JP6279010B2 - 摺動調整式手工具ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、特に摺動手段によって位置決め及び位置の調整が可能な手工具ホルダに関するものである。
図19に示すように、既存の手工具ホルダ80は、レール部材81及び少なくとも1つの位置決め座82を有し、そのうち、レール部材81は、細長状を呈する座体であり、その上面にレール811が設けられ、そのレール811に該位置決め座82が摺動可能に取り付けられ、そのうち向い合う2つの位置決め座82の間に挟持空間が形成され、更に、該各位置決め座82は、摺動台821及び設置座822を備え、該摺動台821は、摺動可能にレール部材81のレール811に取り付けられ、該設置座822は、摺動台821の上面に凸設される挟持アームである。
台湾特許第I460060号 米国特許US9,126,329
図20に示すように、ペンチ90や、ハイブリッドレンチ91、モンキーレンチ92、ソケットレンチ93、六角レンチ94、スクリュードライバ95などのタイプが異なる手工具をそれぞれ、向い合う2つの位置決め座82の間に挟持する場合、各位置決め座82をレール部材81に位置決めすることができないことから、手工具を挟持している時に、向い合う2つの位置決め座82がそれぞれ外側へ離れるように押し出されてしまう。このため、2つの位置決め座82との距離が広くなり、手工具を落下してしまう虞がある。このように、操作上の利便性が低下することから、改良する必要があった。
本発明の摺動調整式手工具ホルダは、メインプレート及び摺動レールを備え、該メインプレートに複数の固定穴が間隔をおいて形成され、該摺動レールがメインプレートの上面に凸設され、その上面に上開口が形成されると共に、内側面に摺動溝が上開口及び固定穴と連通するように形成される、細長状のレール部材と、前記摺動レールから突出するように、摺動可能にレール部材に取り付けられ、摺動座及び延出部を備え、該摺動座が、前記複数の固定穴のうちの1つに係合可能な状態で、摺動可能にレール部材の摺動溝に設置され、該延出部は、手工具を掛止するためのものであり、摺動座の上面に凸設される、少なくとも1つの位置決め部材、を有する。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記摺動座は、本体と、固定部と、2つの結合凹部と、固定凸部を備え、その内、本体は、U字形を呈し、摺動可能にレール部材の摺動溝に取り付けられ、該固定部は、弾性を備えると共に、本体の中央部分に延設され、その底面はメインプレートに面し、該2つの結合凹部はそれぞれ、固定部の両側に位置するように本体に凹設され、該固定凸部は、固定部の底面に凸設されて、選択可能にメインプレートの複数の固定穴のうちの1つに係合されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、少なくとも1対の位置決め部材を有し、前記延出部は、本体の上面に凸設される挟持アームであり、自由端及び挟持フックを備え、該自由端は、上開口を通って摺動レールから突出し、該挟持フックは、自由端の内側面に延設され、また、前記少なくとも1対の位置決め部材における挟持フックが互いに対向するように設けられることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記位置決め部材は、補強リブ及び押圧バーを備え、その内、補強リブは、本体の上面と延出部の外側面との間に設けられ、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、さらに、レール延設部材を有し、該レール延設部材は、レール部材と平行するように連結板を介してレール部材に組み合わされ、また、該レール延設部材はメインプレートを備え、該メインプレートに複数の固定穴が間隔をおいて形成されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記延出部は、本体の上面に凸設される中空ブロックであり、2つの側壁と、少なくとも1つの工具穴と、工具溝と、スリットを備え、その内、2つの側壁は、間隔をおいて本体の上面に凸設され、該少なくとも1つの工具穴は、延出部の2つの側壁を貫通するように形成され、該工具溝は、延出部の2つの側壁を貫通すると共に、工具穴と連通するように形成され、該スリットは、工具溝と反対する側に位置しつつ延出部の2つの側壁を貫通すると共に、工具穴と連通するように形成されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記位置決め部材は、押圧バーを有し、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、少なくとも1つの位置決め部材及びフレームを有し、そのうち、フレームは、レール部材に組み合わされ、第一支持台と、2つの支持フレームと、2つの挟持板と、第二支持台を備え、該第一支