JP6278396B2 - 電子装置、報知方法および報知プログラム - Google Patents

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本発明は、表示面に対して第1の方向と第1の方向とは異なる第2の方向とに異なる画面を表示することが可能なデュアルビューディスプレイを備える電子装置に関し、特に、そのタッチ操作に対する報知方法および報知プログラムに関するものである。
従来より、図7に示すように1つのディスプレイDPに対して第1の方向から見える画面(A画面)と第1方向とは異なる第2の方向から見える画面(B画面)とを異ならせて表示させることができるデュアルビューディスプレイが存在する(A画面とB画面の表示内容は異なる)。例えば、これを自動車等のセンターコンソール部に搭載した車載ナビゲーション装置に利用し、運転席側に座る人(運転者)に対してナビゲーション画面を表示し、助手席側に座る人(助手席同乗者)に対してDVDやテレビ放送などの映像を表示することができる。
また、近年の車載ナビゲーション装置では、ディスプレイの前面にタッチパネルを設けておき、画面上に表示された操作キーをタッチすることで、その操作キーに割り当てられた操作コマンドを実行することが可能となっている。
例えば、特許文献1および特許文献2に、運転席側からの操作か助手席側からの操作かを判断し、運転席側からの操作であれば運転席側に表示されている画面(機能)の操作に対する制御を実行し、助手席側からの操作であれば助手席側に表示されている画面(機能)の操作に対する制御を実行する技術が開示されている。
特開2006−151364号公報 特開2008−114772号公報
上述するタッチパネル付デュアルビューディスプレイは、運転席側と助手席側とで異なる画面が表示されるため、例えば、助手席同乗者が所望の操作をしようとその表示面に手を伸ばすと、運転者からは、助手席同乗者がどのような機能の画面を見ていて、何の操作をしようとしているかが分からないことになる。特に、運転者が見ている画面と助手席同乗者が見ている画面とで、操作しようとしている位置に表示されている操作キーが異なる場合、運転者は、助手席同乗者が間違った操作をしているものと勘違いしてしまう可能性や、なぜそのような操作をするのか気になってしまうことがある。これにより、運転者に不安感を与え、運転に支障をきたしてしまう。
このようなことは、車載用に限らず、デュアルビューディスプレイを搭載した各種電子装置および電子システムでも同様に発生し、操作した方向とは異なる方向の画面を見ているユーザにとっては、何の操作をしようとしているかが分からず、不安感を与えてしまう。
上述する特許文献1および特許文献2はこのような課題を解決するための構成を何ら示すものではない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて創作されたものであり、その目的は、異なる方向に対して複数の画面を表示可能なディスプレイを備えた電子装置において、操作をしようとするユーザとは別のユーザに対する不安感を低減させることができる電子装置、報知方法および報知プログラムを提供することにある。
本発明の電子装置は、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示面へのタッチ操作を受け付ける入力手段と、前記入力手段に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知する報知手段と、を有する。
あるいは、本発明の電子装置は、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示面へのタッチ操作を受け付ける入力手段と、前記入力手段に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出する検出手段と、前記検出手段により前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知し、前記検出手段により前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知する報知手段と、を有する。
さらに、前記電子装置は、前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較する比較手段を含み、前記報知手段は、前記比較手段により第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する。
そして、前記報知手段は、前記操作情報を表すメッセージを少なくとも画像出力または音声出力のいずれか一方により報知する。
好ましくは、前記コンテンツ画像には、当該コンテンツに対する操作コマンドを割り当てた操作キーが少なくとも1以上配置されており、前記検出手段は、さらに、前記タッチ操作がされる前記表示面の位置を検出し、前記報知手段は、前記検出手段により検出された位置に、前記第1のコンテンツ画像および前記第2のコンテンツ画像の両方に前記操作キーが配置されているとき、前記操作情報の報知を行う。
さらに、前記報知手段は、前記第1のコンテンツ画像の前記タッチ操作の位置にある操作キーに割り当てられた操作コマンドと、前記第2のコンテンツ画像の前記タッチ操作の位置にある操作キーに割り当てられた操作コマンドと、が異なるとき前記操作情報の報知を行うようにする。
好ましくは、前記報知手段は、前記他方のコンテンツ画像の重複する位置にある操作キーの表示形態を変形させる、あるいは、非表示にすることで前記操作情報の報知を行う。
前記電子装置は、車両に搭載され、運転席と助手席の中間部分に設置されており、前記第1の視野方向は助手席側からの視野方向であり、前記第2の視野方向は運転席側からの視野方向である。
また、前記検出手段は、赤外光、超音波および電磁波による近接センサ、前記表示手段の表示面前方を撮像する撮像手段、または、静電容量式タッチパネルからなる前記入力手段のうち少なくともいずれか1からの出力信号に基づき、前記タッチ操作の方向および/または位置を検出する。
そして、前記電子装置は、前記コンテンツとして、ナビゲーションコンテンツ、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、テレビコンテンツ、ラジオコンテンツのうち少なくとも2種類以上の機能を制御する。
本発明の電子装置の報知方法は、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出するステップと、前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、を有する。
