JP6275299B2 - 調整可能な補助的な温度補償システム - Google Patents

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Description

本発明は、調整可能な補助的な温度補償システムに関し、特に、ばね仕掛けバランスらせん状共振器用のバランス車にマウントされたシステムに関する。
欧州特許EP1422436の文献を参照によって本明細書に組み入れる。この文献は、二酸化ケイ素で被覆されたケイ素コアを有する補償機能付きバランスばねを作る方法について説明している。この補償機能付きバランスばねは、所定の慣性を有するバランス車とともにはたらいて、前記共振器のアセンブリーに温度補償機能を提供する。
このような補償機能付きバランスばねの製造には、多くの利点があるが、いずれの製造プロセスを用いても課題がある。すなわち、バランスばねがケイ素プレートから切断されるステージには、非常に低いレベルの幾何学的なばらつきが発生し、このばらつきは、各タイプのムーブメントに対して同様な動作を提供する必要があるような補償機能付きバランスばねの場合においては、依然として無視できないほど大きい。
本発明の目的は、調整可能な温度補償機能を備えて、ばね仕掛けバランスらせん状共振器の部品の製造における差を修正するようなバランス車を提案することによって、上記の問題の一部又はすべてを緩和することである。
このために、本発明は、少なくとも1つのアームによってハブに接続されたリムを有するバランス車に関する。このバランス車は、リムによって定められる空間内においてマウントされる調整可能な補助的な温度補償システムを有し、これによって、バランス車の調整可能な温度補償を可能にする。
したがって、このことは、既に設計されている腕時計用ムーブメント用のバランス車に、調整可能な補助的な温度補償システムを適合させることができることを意味しており、これによって、各ムーブメントに固有のばらつきを個々に補償することが可能になり、これによって、例えば、補償機能付きバランスばねを単独で用いた場合よりも温度変動の影響を受けないような、ばね仕掛けバランスらせん状共振器を作ることができる。この結果、調整可能な補助的な温度補償システムは、補償アセンブリーの一部を形成せず、基礎的な調整を精緻化する手段を提供する。
本発明の他の有利な実施形態によると、以下の特徴を有する。
− 調整可能な補助的な温度補償システムは、前記少なくとも1つのアーム、又はバランス車のハブやリムにマウントされる。
− 調整可能な補助的な温度補償システムは、ハブとリムの間の調整可能な位置合わせ手段を有する固定用デバイスを有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システムの影響を調整する。
− 調整可能な位置合わせ手段には、半径方向の空欠部があり、これによって、ハブとリムの間の位置を選択することが可能になる。
− 固定用デバイスは、さらに、調整可能な補助的な温度補償システムの影響を調整するために調整可能な方向決め手段を有する。
− 調整可能な補助的な温度補償システムは、少なくとも1つの第1の細長材と少なくとも1つの第2の細長材を有するバイメタル細長材デバイスを有し、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材がそれぞれ、異なる膨脹係数を有し、バイメタル細長材デバイスの曲がりが温度の関数として変わることを確実にするように互いに接合するように構成している。
− 前記少なくとも1つの第1の細長材は、ケイ素ベースの材料である。
− 前記少なくとも1つの第2の細長材は、金属ベースの材料である。
− 周囲温度と周囲圧力の条件の下で、バイメタル細長材デバイスは、曲がったバンドを形成する。
− バイメタル細長材デバイスは、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材の1つの端と一体化されたブロックを有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システムの影響を増加させることが可能になる。
− 調整可能な補助的な温度補償システムは、さらに、バイメタル細長材デバイスの重さを補償するために釣り合いおもりを有する。
− バランス車は、複数の調整可能な補助的な温度補償システムを有する。
さらに、本発明は、前の実施形態の1つに係るバランス車に接続されている補償機能付きバランスばねを有する共振器に関する。
添付図面を参照しながら、例として与えられ決して限定的なリストではない以下の説明を読むことによって、他の特定の特徴及び利点が明らかになるであろう。
本発明に係る腕時計用ムーブメントの部分的な部分分解斜視図である。 本発明に係る調整可能な補助的な温度補償システムの実施形態の1つを示している平面図である。 本発明に係る調整可能な補助的な温度補償システムの実施形態の1つを示している平面図である。 本発明に係る調整可能な補助的な温度補償システムの実施形態の1つを示している平面図である。 本発明に係る調整可能な補助的な温度補償システムの第2の実施形態に対する代替実施形態の1つを示している平面図である。 本発明に係る調整可能な補助的な温度補償システムの第2の実施形態に対する代替実施形態の1つを示している平面図である。
図1に示すように、二酸化ケイ素をコーティングしたケイ素タイプの補償機能付きバランスばね3を有する共振器1は、所定の慣性を有するバランス車5とともにはたらき、機械式腕時計製造の分野において先例がないような温度補償を提供している。
