通図柄当否判定手段」が図8から図11に相当し、「普通図柄表示装置」が普通図柄表示装置7に相当し、「当り遊技実行手段」が図12から図14に相当し、「特別図柄当否判定手段」が図15から図18に相当し、「特別図柄表示装置」が特図表示装置9に相当し、「特別入賞口」が大入賞口14に相当し、「振分装置」が始動口振分装置13に相当し、「普通図柄計数手段」が図22のS905に相当し、「振分制御手段」が図22の第1振分切替処理(S920)に相当し、「振分抽選手段」が図22のS915に相当する。
[実施例2]
本実施例では、遊技球が特別図柄始動口12に入賞すると大当り決定用乱数又は大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を特別図柄始動口12で4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が対応する始動口(特別図柄始動口12)に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。そのため、本実施例では、実施例1とは異なり遊技盤1の遊技領域の右下部に、複数個のLEDからなる特別図柄保留数表示装置18を設けている。また、主制御装置80が図柄表示装置中端子板90を介して、特別図柄保留数表示装置18を制御する構成となっている。
先ず、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S1050)。否定判断の場合に(S1055:no)、特別図柄が変動中でなく(S1055:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S1060:no)、図33のS1100に移行し、保留記憶(上記、図31のS1010による保留記憶)があるか否かを判断する(S1100)。
この保留記憶があれば(S1100:yes)、保留記憶数をデクリメントし(S1105)、保留記憶を読み込んで、S1110に進む。なお、保留記憶がない場合には(S1105:no)、そのまま特別遊技処理へと移行する。なお、特別電動役物が作動中の場合には(S1050:yes)、そのまま特別遊技処理に移行する。また、特別図柄が変動中の場合には(S1055:yes)、図17のS600に移行する。確定図柄の表示中の場合には(S1060:yes)、図18のS650に移行する。
本実施例では、実施例1の図20に示すS800での大入賞口14の規定入賞数1個ではく、規定入賞数10個に設定されているが、特に限定されるものではない。また、実施例1では2ラウンドの大当りの場合には各ラウンドの最大開放時間は1秒となっていたが、本実施例では、15ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は28秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。
また、本実施例の特別図柄が大当りとなる図柄で確定表示され、大当り遊技が発生する場合、当該大当り終了後に時短状態へと移行する場合には、実施例1では時短回数が100回と設定されている。しかし、本実施例の場合、特別図柄の当選確率の分子を1とした場合の分母の値以下(例えば、本実施例では特図確率変動機能が作動していない場合の当選確率が1/3であるが、この場合は3以下。)の時短回数を図21のS885で設定処理する構成が好適である。
始めに、本実施例のパチンコ機50の特別図柄当選確率について説明する。通常の遊技状態の特別図柄の当り確率は、1/3、高確率遊技状態の特別図柄の当り確率は1/2.9と設定されている。
次に、本実施例のパチンコ機50の普通図柄当選確率について説明する。通常確率遊技状態の普通図柄の当り確率は、1/300、時短状態の当り確率は、299/300と設定されている。
次に、普通電動役物により開閉可能に設けられた特別図柄始動口12について説明する。開放延長機能が未作動時の場合には、当該普通電動役物の1回の開放時間は、5.780秒、開放延長機能が作動している場合には、当該普通電動役物12の1回の開放時間は、5.800秒と設定されている。普通電動役物の規定入賞数は10個となっている。
大当り遊技中の大入賞口14について説明する。大入賞口14の1回の最大開放時間は、28秒と設定されている。また、大入賞口14の規定入賞数は、10個となっている。
実施例2における各々の始動口等の入球した際に、払い出される賞球数について説明する。普通電動役物により開閉可能に設けられた特別図柄始動口12の賞球は3個、大入賞口14の賞球は13個、その他の入賞口の賞球は10個と設定されている。
図35(d)では、演出図柄表示装置6の左上には、左演出図柄「7」、中演出図柄「7」及び右演出図柄「7」が表示されていることから、遊技者に大当りとなったことを報知している。そして、符号112が示す表示には、「確率変動!」と表示されていることらから、大当り遊技終了後に高確率遊技状態が継続することを遊技者に報知している。
一方、特別図柄の当該変動が大当り遊技終了後に通常の遊技状態へと移行する場合には、図35(e)に示すように、演出キャラクタ106が勝利した演出表示が表示される。
図35(e)では、演出図柄表示装置6の左上には、左演出図柄「2」、中演出図柄「2」及び右演出図柄「2」が表示されていることから、遊技者に大当りとなったことを報知している。符号112が示す表示には、「残念!通常」が表示されていることから、遊技者に大当り遊技終了後に通常の遊技状態へと移行することを報知している。
4b:第2誘導部材
4c:第3誘導部材