あるいは、本発明の電子装置の報知方法は、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出するステップと、前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知し、前記検出するステップにより前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、を有する。
本発明の電子装置の報知プログラムは、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出するステップと、前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、を実行させる。
あるいは、本発明の電子装置の報知プログラムは、表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出するステップと、前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知し、前記検出するステップにより前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、を実行させる。
本発明によれば、第1の視野方向からの操作がされようとしているかを検出し、第1の視野方向からの操作が検出されたとき、第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に対して、第1の視野方向から操作がされようとしていることを報知するようにしたため、操作するユーザとは異なる方向の画面を見ているユーザの不安感を低減させることができる。
また、第1の視野方向または第2の視野方向のいずれから操作されようとしているかを検出し、第1の視野方向からの操作が検出されたとき、第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に対して、第1の視野方向から操作されようとしていることを報知し、一方、第2の視野方向からの操作が検出されたとき、第2の視野方向とは異なる第2の視野方向に対して、第2の視野方向から操作されようとしていることを報知するようにしたため、操作するユーザとは異なる方向の画面を見ているユーザの不安感を低減させることができる。
本発明の実施例に係る車載ナビゲーション装置1の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る物体検出部60の構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る車載ナビゲーション装置1の制御部100により実行されるタッチ操作報知制御の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係るタッチ操作報知の表示例を示す図であり、図4(a)は詳細なメッセージ表示の例を示し、図4(b1)は対象の操作キーを非表示にした例を示し、図4(b2)は、対象の操作キーをマスキングした例を示し、図4(c)は簡易なメッセージ表示の例を示す。 本発明の実施例に係る車載ナビゲーション装置1のタッチ操作報知制御の動作フローを示す図である。 本発明の実施例に係る車載ナビゲーション装置1のタッチ操作報知制御の具体例を示す図である。 デュアルビューディスプレイの2画面表示機能を表す図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の電子装置は、自動車等の移動体上に固定的に搭載されるもの、ユーザによって移動体に持ち込むことができるもの、あるいは、移動体から着脱可能なもののいずれであってもよい。本発明の電子システムは、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータ、パームトップ型コンピュータ、多機能携帯電話端末(スマートフォン)、携帯電話端末、車載システム、ナビゲーションシステム、車載装置、ナビゲーション装置において、実施することができる。
以下の説明では、電子装置の一例として、移動体としての車両に搭載された車載ナビゲーション装置を一例にとって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る車載ナビゲーション装置1のシステム構成例を示すブロック図である。同図に示すように、車載ナビゲーション装置1は、GPS受信機10と、自律航法センサ11と、ユーザインタフェースを構成する操作部20と、目的地までの経路案内などの各種ナビゲーション機能を実行するナビゲーション部30と、オーディオデータやビデオデータの再生などの各種オーディオ機能を実行するオーディオ・ビジュアル部(以下、AV部)31と、テレビやラジオを受信し再生する各種放送受信機能を実行する放送受信部32と、デュアルビューディスプレイ40に画面を表示させる表示出力部41と、スピーカ50から音声を出力させる音声出力部51と、手や指などの物体を検出する物体検出部60と、各種データを記憶するデータメモリ70と、各種プログラムやアプリケーションを格納するプログラムメモリ71と、車載ナビゲーション装置1の各部を制御する制御部100と、を含んで構成される。
但し、図1に示す車載システムの構成は一例であることに留意すべきである。例えば、ナビゲーション部30、AV部31、放送受信部32の他、音声通話などの電話通信機能を実行する電話通信部、その他アプリケーションソフトウェアを実行するアプリ実行部など各種機能を実行する機能部を統合的に備えるものであってもよい。
GPS受信機10は、GPS衛星から配信されるGPS信号(時刻や軌道に関する情報)を受信し、受信したGPS信号を、制御部100に出力する。
自律航法センサ11は、車両の回転角度を検出するジャイロなどの角度センサや一定走行距離毎にパルスを発生する距離センサなどにより構成され、車両の速度、角速度や自車方位などを検出し、この検出信号を制御部100に出力する。なお、これらの情報は、車両と接続するための通信バス(図示しない)を介して、車両に備え付けられた自律航法センサから取得するような構成であってもよい。
操作部20は、車載ナビゲーション装置1における各種指示操作を受け付けるためのものであり、各種スイッチ類、デュアルビューディスプレイ40に取り付けられたタッチパネルやトラックパッドなどの各種ポインティングデバイス、マイクロフォンなどの音声入力装置等により構成され、操作内容に応じた操作信号を制御部100に出力する。本実施例において、操作部20は、デュアルビューディスプレイ40に取り付けられたユーザからの入力を受け取るタッチパネルを少なくとも含んで構成される。
