JP6279879B2 - 情報処理装置および管理方法 - Google Patents

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Description

この発明は情報処理装置、管理方法、および管理プログラムに関し、特に、スケジュール管理を行なう情報処理装置、管理方法、および管理プログラムに関する。
従来、スケジュール管理可能な情報処理装置は、スケジュールを登録したい日付や時刻の選択、登録したいスケジュールの内容の入力を受け付けてスケジュールを登録する。該情報処理装置は、スケジュールの内容を、キーボードやタッチパネルやマイクなどの入力手段からの入力信号をテキストへ変換することで得る。
特開平3−233767号公報
上記のようなスケジュールの内容の入力を、あたかも紙のスケジュール帳にペンで記入するように容易で素早い操作で行ないたい、というニーズがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、容易で素早い操作でのスケジュール内容の入力の受け付けおよび管理が可能な情報処理装置、管理方法、および管理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、情報処理装置は1以上のスケジュールフォームを記憶するための第1のメモリと、画像データと、スケジュールフォームおよび期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像とを重畳して表示装置に表示するための表示手段とを備える。
好ましくは、情報処理装置は日付情報を示すカレンダーを表示するためのカレンダー表示手段をさらに備え、カレンダー表示手段は、カレンダーのうちの第2のメモリに記憶されている画像データに関連付けられた期間に含まれる日付情報を表わす部分と当該期間に含まれない日付情報を表わす部分とを区別して表示する。
好ましくは、情報処理装置は、タッチパネルである表示装置に対するタッチ位置に従って得られる画像の入力を受け付けるための入力手段と、スケジュールフォームに基づく期間を指定して入力された画像を、期間に関連付けられた画像データとして第2のメモリに格納するための格納手段とをさらに備える。
好ましくは、情報処理装置は、選択されたスケジュールフォームに対して指定された期間に基づいた日付情報を適用してスケジュール画像を生成するための生成手段をさらに備える。
より好ましくは、生成手段は、選択されたスケジュールフォームに基づく期間に応じて、指定された期間を調整するための調整手段を含む。
本発明の他の局面に従うと、管理方法は、記憶されているスケジュールフォームに基づく期間に関連付けて、入力された画像データをメモリに記憶するステップと、画像データと、スケジュールフォームおよび期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像とを重畳して表示装置に表示するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理プログラムはコンピュータにスケジュール管理を行なわせるためのプログラムであって、プログラムはコンピュータに、記憶されているスケジュールフォームに基づく期間に関連付けて、入力された画像データをメモリに記憶するステップと、画像データと、スケジュールフォームおよび期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像とを重畳して表示装置に表示するステップとを実行させる。
この発明によると、容易で素早い操作でスケジュール内容の入力の受け付けおよび管理を行なうことが可能になる。
実施の形態にかかる携帯端末の外観の具体例を示す図である。 携帯端末の装置構成の具体例を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成の具体例を示すブロック図である。 携帯端末でスケジュール画像の作成時の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュール画像の作成時の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュール画像の作成時の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 スケジュールフォームの具体例を表わした図である。 スケジュールフォームの具体例を表わした図である。 スケジュールフォームの具体例を表わした図である。 スケジュールフォームの具体例を表わした図である。 スケジュールフォームの具体例を表わした図である。 スケジュール帳データのデータ構成を説明するための図である。 携帯端末でのスケジュール帳データの管理構造を説明するための図である。 携帯端末でのスケジュール画像を作成する際の動作の一例を表わすフローチャートである。 図14のステップS109での期間調整処理を表わしたフローチャートである。 図14のステップS109での期間調整処理の他の例を表わしたフローチャートである。 図14のステップS111での処理の一例を表わしたフローチャートである。 携帯端末を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するための図である。 携帯端末を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するためのフローチャートである。 携帯端末を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するための図である。 携帯端末を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するための図である。 携帯端末を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するためのフローチャートである。 手書きのスケジュール内容の一例を表わした図である。 携帯端末でのスケジュール内容を入力する際の動作の一例を表わすフローチャートである。