JP6279100B2 - ネットワーク異常検出処理方法、ネットワーク異常検出処理装置及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

ネットワーク異常検出処理方法、ネットワーク異常検出処理装置及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、モバイル通信分野に関し、特に、ネットワーク異常検出処理方法、ネットワーク異常検出処理装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
モバイル通信ネットワークの発展に伴い、電気通信事業者はますますネットワーク性能指標を重視している。複数の端末が通信リンクを経由して基地局に接続されてスケジューリングされる場合には、無線リンクに異常が発生したが、基地局にとって有効な異常検出処理方法が存在しない場合、ネットワークのスループットが大幅に降下するとともに、ネットワークのスペクトル効率が低下するため、ネットワークの安定性に影響が与えられてしまう。ネットワーク異常検出方法は、いわゆる、ネットワークの異常を即時かつ有効に検出し、適切な処理手段を提供し、ネットワークの異常がネットワーク性能への影響を最大限に減少するものである。
ネットワーク性能指標には、スケジューリング性能指標及び測定性能指標などが含まれる。スケジューリング性能指標は、主にリンクの、送信データの正確性に対するフィードバックであるスケジューリングフィードバックによって評価され、送信したデータが受信端で正確に受信されると、送信端にACK(Acknowledgement)をフィードバックし、さもなければ、送信端にNACK(Negative Acknowledgement)をフィードバックする。送信端は、NACKを受信した後、NACKがフィードバックされたデータパケットを再送信するようにし、再送信の回数が所定回数に達しても、受信端が当該データパケットを正確に受信できなければ、当該データパケットを廃棄する。上記スケジューリング性能指標は、スケジューリングパケット誤り率、スケジューリングパケット廃棄率、連続パケット廃棄回数、及び連続パケット誤り回数などであってもよい。スケジューリングパケット誤り率とは、スケジューリングパケット中におけるNACKのフィードバックされたスケジューリングパケットのすべてのスケジューリングパケットに対する比率であり、スケジューリングパケット廃棄率とは、数回スケジューリングしてNACKがフィードバックされた新たなパケットのすべてのスケジューリングパケットに対する比率であり、連続パケット誤り回数とは、スケジューリング中、連続してNACKがフィードバックされた回数であり、連続パケット廃棄回数とは、連続して新たなパケットのスケジューリングが失敗する回数である。測定性能指標は、主にアップリンク/ダウンリンクで信号の測定値を測定することによって評価され、例えば、SRS(Sounding Reference Signal)の測定値や、CQI(Channel Quality Indicator)の報告値などである。
従来技術にも、ネットワーク異常検出方法はあるが、ネットワークのアップリンク/ダウンリンクの異なる性能指標の降下に起因するネットワーク異常を全面的、かつ正確に検出することができず、かつ異常に対して適中した処理を実施できず、ネットワーク性能の改善面では効果が顕著ではない。
本発明実施例は、従来の問題を解決するためになされたものであり、ネットワーク異常検出処理方法、ネットワーク異常検出処理装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
上記の目的を達するために、本発明実施例の技術案は、下記のように実現される。
本発明実施例は、ネットワーク異常検出処理方法を提供し、前記方法は、接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計するステップと、統計した前記性能指標情報及び前記性能指標情報に対応する閾値に基づいてリンクの状態を特定するステップと、特定した前記リンクの状態に基づいて前記リンクを処理するステップと、を含む。
好ましくは、前記周期的に統計することは、予め定められた時間を周期として統計すること、又は、予め定められたデータパケットを周期として統計することである。
好ましくは、前記性能指標情報は、スケジューリング性能指標情報又は測定性能指標情報である。
好ましくは、前記リンクは、アップリンク又はダウンリンクである。
好ましくは、前記リンクを処理するステップは、状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標情報を継続的に統計するステップと、状態が正常ではないリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続き状態が正常ではないリンクとして処理するステップと、を含む。
好ましくは、前記リンクを処理するステップは、状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標を継続的に統計するステップと、状態が異常であるリンクに対して、前記リンクの再接続又は解除をトリガーするステップと、モニタ状態にあるリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続きモニタ状態にあるリンクとして処理するステップと、を含む。
好ましくは、前記リンクを再接続するステップは、前記リンクの再接続が成功すると、次の統計周期に前記リンクの性能指標情報を改めて統計し、一方、前記リンクの再接続が失敗すると、直接に前記リンクを解除するステップを含む。