ナビゲーション部30は、GPS受信機10からのGPS信号や自律航法センサ11からの検出信号に基づき、自車位置を算出する自車位置算出機能(本発明に係る電子装置が車載用ではないときは現在位置算出機能)、所望の地点や施設を検索する目的地検索機能、目的地までの最適な経路を探索する経路探索機能、探索された経路の誘導案内を行う誘導案内機能、自車位置(または現在位置)周辺の地図画像や経路が描画された地図画像などを描画する地図描画機能など、車載ナビゲーション装置1の各種ナビゲーション機能を実行する。
ナビゲーション部30が動作されるとき、制御部100は、各種ナビゲーション機能により生成された画像データを表示出力部41に出力するとともに、音声データを音声出力部51に出力する。
AV部31は、各種記憶媒体からオーディオデータを読み出し、これを再生するオーディオ再生機能と、各種記憶媒体からビデオデータを読み出し、これを再生するビデオ再生機能など、車載ナビゲーション装置1の各種AV機能を実行する。
AV部31が動作されるとき、制御部100は、各種AV機能により各種画像データ、映像データを表示出力部41に出力するとともに、音声データを音声出力部51に出力する。
AV部31が実行するオーディオ再生機能は、CD、DVD、ブルーレイディスク、メモリ媒体、データメモリ70、図示しないデータ通信部によってネットワークを介して接続された外部サーバなどに記憶されたオーディオデータ(音声データやオーディオ情報など)を、上記記憶媒体から取得し、制御部100は、AV部31からこれらの信号を受け取り、オーディオ情報に基づく画像データを表示出力部41に出力するとともに、音声データを音声出力部51に出力する。また、AV部31が実行するビデオ再生機能では、CD、DVD、ブルーレイディスク、メモリ媒体、データメモリ70、図示しないデータ通信部によってネットワークを介して接続された外部サーバなどに記憶されたビデオデータ(音声データや映像データ、ビデオ情報など)を、上記記憶媒体から取得し、制御部100は、AV部31からこれらの信号を受け取り、映像データおよびビデオ情報に基づく画像データを表示出力部41に出力するとともに、音声データを音声出力部51に出力する。
放送受信部32は、図示しないアンテナを含んで構成され、所定のチャンネル(周波数)のテレビ放送波を受信し、このテレビ放送の番組を再生するテレビ再生機能と、所定のチャンネル(周波数)のラジオ放送波を受信し、このラジオ放送の番組を再生するラジオ再生機能など、車載ナビゲーション装置1の放送受信機能を実行する。
放送受信部32が動作されるとき、制御部100は、各種放送受信機能により抽出した映像データを表示出力部41に出力するとともに、音声データを音声出力部51に出力する。
放送受信部32が実行するテレビ再生機能は、ユーザによって選択されたチャンネルの地上波デジタル放送を受信し、受信したテレビ放送をデコードし、音声信号、映像信号、電子番組情報(EPG)、文字データなどを抽出する。そして、制御部100は、放送受信部32からこれらの信号を受け取り、受信したテレビ放送の番組の映像データを表示出力部41に出力するとともに、受信したテレビ放送の番組の音声データを音声出力部51に出力する。また、放送受信部32が実行するラジオ再生機能は、ユーザによって選択されたチャンネルのラジオ放送を受信し、受信したラジオ放送をデコードし、ステレオ信号、モノラル信号、多重化された文字信号などを抽出する。制御部100は、放送受信部32からこれらの信号を受けとり、受信したラジオ放送の番組の音声データを音声出力部51に出力する。
デュアルビューディスプレイ40は、ディスプレイ上に視差バリアと呼ばれるフィルタを設置し、バックライトからの光の向きを左右に分離することで、表示面に対して左右などの異なる方向に異なる画面を同時に表示するものである。なお、このデュアルビューディスプレイ40では、左右など異なる方向に同じ画面を表示することで、通常のシングルビューディスプレイとして利用することもできる。
以下、本実施例に係る車載ナビゲーション装置1に備わるデュアルビューディスプレイ40は、車両前方中央部(センターコンソール部)に取り付けられ、運転席側と助手席側から見る方向の画面が異なるように表示可能に構成されている例を説明する。
表示出力部41は、制御部100から出力される画像データや映像データを、運転席側から見える画面(運転席画面)と助手席側から見える画面(助手席画面)にそれぞれ表示させる画像を切り分け、表示出力制御を実行する。
具体的には、表示出力部41は、制御部100から出力される運転席画像をデュアルビューディスプレイ40の運転席側から見える運転席画面に表示させ、制御部100から出力される助手席画像をデュアルビューディスプレイ40の助手席側から見える運転席画面に表示させる。
音声出力部51は、制御部100から出力される音声データをD/A変換および増幅制御を行い、スピーカ50から音声を出力する。さらに、音声出力部51は、車両に複数台のスピーカ50が搭載されているとき、音声を出力させるスピーカ50を選択し、その選択されたスピーカ50のみから音声出力する制御を行うこともできる。
物体検出部60は、赤外線LED等からの光を検出する光学式や、そのほか誘導型、静電容量型、超音波型、電磁波型などの方式の近接センサにより構成され、デュアルビューディスプレイ40の前面の領域に手や指などの物体が進入したときに、それを検出し、検出信号を制御部100に出力する。
例えば、赤外線による光学式近接センサであれば、赤外線を照射する発光素子と、その照射された赤外線が手や指などの物体に当たって反射してくる赤外線を受光する受光素子と、を含んで構成され、受光素子が赤外線を受光したときに、デュアルビューディスプレイ40の前面の領域に手や指などの物体が進入したことを検出し、その検出信号を制御部100に出力する。
さらに、物体検出部60は、デュアルビューディスプレイ40の表示面に手や指などの物体が接近したときに、その位置を検出し、検出信号を制御部100に出力する。
この物体検出部60は、上述する近接センサの他に、デュアルビューディスプレイ40の前面を撮像するカメラや、操作部20を構成する静電容量式タッチパネルなど、デュアルビューディスプレイ40の前面の物体の検出や表示面への物体の接近を検出できるものであれば、物体検出部60として利用することも可能である。
例えば、物体検出部60がカメラで構成される場合には、このカメラによりデュアルビューディスプレイ40の前面が撮像され、撮像された画像を解析し、手や指などの物体の進入および接近を検出する。また、物体検出部60が静電容量式タッチパネルで構成される場合には、デュアルビューディスプレイ40の前面に設けた静電容量式タッチパネルが、手や指などの物体の進入および接近により生じる静電容量の変化を検出することで、手や指などの物体の進入および接近を検出するように構成される。
