JP6278603B2 - モータ及び動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、冷却液を使用するモータに関する。
モータおよび減速機を互いに連通する空間内に密封し、この空間内で潤滑油を循環させる構造の油浴式モータが知られている。例えば、特許文献1には、モータの回転軸を中空にし、外部の冷却流体供給部から回転軸の穴を通してハウジング内のロータ収容空間にオイル含有冷媒を吹き出すように構成された回転電気が開示されている。
特開平11−41861号公報
上記のような油浴式モータにおいて、モータの高性能化のためにステータにスキューを施すことがある。このようなモータでは、ロータ回転時にスキューによって潤滑油が一方向に導かれ、ロータの両側の空間で潤滑油面の高さが異なる現象が発生する。この現象が発生すると、モータ軸受の潤滑が不十分になったり、モータの冷却性能が低下してしまったりする。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステータまたはロータのスキューに起因する冷却液(潤滑油)の偏りを低減する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、出力軸を有するロータと、コイルが巻回されたステータと、ロータおよびステータを収容し冷却液が封入されたケーシングと、を備えるモータである。ロータおよびステータの少なくとも一方にスキューが形成されており、ロータまたはステータの軸方向全長において、該軸方向に対するスキューの方向が逆転している。
この態様によると、ロータの回転時に、スキューが形成されたステータまたはロータの両端からスキューを構成するスロット内に互いに逆向きに冷却液が流れ込むため、冷却液の流れが相殺されて、ロータ両端のいずれかの空間での冷却液面の上昇が生じにくくなる。よって、冷却液をモータの摺動部やコイルに行き渡らせることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ステータまたはロータのスキューに起因する冷却液の偏りを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る油浴式モータを使用する動力伝達装置の断面図である。 ステータスキューの概念図である。 (a)、(b)は、ステータスキューに起因する冷却液の液面差を説明する図である。 ステータスキュー形状の一例を示す図である。 ステータスキュー形状の一例を示す図である。 ステータスキュー形状の一例を示す図である。 ステータスキュー形状の一例を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る油浴式のモータを使用する動力伝達装置100の一部を、中心軸を含む鉛直面で切断したときの断面図である。
動力伝達装置100は、一部のみ示す減速機10と、IPM(Interior Permanent Magnet)モータ12と、湿式多板ブレーキ機構14とが一体化された装置である。
IPMモータ12は、共に積層鋼板で構成されたステータ64およびロータ66を備える。ロータ66の積層鋼板には軸方向に延びる空隙66Aが複数形成されており、この空隙内に永久磁石76A、76Bが埋め込まれている。永久磁石がロータ内に埋め込まれているIPMモータは、永久磁石がロータの表面に貼り付けられているSPMモータに比べて効率が高い。ロータ66を構成している積層鋼板は、ボルト67によって一体化され、図示しない係合部を介してモータ出力軸70と一体化されている。なお、ボルトではなく、カシメや接着により一体化されてもよい。モータ出力軸70の後部側(図1の左側)は、軸受82を介して、モータケーシング60から内側に延出する延出部60Aに回転自在に支持されている。
モータ出力軸70の先端側(図1の右側)は、スプライン70Aを介して任意の構成の減速機10の入力軸16と連結される。
ステータ64は、モータケーシング60に固定されている。ステータ64の複数のスロットにはそれぞれ絶縁紙が挿入され、また、磁場を形成するためのコイルがスロットを跨いで所定回数巻回されている。コイルの巻回のための折り返しの部分が、コイルエンド68A、68Bとして、ステータ64の両端から軸方向に突出している。
図示していないが、ロータ66と対面するステータ64の内周面には、電圧波形の改善やコギングトルクの低減を目的とした、スロットの開口部からなるスキューが形成されている。
ロータ66の軸方向両端面には、ロータ内に埋め込まれた永久磁石が回転中に飛びなさないようにするための端板72、74がそれぞれ取り付けられている。端板は例えばステンレスまたはアルミ製である。なお、端板はアルミに限らず非磁性体であればよく、例えば樹脂製でもよい。