本発明実施例は、さらに、ネットワーク異常検出処理装置を提供し、前記装置は、接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計するように構成された情報統計モジュールと、前記情報統計モジュールにより統計した前記性能指標情報及び前記性能指標情報に対応する閾値に基づいてリンクの状態を特定するように構成された特定モジュールと、前記特定モジュールにより特定した前記リンクの状態に基づいて前記リンクを処理するように構成された処理モジュールと、を備える。
好ましくは、前記情報統計モジュールは、接続されているリンクの性能指標情報を、予め定められた時間を周期として統計する、又は、予め定められたデータパケットを周期として統計するように構成されている。
好ましくは、前記処理モジュールは、状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標情報を継続的に統計し、状態が正常ではないリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続き状態が正常ではないリンクとして処理するように構成されている。
好ましくは、前記処理モジュールは、状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標を継続的に統計し、状態が異常であるリンクに対して、前記リンクの再接続又は解除をトリガーし、モニタ状態にあるリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続きモニタ状態にあるリンクとして処理するように構成されている。
好ましくは、前記処理モジュールは、前記リンクの再接続が成功すると、次の統計周期に前記リンクの性能指標情報を改めて統計し、一方、前記リンクの再接続が失敗すると、直接に前記リンクを解除するように構成されている。
本発明実施例は、さらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、前記コンピュータ記憶媒体には、本発明実施例の前記ネットワーク異常検出処理方法を実行するためのコンピュータで実行可能な指令が格納されている。
本発明実施例の技術案によれば、アップリンク又はダウンリンクの状態を正確に識別することで、状態の種類を判定することができ、判定結果に基づいて該当する処理を行うことにより、エリア内の正常リンクのスケジューリングに影響を与えないようにするため、ネットワークの異常に起因するネットワーク性能の降下をできるだけ回避し、ネットワーク異常のネットワーク性能への影響を最大限に減少する。
本発明の実施例に係るネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図である。 本発明実施例1に係るネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図である。 本発明実施例2に係るネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図である。 本発明実施例3に係るネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図である。 本発明実施例4に係るネットワーク異常検出装置の組立構成の模式図である。
本発明の各実施例において、基地局は、運転中に接続されているリンクの性能指標情報を周期的に収集して統計し、予め定められた閾値情報と比較することで、リンク状態情報を取得し、リンク状態情報に基づいて該当するリンクに適切な処理を実施する。
図1は、本発明の実施例に係るネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図であり、本発明の実施例に開示された方法のステップは、図1に示され、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップS101:基地局は、接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計する。
ステップS102:基地局は、統計した上記性能指標情報及び上記性能指標情報に対応する閾値に基づいて、リンクの状態を特定する。
ここで、上記リンクの状態は、アップリンク/ダウンリンクに従ってそれぞれアップリンク正常状態、アップリンク正常ではない状態、ダウンリンク正常状態、及びダウンリンク正常ではない状態のいくつかの種類に分けられることができる。ここで、上記アップリンク正常ではない状態は、アップリンクモニタ状態とアップリンク異常状態に分けられることができ、上記ダウンリンク正常ではない状態は、ダウンリンクモニタ状態とダウンリンク異常状態に分けられることができる。上記アップリンクモニタ状態及び上記ダウンリンクモニタ状態は、まだ完全にリンクの異常を特定していなく、異常になる傾向のあるリンクであることだけを特定している。
具体的には、上記基地局は、具体的なリンクの性能指標情報を統計し、上記性能指標情報に対応する数値が相応な閾値範囲内に落ちると、上記リンクの状態が具体的な閾値範囲に対応する状態となる。
上記閾値範囲は、ネットワーク性能のニーズ及び統計手段により設定されることができる。
上記閾値は、正常閾値や正常ではない閾値などのいくつかの種類に分けられることができ、正常ではない閾値は、さらに、モニタ期間閾値と異常閾値とに具体的に分けられることができる。
この数種類の閾値は、アップリンク/ダウンリンクに分けて個別に設定されることができる。
上記正常閾値は、リンクが正常であるか否かを判定するための閾値であり、この閾値範囲内のリンクは、その状態が正常である。
