JP6280884B2 - 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械 - Google Patents

可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6280884B2
JP6280884B2 JP2015035662A JP2015035662A JP6280884B2 JP 6280884 B2 JP6280884 B2 JP 6280884B2 JP 2015035662 A JP2015035662 A JP 2015035662A JP 2015035662 A JP2015035662 A JP 2015035662A JP 6280884 B2 JP6280884 B2 JP 6280884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
disposed
casing
shaft
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015035662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016156344A (ja
Inventor
功彦 正田
功彦 正田
内田 浩二
浩二 内田
佐々木 将志
将志 佐々木
森 英二
森  英二
直靖 中村
直靖 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2015035662A priority Critical patent/JP6280884B2/ja
Publication of JP2016156344A publication Critical patent/JP2016156344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6280884B2 publication Critical patent/JP6280884B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械に関する。
軸流流体機械に係る技術分野において、可変静翼と、可変静翼を駆動する可変静翼駆動装置とを備える軸流流体機械が知られている。軸流流体機械の一種である軸流送風機の一例が特許文献1に開示されている。駆動リングとレバーとアームとを使って可変静翼を駆動する装置の一例が特許文献2に開示されている。
特開平09−126195号公報 実開平04−062399号公報
可変静翼駆動装置の動きが阻害されたり、可変静翼駆動装置のアクチュエータで発生した動力が可変静翼に伝達されることが阻害されたりすると、可変静翼を円滑に駆動することが困難となる可能性がある。
本発明は、可変静翼を円滑に駆動することができる可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械を提供することを目的とする。
本発明は、ロータが収容されるケーシングの内側に配置される可変静翼を駆動する可変静翼駆動装置であって、前記ケーシングの周囲に配置され、前記ロータの回転軸線を中心とする回転方向に移動可能な可動リングと、前記可動リングを移動するための動力を発生するアクチュエータと、前記ケーシングを貫く支持孔に配置され、前記可変静翼と接続される軸と、前記ケーシングの外側に配置され、前記軸に固定されるレバーと、前記レバーに支持される支持部と、前記可動リングに設けられた凹部に配置される摺動部とを有する摺動部材と、前記レバーと前記ケーシングとの間に配置され、前記レバーと前記ケーシングとを離す力を発生する第1弾性部材と、を備える可変静翼駆動装置を提供する。
本発明によれば、可動リングの凹部に摺動部材の摺動部が配置された状態で、アクチュエータの動力により可動リングが移動すると、摺動部材を支持するレバーが動く。レバーが動くことにより、軸を介してレバーに接続されている可動静翼が駆動される。レバーとケーシングとの間に、レバーとケーシングとを離す力を発生する第1弾性部材が設けられる。第1弾性部材によりレバーとケーシングとの間隙が維持され、レバーとケーシングとの接触が抑制される。レバーとケーシングとの接触が抑制されることにより、レバー及びレバーに固定されている軸の動きはケーシングに阻害されず、レバー及び軸は円滑に動くことができる。第1弾性部材は弾性変形可能であり、レバー及び軸の動きを阻害しない。可変静翼は、円滑に駆動することができる。
本発明に係る可変静翼駆動装置において、前記支持孔の内面と前記軸の外面との間に配置される筒部と、前記レバーと前記ケーシングとの間に配置されるフランジ部とを有する軸受筒を備え、前記第1弾性部材は、前記レバーと前記軸受筒との間に配置され、前記レバーと前記軸受筒とを離す力を発生してもよい。
これにより、軸は軸受筒によって円滑に回転することができる。ケーシングの内部の圧力により、軸受筒がケーシングから離れるように移動し、レバーと接触する可能性がある。レバーと軸受筒との間に、レバーと軸受筒とを離す力を発生する第1弾性部材が設けられる。第1弾性部材によりレバーと軸受筒との間隙が維持され、レバーと軸受筒との接触が抑制される。レバーと軸受筒との接触が抑制されることにより、レバー及び軸の動きは軸受筒に阻害されず、レバー及び軸は円滑に動くことができる。
本発明に係る可変静翼駆動装置において、前記軸と前記レバーとを着脱可能に固定する固定機構を備えてもよい。
これにより、可変静翼駆動装置の組立作業及び分解作業が円滑に実施される。
本発明に係る可変静翼駆動装置において、前記レバーは、前記軸が配置される開口と、前記開口に通じ前記レバーの一部を第1部分と第2部分とに分けるスリットとを有し、前記固定機構は、前記レバーに形成された孔及び前記軸に形成された孔に配置されるピン部材と、前記第1部分と前記第2部分とを締め付ける締結部材とを含んでもよい。