ブレーキ機構14は、IPMモータ12の出力軸70の回転を制動する。ブレーキ機構14は、ステータ64に巻回されているコイルのコイルエンド68Aの半径方向内側に収められており、複数の摩擦板を有する多板式制動部78を備える。多板式制動部78の摩擦板は、複数(図示の例では4枚)の固定摩擦板78Aと、複数(図示の例では3枚)の回転摩擦板78Bとで構成されている。
固定摩擦板78Aは、IPMモータ12のモータケーシング60の後端を塞ぐように配置されたブレーキピストン84と、ケーシング60の延出部60Aとの間で、図示しない貫通ピンによって円周方向に固定されるとともに、貫通ピンに沿って軸方向に移動可能とされている。
一方、回転摩擦板78Bは、ロータ66と一体的に回転するモータ出力軸70側に組み込まれ、出力軸70と一体的に回転可能である。出力軸70の外周には、軸方向に沿ってスプライン70Bが形成されており、回転摩擦板78Bの内周端がスプライン70Bと係合している。これにより、回転摩擦板78Bは、出力軸70とスプライン70Bを介して円周方向に一体化されると共に、出力軸70の軸方向に沿って移動可能となっている。回転摩擦板78Bの表面には、摩擦シート(図示せず)が接着されている。
ブレーキピストン84は、油路86を介して図示しない油圧機構と連通するシリンダ内で摺動するように配置されている。油圧機構から油路86を介してシリンダ内に圧油が供給され、固定摩擦板78Aをブレーキピストン84が軸方向に押圧するように構成されている。
IPMモータ12のロータ66、出力軸70、ブレーキ機構14の摩擦板78A、78B、減速機10の入力軸16は、全て同軸に配置される。
IPMモータ12およびブレーキ機構14は、共に湿式で構成され、かつ減速機10、IPMモータ12、およびブレーキ機構14の内部空間は密閉された一続きの空間となっている。この空間内に冷却液が封入されており、冷却液が空間内を流通可能となっている。この冷却液は、IPMモータのロータ66およびステータ64の冷却のみならず、減速機とモータ内の軸受および摺動部の潤滑油の役割も同時に果たしている。なお、冷却液は潤滑油に限定されず、純粋に冷却目的のものであってもよい。
図1には、モータ停止時の冷却液の液面が網掛けによって示されている。本実施形態では、中心軸が水平になった状態で、IPMモータ12の軸受82の一部が浸かる程度の量の冷却液がケーシング60内に封入されている。
IPMモータ12のステータ64に対してロータ66および出力軸70が回転し、出力軸70の回転がスプライン70Aを介して減速機10の入力軸16に伝達される。入力軸16の回転が減速機により減速されて出力される。
続いて、ブレーキ機構14による動力伝達装置100の制動作用を説明する。
所定の制動制御に基づいて、油圧機構から油路86を介してシリンダ内に圧油が供給され、ブレーキピストン84がシリンダ内を減速機側(図中の右方向)に移動する。この結果、最も反減速機側に位置する固定摩擦板78Aがブレーキピストン84に押されて減速機側に移動する。すると、複数の固定摩擦板78Aと回転摩擦板78Bが次々に強い力で接触する。上述したように、固定摩擦板78Aは貫通ピンを介して円周方向に固定されており、回転摩擦板78Bは、出力軸70に組み込まれているスプライン70Bを介して出力軸70と円周方向に一体化されている。そのため、固定摩擦板78Aと回転摩擦板78Bが、回転摩擦板78Bに接着された摩擦シートを介して強く接触することによって、出力軸70の制動作用が発生する。
制動制御が終了すると、シリンダ内の圧油の供給が停止されるため、延出部60Aとブレーキピストン84の間に介在されたばね84Aの復元力により、ブレーキピストン84が元に戻り、各固定摩擦板78Aが元の軸方向位置に復帰する。これに伴って回転摩擦板78Bも元の軸方向位置に復帰し、固定摩擦板78Aと回転摩擦板78Bの接触が解かれて制動作用が消滅する。
図2は、ステータ内周面を外周側から観察した様子を示す概念図である。上述したように、積層鋼板に形成されているスロットの開口部を周方向に少しずつずらして積層することによって、ステータ内周面に複数のスキューKaが形成される。このスキューによりステータ内での磁束密度分布が平滑化されるため、スロット高調波を低減して正弦波に近づけることができ、トルクリップルやコギングといったトルク変動特性を改善することができる。
スキュー角θ(rad、電気角)は、以下の手順で設定される。モータの極数をP、スロット数をSとすると、一般に次式で表されるn次成分の高調波が大きくなる。
n=S/(P/2)±1 (1)
スキュー角θのスキューを設けると、各次数の高調波成分には、次式で算出される係数Ksnが乗じられる。