好ましい態様としては、物体検出部60は、図2に示すように、赤外線による光学式近接センサ(発光素子SE1および受光素子SE2をペアとする複数組の発光素子および受光素子)を、デュアルビューディスプレイ40を固定するためのフレームFL前面の前後左右の複数の位置に設け、そして、操作部20の機能を備えた静電容量式タッチパネルLC(基板上に、ITOなどの透明電極から構成された2つの電極が対になるように電極パターンが形成される)をデュアルビューディスプレイ40の前面に設けておく。そして、光学式近接センサにより、デュアルビューディスプレイ40の前面に進入してきた手や指などの物体が検出され、また、静電容量式タッチパネルLCによって、デュアルビューディスプレイ40の表示面に接近した手や指などの物体が検出される。
なお、物体検出部60は、デュアルビューディスプレイ40の前面への物体の進入の検出およびデュアルビューディスプレイ40の表示面への物体の接近の検出を、各種近接センサ、カメラ、静電容量式タッチパネルのいずれか1つによりその両方の検出するようにしてもよく、それぞれ異なるもので構成し、検出するようにしてもよい。
データメモリ70は、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリなどの記憶装置であり、地図データを格納する地図データベース(地図DB)、オーディオデータやビデオデータなどを格納するコンテンツデータベース(コンテンツDB)などを記憶する。
プログラムメモリ71は、制御部100が実行する各種プログラムデータやアプリケーションデータを格納する。
制御部100は、中央処理装置、マイクロコンピュータ、またはマイクロプロセッサなどの装置を含み、プログラムメモリ71に記憶されたプログラムやアプリケーションを実行し、車載ナビゲーション装置1の各部を制御する。
次に、本発明の実施例1に係る車載ナビゲーション装置1のタッチ操作の報知制御方法に関する機能的な機能ブロック図を、図3に示す。同図に示すように、タッチ操作の報知制御の機能ブロックは、運転席画像生成部110と、助手席画像生成部111と、操作方向特定部112と、コンテンツ比較部113と、操作位置予測部114と、操作コマンド比較部115と、報知制御部116と、を含んで構成される。好ましい態様では、図3に示すようなタッチ操作の報知制御方法に関する機能は、制御部100がプログラムまたはアプリケーションを実行することにより実施される。
運転席画像生成部110は、ナビゲーション部30によるナビゲーション機能、AV部31によるAV機能(オーディオ再生機能、ビデオ再生機能)、放送受信部32による放送受信機能(テレビ再生機能、ラジオ再生機能)により制御部100から出力された画像データ、映像データ、その他の情報に基づき、運転席画像を生成する。このとき、運転席画面の機能に対する各種操作キーを運転席画像に重畳させる。そして、運転席画像生成部110は、生成した運転席画像を表示出力部41に出力し、表示出力部41がその運転席画像を運転席側の視野方向から見える画面(運転席画面)に表示させる。また、運転席画像生成部110は、生成した運転席画像をコンテンツ比較部113に提供する。
例えば、運転席画像生成部110は、ユーザ操作により運転席画面にナビゲーション機能の地図画像の表示させる指示を受け、ナビゲーション部30から出力される地図画像に基づき、この地図画像を運転席画像として生成する。このとき、運転席画像生成部110は、ナビゲーション機能を操作するための操作キー(例えば、縮尺変更キーや周辺施設検索キー)および車載ナビゲーション装置1の全体を操作するための操作キー(例えば、機能切り替えを行うメニューキーなど)をこの地図画像に重畳させた運転席画像を生成する。
助手席画像生成部111は、ナビゲーション部30によるナビゲーション機能、AV部31によるAV機能(オーディオ再生機能、ビデオ再生機能)、放送受信部32による放送受信機能(テレビ再生機能、ラジオ再生機能)により制御部100から出力された画像データ、映像データ、その他の情報に基づき、助手席画像を生成する。このとき、助手席画面の機能に対する各種操作キーを助手席画像に重畳させる。そして、助手席画像生成部111は、生成した助手席画像を表示出力部41に出力し、表示出力部41がその助手席画像を助手席側の視野方向から見える画面(助手席画面)に表示させる。また、助手席画像生成部111は、生成した助手席画像をコンテンツ比較部113に提供する。
例えば、助手席画像生成部111は、ユーザ操作により助手席画面に放送受信機能のテレビ放送の表示させる指示を受け、放送受信部32から出力されるテレビ放送の映像データに基づき、この映像データを助手席画像として生成する。このとき、助手席画像生成部111は、テレビ放送機能を操作するための操作キー(例えば、チャンネル切り替えキーや音量切り替えキーなど)および車載ナビゲーション装置1の全体を操作するための操作キー(例えば、機能切り替えを行うメニューキーなど)をこの映像データに重畳させた助手席画像を生成する。
操作方向特定部112は、デュアルビューディスプレイ40の表示面に対して運転席側からタッチ操作しようとしているか、助手席側からタッチ操作しているかを、物体検出部60からの検出信号に基づき、操作方向として特定する。そして、操作方向特定部112は、特定した検出信号を操作方向としてコンテンツ比較部113、操作位置予測部114および報知制御部116に提供する。
例えば、操作方向特定部112は、助手席同乗者が操作しようとして、デュアルビューディスプレイ40の前面に手を伸ばすと、物体検出部60によりそれが検出され、その検出信号に基づき、操作がされようとしている方向(操作方向)が助手席側であることを特定し、コンテンツ比較部113、操作位置予測部114および報知制御部116に特定した操作方向を提供する。
操作方向特定部112は、物体検出部60が赤外線による光学式近接センサで構成される場合、物体検出部60から提供される受光素子の検出信号に基づき、運転席側に設置された受光素子が赤外線を検出したとき、運転席側からの操作であると特定し、一方、助手席側に設置された受光素子が赤外線を検出したとき、助手席側からの操作であると特定する。
また、操作方向特定部112は、物体検出部60がカメラで構成される場合、物体検出部60から提供される画像に基づき、画像認識によりデュアルビューディスプレイ40に対して、手や指などの物体が運転席側から進入してきたか助手席側から進入してきたかを特定し、それに基づき、操作方向を特定する。また、操作方向特定部112は、物体検出部60が静電容量式タッチパネルで構成される場合、物体検出部60から提供される静電容量の変化に基づき、運転席側の静電容量の変化が検出されたとき、運転席側からの操作であると特定し、一方、助手席側の静電容量の変化が検出されたとき、助手席側からの操作であると特定する。
コンテンツ比較部113は、運転席画像生成部110から提供されるコンテンツ画像と、助手席画像生成部111から提供されるコンテンツ画像が同じであるか否かを比較し、その比較結果を報知制御部116に提供する。