これにより、レバーの孔及び軸の孔にピン部材を挿入し、第1部分と第2部分とを締結部材で締め付けるだけで、軸とレバーとが固定される。軸が配置される開口が設けられたレバーの一部は、スリットによって第1部分と第2部分とに分けられている。これにより、軸を開口に配置する作業は円滑に実施される。また、締結部材による第1部分と第2部分との締め付けを解除し、ピン部材を抜くだけで、軸とレバーとが分離される。
本発明に係る可変静翼駆動装置において、前記軸は、セレーション部を含み、前記レバーは、前記セレーション部が配置される開口を有し、前記固定機構は、前記レバーと前記ケーシングとの間に配置されるライナと、前記軸に形成された孔に配置され前記軸に対する前記レバーの相対移動を規制する固定部材とを含んでもよい。
これにより、ライナの寸法が調整されることによって、レバーとケーシングとを離す第1弾性部材の力が調整される。また、ライナの寸法が調整されることによって、軸及び可動静翼の位置が調整される。また、セレーション部及び固定部材により、軸とレバーとの位置決めが円滑に実施される。
本発明に係る可変静翼駆動装置において、前記摺動部は、前記可動リングの中心に対する放射方向に移動可能であり、前記レバーと前記摺動部との間に配置され、前記摺動部を前記可動リングに押し付ける力を発生する第2弾性部材を備えてもよい。
これにより、第2弾性部材によって摺動部が可動リングに押し付けられるので、可動リングが縮径するように変形しても、可動リングの凹部の外側に摺動部が出てしまうことが抑制される。そのため、アクチュエータで発生した動力は、可変静翼に伝達される。可変静翼は、円滑に駆動することができる。
本発明は、ロータが収容されるケーシングの内側に配置される可変静翼を駆動する可変静翼駆動装置であって、前記ケーシングの周囲に配置され、前記ロータの回転軸線を中心とする回転方向に移動可能な可動リングと、前記可動リングを移動するための動力を発生するアクチュエータと、前記ケーシングを貫く支持孔に配置され、前記可変静翼と接続される軸と、前記ケーシングの外側に配置され、前記軸に固定されるレバーと、前記レバーに支持される支持部と、前記可動リングに設けられた凹部に配置され前記可動リングの中心に対する放射方向に移動可能な摺動部とを有する摺動部材と、前記レバーと前記摺動部との間に配置され、前記摺動部を前記可動リングに押し付ける力を発生する第2弾性部材と、を備える可変静翼駆動装置を提供する。
本発明によれば、可動リングの凹部に摺動部材の摺動部が配置された状態で、アクチュエータの動力により可動リングが移動すると、摺動部材を支持するレバーが動く。レバーが動くことにより、軸を介してレバーに接続されている可動静翼が駆動される。レバーと摺動部との間に、摺動部を可動リングに押し付ける力を発生する第2弾性部材が設けられる。これにより、可動リングが縮径するように変形しても、可動リングの凹部の外側に摺動部が出てしまうことが抑制される。そのため、アクチュエータで発生した動力が可変静翼に伝達されることは阻害されない。可変静翼は、円滑に駆動することができる。
本発明は、ロータと、前記ロータが収容されるケーシングと、前記ケーシングの内側に配置される可変静翼と、前記可変静翼を駆動する上記の可変静翼駆動装置と、を備える軸流流体機械を提供する。
本発明によれば、可変静翼を円滑に駆動することができる。
本発明によれば、可変静翼を円滑に駆動することができる可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械が提供される。
図1は、第1実施形態に係る軸流流体機械の一例を模式的に示す図である。 図2は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を示す側断面図である。 図5は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を示す平面図である。 図6は、比較例に係る可変静翼駆動装置の一例を模式的に示す図である。 図7は、図6の一部を拡大した図である。 図8は、比較例に係る可変静翼駆動装置の一例を模式的に示す図である。 図9は、比較例に係る可変静翼駆動装置の一例を模式的に示す図である。 図10は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を模式的に示す斜視図である。 図11は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の動作の一例を模式的に示す図である。 図12は、第1実施形態に係る可変静翼駆動装置の動作の一例を模式的に示す図である。 図13は、第2実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を示す側断面図である。 図14は、第3実施形態に係る可変静翼駆動装置の一部を示す側断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する各実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る軸流流体機械1の一例を模式的に示す図である。軸流流体機械1は、軸流送風機でもよいし、軸流圧縮機でもよい。軸流送風機は、例えば、製鉄所及び火力発電所において使用される。
図1に示すように、軸流流体機械1は、ロータ2と、ロータ2が収容されるケーシング3と、ケーシング3の内側に配置される可変静翼4と、可変静翼4を駆動する可変静翼駆動装置10とを備えている。
ロータ2は、シャフト部材2Aと、シャフト部材2Aに設けられた複数の動翼2Bとを有する。ロータ2は、回転軸線AXを中心に回転する。動翼2Bは、回転軸線AXと平行な方向に複数段配置される。ロータ2は、複数段の動翼2Bを有する多段動翼方式である。ロータ2は、ケーシング3の内側で回転する。