しかし、製造における変動性や補償機能付きバランスばねが必ずしも二酸化ケイ素をコーティングしたケイ素タイプではないことによって、出願人は、調整する手法を探索するようになった。このようにして、±0.5s・j-1・0-1の範囲にわたって共振器の熱係数を調整するために調整可能な補助的な温度補償システムの必要性があり、これを既存の腕時計用ムーブメントに適合させることができるようにする必要性があることが明らかになっている。
このように、本発明は、少なくとも1つのアームによってハブに接続されたカットされていないリムを有する標準的なバランス車を変更することを提案するものである。本発明によると、バランス車は、好ましいことに、カットされていないリムによって定められる空間内において又はリムの非常に近くに、マウントされる調整可能な補助的な温度補償システムを有しており、これによって、バランス車の調整可能な温度補償が可能になる。
したがって、このことは、この調整可能な補助的な温度補償システムによって、各運動の熱係数を個々に調整して、これによって、ばね仕掛けバランスらせん状共振器を、補償機能付きバランスばね単独の場合よりも温度変動に対する感受性をさらに小さくすることができることを意味している。この結果、この調整可能な補助的な温度補償システムは、補償アセンブリーの一部を形成せず、基礎的な調整を精緻化する手段を提供する。
図2に示す第1の実施形態によると、バランス車15は、調整ねじ16を装備しているリム14を有しており、このリム14は、4つのアーム12によってハブ11に接続されている。バランス車15は、好ましいことに、リム14によって定められる空間内で、すなわち、リム14の内径によって定められる空間内で、又はリムの非常に近くで、マウントされた、調整可能な補助的な温度補償システム13を有しており、これによって、同じ体積/同じ寸法構成内において、バランス車15の温度補償を調整することが可能になる。
目標は、所定の手法で温度変動の関数としたバランス車15の慣性の変化を調整することを可能にして、ばね仕掛けバランスらせん状共振器1の部品の製造における差を修正することであることは明らかである。
図2に示す第1の実施形態において、調整可能な補助的な温度補償システム13は、バランス車15のアーム12の1つにマウントされる。
このために、調整可能な補助的な温度補償システム13は、この調整可能な補助的な温度補償システム13の影響を調整するためにハブ11とリム14の間に調整可能な位置合わせ手段を有する固定用デバイス19を有する。図2に示す例において、調整可能な位置合わせ手段には、半径方向の空欠部18があり、これによって、ハブ11とリム14の間の並進運動Tに補助されて、バランス車15の半径方向に沿った位置を選択することができる。
また、固定用デバイス19は、調整可能な補助的な温度補償システム13の影響を調整する方法をさらに最適化するために、調整可能な方向決め手段を有する。図2における例において、調整可能な方向決め手段は、半径方向の空欠部18にマウントされた回転軸22を有する。この回転軸22によって、調整可能な補助的な温度補償システム13の基礎17の回転Rによって、バランス車15のアーム12に対する当該調整可能な方向決め手段の角度の選択が可能になる。この回転Rは、例えば、切り込み20を利用する。
図2に示す第1の実施形態によると、調整可能な補助的な温度補償システム13は、バイメタル細長材デバイス21を有する。このバイメタル細長材デバイス21は、基礎17と一体化された部品を形成し、少なくとも1つの第1の細長材23と少なくとも1つの第2の細長材25を有する。前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材23、25はそれぞれ、異なる膨脹係数を有し、温度の関数としてバイメタル細長材デバイス21の曲がりが変わることを確実にするように互いに接合して取り付けられる。
また、バイメタル細長材デバイス21は、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材23、25の1つの端と一体化されているブロック24を有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システム13の影響を増加させることが可能になる。
したがって、アームにおける半径方向の空欠部18における調整可能な補助的な温度補償システム13の並進運動T及び回転Rを調整することによって、温度変動の関数としたバランス車15の慣性の所定の調整を選択することができる。
もちろん、本発明は、図示した例に制限されず、当業者に明らかな様々な代替構成及び改変構成がある。具体的には、バランス車15が、複数の調整可能な補助的な温度補償システム13を有していたり、及び/又は第2の実施形態のために説明したように、調整可能な補助的な温度補償システム13のそれぞれに対して釣り合いおもりを用いたりすることができる。また、バランス車は、異なる幾何学的構成を有することができる。例えば、アームの数を少なくしたり多くしたり、カットされたリムを用いたり、複数の曲がったローブによって形成されるリムを用いたりすることができる。最後に、調整可能な補助的な温度補償システム13をそれぞれ、熱係数のための調整の必要な範囲に応じてバイメタル細長材デバイス21及び/又はブロック24及び/又は固定デバイス19のために用いられる材料又は幾何学的構成に対して適合させることができる。
図3に示す第2の実施形態によると、バランス車35は、調整ねじ36を装備しているリム34を有しており、このリム34は、4つのアーム32によってハブ31に接続されている。本発明によると、バランス車35は、好ましいことに、リム34によって定められる空間、すなわち、リム34の内径によって定められる体積、においてマウントされる調整可能な補助的な温度補償システム33を有し、これによって、バランス車35の温度補償を調整することが可能になる。