例えば、コンテンツ比較部113は、運転席画像生成部110により地図画像が運転席画像として生成され、助手席画像生成部111によりテレビ映像が助手席画像として生成されている場合、運転席画像と助手席画像のコンテンツ画像は異なると判断し、その比較結果を報知制御部116に提供する。また、コンテンツ比較部113は、運転席画像生成部110により地図画像が運転席画像として生成され、助手席画像生成部111により地図画像が助手席画像として生成されている場合、運転席画像と助手席画像のコンテンツ画像は同じであると判断し、その比較結果を報知制御部116に提供する。
以下の説明では、コンテンツ比較部113は、運転席画像と助手席画像が同じコンテンツ画像であるか否かに基づき、コンテンツの比較を行っているが、これに限らず、例えば、ナビゲーション部30、AV部31、放送受信部32のいずれから出力された画像であるか否かを比較するようにしてもよく、また、運転席側と助手席側とで上記いずれの機能が実行されているか否かを比較するようにしてもよい。
操作位置予測部114は、物体検出部60からの検出信号に基づき、デュアルビューディスプレイ40の表示面に接近する手や指などの物体の位置を特定し、ユーザがタッチ操作しようとしている位置(操作予測位置)を予測する。操作位置予測部114は、予測した操作予測位置を操作コマンド比較部115および報知制御部116に提供する。
具体的には、物体検出部60が静電容量式のタッチパネルで構成されている場合、操作位置予測部114は、物体検出部60が検出した静電容量の変化に基づき、ユーザの手や指などがデュアルビューディスプレイ40に接近したときの静電容量の初期状態(画面の近傍に物体が存在しない状態)からの変化量を検知する。この変化量は、ユーザの手や指が画面に近づくほど大きくなるので、その大きさに基づき、操作予測位置の予測を行う。また、光学式近接センサの検出結果を併用し、操作予測位置の予測を行うようにしてもよい。
操作コマンド比較部115は、操作位置予測部114が予測した操作予測位置に表示されている運転席画像の操作キーに割り当てられた操作コマンドと助手席画像の操作キーに割り当てられた操作コマンドが同じであるか異なるかを比較し、その比較結果を報知制御部116に提供する。
具体的には、操作コマンド比較部115は、操作方向特定部112によって特定された操作方向に表示される画像(例えば、助手席画像)上の操作予測位置に表示されている操作キーを特定するとともに、上記操作方向とは反対方向に表示される画像(例えば、運転席画像)上の操作予測位置に表示されている操作キーを特定する。そして、操作コマンド比較部115は、この2つの操作キーに割り当てられた操作コマンドが同じであるか異なるかを比較し、その比較結果を報知制御部116に提供する。
このとき、上述する操作方向とは反対方向に表示させる画像上の操作予測位置に操作キーが表示されていない場合(その位置を操作しても何の操作コマンドも割り当てられていない場合)には、その比較結果として異なる旨の情報を報知制御部116に提供する。
以下、実施例の説明では、この操作コマンド比較部115は、操作位置予測部114が予測した操作予測位置付近に表示された操作キーを特定してから、その操作キーに割り当てられた操作コマンドの比較を行う例を説明するが、操作コマンド比較部115は、操作キーの特定を行わず、直接、操作位置予測部114が予測した操作予測位置に対応する操作コマンドを特定し、操作コマンドの比較を行うようにすることも可能である。
1つの好ましい態様では、報知制御部116は、コンテンツ比較部113により運転席画像と助手席画像のコンテンツ画像が異なると判定され、かつ、操作コマンド比較部115により操作されようとしている操作予測位置に表示されている操作キーに割り当てられた操作コマンドが運転席画像と助手席画像とで異なると判定された場合に、操作方向特定部112が特定した操作方向とは反対方向の表示画面上に、操作方向からの操作が行われようとしていることを示すメッセージを報知する。
報知制御部116が実行する報知制御は、操作方向とは反対方向である運転席画像生成部110または助手席画像生成部111に対して、所定の操作メッセージを表示させるように指示し、その指示を受けた運転席画像生成部110または助手席画像生成部111が、運転席画像または助手席画像に上記操作メッセージを重畳させ、表示出力部41に出力する。もしくは、報知制御部116が表示出力部41に対して、操作方向とは反対方向である運転席画面または助手席画面に表示させるように指示し、表示出力部41が、その反対方向の画面に対して表示させるようにしてもよい。
好ましい態様では、報知制御部116は、操作方向特定部112からの操作方向および操作位置予測部114からの操作予測位置に基づき、タッチ操作されようとしている操作キーを特定する。そして、その特定した操作キーに割り当てられた操作コマンドを特定し、その操作コマンドに関する情報を用いた操作メッセージ(例えば運転席画像に「助手席操作−チャンネル切替−」が表示)を表示させるように指示する(図4(a))。他の態様では、操作しようとしている操作キーと同じまたはその付近に存在する他の画面上の操作キーを非表示にするか(図4(b1))、その操作キーの表示形態を変形(グレーアウトやマスキングなど)する(図4(b2))ことで報知するようにしてもよい。また、単に操作方向からの操作であることを示す操作メッセージ(例えば「助手席が操作しています」)を表示させるように指示する(図4(c))ことも可能である。
また、報知制御部116による報知は、上述するようにメッセージの表示だけでなく、音声による報知を併用してもよく、また、音声に報知だけを行うようにすることも可能である。
本実施例の説明では、報知制御部116は、コンテンツ比較部113により運転席画面と助手席画面のコンテンツ画像が異なると判定され、かつ、操作コマンド比較部115により操作予測位置に表示されている操作キーに割り当てられた操作コマンドが異なると判定された場合に報知制御を実行する例を説明するが、これに限らず、操作コマンド比較部による操作コマンドの比較は行わず、コンテンツ比較部113により運転席画面と助手席画面のコンテンツ画像が異なると判定されれば、報知制御を実行するようにすることも可能である。この場合、操作位置予測部114や操作コマンド比較部115は車載ナビゲーション装置1に必ずしも必要な構成ではない。
次に、上記のように構成された実施例に係る車載ナビゲーション装置1のタッチ操作報知制御の動作を、図5を参照して説明する。
運転席画面には運転者が指示した機能に対する運転席画像が表示され、助手席画面には助手席同乗者が指示した機能に対する助手席画像が表示されているときに、運転者または助手席同乗者が、所望の操作をしようと手をデュアルビューディスプレイ40の前面に近づけると、物体検出部60がその手または指などの物体の進入を検出し、その検出信号を制御部100に出力する(ステップS101)。