持台は、レール部材の一端に取り付けられ、取っ手として第一支持台を持ち上げることができ、該2つの支持フレームはそれぞれ、レール部材の両側に位置しつつ第一支持台に結合され、該挟持板は、2つの支持フレームの上面に取り付けられ、その上面に支持フレームに向かって延出する複数の挟持爪が設けられ、該第二支持台は、両側の支持フレームと連接するようにレール部材の他端に取り付けられ、また、該第二支持台の長さは第一支持台の長さよりも長く、該第一支持台と、第二支持台と、2つの支持フレームとにより台形のフレームが構成されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記各位置決め部材はさらに、押圧バーを有し、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設され、前記延出部は、固定凸部の上面に凸設される弾性アームであり、湾曲部及び制限部を備え、その内、該湾曲部は、摺動レールに突出する自由端を有し、摺動座の上面に湾曲状に凸設され、該制限部は、湾曲部の自由端に凸設されることが好ましい。
かかる摺動調整式手工具ホルダにおいて、前記レール延設部材は、封止レール及び延出板を有し、そのうち、該封止レールは、メインプレートの底面に凸設され、該延出板は、封止レールに設けられ、前記各位置決めプレートはさらに、挟持フックを有し、該各位置決めプレートにおける摺動座は矩形のプレートであり、摺動座の後側面に固定凸部が凸設され、該延出部は円管状を呈し、摺動座の前側面に凸設され、該掛止フックは、延出部に挿設されると共に、摺動レールから突出することが好ましい。
上述したように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダは、以下に示すようなメリットを有する。
1.本発明の摺動調整式手工具ホルダを使用する時は、位置決め部材を固定穴に係合させて、位置決め部材をレール部材に位置決めすることにより、タイプの異なる手工具を掛止させて収納することができる。また、その位置決め部材がレール部材10に掛止されると、レール部材10に対してずれることがないことから、位置決め部材をレール部材10及びレール延設部材に位置決め固定することができる。
2.本発明の摺動調整式手工具ホルダにおける延出部22、22A、22B、22D、22Eの構造はそれぞれ異なっていてもよく、例えば、挟持アームや中空ブロック、弾性アームなどの構造としてもよい。これにより、ペンチ70、ハイブリッドレンチ71、モンキーレンチ72、ソケットレンチ73、六角レンチ74、スクリュードライバ75など手工具を収納することができ、さらに、フレーム50を設置すれば、手工具のタイプや寸法などが異なっても収納することができるので、実用性に優れている。
本発明に係る第一実施例の斜視図である。 本発明に係る第一実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明に係る第一実施例の部分拡大断面図である。 本発明に係る第一実施例の操作状態を示す説明図である。 本発明に係る第二実施例の部分拡大斜視図である。 本発明に係る第二実施例の操作状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第三実施例の斜視図である。 本発明に係る第三実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明に係る第三実施例の操作状態を示す説明図である。 本発明に係る第四実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明に係る第四施例の操作状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第五実施例の斜視図である。 本発明に係る第五実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明に係る第五実施例の操作状態を示す説明図である。 本発明に係る第五実施例の操作状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第六実施例の斜視図である。 本発明に係る第六実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明に係る第六実施例の操作状態を示す説明図である。 既存の手工具ホルダの部分拡大分解斜視図である。 既存の手工具ホルダの操作状態を示す説明図である。
図1乃至図3に示すように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第一実施例は、レール部材10及び少なくとも1対の位置決め部材20を有する。
前記レール部材10は、アルミ押出型材からなり、細長型を呈し、メインプレート11と、摺動レール12と、封止レール13を備える。