4d:第4誘導部材
6:演出図柄表示装置
9:特図表示装置
11:普通図柄始動口
12:特別図柄始動口
13:始動口振分装置
14:大入賞口
17:普通図柄始動ゲート
50:パチンコ機
67:演出ボタン
83:サブ統合制御装置
91〜93:演出図柄
100a:普通図柄始動口11側の流下通路
100b:特別図柄始動口12側の流下通路
101:振分装置
101b:振分装置ソレノイド
102a:排出口
102b:排出口
102c:排出口
104:入口
Claims (5)
- 遊技盤上に普通図柄始動口と、
該普通図柄始動口に遊技球が入球に起因して抽出される乱数値に応じて普通図柄の当否を判定する普通図柄当否判定手段と、
該普通図柄当否判定手段による当否判定の結果を変動時間後に表示する普通図柄表示装置と、
該普通図柄表示装置に当りを示す普通図柄が表示されることで普通電動役物を閉鎖状態から遊技球の入球が遊技者にとって有利となる開放状態に変化させる当り遊技を実行する当り遊技実行手段と、
前記遊技盤上に遊技球が入球可能な第1特別図柄始動口及び前記普通電動役物として構成された第2特別図柄始動口と、
前記第1特別図柄始動口又は該第2特別図柄始動口に遊技球が入球に起因して抽出される乱数値に応じて特別図柄の当否を判定する特別図柄当否判定手段と、
該特別図柄当否判定手段による当否判定の結果を変動時間後に表示する特別図柄表示装置と、
該特別図柄表示装置に当りを示す特別図柄が表示されることで特別入賞口の開放動作を行う大当り遊技状態を実行する大当り遊技実行手段と、
該大当り遊技状態終了後に、少なくとも前記普通図柄当否判定手段により当りと判定される確率が通常の遊技状態よりも向上した普通図柄高確率遊技状態へと移行させる普通図柄確率移行手段とを備えた弾球遊技機において、
入口から入球した遊技球を通路A又は通路Bに振り分ける振分装置を備え、
該通路Aの下方には前記普通図柄始動口、該通路Bの下方には前記第1特別図柄始動口を配置する構成とし、
前記第2特別図柄始動口は、前記振分装置により振り分けられる箇所とは異なる箇所に備えられており、
前記振分装置は、前記普通図柄始動口へと振り分ける回数又は前記普通図柄の変動回数を計数する普通図柄計数手段と、
該普通図柄計数手段により計数した回数が所定回数に達した場合に、前記通路Bへと振り分けるように変化させる振分制御手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技盤上に普通図柄始動口と、
該普通図柄始動口に遊技球が入球に起因して抽出される乱数値に応じて普通図柄の当否を判定する普通図柄当否判定手段と、
該普通図柄当否判定手段による当否判定の結果を変動時間後に表示する普通図柄表示装置と、
該普通図柄表示装置に当りを示す普通図柄が表示されることで普通電動役物を閉鎖状態から遊技球の入球が遊技者にとって有利となる開放状態に変化させる当り遊技を実行する当り遊技実行手段と、
前記遊技盤上に前記普通電動役物として構成された特別図柄始動口と、
前記特別図柄始動口に遊技球が入球に起因して抽出される乱数値に応じて特別図柄の当否を判定する特別図柄当否判定手段と、
該特別図柄当否判定手段による当否判定の結果を変動時間後に表示する特別図柄表示装置と、
該特別図柄表示装置に当りを示す特別図柄が表示されることで特別入賞口の開放動作を行う大当り遊技状態を実行する大当り遊技実行手段と、
該大当り遊技状態終了後に、少なくとも前記普通図柄当否判定手段により当りと判定される確率が通常の遊技状態よりも向上した普通図柄高確率遊技状態へと移行させる普通図柄確率移行手段とを備えた弾球遊技機において、
入口から入球した遊技球を通路A又は通路Bに振り分ける振分装置を備え、
該通路Aの下方には前記普通図柄始動口、該通路Bの下方には前記特別図柄始動口を配置する構成とし、
前記特別図柄始動口は、前記普通電動役物が前記閉鎖状態であっても前記振分装置により前記通路Bへと振り分けられた遊技球の入球を容易とし、前記普通電動役物が前記開放状態に変化することで、前記通路B以外からの遊技球も入球を容易とする構成とし、
前記振分装置は、前記普通図柄始動口へと振り分ける回数又は前記普通図柄の変動回数を計数させる普通図柄計数手段と、
該普通図柄計数手段により計数した回数が所定回数に達した場合に、前記振分装置を前記通路Bへと振り分けるように変化させる振分制御手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記普通図柄当否判定手段による当りと判定される確率は、少なくとも通常の遊技状態においては前記特別図柄当否判定手段による当りと判定される確率よりも低い確率としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
- 前記振分制御手段は、前記普通図柄計数手段により計数した回数が所定回数に達した場合に、前記振分装置を前記通路Bに振り分けるように変化させるか否かの抽選を行う振分抽選手段を備え、該振分抽選手段により前記振分装置の振り分けに当選したことに起因して前記振分装置を前記通路Bへと振り分けるように変化させたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記振分装置は、前記振分制御手段により前記通路Bへと振り分けるように変化されてから所定期間のみ前記通路Bへと振り分けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
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