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。 携帯端末でのスケジュール帳の表示の際の動作の一例を表わすフローチャートである。 図36のステップS417での動作の一例を表わしたフローチャートである。 スケジュール帳を選択するための画面の具体例を表わした図である。 スケジュール帳の表示画面の一例を表わした図である。 携帯端末でのスケジュール帳の表示の際の動作の他の例を表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置の一例としての携帯端末100の外観の具体例を示す図である。図1を参照して、携帯端末100は、正面に当たる第1の面に配置された表示装置および入力装置であるタッチパネル13を含む。タッチパネル13は、液晶パネルに感圧式タッチパネルを重ねたものであって、スタイラスペン200などによるタッチ入力を受け付ける。なお、タッチパネル13は、静電容量方式や光センサを用いて画像スキャンする方式、電磁誘導方式、赤外線発光部と受光部とによる赤外線光学イメージング方式などの他の方式を採用したものであっても構わない。また、携帯端末100は、上記第1の面以外に配置された、電源ボタン14と、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの通信ケーブルを接続するための通信I/F(インタフェース)15とを含む。また、携帯端末100は、装置全体に電力を供給するための充電池16を内蔵する。
図2は、携帯端末100の装置構成の具体例を示すブロック図である。図2を参照して、携帯端末100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)と、CPU10で実行されるプログラムや後述する画像データなどを記憶するためのメモリであるROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行するときの作業領域となるメモリであるRAM(Random Access Memory)12と、感圧式の液晶パネルであるタッチパネル13と、電源ON/OFFのユーザ指示を受け付けるための電源ボタン14と、USBケーブルなどの通信ケーブルを接続して外部装置や外部の記憶媒体との間の通信を行なうための通信I/F15と、充電池16とを含む。
<動作概要>
(スケジュール画像の作成)
携帯端末100は、予めメモリ(第1のメモリ)に、スケジュール帳のフォーマットであるスケジュールフォームを1以上の記憶している。携帯端末100はその中から用いるスケジュールフォームの選択を受け付け、さらに、作成する期間の指定を受け付けることで、選択されたスケジュールフォームに対して指定された期間に基づいた日付情報を適用することでスケジュール画像を生成する。携帯端末100は、日付情報にさらに時間の情報を加えた日時情報を適用してスケジュール画像を生成してもよい。スケジュール画像とは、予め用意されているスケジュールフォームに対して日付情報を適用することで生成される画像を指す。すなわち、スケジュールフォームに対して日付を表わす画像が重畳された画像であって、タッチパネル13の表示画面に表示されるスケジュール帳の1ページずつの画像を指す。
(スケジュール内容の入力)
携帯端末100は、タッチパネル13に対するタッチ操作に従って、スケジュール画像ごとにスケジュールの内容の入力を受け付ける。そして、携帯端末100は、入力された画像のデータを手書き画像データとしてスケジュール画像に応じた期間に関連付けてメモリ(第2のメモリ)に格納して記憶する。
(スケジュールの表示)
携帯端末100は、スケジュール画像に、当該スケジュール画像に応じた期間に関連付けられた手書き画像データを重畳してタッチパネル13に表示する。好ましくは、携帯端末100は、1カ月など長期間のカレンダー画面で、メモリに記憶されている手書き画像データに関連付けられた期間を提示する。提示の一例として、携帯端末100は、カレンダー画面の上記期間に応じた日に下線を付す。携帯端末100は、提示した期間の中から選択を受け付け、選択された期間のスケジュール画像に当該期間に関連付けられた手書き画像を重畳して表示する。
<機能構成>
図3は、上記動作を行なうための携帯端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3の各機能は、携帯端末100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10によって実現される。しかしながら、少なくとも一部の機能が図2に表わされた他の構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成などによって実現されてもよい。
図3を参照して、ROM11などのメモリは、1以上のスケジュールフォームを記憶するための第1のメモリであるスケジュールフォーム記憶部111と、スケジュールフォームに基づく期間に関連付けられた手書き画像データを記憶するための第2のメモリである手書き画像データ記憶部112と、スケジュール画像を記憶するための第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113とを含む。
さらに図3を参照して、CPU10は、選択されたスケジュールフォームに対して指定された期間に基づいた日付情報を適用してスケジュール画像を生成するための生成部101と、タッチパネル13に対するタッチ位置に従って得られる画像である手書き画像の入力を受け付けるための画像入力部102と、スケジュールフォームに基づく期間を指定して入力された手書き画像を上記期間に関連付けられた手書き画像データとして手書き画像データ記憶部122に格納するための格納部103と、日付情報を示すカレンダーを表示するためのカレンダー表示部104と、手書き画像データと期間に基づいた日付情報とを重畳して表示装置であるタッチパネル13に表示するための表示部105とを含む。生成部101は、選択されたスケジュールフォームに基づく期間に応じて、指定された期間を調整するための調整部106を含む。好ましくは、表示部105は、スケジュール画像に手書き画像データを重畳してタッチパネル13に表示する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態として、携帯端末100でのスケジュール画像の作成について説明する。
