JP2001329851A - 可変容量タービンの可変ノズル機構 - Google Patents

可変容量タービンの可変ノズル機構

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JP2001329851A
JP2001329851A JP2000148942A JP2000148942A JP2001329851A JP 2001329851 A JP2001329851 A JP 2001329851A JP 2000148942 A JP2000148942 A JP 2000148942A JP 2000148942 A JP2000148942 A JP 2000148942A JP 2001329851 A JP2001329851 A JP 2001329851A
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nozzle
hole
coupling
shaft
turbine
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Yasuaki Jinnai
靖明 陣内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F02B37/12Control of the pumps
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
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    • Y10T29/4932Turbomachine making
    • Y10T29/49323Assembling fluid flow directing devices, e.g., stators, diaphragms, nozzles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータ側のノズル駆動部材と複数の
ノズルベーンとを連結する連結部材と、前記ノズルベー
ンとの連結部を、塑性変形を伴うことなく高強度を有す
るとともに、治具等の格別な組立要具を必要とすること
なく少ない組立工数でかつ低コストで以って高精度の結
合構造となした可変容量タービンの可変ノズル機構を提
供する。 【解決手段】 可変容量タービンの可変ノズル機構にお
いて、アクチュエータ側のノズル駆動部材と複数のノズ
ルベーンとを夫々連結する複数の連結部材を備え、該連
結部材に形成された穴側係止面を有する結合穴に、ノズ
ルベーンの回転軸に形成され軸側係止面を有する結合軸
部を、該結合穴及び結合軸部に塑性変形を伴うことなく
かつ前記穴側係止面と軸側係止面とを当接させることに
より、前記連結部材と前記ノズルベーンとを相対回転不
能に嵌合せしめ、先端部に抜け止め処理を施したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の過給機
(排気ターボチャージャ)等に用いられ、作動ガスをタ
ービンケーシングに形成された渦巻状のスクロールから
翼角を可変にされた複数のノズルベーンを経てタービン
ロータへと半径方向に流動させて該タービンロータを回
転駆動するように構成されたラジアル流型の可変容量タ
ービンにおける可変ノズル機構の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】過給機付き内燃機関においては、機関か
らの排ガス流量と過給機の最適作動条件となるガス流量
とのマッチングをなすために、渦巻状のスクロールから
タービンロータに送られる排ガス流量を機関の運転状態
に応じて可変とする可変容量タービンを備えた過給機
が、近年多く用いられている。かかる可変容量タービン
を備えた過給機は、図5、6示にされるような基本構造
をそなえており、同図において、10はタービンケーシ
ング、11は該タービンケーシング10の外周部に渦巻
状に形成されたスクロールである。12はタービンロー
タで、図示しないコンプレッサと同軸に設けられセンタ
ーケーシングに軸受(何れも図示省略)を介して回転自
在に支持されている。