そのうち、メインプレート11の前端と後端の間に、複数の固定穴111が間隔をおいて形成される。該摺動レール12は、メインプレート11の上面に凸設され、その上面に上開口121が形成されると共に、その内側面に摺動溝122が上開口121及び固定穴111と連通するように形成される。該封止レール13は、メインプレート11の底面に凸設され、その底部に下開口131が形成される。尚、前記封止レール13、摺動レール12、メインプレート11は、一体に成形されることが好ましい。
前記位置決め部材20は、摺動可能にレール部材10に取り付けられ、摺動座21と、延出部22と、補強リブ23を備える。
そのうち、摺動座21は、摺動可能にレール部材10の摺動溝122に取り付けられ、且つ複数の固定穴111のうちの1つに係合され、本体211と、固定部212と、2つの結合凹部213と、固定凸部214を備える。その内、本体211は、U字形を呈し、摺動可能にレール部材10の摺動溝122に取り付けられ、該固定部212は弾性を備え、本体211の中央部分に横方向に延設され、その底面はメインプレート11に面する。
前記2つの結合凹部213はそれぞれ、固定部212の両側に位置するように本体211に凹設される。この構造によれば、固定部212が弾性変形可能となる。また、前記固定凸部214は、固定部212の底面に凸設され、且つ選択可能にメインプレート11の複数の固定穴111のうちの1つに係合される。この構造によれば、摺動座21をレール部材10に位置決めすることができる。尚、その固定凸部214は半円球状の凸部であることが好ましい。
前記延出部22は、本体211の上面に凸設される挟持アームであり、自由端及び挟持フック221を備え、該自由端は、上開口121を通って摺動レール12から突出し、該挟持フック221は、自由端の内側面に延設され、該各対の位置決め部材20における挟持フック221は互いに対向するように設けられる。
また、前記補強リブ23は、本体211の上面と延出部22の外側面との間に設けられ、摺動座21と延出部22との構造を補強するものである。
図4に示すように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第一実施例を実施する時は、そのペンチ70、ハイブリッドレンチ71、モンキーレンチ72、ソケットレンチ73、六角レンチ74、スクリュードライバ75などのタイプの異なる手工具を、向い合う2つの位置決め部材20の間に嵌め込み、2つの挟持フック221を介して手工具を脱落しないように保持でき、向い合う2つの位置決め部材20の間の挟持空間は、摺動座21を摺動させて適当な固定穴111と係合させることにより調整することができる。
このように、各位置決め部材20がしっかりとレール部材10に位置決められると、タイプの異なる手工具をしっかりと保持できるので、実用性に優れている。
図5及び図6に示す本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第二実施例は、図1乃至図3の第一実施例と異なる点を有する。以下、その説明を行う。
本発明の摺動調整式手工具ホルダの第二実施例における位置決め部材20Aは、押圧バー24Aを有し、該押圧バー24Aは、L字形を呈し、固定凸部214Aと対応するように固定部212Aの上面に凸設される。
図6に示すように、本発明の摺動調整式手工具ホルダの第二実施例を実施する時は、位置決め部材20Aの押圧バー24Aを延出部22Aと接近するように押圧し、固定部212Aを上方へ移動させて固定凸部214Aを固定穴111から離脱させれば、位置決め部材20Aをレール部材10に対して摺動させて調整することができる。
図7及び図8に示す本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第三実施例は、図1乃至図3の第一実施例と異なる点を有する。以下、その説明を行う。
本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第三実施例は、少なくとも1つの位置決め部材20Bを有すると共に、さらにレール延設部材10Bを有する。
前記レール延設部材10Bは、レール部材10と殆ど同一であり、レール部材10と平行するように連結板15Bを介してレール部材10に組み合わされ、また、メインプレート11Bを備え、該メインプレート11Bの前端と後端の間に、複数の固定穴111Bが間隔をおいて形成される。
前記各位置決め部材20Bは、レール部材10またはレール延設部材10Bに取り付けられ、摺動座21B及び延出部22Bを備える。該摺動座21Bは、摺動可能にレール部材10またはレール延設部材10Bに設置され、該延出部22Bは、本体211Bの上面に凸設される中空ブロックであり、2つの側壁と、少なくとも1つの工具穴223Bと、工具溝224Bと、スリット225Bを備える。その内、2つの側壁は、間隔をおいて本体211Bの上面に凸設され、該少なくとも1つの工具穴223Bは、延出部22Bの2つの側壁を貫通するように形成され、図9に示すように、スクリュードライバ75の軸751を挟持することができる。