図4〜図6は、携帯端末100でスケジュール画像の作成時の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。すなわち、図4は、スケジュールフォーム記憶部121に記憶されているスケジュールフォームの一覧を表示する画面である。スケジュール画像を作成しようとするユーザは、図4の画面からスケジュール画像に用いるスケジュールフォームを選択する。
一般に、スケジュール帳には、1日を1ページで表わすフォーム、1週間を1ページまたは連続する2ページ(見開き)で表わすフォーム、および1カ月を1ページまたは連続する2ページ(見開き)で表わすフォームなど、様々なフォームがある。図7〜図11は、スケジュールフォームの具体例を表わした図である。
図7の例は、1ページに1日を表わすスケジュールフォームの具体例であって、いわゆるバーチカルタイプと呼ばれる、時間軸を縦に配置して1日のスケジュールを時間管理するスケジュールフォームの具体例である。図7のスケジュールフォームでは、1ページ分のスケジュール画像(以下、1ページ分のスケジュール画像をスケジュールページ画像とも称する)は1日分の期間のスケジュールを表わすことができる。
図8の例は、1ページに1週間を表わすスケジュールフォームの具体例であって、いわゆるバーチカルタイプと呼ばれる、日付を縦に配置して1週間のスケジュールを1日単位で管理するスケジュールフォームの具体例である。図8のスケジュールフォームでは、スケジュールページ画像は1週間(7日)分の期間のスケジュールを表わすことができる。
図9の例は、連続する2ページ(見開き)に1週間を表わすスケジュールフォームの具体例である。図9のスケジュールフォームは、2ページ分の画像を1組とする単位で構成される。図9のスケジュールフォームでは、連続する2ページ分のスケジュールページ画像が1週間(7日)分の期間のスケジュールを表わすことができる。すなわち、スケジュールページ画像は3日分または4日分の期間のスケジュールを表わすことができる。
図10の例は、連続する2ページ(見開き)に1カ月を表わすスケジュールフォームの具体例である。図10のスケジュールフォームは、2ページ分の画像を1組とする単位で構成される。図10のスケジュールフォームは、連続する2ページ分のスケジュール画像である2つのスケジュール画像で1カ月分の期間のスケジュールを表わし、1ページ分のスケジュール画像で15日分または16日分の期間のスケジュールを表わすことができる(ただし、2月のスケジュールについては、前半が15日分、後半は13日分または14日分(うるう年)の期間のスケジュールとなる)。すなわち、先のスケジュール画像で15日分、後のスケジュール画像で残りの日数分の期間のスケジュールを表わすことができる。
図11の例は、連続する2ページ(見開き)に1週間を表わし、さらに3ページ目にメモを表わすスケジュールフォームの具体例である。図11のスケジュールフォームは、3ページ分の画像を1組とする単位で構成される。図11のスケジュールフォームでは、連続する3ページ分のスケジュールページ画像が1週間(7日)分の期間のスケジュールを表わすことができる。
図5は、選択されたスケジュールフォームを用いてスケジュール画像作成の指示を入力するための画面である。スケジュール画像を作成しようとするユーザは、図5の画面で選択したスケジュールフォームのプレビュー表示を指示することができる(プレビュー表示ボタン)。図6は、図5の画面で選択したスケジュールフォームのプレビュー表示の具体例を表わした図である。該ユーザは、図6の画面にて、選択したスケジュールフォームを確認することができる。さらに、図5の画面で、該ユーザは、スケジュール画像を作成する期間(たとえば開始日および終了日)を指定することができる。そして、該ユーザは、図5の画面でスケジュール画像の作成を指示することができる(作成ボタン)。好ましくは、図5の画面は、第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113の空き容量(残りページ)の表示を含む。
選択されたスケジュールフォームで指定された期間に基づいてスケジュール画像を作成すると、携帯端末100は、1つ以上のスケジュールページ画像の組を1冊のスケジュール帳のように、スケジュール画像記憶部113に格納して記憶する。以降、1つ以上のスケジュールページ画像の組として記憶されるスケジュール画像をスケジュール帳とも称する。
図12は、スケジュール帳データのデータ構成を説明するための図である。図12の例は、1週間を連続する2ページ(見開き)に表わすスケジュールフォーム(図9)を用いて3週間分のスケジュール画像が作成された場合のスケジュール帳データのデータ構成を表わしている。携帯端末100は、ユーザ指示に従って3週間分である6枚のスケジュールページ画像を作成し、これらスケジュールページ画像のデータを1組のスケジュール帳データとしてスケジュール画像記憶部113に格納して記憶する。
図13は、スケジュール画像記憶部113でのスケジュール帳データの管理構造を説明するための図である。図13は、スケジュール画像記憶部113でのスケジュール帳データの管理構造をテーブル形式で表わしたものである。図13の例は、1週間を連続する2ページ(見開き)に表わし、さらに3ページ目にメモを表わすスケジュールフォーム(図11)を用いて1週間分のスケジュール画像が作成された場合のスケジュール帳データの管理構造を表わしている。この場合、携帯端末100は、ユーザ指示に従って1週間分である3枚のスケジュールページ画像を作成し、スケジュール画像記憶部113に格納して記憶する。図13の属性「Schedule No.」は当該スケジュール帳のページデータが属するスケジュール帳を一意に識別する識別番号を表わし、CPU10が、スケジュール画像の作成を終了した際に自動的に付与する。図13の属性「Schedule Page No.」は、スケジュール帳のスケジュールページ画像を一意に識別する識別番号を表わし、CPU10がスケジュールページ画像を作成するたびに自動的に付与する。該識別番号により、スケジュール画像記憶部113に記憶されているスケジュールページ画像はそれぞれ一意に識別される。属性「開始日」「終了日」は、当該スケジュールページ画像(ページ)に関連付けられた期間を表わす。図11のスケジュールフォームを用いた図13の例の場合、第1ページ目のスケジュールページ画像は月曜日〜水曜日までの期間に関連付けられ、第2ページ目のスケジュールページ画像は木曜日〜日曜日までの期間に関連付けられ、第3ページ目のスケジュールページ画像(メモ)は月曜日〜日曜日までの期間に関連付けられている。属性「スケジュールページデータ画像位置」は、当該スケジュールページ画像が記憶されるスケジュール画像記憶部113上の位置を表わす。