ケーシング3は、ロータ2及び可変静翼4を収容する。ケーシング3は、車室とも呼ばれる。回転軸線AXと平行な方向に関してケーシング3の一端部に、外部の気体が流入する流入口が設けられる。回転軸線AXと平行な方向に関してケーシング3の他端部に、気体が流出する流出口が設けられる。
回転軸線AXと平行な方向に配置される複数段の動翼2Bのうち流入口に最も近い動翼2Bは、第1動翼段を構成する。第1動翼段に次いで流入口に近い動翼2Bは、第2動翼段を構成する。動翼2Bがn段設けられている場合、回転軸線AXと平行な方向に配置される複数段の動翼2Bのうち流出口に最も近い動翼2Bは、第n動翼段を構成する。本実施形態において、ロータ2は、14段の動翼2Bを有する。流出口に最も近い動翼2Bは、第14動翼段を構成する。
可変静翼4は、ロータ2の周囲に配置される。可変静翼4は、回転軸線AXと平行な方向に複数配置される。可変静翼4は、回転軸線AXと直交する軸線Jを中心に回転する。軸線Jは、回転軸線AXに対する放射方向に延びる線である。
回転軸線AXと平行な方向に配置される複数段の可変静翼4のうち流入口に最も近い可変静翼4は、第1可変静翼段を構成する。第1可変静翼段は、第1動翼段よりも流入口側に配置される。本実施形態においては、第10動翼段と第11動翼段との間に、第11可変静翼段が配置される。第11動翼段と第12動翼段との間に、第12可変静翼段が配置される。第12動翼段と第13動翼段との間に、第13可変静翼段が配置される。第13動翼段と第14動翼段との間に、第14可変静翼段が配置される。第1動翼段から第10動翼段までの各動翼段の間に、固定静翼段が配置される。
なお、上述の可変静翼段の配置は一例である。例えば、流入口に最も近い位置に第1可変静翼段が配置され、他の静翼段は固定静翼段でもよい。
可変静翼駆動装置10は、可変静翼4を駆動する。可変静翼駆動装置10は、軸線Jを中心に可変静翼4を回転する。
可変静翼段は、回転軸線AXを囲む複数の可変静翼4を有する。可変静翼駆動装置10は、可変静翼段に含まれる複数の可変静翼4を同時に駆動する。
図2は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一例を模式的に示す斜視図である。なお、図2においては、回転軸線AXを囲む複数の可変静翼4のうち、1つの可変静翼4を模式的に示す。また、図2では、ロータ2及びケーシング3の図示は省略する。
図1及び図2に示すように、可変静翼駆動装置10は、ケーシング3の周囲に配置され、ロータ2の回転軸線AXを中心とする回転方向に移動可能な可動リング11と、可動リング11を移動するための動力を発生するアクチュエータ12と、ケーシング3を貫く支持孔13に配置され、可変静翼4と接続される軸14と、ケーシング3の外側に配置され、軸14に固定されるレバー15と、レバー15に支持される摺動部材16とを備えている。
また、可変静翼駆動装置10は、可動リング11を保持する保持部材17と、保持部材17と接続されるクランク軸18を含むクランク機構19と、クランク機構19を支持するクランク支持台20と、アクチュエータ12とクランク軸18とを連結する動力伝達機構21とを有する。
本実施形態において、アクチュエータ12は、油圧シリンダを含む。アクチュエータ12で発生した動力は、動力伝達機構21を介して、クランク軸18に伝達される。クランク軸18は、アクチュエータ12で発生した動力によって回転する。クランク軸18が回転すると、クランク軸18の回転力は、クランク機構19及び保持部材17を介して可動リング11に伝達される。可動リング11は、ロータ2の回転軸線AXを中心とする回転方向に移動(回転)する。可動リング11が移動すると、可変静翼4は、軸線Jを中心に回転する。これにより、可変静翼4の角度(ピッチ角)が調整される。
図3は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一部を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一部を示す側断面図である。図5は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一部を示す平面図である。
図3、図4、及び図5に示すように、可変静翼駆動装置10は、ケーシング3の周囲に配置される可動リング11と、ケーシング3の内面3Aと外面3Bとを結ぶ支持孔13に配置され、可変静翼4と接続される軸14と、ケーシング3の外側に配置されるレバー15と、軸14とレバー15とを着脱可能に固定する固定機構22と、レバー15に支持される摺動部材16と、レバー1とケーシング3との間に配置される第1弾性部材25とを備えている。
また、可変静翼駆動装置10は、少なくとも一部が支持孔13に配置される軸受筒23と、少なくとも一部が支持孔13に配置される軸受筒24とを備えている。本実施形態において、第1弾性部材25は、レバー15と軸受筒23との間に配置される。
レバー15は、ケーシング3及び軸受筒23から離れている。レバー15と軸受筒23との間に間隙Gが形成される。レバー15は、回転軸線AXに対する放射方向に関して内側を向く第1面15Aと、回転軸線AXに対する放射方向に関して外側を向く第2面15Bとを有する。
レバー15は、固定機構22によって軸14と固定される。固定機構22は、軸14とレバー15とを着脱可能に固定する。本実施形態において、レバー15は、軸14が配置される開口15Mと、開口15Mに通じ、レバー15の一部を第1部分151と第2部分152とに分けるスリット15Sとを有する。固定機構22は、レバー15に形成された孔15H及び軸14に形成された孔14Hに配置されるピン部材26と、第1部分151と第2部分152とを締め付ける締結部材27とを含む。ピン部材26は、テーパピンを含む。締結部材27は、ボルト部材及びナット部材を含む。