上記正常ではない閾値は、正常閾値に相対する一種類の閾値であり、リンクの性能指標が正常ではない閾値の範囲に達すると、対応するリンク状態が正常ではないと判定できる。
上記正常ではない閾値は、さらに、モニタ期間閾値と異常閾値に具体的に分けられることができる。
上記モニタ期間閾値は、リンクについて関連情報を継続的に統計する必要があるか否かを判定するための閾値であり、当該閾値範囲に入るリンクは、異常になる可能性があるリンクであり、関連情報を継続的に統計してからそのリンク状態を判定する必要がある。
上記異常閾値は、リンクが異常であるか否かを判定するための閾値であり、当該閾値に達するリンクは、異常リンクと特定される。当該異常閾値は、さらに、即時に異常と判定する閾値であってもよく、数周期のモニタ期間が経ってもリンクの性能が復元しない場合に異常と判定する閾値であってもよい。
上述閾値範囲情報は、アップリンク/ダウンリンクのスケジューリング性能情報又は測定性能情報であってもよい。
上記閾値範囲情報は、周期的なものに設定されてもよく、ここでの周期は、時間的に一定の周期であってもよく、所定数のデータパケットを統計することを一定の周期としてもよく、例えば2Sを1周期としてもよく、100個のデータパケットを伝送することを1周期としてもよい。さらに、異なるリンクや異なる種類の情報は、その周期が同様であっても同様ではなくてもよい。
具体的にどのように上記閾値を設定することは、電気通信事業者が特定領域における戦略に基づいて設定され基地局に保存されることにより実現できる。例えば、LTEネットワーク性能指標のうち、スケジューリングパケット誤り率の閾値が通常10%で、スケジューリングパケット廃棄率の閾値が通常1%であることは要求され、ネットワーク性能に対する要求が高い場合、基本性能指標を基にして少々上昇させ、スケジューリング性能が悪いリンクに対してスケジューリング資源をできるだけ速く制限し、異常リンクに再接続する又は解除することで、ネットワーク性能に対する要求を保証することができる。このとき、アップリンクの正常閾値をスケジューリングパケット誤り率6%とし、直接にアップリンクが異常であると判定する閾値をスケジューリングパケット誤り率8%とし、アップリンクのモニタ期間閾値をスケジューリングパケット廃棄率7%とし、ダウンリンクの正常閾値をスケジューリングパケット廃棄率0.6%とし、ダウンリンクのモニタ期間閾値をスケジューリングパケット廃棄率0.6%−0.8%とし、ダウンリンクの異常閾値をモニタ期間が連続の5つの周期であることとすることができる。上記アップリンク/ダウンリンクの閾値情報の統計周期は、時間周期であってもよく、リンクが所定のデータパケットを伝送することを一定の周期としてもよく、さらに、アップリンク/ダウンリンクが異なる場合、閾値指標の統計周期が同様であっても同様ではなくてもよい。
ネットワーク性能指標に対する要求があまり高くない場合、上記閾値は、基本性能指標を基にして一定量を減少させる。LTEネットワーク性能指標のうち、スケジューリングパケット誤り率の閾値が通常10%で、スケジューリングパケット廃棄率の閾値が通常1%であることは要求され、特定領域内に電気通信事業者がネットワークの性能指標に対する要求があまり高くないため、電気通信事業者の戦略に従って、指標を適切に降下させ、アップリンクの正常閾値をスケジューリングパケット廃棄率12%とし、アップリンクの正常ではない閾値をスケジューリングパケット廃棄率15%とし、ダウンリンクの正常閾値をスケジューリングパケット誤り率1.3%とし、ダウンリンクの正常ではない閾値をスケジューリングパケット誤り率1.6%とし、同様に、上記アップリンク/ダウンリンクの閾値情報の統計周期は、時間周期であってもよく、リンクが所定のデータパケットを伝送することを一定の周期としてもよく、さらに、アップリンク/ダウンリンクの異なる閾値指標の統計周期が同様であっても同様ではなくてもよい。
ステップS103:基地局は、リンクの状態情報に基づいてリンクを処理する。
ここで、上記基地局は、アップリンク又はダウンリンクが正常状態にあるリンクを継続的に統計し、該当するリンクに対して何の処理も実行しない。
本発明実施例の1つの形態によれば、上記基地局は、モニタ状態にあるリンクに対してそのスケジューリング資源を制限し、該当するリンクのスケジューリングを制限すると同時に、片方のスケジューリング資源を制限し、即ち、アップリンクモニタ状態にあるリンクのみに対して当該リンクのアップリンクスケジューリング資源を制限し、ダウンリンクモニタ状態にあるリンクのみに対して当該リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、該当するリンクのスケジューリング資源を制限すると同時に、該当するリンクの相関情報を継続的に統計し、該当するリンクがモニタ状態になってから直後の統計周期内に上記リンクが正常状態に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、一方、直後の統計周期内に上記リンクが正常に復帰しないと、さらに、上記リンクが異常閾値に達するか否かを確認し、異常閾値に達したリンクに対して状態が異常であるリンクとして処理し、直後の統計周期内に上記リンクが正常に復帰せず、かつ上記リンクが異常閾値に達していないと、状態が正常ではないリンクの処理方法で継続に処理する。