<動作フロー>
図14は、携帯端末100でのスケジュール画像を作成する際の動作の一例を表わすフローチャートである。図14のフローチャートに表わされた動作は、携帯端末100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図3の各機能を発揮することによって実現される。
図14を参照して、CPU10は、はじめに図4のスケジュールフォームの一覧画面を表示して、ユーザからスケジュールフォームの選択を受け付ける(ステップS101)。好ましくは、CPU10は、スケジュールフォームの選択を受け付けると、スケジュール画像を記憶するための第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113に選択されたスケジュールフォームの最小単位分のメモリの残量があるか否かを確認する。メモリ残量が不足している場合(ステップS103でNO)、CPU10は、エラー表示を行なった後(ステップS105)、処理を最初に戻して、再度図4のスケジュールフォームの一覧画面を表示してユーザからスケジュールフォームの選択を受け付ける。なお、HDD(Hard Disk Drive)などの大型記憶装置を利用するなどしてスケジュール画像を記憶するための第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113の容量が十分にある場合には、CPU10は、ステップS103の判断をスキップしてもよい。
メモリ残量がある場合(ステップS103でYES)、次に、CPU10は、図5の作成画面を表示して、ユーザからスケジュール画像を作成する期間の指定を受け付ける(ステップS107)。そして、図5の画面で作成の指示を受け付けると、CPU10は、スケジュール画像を作成する(ステップS111)。好ましくはCPU10は、受け付けた期間を選択されたスケジュールフォーム等に応じて調整した上で(ステップS109)、スケジュール画像を作成する(ステップS111)。そして、CPU10は、作成したスケジュール画像をスケジュール画像記憶部113に格納して記憶する(ステップS113)。
図15は、上記ステップS109での期間調整処理を表わしたフローチャートである。図15を参照して、はじめに、CPU10は、指定された期間の開始日は、選択されたスケジュールフォームの開始日として設定可能な日であるか否かを判断する(ステップS201)。この判断のために、CPU10は、予め記憶しているスケジュールフォームごとに、設定可能な開始日の条件を記憶しておく。または、CPU10は、スケジュールフォームを解析することで上記条件を特定可能であってもよい。たとえば、図8の、月曜から始まる1週間を1ページに表わすスケジュールフォームが選択されている場合、期間の開始日としては月曜が選択されるべきである。そこで、CPU10は、ユーザの指定した期間の開始日が月曜である場合には当該スケジュールフォームの開始日として適当と判断し、月曜以外の日である場合には設定可能な日ではないと判断する。
指定された期間の開始日がスケジュール画像の開始日に設定可能と判断された場合(ステップS201でYES)、CPU10は、指定された期間の開始日をスケジュール画像の開始日に設定する(ステップS203)。スケジュール画像の開始日として設定可能でないと判断された場合(ステップS201でNO)、CPU10は、指定された期間の開始日よりも以前の日であって、かつ、当該スケジュールフォームの開始日として設定可能な直近の日を開始日に設定する(ステップS205)。たとえば、上記の例において火曜日の日が指定されていた場合、CPU10は、その前日の月曜日を開始日に設定する。
次に、CPU10は、指定された期間の終了日が設定した開始日以降の日であるか否かを確認する。設定した開始日以降の日である場合(ステップS207でYES)、次に、CPU10は、指定された期間の終了日が選択されたスケジュールフォームの終了日として設定可能な日であるか否かを判断する(ステップS209)。ここでの判断も、上記の開始日の判断と同様である。CPU10は、指定された期間の終了日が該スケジュールフォームの終了日として設定可能である場合は(ステップS209でYES)、その日を終了日として、指定された期間の終了日が該スケジュールフォームの終了日として設定可能でない場合は(ステップS209でNO)、指定された期間の終了日以後であって、かつ、当該スケジュールフォームの終了日として設定可能な直近の日を終了日とする(ステップS211)。ステップS211でCPU10は、たとえば、上記の例において土曜日の日が指定されていた場合にはその翌日の日曜日を終了日に設定する。
そして、好ましくは、CPU10は、その期間のスケジュール画像を記憶するために必要なメモリ容量を算出して(ステップS213)、スケジュール画像を記憶するための第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113に作成したスケジュール画像を記憶することが可能なメモリの残量があるか否かを確認する(ステップS215)。メモリ残量が不足している場合(ステップS215でNO)、CPU10は、指定された期間の終了日または上記ステップS211で設定された終了日よりも以前の該スケジュールフォームの終了日として設定可能な日のうちの、スケジュール画像を記憶するために必要なメモリ容量がスケジュール画像記憶部113のメモリ残量以内(メモリ残容量≧必要な容量)となる最も遅い日を終了日に設定する(ステップS217)。そして、CPU10は、一連の動作を終了して、図14の動作に戻る。