操作方向特定部112は、物体検出部60からの検出信号に応答し、その操作方向(運転席側か助手席側か)を特定する(ステップS103)。
操作方向特定部112が操作方向を特定すると、続いて、コンテンツ比較部113が運転席画像生成部110から提供されるコンテンツ画像と、助手席画像生成部111から提供されるコンテンツ画像を比較する(ステップS105)。そして、コンテンツ比較部113はその比較結果を報知制御部116に提供する。
このコンテンツ比較部113の比較の結果、同じコンテンツ画像が表示されていると判断されると(ステップS107のYES)、本タッチ操作報知制御の動作を終了する。一方、コンテンツ比較部113の比較の結果、異なるコンテンツ画像が表示されていると判断されると(ステップS107のNO)、続いて、操作位置予測部114が、デュアルビューディスプレイ40の前面に進入した手や指がタッチしようとしている位置(操作予測位置)を物体検出部60からの検出信号に基づき予測する(ステップS109)。
操作位置予測部114が操作予測位置を予測すると、操作コマンド比較部115が、その操作予測位置に表示されている運転席画像の操作キーと助手席画像の操作キーを特定し、それらの操作キーに割り当てられている操作コマンドを比較し、同じであるか異なるかを判断する(ステップS111)。
操作コマンド比較部115が同じ操作コマンドであると判断すると(ステップS111のYES)、本タッチ操作報知制御の動作を終了する。一方、操作コマンド比較部115が異なる操作コマンドであると判断すると(ステップS111のNO)、報知制御部116は、ステップS103で特定した操作方向とは別の方向の画面に、操作方向からのタッチ操作であることを示す操作メッセージを表示させるように、別の方向の画像生成部(運転席画像生成部110または助手席画像生成部111のいずれか一方)に指示する。
運転席画像生成部110がその指示を受けると、運転席画像生成部110は、運転席画像にその操作メッセージを重畳させた運転席画像を生成し、表示出力部41に出力する。もしくは助手席画像生成部110がその指示を受けると、助手席画像生成部110は、助手席画像にその操作メッセージを重畳させた助手席画像を生成し、表示出力部41に出力する。そして、表示出力部41は、その提供された運転席画像を運転席画面に、またはその提供された助手席画像を助手席画面に表示させる(ステップS113)。このとき、報知制御部116は、タッチ操作がされようとしていることを音声出力部51にスピーカ50から音声出力するように指示してもよい。
そして、ユーザが操作部20のタッチパネルをタッチすると、制御部100は、その位置に配置される操作キーを特定し、特定した操作キーに対する操作コマンドを実行する。
このタッチ操作報知制御の具体例を、図6を用いて説明する。一例として、図6(a)に示すように、運転席画面には、ナビゲーション部30により生成された地図画像に、車載ナビゲーション装置1の各種機能を切り替えるメニューキーKY1と、ナビゲーション機能特有の縮尺変更キーKY2、周辺検索キーKY3などの操作キーを配置した運転席画像SC1が表示され、助手席画面には、放送受信部32により生成されたテレビ画像に、同じく車載ナビゲーション装置1の各種機能を切り替えるメニューキーKY4(KY1と同じ操作コマンドが割り当てられている)と、放送受信機能特有のチャンネル切り替えキーKY5、音量切り替えキーKY6、データ放送表示キーKY7などの操作キーを配置した助手席画像SC2が表示されている。
このような状況において、図6(b)に示すように、例えば助手席同乗者がテレビの受信チャンネルを変更しようと、助手席画像に表示されるチャンネル切り替えキーKY5のタッチ操作のため、手H1をデュアルビューディスプレイ40の前面に設けたタッチパネルに伸ばすと、物体検出部60がその手H1を検出する。そして、操作方向特定部112が、物体検出部60から提供される検出信号に基づき、助手席側から操作がされようとしていること(すなわち、操作方向が助手席側であること)を特定する。
操作方向特定部112により操作方向が助手席側であることが特定されると、コンテンツ比較部113は、運転席画像生成部110により生成された運転席画像と助手席画像生成部111により生成された助手席画像のコンテンツ画像を比較する。
このとき上述するように、運転席画像のコンテンツ画像は地図画像であり、助手席画像のコンテンツ画像はテレビ画像であるため、コンテンツ比較部113は、この2つのコンテンツ画像が異なっていると判断し、報知制御部116に提供する。
その後、図6(c)に示すように、助手席同乗者が所望の操作キー(チャンネル切り替えキーKY5)をタッチしようと、さらに手(指)H2をデュアルビューディスプレイ40の前面に設けたタッチパネルに近づけると、物体検出部60がそれを検出し、その検出信号(例えば、静電容量式タッチパネルによる静電容量の変化)を操作位置予測部114に出力する。
そして、操作位置予測部114が、提供される検出信号に基づき、助手席同乗者がタッチしようとしている位置(操作予測位置)を予測する。そして、操作位置予測部114は、予測した操作予測位置を操作コマンド比較部115に提供する。
操作コマンド比較部115は、操作予測位置が提供されると、運転席画像および助手席画像上のその操作予測位置に表示されている操作キーを特定し、それぞれ運転席画像には縮尺変更キーKY2が、助手席画像にはチャンネル切り替えキーKY5が表示されていると特定する。この縮尺変更キーKY2にはナビゲーション部30の地図表示機能の表示する地図縮尺変更操作を実行するための操作コマンドが割り当てられており、一方、チャンネル切り替えキーKY5には放送受信部32のテレビ再生機能の受信チャンネル(周波数)の切り替え操作を実行するための操作コマンドが割り当てられているため、操作コマンド比較部115は、この縮尺変更キーKY2とチャンネル切り替えキーKY5に割り当てられる操作コマンドが異なると判断し、その結果を報知制御部116に提供する。
続いて、報知制御部116は、コンテンツ比較部113により異なるコンテンツ画像が表示されていると判断され、かつ、操作コマンド比較部115により異なる操作コマンドであると判断されたため、操作方向(助手席側)とは反対方向(運転席側)の画像を生成する運転席画像生成部110に対して、助手席同乗者が助手席画面の操作をしようとしていることを示す操作メッセージMSGを表示するように、指示する。
そして、運転席画像生成部110は、その表示指示を受け、生成した運転席画像に上述する操作メッセージMSGを重畳させた運転席画像を生成し、それを表示出力部41に出力する。表示出力部41は、それをデュアルビューディスプレイ40の運転席画面に表示させ、運転者に対して図6(c)に示す運転席画面SC3が表示される。このとき、助手席画面は、テレビ画像が表示されたままとなる。
ここで、助手席同乗者がチャンネル切り替えキーKY5のタッチ操作ではなく、車載ナビゲーション装置1の機能切り替えるメニューキーKY4を操作しようとした場合、このとき、運転席画像と助手席画像のコンテンツ画像は異なるが、タッチしようとした位置(操作予測位置)に表示される操作キーは、運転席画像および助手席画像ともにメニューキーであるため、操作メッセージMSGの表示は行わない。
また、助手席同乗者がデータ放送表示キーKY7を操作しようした場合、このとき、運転席画像と助手席画像のコンテンツ画像は異なり、タッチしようとした位置(操作予測位置)に表示される操作キーは、助手席画面はデータ放送表示キーKY7であり、運転席画像は操作キーがないため、異なると判断し、操作メッセージMSGの表示を行う。
また、上述する具体例の説明では、助手席側から操作を行った例のみを説明したが、運転席側から操作が行われると、同様に助手席画面に、運転席側からの操作であることが報知される。
このようにすることで、本実施例の車載ナビゲーション装置1によれば、第1の視野方向または第2の視野方向からの操作が検出されたとき、この操作が検出された方向とは別の方向に対して、他方から操作がされようとしていることを報知するため、操作するユーザとは異なる方向の画面を見ているユーザの不安感を低減させることができる。
上述する実施例では、操作位置予測部114がタッチ操作の位置を予測した段階でそのタッチ操作を報知する例を示したが、実際にタッチしたときに表示することも可能である。この場合には、操作位置予測部114は必須ではない。
また、上述する実施例では本発明に係る電子装置を車載ナビゲーション装置1である例を説明したが、車載用に限定されるものではない。車載用でない場合は、上述する助手席からの視野方向を第1の視野方向、運転席からの視野方向を第2の視野方向に置き換えて適用させることで、車載用以外の電子装置のタッチ操作の報知制御を実現することが可能である。
さらに、上述する実施例の説明では、第1(助手席側)の視野方向と第2(運転席側)の視野方向との異なる2方向にそれぞれ所定の画面を表示することができるデュアルビューディスプレイを例に説明したが、3方向、4方向など複数方向にそれぞれ所定の画面を表示することができるマルチビューディスプレイを利用し、上述するタッチ操作の報知制御を実行することも可能である。例えば、3方向である場合、第1視野方向と第2視野方向、第2視野方向と第3視野方向、第3視野方向と第1視野方向のそれぞれに対して、上述するタッチ操作の報知制御を実行することで、3方向に対するマルチビューディスプレイに適用することができる。別の実施形態では、3方向のいずれから操作されるかを特定し、その操作方向とその他の2つの視野方向に対してコンテンツ画像の比較を行い、操作方向とコンテンツ画像が異なる視野方向に対して、タッチ操作の報知を行うようにすることで、3方向のマルチビューディスプレイに適用することも可能である。
そして、上述する実施例の説明では、物体検出部60が、運転席側からの操作であるか助手席側からの操作であるかを検出し、検出した方向(操作方向)とは他の方向に対して報知制御を行う例を説明したが、例えば、物体検出部60は助手席側からの操作がされるか否かを検出するようにしておき、物体検出部60によって手や指などの物体の進入が検出されると、助手席画像と運転席画像とのコンテンツ画像の比較や操作コマンドの比較を実行し、コンテンツ画像が異なりかつ操作コマンドが異なると判断されると、運転者に助手席同乗者による操作であることを報知するようにしてもよい。逆もまた同様である。
このようにすることで、運転者または助手席同乗者のどちらか一方に対してのみタッチ操作の報知制御を行うことができるので、最低限の制御のみを実行することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 車載ナビゲーション装置 10 GPS受信機
11 自律航法センサ 20 操作部
30 ナビゲーション部 31 オーディオ・ビジュアル部
32 放送受信部 40 デュアルビューディスプレイ
41 表示出力部 50 スピーカ
51 音声出力部 60 物体検出部
70 データメモリ 71 プログラムメモリ
100 制御部 110 運転席画像生成部
111 助手席画像生成部 112 操作方向特定部
113 コンテンツ比較部 114 操作位置予測部
115 操作コマンド比較部 116 報知制御部
KY1〜KY7 操作キー

Claims (13)

  1. 表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面へのタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知する報知手段と、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較する比較手段とを含み、
    前記報知手段は、前記比較手段により第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    を有する電子装置。
  2. 表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面へのタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知し、前記検出手段により前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知する報知手段と、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較する比較手段とを含み、
    前記報知手段は、前記比較手段により第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    を有する電子装置。
  3. 前記報知手段は、前記操作情報を表すメッセージを少なくとも画像出力または音声出力のいずれか一方により報知する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の電子装置。
  4. 前記第1および第2のコンテンツ画像には、それぞれのコンテンツ画像に対する操作コマンドを割り当てた操作キーが少なくとも1以上配置されており、
    前記検出手段は、さらに、前記タッチ操作がされる前記表示面の位置を検出し、
    前記報知手段は、前記検出手段により検出された位置に、前記第1のコンテンツ画像および前記第2のコンテンツ画像の両方に前記操作キーが配置されているとき、前記操作情報の報知を行う、
    請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の電子装置。
  5. 前記報知手段は、前記第1のコンテンツ画像の前記タッチ操作の位置にある操作キーに割り当てられた操作コマンドと、前記第2のコンテンツ画像の前記タッチ操作の位置にある操作キーに割り当てられた操作コマンドと、が異なるとき前記操作情報の報知を行う、
    請求項に記載の電子装置。
  6. 前記報知手段は、前記操作キーの表示形態を変形させる、あるいは、非表示にすることで前記操作情報の報知を行う、
    請求項または請求項のいずれかに記載の電子装置。
  7. 前記電子装置は、車両に搭載され、運転席と助手席の中間部分に設置されており、
    前記第1の視野方向は助手席側からの視野方向であり、前記第2の視野方向は運転席側からの視野方向である、
    請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の電子装置。
  8. 前記検出手段は、赤外光、超音波および電磁波による近接センサ、前記表示手段の表示面前方を撮像する撮像手段、または、静電容量式タッチパネルからなる前記入力手段のうち少なくともいずれか1からの出力信号に基づき、前記タッチ操作の方向および/または位置を検出する、
    請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の電子装置。
  9. 前記電子装置は、前記コンテンツとして、ナビゲーションコンテンツ、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、テレビコンテンツ、ラジオコンテンツのうち少なくとも2種類以上の機能を制御する、
    請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の電子装置。
  10. 表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、
    前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、
    前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出するステップと、
    前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較するステップとを含み、
    前記報知するステップは、前記比較するステップにより第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    を有する電子装置の報知方法。
  11. 表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示し、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示するステップと、
    前記表示面へのタッチ操作を受け付けるステップと、
    前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出するステップと、
    前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知し、前記検出するステップにより前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を報知するステップと、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較するステップとを含み、
    前記報知するステップは、前記比較するステップにより第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    を有する電子装置の報知方法。
  12. 表示手段、入力手段、検出手段を含む電子装置が実行する報知プログラムであって、
    前記表示手段に表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示させ、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示させるステップと、
    前記入力手段に前記表示面へのタッチ操作を受け付けさせるステップと、
    前記検出手段に前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか否かを検出させるステップと、
    前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を前記表示手段に報知するステップと、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較するステップとを含み、
    前記報知するステップは、前記比較するステップにより第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    電子装置の報知プログラム。
  13. 表示手段、入力手段、検出手段を含む電子装置が実行する報知プログラムであって、
    前記表示手段に表示面の第1の視野方向に第1のコンテンツ画像を表示させ、前記第1の視野方向とは異なる第2の視野方向に第2のコンテンツ画像を表示させるステップと、
    前記入力手段に前記表示面へのタッチ操作を受け付けさせるステップと、
    前記検出手段に前記表示面に対して、前記第1の視野方向からのタッチ操作がされるか前記第2の視野方向からのタッチ操作がされるかを検出させるステップと、
    前記検出するステップにより前記第1の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第2の視野方向に対して前記第1の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を前記表示手段に報知し、前記検出するステップにより前記第2の視野方向からのタッチ操作が検出されたとき、前記第1の視野方向に対して前記第2の視野方向からのタッチ操作がされることを示す操作情報を前記表示手段に報知するステップと、
    前記第1のコンテンツ画像と前記第2のコンテンツ画像を比較するステップとを含み、
    前記報知するステップは、前記比較するステップにより第1のコンテンツ画像が第2のコンテンツ画像と異なる比較結果が得られたとき、前記操作情報を報知する、
    電子装置の報知プログラム。
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