sn=sin(nθ/2)/(nθ/2) (2)
よって、式(1)で求められるnに対して係数Ksnが0以上1未満のできるだけ小さな値になるように、スキュー角θを設定すればよい。
図1に示すような油浴式モータにおいて、ステータ内周面にスキューを形成すると、以下の現象が生じる。ロータ66が回転すると、ケーシング60内の冷却液はその粘性のためにロータ表面に引きずられ、ロータの回転方向と同じ方向に流れ出す。特に、ロータとステータ間のギャップに存在する冷却液は、ステータ内周面に形成されているスキューKaによって、スキューの傾斜している側へと軸方向に押し出される(図2中の白抜き矢印を参照)。この結果、ロータよりも反減速機側にある空間80Lと減速機側にある空間80Rとで液面の高さが異なる現象が発生する。
空間80L、80Rのいずれの液面が高くなるかは、ロータの回転方向とステータ内周面のスキューの傾斜方向とによって決まる。図3は、図2に示すスキューがステータ内周面に形成されている場合のケーシング内での液面差を説明する概念図である。
図3(a)は、反負荷側(図中の左側)からみて出力軸70が時計回りに回転するときの液面差を示す。この場合、図2中の白抜き矢印の方向に冷却液が流れるので、反減速機側の空間80Lの液面の方が減速機側の空間80Rよりも高くなる。
図3(b)、は反負荷側からみて出力軸70が反時計回りに回転するときの液面差を示す。この場合、図2中の白抜き矢印とは反対方向に冷却液が流れるので、減速機側の空間80Rの液面の方が反減速機側の空間80Lよりも高くなる。
上記のような液面の不均衡はモータの作動中持続する。このため、減速機10およびモータ12内の軸受が冷却液に浸からない状態になり、十分な潤滑性能が確保できなくなるおそれがある。また、モータの主たる発熱源であるコイル68のうち冷却液に浸かる部分が減少するため、モータの放熱性能が低下する。
これを改善すべく、反減速機側の空間80Lと減速機側の空間80Rとを結ぶバイパスを別途形成したり、両空間内の冷却液をポンプ等を用いて強制的に循環させたりする解決手法が考えられる。しかし、これらの手法では、加工費や設備コストが増加したりバイパスが目詰まりしたりするという問題がある。また、ケーシング内に封入する冷却液の量を増加させる解決手法も考えられる。しかし、この手法を採用すると、冷却液の粘性抵抗によるロータの回転負荷が増大し、モータ効率が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、ステータ内周面に形成するスキューの形状を工夫することによって、モータ作動中の冷却液の不均衡を低減するようにした。
図4ないし7は、本実施形態に係るモータのステータ内周面に形成されるスキュー形状の一例を示す図である。これらは、図2と同様に、ステータ内周面を外周側から観察した様子を示す概念図である。
図4は、「く」の字形のスキューKbを示す。スキューKbは、ステータの中間で軸方向に対するスキューの傾きまたは向きが上下に逆転している。こうすることで、スキューが形成されたステータの両端からスキューを構成するスロット内に互いに逆向きに冷却液が流れ込む(図3中の白抜き矢印を参照)ため、流れが相殺されて、反減速機側空間80Lまたは減速機側空間80Rのいずれかでの冷却液面の上昇が生じにくくなる。
スキューKbは、ステータの軸方向長さの中心に対して左右対称に形成されると好ましい。こうすると、ステータの両端からの冷却液の流れの強さが同程度になり、流れが相殺されやすい。
各スキューは、その軸方向の両端部において、ロータに対するステータの位相角が同じであれば、任意の形状をとってよい。また、スキューKbのステータ周方向の長さ、すなわちスキュー角θは、図2に示したような回転軸に対するスキューの方向が一定である従来のスキューKaのステータ周方向の長さと同じであることが好ましい。これにより、スキュー本来の目的であるスロット高調波の低減が、従来のスキューと同程度になる。これは、本実施形態に係るスキューの位相差の最大値および最小値が、スキューの方向が一定である従来のスキューにおける位相差の最大値および最小値と同一であると言い換えることができる。
図4のように、ステータ軸方向の一点でスキューが折れ曲がっていると、ステータスロット内へのコイルまたは絶縁紙の挿入時に、コイルの絶縁被膜や絶縁紙表面に折れ部のエッジで傷を付けてしまい、絶縁性能が低下するおそれがある。そこで、図5に示すように、一点で中心軸に対するスキューの方向が変化するのではなく、スキューの方向が軸方向に連続的に変化するような円弧形状のスキューKcを形成してもよい。これにより、コイルの絶縁被膜や絶縁紙表面に傷が付きにくくなる。なお、この場合も、スキューKcのステータ周方向の長さθは、図2に示した従来のスキューの方向が一定であるスキューKaのステータ周方向の長さと同じであることが好ましい。