メモリ残量がスケジュール画像を記憶するために必要なメモリ容量よりも多い場合には(ステップS215でYES)、指定された期間の終了日または上記ステップS211で設定された終了日を終了日に設定する。そして、CPU10は、一連の動作を終了して、図14の動作に戻る。
なお、スケジュール画像を記憶するための第3のメモリであるスケジュール画像記憶部113の容量が十分にある場合には、CPU10は、ステップS215の判断をスキップしてもよい。
指定された期間の終了日が設定した開始日よりも前の日であった場合(ステップS207でNO)、CPU10は、設定した開始日以後の日であって、かつ、該スケジュールフォームで終了日に設定可能な直近の日を終了日に設定する(ステップS219)。上記の例の場合、CPU10は、月曜日から次の日曜日までの1週間の期間を設定することになる。すなわち、上記ステップS219では、選択されたスケジュールフォームの最小単位分の期間が設定されることになる。この場合、上記ステップS103でCPU10は、最小単位分のメモリ残量があることを確認しているため、以降のメモリの確認を行なうことなく上記の日を終了日に設定し、一連の動作を終了して、図14の動作に戻ることができる。
なお、図15はスケジュール画像を記憶するためのメモリ容量がメモリ残量以下となるように期間を調整する動作であるが、調整は期間に限定されるものではない。他の例として、スケジュールフォームを調整してもよい。すなわち、図16を参照して、設定した期間のスケジュール画像を記憶するために必要なメモリ容量に対してメモリ残量が不足している場合(ステップS215でNO)、CPU10は、選択されたスケジュールフォーム以外の選択されていないスケジュールフォームについても同様にして期間を設定した上で、それぞれのスケジュール画像を記憶するために必要なメモリ容量を算出する(ステップS221)。そして、その中に、スケジュール画像を記憶するためのメモリ容量がメモリ残量以下であるスケジュールフォームがある場合(ステップS223でYES)、CPU10は、そのスケジュールフォームを選択可能に提示して(ステップS225)、その中からユーザの選択を受け付けてもよい(ステップS227)。なお、好ましくはCPU10は、上記ステップS225で、選択されたスケジュールフォームに類似するスケジュールフォームから順に提示するようにする。そして、選択を受け付けると、CPU10は、そのスケジュールフォームに期間を設定し(ステップS229)、一連の動作を終了してもよい。なお、該当するスケジュールフォームがない場合には(ステップS223でNO)、CPU10はその旨を報知して(ステップS231)、一連の動作を終了することになる。
なお、上記ステップS111でCPU10は、一例として、図17のような処理でスケジュール画像を作成する。すなわち、図17を参照して、CPU10は、図15または図16の動作で設定された期間を、選択されたスケジュールフォームの最小単位の期間で区切り(ステップS241)、区切られた期間を表わす日付情報をそれぞれスケジュールフォームに埋め込むことで各スケジュールページ画像を作成する(ステップS243)。これにより、これらスケジュールページ画像からなる1組のスケジュール画像が作成される。
<第1の実施の形態の効果>
第1の実施の形態にかかる携帯端末100が以上の動作を行なうことで、ユーザの所望する形態に最も近いスケジュール画像を容易で素早い操作によって作成し、メモリに記憶することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態として、携帯端末100でのスケジュール内容の入力について説明する。
図18〜図22は、携帯端末100を用いてスケジュール内容を入力する際のユーザの操作を説明するための図である。一例として、スケジュール内容の入力を受け付ける際、CPU10は、図18の選択画面を表示して、スケジュール内容の入力の対象とするスケジュール帳の選択を受け付ける。
図19を参照して、ユーザは、図18の選択画面に表示されたスケジュール帳の中からスケジュール内容の入力を行ないたいスケジュール帳を選択する(ステップ#11)。さらに、ユーザは、そのスケジュール帳の中から、スケジュール内容を入力したい日付・期間が含まれるスケジュールページ画像(ページ)を選択する(ステップ#12)。そして、ユーザは、タッチパネル13をタッチすることで手書きでスケジュールを記入または消去する(ステップ#13)。
他の例として、CPU10は、スケジュールの表示が選択されると、ホーム画面である図20のカレンダー画面を表示し、スケジュール内容の入力の対象とする日付または期間の選択を受け付ける。このとき、選択された日付または期間を含むスケジュール帳が複数記憶されている場合、図18のような画面を表示して該当するスケジュール帳を選択可能に提示し、その中から対象とするスケジュール帳の選択を受け付けてもよい。
なお、選択された日付または期間を含むスケジュール帳がメモリに記憶されていない場合、CPU10は、図21のような画面を表示して該当するスケジュール帳がない旨を報知してもよい。
図22を参照して、ユーザは、図20のカレンダーの中からスケジュール内容の入力を行ないたい日付または期間にタッチして選択する(ステップ#21)。そして、ユーザは、タッチパネル13をタッチすることで手書きでスケジュールを記入または消去する(ステップ#22)。
図23は、手書きのスケジュール内容の一例を表わした図である。上記ステップ#12または#21で該当するスケジュールページ画像が選択されると、図23を参照してCPU10は、選択されたスケジュールページ画像を表示し、その画面に対する手書きでの入力を受け付ける。
<動作フロー>
図24は、携帯端末100でのスケジュール内容を入力する際の動作の一例を表わすフローチャートである。図24のフローチャートに表わされた動作は、携帯端末100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図3の各機能を発揮することによって実現される。
