JP6278453B2 - グリルバーナ - Google Patents

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本発明は、グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナに関する。
従来、この種のグリルバーナとして、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板と、バーナ本体の一側面に接続される混合管とを備え、混合管は、バーナ本体に連続する板金製の上側半部と、燃焼板に連続する板金製の下側半部とを上下に重ね合わせて構成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、グリルバーナを、バーナ本体及び混合管の上側半部の構成材料である板材と、燃焼板及び混合管の下側半部の構成材料である板材との2枚の板材だけで構成でき、コストダウンを図ることができる。
また、従来のグリルバーナでは、一般的に、混合管がバーナ本体の一側面からこれに直交する側方にのびているが、これでは混合管の上流端の流入口がバーナ本体から側方にかなり離れてしまう。そこで、混合管を、上流端の流入口からバーナ本体の一側面と平行してその長手方向にのびる上流側管部分を有し、上流側管部分よりも下流側に位置する下流側管部分がバーナ本体の一側面側に湾曲して当該一側面に接続されるように形成したものも知られている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、混合管の上流端の流入口がバーナ本体の一側面から然程離れず、コンパクト化を図ることができる。
然し、上記の如くバーナ本体に連続する板金製の上側半部と、燃焼板に連続する板金製の下側半部とを上下に重ね合わせて混合管を構成するものにおいて、混合管の上流側管部分をバーナ本体の一側面と平行にする場合には、燃焼板から上流側管部分にグリルバーナを構成する2枚の板材を介して伝わる伝熱量が増大してしまう。その結果、上流側管部分の温度が高くなって内圧が上昇し、一次空気の吸引不良を生じやすくなって、安定した燃焼性能を得られなくなる。
特開2011-7442号公報 特開平10−339411号公報
本発明は、以上の点に鑑み、一次空気の吸引不良を生ずることなくコンパクト化を図ることができるようにしたグリルバーナを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナであって、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板と、バーナ本体の一側面に接続される混合管とを備え、混合管は、バーナ本体に連続する板金製の上側半部と、燃焼板に連続する板金製の下側半部とを上下に重ね合わせて構成されるものにおいて、バーナ本体の一側面の長手方向をX軸方向として、混合管は、その上流端の流入口からバーナ本体の一側面と平行してX軸方向一方にのびる上流側管部分を有し、上流側管部分よりも下流側に位置する下流側管部分がバーナ本体の一側面側に湾曲して当該一側面に接続されるように形成され、流入口のX軸方向位置は、バーナ本体の一側面におけるX軸方向他方の端縁までの範囲内に存し、バーナ本体及び混合管の上側半部の構成材料である板材と、燃焼板及び混合管の下側半部の構成材料である板材とに、バーナ本体の一側面と上流側管部分との間に位置する切欠きが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、混合管の上流側管部分がバーナ本体の一側面と平行に配置されるため、コンパクト化を図ることができる。更に、上流側管部分をバーナ本体の一側面と平行に配置しても、バーナ本体の一側面と上流側管部分との間に位置する板材の部分に切欠きが形成されるため、燃焼板から上流側管部分への板材を介しての伝熱が抑制される。従って、上流側管部分の温度は然程高くならず、上流側管部分の内圧上昇で一次空気の吸引不良を生ずることを防止でき、安定した燃焼性能を得られる。
ところで、バーナ本体の一側面の混合管の接続部からX軸方向と直交方向に混合気が流入すると、流入した混合気がバーナ本体の一側面に対向する他側面に当たって接続部側に跳ね返り、接続部の圧力が上昇して混合管の内圧も上昇し、一次空気の吸引不良を生ずる虞れがある。
そのため、本発明において、混合管の下流側管部分は、下流側管部分の中心軸線がX軸方向にUターン状に湾曲してバーナ本体の一側面に達するように形成されることが望ましい。これによれば、バーナ本体の一側面の混合管の接続部からX軸方向の方向成分を持って混合気が流入し、バーナ本体の他側面に当たって接続部側に跳ね返る混合気の量が減少する。そのため、接続部側への混合気の跳ね返りに起因する混合管の内圧上昇が抑制され、一次空気の吸引不良をより確実に防止できる。
本発明の実施形態のグリルバーナを具備するグリルの斜視図。 実施形態のグリルバーナの平面図。 実施形態のグリルバーナの底面図。 図2のIV−IV線で切断した断面図。
図1を参照して、1は、前面に開閉自在なグリル扉1aを有するグリル庫を示している。グリル庫1の天井部1bには、本発明の実施形態のグリルバーナ2が配置されており、グリル庫1内の図示省略したグリル皿上の焼き網に載置した被調理物がグリルバーナ2により焼成される。
図2乃至図4も参照して、グリルバーナ2は、下面が開放された偏平箱形で平面視矩形の板金製のバーナ本体3と、バーナ本体3の下面を覆うようにバーナ本体3に固定される多数の炎孔4aを有する板金製の燃焼板4と、バーナ本体3の長辺に沿う面である横方向の一側面(右側面)3aに接続される混合管5とを備えている。混合管5は、バーナ本体3に一体に連続する板金製の上側半部5aと、燃焼板4に一体に連続する下側半部5bとを上下に重ね合わせて構成されている。