なお、円弧形状の部分が、ステータの軸方向全長の一部にだけ存在していてもよい。
スキューのステータ周方向の長さが、図2に示した従来のスキューの方向が一定であるスキューKaのステータ周方向の長さと同じであれば、中心軸に対するスキューの方向変化が複数点存在してもよい。例えば、図6に示すように、その一部が軸と平行な直線であり全体として台形のスキューKdを形成してもよいし、図7に示すように、3箇所で角度変化する折れ線形のスキューKeを形成してもよい。なお、スロット高調波の低減のためには、直線部はなるべく短い方がよい。直線部がステータの一端または両端に存在していてもよい。
ステータ64の内周面ではなく、ロータ66の外周面にスキューが形成されていてもよい。上記の実施形態は、ステータスキューをロータスキューに置き換えることでそのまま適用可能である。また、ステータ64の内周面とロータ66の外周面の両方にスキューが形成されていてもよい。後者の場合、ステータとロータのスキューの捻り方向は同一である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ロータの回転時に、スキューが形成されたステータまたはロータの両端からスキューを構成するスロット内に互いに逆向きに冷却液が流れ込むため、冷却液の流れが相殺されて、ロータ両端のいずれかの空間での冷却液面の上昇が生じにくくなる。よって、ポンプ等の外部装置を用いたりバイパスを形成したりすることなく、冷却液をモータおよび減速機の摺動部に行き渡らせることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、IPMモータの反負荷側にブレーキ機構が配置された構成を例に説明したが、減速機とIPMモータの間にブレーキ機構が配置されている構成であっても本発明を適用することができる。また、これ以外の構成でも、軸受等の摺動部の潤滑油とモータの冷却液とが共通化される任意の構造の油浴式モータに本発明を適用することができる。
実施の形態では、減速機10、IPMモータ12、およびブレーキ機構14が一続きの空間で油浴されていることを述べた。しかしながら、モータのみが油浴されている構成、モータとブレーキ機構のみが油浴されている構成、またはモータと減速機のみが油浴されている構成に対しても、本発明を適用することができる。
10 減速機、 12 IPMモータ、 60 ケーシング、 64 ステータ、 66 ロータ、 70 モータ出力軸、 100 動力伝達装置、 Ka〜Ke ステータスキュー。

Claims (3)

  1. 出力軸を有するロータと、コイルが巻回されたステータと、前記ロータおよび前記ステータを収容し冷却液が封入されたケーシングと、前記出力軸を回転自在に支持する軸受とを備え、ロータおよびステータの少なくとも一方にスキューが形成されたモータであって、
    前記ケーシング内には、前記出力軸を水平にした状態にあるとき、前記軸受が浸かる量の冷却液が封入され、
    前記ロータまたは前記ステータの軸方向全長において、該軸方向に対するスキューの方向が逆転しており、
    記ロータが時計回り及び反時計回りのいずれの方向に回転したときでも、前記軸受が前記冷却液に浸かるように前記スキューが形成されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記ロータまたは前記ステータの軸方向両端においてロータとステータの位相角が同じ状態にあり、前記スキューの位相差の最大値および最小値が、スキューの方向が一定である場合のスキューの位相差の最大値および最小値と一致するように、前記スキューが形成されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. モータと減速機とを備える動力伝達装置であって、
    前記モータは、出力軸を有するロータと、コイルが巻回されたステータと、前記ロータおよび前記ステータを収容し冷却液が封入されたケーシングとを備え、
    前記ロータおよびステータの少なくとも一方にはスキューが形成され、
    前記減速機は、前記ケーシングの内部空間と一続きの内部空間を有し、
    前記ロータが時計回り及び反時計回りのいずれの方向に回転したときでも、前記減速機の内部の摺動部が前記冷却液に浸かるように前記スキューが形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
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