図24を参照して、CPU10は、ユーザによるスケジュール帳の選択および日付または期間の選択、あるいは、カレンダーにおける日付または期間の選択を受け付けることで、スケジュール内容を入力する対象となるスケジュールページ画像を特定する(ステップS301)。CPU10は、タッチパネル13に対するユーザのタッチ操作を受け付けて、そのタッチ操作が終了して手書きが終了したことを検知すると(ステップS303でYES)、手書き画像を特定する(ステップS305)。CPU10は、入力された手書き画像を、選択されたカレンダーページ画像に対応した期間と関連付けて手書き画像データを記憶するための第2のメモリである手書き画像データ記憶部112に格納して記憶する(ステップS307)。ステップS307でCPU10は、手書き画像データにさらにスケジュールフォームも関連付けてもよい。
<他の例>
なお、携帯端末100は、スケジュール内容の入力に加えて、当該スケジュール帳の名前の入力や変更を受け付けてもよい。すなわち、一例としてCPU10は、上記と同様にして名前を入力または変更する対象とするスケジュール帳の選択を受け付けると、図25のスケジュール帳名変更画面を表示して、その画面上でのタッチ操作に従って入力された手書き画像をスケジュール帳名を表わす画像として、当該スケジュール帳と関連付けてメモリに記憶してもよい。
なお、当該スケジュール帳の期間は上記の作成処理によってCPU10において特定されるものであるため、CPU10は、上記のような処理でユーザから任意の入力や変更は受け付けないものとする。具体的には、CPU10は、図25のスケジュール帳の表紙画像のうちの下部にあるスケジュールの期間を表わす「2013/04/01−2013/10/06」が表示されているエリアに対してタッチを受け付けても、当該エリアに対する手書き画像の入力を受け付けないよう制御する。一方、CPU10は、図25のスケジュール帳の表紙画像のうちの上記エリアよりも上方のエリアについては、タッチを受け付けることで手書き画像の入力を受け付けるよう制御する。CPU10がこのような制御を行なうことで、ユーザは任意のスケジュール名(たとえば自分に分かるような名前)をスケジュール帳に付与できるともに、たとえスケジュール名だけで厳密にスケジュール帳の期間が分からない場合であっても、表紙画像よりスケジュール帳の期間を明確に知ることができる。また、複数種類のスケジュール帳が登録されている場合に、ユーザは、当該複数種類のスケジュール帳のリストの中から必要なスケジュールの期間を含むスケジュール帳を容易に選択することができる。
<第2の実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかる携帯端末100が以上の動作を行なうことで、ユーザはあたかも紙のスケジュール帳に書き込むような容易で直感的な操作でスケジュール内容を入力し、記憶させることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態として、携帯端末100でのスケジュールの表示について説明する。
図26〜図35は、携帯端末100でスケジュールを表示する際の表示画面の遷移の具体例を表わした図である。一例として、携帯端末100はユーザ指示に従って図26の一年の日付情報を示すカレンダーを表示し、その中から、月間カレンダーを表示する月の選択を受け付ける。
携帯端末100は、カレンダーを表示する際に、カレンダーのうちの手書き画像データに関連付けられた期間に含まれる日付情報を表わす部分と当該期間に含まれない日付情報を表わす部分とを区別して表示する。一例として、図27のように、1ページに1日(9/26)を表わすスケジュールフォーム(図7)を用いたスケジュール帳がメモリに記憶されている場合、当該スケジュール帳に対して入力された手書き画像は該当する1日(9/26)に関連付けてメモリに記憶されている場合、CPU10は、図28のように月間カレンダーの該当する日付(9/26)に下線を付して表示する。
また、図23のように、1ページに4日(9/26〜9/29)を表わすスケジュールフォーム(図9)を用いたスケジュール帳がメモリに記憶されている場合、当該スケジュール帳に対して入力された手書き画像は該当する4日(9/26〜9/29)に関連付けてメモリに記憶されている。この場合、CPU10は、図29のように月間カレンダーを、該当する期間(9/26〜9/29)に下線を付して表示する。
また、メモを含んだスケジュールフォーム(図11)を用いたスケジュール帳がメモリに記憶されている場合であって、図30のような当該メモに対して入力された手書き画像は該当する期間(9/23〜9/29)に関連付けてメモリに記憶されている。この場合、CPU10は、図31のように月間カレンダーを、該当する期間(9/23〜9/29)に下線を付して表示する。
すなわち、CPU10は、カレンダーを表示する際に、その日を含む期間に関連付けられた手書き画像がメモリに記憶されている場合に、当該日付に下線を付して表示する。もちろん、下線は一例であって、CPU10は特定のマークを付加したり、表示色や表示サイズを変えたりしてもよい。
なお、月間カレンダーは年間カレンダーからの移行のみならず、他の画面から表示させることもできる。一例として、図23のようなスケジュールの表示画面が月間カレンダーを表示させるためのボタン(カレンダーボタン)を含み、カレンダーボタンへのタッチを受け付けることで図31のように月間カレンダーの表示画面に遷移してもよい。また、他の例として、図32のように、月間カレンダーの表示画面がスケジュールの表示画面に重ねて(重畳して)表示されてもよい。このとき、先に表示されていたスケジュール帳に対して入力された手書き画像がある日付のみならず、図33のように、メモリに記憶されているすべての手書き画像に関連付けられた日付に下線が付されてもよい。