該工具溝224Bは、延出部22Bの2つの側壁を貫通すると共に、工具穴223Bと連通するように形成され、該スリット225Bは、工具溝224Bと反対する側に位置しながら延出部22Bの2つの側壁を貫通すると共に、工具穴223Bと連通するように形成される。
図9に示すように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第三実施例を実施する時は、スクリュードライバ75の軸751をレール部材10及びレール延設部材10Bに設置された位置決めプレート20Bに嵌め込む。
この時、レール部材10及びレール延設部材10Bにおける2つの位置決めプレート20Bは互いに対応していることから、スクリュードライバ75の軸751を位置決めプレート20Bのスリット225Bを介して工具穴223Bに嵌め込むことができる。さらに、該各位置決めプレート20Bが固定凸部214Bによってレール部材10またはレール延設部材10Bに位置決められることから、スクリュードライバ75などの手工具を位置決め収納できるので、実用性に優れている。
図10に示す本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第四実施例は、図7乃至図8の第三実施例と異なる点を有する。以下、その説明を行う。
位置決め部材20Cは、押圧バー24Cを有し、該押圧バー24Cは、L字形を呈し、固定凸部214Cと対応するように固定部212Cの上面に凸設される。
図10及び図11に示すように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第四実施例においては、位置決め部材20Cの押圧バー24Cを延出部22Cに接近させるように押圧し、固定部212Cを上方へ移動させて固定凸部214Cを固定穴111、111Cから離脱させれば、位置決め部材20Cがレール部材10またはレール延設部材10Cに対して摺動して調整することができる。
図12及び図13に示す本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第五実施例は、図1乃至図3の第一実施例と異なる点を有する。以下、その説明を行う。
本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第五実施例は、少なくとも1つの位置決め部材20Dを有すると共に、さらにフレーム50を有する。
該フレーム50は、レール部材10に組み合わされ、該フレーム50は、第一支持台51と、2つの支持フレーム52と、2つの挟持板53と、第二支持台54を備える。
前記第一支持台51は、レール部材10の一端に取り付けられ、取っ手として第一支持台51を持ち上げることができる。該2つの支持フレーム52はそれぞれ、レール部材10の両側に位置しながら第一支持台51に結合され、該挟持板53は、2つの支持フレーム52の上面に取り付けられ、該挟持板53の上面に支持フレーム52に向かって延出する複数の挟持爪531が設けられ、該第二支持台54は、両側の支持フレーム52と連接するようにレール部材10の他端に取り付けられる。また、その第二支持台54の長さは第一支持台51の長さよりも長く、第一支持台51と、第二支持台54と、2つの支持フレーム52とにより台形のフレーム50が構成される。
前記各位置決め部材20Dは、押圧バー24Dを有し、該延出部22Dは、固定凸部214Dの上面に凸設される弾性アームであり、湾曲部226D及び制限部227Dを備える。その内、該湾曲部226Dは、摺動レール12に突出する自由端を有し、摺動座21Dの上面に湾曲状に凸設される。該制限部227Dは、湾曲部226Dの自由端に凸設される。
この構成によれば、図14に示すように、ハイブリッドレンチ71を掛止して収納することができ、また、該押圧バー24Dは、L字形を呈し、固定凸部214Dと対応するように固定部212Dの上面に凸設される。
図14に示すように、本発明の摺動調整式手工具ホルダの第五実施例を実施する時は、寸法が異なるハイブリッドレンチ71をそれぞれ2つの挟持板53の挟持爪531に嵌め込むだけでよく、また、前記各位置決め部材20Dの延出部22Dの位置は、固定凸部214Dが固定穴111から離脱している状態において調整することができる。
また、各位置決め部材20Dをレール部材10に対して摺動させて調整することによって、制限部227Dがハイブリッドレンチ71に当接する。さらに、各延出部22Dの湾曲部226Dは弾性を備えることから、延出部22Dがハイブリッドレンチ71にしっかりと当接することができる。そのため、ハイブリッドレンチ71の寸法が異なっても、レール部材10とフレーム50との間に収納することができ、実用性に優れている。
図15に示すように、本発明の摺動調整式手工具ホルダの第五実施例を実施する時は、位置決め部材20Dの押圧バー24Dを延出部22Dに接近するように押圧し、固定部212Dを上方へ移動させれば、固定凸部214Dが固定穴111から離脱するので、位置決め部材20Dをレール部材10に対して摺動させて調整することができる。