目標は、所定の手法で温度変動の関数としたバランス車35の慣性の変化を調整して、ばね仕掛けバランスらせん状共振器1の部品の製造における差を修正することを可能にすることであることは明らかである。
図3に示す第2の実施形態において、調整可能な補助的な温度補償システム33は、2つの足部46を用いてバランス車35のハブ31にマウントされる。
このために、調整可能な補助的な温度補償システム33は、調整可能な補助的な温度補償システム33の影響を調整するためにハブ31とリム34の間に調整可能な位置合わせ手段を有する固定用デバイス39を有する。図3に示す例において、調整可能な位置合わせ手段には、2つの足部46の間に半径方向の空欠部38があり、これによって、ハブ31とリム34の間の並進運動Tによってバランス車35の半径に沿った位置を選択することが可能になる。
また、固定用デバイス39は、調整可能な補助的な温度補償システム33の影響を調整する方法をさらに最適化するために調整可能な方向決め手段を有する。図3における例において、調整可能な方向決め手段は、足部46の間の半径方向の空欠部38にマウントされる回転軸42を有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システム33の基礎37の回転Rによって足部46に対する角度を選択することが可能になる。これには、例えば、切り込み40を用いる。
図3に示す第2の実施形態によると、調整可能な補助的な温度補償システム33は、基礎37と一体化された部品を形成するバイメタル細長材デバイス41を有する。このバイメタル細長材デバイス41は、少なくとも1つの第1の細長材43と少なくとも1つの第2の細長材45を有する。前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材43、45はそれぞれ、異なる膨脹係数を有し、バイメタル細長材デバイス41の曲がりが温度の関数として変わることを確実にするように互いに接合するように構成している。
また、バイメタル細長材デバイス41は、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材43、45の1つの端と一体化されたブロック44を有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システム33の影響を増加させることが可能になる。
したがって、足部46の半径方向の空欠部38内における調整可能な補助的な温度補償システム33の並進運動T及び回転Rを調整することによって、温度変動の関数としたバランス車35の慣性の所定の調整を選択することができる。
もちろん、本発明は、図示した例に制限されず、当業者に明らかな様々な代替構成及び改変構成がある。具体的には、バランス車は、異なる幾何学的構成を有することができる。例えば、アームの数が少なくても多くてもよく、カットされたリムであっても複数の曲がったローブによって形成されるリムであってもよい。さらに、調整可能な補助的な温度補償システム33をそれぞれ、バイメタル細長材デバイス41及び/又はブロック44及び/又は固定デバイス39のために用いられる材料又は幾何学的構成に対して、熱係数のための必要な調整範囲に応じて、適合させることができる。
さらに、第2の実施形態の第1の代替実施形態によると、バランス車35’は、バランス車35’をバランスさせるために、複数の調整可能な補助的な温度補償システム331、332を有することができる。したがって、図5に示すように、バランス車35’は、ハブ31に対して対称的に構成している2つの調整可能な補助的な温度補償システム331、332を有する。
したがって、関連づけられた足部461、462の半径方向の空欠部381、382内において各調整可能な補助的な温度補償システム331、332の並進運動T1、T2及び回転R1、R2を調整することによって、図3に示す例におけるよりも良いバランスの結果を達成しつつ、温度変動の関数としたバランス車35’の慣性の所定の調整を選択することができる。
最後に、第2の実施形態の第2の代替実施形態によると、バランス車35”は、さらに、各調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’の重心が回転R1、R2にかかわらず、23℃のような所定温度において実質的に不動であるように、各調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’に対して釣り合いおもり471、472を有することができる。
したがって、第2の実施形態の第1の代替実施形態と第2の代替実施形態を組み合わせている図6に示す例において、バランス車35”は、ハブ31に対して対称的に構成している2つの調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’を有する。調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’はそれぞれ、2つの足部461、462によってバランス車35”のハブ31内にマウントされている。図6に示すように、釣り合いおもり471、472は、各基礎371、372と一体化された部品を形成する。これによって、各調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’が回転R1、R2をするときに、バイメタル細長材アセンブリー461、462−ブロック441、442の重さを補償する。