CPU10は、月間カレンダーに対してタッチを受け付けると、タッチされた日付を含む期間のスケジュール帳を表示する。なお、タッチされた日付を含む期間のスケジュール帳がメモリに記憶されていない場合には、好ましくはCPU10は、たとえば図34のようなメッセージを表示して、該当するスケジュール帳が登録されていない旨を報知する。または、タッチされた日付を含む期間のスケジュール帳が複数メモリに記憶されている場合には、CPU10は、たとえば図35のようにこれら複数のスケジュール帳を選択可能に提示し、ユーザの選択を受け付けてもよい。
<動作フロー>
図36は、携帯端末100でのスケジュール帳の表示の際の動作の一例を表わすフローチャートである。図36のフローチャートに表わされた動作は、携帯端末100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図3の各機能を発揮することによって実現される。
図36を参照して、CPU10は手書き画像データを記憶するための第2のメモリである手書き画像データ記憶部112を参照して、記憶されている手書き画像データのそれぞれに関連付けられている期間を特定する(ステップS401)。そして、該当する日付に下線を追加して(ステップS403)、図28のように(月間)カレンダーを表示する。
CPU10は、カレンダーの表示に対するタッチを受け付けると(ステップS405でYES)、タッチされた日付を特定して(ステップS407)、その日付を関連付けられた期間に含む手書き画像を検索する(ステップS409)。該当する手書き画像が入力されたスケジュール帳がメモリに記憶されている場合(ステップS411でYES)、CPU10は、該当するスケジュール(スケジュールページ画像)を表示する(ステップS417)。なお、このとき、該当するスケジュール帳が複数メモリに記憶されている場合には(ステップS413でYES)、CPU10は、図35の画面でこれら複数のスケジュールを選択可能に提示してユーザからの選択を受け付け(ステップS415)、選択されたスケジュール帳の該当するスケジュール(スケジュールページ画像)を表示する(ステップS417)。
該当するスケジュール帳がメモリに記憶されていない場合には(ステップS411でNO)、CPU10は、以降の動作をスキップする。なおこのときCPU10は、図34の画面を表示して該当するスケジュール帳がない旨を報知してもよい。
上記ステップS417でCPU10は、少なくとも、該当する手書き画像に、対応するスケジュールフォームに基づく期間に応じた日付情報(日付)を重畳してタッチパネル13に表示する処理を行なう。好ましくは、CPU10は、スケジュールフォームと日付情報とに基づいたスケジュールページ画像に手書き画像を重畳してタッチパネル13に表示する。
具体例として、CPU10は、図37の動作を行なう。すなわち、図37を参照して、CPU10は該当する手書き画像をメモリから読み出す(ステップS501)。また、CPU10は、対応するスケジュールページ画像をメモリから読み出す(ステップS503)。そして、スケジュールページ画像に手書き画像を重畳して表示する(ステップS505)。
<他の例>
なお、スケジュール表示の他の例として、メモリに記憶されているスケジュール帳を選択するための図38の画面を表示し、表示するスケジュール帳の選択を受け付けて、携帯端末100が選択されたスケジュール帳を表示するようにしてもよい。この場合、CPU10は、選択されたスケジュール帳に対して入力された手書き画像を順に表示すればよい。または、選択されたスケジュール帳に対して入力された手書き画像がメモリに記憶されていない場合には、スケジュールページ画像を順に表示すればよい。さらに、たとえば本日の日付を表示した状態でスケジュール帳の選択を受け付けると、CPU10は、該当する日付または当該日付を含む期間に関連付けられた手書き画像またはスケジュールページ画像を表示すればよい。また、該当する日付または当該日付を含む期間に関連付けられたスケジュールページ画像がない場合、すなわち、該当する日付が当該スケジュール帳の期間に含まれない場合には、CPU10は、図39のように、当該スケジュール帳の各スケジュールページ画像を順に表示してもよい。
図40は、携帯端末100でのスケジュール帳の表示の際の動作の他の例を表わすフローチャートである。図40を参照して、CPU10は、図38の画面を表示して、ユーザから表示するスケジュール帳の選択を受け付ける(ステップS601)。当該スケジュール帳に対して入力された手書き画像がメモリに記憶されている場合(ステップS603でYES)、CPU10は、該当するスケジュールを表示する(ステップS605)。ここでは、上記ステップS417と同様の処理を行なうことができる。
一方、当該スケジュール帳に対して入力された手書き画像がメモリに記憶されていない場合(ステップS603でNO)、CPU10は、当該スケジュール帳のスケジュールページ画像を順に表示する(ステップS607)。
<第3の実施の形態の効果>
第3の実施の形態にかかる携帯端末100が以上の動作を行なうことで、登録したスケジュール帳や登録した予定を、あたかも紙のスケジュール帳の1ページを開けるような直感的で容易な、かつ素早い操作で表示させることができる。
[第4の実施の形態]
さらに、上述の各動作をCPU10に実行させるためのプログラムを提供することもできる。これにより、当該CPU10を搭載した通常のPC(パーソナルコンピュータ)など汎用のコンピュータを上記の携帯端末100として機能させることができるようになる。
このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
<まとめ>
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
(1)
1以上のスケジュールフォームを記憶するための第1のメモリ(スケジュールフォーム記憶部111)と、前記スケジュールフォームに基づく期間に関連付けられた画像データ(手書き画像)を記憶するための第2のメモリ(手書き画像データ記憶部112)と、前記画像データ(手書き画像)と、前記スケジュールフォームおよび前記期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像(スケジュールページ画像)とを重畳して表示装置(タッチパネル13)に表示するための表示手段(表示部105)とを備える、情報処理装置。