図16及び図17に示す本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第六実施例は、図1乃至図3の第一実施例と異なる点を有する。以下、その説明を行う。
そのレール部材10Eはさらに、延出板14Eを有し、該延出板14Eは封止レール13に設けられ、その両端近傍に2つの貫通穴141Eが形成される。各位置決め部材20Eは、摺動可能にレール部材10Eに取り付けられると共に、摺動座21Eと、延出部22Eと、補強リブ23Eを備える。その内、摺動座21Eは矩形のプレートであり、摺動可能にレール部材10Eの摺動レール12Eに設置され、該固定凸部214Eは、摺動座21Eの後側面に凸設され、該延出部22Eは、円管状を呈し、摺動座21Eの前側面に凸設され、該掛止フック25Eは、L字形を呈し、摺動レール12Eから突出するように延出部22Eに挿設される。
図18に示すように、本発明に係る摺動調整式手工具ホルダの第六実施例を使用する時は、寸法が異なるハイブリッドレンチ71を位置決めプレート20Eの掛止フック25Eに掛止し、各掛止フック25Eがレール部材10Eに対して摺動して位置決めすることができることから、ハイブリッドレンチ71を掛止して所望の位置に位置決めすることができる。
上述した構造によれば、本発明の摺動調整式手工具ホルダは、位置決め部材20、20A、20B、20C、20D、20Eをレール部材10及びレール延設部材10Bの固定穴111、111B、111C、111Eに係合し、位置決め部材20、20A、20B、20C、20D、20Eをレール部材10及びレール延設部材10Bに位置決めすることにより、タイプが異なる手工具を掛止して収納する。
また、本発明の摺動調整式手工具ホルダでは、その位置決め部材20、20A、20B、20C、20D、20Eがレール部材10またはレール延設部材10Eに係合されれば、レール部材10またはレール延設部材10Eに対してずれることはないので、位置決め部材20、20A、20B、20C、20D、20Eをレール部材10及びレール延設部材10Eにしっかりと位置決め固定することができる。
一方、前記延出部22、22A、22B、22D、22Eの構造は、それぞれ異なってもよく、例えば、挟持アームや中空ブロック、弾性アームなどの構造としてもよい。
更に、本発明の摺動調整式手工具ホルダは、ペンチ70、ハイブリッドレンチ71、モンキーレンチ72、ソケットレンチ73、六角レンチ74、スクリュードライバ75など手工具を収納できるだけでなく、フレーム50を設置することにより、タイプや寸法が異なる手工具も収納することができる。また、前記掛止フック25Eを用いれば、ハイブリッドレンチ71の寸法が異なっても収納することができるので、手工具ホルダの実用性を大幅に向上させることができる。
10、10B、10E レール部材
10B レール延設部材
11、11B メインプレート
111、111B、111C、111E 固定穴
12、12E 摺動レール
121 上開口
122 摺動溝
13 封止レール
131 下開口
14E 延出板
141E 貫通穴
15B 連結板
20、20A、20B、20C、20D、20E 位置決め部材
21、21B、21E 摺動座
211、211B 本体
212、212A、212C、212D 固定部
213 結合凹部
214、214A、214C、214D、214E 固定凸部
22、22A、22B、22D、22E 延出部
221 挟持フック
226D 湾曲部
227D 制限部
23、23E 補強リブ
223B 工具穴
224B 工具溝
225B スリット
24A、24C、24D 押圧バー
25E 掛止フック
50 フレーム
51 第一支持台
52 支持フレーム
53 挟持板
531 挟持爪
54 第二支持台
70 ペンチ
71 ハイブリッドレンチ
72 モンキーレンチ
73 ソケットレンチ
74 六角レンチ
75 スクリュードライバ
751 軸

Claims (10)

  1. メインプレート及び摺動レールを備え、該メインプレートに複数の固定穴が間隔をおいて形成され、該摺動レールがメインプレートの上面に凸設され、その上面に上開口が形成されると共に、内側面に摺動溝が上開口及び固定穴と連通するように形成される、細長状のレール部材と、
    前記摺動レールから突出するように、摺動可能にレール部材に取り付けられ、摺動座及び延出部を備え、該摺動座は、本体及び固定部を備え、該本体は、摺動可能にレール部材の摺動溝に取り付けられ、該固定部は、弾性を備えると共に、本体における摺動溝に挿設された両側の間に延設され、該固定部が、弾性により前記複数の固定穴のうちの1つに係合可能な状態で、摺動可能にレール部材の摺動溝に設置され、該延出部は、手工具を掛止するためのものであり、摺動座の上面に凸設される、少なくとも1つの位置決め部材、を有することを特徴とする、