これを行うために、調整可能な補助的な温度補償システム331、332はそれぞれ、2つの足部461、462の間に半径方向の空欠部381、382を備える調整可能な位置合わせ手段を有する固定用デバイス391、392を有し、これによって、ハブ31とリム34の間の並進運動T1、T2によってバランス車35”に沿った位置を選択することができる。このように、調整可能な補助的な温度補償システム331、332がバランス車35”の回転軸に対して固定された作動半径を有するが、これは回転時には、摩擦は発生するが自由であることは明らかである。
また、固定用デバイス391、392は、足部461、462の間の半径方向の空欠部381、382内においてマウントされる回転軸421、422を有する調整可能な方向決め手段を有し、これによって、調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’の基礎371、372の回転R1、R2によって、足部461、462に対する角度を選択することができる。
したがって、関連づけられた足部461、462の半径方向の空欠部381、382内における各調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’の並進運動T1、T2及び回転R1、R2を調整することによって、より良いバランスの結果を達成し、調整可能な補助的な温度補償システム331’、332’の重心が図3に示す例と比較して実質的に不動のままに維持することを確実にしつつ、温度変動の関数としたバランス車35”の慣性の所定の調整を選択することができる。
図4に示す第3の実施形態によると、バランス車55は、調整ねじ56を装備しているリム54を有し、このリム54は、4つのアーム52によってハブ51に接続されている。本発明によると、バランス車55は、好ましいことに、リム54によって定められる空間、すなわち、リム54の内径によって定められる体積、においてマウントされた、調整可能な補助的な温度補償システム53を有し、これによって、バランス車55の温度補償を調整することが可能になる。
目標は、所定の手法で温度変動の関数としたバランス車55の慣性の変化を調整して、ばね仕掛けバランスらせん状共振器1の部品の製造における差を修正することを可能にすることであることは明らかである。
図4に示す第3の実施形態において、調整可能な補助的な温度補償システム53は、2つの足部66を用いてバランス車55のハブ51にマウントされる。
このために、調整可能な補助的な温度補償システム53は、調整可能な補助的な温度補償システム53の影響を調整するためにハブ51とリム54の間の調整可能な位置合わせ手段を有する固定用デバイス59を有する。図4に示す例において、調整可能な位置合わせ手段には、2つの足部66の間に半径方向の空欠部58があり、これによって、ハブ51とリム54の間の並進運動Tによってバランス車55の半径に沿った位置を選択することが可能になる。
さらに、固定用デバイス59は、調整可能な補助的な温度補償システム53の影響を調整する方法をさらに最適化するために調整可能な方向決め手段を有する。図4における例において、調整可能な方向決め手段は、足66の間の半径方向の空欠部58にマウントされる回転軸62を有する。これによって、調整可能な補助的な温度補償システム53の基礎57の回転Rによって足66に対する角度を選択することが可能になる。これには、例えば、切り込み60を用いる。
図4に示す第3の実施形態によると、調整可能な補助的な温度補償システム53は、バイメタル細長材デバイス61を有する。このバイメタル細長材デバイス61は、基礎57と一体化された部品を形成し、少なくとも1つの第1の細長材63と少なくとも1つの第2の細長材65を有する。この少なくとも1つの第1の細長材と少なくとも1つの第2の細長材63、65はそれぞれ、異なる膨脹係数を有し、バイメタル細長材デバイス61の曲がりが温度の関数として変わることを確実にするように互いに接合するように構成している。
また、バイメタル細長材デバイス61は、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材63、65の1つの端と一体化されたブロック64を有する。これによって、調整可能な補助的な温度補償システム53の影響を増加させることが可能になる。
したがって、足66の半径方向の空欠部58内における調整可能な補助的な温度補償システム53の並進運動T及び回転Rを調整することによって、温度変動の関数としたバランス車55の慣性の所定の調整を選択することができる。
もちろん、本発明は、図示した例に制限されず、当業者に明らかな様々な代替構成及び改変構成がある。具体的には、バランス車55は、複数の調整可能な補助的な温度補償システム53を有することができ、及び/又は第2の実施形態のために上で説明したように各調整可能な補助的な温度補償システム53に対して釣り合いおもりを用いることができる。バランス車は、異なる幾何学的構成を有することができる。例えば、アームの数が少なくても多くてもよく、カットされたリムであっても複数の曲がったローブによって形成されるリムであってもよい。最後に、調整可能な補助的な温度補償システム53をそれぞれ、バイメタル細長材デバイス61及び/又はブロック64及び/又は固定デバイス59のために用いられる材料又は幾何学的構成に対して、熱係数のための必要な調整の範囲に応じて、適合させることができる。
バイメタル細長材デバイスは、バランス車の各実施形態の温度変動を感知しなければならない。本発明に係るバイメタル細長材デバイスは、好ましくは、ケイ素ベースの少なくとも1つの第1の細長材及び金属ベースの少なくとも1つの第2の細長材を有する。
前記ケイ素ベースの少なくとも1つの第1の細長材は、単結晶ケイ素、ドープされた単結晶ケイ素、多結晶ケイ素、ドープされた多結晶ケイ素、多孔性ケイ素、酸化ケイ素、石英、シリカ、窒化ケイ素又は炭化ケイ素を有することができる。もちろん、ケイ素ベースの材料が結晶相にある場合、いずれの結晶配向をも用いることができる。