本発明実施例のもう1つの形態によれば、上記基地局は、状態が正常であるリンクに対して該当するリンクの性能指標を継続的に統計し、状態が異常であるリンクに対して上記リンクに再接続する、又は解除することをトリガーし、モニタ状態にあるリンクに対して上記リンクのスケジューリング資源を制限し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続したり解放したりし、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、モニタ状態にあるリンクとして処理を継続する。
ここで、上記基地局は、アップリンク又はダウンリンクが異常状態にあると判定されたリンクに対して、該当するリンクが基地局に再接続する、又は直接に解除することをトリガーする戦略を採用する。基地局に再接続されたリンクに対して、上記リンクの再接続が成功すると、次の周期内に改めて上記リンクの性能指標情報を統計し、新たなリンクとして処理し、上記リンクの再接続が失敗すると、上記リンクを直接に解除する。上記基地局は、正常ではないと判定されたリンクに対して、モニタ状態にあるリンクの処理方法で同様の処理を行う。
次のスケジューリング周期において、上記ステップS101乃至ステップS103を繰り返す。
本発明実施例は、更に、コンピュータで実行可能な指令が格納されるコンピュータ記憶媒体を提供し、上記コンピュータで実行可能な指令は、本発明実施例の上記ネットワーク異常検出処理方法を実現するためのものである。
以下、本発明について、具体的な実施例及び添付図を参照しながら詳細に説明する。
実施例1は、基地局で統計した性能指標情報を利用してネットワーク異常検出及び処理を行う方法であり、図2は、本発明実施例1のネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図であり、図2に示されるように、上記方法は、
ステップ201:基地局は、全てのアップリンクの連続パケット廃棄回数及びダウンリンクのスケジューリングパケット廃棄率を統計する。上記基地局が6つのリンクを有することを例として、現在統計した全てのリンク情報は、以下のようである。
アップリンクの統計結果、
リンク1:連続パケット廃棄回数は5回であり、
リンク2:連続パケット廃棄回数は6回であり、
リンク3:連続パケット廃棄回数は20回である。
ダウンリンクは、100個のパケットを1つの統計周期とする場合、
リンク1:現在スケジューリングウィンドウは、スケジューリングしてNACKがフィードバックされた確率が15%であり、
リンク2:現在スケジューリングウィンドウは、スケジューリングしてNACKがフィードバックされた確率が45%であり、
リンク3:既にモニタ状態にあり、かつ連続の4つのスケジューリングウィンドウがモニタ期間であり、現在スケジューリングウィンドウは、スケジューリングしてNACKがフィードバックされた確率が70%である。
ステップ202:基地局は、統計した性能指標情報と該当する閾値と比較して、比較結果に基づいてリンク状態情報を取得する。
ここで、上記アップリンクの性能指標情報が連続パケット廃棄回数である場合、上記アップリンクの性能指標情報に対応する閾値は、以下のようである。
正常状態にある閾値は10回であり、つまり、連続10回、又は10回以下にパケットを廃棄しないと、上記アップリンクが正常状態であると判定し、
モニタ状態にある閾値は20回であり、つまり、パケットを連続に20回、又は20回以上に廃棄すると、上記アップリンクがモニタ状態であると判定し、
異常状態にある閾値は60回であり、つまり、パケットを連続に60回、又は60回以上に廃棄すると、上記アップリンクが異常状態であると判定する。
ここで、上記ダウンリンクの性能指標情報がスケジューリングしてNACKがフィードバックされた確率であり、上記確率の統計周期は、100個のスケジューリングパケットを伝送することを1つの周期とすると、上記ダウンリンクの性能指標情報に対応する閾値は、以下のようである。
正常状態にある閾値は20%であり、つまり、100個のスケジューリングパケットの中、20個を下回るスケジューリングパケットはNACKをフィードバックすると、上記ダウンリンクが正常状態であると判定し、
モニタ状態にある閾値は40%であり、つまり、100個のスケジューリングパケットの中、40個を上回るスケジューリングパケットはNACKをフィードバックすると、上記ダウンリンクがモニタ状態であると判定し、
異常状態の閾値は連続の5個のスケジューリングウィンドウがモニタ期間にあり、つまり、連続の500個のパケットの中、100個のスケジューリングパケットごとに40個を上回るスケジューリングパケットはNACKをフィードバックすると、上記ダウンリンクが異常状態であると判定する。
ステップ201における統計結果及び該当する閾値に基づいて、該当するリンクの状態は、以下のようである。
アップリンクの場合、
リンク1:正常状態であり、
リンク2:正常状態であり、
リンク3:モニタ状態である。
ダウンリンクの場合、
リンク1:正常状態であり、
リンク2:モニタ状態であり、
リンク3:異常状態である。
ステップ203:基地局は、各リンクの状態情報に基づいて、該当するリンクを処理する。
ここで、ステップ202において特定した上記リンクの状態によれば、該当する処理方式は、以下のようである。
アップリンクの場合、
リンク1:上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク2:上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク3:モニタ期間に入り、上記リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定する。
ダウンリンクの場合、
リンク1:上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク2:モニタ期間に入り、上記リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定し、