(2)
日付情報を示すカレンダーを表示するためのカレンダー表示手段(カレンダー表示部104)をさらに備え、前記カレンダー表示手段は、前記カレンダーのうちの前記第2のメモリに記憶されている前記画像データに関連付けられた期間に含まれる日付情報を表わす部分と前記期間に含まれない日付情報を表わす部分とを区別して表示する、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
タッチパネルである前記表示装置に対するタッチ位置に従って得られる画像の入力を受け付けるための入力手段(画像入力部102)と、前記スケジュールフォームに基づく期間を指定して入力された画像を、前記期間に関連付けられた画像データ(手書き画像)として前記第2のメモリに格納するための格納手段(格納部103)とをさらに備える、(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
選択されたスケジュールフォームに対して指定された期間に基づいた日付情報を適用して前記スケジュール画像(スケジュールページ画像)を生成するための生成手段(生成部101)をさらに備える、(1)〜(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記生成手段は、前記選択されたスケジュールフォームに基づく期間に応じて、前記指定された期間を調整するための調整手段(調整部106)を含む、(4)に記載の情報処理装置。
(6)
記憶されているスケジュールフォームに基づく期間に関連付けて、入力された画像データ(手書き画像)をメモリに記憶するステップ(#13、#22)と、前記画像データ(手書き画像)と、前記スケジュールフォームおよび前記期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像(スケジュールページ画像)とを重畳して表示装置に表示するステップ(S417)とを備える、管理方法。
(7)
コンピュータにスケジュール管理を行なわせるためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、記憶されているスケジュールフォームに基づく期間に関連付けて、入力された画像データ(手書き画像)をメモリに記憶するステップ(#13、#22)と、前記画像データ(手書き画像)と、前記スケジュールフォームおよび前記期間に応じた日付情報に基づいたスケジュール画像(スケジュールページ画像)とを重畳して表示装置に表示するステップ(S417)とを実行させる、管理プログラム。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 タッチパネル、14 電源ボタン、15 通信I/F、16 充電池、100 携帯端末、101 生成部、102 画像入力部、103 格納部、104 カレンダー表示部、105 表示部、106 調整部、111 スケジュールフォーム記憶部、112 手書き画像データ記憶部、113 スケジュール画像記憶部、200 スタイラスペン。

Claims (4)

  1. スケジュールフォームを記憶するための第1のメモリと、
    第1の日付と、前記第1の日付よりも後の第2の日付の指定を受け付ける受付手段と、
    前記スケジュールフォームに基づき、指定された前記第1の日付と前記第2の日付との間の期間を含むスケジュール画像を生成する生成手段と、
    前記期間内の日付に関連付けられた画像データを記憶するための第2のメモリと、
    前記スケジュール画像に対して前記画像データを重畳して表示装置に表示するための表示手段とを備え、
    前記生成手段は、
    生成された前記スケジュール画像を第3のメモリに記憶させる手段と、
    前記スケジュールフォームに基づいて、前記スケジュール画像に含める期間を、前記スケジュールフォームにおいて前記第1の日付が含まれる週の開始日から、前記スケジュールフォームにおいて前記第2の日付が含まれる週の終了日までの期間に設定する手段と、
    設定された期間の前記スケジュール画像のデータ量が前記第3のメモリの残容量を越える場合には、前記データ量が前記第3のメモリの残容量を越えないように、設定された前記期間を調整する手段とを含む、情報処理装置。
  2. カレンダーを表示するためのカレンダー表示手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記カレンダーを用いて、前記第1の日付と前記第2の日付との指定を受け付ける、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示装置は、タッチパネルを含み、
    前記画像データは、前記タッチパネルを用いて入力された手書き画像データであり、
    前記情報処理装置は、前記手書き画像データを前記第2のメモリに格納する格納手段をさらに備える、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 第1の日付と、前記第1の日付よりも後の第2の日付の指定を受け付けるステップと、
    スケジュールフォームに基づき、指定された前記第1の日付と前記第2の日付との間の期間を含むスケジュール画像を生成するステップと、
    前記スケジュール画像に対して、前記期間内の日付に関連付けられた画像データを重畳して表示するステップと、
    生成された前記スケジュール画像をメモリに記憶させるステップと、
    前記スケジュールフォームに基づいて、前記スケジュール画像に含める期間を、前記スケジュールフォームにおいて前記第1の日付が含まれる週の開始日から、前記スケジュールフォームにおいて前記第2の日付が含まれる週の終了日までの期間に設定するステップと、
    設定された期間の前記スケジュール画像のデータ量が前記メモリの残容量を越える場合には、前記データ量が前記メモリの残容量を越えないように、設定された前記期間を調整するステップとを備える、管理方法。
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