摺動部材16は、レバー15に支持される支持部16Aと、可動リング11に設けられた凹部11Uに配置される摺動部16Bとを有する。摺動部16Bは、コマとも呼ばれる。摺動部16Bの表面は、曲面を含む。摺動部16Bは、球面を含んでもよい。摺動部16Bの表面の少なくとも一部は、可動リング11の凹部11Uの内面と接触する。摺動部16Bの表面と凹部11Uの内面とが接触した状態で、摺動部16Bと可動リング11とは相対移動可能である。摺動部116Bの表面は、凹部11Uの内面と接触した状態で、凹部11Uの内面に対して滑るように相対移動可能である。
レバー15と摺動部材16とは、締結部材28を含む固定機構29により固定される。本実施形態においては、支持部16Aにねじ溝が設けられ、支持部16Aは、ボルト部材として機能する。締結部材28は、ナット部材を含む。レバー15に設けられた孔に支持部16Aが配置され、支持部16Aと締結部材28とが結合されることによって、レバー15と摺動部材16とが固定される。
軸受筒23及び軸受筒24は、黄銅製である。軸受筒23及び軸受筒24は、はめ輪とも呼ばれる。
軸受筒23は、支持孔13の内面と軸14の外面との間に配置される筒部231と、レバー15とケーシング3の外面との間に配置されるフランジ部232とを有する。フランジ部232は、ケーシング3の外面と対向する第3面23Aと、第3面23Aの反対側を向く第4面23Bとを有する。
軸受筒24は、支持孔13の内面と軸14の外面との間に配置される筒部241と、可動静翼4とケーシング3の内面との間に配置されるフランジ部242とを有する。
第1弾性部材25は、レバー15とケーシング3との間に配置される。本実施形態においては、レバー15とケーシング3との間に軸受筒23のフランジ部232が配置される。フランジ部232は、ケーシング3の外面に接触するように配置される。第1弾性部材25は、レバー15と軸受筒23との間に配置される。本実施形態において、第1弾性部材25は、板ばねである。
第1弾性部材25は、レバー15とケーシング3とを離す力を発生する。本実施形態において、第1弾性部材25は、レバー15と軸受筒23との間に配置されており、レバー15と軸受筒23とを離す力を発生する。第1弾性部材25は、レバー15の第1面15Aと軸受筒23の第4面23Bとの間に配置されている。第1弾性部材25は、レバー15の第1面15Aと軸受筒23の第4面23Bとが近付かないように、弾性力を発生する。
図6及び図7は、比較例に係る可変静翼駆動装置10Jの一例を模式的に示す図である。図7は、図6の一部を拡大した図である。比較例に係る可変静翼駆動装置10Jは、第1弾性部材(25)を備えていない。図6及び図7に示すように、レバー15と軸受筒23との間に間隙Gが形成される。レバー15は、ケーシング3及び軸受筒23と接触しない。これにより、レバー15及びレバー15に固定されている軸14の動きは、ケーシング3及び軸受筒23には損害されない。レバー5及び軸14は、円滑に動くことができる。
図8は、ケーシング3及び軸14の少なくとも一方の熱変形に起因して、レバー15と軸受筒23とが接触した状態を模式的に示す図である。軸流流体機械1の作動によりケーシング3の内部の温度が上昇し、ケーシング3及び軸14の少なくとも一方が熱変形する可能性がある。ケーシング3の線膨張係数と軸14の線膨張係数との差により、ケーシング3の熱伸び量と軸14の熱伸び量とに差が生じる可能性がある。例えば、ケーシング3が鋳鋼製であり、軸14がステンレス鋼製である場合、ケーシング3の熱伸び量が、軸14の熱伸び量よりも大きい可能性がある。ケーシング3の熱伸び量が軸14の熱伸び量よりも大きいと、図8に示すように、レバー15と軸受筒23のフランジ部232とが接触する可能性がある。レバー15が軸受筒23に接触したり、ケーシング3に接触したりすると、ケーシング15及びケーシング15に固定されている軸14は、円滑に動くことができない可能性がある。
本実施形態においては、レバー15と軸受筒23との間に、レバー15と軸受筒23とを離す力を発生する第1弾性部材25が設けられる。第1弾性部材25により、ケーシング3が熱変形しても、レバー15と軸受筒23との間隙Gが維持され、レバー15と軸受筒23との接触、及びレバー15とケーシング3との接触が抑制される。レバー15と軸受筒23との接触、及びレバー15とケーシング3との接触が抑制されることにより、レバー15及びレバー15に固定されている軸14の動きは、軸受筒23及びケーシング3に阻害されず、レバー15及び軸14は円滑に動くことができる。第1弾性部材25は弾性変形可能であり、レバー15及び軸14の動きを阻害しない。可変静翼4は、円滑に駆動することができる。
なお、本実施形態においては、ケーシング3の内部の温度条件を含む軸流流体機械1の作動条件を考慮して、間隙Gの初期値が定められている。間隙Gの初期値とは、常温(23℃程度)の環境条件を含む初期条件における間隙Gの寸法である。軸流流体機械1が作動することにより、ケーシング3は、例えば250℃程度まで加熱される。250℃程度までケーシング3が加熱され、ケーシング3が熱変形しても、レバー15と軸受筒23及びケーシング3とが接触しないように、間隙Gの初期値が定められる。第1弾性部材25、及び適切に定められている寸法を有する間隙Gにより、レバー15と軸受筒23及びケーシング3との接触が抑制される。
図9は、比較例に係る可変静翼駆動装置10Jにおいて、ケーシング3の内部の圧力が上昇し、その圧力により、軸受筒23が回転軸線AXに対する放射方向に関して外側に移動した状態の一例を模式的に示す図である。軸流流体機械1の作動条件を考慮して間隙Gの寸法が適切に定められていても、ケーシング3の内部の圧力上昇により、図9に示すように、軸受筒23が外側に移動する現象が発生する可能性がある。その結果、軸受筒23の第3面23Aがケーシング3から離れ、レバー15と軸受筒23の第4面23Bとが接触する可能性がある。このような現象が発生しても、レバー15と軸受筒23とが接触し、レバー15及び軸14の動きが阻害される可能性がある。
