JP6277306B1 - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明は、既存の包装箱に対しても、容易にスリットアニメーション要素を付加することができる仕掛け部材を提供することを課題とする。
前記仕掛け部材は、前記蓋体と前記収容空間との間に配置されており、
前記スリットアニメーション手段は、スリットシートと、このスリットシートの下に重ねられる下絵シートと、を有し、前記蓋体の開閉動作に連動して前記スリットシートと前記下絵シートとが相対的にスライドするよう構成されていることを特徴とする。
また、包装容器と仕掛け部材とが独立して構成されていることにより、既存の包装箱に対しても、仕掛け部材を取付けるだけで、容易にスリットアニメーション要素を付加して本発明の包装容器を製造することができる。
このように、スリットシートと下絵シートを挟み込む中蓋シートを有することで、スリットシートと下絵シートの密着性を向上させ、スリットアニメーションのボケを防止することができる。
また、開口窓よりスリットシートを露出させていることにより、スリットアニメーションが映し出される領域(開口窓)の形状や数をデザインすることができ、演出効果を高めることができる。
このように、押上シートを設けることにより、スリットシートと下絵シートの密着性をさらに向上させることができる。
このように、中蓋シートに収容空間の深さに対応した支持片を設けることにより、仕掛け部材を収容空間上の適切な高さに位置決めすることができる。
このように、支持片を中蓋シートの周縁部に設け、支持片を収容空間の側壁に接触させることにより、中蓋シートが面内方向に移動してしまわないよう位置決めすることができる。
また、本発明は、既存の包装箱に対し、容易にスリットアニメーション要素を付加することができる仕掛け部材を提供することができる。
なお、この図1(a)に示したように、蓋体130が閉じられた状態においては、仕掛け部材200が蓋体130によって完全に覆われ、外部からは視認されないよう構成されていることが望ましい。
なお、この中蓋の大きさは、必ずしも収容空間Sの上部全体を覆う必要はなく、少なくとも一部を覆う大きさであればよい。
この留め片132は、箱体110の前壁112aに設けられた切れ込み113に係止されることで、蓋体130が開かないよう固定可能に構成されている。なお、この固定手段は一例であり、蓋体130の固定には慣用の手段を採用することができる。
なお、この仕掛け部材200は、容器本体100に固定される固定面を有しており、仕掛け部材200を容器本体100の蓋体130等に固定するだけで、本発明に係る包装容器を製造することができるよう構成されている。
また、表示シート221の屈曲部222周辺には、中蓋シート240の接続片245を通過させる通過領域224を設けてもよい。
差込片232は、表示シート221(及びスリットシート210)の両側を差し込み可能な間隔に一対形成されている。
なお、立上部231を設ける位置としては、相対する2つの差込片232よりも左右方向において中心寄りに形成されていることが望ましい。
また、第3装飾部242Aは、下側パネル242の表面側に設けられているため、中蓋シート240を持ち上げた際にも装飾が現れ、商品を演出できるよう構成されている。
接続フラップ243は、下側パネル242の一辺に沿って形成されるヒンジ部244を介して下側パネル242と回動可能に接続されている。
図5は、中蓋シート240に、スリットシート210及び押上シート230が配置・固定された状態を示している。スリットシート210は、上側パネル241の裏面側に固定され、開口窓241Aの全体を覆うよう固定されている。押上シート230は、下側パネル242の裏面側に固定され、スリットシート210の左右の両辺が差込片232に差込可能な位置に配置される。なお、各シートの固定には、両面テープや接着のり等の慣用の接着手段を用いることができる。
この時、回動フラップ223の根元(屈曲部222)は、図6に示したように、接続フラップ243の根元(ヒンジ部244)から距離D(例えば、3mm程度)だけずらした位置に接着される。また、表示シート221は、押上シート230の差込片232に差し込まれることが望ましい。
ここで上側パネル241の接続片245は、下絵シート220に設けられた通過領域224を通過して、下側パネル242の裏面側(第3装飾部242Aの裏側)に固定されている。
図9(a)は、複数の分解画像が合成された合成画像Cと、帯状の透明部211及び不透明部212が交互に配列されたスリットシート210を示している。
ここで、各分解画像(C1ないしC3)は、それぞれ幅Lの表示部Pと、幅2Lの欠け部Qを有しており、第1の分解画像C1の欠け部Qに、第2の分解画像C2及び第3の分解画像C3の表示部Pが配置されることで、合成画像Cが形成されている。
また、スリットシート210の透明部211は表示部Pに対応した幅Lを有し、不透明部212は欠け部Qに対応した幅2Lを有している。
接続フラップ243の開角度が小さい図10(a)においては、表示シート221の根元(屈曲部222)が、接続フラップ243の根元(ヒンジ部244)よりも、前側(正面側)に位置しているため、表示シート221は前側に配置されている。
ここから、接続フラップ243の開角度が大きくなるしたがって、表示シート221の根元(屈曲部222)が、接続フラップ243の根元(ヒンジ部244)よりも、後側(背面側)に移動する。その結果、表示シート221が後ろ方向へスライド移動することとなる。
また、商品を取り出すために中蓋シート240を持ち上げる際にも、表示シート221がスライド移動するため、蓋体130を開ける際と、中蓋(仕掛け部材200)を持ち上げる際に、スリットアニメーションが看者の視認されることとなる。
このように、スリットアニメーション手段を有する仕掛け部材が、包装容器の蓋体と収容空間との間に配置されていることにより、看者が収容空間から商品を取り出す際にスリットアニメーションを十分に認識させ、商品の演出を繰り返し行うことができる。
また、演出を変更したい場合には、容器本体100に取り付ける仕掛け部材200を取り換えるだけで、スリットアニメーションの演出を変更することができる。
100 容器本体
110 箱体
120 ヒンジ部
130 蓋体
200 仕掛け部材
210 スリットシート
220 下絵シート
230 押上シート
240 中蓋シート
S 収容空間
C 合成画像
C1,C2,C3 分解画像
Claims (5)
- 蓋体及び収容空間を有する容器本体と、
スリットアニメーション手段を有する仕掛け部材と、を備え、
前記仕掛け部材は、前記蓋体と前記収容空間との間に配置されており、
前記スリットアニメーション手段は、スリットシートと、このスリットシートの下に重ねられる下絵シートと、前記スリットシート及び前記下絵シートを挟み込んで密着させ前記容器本体の中蓋を形成する中蓋シートと、を有し、
前記中蓋シートは、前記スリットシートの上側に配置される上側パネルと、前記下絵シートの下側に配置される下側パネルと、を有し、
前記上側パネルには、前記スリットシートを露出させる開口窓が設けられており、
前記蓋体の開閉動作に連動して前記スリットシートと前記下絵シートとが相対的にスライドするよう構成されていることを特徴とする、包装容器。 - 前記スリットアニメーション手段は、前記下絵シートと前記下側パネルの間に設けられる押上シートをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
- 前記中蓋シートは、前記収容空間の深さに対応した長さを有する支持片をさらに有していることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の包装容器。
- 前記支持片は、前記中蓋シートの周縁部に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の包装容器。
- 請求項1〜請求項4の何れかに記載の包装容器における仕掛け部材であって、
前記容器本体に固定される固定面を有していることを特徴とする、仕掛け部材。
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Citations (5)
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JP2018203372A (ja) | 2018-12-27 |
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