リンク3:上記リンクに再接続させ、上記リンクの再接続が成功すると、上記リンクの性能指標情報を改めて統計し、ステップ201乃至ステップ203を繰り返して実行し、上記リンクの再接続が失敗すると、上記リンクを直接に解除する。
本発明実施例は、更に、コンピュータで実行可能な指令が格納されるコンピュータ記憶媒体を提供し、上記コンピュータで実行可能な指令は、本発明実施例の上記ネットワーク異常検出処理方法を実現するためのものである。
実施例2は、基地局で統計した性能指標情報を利用してネットワーク異常検出及び処理を行う方法の流れであり、図3は、本発明実施例2のネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図であり、図3に示されるように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:基地局は、全てのアップリンクにおけるSRS測定無効性確率及びダウンリンクのスケジューリングパケット廃棄率を統計する。
上記基地局が6つのリンクを有することを例として、現在統計した全てのリンク情報は、以下のようである。
アップリンクは、100個のSRS測定値を統計して1つの統計ウィンドウにすることを例として、上記アップリンクの統計結果、
リンク1:統計ウィンドウは、現在SRS測定無効性確率が35%であり、
リンク2:統計ウィンドウは、現在SRS測定無効性確率が15%であり、
リンク3:既にモニタ状態にあり、かつ連続の4つの統計ウィンドウがモニタ状態であり、現在統計ウィンドウは、そのSRS測定無効性確率が70%である。
ダウンリンクは、100個の新たに伝送してきたデータパケットを統計して1つの統計ウィンドウにする。
リンク1:スケジューリングウィンドウは、現在パケット廃棄確率が5%であり、
リンク2:スケジューリングウィンドウは、現在パケット廃棄確率が45%であり、
リンク3:スケジューリングウィンドウは、現在パケット廃棄確率が20%である。
ステップ302:基地局は、統計した性能指標情報と該当する閾値と比較して、比較結果に基づいてリンク状態情報を取得する。
ここで、上記アップリンクの性能指標情報は、SRS測定有効性比率であり、ウィンドウ切り出し手段で統計され、100個のSRS測定値を1つの統計ウィンドウにし、上記アップリンクの性能指標情報に対応する閾値は、以下のようである。
正常状態にある閾値は20%であり、つまり、100個の測定値の中、20個を下回る測定値が無効であると、上記アップリンクが正常状態であると判定し、
モニタ状態にある閾値は30%であり、つまり、100個の測定値の中、30個を上回る測定値が無効であると、上記アップリンクがモニタ状態であると判定し、
異常状態にある閾値は連続の5つの統計ウィンドウがモニタ期間であり、つまり、連続の500個の測定値の中、100個毎の測定値の30個を上回る測定値が無効であると、上記アップリンクが異常状態であると判定する。
ここで、上記ダウンリンクの性能指標情報がダウンリンクパケット廃棄確率であり、上記ダウンリンクパケット廃棄確率は、ウィンドウ切り出し手段で統計され、100個の新たに伝送してきたデータパケットを1つの統計ウィンドウにし、上記ダウンリンクの性能指標情報に対応する閾値は、以下のようである。
正常状態にある閾値は20%であり、つまり、100個のデータパケットの中、20個を下回るデータパケットが廃棄された場合、上記ダウンリンクは正常状態であると判定し、
モニタ状態にある閾値は30%であり、つまり、100個のパケットの中、30個を上回るデータパケットが廃棄された場合、上記ダウンリンクはモニタ状態であると判定し、
異常状態にある閾値は連続の5つの統計ウィンドウがモニタ期間にあり、つまり、連続の500個のパケットの中、100個毎のパケットの30個を上回るデータパケットが廃棄された場合、上記ダウンリンクは異常状態であると判定する。
ステップ301における統計結果及び該当する閾値によれば、該当するリンクの状態は、以下のようである。
アップリンクの場合、
リンク1:モニタ状態であり、
リンク2:正常状態であり、
リンク3:異常状態である。
ダウンリンクの場合、
リンク1:正常状態であり、
リンク2:モニタ状態であり、
リンク3:正常状態である。
ステップ303:基地局は、各リンクの状態情報に基づいて、該当するリンクを処理する。
ここで、ステップ302において特定した上記リンクの状態によれば、該当する処理方式は、以下のようである。
アップリンクの場合、
リンク1:モニタ期間に入り、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定し、
リンク2:正常状態であり、上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク3:異常状態であり、上記リンクを直接に解放する。
ダウンリンクの場合、
リンク1:正常状態であり、上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク2:モニタ期間に入り、上記リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定し、
リンク3:正常状態であり、上記リンクの性能指標情報を継続的に統計する。
本発明実施例は、更に、コンピュータで実行可能な指令が格納されるコンピュータ記憶媒体を提供し、上記コンピュータで実行可能な指令は、本発明実施例の上記ネットワーク異常検出処理方法を実現するためのものである。