本実施形態においては、レバー15と軸受筒23のフランジ部232との間に、第1弾性部材25が配置されている。第1弾性部材25により、レバー15と軸受筒23との間隙Gが維持され、レバー15と軸受筒23との接触が抑制される。また、第1弾性部材25は、レバー15と軸受筒23とを離す力を発生する。そのため、ケーシング3の内部の圧力が上昇しても、第1弾性部材25の力により、軸受筒23が外側に移動することが抑制される。レバー15と軸受筒23とを離す第1弾性部材25の力は、ケーシング3の内部の圧力に拮抗する力に調整されている。レバー15と軸受筒23との接触が抑制されることにより、レバー15及び軸14の動きは軸受筒23に阻害されず、レバー15及び軸14は円滑に動くことができる。
次に、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の動作の一例について説明する。固定機構22により、レバー15と軸14とが固定される。また、固定機構29により、レバー15と摺動部材16とが固定される。可動リング11の凹部11Uに摺動部材16の摺動部16Bが配置される。
固定機構22でレバー15と軸14とを固定する場合、軸14をレバー15の開口15Mに配置し、レバー15の孔15H及び軸14の孔14Hにピン部材26を挿入し、第1部分151と第2部分152とを締結部材27で締め付けるだけで、軸14とレバー15とは作業性良く固定される。レバー15の一部は、スリット15Sによって第1部分151と第2部分152とに分けられている。これにより、軸15を開口15Mに配置する作業は円滑に実施される。
可動リング11の凹部11Uに摺動部材16の摺動部16Bが配置された状態で、アクチュエータ12が作動することにより、アクチュエータ12が発生する動力によって、可動リング11が移動する。
図10は、可動リング11の凹部11Uに配置されている摺動部16Bの一例を模式的に示す斜視図である。図11及び図12は、凹部11Uに摺動部16Bが配置されている状態で、可動リング11が移動した状態の一例を模式的に示す図である。図11及び図12に示すように、回転軸線AXを中心とする回転方向に可動リング11が移動することによって、摺動部16Bと可動リング11との相対位置は、例えば、図11に示す状態から図12に示す状態に変化する。摺動部16Bの表面は曲面を含み、摺動部16Bの表面と凹部11Uの内面とが接触した状態で、摺動部16Bと可動リング11とは相対移動可能である。また、可動リング11が移動することにより、凹部11Uの内面において、摺動部16Bが接触する位置が変化する。
回転軸線AXを中心とする回転方向に可動リング11が移動することによって、摺動部16Bも、回転軸線AXを中心とする回転方向に移動する。摺動部16Bが移動すると、摺動部材16を支持するレバー15が動く。レバー15が動くことにより、軸14は、軸線Jを中心に回転する。軸14が回転することによって、軸14に接続されている可動静翼4が駆動される。
本実施形態においては、レバー15と軸受筒23との間に、レバー15と軸受筒23とを離す力を発生する第1弾性部材25が設けられる。第1弾性部材25により、ケーシング3が熱変形しても、レバー15と軸受筒23との間隙Gが維持され、レバー15と軸受筒23との接触が抑制される。また、第1弾性部材25は、レバー15と軸受筒23とを離す力を発生するので、ケーシング3の内部の圧力が上昇しても、軸受筒23の移動が抑制される。これにより、レバー15及びレバー15に固定されている軸14の動きは軸受筒23及びケーシング3に阻害されず、レバー15及び軸14は円滑に動くことができる。第1弾性部材25は弾性変形可能であり、レバー15及び軸14の動きを阻害しない。そのため、可変静翼4は、円滑に駆動することができる。
例えば、メンテナンスにおいて、可変静翼駆動装置10を分解する場合、締結部材27による第1部分151と第2部分152との締め付けを解除し、ピン部材26を抜くだけで、軸14とレバー15とが分離される。可変静翼駆動装置10の分解作業は、円滑に実施される。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1弾性部材25により、可変静翼駆動装置10の動きが阻害されることが抑制される。したがって、可変静翼駆動装置10は、可変静翼4を円滑に駆動することができる。
軸流流体機械1においては、ケーシング3の流出口に近いほど、すなわち、後段になるほど、ケーシング3の内部の温度及び圧力が高くなる。少なくとも最終段(本例では第14可変静翼段)に設けられる可変静翼4を駆動する可変静翼駆動装置10が、本実施形態で説明した第1弾性部材25を備えることにより、最終段の可変静翼4は、円滑に駆動される。
本実施形態においては、レバー15とケーシング3との間に、軸受筒23のフランジ部232が配置されることとした。軸受筒23により、軸14は円滑に回転することができる。なお、レバー15とケーシング3との間に、軸受筒23のフランジ部232が配置されなくてもよい。フランジ部232が無い場合、レバー15の第1面15Aとケーシング3の外面とが対向する。レバー15とケーシング3との間に軸受筒23のフランジ部232が設けられていない場合、ケーシング3の熱伸び量と軸14の熱伸び量との差により、レバー15とケーシング3とが接触する可能性がある。第1弾性部材25がレバー15とケーシング3との間に配置されることによって、レバー15とケーシング3との接触は抑制される。そのため、レバー15及び軸14の動きは、ケーシング3によって阻害されず、レバー15及び軸14は円滑に動くことができる。以下の実施形態においても同様である。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図13は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一例を示す側断面図である。本実施形態において、摺動部16Bは、可動リング11の中心に対する放射方向に移動可能である。支持部16Aが、摺動部16Bを移動可能に支持してもよい。レバー15が摺動部材15を移動可能に支持することによって、摺動部16Bが移動されてもよい。