【0003】2はノズルベーンで、前記スクロール11
の内周側にタービンの円周方向等間隔に複数枚配置され
るとともに、これの内周端部に形成されたノズル軸02
が前記タービンケーシング10に固定されたノズルマウ
ント4に回動可能に支持され、その翼角を変化せしめら
れるようになっている。14は前記タービンケーシング
10に固定されて前記タービンロータ12で膨張仕事を
した排ガスを機外に送出するための案内路を形成するガ
ス出口ケーシング、16はガス出口である。3は円盤状
に形成されたリンクプレートで、前記タービンケーシン
グ10に回転可能に支持されるとともに、レバープレー
ト1のボス部6が嵌合される長孔03がタービンの円周
方向等間隔に設けられている。7は前記ノズルベーン2
を駆動するアクチュエータ07(図示省略)の出力端で
あるアクチュエータロッドで、該アクチュエータロッド
7の往復動は駆動レバー06及びクランクコントロール
5及び球面継手からなる連結部17により回転運動に変
換されて前記リンクプレート3に伝達されるようになっ
ている。
【0004】図7は前記ノズルベーン2とレバープレー
ト1との結合態様の従来技術の1例を示し、該ノズルベ
ーン2の回転軸を構成するノズル軸02の軸端部には、
円形断面の結合軸部033が形成されている。一方、レ
バープレート1には前記結合軸部033が嵌合される結
合穴031が穿孔されている。該結合穴031は、図7
(B)に示すように、円周方向に沿って歯部034が形
成されている。そして、前記ノズルベーン2とレバープ
レート1とを結合する際には、図7(A)のY矢のよう
に、レバープレート1の結合穴031にノズル軸02の
結合軸部033を押し込み、結合穴031の歯部034
を結合軸部033の外周に喰い込ませ、さらに結合軸部
033の軸端部をかしめあるいは溶接することにより、
ノズルベーン2とレバープレート1との相対回転を阻止
して両者を固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる可変容量タービ
ンは、その多くは車両用内燃機関の過給機の排気タービ
ンとして用いられるが、該過給機は小型であることか
ら、前記ノズルベーン2のノズル軸02及び結合軸部0
33も小径であり、強度面から大きな力を加えることは
できない。然るに、図7に示される従来技術において
は、レバープレート1の結合穴031にノズル軸02の
結合軸部033を押し込み、結合穴031の歯部034
を結合軸部033の外周に喰い込ませ、さらに結合軸部
033の軸端部をかしめあるいは溶接して、ノズルベー
ン2とレバープレート1との相対回転を阻止して両者を
固定することにより、ノズルベーン2とレバープレート
1とを結合している。
【0006】即ち、前記従来技術においては、結合穴0
31の歯部034を結合軸部033の外周に喰い込ませ
両者を塑性変形させることにより、ノズルベーン2のノ
ズル軸02とレバープレート1とを固定することから、
結合軸部033を結合穴031に押し込む際には大きな
力が必要となる。このため、かかる従来技術にあって
は、前記のように小径の結合軸部033と結合穴031
とを大きな力で押し込むことにより両者を固定すること
から、ノズル軸02に倒れが生じ、また前記結合軸部0
33と結合穴031との結合部に大きな回転力が作用す
ると歯部034がちぎれ、前記結合軸部033と結合穴
031との結合部において破損を生ずるという不具合が
発生し易い。
【0007】また、かかるノズルベーン2は排ガスに晒
され高温となっていることから、前記ノズルベーン2と
レバープレート1とを結合している結合軸部033と結
合穴031との結合部も高温となる。このため、前記の
ように該結合部が塑性変形による結合であることから、
この部分の高温強度が低くなっており、前記のような、
ノズルベーン2の結合軸部033における破損が発生し
易くなる。さらに、かかる可変容量タービンは翼角を高
精度で制御することを要することから、前記従来技術に
おいては、前記ノズルベーン2とレバープレート1とを
組立時に治具を用いて両者間の相対角度を設定してお
り、このため、多くの組立工数を要するとともに、前記