これによれば、グリルバーナ2は、バーナ本体3及び混合管5の上側半部5aの構成材料である板材2aと、燃焼板4及び混合管5の下側半部5bの構成材料である板材2bとの2枚の板材だけで構成でき、コストダウンを図ることができる。尚、板材2aは、バーナ本体3の周縁の外側及び混合管5の上側半部5aの側縁の外側に張り出すフランジ部を有し、同様に板材2bは、燃焼板4の周縁の外側及び混合管5の下側半部5bの側縁の外側に張り出すフランジ部を有し、板材2aのフランジ部の下面に板材2bのフランジ部を突き合せた状態で板材2aのフランジ部の外縁をヘミング加工して、板材2aのバーナ本体3の部分と混合管5の上側半部5aの部分とに夫々板材2bの燃焼板4の部分と混合管5の下側半部5bの部分とを固定している。
また、本実施形態では、バーナ本体3の一側面3aの長手方向(前後方向)をX軸方向として、混合管5は、その上流端の流入口51からバーナ本体3の一側面31と平行してX軸方向にのびる上流側管部分52を有している。そして、上流側管部分52よりも下流側に位置する下流側管部分53がバーナ本体3の一側面3a側に湾曲して当該一側面3aに接続されるように混合管5を形成している。これによれば、混合管53の流入口51がバーナ本体3の一側面3aから然程離れず、グリルバーナ2のコンパクト化を図ることができる。
更に、本実施形態では、板材2aと板材2bとに、バーナ本体3の一側面3aと混合管5の上流側管部分52との間のフランジ部に位置する切欠き2cを形成している。ここで、切欠き2cが無いと、燃焼板4から上流側管部分52に板材2a、2bを介して伝わる伝熱量が増大し、上流側管部分52の温度が高くなって内圧が上昇し、一次空気の吸引不良を生じやすくなって、安定した燃焼性能を得られなくなる。これに対し、本実施形態では、燃焼板4から上流側管部分52への板材2a、2bを介しての伝熱が切欠き2cによって抑制される。従って、上流側管部分52の温度は然程高くならず、上流側管部分52の内圧が上昇して一次空気の吸引不良を生ずることがなく、安定した燃焼性能を得られる。
尚、バーナ本体3の一側面3aの混合管5の接続部からX軸方向と直交方向に混合気が流入すると、流入した混合気がバーナ本体3の一側面3aに対向する他側面(左側面)3bに当たって接続部側に跳ね返り、接続部の圧力が上昇して混合管5の内圧も上昇し、一次空気の吸引不良を生ずる虞れがある。
そこで、本実施形態では、混合管5の下流側管部分53を、下流側管部分53の中心軸線53aがX軸方向にUターン状に湾曲してバーナ本体3の一側面3aに達するように形成している。これによれば、バーナ本体3の一側面3aの混合管の接続部からX軸方向の方向成分を持って混合気が流入し、バーナ本体3の他側面3bに当たって接続部側に跳ね返る混合気の量が減少する。そのため、接続部側への混合気の跳ね返りに起因する混合管5の内圧上昇が抑制され、一次空気の吸引不良をより確実に防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、混合管5の上側と下側の各半部5a、5bを夫々バーナ本体3や燃焼板4に一体の板で構成しているが、バーナ本体3や燃焼板4に連続するように溶接等で結合した板で各半部5a、5bを構成すること、即ち、バーナ本体3及び混合管5の上側半部5aの構成材料である板材や、燃焼板4及び混合管5の下側半部5bの構成材料である板材として、夫々2枚の板を結合した合わせ板材を用いることも可能である。また、上記実施形態では、バーナ本体3の長辺に沿う横方向の一側面3aに混合管5を接続しているが、バーナ本体3の短辺に沿う前後一側面に混合管を接続してもよい。
2…グリルバーナ、2a、2b…板材、2c…切欠き、3…バーナ本体、3a…一側面、4…燃焼板、4a…炎孔、5…混合管、5a…上側半部、5b…下側半部、51…流入口、52…上流側管部分、53…下流側管部分、53a…下流側管部分の中心軸線。

Claims (2)

  1. グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナであって、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板と、バーナ本体の一側面に接続される混合管とを備え、混合管は、バーナ本体に連続する板金製の上側半部と、燃焼板に連続する板金製の下側半部とを上下に重ね合わせて構成されるものにおいて、
    バーナ本体の一側面の長手方向をX軸方向として、混合管は、その上流端の流入口からバーナ本体の一側面と平行してX軸方向一方にのびる上流側管部分を有し、上流側管部分よりも下流側に位置する下流側管部分がバーナ本体の一側面側に湾曲して当該一側面に接続されるように形成され、流入口のX軸方向位置は、バーナ本体の一側面におけるX軸方向他方の端縁までの範囲内に存し、
    バーナ本体及び混合管の上側半部の構成材料である板材と、燃焼板及び混合管の下側半部の構成材料である板材とに、バーナ本体の一側面と上流側管部分との間に位置する切欠きが形成されていることを特徴とするグリルバーナ。
  2. 前記下流側管部分は、下流側管部分の中心軸線がX軸方向にUターンして前記バーナ本体の一側面に達するように形成されることを特徴とする請求項1記載のグリルバーナ。
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