本実施形態においては、レバー15と摺動部16Bとの間に第2弾性部材30が配置される。第2弾性部材30は、支持部16Aの周囲に配置されるコイルばねでもよいし、板ばねでもよい。摺動部16Bの直径は、支持部16Aの直径よりも大きく、第2弾性部材30は、レバー15の第1面15Aと摺動部16Bの上面との間に配置可能である。
第2弾性部材30は、摺動部16Bを可動リング11に押し付ける力を発生する。換言すれば、第2弾性部材30は、レバー15と摺動部16Bとを離す力を発生する。
図11及び図12を参照して説明したように、回転軸線AXを中心とする回転方向に可動リング11が移動することによって、摺動部16Bと可動リング11との相対位置は変化する。摺動部16Bの表面と凹部11Uの内面とが接触した状態で、摺動部16Bと可動リング11とは相対移動する。
第2弾性部材30が設けられていることにより、摺動部16Bは、可動リング11の凹部11Uの内面に常に押し付けられる。また、摺動部16Bは、可動リング11の中心に対する放射方向に移動可能であり、可動リング11が移動しても、摺動部16Bと凹部11Uの内面との接触力は、一定値に維持される。これにより、摺動部16Bと可動リング11とは、円滑に相対移動することができる。
可動リング11は、縮径するように変形する可能性がある。換言すれば、可動リング11は、摺動部16Bから離れるように、内側に変形する可能性がある。その場合、可動リング11の凹部11Uの外側に摺動部16Bが出てしまい、凹部11Uから摺動部11Bが外れてしまう可能性がある。
本実施形態によれば、第2弾性部材30によって、摺動部16Bは、可動リング11の凹部11Uの内面に常に押し付けられる。可動リング11が内側に変形しても、第2弾性部材30の力により、摺動部16Bは、可動リング11の変形に追従するように移動する。これにより、可動リング11が縮径するように変形しても、可動リング11の凹部11Uの外側に摺動部16Uが出てしまうことが抑制される。そのため、アクチュエータ12で発生した動力が可変静翼4に伝達されることは阻害されない。アクチュエータ12で発生した動力は、可変静翼4に十分に伝達され、可変静翼4は、円滑に駆動することができる。
なお、図13に示す例では、可変静翼駆動装置10は、第1弾性部材25及び第2弾性部材30の両方を有する。可変静翼駆動装置10は、第2弾性部材30を備え、第1弾性部材25を備えなくてもよい。第2弾性部材30が設けられることにより、凹部11Uから摺動部16Bが外れてしまうことが抑制されるので、アクチュエータ12で発生した動力は可変静翼4に十分に伝達され、可変静翼4は、円滑に駆動することができる。以下の実施形態においても同様である。
<第3実施形態>
第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図14は、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の一例を示す側断面図である。本実施形態において、軸14は、セレーション部31を含む。レバー15は、セレーション部31が配置される開口15Mを有する。本実施形態において、レバー15は、上述の実施形態で説明したようなスリット(15S)を有しない。また、締結部材(27)は設けられない。
レバー15と軸14とを固定する固定機構22は、レバー15と軸受筒23との間に配置されるライナ32と、軸14に形成された孔14Hに配置され、軸14に対するレバー15の相対移動を規制する固定部材であるピン部材26とを含む。
本実施形態において、孔14H及びピン部材26は、回転軸線AXに対する放射方向に関して、レバー15の外側に配置される。ピン部材26は、レバー15の第2面15Bに接触するように配置される。
ライナ32は、レバー15と軸受筒23との間に配置される。ライナ32は、レバー15の第1面15Aに接触するように配置される。第1弾性部材25は、ライナ32と軸受筒23のフランジ部232との間に配置される。
次に、本実施形態に係る可変静翼駆動装置10の組立方法の一例について説明する。固定機構22により、レバー15と軸14とが固定される。また、固定機構29により、レバー15と摺動部材16とが固定される。可動リング11の凹部11Uに摺動部材16の摺動部16Bが配置される。
固定機構22でレバー15と軸14とを固定する場合、フランジ部232の第3面23Bに第1弾性部材25が配置され、第1弾性部材25の上にライナ32が配置された後、レバー15の開口15Mに、軸14のセレーション部31を挿入する。レバー15の開口15Mには、セレーション部31の凸部が配置される凹部が設けられる。セレーション部31によって、軸線Jを中心とする回転方向のレバー15と軸14との相対位置が位置決めされる。
レバー15の開口15Mにセレーション部31を挿入した後、軸14の孔14Hにピン部材26が挿入される。ライナ32は、レバー15の第1面15Aと接触し、ピン部材26は、第2面15Bと接触する。レバー15は、ライナ32とピン部材26とで挟まれる。これにより、軸線Jと平行な方向のレバー15と軸14との相対位置が位置決めされる。
本実施形態においては、セレーション部31、ライナ32、及びピン部材26によって、軸線Jを中心とする回転方向及び軸線Jと平行な方向のレバー15と軸14との相対位置が固定される。
レバー15と軸14との固定を解除する場合、ピン部材26を孔14Hから抜いた後、セレーション部31からレバー15を抜けばよい。