    摺動調整式手工具ホルダ。
  2. 前記摺動座は、2つの結合凹部と、固定凸部を備え、前記本体は、U字形を呈し、摺動可能にレール部材の摺動溝に取り付けられ、前記固定部は、本体の中央部分に延設され、その底面はメインプレートに面し、該2つの結合凹部はそれぞれ、固定部の両側に位置するように本体に凹設され、該固定凸部は、固定部の底面に凸設されて、選択可能にメインプレートの複数の固定穴のうちの1つに係合されることを特徴とする請求項1に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  3. 少なくとも1対の位置決め部材を有し、前記延出部は、本体の上面に凸設される挟持アームであり、自由端及び挟持フックを備え、該自由端は、上開口を通って摺動レールから突出し、該挟持フックは、自由端の内側面に延設され、また、前記少なくとも1対の位置決め部材における挟持フックが互いに対向するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  4. 前記位置決め部材は、補強リブ及び押圧バーを備え、その内、補強リブは、本体の上面と延出部の外側面との間に設けられ、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設されることを特徴とする請求項3に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  5. さらに、レール延設部材を有し、該レール延設部材は、レール部材と平行するように連結板を介してレール部材に組み合わされ、また、該レール延設部材はメインプレートを備え、該メインプレートに複数の固定穴が間隔をおいて形成されることを特徴とする請求項2に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  6. 前記延出部は、本体の上面に凸設される中空ブロックであり、2つの側壁と、少なくとも1つの工具穴と、工具溝と、スリットを備え、その内、2つの側壁は、間隔をおいて本体の上面に凸設され、該少なくとも1つの工具穴は、延出部の2つの側壁を貫通するように形成され、該工具溝は、延出部の2つの側壁を貫通すると共に、工具穴と連通するように形成され、該スリットは、工具溝と反対する側に位置しつつ延出部の2つの側壁を貫通すると共に、工具穴と連通するように形成されることを特徴とする請求項5に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  7. 前記位置決め部材は、押圧バーを有し、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設されることを特徴とする請求項6に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  8. 少なくとも1つの位置決め部材及びフレームを有し、そのうち、フレームは、レール部材に組み合わされ、第一支持台と、2つの支持フレームと、2つの挟持板と、第二支持台を備え、該第一支持台は、レール部材の一端に取り付けられ、取っ手として第一支持台を持ち上げることができ、該2つの支持フレームはそれぞれ、レール部材の両側に位置しつつ第一支持台に結合され、該挟持板は、2つの支持フレームの上面に取り付けられ、その上面に支持フレームに向かって延出する複数の挟持爪が設けられ、該第二支持台は、両側の支持フレームと連接するようにレール部材の他端に取り付けられ、また、該第二支持台の長さは第一支持台の長さよりも長く、該第一支持台と、第二支持台と、2つの支持フレームとにより台形のフレームが構成されることを特徴とする請求項2に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  9. 前記各位置決め部材はさらに、押圧バーを有し、該押圧バーは、固定凸部と対応するように固定部の上面に凸設され、前記延出部は、固定凸部の上面に凸設される弾性アームであり、湾曲部及び制限部を備え、その内、該湾曲部は、摺動レールに突出する自由端を有し、摺動座の上面に湾曲状に凸設され、該制限部は、湾曲部の自由端に凸設されることを特徴とする請求項8に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
  10. 前記レール部材は、封止レール及び延出板を有し、そのうち、該封止レールは、メインプレートの底面に凸設され、該延出板は、封止レールに設けられ、前記各位置決め部材はさらに、掛止フックを有し、該各位置決め部材における摺動座は矩形のプレートであり、摺動座の後側面に固定凸部が凸設され、該延出部は円管状を呈し、摺動座の前側面に凸設され、該掛止フックは、延出部に挿設されると共に、摺動レールから突出することを特徴とする請求項1に記載の摺動調整式手工具ホルダ。
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