さらに、前記金属ベースの少なくとも1つの第2の細長材は、銀及び/又はマグネシウム及び/又は鉛及び/又はタリウム及び/又はニッケル及び/又は銅及び/又は亜鉛及び/又は金及び/又はアルミニウム及び/又はインジウム及び/又は硬質ゴムを有することができる。
本発明によると、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材は、バイメタル細長材デバイスの曲がりが温度の関数として変わることを確実にするように互いに接合するように構成している。実際に、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材によって形成されるバンドは、温度が上昇するにしたがって膨脹係数が最も低い側に曲がる。
また、このことは、具体的には、バイメタル細長材デバイスが、単一の第2の細長材に付着することができるように構成している複数の第1の細長材を有することができること、又は代わりに、複数の第2の細長材が、単一の第1の細長材に付着することができることを意味している。
上記の実施形態の場合には、バイメタル細長材デバイスの膨脹係数の必要な差は、約10〜30×10-6 -1であり、バイメタル細長材デバイスは、磁場の影響が低いことが好ましい。単結晶ケイ素とニッケル/リン合金の組み合わせは、嗜好性に基づいて用いられている。もちろん、金のような他の合金も、直流電気式の成長技術によって用いることができる。また、銅合金や非磁性鋼のような比較的古典的な手法で機械加工された部品上にケイ素ベースの部品を組み立てることも考えることができる。
このようにして、単結晶ケイ素は、25℃における線膨張係数αが約2.5×10-6-1であり、これに対して、金属又は金属合金は、一般的に、25℃における線膨張係数が実質的に13〜32×10-6-1である。このように、バイメタル細長材デバイスの膨脹係数の差が高い温度感受性に結びつくことは明らかである。
本発明によると、25℃の温度及び100kPaの圧力に対応する周囲温度と周囲圧力の条件(ATPC)の下で、バイメタル細長材デバイスは、好ましくは、曲がったバンドを形成する。
上記の第1及び第2の実施形態に示すように、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材は、相互ロックによって互いに接合する。このように、相互ロック手段を、溝−フックのアセンブリー又は切り込み−リブのアセンブリーによって形成することができる。
もちろん、前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材を、付加的又は代替的な選択肢として、接着剤を使用したり、電気鋳造をしたりすることによって、互いに接合することができる。
もちろん、本発明は、図示した例に制限されず、当業者に明らかな様々な代替構成及び改変構成がある。具体的には、各基礎17、37、371、372、57及び各ブロック24、44、441、442、64の間で、複数の同一又は異なるバイメタル細長材デバイス21、41、411、412、61を分布させることができる。
また、各ブロック24、44、441、442、64の代わりに、調整ねじ16、36、56と同様な形態、すなわち、前記細長材にねじ込む形態で、前記少なくとも1つの第1の細長材及び/又は前記少なくとも1つの第2の細長材の1つの自由端に固定された重量体を用いることができる。このように、第3の材料によって重量体を形成することができる。この第3の材料は、例えば、第1の細長材と第2の細長材の最初の2つの材料よりも密度が高いことができる。
最後に、上で説明したように、調整可能な補助的な温度補償システムを、アーム又はバランス車のハブにマウントすることができる。しかし、代わりに、バランス車のリム上、すなわち、バランス車のリムの内径又は外径上に、調整可能な補助的な温度補償システムをマウントしても構わない。
1 共振器
3 補償機能付きバランスばね
5、15、35、35’、35”、55 バランス車
11、31、51 ハブ
12、32、52 アーム
13、33、331、332、331’、332’、53 温度補償システム
14、34、54 リム
16、36、56 調整ねじ
17、37、371、372、57 基礎
18、38、58 空欠部
19、39、59 固定用デバイス
20、40、60 切り込み
21、41、411、412、61 バイメタル細長材デバイス
22 回転軸
23、25、43、45、63、65 細長材
24、44、441、442、64 ブロック

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのアーム(12、32、52)によってハブ(11、31、51)に接続されたリム(14、34、54)を有するバランス車(5、15、35、35’、35”、55)であって、
    当該バランス車(5、15、35、35’、35”、55)は、前記リム(14、34、54)によって定められる空間内においてマウントされた調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)を有し、
    前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)の温度補償を調整するように構成しており、
    前記温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、少なくとも1つの第1の細長材と少なくとも1つの第2の細長材を有するバイメタル細長材デバイスと、
    前記バイメタル細長材デバイスの第1の端と一体化された部品を形成する固定用デバイスと、
    前記バイメタル細長材デバイスの第2の端と一体化された部品を形成するブロックとを有し、
    前記少なくとも1つの第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材はそれぞれ、異なる膨脹係数を有し、
    前記バイメタル細長材デバイスの曲がりが温度の関数として変わることを確実にするように互いに接合しており、
    前記バイメタル細長材デバイスは、第1の端と第2の端の間に延在しており、
    前記固定用デバイスは、前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)の前記少なくとも1つのアーム(12、32、52)に対する前記温度補償システムの方向を変えるように構成している調整可能な方向決め手段を有する
    ことを特徴とするバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  2. 前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)の前記少なくとも1つのアーム(12、32、52)にマウントされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  3. 前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)の前記ハブ(11、31、51)にマウントされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  4. 前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)の前記リム(14、34、54)にマウントされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  5. 前記固定用デバイスは、前記ハブ(11、31、51)と前記リム(14、34、54)の間に調整可能な位置合わせ手段を有し、これによって、前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)の影響を調整することが可能になり、
    前記調整可能な位置合わせ手段は、前記ハブ(11、31、51)と前記バイメタル細長材デバイスの前記第1の端との間の半径方向の距離を変えるように構成している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  6. 前記調整可能な位置合わせ手段には、半径方向の空欠部があり、これによって、前記ハブ(11、31、51)と前記リム(14、34、54)の間の位置を選択することが可能になる
    ことを特徴とする請求項5に記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  7. 前記少なくとも1つの第1の細長材は、ケイ素ベースの材料である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  8. 前記少なくとも1つの第2の細長材は、金属ベースの材料である
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  9. 前記バイメタル細長材デバイスは、周囲温度と周囲圧力の条件の下で、曲がったバンドを形成する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  10. 前記ブロックは、前記少なくとも第1の細長材と前記少なくとも1つの第2の細長材の端のうちの1つと一体化された部品を形成しており、これによって、前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)の影響を増加させる
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  11. 前記調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)は、さらに、前記バイメタル細長材デバイスの重さを補償するために釣り合いおもりを有する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  12. 前記バランス車(5、15、35、35’、35”、55)は、複数の調整可能な補助的な温度補償システム(13、33、331、332、331’、332’、53)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)。
  13. 前記ブロックは、前記バイメタル細長材デバイスの長手方向と交差する方向に延在しており、曲がっている
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のバランス車。
  14. 前記ブロックは、前記バイメタル細長材デバイスの一方の側において2つの突き出ている部分を有する
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のバランス車。
  15. 補償機能付きバランスばね(3)を有する共振器(1)であって、
    前記補償機能付きバランスばね(3)は、請求項1〜14のいずれかに記載のバランス車(5、15、35、35’、35”、55)に接続されている
    ことを特徴とする共振器(1)。
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