本実施形態においては、ライナ32の寸法(厚さ)が調整されることによって、レバー15と軸受筒23とを離す第1弾性部材25の力が調整される。また、ライナ32の寸法が調整されることによって、軸線Jと平行な方向に関する軸14及び可動静翼4の位置が調整される。また、セレーション部31及びピン部材26により、軸14とレバー15との位置決めが円滑に実施される。
なお、本実施形態において、軸受筒23は無くてもよい。その場合、ライナ32は、レバー15とケーシング3との間に配置される。
1 軸流流体機械
2 ロータ
2A シャフト部材
2B 動翼
3 ケーシング
3A 内面
3B 外面
4 可変静翼
10 可変静翼駆動装置
10J 比較例に係る可変静翼駆動装置
11 可動リング
11U 凹部
12 アクチュエータ
13 支持孔
14 軸
14H 孔
15 レバー
15A 第1面
15B 第2面
15H 孔
15M 開口
15S スリット
16 摺動部材
16A 支持部
16B 摺動部
17 保持部材
18 クランク軸
19 クランク機構
20 クランク支持台
21 動力伝達機構
22 固定機構
23 軸受筒
23A 第3面
23B 第4面
24 軸受筒
25 第1弾性部材
26 ピン部材
27 締結部材
28 締結部材
29 固定機構
30 第2弾性部材
31 セレーション部
32 ライナ
151 第1部分
152 第2部分
231 筒部
232 フランジ部
241 筒部
242 フランジ部
AX 回転軸線
G 間隙
J 軸線

Claims (6)

  1. ロータが収容されるケーシングの内側に配置される可変静翼を駆動する可変静翼駆動装置であって、
    前記ケーシングの周囲に配置され、前記ロータの回転軸線を中心とする回転方向に移動可能な可動リングと、
    前記可動リングを移動するための動力を発生するアクチュエータと、
    前記ケーシングを貫く支持孔に配置され、前記可変静翼と接続される軸と、
    前記ケーシングの外側に配置され、前記軸に固定されるレバーと、
    前記レバーに支持される支持部と、前記可動リングに設けられた凹部に配置され、前記可動リングの中心に対する放射方向に移動可能な摺動部とを有する摺動部材と、
    前記レバーと前記ケーシングとの間に配置され、前記レバーと前記ケーシングとを離す力を発生する第1弾性部材と、
    前記レバーと前記摺動部との間に配置され、前記摺動部を前記可動リングに押し付ける力を発生する第2弾性部材と、
    を備える可変静翼駆動装置。
  2. 前記支持孔の内面と前記軸の外面との間に配置される筒部と、前記レバーと前記ケーシングとの間に配置されるフランジ部とを有する軸受筒を備え、
    前記第1弾性部材は、前記レバーと前記軸受筒との間に配置され、前記レバーと前記軸受筒とを離す力を発生する、
    請求項1に記載の可変静翼駆動装置。
  3. 前記軸と前記レバーとを着脱可能に固定する固定機構を備える、
    請求項1又は請求項2に記載の可変静翼駆動装置。
  4. 前記レバーは、前記軸が配置される開口と、前記開口に通じ前記レバーの一部を第1部分と第2部分とに分けるスリットとを有し、
    前記固定機構は、前記レバーに形成された孔及び前記軸に形成された孔に配置されるピン部材と、前記第1部分と前記第2部分とを締め付ける締結部材とを含む、
    請求項3に記載の可変静翼駆動装置。
  5. 前記軸は、セレーション部を含み、
    前記レバーは、前記セレーション部が配置される開口を有し、
    前記固定機構は、前記レバーと前記ケーシングとの間に配置されるライナと、前記軸に形成された孔に配置され前記軸に対する前記レバーの相対移動を規制する固定部材とを含む、
    請求項3に記載の可変静翼駆動装置。
  6. ロータと、
    前記ロータが収容されるケーシングと、
    前記ケーシングの内側に配置される可変静翼と、
    前記可変静翼を駆動する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の可変静翼駆動装置と、
    を備える軸流流体機械。
JP2015035662A 2015-02-25 2015-02-25 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械 Expired - Fee Related JP6280884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035662A JP6280884B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035662A JP6280884B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016156344A JP2016156344A (ja) 2016-09-01
JP6280884B2 true JP6280884B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=56825404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035662A Expired - Fee Related JP6280884B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6280884B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200015253A (ko) * 2018-08-03 2020-02-12 국방과학연구소 가변 정익 구동용 레버암 조립체