治具等の格別な組立要具を必要とし、コスト高となる。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、ア
クチュエータ側のノズル駆動部材と複数のノズルベーン
とを連結する連結部材と、前記ノズルベーンとの連結部
を、塑性変形を伴うことなく高強度を有するとともに、
治具等の格別な組立要具を必要とすることなく少ない組
立工数でかつ低コストで以って高精度の結合構造となし
た可変容量タービンの可変ノズル機構を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、タービンケー
シングに形成された渦巻状のスクロールと、該スクロー
ルの内周側にタービンの円周方向に沿って配置されると
ともに前記タービンケーシングに回動可能に支持されて
翼角を可変にされた複数のノズルベーンと、該ノズルベ
ーンの内周側に回転自在に設けられたタービンロータと
を備え、作動ガスを前記スクロールからノズルベーンを
経てタービンロータへと半径方向に流動させて該タービ
ンロータを回転駆動するように構成された可変容量ター
ビンにおいて、アクチュエータに連結され該アクチュエ
ータによりタービン軸心廻りに回動可能にされたノズル
駆動部材と前記複数のノズルベーンとを夫々連結する複
数の連結部材を備え、該連結部材に形成され平面あるい
は曲面からなる穴側係止面を有する結合穴に、前記ノズ
ルベーンの回転軸に形成され前記穴側係止面に対応する
形状の軸側係止面を有する結合軸部を、該結合穴及び結
合軸部に塑性変形を伴うことなくかつ前記穴側係止面と
軸側係止面とを当接させることにより、前記連結部材と
前記ノズルベーンとを相対回転不能に嵌合せしめ、先端
部に抜け止め処理を施したことを特徴とする可変容量タ
ービンの可変ノズル機構を提案する。
【0010】請求項2ないし4記載の発明は、前記ノズ
ルベーンと連結部材との結合部の具体的構成に係り、請
求項2記載の発明は、請求項1において、前記結合穴及
び結合軸部を、対向する2面に前記穴側係止面及び軸側
係止面が形成された2つの当接面からなる断面形状の結
合部に構成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記結合穴及び結合軸部を、該結合軸部の1面を切
欠いて前記軸側係止面となすとともに、該結合穴には前
記軸側係止面に当接可能に前記穴側係止面を1面形成し
てなる断面形状の結合部に構成したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、前記結合穴及び結合軸部を、該結合軸部の外周に沿
って形成された複数のセレ−ション外歯を前記軸側係止
面となすとともに、該結合穴の内周に沿って形成され前
記セレ−ション外歯と噛み合う複数のセレ−ション内歯
を前記穴側係止面となしたセレ−ション結合部に構成し
たことを特徴とする。
【0013】かかる発明によれば、連結部材の結合穴に
ノズルベーンの結合軸部を、該結合穴の穴側係止面と結
合軸部の軸側係止面とを当接させて嵌合するので、ノズ
ルベーンと連結部材とは塑性変形を伴うことなく幾何学
的に結合されることとなり、小さな力で前記結合穴と結
合軸部とを相対回転不能に嵌合できるとともに、互いに
当接する2つの穴側係止面及び軸側係止面によりノズル
ベーン側の回転力を受け持つことができる。
【0014】これにより、ノズルベーン側の回転力等に
より、前記結合穴と結合軸部との結合部に疲労破壊を生
じることなく、またノズル軸に倒れ等を生じることな
く、ノズル駆動部材側からの駆動力を、連結部材を介し
てノズルベーンに滑らかに伝達することができ、また前
記結合穴と結合軸部との結合部が高温下にあっても該結
合部が塑性変形を伴うことなく幾何学的な結合であるた
め前記回転力等による該結合部の破損が回避され、耐久
性の大なる連結部材とノズルベーンとの結合構造が得ら
れる。
【0015】さらに、かかる可変容量タービンはノズル
ベーンの翼角を高精度で制御することを要するが、かか
る発明によれば、ノズルベーン側の結合軸部の軸側係止
面と、連結部材側の結合穴の穴側係止面とを当接させる
ことにより、ノズルベーンと連結部材とを予め設定され
た関係で以って幾何学的に結合するので、従来技術のよ
うに、前記ノズルベーンと連結部材との組立時に治具を
用いて両者間の相対角度を設定することを必要とせず、
組立工数が低減されるとともに、前記治具等の格別な組
立要具が不要となり、装置コストが低減される。
【0016】請求項3のように構成すれば、ノズルベー
ンと連結部材との相対回転を阻止する軸側係止面及びこ
れに当接する穴側係止面を1面設ければよいので、前記
係止面で受け持つ許容回転力は小さくなるが、加工工数
が低減される。また、請求項4のように構成すれば、通
常のセレ−ション歯を加工すればよいので、加工が簡単
であり、セレ−ション内歯とセレ−ション外歯との噛み
合わせ位置を変えることにより、ノズルベーン側とノズ
ル駆動部材側との相対位置の調整が容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0018】図1は本発明に係る可変容量タービン付き
過給機の可変ノズル機構におけるノズルベーンとレバー
プレートとの結合部の第1実施例を示し、(A)はその
斜視図、(B)は(A)のZ―Z線断面図である。図2
は前記結合部の第2実施例を示し、(A)はレバープレ
ートの平面図、(B)は図1におけるZ―Z線断面図で
ある。図3は前記結合部の第3実施例を示し、(A)は
レバープレートの平面図、(B)はノズル軸部の斜視図
である。図4は本発明に係る可変容量タービン付き過給
機の可変ノズル機構の要部断面図、図5は前記可変容量
タービン付き過給機の回転軸心に沿う要部断面図、図6
は図5のA―A線断面図である。
【0019】図5ないし図6において、10はタービン
ケーシング、11は該タービンケーシング10の外周部
に渦巻状に形成されたスクロールである。12はラジア
ル流型のタービンロータで、図示しないコンプレッサと
同軸に設けられセンターケーシングに軸受(何れも図示
省略)を介して回転自在に支持されている。2はノズル
ベーンで、前記スクロール11の内周側にタービンの円
周方向等間隔に複数枚配置されるとともに、これの翼端
部に形成されたノズル軸02が前記タービンケーシング
10に固定されたノズルマウント4に回動可能に支持さ
れ、後述する手段によりその翼角を変化せしめられるよ
うになっている。14は前記タービンケーシング10に
固定されて前記タービンロータ12で膨張仕事をした排
ガスを機外に送出するための案内路を形成するガス出口
ケーシング、16はガス出口である。
【0020】3は円盤状に形成されたリンクプレート
で、前記タービンケーシング10に回転可能に支持され
るとともに、後述するレバープレート1のボス部6が嵌
合される長孔03がタービンの円周方向等間隔に設けら
れている。該長孔03は、その中心線が、タービンの軸
心を通る半径方向線に対して一定角度傾斜して形成さ
れ、リンクプレート3からレバープレート1への駆動力
の伝達抵抗を低減している。7は前記ノズルベーン2を
駆動するアクチュエータ07(図示省略)の出力端であ
るアクチュエータロッドで、該アクチュエータロッド7
の往復動は駆動レバー06及びクランクコントロール5
及び球面継手からなる連結部17により回転運動に変換
されて前記リンクプレート3に伝達されるようになって
いる。
【0021】かかる構成からなる可変容量タービン付き
過給機において、内燃機関(図示省略)からの排ガスは
前記スクロール11に入り、該スクロール11の渦巻き
に沿って周回しながらノズルベーン2に流入する。そし
て、該排ガスは、前記ノズルベーン2の翼間を流過して
前記タービンロータ12にその外周側から流入し、中心
側に向かい半径方向に流れて該タービンロータ12に膨
張仕事をなした後、軸方向に流出してガス出口ケーシン
グ16に案内されて機外に送出される。
【0022】かかる可変容量タービンの容量を制御する
にあたっては、前記アクチュエータに対し、前記ノズル
ベーン2を流れる排ガスの流量が所要の流量になるよう
な該ノズルベーン2の翼角を、翼角制御手段(図示省
略)により設定する。かかる翼角に対応するアクチュエ
ータの往復変位はアクチュエータロッド7、駆動レバー
06、クランクコントロール5及び球面継手からなる連
結部17により回転運動に変換されて前記リンクプレー
ト3に伝達され、該リンクプレート3が回転駆動され
る。該リンクプレート3の回転により、該リンクプレー
ト3の長孔03に嵌合されている前記各レバープレート
1のボス部6が該長孔03内を回動かつ摺動しながら円
周方向に移動せしめられる。かかるボス部6の移動によ
り、前記ノズル軸02に根元部を固定されているアーム
状の前記レバープレート1を介して該ノズル軸02が回
転せしめられ、これによりノズルベーン2が回動して前
記アクチュエータにて設定された翼角に変化せしめられ
る。
【0023】本発明は、以上のように構成された可変容
量タービンの可変ノズル機構の改良に係るものであり、
図4において、100は可変ノズル機構で、次のように
構成されている。3は円盤状に形成されたリンクプレー
トで、前記のように、アクチュエータロッド7に連結部
17等を介してタービン軸心廻りに回動可能に連結さ
れ、タービンの円周方向等間隔に(不等間隔でもよい)
長孔03が穿孔されている。2は前記スクロール11の
内周側にタービンの円周方向等間隔に複数枚配置された
ノズルベーンで、これの翼端部に形成されたノズル軸0
2が前記ノズルマウント4に、前記リンク室13内との
間のガスシール用のシール部4aを介して回動可能に支
持されている。
【0024】前記各ノズル軸02の反ノズルベーン2側
端部には前記複数のレバープレート1の結合部が後述す
る手段により固定されている。前記レバープレート1の
他端部に形成されたボス部6は前記リンクプレート3の
長孔03に回転かつ摺動可能に嵌合されている。そし
て、前記レバープレート1及びリンクプレート3は、前
記スクロール11よりも内周側に形成されたリンク室1
3内に、前記ノズルベーン2とリンクプレート3との間
にレバープレート1が配置されて、該ノズルベーン2に
対してタービン軸方向に並べて設けられている。
【0025】本発明においては、前記のように構成され
た可変ノズル機構100のノズルベーン2とレバープレ
ート1との結合部を改良している。即ち、かかる結合部
の詳細を示す図1において、1はレバープレートで、そ
の一端側には前記リンクプレート3の長孔03に嵌合さ
れるボス部6が形成され、他端側には結合穴31が前記
ボス部6の軸心と平行に貫設されている。該結合穴31
は、対向する2面に平行な穴側係止面32を有する小判
形状に形成されている。
【0026】一方、前記ノズルベーン2のノズル軸02
の軸端部には、前記結合穴31に嵌合される結合軸部3
3が形成されている。該結合軸部33はこれが嵌合され
る前記結合穴31と同一形状の小判形状に形成され、互
いに平行な軸側係止面34が前記穴側係止面32に当接
することにより、前記レバープレート1とノズルベーン
2とを相対回転不能に嵌合せしめている。また、前記
結合軸部33を結合穴31内に嵌合した後は、図4に示
すように、結合軸部33の先端をかしめる(05はかし
め部)ことにより、抜け止めを施している。この抜け止
めに関しては、結合軸部33の先端を軽微な溶接等で代
用しても良い。
【0027】かかる実施例において、前記レバープレー
ト1の結合穴31にノズルベーン2の結合軸部33を嵌
合するにあたっては、該結合穴31の前記穴側係止面3
2と結合軸部33の軸側係止面34とを、ノズルベーン
2の翼角とリンクプレート3の回転角とが所要の関係に
なるように幾何学的に設定して当接させて嵌合し、結合
軸部33の先端をかしめる(05はかしめ部)ことによ
り、抜け止めを施こす。この抜け止めに関しては、結合
軸部33の先端を軽微な溶接等で代用しても良い。
【0028】かかる実施例によれば、レバープレート1
の結合穴31にノズルベーン2の結合軸部33を、該結
合穴31の穴側係止面32と結合軸部33の軸側係止面
34とを当接させて嵌合するので、ノズルベーン2とレ
バープレート1とは塑性変形を伴うことなく幾何学的に
結合されることとなり、小さな力で前記結合穴31と結
合軸部33とを相対回転不能に嵌合できるとともに、互
いに当接する2つの穴側係止面32軸側係止面34によ
りノズルベーン2側の回転力を受け持つことができる。
これにより、ノズルベーン2側の回転力等により、前記
結合穴31と結合軸部33との結合部に疲労破壊を生じ
ることなく、またノズル軸02に倒れ等を生じることな
く、リンクプレート3側からの駆動力を、レバープレー
ト1を介してノズルベーン2に滑らかに伝達することが
でき、また前記結合穴31と結合軸部33との結合部が
高温下にあっても該結合部が塑性変形を伴うことなく幾
何学的な結合であるため前記回転力等による該結合部の
破損が回避され、耐久性の大なるレバープレート1とノ
ズルベーン2との結合構造が得られる。
【0029】さらに、かかる可変容量タービンはノズル
ベーン2の翼角を高精度で制御することを要するが、か
かる実施例によれば、ノズルベーン2側の結合軸部33
の軸側係止面34と、レバープレート1側の結合穴31
の穴側係止面32とを当接させることにより、ノズルベ
ーン2とレバープレート1とを予め設定された関係で以
って幾何学的に結合するので、従来技術のように、前記
ノズルベーン2とレバープレート1との組立時に治具を
用いて両者間の相対角度を設定することを必要とせず、
組立工数が低減されるとともに、前記治具等の格別な組
立要具が不要となり、装置コストが低減される。尚、前
記結合穴31と結合軸部33とを、長円あるいは楕円で
構成してもよい。
【0030】図2に示す前記ノズルベーンとレバープレ
ートとの結合部の第2実施例においては、前記レバープ
レート1の結合穴35及びこれに嵌合されるノズルベー
ン2の結合軸部37の形状を、該結合軸部37の1面を
切欠いて軸側係止面38を形成するとともに、前記結合
穴35には前記軸側係止面38に当接可能な穴側係止面
36を1面形成した断面形状に構成している。かかる実
施例においては、ノズルベーン2とレバープレート1と
の相対回転を阻止する軸側係止面38及びこれに当接す
る穴側係止面36を1面設ければよいので、前記係止面
38、36で受け持つ許容回転力は小さくなるが、加工
工数が低減される。
【0031】図3に示す前記ノズルベーンとレバープレ
ートとの結合部の第3実施例においては、前記レバープ
レート1の結合穴を、複数のセレ−ション内歯からなる
結合穴セレ−ション41とし、これに嵌合されるノズル
ベーン2の結合軸部を、軸部の外周に沿って形成された
複数のセレ−ション外歯からなる結合軸部セレ−ション
42に構成して、結合穴セレ−ション41と結合軸部セ
レ−ション42とを噛み合わせ、該ノズルベーン2とレ
バープレート1との相対回転を阻止している。かかる実
施例においては、通常のセレ−ション歯を加工すればよ
いので、加工が簡単であり、セレ−ション内歯とセレ−
ション外歯との噛み合わせ位置を変えることにより、ノ
ズルベーン2側とリンクプレート3側との相対位置の調
整が容易にできる。
【0032】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、ノズル
ベーンと連結部材とは塑性変形を伴うことなく幾何学的
に結合されることとなり、小さな力で連結部材の結合穴
とノズルベーンの結合軸部とを相対回転不能に嵌合でき
るとともに、互いに当接する2つの穴側係止面及び軸側
係止面によりノズルベーン側の回転力を受け持つことが
できる。これにより、ノズルベーン側の回転力等によ
り、前記結合穴と結合軸部との結合部に疲労破壊を生じ
ることなく、またノズル軸に倒れ等を生じることなく、
ノズル駆動部材側からの駆動力を、連結部材を介してノ
ズルベーンに滑らかに伝達することができ、また前記結
合部が高温下にあっても該結合部が塑性変形を伴うこと
なく幾何学的な結合であるため、前記回転力等による該
結合部の破損が回避され、耐久性の大なる連結部材とノ
ズルベーンとの結合構造を得ることができる。
【0033】さらに、ノズルベーン側の結合軸部の軸側
係止面と連結部材側の結合穴の穴側係止面とを当接させ
ることにより、ノズルベーンと連結部材とを予め設定さ
れた関係で以って幾何学的に結合するので、従来技術の
ように、前記ノズルベーンと連結部材との組立時に治具
を用いて両者間の相対角度を設定することを必要とせ
ず、組立工数が低減されるとともに、前記治具等の格別
な組立要具が不要となり、装置コストが低減される。
【0034】請求項3のように構成すれば、ノズルベー
ンと連結部材との相対回転を阻止する軸側係止面及びこ
れに当接する穴側係止面を1面設ければよいので、前記
係止面で受け持つ許容回転力は小さくなるが、加工工数
が低減される。また、請求項4のように構成すれば、通
常のセレ−ション歯を加工すればよいので、加工が簡単
であり、セレ−ション内歯とセレ−ション外歯との噛み
合わせ位置を変えることにより、ノズルベーン側とノズ
ル駆動部材側との相対位置の調整が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る可変容量タービン付き過給機の
可変ノズル機構におけるノズルベーンとレバープレート
との結合部の第1実施例を示し、(A)はその斜視図、
(B)は(A)のZ―Z線断面図である。
【図2】 前記結合部の第2実施例を示し、(A)はレ
バープレートの平面図、(B)は図1におけるZ―Z線
断面図である。
【図3】 前記結合部の第3実施例を示し、(A)はレ
バープレートの平面図、(B)はノズル軸部の斜視図で
ある。
【図4】 本発明に係る可変容量タービン付き過給機の
可変ノズル機構の要部断面図である。
【図5】 前記可変容量タービン付き過給機の回転軸心
に沿う要部断面図である。
【図6】 図5のA―A線断面図である。
【図7】 従来技術を示す図1対応図である。
【符号の説明】
1 レバープレート 2 ノズルベーン 02 ノズル軸 3 リンクプレート 03 長孔 4 ノズルマウント 05 かしめ部 6 ボス部 7 アクチュエータロッド 10 タービンケーシング 11 スクロール 12 タービンロータ 13 リンク室 31、35 結合穴 32、36 穴側係止面 33、37 結合軸部 34、38 軸側係止面 41 結合穴セレ−ション 42 結合軸部セレ−ション 100 可変ノズル機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンケーシングに形成された渦巻状
    のスクロールと、該スクロールの内周側にタービンの円
    周方向に沿って配置されるとともに前記タービンケーシ
    ングに回動可能に支持されて翼角を可変にされた複数の
    ノズルベーンと、該ノズルベーンの内周側に回転自在に
    設けられたタービンロータとを備え、作動ガスを前記ス
    クロールからノズルベーンを経てタービンロータへと半
    径方向に流動させて該タービンロータを回転駆動するよ
    うに構成された可変容量タービンにおいて、アクチュエ
    ータに連結され該アクチュエータによりタービン軸心廻
    りに回動可能にされたノズル駆動部材と前記複数のノズ
    ルベーンとを夫々連結する複数の連結部材を備え、該連
    結部材に形成され平面あるいは曲面からなる穴側係止面
    を有する結合穴に、前記ノズルベーンの回転軸に形成さ
    れ前記穴側係止面に対応する形状の軸側係止面を有する
    結合軸部を、該結合穴及び結合軸部に塑性変形を伴うこ
    となくかつ前記穴側係止面と軸側係止面とを当接させる
    ことにより、前記連結部材と前記ノズルベーンとを相対
    回転不能に嵌合せしめ、先端部に抜け止め処理を施した
    ことを特徴とする可変容量タービンの可変ノズル機構。
  2. 【請求項2】 前記結合穴及び結合軸部を、対向する2
    面に前記穴側係止面及び軸側係止面が形成された2つの
    当接面からなる断面形状の結合部に構成したことを特徴
    とする請求項1記載の可変容量タービンの可変ノズル機
    構。
  3. 【請求項3】 前記結合穴及び結合軸部を、該結合軸部
    の1面を切欠いて前記軸側係止面となすとともに、該結
    合穴には前記軸側係止面に当接可能に前記穴側係止面を
    1面形成してなる断面形状の結合部に構成したことを特
    徴とする請求項1記載の可変容量タービンの可変ノズル
    機構。
  4. 【請求項4】 前記結合穴及び結合軸部を、該結合軸部
    の外周に沿って形成された複数のセレ−ション外歯を前
    記軸側係止面となすとともに、該結合穴の内周に沿って
    形成され前記セレ−ション外歯と噛み合う複数のセレ−
    ション内歯を前記穴側係止面となしたセレ−ション結合
    部に構成したことを特徴とする請求項1記載の可変容量
    タービンの可変ノズル機構。
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