図4は、本発明実施例3のネットワーク異常検出処理方法の流れの模式図であり、図4に示されるように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:基地局は、全てのアップリンクのスケジューリングパケット廃棄率を統計する。
本実施例は、基地局が3つのアップリンクを有することを例として、現在統計した全てのリンク情報は、以下のようである。
アップリンクは、2S内に新たに伝送してきたデータパケットを統計して1つの統計周期にする場合、
リンク1:現在周期パケット廃棄率は5%であり、
リンク2:現在周期パケット廃棄率は45%であり、
リンク3:現在周期パケット廃棄率は20%である。
ステップ402:基地局は、統計した性能指標情報と該当する閾値と比較して、比較結果に基づいてリンク状態情報を取得する。
ここで、上記アップリンクの性能指標情報が1つの統計周期のアップリンクパケット廃棄率であり、上記アップリンクの性能指標情報に対応する閾値は、以下のようである。
正常状態にある閾値は10%であり、つまり、2S内に新たに伝送したデータパケットの中、パケット廃棄率が10%を下回ると、上記リンクが正常状態であると判定し、
正常ではない状態の閾値は15%であり、つまり、2S内に新たに伝送したデータパケットの中、パケット廃棄率が15%を上回ると、上記リンクが正常ではない状態であると判定する。
ステップ401における統計結果及び該当する指標閾値によれば、該当するリンクの状態は、以下のようである。
アップリンクの場合、
リンク1:正常状態であり、
リンク2:正常ではない状態であり、
リンク3:正常ではない状態である。
ステップ403:基地局は、各リンクの状態情報に基づいて、該当するリンクを処理する。
ここで、ステップ402において特定した上記リンクの状態によれば、該当する処理方法は、以下のようである。
リンク1:正常状態であり、上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、
リンク2:モニタ期間に入り、上記リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定し、
リンク3:モニタ期間に入り、上記リンクのダウンリンクスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に上記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、上記リンクの状態を判定する。
本発明実施例は、更に、コンピュータで実行可能な指令が格納されるコンピュータ記憶媒体を提供し、上記コンピュータで実行可能な指令は、本発明実施例の上記ネットワーク異常検出処理方法を実現するためのものである。
図5は、本発明実施例4のネットワーク異常検出装置の組立構成の模式図であり、図4に示されるように、上記装置は、
接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計するように構成された情報統計モジュール51と、
上記情報統計モジュール51により統計した上記性能指標情報及び上記性能指標情報に対応する閾値に基づいて、リンクの状態を特定するように構成された特定モジュール52と、
上記特定モジュール52により特定した上記リンクの状態に基づいて上記リンクを処理するように構成された処理モジュール53と、を含む。
本発明実施例の1つの形態によれば、上記情報統計モジュール51は、予め定められた時間を周期として接続されているリンクの性能指標情報を統計する、又は、予め定められた数のデータパケットを周期として接続されているリンクの性能指標情報を統計するように構成されている。
本発明実施例のもう1つの形態によれば、上記処理モジュール53は、状態が正常であるリンクに対して該当するリンクの性能指標情報を継続的に統計し、状態が正常ではないリンクに対して上記リンクのスケジューリング資源を制限し、上記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、上記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する、又は解除し、上記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続き状態が正常ではないリンクとして処理するように構成されている。
本発明実施例のもう1つの形態によれば、上記処理モジュール53は、状態が正常であるリンクに対して該当するリンクの性能指標を継続的に統計し、状態が異常であるリンクに対して上記リンクの再接続又は解除をトリガーし、モニタ状態にあるリンクに対して上記リンクのスケジューリング資源を制限し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続又は解除を採用し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、モニタ状態にあるリンクとして処理するように構成されている。
本発明実施例のもう1つの形態によれば、上記処理モジュール53は、状態が正常であるリンクに対して該当するリンクの性能指標を継続的に統計し、状態が異常であるリンクについて上記リンクの再接続又は解除をトリガーし、モニタ状態にあるリンクについて上記リンクのスケジューリング資源を制限し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続又は解除を採用し、上記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、モニタ状態にあるリンクとして処理するように構成されている。
本発明実施例において、上記ネットワーク異常検出処理装置は、実際に応用する際に基地局によって実現され、上記装置における情報統計モジュール51、特定モジュール52及び処理モジュール53は、実際に応用する際にいずれも上記装置におけるCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)によって実現されてもよい。
具体的な実施的形態の説明によれば、本発明実施例が所定目的を実現するために使用する技術手段及び効果をより深く、かつ具体的に理解することができるが、図面は、参照及び説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するためのものではない。また、矛盾しない限り、各実施例と各実施例における特徴をお互いに組み合わせることができる。
当業者は、本発明実施例が方法、又はコンピュータプログラム製品として提供されることができると理解すべきである。従って、本発明は、ハードウェア実施例、ソフトウェア実施例、又はソフトウェアとハードウェアとを組み合わせる実施例の形態を採用しても良い。さらに、本発明は、1つ又は複数の、コンピュータで使用可能なプログラムコードが格納されているコンピュータで使用可能な記憶媒体(磁気メモリ及び光学メモリなどを含むが、これらに限定されない)で動作するコンピュータプログラム製品の形態を採用してもよい。
本発明は、本発明実施例に係る方法及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照しながら説明した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によりフローチャート及び/又はブロック図におけるいずれの流れ及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図における流れ及び/又はブロックの組み合わせを実現することができる。これらのコンピュータプログラム指令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサに提供することで1つのマシンを構成し、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサで実行する指令により、フローチャートの一つの流れ若しくは複数の流れ及び/又はブロック図の1つのブロック若しくは複数のブロックで指定した機能を実現する装置を構成する。
これらのコンピュータプログラム指令は、コンピュータ又は他のプログラミング可能のデータ処理装置を所定の形態で動作させるコンピュータで読み出し可能なメモリに格納されてもよく、当該コンピュータで読み可能なメモリに格納された指令に包括指令装置を含む製造品を生み出させ、当該指令装置は、フローチャートの1つの流れ若しくは複数の流れ及び/又はブロック図の1つのブロック若しくは複数のブロックで指定した機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム指令は、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置にロードされ、コンピュータ又は他のプログラミング可能な装置で一連の操作ステップを実行させ、コンピュータで実現する処理を生み出し、これにより、コンピュータ又は他のプログラミング可能な装置で実行する指令は、フローチャートの1つの流れ若しくは複数の流れ及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックで指定した機能を実現するためのステップを提供する。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。
本発明実施例は、アップリンク又はダウンリンクの状態を識別することで、状態の種類を判定し、判定結果に基づいて該当する処理を行うことにより、エリア内の正常リンクのスケジューリングに影響を与えないようにするため、ネットワークの異常に起因するネットワーク性能の降下をできるだけ回避し、ネットワーク異常のネットワーク性能への影響を最大限に減少する。

Claims (13)

  1. 情報統計モジュールにより、接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計するステップと、
    特定モジュールにより、統計した前記性能指標情報及び前記性能指標情報に対応する閾値に基づいてリンクの状態を特定し、前記閾値が相応な閾値範囲内に落ちると、前記リンクの状態が具体的な前記閾値範囲に対応する状態となり、前記閾値は正常閾値と正常ではない閾値とを含み、前記正常ではない閾値は異常閾値とモニタ期間閾値とを含むステップと、
    処理モジュールにより、特定した前記リンクの状態に基づいて前記リンクを処理し、状態が正常ではないリンク及びモニタ状態に対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に前記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、前記リンクの状態を判定するステップと、を含む
    ことを特徴とするネットワーク異常検出処理方法。
  2. 前記周期的に統計することは、予め定められた時間を周期として統計すること、又は、予め定められたデータパケットを周期として統計することである
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  3. 前記性能指標情報は、スケジューリング性能指標情報又は測定性能指標情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  4. 前記リンクは、アップリンク又はダウンリンクである
    ことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  5. 前記リンクを処理するステップは、
    状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標情報を継続的に統計するステップと、
    状態が正常ではないリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続き状態が正常ではないリンクとして処理するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  6. 前記リンクを処理するステップは、
    状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標を継続的に統計するステップと、
    状態が異常であるリンクに対して、前記リンクの再接続又は解除をトリガーするステップと、
    モニタ状態にあるリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続きモニタ状態にあるリンクとして処理するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  7. 前記リンクを再接続するステップは、
    前記リンクの再接続が成功すると、次の統計周期に前記リンクの性能指標情報を改めて統計し、一方、前記リンクの再接続が失敗すると、直接に前記リンクを解除するステップを含む
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のネットワーク異常検出処理方法。
  8. 接続されているリンクの性能指標情報を周期的に統計するように構成された情報統計モジュールと、
    前記情報統計モジュールにより統計した前記性能指標情報及び前記性能指標情報に対応する閾値に基づいてリンクの状態を特定し、前記閾値が相応な閾値範囲内に落ちると、前記リンクの状態が具体的な前記閾値範囲に対応する状態となり、前記閾値は正常閾値と正常ではない閾値とを含み、前記正常ではない閾値は異常閾値とモニタ期間閾値とを含むように構成された特定モジュールと、
    前記特定モジュールにより特定した前記リンクの状態に基づいて前記リンクを処理し、状態が正常ではないリンク及びモニタ状態に対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、後の統計周期内に前記リンクの性能指標情報を継続的に統計し、前記リンクの状態を判定するように構成された処理モジュールと、を備える
    ことを特徴とするネットワーク異常検出処理装置。
  9. 前記情報統計モジュールは、接続されているリンクの性能指標情報を、予め定められた時間を周期として統計する、又は、予め定められたデータパケットを周期として統計するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク異常検出処理装置。
  10. 前記処理モジュールは、
    状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標情報を継続的に統計し、状態が正常ではないリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記状態が正常ではないリンクが直後の統計周期内に正常状態に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続き状態が正常ではないリンクとして処理するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク異常検出処理装置。
  11. 前記処理モジュールは、
    状態が正常であるリンクに対して、対応するリンクの性能指標を継続的に統計し、状態が異常であるリンクに対して、前記リンクの再接続又は解除をトリガーし、モニタ状態にあるリンクに対して、前記リンクのスケジューリング資源を制限し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰すると、状態が正常であるリンクとして処理し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に異常閾値に達すると、再接続する又は解除し、前記モニタ状態にあるリンクが直後の統計周期内に正常に復帰せず、かつ異常閾値に達していないと、引き続きモニタ状態にあるリンクとして処理するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク異常検出処理装置。
  12. 前記処理モジュールは、
    前記リンクの再接続が成功すると、次の統計周期に前記リンクの性能指標情報を改めて統計し、一方、前記リンクの再接続が失敗すると、直接に前記リンクを解除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載のネットワーク異常検出処理装置。
  13. 請求項1乃至7中のいずれか1項に記載のネットワーク異常検出処理方法を実行するためのコンピュータで実行可能な指令が格納されている
    ことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
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