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113623271B (zh) * 2020-05-06 2024-07-26 中国航发商用航空发动机有限责任公司 燃气轮机、可调导叶调节机构及其联动环限位装置
CN114215612A (zh) * 2021-11-15 2022-03-22 中国联合重型燃气轮机技术有限公司 可调静叶和透平

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722244Y1 (ja) * 1969-10-23 1972-07-20
JPS6013902A (ja) * 1983-07-05 1985-01-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高炉ガスエネルギ回収タ−ビンの静翼制御駆動装置
JPS61252899A (ja) * 1985-05-01 1986-11-10 Toshiba Corp 圧縮機静翼取付角度可変装置
JPH0462399U (ja) * 1990-10-01 1992-05-28
JP2001329851A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量タービンの可変ノズル機構
FR2904669B1 (fr) * 2006-08-02 2012-05-18 Snecma Dispositif de commande d'aube a angle de calage variable de turbomachine
US8668444B2 (en) * 2010-09-28 2014-03-11 General Electric Company Attachment stud for a variable vane assembly of a turbine compressor
JP5645795B2 (ja) * 2011-11-04 2014-12-24 三菱重工業株式会社 リンク機構、及びこれを備えている軸流流体機械の可変静翼駆動装置
JP6185781B2 (ja) * 2013-07-23 2017-08-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 軸流圧縮機
JP2015036539A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 三菱重工業株式会社 軸流回転機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200015253A (ko) * 2018-08-03 2020-02-12 국방과학연구소 가변 정익 구동용 레버암 조립체
KR102091709B1 (ko) * 2018-08-03 2020-03-20 국방과학연구소 가변 정익 구동용 레버암 조립체

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016156344A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10669882B2 (en) Variable stator blade operating device
EP2372165B1 (en) Stator blade structure and gas turbine
JP5802217B2 (ja) 軸方向偏移を伴う摩耗性シール
JP6596749B2 (ja) 回転機械及び回転機械の制御方法
JP5620012B2 (ja) ターボ機械のための管状筐体
JP6280884B2 (ja) 可変静翼駆動装置、及び軸流流体機械
WO2015093243A1 (ja) 可変静翼機構
EP3043080A1 (en) Foil bearing unit
JP6662877B2 (ja) タービンエンジンの可変ピッチベーンの段のための制御リング
JP2009097509A (ja) タービンブレード先端のクリアランス制御のための装置及び方法
JP2007315397A (ja) 間隔可変のパッキンリング片組立体及びタービンダイヤフラム
EP3369951B1 (en) Thrust foil bearing
JP5101328B2 (ja) 軸流圧縮機およびこれを用いたガスタービン、ならびに抽気空気の冷却および熱回収方法
WO2016194677A1 (ja) シール装置および回転機械
EP3163103B1 (en) Bearing device and rotary machine
JP6067942B2 (ja) タービンのステータのためのシールリングセグメント
JP2016084861A (ja) ラビリンスシール装置および軸流型ターボ機械
JP2015206462A (ja) シール機構
WO2016121742A1 (ja) ボルト抜け止め構造
EP3173599A1 (en) Variable nozzle mechanism and variable displacement turbocharger
KR20180055733A (ko) 로터용 지지 구조
JP2019529765A (ja) 水平方向接合面で2つの半部に分割されたダイヤフラムを有する軸流タービン
JP4865508B2 (ja) 調芯機構
JP2021085527A (ja) 円周シールアセンブリ
KR102214844B1 (ko) 개폐 밸브 및 증기 터빈

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20161025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6280884

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees